JP2002219737A - 微細凹凸形状を有する成形品の製造方法及びそれに用いる金型装置 - Google Patents

微細凹凸形状を有する成形品の製造方法及びそれに用いる金型装置

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JP2002219737A
JP2002219737A JP2001017730A JP2001017730A JP2002219737A JP 2002219737 A JP2002219737 A JP 2002219737A JP 2001017730 A JP2001017730 A JP 2001017730A JP 2001017730 A JP2001017730 A JP 2001017730A JP 2002219737 A JP2002219737 A JP 2002219737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な装置、部品を使用することなく効率的
に微細凹凸形状面を離型させることができ、金型キャビ
ティ面に高アスペクト比の微細凹凸形状を有する光学成
形品を造出することができるようにする。 【解決手段】 固定側型部3と可動側型部7とで構成さ
れ、固定側型部3と可動側型部7とのいずれか一方の型
部に微細凹凸形状16が設けられると共に他方の型部の
周囲に成形品を囲むようなリブ形状部17が設けられた
キャビティ8内に成形樹脂を充填する樹脂成形品の製造
方法である。そして成形樹脂を前記キャビティ8に充填
し、前記リブ形状部17にも成形樹脂を充填した後、成
形樹脂を冷却して収縮させることにより前記他方の型部
表面と樹脂成形品の気密性を確保すると共に成形樹脂の
リブ形状部18の外周の空隙を増大させ、その後、型開
きを行い外部の空気を前記空隙部に流入させて型部の微
細凹凸形状16部からキャビティ8内の樹脂成形品を分
離させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細凹凸形状を有
する樹脂成形品の製造方法及びそれに用いる金型装置に
関し、詳しくは、金型キャビティ面に高アスペクト比の
微細凹凸形状を有する光学成形品を造出するための樹脂
成形品の製造方法及びそれに用いる金型装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、CD,DVD等の表面に微細な凹凸形状が存在する
成形品の製造については、微細凹凸形状の転写性は勿
論、成形した後の成形品の離型性が問題となる。
【0003】これらの成形においては、キャビティ内へ
樹脂を充填して成形品を形成した後、成形品は微細凹凸
形状を有する可動側金型に密着し(可動側金型は微細凹
凸形状を有しているために離型抵抗が大きく、成形品が
密着する)、型開き完了時には、成形品が微細凹凸形状
面を有する可動側金型に保持されている状態となる。
【0004】これらの成形品の離型方法としては、型開
き完了後、可動側金型に形成されているエアスリットよ
りエアブローを行い、成形品を微細凹凸形状面を有する
型部から離型させる方法や金型装置が特開2000−2
07788等で知られている。
【0005】CD,DVD等の光ディスク成形品におい
ては、型部に形成された微細凹凸形状(深さ0.1μm
程度)のアスペクト比(形状深さ/形状ピッチ)が小さ
い(0.2程度)のため、エアが比較的均一に吹き出さ
れ、成形品を離型することができた。
【0006】これに対し、導光板等の光学パネルのよう
な微細凹凸形状のアスペクト比が大きくなると(1以
上)、成形品と金型の微細凹凸形状面との密着力が大き
く、上記方法や金型装置では成形品を離型する際に微細
凹凸形状に損傷を生じたり、スムーズな離型ができなか
ったりする。
【0007】もし、離型できたとしてもエアが微細凹凸
形状面に均一に吹き出されず、図14に示すように不均
一な離型となるため微細凹凸形状の一部が型拘束され成
形品が離型できない。尚、図14でaは可動側金型、b
は型部、cは高いアスペクト比の高い微細凹凸形状、d
はエア噴き出し口、fの矢印はエアの噴出方向を示す。
【0008】本発明はこの課題を解決すべく発明したも
のであり、特別な装置、部品を使用することなく効率的
