JP4697084B2 - ステッピングモーター用小型マウント - Google Patents

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Description

本発明は、防振部材として用いられる小型マウントに関するものであり、OA機器に内蔵されるステッピングモーターの振動制御用(ステッピングモーター用)として用いられる小型マウントに関するものである。
OA機器の多様化に伴い、フィードバック制御が不用で、低速・高トルク、始動・停止の信頼性が高いステッピングモーターが、OA機器における光学系機構や用紙の自動処理機構に使用されるようになり、需要が伸びてきている。それに伴い、モーターの構造上発生する振動を制御するためのモーターマウントの需要も増加している。このようなモーターマウントとしては、従来では、2枚の金属板(金具)の間にゴム材を挟み、金属板とゴム材とを接着剤で貼着してなる、金属板/接着剤/ゴム材/接着剤/金属板の積層構造を有する小型マウントが用いられてきた。
しかしながら、上記のような従来の小型マウントは、金属部材を構成要素としているため、軽量化がしにくく、しかも、金属部材は、高度の寸法精度を出すのが難しく、錆対策(防錆処理)も必要となるため、小型マウントの製造コストが割高となるという難点がある。また、上記小型マウントは、その製造工程において、接着剤を塗布する作業を要するため、その分だけ製造工程が煩雑となり、また接着材料費もかさむという問題も生じている。
これらの問題を解決するため、例えば、2枚の変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)基板の間にSBR系ゴムを介在させ、同時一体成形してなるステッピングモーター用防振ゴムが、近年、提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記提案に係るステッピングモーター用防振ゴムは、金属部材に代えて樹脂部材(変性PPE基板)を用いているため、先に述べたような金属部材を構成要素とすることによる問題が解消されている。しかも、上記提案のステッピングモーター用防振ゴムは、接着剤を使用せずに複合一体化されているため、接着剤の塗布工程等も要しない。
一方、本出願人も、2枚のポリアミド樹脂基板の間に防振ゴム層を介在させてなるステッピングモーター用防振ゴムを既に提案しており、その防振ゴム組成物には、ジエン系ゴム等に特定の接着剤成分(レゾルシノール系化合物とメラミン系樹脂)を配合したものを用いている(特許文献2)。
特開平5−168193号公報 特開2003−97644公報
しかしながら、上記特許文献1に提案のステッピングモーター用防振ゴムは、その構成要素である変性PPE基板が、剛性強度が弱く、耐油性にも劣るため、使用環境による制限を受けやすいといった難点がある。しかも、基板の形成材料である変性PPEが、材料単価が高く、また溶融粘度が高いために加工性も悪いという難点もある。そして、上記変性PPE基板とSBR系ゴムとの接着力は、SBR系ゴム中のスチレンが、変性PPE基板上に拡散して得られるものである。したがって、SBR系のゴムしか使うことができず、設計自由度が小さい。さらにこの接着力は、環境依存性が高く、例えば、上記提案のステッピングモーター用防振ゴムを湿熱条件下で使用すると、上記接着力が低下し、変性PPE基板からゴムが剥がれる(界面剥離する)等の問題も生じる。
これに対し、上記特許文献2に提案のステッピングモーター用防振ゴムは、ポリアミド樹脂基板を用いているため、材料単価が低コストで、充分な剛性強度を有する。また、防振ゴム組成物中の接着剤成分(レゾルシノール系化合物とメラミン系樹脂)の作用により、ポリアミド樹脂基板と防振ゴム層との接着性も良好である。しかしながら、上記のように接着剤成分がレゾルシノール系化合物とメラミン系樹脂のみでは、防振ゴム層の加硫成形時におけるゴム/ポリアミド樹脂基板界面の密着性にばらつきが生じやすいといった問題が起こりやすく、この点においては未だ改良の余地がある。特に、量産性等を検討すると、高温・短時間(およそ180℃×10分程度)加硫を要するが、このようにした場合、上記密着性のばらつきが、より顕著となる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、軽量で、かつ製造コストが安価であり、基板と防振ゴム層との界面の密着性にばらつきがなく、湿熱条件下で使用した場合であっても界面剥離を生じないステッピングモーター用小型マウントの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のステッピングモーター用小型マウントは、2層のポリアミド樹脂層の間に防振ゴム層が介在している小型マウントであって、上記防振ゴム層が、下記の(A)〜(E)を必須成分とするゴム組成物の加硫物からなり、ポリアミド樹脂層と化学的接着しているという構成をとる。
(A)ジエン系ゴムまたはメチレン基を有するゴム。
(B)加硫剤。
(C)レゾルシノール系化合物。
(D)メラミン系樹脂。
(E)1,2ビニル量が55〜90重量%の液状ポリブタジエン。
