JPH03213322A - 真空射出成形装置 - Google Patents

真空射出成形装置

Info

Publication number
JPH03213322A
JPH03213322A JP921490A JP921490A JPH03213322A JP H03213322 A JPH03213322 A JP H03213322A JP 921490 A JP921490 A JP 921490A JP 921490 A JP921490 A JP 921490A JP H03213322 A JPH03213322 A JP H03213322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
mold
molding
injection molding
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP921490A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Murakoshi
和彦 村越
Masaki Fujii
藤井 雅基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP921490A priority Critical patent/JPH03213322A/ja
Publication of JPH03213322A publication Critical patent/JPH03213322A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は予め高真空状態としl;金型内に溶融樹脂を射
出して成形する真空射出成形装置に関する。
〔発明の背景〕
通常の射出成形方法では溶融樹脂を金型内に射出注入す
る際にキャビティ内の空気や樹脂から発生するガスがエ
アーベントによりキャビテイ外へと排出されるが、この
場合樹脂の注入速度がエアーの流出速度より速い時には
焼けやショートの不良につながる。
そのため金型への転写性が著しく低下することとなり光
学部品等のようにミクロンオーダーの精度を要する超精
密部品の成形には適しないとされている。
そこで金型を気密構造とし樹脂の注入に先立ち前もって
真空ポンプの作動によってキャビティ内を高真空状態と
した上で樹脂の射出をする真空射出成形方法が提案され
ている。
この成形方法によれば金型内のエアーはすでに除去され
ているので転写性が良くさらに通常の射出成形方法に比
して射出圧力を低く従って成形品の残留応力を低減して
成形後の歪みや変形を最小限のものに出来る効果がある
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の真空射出成形装置は何れもキャビテ
ィ内の真空度を真空ポンプの稼働時間のみに依存して管
理する方式をとっているため成形品に真空度の僅かなバ
ラツキによる微妙な変動が生ずるのを避けることが出来
ず従って製品精度の安定性に欠ける面があった。
本発明はこの点を解決して改良しt:結果、常に成形品
の寸法精度ならびに形状品質等を一定した条件で射出成
形することの出来る真空射出成形装置の提供を目的とし
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、金型内部を密閉構造とし真空状態としたの
ち溶融樹脂を射出成形する真空射出成形装置において、
前記溶融樹脂の射出時期を前記金型内部の真空度によっ
て制御することを特徴とする真空射出成形装置によって
達成される。
〔実施例〕
本発明の一実施例としてレーザ走査系を有する光学装置
などに使用される回転多面鏡の真空射出成形装置につき
第1図ないし第4図によって説明する。
レーザ走査系を有する光学装置などの備える回転多面鏡
としては一般には正八角形状などの正多角形をした偏平
な角柱部材のその側面を反射鏡面としたものが使用され
、例えばレーザビームの進行方向を変換させて受光面上
を走査させる等の目的に用いられる。
第4図(A)は駆動用の回転軸を挿入すべき穴部11を
中心として熱可塑性もしくは熱硬化性の合成樹脂によっ
て8面の各鏡面部12を放射状に成形した回転多面鏡1
0を示すもので第4図(B)はその矢示AA断面を示し
たものである。
前記回転多面鏡IOを構成する樹脂材料としては機械的
強度に優れていることと成形後の転写性が良く従って高
品位の仕上がり面が得られることから例えばポリカーボ
ネート樹脂が好ましく使用され、成形後その側面に対し
アルミニウムの金属被膜を蒸着して前記の鏡面部12を
形成しさらにその表面に保護膜として5102等のコー
ティングを施している。
前記回転多面鏡10は前記穴部11を嵌着することによ
り駆動用の回転軸に取付けられて一体に回転し、前記各
鏡面部12に照射されたレーザビームをその進行方向を
変換して遂次受光面上に走査させる。
第1図は前記回転多面鏡10を樹脂成形するに用いる射
出成形用金型の構造を示しt;ものである。
前記金型は固定側型板IAとランナーストッパプレート
IBとこれ等を支持した取付は板ICから成る固定側金
型lと、可動側型板2Aと受は板2Bとこれ等を固定し
t;取付板2Cから成る可動側金型2とから構成され、
型締めにより前記固定側型板IAに前記可動側型板2人
が圧接されて前記回転多面鏡10に相当するキャビティ
部10Aが形成されるようになっている。
すなわち前記固定側金型lに設けたスプルーブツシュ4
に成形機のノズル(図示せず)が圧接されて樹脂材が圧
入されると樹脂材の流れはランナー部5を経由した後ビ
ンポイントゲート20に分岐シ前記キャビティIOA内
に射出される。
成形動作の終了後、可動側金型2か矢示方向に大きく移