に微細凹凸形状面を離型させることができ、金型キャビ
ティ面に高アスペクト比の微細凹凸形状を有する光学成
形品を造出することができる成形品の製造方法及びそれ
に用いる金型装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の微細凹凸形状を有する成形品の製造方法は、固
定側型部と可動側型部とで構成され、固定側型部と可動
側型部とのいずれか一方の型部に微細凹凸形状が設けら
れると共に他方の型部の周囲に成形品を囲むようなリブ
形状部が設けられたキャビティ内に成形樹脂を充填する
樹脂成形品の製造方法であって、成形樹脂を前記キャビ
ティに充填し、前記リブ形状部にも成形樹脂を充填した
後、成形樹脂を冷却して収縮させることにより前記他方
の型部表面と樹脂成形品の気密性を確保すると共に成形
樹脂のリブ形状部の外周の空隙を増大させ、その後、型
開きを行い外部の空気を前記空隙部に流入させて型部の
微細凹凸形状部からキャビティ内の樹脂成形品を分離さ
せることを特徴とする。他方の型部に樹脂成形品を保持
した状態で型開きするとき一方の型部の微細凹凸形状に
対して樹脂成形品を離型できると共にこのとき一方の型
部と樹脂成形品との間にスムーズに空気を流入させて離
型でき、高アスペクト比の微細凹凸形状を有する樹脂成
形品でも離型が可能になると共に微細凹凸形状面の離型
抵抗分布を均一にして弊害なく離型できる。また成形樹
脂のリブ形状部の収縮により密着させて樹脂成形品と他
方の型部との間の気密性を確保して他方の型部に樹脂成
形品を保持でき、型開きする時に特別なシール構造なし
に樹脂成形品を一方の型部に保持できる。また他方の型
部から樹脂成形品を離型する時に微細凹凸形状部が型部
に拘束されないために弊害なく、スムーズに離型でき
る。従って、特別な装置、部品を使用することなく効率
的に微細凹凸形状面を離型させることができ、金型キャ
ビティ面に高アスペクト比の微細凹凸形状を有する光学
成形品を造出することができる。
【0010】また前記他方の型部が排気源に連通させら
れ、前記キャビティ内に成形樹脂の充填後、他方の型部
表面と成形樹脂との間より真空排気を行うことを特徴と
することも好ましい。この場合、型開きするとき他方の
型部と樹脂成形品の密着力を向上でき、一方の型部の微
細凹凸形状に対して樹脂成形品を確実且つスムーズに離
型できる。
【0011】また前記他方の型部が流体源に連通させら
れ、型開き完了後に他方の型部表面と樹脂成形品との間
に流体源から流体を噴射することを特徴とすることも好
ましい。この場合、他方の型部から流体を噴射して離型
することで樹脂成形品を取り出すことができ、突き出し
ピン等の部品なしに樹脂成形品を取り出すことが可能と
なる。従って金型構造を簡易化できる。
【0012】また本発明の微細形状を有する成形品の金
型装置は、固定側型部と可動側型部とで構成され、固定
側型部と可動側型部のいずれか一方の型部に微細凹凸形
状が設けられると共に他方の型部の周囲に成形品を囲む
ようなリブ形状部が設けられたキャビティ内に成形樹脂
を充填して成形をする樹脂成形品の金型装置であって、
前記他方の型部のキャビティ面が通気管を介して排気
源、流体源の一方と連通する構造であることを特徴とす
る。他方の型部に密着させて樹脂成形品を保持した状態
で型開きすることで一方の型部の微細凹凸形状に対して
樹脂成形品を離型でき、高アスペクト比の微細凹凸形状
を有する樹脂成形品でも離型が可能になると共に微細凹
凸形状面の離型抵抗分布を均一にして弊害なく離型でき
る。また他方の型部から樹脂成形品を離型する時に微細
凹凸形状部が型部に拘束されないために弊害なく、スム
ーズに離型できる。従って、特別な装置、部品を使用す
ることなく効率的に微細凹凸形状面を離型させることが
でき、金型キャビティ面に高アスペクト比の微細凹凸形
状を有する光学成形品を造出することができる。また他
方の型部のキャビティ面が通気管を介して排気源と連通
する構造であると、型開きするとき他方の型部と樹脂成
形品の密着力を向上でき、一方の型部の微細凹凸形状に
対して樹脂成形品を確実且つスムーズに離型できる。ま
た他方の型部のキャビティ面が通気管を介して流体源と
連通する構造であると、他方の型部から流体を噴射して
離型することで樹脂成形品を取り出すことができ、突き
