JPH04214308A - 合成樹脂の成形用の型及び成形方法 - Google Patents
合成樹脂の成形用の型及び成形方法Info
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- JPH04214308A JPH04214308A JP40625590A JP40625590A JPH04214308A JP H04214308 A JPH04214308 A JP H04214308A JP 40625590 A JP40625590 A JP 40625590A JP 40625590 A JP40625590 A JP 40625590A JP H04214308 A JPH04214308 A JP H04214308A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/37—Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings
Landscapes
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【 0001 】
【 産業上の利用分野 】本発明は合成樹脂の成形に係
り、特に低コストで容易に製作できる簡易型と、この簡
易型を利用しての成形方法に関するものである。
り、特に低コストで容易に製作できる簡易型と、この簡
易型を利用しての成形方法に関するものである。
【 0002 】
【 従来の技術 】従来の合成樹脂の成形においては、
鋼材に切削、放電加工等の各種の加工を行ってキャビテ
ィ或はコアを形成したいわゆる金型が利用されていた。 金型は、精度が高く型寿命も長いので高寸法精度の製品
を多量に成形するのには適しているが、型の製作には多
くの日数とコストが掛かり、試作或は多品種少量生産の
ための型には適さない。
鋼材に切削、放電加工等の各種の加工を行ってキャビテ
ィ或はコアを形成したいわゆる金型が利用されていた。 金型は、精度が高く型寿命も長いので高寸法精度の製品
を多量に成形するのには適しているが、型の製作には多
くの日数とコストが掛かり、試作或は多品種少量生産の
ための型には適さない。
【 0003 】このため最近は、金属粉を多量に配合
した二液反応型の合成樹脂によって形成する合成樹脂型
やアルミニウム、亜鉛等の非鉄金属の鋳造によって形成
する鋳造型のようないわゆる簡易型が、試作や多品種少
量生産のための型として多く用いられるようになり、こ
れにより型の製作費が安くなるとともに製作日数も大幅
に短くなった。
した二液反応型の合成樹脂によって形成する合成樹脂型
やアルミニウム、亜鉛等の非鉄金属の鋳造によって形成
する鋳造型のようないわゆる簡易型が、試作や多品種少
量生産のための型として多く用いられるようになり、こ
れにより型の製作費が安くなるとともに製作日数も大幅
に短くなった。
【 0004 】しかしながら、このような簡易型にお
いても、製品を型から突き出すための突き出しピンの加
工が必要であるとともに製品には突き出しピンの跡がつ
いてしまう欠点があり、さらに1.5°〜2°程度の抜
き勾配もつけなければならず製品の精度に影響がでる場
合もあった。。
いても、製品を型から突き出すための突き出しピンの加
工が必要であるとともに製品には突き出しピンの跡がつ
いてしまう欠点があり、さらに1.5°〜2°程度の抜
き勾配もつけなければならず製品の精度に影響がでる場
合もあった。。
【 0005 】本発明は、前記したような従来技術の
欠点を解消し、突き出しピンや抜き勾配を設けなくても
製品を容易に取り出せるような簡易型を提供することを
目的とするものである。
欠点を解消し、突き出しピンや抜き勾配を設けなくても
製品を容易に取り出せるような簡易型を提供することを
目的とするものである。
【 0006 】
【 課題を解決するための手段 】前記したような目的
を達成するため、本発明は、ゴム弾性を持った材料で形
成された製品形状を模写した表面層と、この表面層を支
える剛性を持った材料で形成されたバックアップ体とよ
り成り、好ましくは前記バックアップ体が金属及び又は
セラミック粉末の結合体のように通気性を持った剛体で
あり、かつ通気口を持つ気密枠内に収納されて形成され
た合成樹脂成形用の型であり、また、前記した型を用い
、成形の際は通気口を介しての真空排気によって表面層