すなわち、本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究を重ねた。すなわち、本出願人が既に提案している特開2003−97644に開示の技術を基礎とし、その防振ゴム層の加硫成形時におけるゴム/ポリアミド樹脂基板界面の密着性にばらつきをなくすために、研究を重ねた。その結果、防振ゴム組成物として、上記(A)〜(D)成分に加え、1,2ビニル量が55〜90重量%の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕を配合したところ、その防振ゴム組成物の加硫(架橋)反応による接着(化学的接着)により、上記のような密着性のばらつきが改善され、所期の目的が達成されることを突き止め、本発明に到達した。
ここで、上記のような密着性のばらつきが、特定の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕の配合により改善された理由としては、以下のように推測される。すなわち、上記防振ゴム組成物の加硫によって得られるポリアミド樹脂基板への接着性は、主に、防振ゴム組成物中のレゾルシノール系化合物が架橋剤として作用し、メラミン系樹脂が架橋助剤として作用することにより得られるのであるが、これに上記(E)成分を加えると、そのポリブタジエンの二重結合が接着架橋に関与し、しかもその1.2−ビニル基が特定量であるために高い反応性が得られ、ゴム/樹脂基板の接着性が一層高められたものと考えられる。また、上記(E)成分が液状で接触面積を広く取り得ることに起因し、ゴム/樹脂基板の密着性を向上させることができたものとも考えられる。しかも、上記のように特定の液状ポリブタジエンを併用することにより、圧縮永久歪みも向上する。
以上のように、本発明のステッピングモーター用小型マウントは、2層のポリアミド樹脂層の間に防振ゴム層が介在しており、この防振ゴム層が、レゾルシノール系化合物およびメラミン系樹脂とともに特定の液状ポリブタジエンを含有する特殊なゴム組成物からなっていて、ポリアミド樹脂層と化学的接着している。そのため、ゴム/ポリアミド樹脂界面の密着性にばらつきがなく、例えば、湿熱条件下であっても接着力を維持することができ、過酷な条件下での使用に耐え得るようになる。また、特に、接着剤を使用しなくてもよくなるため、接着剤の不要化、接着剤塗布工程の不要化により、製造コストを大幅に下げることが可能となる。さらに、上記防振ゴム層の圧縮永久歪みも良好となり、その結果、本発明品はステッピングモーター用小型マウントとして優れた性能を発揮することができる。また、本発明の小型マウントは、従来の金属系材料に代えてポリアミド樹脂を用いているため、材料コストが安価であり、錆の問題も生じず、軽量化もなされ、しかも複雑な形状の成形が可能となり、例えば、マウントのモーターやシャーシへのワンタッチ取り付けも実現できるようになる。
そして、上記防振ゴム組成物において、その液状ポリブタジエンの割合が特定の範囲内に設定されているときには、ゴム/ポリアミド樹脂界面の密着性が、より優れるようになる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明のステッピングモーター用小型マウント(以下、「小型マウント」と略す)の一例を、図1に基づいて説明する。この小型マウントは、2層のポリアミド樹脂層1の間に防振ゴム層2が介在され構成されている。そして、上記防振ゴム層2が、特殊なゴム組成物の加硫物からなり、そのゴム組成物の架橋反応による接着(化学的接着)により、2層のポリアミド樹脂層1と一体化しているという構成をとる。
上記特殊なゴム組成物は、特定のゴム〔(A)成分〕と、加硫剤〔(B)成分〕と、レゾルシノール系化合物〔(C)成分〕と、メラミン系樹脂〔(D)成分〕と、1,2ビニル量が55〜90重量%の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕とを用いて得ることができる。
上記特定のゴム〔(A)成分〕としては、ジエン系ゴムまたはメチレン基を有するゴムが用いられる。上記ジエン系ゴムとしては、特に限定されるものではなく、具体的には、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),天然ゴム(NR),ブタジエンゴム(BR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),イソプレンゴム(IR),アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),クロロプレンゴム(CR),ブチルゴム(IIR),塩素化ブチルゴム(Cl−IIR),臭素化ブチルゴム(Br−IIR)等があげられる。また、上記メチレン基を有するゴムとしては、具体的には、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),エチレン−プロピレンゴム(EPM),水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(H−NBR),アクリルゴム(ACM),ヒドリンゴム(ECO,CO),ウレタンゴム,水素添加スチレン−ブタジエンゴム(H−SBR),シリコーンゴム(Q),ビニル基含有シリコーンゴム(VMQ),フロロシリコーンゴム(FVMQ),フッ素ゴム(FKM)等があげられる。なかでも、強度、耐油性、耐熱性等の観点から、EPDM,NR,NBR,H−NBRが好ましい。