出しピン等の部品なしに樹脂成形品を取り出すことが可
能となる。
【0013】また前記リブ形状部のリブ深さを0.1m
m以上、5mm以下としたことを特徴とすることも好ま
しい。この場合、他方の型部表面と樹脂成形品との密着
を確実にできると共に、樹脂成形品を他の型部から取り
出す最終取り出し時の樹脂成形品の変形を防止できる。
【0014】また前記リブ形状部にアンダーカット形状
を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、
他方の型部と樹脂成形品との密着力を向上できる。
【0015】また微細凹凸形状に抜き勾配を設けること
ができるように固定側型部と可動側型部の間の金型パー
ティング面を傾斜させたことを特徴とすることも好まし
い。この場合、微細凹凸形状部の離型抵抗を低減でき
る。
【0016】また他方の型部をポーラスな部材で形成
し、この他方の型部を真空ポンプ等の排気源及びコンプ
レッサー等の流体源に連通させたことを特徴とすること
も好ましい。この場合、他方の型部と樹脂成形品との密
着力を向上できる。また型部全面での吸着や突き出しが
可能になる。
【0017】また他方の型部を複数の分割部材で形成
し、分割部材間に形成したスリットを真空ポンプ等の排
気源及びコンプレッサー等の流体源に連通させたことを
特徴とすることも好ましい。この場合、他方の型部と樹
脂成形品との密着力を向上できる。また上記のように密
着力を向上できるものでも型部のキャビティに面する金
型面の鏡面化が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図5に示す実施の
形態の例から述べる。図1は金型装置全体の構造を示
し、固定側取り付け板1の下には固定側型板2を装着し
てあり、固定側型板2には固定側型部3を設けてある。
可動側取り付け板4の上にはスペーサブロック5を介し
て可動側型板6を装着してあり、可動側型板6に可動側
型部7を設けてある。上記固定側型部3と可動側型部7
とでキャビティ8を形成するようになっており、可動側
型部7には冷却管7aを配置してある。可動側取り付け
板4と可動側型板6との間には突き出し板9を配置して
あり、この突き出し板9を上下に駆動することで突き出
しピン10を駆動して樹脂成形品Aを取り出すことがで
きるようになっている。固定側取り付け板1、固定側型
板2及び固定側型部3には上下に貫通するようにスプル
ーブッシュ11を装着してあり、スプルーブッシュ11
にてスプルー12を形成してあり、固定側型部3と可動
側型部7との間のキャビティ8とスプルー12とをゲー
ト13にて連通させてある。固定側取り付け板1のスプ
ルーブッシュ11と対応する位置にはロケートリング1
4を装着してある。
【0019】上記キャビティ8を構成する固定側型部3
と可動側型部7のうち一方の型部には樹脂成形品Aの微
細凹凸形状15を反転させた形状の微細凹凸形状16が
設けられている。本例の場合、一方の型部として固定側
型部3に微細凹凸形状16が設けられている。微細凹凸
形状16としては、数μm〜数十μmピッチの凹凸が存
在するプリズム形状等が例として挙げられる。上記微細
凹凸形状16の形状深さは形状ピッチと同程度の寸法を
有し、形状のアスペクト比(形状深さ/形状ピッチ)は
1程度以上である。
【0020】上記固定側型部3と可動側型部7のうち他
方の型部にはキャビティ8を形成する面を囲むように凹
溝状のリブ形状部17が設けてある。本例の場合、一方
の型部としての固定側型部3に微細凹凸形状16を設け
てあるために他方の型部としての可動側型部7にリブ形
状部17が設けてある。
【0021】上記のように構成する本発明の金型装置に
て樹脂成形品Aを製造するにあたっては次のように行わ
れる。図1のように型締めをした状態で射出成形機等か
らロケートリング14を介してスプルー12に溶融した
成形樹脂が供給されると、成形樹脂がスプルー12を通
過し、ゲート13を経てキャビティ8内に成形樹脂が充
填され、キャビティ8を囲んでいるリブ形状部17に流
入して充填される。リブ形状部17に充填された成形樹
脂は可動側型部7に配置された冷却管7aにて冷却さ
れ、固化されると共に成形樹脂のリブ形状部18が図2
の矢印B方向に収縮する。その結果、樹脂成形品Aのリ