動して前記ビンポイントゲート20を自動的に破断した
あと、複数のエジェクタビン3が作動して前記キャビテ
ィ部10A内の成形品すなわち前記回転多面鏡10が取
外される。
方固定型金型lにおいては可動側金型2の移動後に前記
固定側型板IAと前記ランナーストリッパープレーhl
Bのみが同じく矢示方向に移動して互に間隔を設は前記
ランナ一部5およびビンポイントゲート20に充填した
樹脂材の除去が行われる。
前記の金型は真空装置を接続していて樹脂材の射出圧入
に先行して前記キャビティ1lOA内が真空状態に保た
れる構造になっている。
すなわち第1図における前記可動側型板2人のキャビテ
ィ部10Aを囲む圧接面には一点鎖線の部分を拡大しt
:第2図に示すような吸気溝30が環状に刻設されその
上さらにその外側の前記吸気溝30を囲む圧接面には環
状に配設された円形の断面をもつパツキンP1が圧接面
に形成した半円状の溝に収め固着されている。
前記パツキンPIは弾性状の気密性ゴム部材から形成さ
れるもので例えは市販のOリング等が使用され前記可動
側金型2が型締めされた場合固定側型板IAに対して圧
着されて前記パツキンP1の囲む範囲内を気密状態とす
るものである。
また前記パツキンPlは同様の構成により前記固定側型
板IAと前記ランナーストリッパープレートIBの間お
よび該ランナーストリッパープレートIBと前記固定側
取付は板1cの間にも設けられさらに可動側金型1に対
しては前記エジェクタピン3の各摺動部には小径のパツ
キンP2が配設されている。
従ってキャビティ部10Aとランナ一部5の気密性に係
わる金型の各構成部材の可動部分は型締め状態ではすべ
てシールされることとなり前述した真空装置を作動する
ことにより前記吸気溝30が圧接面に形成される成形上
支障のない極めて僅かな間隙を通じて前記キャビティ部
10A内の空気を吸引、排気して内部を真空状態とする
ことが出来る。
その結果キャビティ部10Aには樹脂材が高圧のまま高
速充填されて密度が大きく面積度の高い回転多面鏡の成
形か出来ることとなる。
なお実験によれはキャビティ部10A内を10Torr
以下の真空度とするとより高い効果が得られることが確
認されているが、幅4mm深さが2ないし3vm程度の
吸引溝30を設けた場合にはキャビティ部10Aに通ず
る圧接面の間隙は0.01ないし0−02mmの極めて
小さい間隙をもってして充分初期の真空度が得られるこ
とが判明しており、従って圧接面に設けられる間隙によ
って成形品の性能が損なわれると云うおそれは殆どない
前記金型のキャビティ部10A内の真空度は第3図に示
す本発明の真空射出成形装置における真空度管理システ
ムによって常に一定した値に保たれる。
すなわち、成形用金型のキャビティ部10Aは気密状態
とされた段階でその内部の空気が前記吸気溝30を通じ
て真空ポンプの作動により減圧状態にある真空チャンバ
ーに吸引され三方切替弁を経て大気中に放出される。
前記キャビティ部10A内の真空度は配管に接続する真
空計によって検知され所定の設定値に達すると制御回路
がONになって成形機に樹脂射出の電気信号を入力する
その結果前記金型のスブルーブッンユ4に圧接された成
形機のノズルから溶融樹脂がランナ一部5に圧入されキ
ャビティ部10Aへと射出される。
前記の制御回路をONとする真空度の値を例えば10T
orrに設定して置けば真空計の検知能力によってその
値は常に極めて高い精度をもって管理され、従って品買
の安定した回転多面鏡10を多量に成形することが可能
となる。
〔発明の効果〕
本発明により合成樹脂の真空射出成形に際して金型内の
真空度を常に高い精度に保つことが可能となり、その結
果レーザー走査系を有する光学装置などに使用される回
転多面鏡の例のように歪みや変形がなくミクロンオーダ
ーの平面度を必要とする光学部品の量産を実現すること
の出来る真空射出成形装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の真空射出成形装置に使用
される金型の断面図およびその要部図、第3図は前記装
置の構成を示す説明図、第4図は前記装置によって成形
される回転多面鏡の平面図と断面図。 ■・・・固定側金型 2・・・可動側金型 5・・・ランナ一部 30・・・吸気溝 10・・・回転多面鏡 12・・・鏡面部 1A・・・固定側型板 2A・・・可動側型板 10A・・・キャビティ部 PI、P2・・・パツキン 11・・・穴部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金型内部を密閉構造とし真空状態としたのち溶融樹脂を
    射出成形する真空射出成形装置において、前記溶融樹脂
    の射出時期を前記金型内部の真空度によって制御するこ
    とを特徴とする真空射出成形装置。
JP921490A 1990-01-18 1990-01-18 真空射出成形装置 Pending JPH03213322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP921490A JPH03213322A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 真空射出成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP921490A JPH03213322A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 真空射出成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03213322A true JPH03213322A (ja) 1991-09-18