をバックアップ体に密着させ、成形終了後は通気口を介
して圧搾空気を送り表面層とバックアップ体とを分離し
て製品の取り出しを行う合成樹脂の成形方法である。
を達成するため、本発明は、ゴム弾性を持った材料で形
成された製品形状を模写した表面層と、この表面層を支
える剛性を持った材料で形成されたバックアップ体とよ
り成り、好ましくは前記バックアップ体が金属及び又は
セラミック粉末の結合体のように通気性を持った剛体で
あり、かつ通気口を持つ気密枠内に収納されて形成され
た合成樹脂成形用の型であり、また、前記した型を用い
、成形の際は通気口を介しての真空排気によって表面層
をバックアップ体に密着させ、成形終了後は通気口を介
して圧搾空気を送り表面層とバックアップ体とを分離し
て製品の取り出しを行う合成樹脂の成形方法である。
【 0007 】
【 作用 】本発明は前記したように構成され、製品形
状のマスターを基にしての注型法によって簡単に低コス
トで型が形成でき、表面がゴム弾性体の層で形成されて
いるのものの剛性材料でバックアップされているので成
形圧力による変形を防止して良好な成形ができ、型の表
面がゴム弾性を持った層であるとともに成形後製品の密
着したこの表面層をバックアップ体から容易に剥せるの
で、型に突き出しピンや抜き勾配を設けてなくても製品
を型から簡単に取り出せる。
状のマスターを基にしての注型法によって簡単に低コス
トで型が形成でき、表面がゴム弾性体の層で形成されて
いるのものの剛性材料でバックアップされているので成
形圧力による変形を防止して良好な成形ができ、型の表
面がゴム弾性を持った層であるとともに成形後製品の密
着したこの表面層をバックアップ体から容易に剥せるの
で、型に突き出しピンや抜き勾配を設けてなくても製品
を型から簡単に取り出せる。
【 0008 】
【 実施例 】次に本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【 0009 】図1に本発明の成形型を射出成形機に
取り付けた状態を示し、この図により型の構成を示す。
取り付けた状態を示し、この図により型の構成を示す。
【 0010 】1が固定側のキャビティ型であり、こ
のキャビティ型1は、製品形状のマスターからキャビテ
ィ形状を模写した表面層2と、この表面層2を成形の際
に圧力によって変形しないように支えるバックアップ体
3とより成っている。
のキャビティ型1は、製品形状のマスターからキャビテ
ィ形状を模写した表面層2と、この表面層2を成形の際
に圧力によって変形しないように支えるバックアップ体
3とより成っている。
【 0011 】表面層2は、シリコーンゴムのような
ゴム弾性を持った材料で形成され、バックアップ体3は
金属粉末、セラミック粉末、或は両者の混合粉末をエポ
キシ樹脂のような樹脂バインダーで結合し、成形圧力に
十分耐える機械的強度を持った多孔質体にて形成されて
いる。
ゴム弾性を持った材料で形成され、バックアップ体3は
金属粉末、セラミック粉末、或は両者の混合粉末をエポ
キシ樹脂のような樹脂バインダーで結合し、成形圧力に
十分耐える機械的強度を持った多孔質体にて形成されて
いる。
【 0012 】4はキャビティ型1を気密に収納する
ための金属製の気密枠であり、この気密枠4の開口の周
囲に設けた溝には薄いプラスチックのような柔軟性の材
料で作られたコの字型の型取付リブ7が嵌められており
、通気口5には通気管6が嵌められている。
ための金属製の気密枠であり、この気密枠4の開口の周
囲に設けた溝には薄いプラスチックのような柔軟性の材
料で作られたコの字型の型取付リブ7が嵌められており
、通気口5には通気管6が嵌められている。
【 0013 】したがって、キャビティ型1は気密枠
4に表面層2の周囲を型取付リブ7に嵌めた状態で収納
されている。
4に表面層2の周囲を型取付リブ7に嵌めた状態で収納
されている。
【 0014 】8はキャビティ型1と同様に形成され
た可動側のコア型であり、9がコア形状を模写した表面
層、10がバックアップ体、11が気密枠、12が通気
口、13が通気管、14が型取付リブである。
た可動側のコア型であり、9がコア形状を模写した表面
層、10がバックアップ体、11が気密枠、12が通気
口、13が通気管、14が型取付リブである。
【 0015 】前記した成形型のキャビティ型1は、
型取付枠4に収納された状態で固定型用プラテン15に
取り付けられ、コア型8は、型取付枠11に収納した状
