JPH045010A - 成形品と型の離型方法 - Google Patents

成形品と型の離型方法

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JPH045010A
JPH045010A JP10819190A JP10819190A JPH045010A JP H045010 A JPH045010 A JP H045010A JP 10819190 A JP10819190 A JP 10819190A JP 10819190 A JP10819190 A JP 10819190A JP H045010 A JPH045010 A JP H045010A
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JP
Japan
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mold
molded product
insert
resin layer
sleeve
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Pending
Application number
JP10819190A
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English (en)
Inventor
Kazuya Hirose
量哉 広瀬
Norimitsu Nagayama
典光 永山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、樹脂、ゴム等の流動性のある材料を型内に押
し込んだ後、それを硬化させて成形品を作る注型成形、
反応成形、射出成形、あるいは基板の上に所望の形状を
成形せしめる所謂レプリカ成形法等の成形法における離
型方法に関する。
[従来の技術] レプリカ成形法等の成形法においては、樹脂が型表面に
密着あるいは接着してしまい、成形品を離型することが
容易ではなかった。
そこで、これを容易にする方法のひとつとして、例えば
特開昭63−47111号公報記載のような、多孔性ガ
ラス製の型を用いて型の外表面から型の細孔内に圧縮気
体を圧入することにより、型の表面から成形品に向かっ
て気体の圧力を加え、成形品を型から離型させる方法が
提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この方法では、型が多孔性ガラスに限定
されてしまい、その結果、型を加工する機械、加工方法
及び加工精度が限定されてしまうという問題がある。
例えば、型材が多孔性ガラスである場合は、その加工方
法は研磨が一般的であり、他の加工方法も不可能ではな
いが、他の方法を用いた場合には、加工機及び加工精度
が限定されるという問題がある。この他の加工方法とし
ては、例えば、非球面である光学素子を成形する型をN
iメツキし切削加工する方法などがあげられる。
また、型材が多孔性ガラスである場合は、研磨により非
球面の加工が可能であるが、その加工は前者と比較して
非常に困難であり、長時間を要する。
さらに、多孔性ガラスは型表面が気体を通すことが特徴
であるため、型表面にPNiをメツキし切削加工する方
法は不可能である。すなわち多孔性ガラスを型に用いる
方法では、多孔性ガラスの加工にコストが嵩み、しかも
、加工精度が限定されるといった問題点が存在し、この
方法を工業的に実施するには制約が多すぎるという問題
がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなされたもので、
型の材料を限定することなく、容易に型と成形品を剥離
することができる離型方法を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、型
を使用して成形された成形品を型から剥離させるにあた
り、前記成形品を成形する入子と前記入子を取り囲むス
リーブとからなる型の、前記入子と前記入子を取り囲む
スリーブとの間隙から前記型と成形品の間に気体を噴出
させ、前記入子を離型させたのち前記スリーブを離型さ
せることにより、前記成形品と前記型とを剥離させるよ
うにした。
また、請求項2記載の発明では、型を使用して成形され
た成形品を型から剥離させるにあたり、前記成形品を成
形する型と成形された成形品との間に挿入された気体噴
出ノズルから前記型と成形品の間に気体を噴出させるこ
とにより、前記前記成形品と前記型とを剥離させるよう
にした。