ブ形状部18が可動側型部7に形成されたキャビティ面
をシールし、可動側型部7のキャビティ面と成形樹脂と
の間は略真空状態となる。また樹脂成形品Aのリブ形状
部18の外周部にはリブ形状部18の収縮により図3の
ように空隙Dが生じる。
【0022】樹脂成形品Aが完全に固化した後、固定側
型部3に対して可動側型部7を離間するように型開きし
た状態を図4に示す。型開きするとき可動側型部7のキ
ャビティ面と樹脂成形品Aとの間の気密性が確保され、
また型開きと同時にリブ形状部18の外周部に生じた空
隙Dより固定側型部3表面(微細凹凸形状16面)と樹
脂成形品Aとの間に外部からの空気が流入するため、樹
脂成形品Aが可動側型部7に密着した状態で型開きし、
型開き完了後は図4に示すように樹脂成形品Aが可動側
型部7に保持された状態となる。このように可動側型部
7に樹脂成形品Aを保持した状態で型開きするとき固定
側型部3の微細凹凸形状16に対して樹脂成形品Aを離
型できると共にこのとき可動側型部7と樹脂成形品Aと
の間に空気を流入させてスムースに離型でき、高アスペ
クト比の微細凹凸形状15を有する樹脂成形品Aでも離
型が可能になると共に微細凹凸形状16面の離型抵抗分
布を均一にして弊害なく離型できる。また成形樹脂のリ
ブ形状部18の収縮により密着させて樹脂成形品Aと可
動側型部7との間の気密性を確保して可動側型部7に樹
脂成形品Aを保持でき、型開きするとき特別なシール構
造なしに樹脂成形品Aを可動側型部7に保持できる。
【0023】図4のように型開きした後、突き出し板9
が駆動されて突き出しピン10にて樹脂成形品Aが上に
突き出されて樹脂成形品Aが取り出される。このとき、
樹脂成形品Aが突き出しピン10によって可動側型部7
から一部でも離型すれば、その部分から可動側型部7表
面と樹脂成形品Aとの間に空気が流入するため、図5に
示すように最終的に樹脂成形品A全体が可動側型部7か
ら離型することになる。また突き出しピン10で突き出
して可動側型部7から樹脂成形品Aを離型する時に微細
凹凸形状15部が型部に拘束されないために弊害なく、
スムーズに離型できる。また突き出しピン10による突
き出し時に微細凹凸形状15部が型部に拘束されないた
めに微細凹凸形状15が変形しても弾性変形内であり、
問題がない。
【0024】なお、本実施形態の例では、固定側型部3
に微細凹凸形状16を可動側型部7にリブ形状部17を
設けた例について述べたが、逆に可動側型部7に微細凹
凸形状16を固定側型部3にリブ形状部17を設けても
構わない。
【0025】次に図6に示す実施の形態の例について述
べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だ
けを主に述べる。本例の場合、可動側型部7全体がポー
ラス材にて形成されている。このポーラス材は0.01
〜0.03mm程度(気体は通過できるが、樹脂が通過
できない寸法)の微細孔を多数有する材料である。この
ポーラス材にて形成された可動側型部7は排気管20に
よって排気源の一例としての真空ポンプ21に連通して
おり、排気管20には開閉自在なバルブ22を配置して
あり、このバルブ22が成形工程と連動して開閉が可能
になっている。尚、本例の場合、固定側型部3に微細凹
凸形状16を可動側型部7にリブ形状部17を設けた例
について述べているが、逆に可動側型部7に微細凹凸形
状16を固定側型部3にリブ形状部17を設けても構わ
ない。この場合、固定側型部3をポーラス材にて形成
し、排気管20にて真空ポンプ21に連通させる。冷却
管7aは可動側型板6に設けてある。
【0026】本例の金型装置の場合、キャビティ8内に
成形樹脂の充填後、排気管20に設置されたバルブ22
を開き、可動側型部7よりキャビティ8内の真空排気
(キャビティ8内の真空度は100〜10-2Torr)
を行うことにより、可動側型部7と樹脂成形品Aの密着
力を向上させる。上記バルブ22は成形樹脂が充填され
る前に開放されていても構わない。図6の例では排気源
として真空ポンプ21を用いたものを図示しているが、
これを流体源としてのコンプレッサーに変えてもよい。
このようにコンプレッサーを用いると、型開き後の成形
品突き出しに適用できる。この場合、成形工程における
樹脂充填、冷却、型開きの工程においては、バルブ22
