JP2002218867A - 釣竿とその製造方法 - Google Patents

釣竿とその製造方法

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JP2002218867A
JP2002218867A JP2001015378A JP2001015378A JP2002218867A JP 2002218867 A JP2002218867 A JP 2002218867A JP 2001015378 A JP2001015378 A JP 2001015378A JP 2001015378 A JP2001015378 A JP 2001015378A JP 2002218867 A JP2002218867 A JP 2002218867A
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Yoji Kobayashi
陽児 小林
Takashi Inoue
臣士 井上
Masayuki Watanabe
昌幸 渡辺
Nobuaki Takamatsu
伸秋 高松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 継合管を竿杆に振出式に継ぎ合わせた構造お
いて、継合強度の向上した竿杆を有する釣竿を提供す
る。 【解決手段】 一方の竿杆が、隣接竿杆を並継又は逆並
継に継ぎ合わせるための継合部12Aと、竿杆芯材10
端部のテーパ部10B外周に振出式に嵌め合わせたテー
パ部12Bとを有する継合管12を具備しており、前記
継合部外周と前記竿杆芯材端部のテーパ部近くの竿杆芯
材本体10A外周との径差を概ね埋める層には、前記何
れかのテーパ部領域10B又は12Bに一端部を有して
竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強化樹脂の層P2’
を具備し、この層よりも外側において、前記継合部領域
に一端部を有して前記繊維強化樹脂層P2’の一端部よ
りも更に延伸した他の繊維強化樹脂層P4’を設けるよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣接した竿杆同士
を並継や逆並継に継ぎ合わせる継合部を、竿杆芯材とは
別体に形成し、あとでこれらを一体化させた接合構造部
を持った竿杆を有する釣竿に関する。特記無き竿杆芯材
は中実芯材に限らず、中空管芯材でもよい。
【0002】
【従来の技術】プリプレグを巻回するには、芯金にプリ
プレグの1つの縁部を付着させてから、芯金を巻回させ
てプリプレグを巻き取るように行う。このため、予め成
形された竿杆芯材の端部に、隣接竿杆の継ぎ合わせの為
の継合部をプリプレグによって新たに設ける場合は、該
継合部の位置に芯金を位置させて、これにプリプレグの
1つの縁部を付着させてから、芯金と竿杆芯材とを一緒
に回転させる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、別々の部
材である芯金と竿杆芯材とは、一般に微妙に回転の不一
致が生じ、芯金に巻回されたプリプレグが捩れて皺がよ
る。皺がよれば竿杆の強度も品質も低下する。こうした
こともあってか、特開平10−327713号には、前
側の竿杆本体の後端部に継目管を振出式にして接着接合
し、これに後側の竿杆を継ぎ合わせる構造の釣竿が開示
されている。従って、振出接合のため、継目管から前側
の竿杆本体が前方に抜けて継合が外れることは防止でき
る。しかし、継目管の後方に抜け出ることに対しては、
接着剤による接合強度によって防止されているだけであ
り、また、接着接合の後に、竿杆の成形曲がりを加熱し
つつ修正することもあり、この場合、通常、加熱によっ
て接着剤が劣化する。更には、竿杆本体外周と継目管内
周との嵌合境界部を接着接合しただけや、嵌合部付近を
単に外側から糸巻回とそれを接着剤で固めた程度では、
実釣り時の撓み変形によって当該接合部が破損すること
が多々ある。
【0004】依って本発明は、継合管を竿杆に継ぎ合わ
せた構造において、継合強度の向上した竿杆を有する釣
竿とその製造方法の提供を目的とする。特に、継合管を
竿杆に振出式に継ぎ合わせた構造おいて、継合強度の向