上記特定のゴム〔(A)成分〕とともに用いられる加硫剤〔(B)成分〕としては、例えば、硫黄、塩化硫黄等の硫黄系加硫剤や、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジベンゾイルペルオキシヘキサン、n−ブチル−4,4′−ジ−t−ブチルペルオキシバレレート、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルペルオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルペルオキシ−ジイソプロピルベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシヘキシン−3、1,3ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソ−プロピル)ベンゼン等の過酸化物加硫剤があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。なかでも、硫黄、ジクミルパーオキサイドが好適に用いられる。
そして、上記(A)成分のゴムが、NR,BR,SBR,IR,NBRからなる群から選ばれた少なくとも一つであり、かつ上記(B)成分の加硫剤が硫黄系加硫剤である場合、架橋反応がより円滑に進むことによって、防振ゴム層2とポリアミド樹脂層1との接着力が向上し、より強固に一体化されるようになるため、好ましい。他方、上記(A)成分のゴムが、EPDM,EPM,H−NBRからなる群から選ばれた少なくとも一つであり、かつ上記(B)成分の加硫剤が過酸化物加硫剤である場合も、架橋反応がより円滑に進むことによって、防振ゴム層2とポリアミド樹脂層1との接着力が向上し、より強固に一体化されるようになるため、好ましい。
上記加硫剤〔(B)成分〕の配合割合は、上記特定のゴム〔(A)成分〕100重量部(以下「部」と略す)に対して、0.5〜10部の範囲が好ましい。すなわち、(B)成分が0.5部未満であると、架橋密度が低いため圧縮永久歪みが大きくなり、また接着性も低く、逆に(B)成分が10部を超えると、架橋密度が高くなりすぎ、耐久性も低下する傾向がみられるからである。
上記(A)成分および(B)成分とともに用いられるレゾルシノール系化合物〔(C)成分〕としては、特に限定はなく、例えば、変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン、レゾルシン・ホルムアルデヒド(RF)樹脂等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、低揮発性、低吸湿性、ゴムとの相溶性が優れる点で、変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂が好適に用いられる。
上記変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂としては、例えば、下記の一般式(1)〜(3)で表されるものがあげられる。このなかでも、下記の一般式(1)で表されるものが特に好ましい。
Figure 0004697084
Figure 0004697084
Figure 0004697084
上記レゾルシノール系化合物〔(C)成分〕の配合割合は、上記特定のゴム〔(A)成分〕100部に対して、0.1〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5部である。すなわち、(C)成分が0.1部未満であると、ポリアミド樹脂との接着性に劣り、逆に(C)成分が10部を超えると、ゴムの物性が低下する傾向がみられるからである。
上記(A)〜(C)成分とともに用いられるメラミン系樹脂〔(D)成分〕としては、主に架橋助剤として作用し、ホルムアルデヒドを供与しうるものであれば特に限定はなく、例えば、ホルムアルデヒド・メラミン重合物のメチル化物、ヘキサメチレンテトラミン等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、低揮発性、低吸湿性、ゴムとの相溶性が優れる点で、ホルムアルデヒド・メラミン重合物のメチル化物が好適に用いられる。これらは、加硫工程等の加熱下において分解し、ホルムアルデヒドを系に供給する。
上記ホルムアルデヒド・メラミン重合物のメチル化物としては、例えば、下記の一般式(4)で表されるものが好適に用いられる。
Figure 0004697084
そして、上記メラミン系樹脂〔(D)成分〕のなかでも、上記一般式(4)で表される化合物の混合物が好ましく、n=1の化合物が43〜44重量%、n=2の化合物が27〜30重量%、n=3の化合物が26〜30重量%の混合物が特に好ましい。
また、上記レゾルシノール系化合物〔(C)成分〕と、メラミン系樹脂〔(D)成分〕との配合比は、重量比で、(C)成分/(D)成分=1/0.5〜1/2の範囲が好ましく、特に好ましくは(C)成分/(D)成分=1/0.77〜1/1.5である。すなわち、(D)成分の重量比が0.5未満であると、ゴムの引張強さ(TB)や伸び(EB)等が若干悪くなる傾向がみられ、逆に(D)成分の重量比が2を超えると、接着性が飽和し接着力が安定するため、それ以上(D)成分の重量比を高くしても、コストアップにつながるのみで、それ以上の効果は期待できないからである。