を閉じておいてキャビティ8内にエアが流入しないよう
にする。型開き完了後にバルブ22を開放し、可動側型
部7表面と樹脂成形品Aとの間に空気を流入させる(エ
ア圧は2〜5kg/cm2)。この方法によれば、エア
により樹脂成形品Aを突き出すので、突き出し板9、突
き出しピン10、スペーサブロック5等が不要になり、
型構造が簡易化できる。
【0027】次に図7に示す実施の形態の例について述
べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だ
けを主に述べる。本例の場合、可動側型部7は複数の分
割ブロック24にて形成されており、各分割ブロック2
4間の隙間25は0.01〜0.03程度(気体は通過
できるが、樹脂は通過できない寸法)である。各分割ブ
ロック24の隙間25はエア管26にて流体源としての
コンプレッサー27に連通している。エア管26にはバ
ルブ28が設置されており、成形工程と連動してバルブ
28が開閉可能になっている。
【0028】この金型装置では、成形工程における樹脂
充填、冷却、型開き工程においては、バルブ28を閉じ
ておき、キャビティ8内にエアが流入しないようにす
る。型開き完了後にバルブ28を開放し、可動側型部7
表面と樹脂成形品Aとの間に空気を流入させる(エア圧
は2〜5kg/cm2)。この例の成形によれば、エア
で樹脂成形品Aを突き出すので、突き出し板9、突き出
しピン10、スペーサブロック5等が不要になり、型構
造が簡易化できる。上記のように可動側型部7を複数の
分割ブロック24で構成して通気性を持たせると、ポー
ラス材で形成するのに比べてキャビティ8に面する面を
鏡面にできる。
【0029】尚、本例の場合、固定側型部3に微細凹凸
形状16を可動側型部7にリブ形状部17を設けた例に
ついて述べているが、逆に可動側型部7に微細凹凸形状
16を固定側型部3にリブ形状部17を設けても構わな
い。この場合、固定側型部3を複数の分割ブロック24
にて形成し、エア管26にてコンプレッサー27に連通
させる。図7の例では流体源としてコンプレッサー27
を用いたものを図示しているが、これを排気源としての
真空ポンプに変えてもよい。このように真空ポンプを用
いると、成形樹脂の充填時の可動側型部7と樹脂成形品
Aとの密着力を向上させるのに適用できる。この場合、
キャビティ8内に成形樹脂の充填後、排気管に設置され
たバルブを開き、可動側型部7よりキャビティ8内の真
空排気(キャビティ8内の真空度は100〜10-2To
rr)を行うことにより、可動側型部7と樹脂成形品A
との密着力を向上させる。このとき排気管に設けたバル
ブは成形樹脂が充填される前に開放されていても構わな
い。
【0030】次に図8、図9に示す例について述べる。
本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを主
に述べる。可動側型部7は複数の分割ブロック24にて
形成されており、各分割ブロック24間の隙間25は
0.01〜0.03mm程度(気体は通過できるが、樹
脂は通過できない寸法)である。各分割ブロック24の
隙間25はエア管26にて排気源としての真空ポンプ2
1及び流体源としてのコンプレッサー27に切り替えバ
ルブ29を介して連通している。
【0031】この金型装置では、成形における樹脂充填
から型開きまで工程ににおいて、切り替えバルブ29を
図8に示すように真空ポンプ21側に開き、可動側型部
7からキャビティ6内の真空脱気を行い、型開き後の突
き出し工程において、切り替えバルブ29を図9に示す
ようにコンプレッサー27側に開き、可動側型部7表面
と樹脂成形品Aとの間にエアを吹き出すことによって可
動側型部7から樹脂成形品Aを離型することを可能にす
る。
【0032】尚、本例の場合、固定側型部3に微細凹凸
形状16を可動側型部7にリブ形状部17を設けた例に
ついて述べているが、逆に可動側型部7に微細凹凸形状
16を固定側型部3にリブ形状部17を設けても構わな
い。この場合、固定側型部3を複数の分割ブロック24
にて形成し、エア管26にて真空ポンプ21及びコンプ
レッサー27に連通させる。
【0033】また上記の図1乃至図9の実施の形態の例
で述べたリブ形状部18のリブ深さE(図5に示す)は
0.1mm以上5mm以下とすることが望ましい。この