Family

ID=11714207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP921490A Pending JPH03213322A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 真空射出成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03213322A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002267815A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Dainippon Printing Co Ltd 反射防止性成形品およびその製造方法
JP2010505669A (ja) * 2006-10-12 2010-02-25 クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複合材料部材を成形するための方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002267815A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Dainippon Printing Co Ltd 反射防止性成形品およびその製造方法
JP2010505669A (ja) * 2006-10-12 2010-02-25 クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複合材料部材を成形するための方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6015514A (en) Method and metallic mold for producing molded plastic products
EP0096132B1 (en) Injection molding method and apparatus
JP2868165B2 (ja) プラスチック成形光学素子およびその成形型
JP3703873B2 (ja) 光学レンズを製造する方法および装置
KR20060128760A (ko) 내표면에 박막을 갖는 중공성형품의 성형방법 및 성형장치
JPH03213322A (ja) 真空射出成形装置
JPH02175115A (ja) プラスチックレンズの高精度成形方法及びその成形装置
JP4269522B2 (ja) 微細凹凸形状を有する成形品の金型装置
JP2959084B2 (ja) インモールドコーティング用金型
JPH0425185A (ja) 光半導体素子の製造方法
JP2002067073A (ja) 成形装置
JPH04284208A (ja) プラスチツクレンズの製造方法
KR970033707A (ko) 접합디스크 및 그 제조장치 그리고 그 제조방법
JPH02128808A (ja) 光ディスク基板成形用金型
JPH07100835A (ja) 光学部品の製造用金型およびその金型を有する光学部品の製造装置並びに光学部品の製造方法
JPH03248823A (ja) 多色成形品の成形方法及び成形用金型
JPS5931390Y2 (ja) 射出成形における型内真空装置
JPS63172626A (ja) 射出成形装置
JP2823905B2 (ja) 光学反射ミラーの成形方法と成形金型
JPH02125711A (ja) 射出成形方法
JP3483808B2 (ja) ディスク金型のエアポンプ
JPS61272116A (ja) 熱可塑性プラスチツクの成形方法
JPH0121774B2 (ja)
JPS61188120A (ja) 光磁気デイスク基板の製造方法
JPH045010A (ja) 成形品と型の離型方法