そして、上記(A)〜(D)成分とともに用いられる液状ポリブタジエン〔(E)成分〕としては、1,2ビニル量が55〜90重量%のものが用いられる。好ましくは、1,2ビニル量が70〜90重量%のものである。すなわち、このように1,2ビニル量が多いものを用いることにより、ポリアミド樹脂層1と防振ゴム層2との界面の密着性にばらつきがなくなり、湿熱条件下であっても界面剥離を生じなくすることができる。ここで、上記液状ポリブタジエンは、通常、ブタジエンをアニオンリビング重合等することにより得ることができる。また、上記液状ポリブタジエンは、その1,2ビニル量が上記特定範囲内のものであれば、特に限定はなく、必要に応じ変性させたものであってもよい。このような液状変性ポリブタジエンとしては、例えば、エポキシ変性ポリブタジエン,エポキシ樹脂変性ポリブタジエン,アクリル酸変性ポリブタジエン,メタクリル酸変性ポリブタジエン,マレイン酸変性ポリブタジエン,ウレタン変性ポリブタジエン等の液状物、または、それらを更に変性させたもの(例えば、液状エポキシ変性ポリブタジエンのアミン化物等)があげられる。そして、上記液状ポリブタジエンは、単独であるいは二種以上併せて用いられる。
そして、上記特定の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕は、その数平均分子量(Mn)が1400〜6400の範囲内のものが好ましく、特に好ましくは、数平均分子量(Mn)2900〜5200のものである。すなわち、数平均分子量(Mn)が上記範囲内の液状ゴムを用いることにより、架橋反応が良好に行えるようになる。
上記特定の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕の配合割合は、上記特定のゴム〔(A)成分〕100部に対して、3〜50部の範囲が好ましく、特に好ましくは6〜25部である。すなわち、上記液状ポリブタジエンが3部未満であると、その液状ポリブタジエンの使用により得られるポリアミド樹脂層1との密着性改善効果が有意に得られないからであり、逆に上記液状ポリブタジエンが50部を超えると、ゴム組成物の粘度が大となり、加工性に不具合が生じたり、圧縮永久歪み特性が悪化するおそれがあるからである。
なお、上記特殊なゴム組成物には、上記(A)〜(E)成分に加えて、カーボンブラック、プロセスオイル等を配合することが好ましい。
上記カーボンブラックの配合量は、上記特定のゴム〔(A)成分〕100部に対して30部以上が好ましく、特に好ましくは30〜150部の範囲である。
また、上記特殊なゴム組成物には、上記各成分に加えて、老化防止剤、加工助剤、架橋促進剤、白色充填剤、反応性モノマー、発泡剤等を必要に応じて適宜配合しても差し支えない。
そして、上記特殊なゴム組成物は、上記(A)〜(E)成分および必要に応じてその他の成分を用いて常法により調製することができる。すなわち、加硫剤〔(B)成分〕、レゾルシノール系化合物〔(C)成分〕およびメラミン系樹脂〔(D)成分〕を除いた各成分を予備混合した後、80〜140℃で数分間混練する。その後、得られた混練物に、上記(B)〜(D)成分を追加混合〔なお、レゾルシノール系化合物(C成分)、メラミン系樹脂(D成分)は予備混合で添加しても差し支えない。〕し、これらをオープンロール等のロール類を用いて、ロール温度40〜70℃で5〜30分間混練した後、分出し、シート状またはリボン状のゴムを得ることができる。
ここで、上記(E)成分の液状ポリブタジエンの秤量時における作業性および上記ゴム組成物の練り時の加工性を改善するため、上記液状ポリブタジエンに、珪酸カルシウム,シリカ,炭酸カルシウム等の白色充填材を予め混合し、このものを、上記ゴム組成物の混練時に使用してもよい。
本発明の小型マウントを構成する2層のポリアミド樹脂層1の形成材料であるポリアミドは、アミド結合(−CONH−)を繰り返し単位にもつ高分子化合物であれば特に限定はなく、例えば、重合形式により、以下のものがあげられる。
(1)ジアミンと二塩基酸との重縮合によるもの、例えば、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−または2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、1,3−または1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(p−アミノシクロヘキシルメタン)、m−またはp−キシリレンジアミンのような脂肪族、脂環族または芳香族のジアミンと、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸のような脂肪族、脂環族または芳香族のジカルボン酸とから製造されるポリアミド。
(2)アミノカルボン酸の重縮合によるもの、例えば、6−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸のようなアミノカルボン酸から製造される結晶性または非結晶性のポリアミド。