リブ深さEを0.1mm以下とした場合には、樹脂充填
時に、可動側型部7表面と樹脂成形品Aとの間の気密性
を確保できない。また5mm以上とした場合には、図5
に示す樹脂成形品Aの突き出し時に、可動側型部7表面
と樹脂成形品Aとの間に空気が流入できず、離型できな
いか、又は離型時に樹脂成形品Aが損傷する可能性が高
くなる。最も好適な例は、リブ深さEを0.5mm以上
2mm以下とすることである。
【0034】次に図10、図11に示す実施の形態の他
の例について述べる。本例の場合、リブ形状部17,1
8にアンダーカット部を設けることにより可動側型部7
表面と樹脂成形品Aとの間の気密性を向上させるように
なっている。図10の例ではリブ形状部17,18の内
周にαの角度の傾きを設けることによりアンダーカット
部を設けてあり、図11の例ではリブ形状部17の内周
に凹部30(樹脂成形品Aに形成されるリブ形状部18
では突起)を設けることによりアンダーカット部を設け
てある。上記のように傾きを設けることでアンダーカッ
ト部を設ける場合は傾き角度αは5°以下、好適な例と
しては1°〜3°程度が望ましい。5°以上にした場
合、離型時に樹脂成形品Aが損傷する可能性が高くな
る。一方凹部30を設けることでアンダーカット部を設
ける場合は、凹部30の深さFを0.1〜1mm程度、
好適な例としては0.2〜0.5mm程度とするのが望
ましい。0.1mm以下とした場合には、樹脂成形品A
を可動側型部7に保持できない可能性があり、また1m
m以上とした場合には離型時に樹脂成形品Aが損傷する
可能性が高くなる。
【0035】次に図12、図13に示す実施の形態の例
について述べる。本例の場合、微細凹凸形状16の形状
に応じてパーティング面31を傾斜させており、このよ
うにすることにより微細凹凸形状16に抜き勾配を設け
ることができるようになっている。例えば図に示すよう
に微細凹凸形状16の頂角が片側にβ(本例の場合45
°)の角度傾斜がついた場合だと、パーティング面31
にγ(本例の場合22.5°)の角度前後の傾斜を持た
せることよって、微細凹凸形状16部に同じ角度の抜き
勾配δ(本例の場合、22.5°)を設定することがで
きる。本例では、微細凹凸形状16の頂角が片側に45
°の角度において、パーティング面31の傾斜角度を2
2.5°にするものについて述べたが、微細凹凸形状1
6の頂角及び微細凹凸形状16面の面粗度によって変更
し得るものである。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、固定側型部
と可動側型部とで構成され、固定側型部と可動側型部と
のいずれか一方の型部に微細凹凸形状が設けられると共
に他方の型部の周囲に成形品を囲むようなリブ形状部が
設けられたキャビティ内に成形樹脂を充填する樹脂成形
品の製造方法であって、成形樹脂を前記キャビティに充
填し、前記リブ形状部にも成形樹脂を充填した後、成形
樹脂を冷却して収縮させることにより前記他方の型部表
面と樹脂成形品の気密性を確保すると共に成形樹脂のリ
ブ形状部の外周の空隙を増大させ、その後、型開きを行
い外部の空気を前記空隙部に流入させて型部の微細凹凸
形状部からキャビティ内の樹脂成形品を分離させるの
で、他方の型部に樹脂成形品を保持した状態で型開きす
るとき一方の型部の微細凹凸形状に対して樹脂成形品を
離型できると共にこのとき一方の型部と樹脂成形品との
間にスムーズに空気を流入させて離型でき、高アスペク
ト比の微細凹凸形状を有する樹脂成形品でも離型が可能
になると共に微細凹凸形状面の離型抵抗分布を均一にし
て弊害なく離型できるものであり、また成形樹脂のリブ
形状部の収縮により密着させて樹脂成形品と他方の型部
との間を真空状態に維持して他方の型部に樹脂成形品を
保持でき、型開きする時に特別なシール構造なしに樹脂
成形品を一方の型に保持できるものであり、また他方の
型部から樹脂成形品を離型する時に微細凹凸形状部が型
部に拘束されないために弊害なく、スムーズに離型でき
るものであり、従って本発明では特別な装置、部品を使
用することなく効率的に微細凹凸形状面を離型させるこ
とができ、金型キャビティ面に高アスペクト比の微細凹
凸形状を有する光学成形品を造出することができるもの
である。