態で加圧ラム17を持つ可動型用プラテン16に取り付
けられ、型が閉じられてキャビティ型1とコア型8とが
密着した状態でキャビティ18が形成され、19はこの
キャビティ18に樹脂19を射出するための射出ノズル
である。
型取付枠4に収納された状態で固定型用プラテン15に
取り付けられ、コア型8は、型取付枠11に収納した状
態で加圧ラム17を持つ可動型用プラテン16に取り付
けられ、型が閉じられてキャビティ型1とコア型8とが
密着した状態でキャビティ18が形成され、19はこの
キャビティ18に樹脂19を射出するための射出ノズル
である。
【 0016 】次に図2〜図4に基づいて本発明の成
形型を用いての成形作業について説明する。
形型を用いての成形作業について説明する。
【 0017 】先ず射出成形は、図2に示すように、
通気管6及び13を介しての真空排気によってキャビテ
ィ型1及びコア型8の表面層2及び9をバックアップ体
3及び10に密着させた後、加圧ラム17の作動によっ
てコア型8を動かして型締めを行い、その後射出ノズル
19から樹脂20をキャビティ18内に射出して行う。
通気管6及び13を介しての真空排気によってキャビテ
ィ型1及びコア型8の表面層2及び9をバックアップ体
3及び10に密着させた後、加圧ラム17の作動によっ
てコア型8を動かして型締めを行い、その後射出ノズル
19から樹脂20をキャビティ18内に射出して行う。
【 0018 】次に、図3に示すように、射出成形が
終了した後、加圧ラム17の作動によってコア型8を動
かし型開きを行い、この際、通気管6及び13を介して
の真空排気も止める。
終了した後、加圧ラム17の作動によってコア型8を動
かし型開きを行い、この際、通気管6及び13を介して
の真空排気も止める。
【 0019 】最後に、図4に示すように、通気管6
から圧搾空気を送り表面層2をバックアップ体2から剥
しながら製品21の取り出しを行う。
から圧搾空気を送り表面層2をバックアップ体2から剥
しながら製品21の取り出しを行う。
【 0020 】この場合、表面層2の周囲を保持して
いる気密枠4に装着された型取付リブ7は、前記したよ
うに柔軟性のある材料で作られているので圧搾空気の力
で容易に折れ曲がり、表面層2をバックアップ体3から
剥すのに都合が良い。
いる気密枠4に装着された型取付リブ7は、前記したよ
うに柔軟性のある材料で作られているので圧搾空気の力
で容易に折れ曲がり、表面層2をバックアップ体3から
剥すのに都合が良い。
【 0021 】このように、本発明の成形型には製品
取り出しのための突き出しピンを設けていないが、離型
性が良く、何ら製品21に傷を付けたりすることなく容
易にキャビティ型1から取り出せる。
取り出しのための突き出しピンを設けていないが、離型
性が良く、何ら製品21に傷を付けたりすることなく容
易にキャビティ型1から取り出せる。
【 0022 】次に図5〜図9に基づいて本発明の成
形型の作成方法について説明する。
形型の作成方法について説明する。
【 0023 】先ず、図5に示すように、型枠22内
に製品マスター23を配備し、この製品マスター23の
表面には粘度、粘着テープ等を利用して表面層形成分の
厚さのバリヤー層24を形成するとともに、湯道形成の
ための丸棒25を立てる。
に製品マスター23を配備し、この製品マスター23の
表面には粘度、粘着テープ等を利用して表面層形成分の
厚さのバリヤー層24を形成するとともに、湯道形成の
ための丸棒25を立てる。
【 0024 】次に、図6に示すように、前記した型
枠22内に結合材としてエポキシ樹脂を配合した金属粉
末或はセラミック粉末を充填し、その後加熱によって結
合材を硬化させバックアップ体26を形成する。
枠22内に結合材としてエポキシ樹脂を配合した金属粉
末或はセラミック粉末を充填し、その後加熱によって結
合材を硬化させバックアップ体26を形成する。
【 0025 】バックアップ体26が形成された後、
型枠22を分解し、マスター23の表面からバリヤー層
24を取り除くとともに、バックアップ体26中から丸
棒25を抜き取る。
型枠22を分解し、マスター23の表面からバリヤー層
24を取り除くとともに、バックアップ体26中から丸
棒25を抜き取る。
【 0026】 その後、図7に示すように、マスター
23及びバックアップ体26を再び型枠22内に配備し
、マスター23とバックアップ体26との間の表面層を
形成するための空隙部27と、表面層を形成する材料を