(3)ラクタムの開環重合によるもの、例えば、ε−カプロラクタム、ω−ドデカラクタムのようなラクタムから製造されるポリアミド。
上記ポリアミド樹脂層1の形成材料としては、上記ポリアミドの他、共重合ポリアミド、ポリアミドの混合物、あるいはこれらポリアミドと他の樹脂とのポリマーブレンド等が使用できる。上記ポリアミドの具体例としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン6とナイロン66との共重合体、芳香族ナイロン、非晶質ナイロン等があげられる。これらのなかでも、剛性および耐熱性が特に良好な点で、ナイロン6、ナイロン66、芳香族ナイロンが好ましい。そして、上記ポリアミド樹脂層1は、曲げ弾性率が6000MPa以上で、TB120MPa以上になるよう設定することが好ましく、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、ウィスカー、粘度鉱物等を配合して補強しても差し支えない。
そして、本発明の小型マウントは、例えば、つぎのようにして作製することができる。
すなわち、まず、上記ポリアミド樹脂層1形成材料を用い、金型成形等により、ポリアミド樹脂基板を作製する。このようにして得られたポリアミド樹脂基板を2枚用意し、その基板の間に、先述のようにして調製した特殊なゴム組成物を挟む。そして、その後、上記ゴム組成物を加熱(150〜200℃の温度で3〜30分程度)し架橋させることにより、図1に示すような、2つのポリアミド樹脂層1の間に防振ゴム層2が形成されてなる小型マウントを得ることができる。なお、上記ゴム組成物中のホルムアルデヒドは、架橋反応時にのみ存在し、製品内部に残ることはない。また、量産性を考えると短時間で加硫することが必須であるが、単純に時間だけを短くするとゴムの加硫があまく、未加硫状態になるため、このような場合、高温・短時間(およそ180℃×10分程度)加硫することが要求される。本発明においては、このように高温・短時間加硫した場合であっても、特定の液状ポリブタジエン〔(E)成分〕の作用により、従来品のように密着性のばらつきが生じず、安定した接着界面(ゴム破壊)が得られる。なお、上記特殊なゴム組成物は、2枚のポリアミド樹脂基板の間に挟む際に、予め予備成形しておいてもよい。一方、ポリアミド樹脂基板の表面は、場合によっては、アルカリ洗浄液により洗浄処理するか、あるいはアルカリ洗浄液と研磨材とを用いてポリアミド樹脂表面をウェットブラスト処理してもよい。
他方、本発明の小型マウントは、上記のようにポリアミド樹脂層1と防振ゴム層2とを別工程で作製するのではなく、例えば、上記ポリアミド樹脂層1形成材料と、上記特殊なゴム組成物とを、インジェクション成型等の方法により一体成形するようにしても、得ることができる。このような製法により、ポリアミド樹脂層1と防振ゴム層2とを同時に架橋成形することができるため、その分、製造工程を削減することができ、製造コスト等の面において好ましい。
なお、上記の場合、ポリアミド樹脂層1と防振ゴム層2との接着は、化学的接着でなされていて接着剤を用いていないが、場合によっては、補助的に、接着剤を用いてもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔防振ゴム層形成材料〕
EPDM(エスプレン6101、住友化学社製)100部と、SRF(シーストS、東海カーボン社製)40部と、可塑剤(ダイアナプロセスPW−380、出光興産社製)30部と、液状ポリブタジエン(1,2ビニル量:55重量%、RICON142、数平均分子量:3900、米国SARTOMER社製)20部と、エポキシ樹脂(エピコート828、ジャパンエポキシレジン社製)3部と、前記一般式(1)で表される変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂(スミカノール620、住友化学工業社製)2部とをバンバリーミキサーを用いて120℃で5分間混練し、ついで、ホルムアルデヒド・メラミン重合物のメチル化物(スミカノール507A、住友化学工業社製)1.54部と、過酸化物加硫剤(パーブチルP−40MB(K)、日本油脂社製)5部とを追加混合し、オープンロールを用いて50℃で10分間混練し、防振ゴム層形成材料を調製した。
〔ポリアミド樹脂層〕
変性6−ナイロン(アーレンA335、三井化学社製)からなるポリアミド樹脂板(大きさ:50mm×50mm、厚み:5mm)を2枚用意した。
〔小型マウントの作製〕
上記防振ゴム層形成材料を分出し、シート状のゴム組成物(大きさ:40mm×40mm、厚み:6mm)を得た。ついで、準備しておいた2枚のポリアミド樹脂板で上記シート状のゴム組成物を挟み、油圧プレスを用いて180℃で10分間加熱して架橋を行った。