[作用] 上記した両手段によれば、前記型と成形品との間に気体
を噴出させることにより、前記型と前記成形品とを離型
させるようにしているので、容易に型と成形品を剥離す
ることができる。
[実施例] (第1実施例) 第1図にはプラスチックレプリカ成形法によるプラスチ
ックレプリカレンズ成形に使用されるレンズ成形機の模
式的縦断面図が示されている。
このレンズ成形機においては、基板である両面が球面に
研磨されたガラスレンズ1の下部が支持台2に固定され
ている。ガラスレンズ1の上方には金属製の型3が設置
されており、この型3の成形面は切削加工されている。
また型3は入子3aとスリーブ3bに分けられており、
入子3aとスリーブ3bはがたなく組まれており、スリ
ーブ3bの下部内径は上部内径に比べ大きく、スリーブ
下部内面と入子3aとの間には微小な間隙4が作られて
いる。入子3aとスリーブ3bにはそれぞれエアシリン
ダ(図示しない)が接続され、入子3aとスリーブ3b
はそれぞれ独立して上下に移動可能となっている。スリ
ーブ3bの大きな内径部の上端部にはガスケット5が設
けられ、入子3aとスリーブ3b間の気体の流出を防ぐ
ことかできるようになっている。スリーブ3bのガスケ
ット5より下の周面には気体導入穴6か開けられ、該気
体導入穴6には送気ジグ7が付設されている。
送気ジグ7には外部の送気装置(図示しない)か接続さ
れている。またガラスレンズ1の上面には型3にて成形
された紫外線硬化型樹脂の樹脂層8がガラスレンズlに
接着されている。
次に、上記成形機を用いてなされる離型の方法について
説明する。
樹脂層8が未硬化の状態では、送気ジグ7及び間隙4内
の気圧を上げることで、間隙4に未硬化の樹脂が侵入す
ることを防止できる。この時の気圧は使用する樹脂、型
3が樹脂を押す荷重及び間隙4の大きさ等によって設定
される。そして、図示しない紫外線照射装置によって樹
脂層8に紫外線を照射して樹脂が硬化した後は、送気ジ
グ7及び間隙4内の気圧を高め、間隙4から樹脂層8に
向かって気体を送り、先ず入子3aを上昇させることに
より、入子3aと樹脂層8の間に気体の層が生成され(
即ち入子3aと樹脂層8の間が真空にならない)、容易
に入子3aが樹脂層8より剥離される(第2図)。その
後スリーブ3bも上昇させ、スリーブ3bを樹脂層8よ
り□剥離することによって離型を完了する。
上記した実施例によれば下記のような効果が得られる。
即ち、プラスチックレプリカレンズ成形における離型時
には、樹脂層8がカラスレンズ1から剥離する事故が樹
脂層8の周辺部から発生することが多いが、本実施例に
よれば、樹脂層8の周辺部をスリーブ3bによって押さ
えつつ入子3aを離型させ、その後樹脂層8を気体によ
って押さえつつ入子3aを離型するため、離型時に樹脂
層8がカラスレンズ1から剥離する事故をさらに防止す
ることができる。
(第2実施例) また、第3図には第2実施例に係る成形機が示されてい
る。
この成形機においては、型9に切欠き9aが1カ所ない
し複数個新設けられ、切欠き9aおよび樹脂層8に接す
るように楔状の気体噴出ノズルlOが挿入されている。
この気体噴出ノズル10内の穴10aの一方の口は該気
体噴出ノズル10の先端にて開口している。穴10aの
もう一方の口には送気ジグ1]が取り付けられ、さらに
送気ジグ11には外部の送気装置(図示しない)が接続
されている。また、気体噴出ノズルlOにはロッド12
を介してエアシリンダ(図示しない)が接続されており
、該エアシリンダの作用によって、気体噴出ノズル10
は切欠き9aに沿って進退可能となっている。
次に、上記成形機を用いてなされる離型の方法について
説明する。
樹脂層8の硬化後、送気ジグ11及び穴10a内の気圧
を高め、穴10aから樹脂層8と型9との間に気体を噴
出させると、樹脂層8と型9との間に気体の層が生成さ
れる。気体噴出ノズル10を押し出すとさらに気体の層
か広がり、ここで型9を上昇させると樹脂層8から型9
が容易に離型する。
本実施例によれば、高い加工精度を要求される型9の材
料を限定したり、型9に穴を開ける等の複雑で注意を要
する加工を施さなくても、離型を容易にすることが可能
である。
(第3実施例) また、第4図には第3実施例に係る射出成形機のキャビ
ティ部分が示されている。
この射出成形機においては、固定側型板13に固定側入
子14、固定側スリーブ15が取り付けられ穴13aが
開けられて、可動側型板16には可動側入子17、可動
側スリーブ18が取り付けられ穴16aが開けられてい
る。また、固定側入子14及び可動側入子17にはそれ
ぞれエアシリンダ(図示しない)が接続されそれぞれ進