【0037】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、前記他方の型部が排気源に連通させられ、前
記キャビティ内に成形樹脂の充填後、他方の型部表面と
成形樹脂との間より真空排気を行うので、型開きすると
き他方の型部と樹脂成形品の密着力を向上でき、一方の
型部の微細凹凸形状に対して樹脂成形品を確実且つスム
ーズに離型できるものである。
【0038】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、前記他方の型部が流体源に連通させられ、型
開き完了後に他方の型部表面と樹脂成形品との間に流体
源から流体を噴射するので、他方の型部から流体を噴射
して離型することで樹脂成形品を取り出すことができ、
突き出しピン等の部品なしに樹脂成形品を取り出すこと
が可能となるものであり、従って金型構造を簡易化でき
るものである。
【0039】また本発明の請求項4の発明は、固定側型
部と可動側型部とで構成され、固定側型部と可動側型部
のいずれか一方の型部に微細凹凸形状が設けられると共
に他方の型部の周囲に成形品を囲むようなリブ形状部が
設けられたキャビティ内に成形樹脂を充填して成形をす
る樹脂成形品の金型装置であって、前記他方の型部のキ
ャビティ面が通気管を介して排気源、流体源の一方と連
通する構造であるので、他方の型部に密着させて樹脂成
形品を保持した状態で型開きすることで一方の型部の微
細凹凸形状に対して樹脂成形品を離型でき、高アスペク
ト比の微細凹凸形状を有する樹脂成形品でも離型が可能
になると共に微細凹凸形状面の離型抵抗分布を均一にし
て弊害なく離型できるものであり、また他方の型部から
樹脂成形品を離型する時に微細凹凸形状部が型部に拘束
されないために弊害なく、スムーズに離型できるもので
あり、従って、本発明により特別な装置、部品を使用す
ることなく効率的に微細凹凸形状面を離型させることが
でき、金型キャビティ面に高アスペクト比の微細凹凸形
状を有する光学成形品を造出することができるものであ
る。
【0040】また本発明の請求項5の発明は、請求項4
において、前記リブ形状部のリブ深さを0.1mm以
上、5mm以下としたので、他方の型部表面と樹脂成形
品との密着力を確実にできると共に、樹脂成形品を他の
型部から取り出す最終取り出し時の樹脂成形品の変形を
防止できるものである。
【0041】また本発明の請求項6の発明は、請求項4
において、前記リブ形状部にアンダーカット形状を設け
たので、他方の型部と樹脂成形品との密着力を向上でき
るものである。
【0042】また本発明の請求項7の発明は、請求項4
において、微細凹凸形状に抜き勾配を設けることができ
るように固定側型部と可動側型部の間の金型パーティン
グ面を傾斜させたので、微細凹凸形状部の離型抵抗を低
減できるものである。
【0043】また本発明の請求項8の発明は、請求項4
おいて、他方の型部をポーラスな部材で形成し、この他
方の型部を真空ポンプ等の排気源及びコンプレッサー等
の流体源に連通させたので、他方の型部と樹脂成形品と
の密着力を向上できるものであり、また型部全面での吸
着や突き出しが可能になるものである。
【0044】また本発明の請求項9の発明は、請求項4
において、他方の型部を複数の分割部材で形成し、分割
部材間に形成したスリットを真空ポンプ等の排気源及び
コンプレッサー等の流体源に連通させたので、他方の型
部と樹脂成形品との密着力を向上できるものであり、ま
た上記のように密着力を向上できるものでも型部のキャ
ビティに面する金型面の鏡面化が可能になるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の金型全体を示す断
面図である。
【図2】同上の可動側型板の要部の動作を説明する平面
図である。
【図3】同上の要部の動作を説明する断面図である。
【図4】同上の金型の型開き完了後の状態を示す断面図
である。
【図5】同上の樹脂成形品の突き出し状態を示す断面図
である。
【図6】同上の他の例の金型全体を示す断面図である。
【図7】同上の他の例の金型全体を示す断面図である。
【図8】同上の他の例の金型全体を示す断面図である。
【図9】図8の例の型開き後の状態を示す断面図であ
る。
【図10】同上の他の例の要部の断面図である。
【図11】同上の他の例の要部の断面図である。