このようにして、2層のポリアミド樹脂層の間に防振ゴム層が介在されてなる小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が70重量%の液状ポリブタジエン(RICON150、数平均分子量:3900、米国SARTOMER社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が85重量%の液状ポリブタジエン(RICON153、数平均分子量:4700、米国SARTOMER社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が90重量%の液状ポリブタジエン(RICON154、数平均分子量:5200、米国SARTOMER社製)3部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が90重量%の液状ポリブタジエン(RICON154、数平均分子量:5200、米国SARTOMER社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が90重量%の液状ポリブタジエン(RICON154、数平均分子量:5200、米国SARTOMER社製)50部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が90重量%の液状ポリブタジエン(RICON154、数平均分子量:5200、米国SARTOMER社製)60部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
〔比較例1〕
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が1重量%の固形ポリブタジエン(BR150、宇部興産社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
〔比較例2〕
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が90重量%の固形ポリブタジエン(RB820、JSR社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
〔比較例3〕
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンに代えて、1,2ビニル量が30重量%の液状ポリブタジエン(RICON130、数平均分子量:2500、米国SARTOMER社製)20部を用い、それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
〔比較例4〕
実施例1の防振ゴム層形成材料における液状ポリブタジエンを不含とした。それ以外は実施例1と同様にして、防振ゴム層形成材料を調製した。そして、この防振ゴム層形成材料を用いること以外は、実施例1と同様にして、目的とする小型マウントを得た。
このようにして得られた実施例および比較例の小型マウントを用いて、接着性の評価を行った。すなわち、引張試験機(東洋精機社製オートグラフ)を用い、その試験機に設けられた一対のチャックに、小型マウントにおける2層のポリアミド樹脂層のそれぞれを固定し、その後、常温(25℃)下において、その下側チャックを位置固定しつつ、上側チャックを上方に50mm/分の速度で引っ張り、小型マウントを破断した。そして、その破断面の状態(破壊状態)を目視により評価した。
その結果、実施例品では全て、ゴム部分(防振ゴム層)において100%破断した。これに対し、比較例品では全て、ポリアミド樹脂とゴムの界面部分において界面剥離を生じた。
なお、実施例7では、その他の実施例に比べ、ゴム組成物の粘度が大となり、加工性にやや不具合が生じたものの、上述のように、その接着性の評価は、他の実施例と同様に良好であった。
本発明の小型マウントは、OA機器に内蔵されるステッピングモーターの振動制御用として用いられるが、ほかにも、家電機器に内蔵される小型モーターの振動制御用に利用することができる。
本発明の小型マウントを示す断面図である。
符号の説明
1 ポリアミド樹脂層
2 防振ゴム層

Claims (4)

  1. 2層のポリアミド樹脂層の間に防振ゴム層が介在している小型マウントであって、上記防振ゴム層が、下記の(A)〜(E)を必須成分とするゴム組成物の加硫物からなり、ポリアミド樹脂層と化学的接着していることを特徴とするステッピングモーター用小型マウント。
    (A)ジエン系ゴムまたはメチレン基を有するゴム。
    (B)加硫剤。
    (C)レゾルシノール系化合物。
    (D)メラミン系樹脂。
    (E)1,2ビニル量が55〜90重量%の液状ポリブタジエン。
  2. 上記(A)成分100重量部に対する(E)成分の割合が、3〜50重量部の範囲に設定されている請求項1記載のステッピングモーター用小型マウント。
  3. 上記(A)のゴムが、天然ゴム,ブタジエンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,イソプレンゴム,アクリロニトリル−ブタジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つのゴムであり、かつ上記(B)の加硫剤が、硫黄系加硫剤である請求項1または2記載のステッピングモーター用小型マウント。
  4. 上記(A)のゴムが、エチレン−プロピレン−ジエンゴム,エチレン−プロピレンゴム,水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つのゴムであり、かつ上記(B)の加硫剤が、過酸化物加硫剤である請求項1または2記載のステッピングモーター用小型マウント。
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