退可能となっており、可動側スリーブ18はエジェクタ
プレート(図示しない)に固定されている。なお、第4
図において符号19は熱可塑性樹脂の成形品を指示して
いる。
次に、上記成形機を用いてなされる離型の方法について
説明する。
ゲート(図示しない)より可塑化した熱可塑性樹脂を固
定側入子14と可動側入子17との間に射出して成形品
19を成形し、成形品19が冷却固化した後、穴+3a
及び穴16aがら気体を噴出しつつ、固定側スリーブ1
5と可動側スリーブ18は動かさずに、固定側入子14
及び可動側入子17をそれぞれ離型させる。その後、型
を開き固定側スリーブ15を離型させ、可動側スリーブ
18で成形品19を突き出すことで、成形品19が完全
に離型される。
この第3実施例によれば下記のような効果を得ることが
できる。
プラスチック成形レンズ等の高精度を要求される成形品
は、離型時の微少な変形が成形品の面精度等の精度に大
きく影響を及ぼす。しかし本実施例によれば、型と成形
品19が容易に離型されるのみならず、固定側スリーブ
15と可動側スリーブ18によって成形品]9の周辺部
を、気体によって成形品19の中心部分を押さえつつ、
固定個人子14と可動側入子17を離型させ、更に気体
によって成形品]9を押さえつつ固定側スリーブ15と
可動側スリーブ18を離型させるために、成形品19の
離型時の変形を防ぐことができ、高精度の成形品を得る
ことができる。
「発明の効果コ 以上のように本発明の離型方法によれば、型と成形品と
の間に気体を噴出させることにより、前記型と前記成形
品とを離型させるようにしているので、型の材料を限定
することなく、容易に型と成形品を剥離することが可能
である。
また、レプリカ成形においては離型時に成形品が基板か
ら剥離する事故を防止することもできる。
さらに、射呂成形においては離型時に成形品が変形する
事故を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の実施に用いられるレンズ成形機の
要部を示す模式的縦断面図、 第2図は第1図のレンズ成形機の作用状態を示す模式的
縦断面図、 第3図は第2実施例の実施に用いられるレンズ成形機の
要部を示す模式的縦断面図、 第4図は第3実施例の実施に用いられるレンズ成形機の
要部を示す模式的縦断面図である。 1・・・カラスレンズ(成形品) 3・・・・型 3a・・・・入子 3b・・・スリーブ 4 ・・間隙 第1図 第3図 第2図 3a・・・入子 4・・間隙 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型を使用して成形された成形品を型から剥離させ
    るにあたり、前記成形品を成形する入子と前記入子を取
    り囲むスリーブとからなる型の、前記入子と前記入子を
    取り囲むスリーブとの間隔から前記型と成形品の間に気
    体を噴出させ、前記入子を離型させたのち前記スリーブ
    を離型させることにより、前記成形品と前記型とを剥離
    させることを特徴とする成形品と型の離型方法。
  2. (2)型を使用して成形された成形品を型から剥離させ
    るにあたり、前記成形品を成形する型と成形された成形
    品との間に挿入された気体噴出ノズルから前記型と成形
    品の間に気体を噴出させることにより、前記成形品と前
    記型とを剥離させることを特徴とする成形品と型の離型
    方法。
JP10819190A 1990-04-24 1990-04-24 成形品と型の離型方法 Pending JPH045010A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320315A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Coopervision Internatl Holding Co Lp ガスを用いるオフサルミックレンズの取出し
JP2012045713A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Toshiba Mach Co Ltd 離型方法
US8313675B2 (en) 2009-08-31 2012-11-20 Coopervision International Holding Company, Lp Demolding of ophthalmic lenses during the manufacture thereof

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