【図12】同上の他の例の要部の断面図である。
【図13】図12の例の型開きした状態の断面図であ
る。
【図14】従来例を説明する断面図である。
【符号の説明】
A 樹脂成形品 1 固定側取り付け板 2 固定側型板 3 固定側型部 4 可動側取り付け板 5 スペーサブロック 6 可動側型板 7 可動側型部 8 キャビティ 15 樹脂成形品の微細凹凸形状 16 型部の微細凹凸形状 17 型部のリブ形状部 18 樹脂成形品のリブ形状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 45/44 B29C 45/44 // B29L 17:00 B29L 17:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側型部と可動側型部とで構成され、
    固定側型部と可動側型部とのいずれか一方の型部に微細
    凹凸形状が設けられると共に他方の型部の周囲に成形品
    を囲むようなリブ形状部が設けられたキャビティ内に成
    形樹脂を充填する樹脂成形品の製造方法であって、成形
    樹脂を前記キャビティに充填し、前記リブ形状部にも成
    形樹脂を充填した後、成形樹脂を冷却して収縮させるこ
    とにより前記他方の型部表面と樹脂成形品の気密性を確
    保すると共に成形樹脂のリブ形状部の外周の空隙を増大
    させ、その後、型開きを行い外部の空気を前記空隙部に
    流入させて型部の微細凹凸形状部からキャビティ内の樹
    脂成形品を分離させることを特徴とする微細凹凸形状を
    有する成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記他方の型部が排気源に連通させら
    れ、前記キャビティ内に成形樹脂の充填後、他方の型部
    表面と成形樹脂との間より真空排気を行うことを特徴と
    する請求項1記載の微細凹凸形状を有する成形品の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記他方の型部が流体源に連通させら
    れ、型開き完了後に他方の型部表面と樹脂成形品との間
    に流体源から流体を噴射することを特徴とする請求項1
    記載の微細凹凸形状を有する成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 固定側型部と可動側型部とで構成され、
    固定側型部と可動側型部のいずれか一方の型部に微細凹
    凸形状が設けられると共に他方の型部の周囲に成形品を
    囲むようなリブ形状部が設けられたキャビティ内に成形
    樹脂を充填して成形をする樹脂成形品の金型装置であっ
    て、前記他方の型部のキャビティ面が通気管を介して排
    気源、流体源の一方と連通する構造であることを特徴と
    する微細凹凸形状を有する成形品の金型装置。
  5. 【請求項5】 前記リブ形状部のリブ深さを0.1mm
    以上、5mm以下としたことを特徴とする請求項4記載
    の微細凹凸形状を有する成形品の金型装置。
  6. 【請求項6】 前記リブ形状部にアンダーカット形状を
    設けたことを特徴とする請求項4記載の微細凹凸形状を
    有する成形品の金型装置。
  7. 【請求項7】 微細凹凸形状に抜き勾配を設けることが
    できるように固定側型部と可動側型部の間の金型パーテ
    ィング面を傾斜させたことを特徴とする請求項4記載の
    微細凹凸形状を有する成形品の金型装置。
  8. 【請求項8】 他方の型部をポーラスな部材で形成し、
    この他方の型部を真空ポンプ等の排気源及びコンプレッ
    サー等の流体源に連通させたことを特徴とする請求項4
    記載の微細凹凸形状を有する成形品の金型装置。
  9. 【請求項9】 他方の型部を複数の分割部材で形成し、
    分割部材間に形成したスリットを真空ポンプ等の排気源
    及びコンプレッサー等の流体源に連通させたことを特徴
    とする請求項4記載の微細凹凸形状を有する成形品の金
    型装置。
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