流入させるための空隙部27に通ずる湯道28をバック
アップ体26に設けた状態とする。
23及びバックアップ体26を再び型枠22内に配備し
、マスター23とバックアップ体26との間の表面層を
形成するための空隙部27と、表面層を形成する材料を
流入させるための空隙部27に通ずる湯道28をバック
アップ体26に設けた状態とする。
【 0027 】最後に、図8に示すように、湯道28
から空隙部27にRTVシリコーンゴムのような室温硬
化型の液状ゴムを注入し、その後所定時間室温に放置し
て硬化させ表面層29を形成する。
から空隙部27にRTVシリコーンゴムのような室温硬
化型の液状ゴムを注入し、その後所定時間室温に放置し
て硬化させ表面層29を形成する。
【 0028 】この結果、図9に示すように、マスタ
ー23の表面形状を忠実に模写した表面層29をバック
アップ体26が支えたキャビティ型が得られる。
ー23の表面形状を忠実に模写した表面層29をバック
アップ体26が支えたキャビティ型が得られる。
【 0029 】以上は製品形状のマスターを基にして
のキャビティ型の形成方法であるが、コア型もマスター
を基にしたり、或は前記したようにして形成されたキャ
ビティ型を基にしたりして容易に形成できる。
のキャビティ型の形成方法であるが、コア型もマスター
を基にしたり、或は前記したようにして形成されたキャ
ビティ型を基にしたりして容易に形成できる。
【 0030 】
【 発明の効果 】本発明は前記したような構成及び効
果のものであり、次のような条件で合成樹脂の射出成形
を行ったところ、極めて円滑に成形作業ができるととも
に、良好な製品が得られた。 表面層 RTVシリコ
ーンゴム(信越シリコーン、KE1300)
で厚さ、1.5m
mの層を形成 バックアップ体 エポキシ
樹脂を配合した6号ケイ砂 射出成形条件
樹脂 ABS樹脂
ノズル温度 240
℃ 射出
圧力 560kg/cm sqr
型温
常温 製品取り出し条件 12気圧圧搾空気で
表面層剥離、以上のように、本発明は、低コストで極め
て容易に製作でき、しかも突き出しピン等を用いること
なく容易に製品の取り出しができ、成形作業が容易であ
るとともに抜き勾配のない寸法精度の良い成形品を得ら
れる合成樹脂の成形型及びこの型を用いての成形方法を
提供するものである。これにより、合成樹脂製品の試作
或は多品種少量生産を極めて低コストかつ高寸法精度で
、容易に行えるようになる。
果のものであり、次のような条件で合成樹脂の射出成形
を行ったところ、極めて円滑に成形作業ができるととも
に、良好な製品が得られた。 表面層 RTVシリコ
ーンゴム(信越シリコーン、KE1300)
で厚さ、1.5m
mの層を形成 バックアップ体 エポキシ
樹脂を配合した6号ケイ砂 射出成形条件
樹脂 ABS樹脂
ノズル温度 240
℃ 射出
圧力 560kg/cm sqr
型温
常温 製品取り出し条件 12気圧圧搾空気で
表面層剥離、以上のように、本発明は、低コストで極め
て容易に製作でき、しかも突き出しピン等を用いること
なく容易に製品の取り出しができ、成形作業が容易であ
るとともに抜き勾配のない寸法精度の良い成形品を得ら
れる合成樹脂の成形型及びこの型を用いての成形方法を
提供するものである。これにより、合成樹脂製品の試作
或は多品種少量生産を極めて低コストかつ高寸法精度で
、容易に行えるようになる。
【 図1】〜
【 図4】 本発明の型を用いて合成樹脂の射出成形を
行う状態を示す断面図。
行う状態を示す断面図。
【 図1 】 型を射出成形機に取り付
け型締めした状態を示す図。
け型締めした状態を示す図。
【 図2 】 合成樹脂を射出した状態
を示す図。
を示す図。
【 図3 】 型開きした状態を示す図
。
。
【 図4 】 製品取り出し状態を示す
図。
図。
【 図5 】〜
【 図9】 型の製作工程を示す断面図。
【 図5 】 型枠に製品マスターを
配備した状態を示す図。
配備した状態を示す図。
【 図6 】 バックアップ体を形成
した状態を示す図。
した状態を示す図。
【 図7 】 表面層形状の準備状態を
示す図。
示す図。
【 図8 】 表面層を形成した状態を
示す図。
示す図。
【 図9 】 形成されたキャビティ型
を示す図。
を示す図。
1…キャビティ型、
2…表面層、
3…バックアップ体、
4…気密枠
5…通気口、
6…通気管、
8…コア型、
9…表面層、
10…バックアップ体、
11…気密枠、
12…通気口、
13…通気管。
21…製品
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【 請求項1 】ゴム弾性を持った材料で形成された製
品形状を模写した表面層と、この表面層を支える剛性を
持った材料で形成されたバックアップ体とより成ること
を特徴とする合成樹脂成形用の型。 【 請求項2 】バックアップ体が通気性を持ちかつ通
気口を持つ気密枠内に収納されたことを特徴とする請求
項1記載の合成樹脂成形用の型。 【 請求項3 】バックアップ体が金属及び又はセラミ
ック粉末の結合体であることを特徴とする請求項2記載
の合成樹脂成形用の型。 【 請求項4 】請求項2又は請求項3の型を用い、成
形の際は通気口を介しての真空排気によって表面層をバ
ックアップ体に密着させ、成形終了後は通気口を介して
圧搾空気を送り表面層とバックアップ体とを分離して製
品の取り出しを行うことを特徴とする合成樹脂の成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40625590A JPH04214308A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 合成樹脂の成形用の型及び成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40625590A JPH04214308A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 合成樹脂の成形用の型及び成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214308A true JPH04214308A (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=18515870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40625590A Pending JPH04214308A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 合成樹脂の成形用の型及び成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04214308A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020078686A (ko) * | 2001-04-07 | 2002-10-19 | 이소피아 | 입체성형품 표면 인쇄용 실리콘금형 |
JP2006187975A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Dogu:Kk | 反応射出成形用型 |
CN107901473A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-04-13 | 深圳市华益盛模具股份有限公司 | 座椅背板包覆设备及方法 |
CN109332492A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-02-15 | 贵州大学 | 一种高强度的隔热型钣金加工用模具 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP40625590A patent/JPH04214308A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020078686A (ko) * | 2001-04-07 | 2002-10-19 | 이소피아 | 입체성형품 표면 인쇄용 실리콘금형 |
JP2006187975A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Dogu:Kk | 反応射出成形用型 |
CN107901473A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-04-13 | 深圳市华益盛模具股份有限公司 | 座椅背板包覆设备及方法 |
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