上した竿杆を有する釣竿の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み本発明の
請求項1では、一方の竿杆が、隣接竿杆を並継又は逆並
継に継ぎ合わせるための継合部を残して中実の竿杆芯材
の端部に嵌め合わせた継合管を有し、該継合管の前記竿
杆芯材側の端位置の前後に亘るように継合管の外側と竿
杆芯材の外側に位置した繊維強化樹脂の層を具備したこ
とを特徴とする竿杆を有する釣竿を提供する。
【0006】継合管は中実の竿杆芯材端部に嵌め合わせ
られており、その端位置の前後に亘るように繊維強化樹
脂の層によって外側から補強保持されている。この中実
竿杆芯材の存在によって、継合領域の外部からの圧縮力
によっては潰れず、強く、また、継合管がこじられるよ
うな撓み力に対しては、継合管の外側に配設されている
繊維強化樹脂層によって保持されていて耐えられ、結
局、継合強度が強い。継合管が嵌め合わされる竿杆芯材
端部が、先広がりのテーパ状であれば、継合管との嵌め
合わせの信頼性が更に高まり、また、継合管が当該嵌め
合わせ部位から端部方向に抜け出ることがなく、その
分、継合強度が向上する。
【0007】請求項2では、一方の竿杆が、隣接竿杆を
並継又は逆並継に継ぎ合わせるための継合部と、竿杆芯
材端部のテーパ部外周に振出式に嵌め合わせたテーパ部
とを有する継合管を具備しており、前記継合部外周と前
記竿杆芯材端部のテーパ部近くの竿杆芯材本体外周との
径差を概ね埋める層には、前記何れかのテーパ部領域に
一端部を有して竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強化
樹脂の層を具備し、この層よりも外側において、前記継
合部領域に一端部を有して前記繊維強化樹脂層の一端部
よりも更に延伸した他の繊維強化樹脂層を設けたことを
特徴とする竿杆を有する釣竿を提供する。上記2つの繊
維強化樹脂層には、軸長方向指向の強化繊維の存在が好
ましい。特に、炭素繊維からなる強化繊維の存在が好ま
しい。
【0008】継合管の継合力を向上させるためには、単
なる接着接合や糸巻回等では不充分であるため、継合管
と竿杆芯材とに亘って繊維強化樹脂プリプレグシートを
巻回し、このプリプレグの含浸樹脂の接合作用によって
継合管と竿杆芯材とを強固に一体化させる必要がある。
然しながら、継合管は嵌め合わせのテーパ部を有してい
るため、継合部外周と前記竿杆芯材端部のテーパ部近く
の竿杆芯材本体外周とにはテーパに応じた径差が存在す
る。この径差存在のまま、竿杆芯材本体領域と継合部領
域とに亘って繊維強化樹脂プリプレグシートを巻回すれ
ば、プリプレグシートに皺がより、それを加熱成形した
のでは、強度が低下したり、素材曲がりが生じたりす
る。そこで、竿杆芯材本体の上に、前記径差を埋める層
を設けるが、ここには、何れかのテーパ部領域に一端部
を有して竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強化樹脂の
層を含み、この層よりも外側において、継合部領域に一
端部を有して前記繊維強化樹脂層の一端部よりも更に延
伸した他の繊維強化樹脂層を設ける。加熱成形によって
各繊維強化樹脂プリプレグシートの樹脂の接合一体化作
用によって継合部領域から竿杆芯材本体領域にまで繊維
強化樹脂が亘り、継合管と竿杆芯材との継合強度が向上
する。
【0009】請求項3では、前記何れかのテーパ部領域
に一端部を有して竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強
化樹脂の層の、当該一端部は、前記継合管のテーパ部に
位置せず、前記竿杆芯材端部のテーパ部領域に位置して
いる請求項2記載の竿杆を有する釣竿を提供する。径差
を埋める層の具備する繊維強化樹脂層、即ち、竿杆芯材
本体領域から亘っている繊維強化樹脂層の端部が継合管
のテーパ部にまで至っていれば、この層を形成するプリ
プレグの巻回時に、継合管を回転させてしまう力が作用
するが、その位置までは至っていないため、継合管を回
転させず、プリプレグの捩れや皺が防止され、継合強度
が向上する。
【0010】請求項4では、予め成形した竿杆芯材の端
部に、隣接竿杆を並継又は逆並継に継ぎ合わせるための
継合部を残して、予め成形した継合管を嵌め合わせると
共に、該継合管の前記竿杆芯材側の端位置の前後に亘る
ように継合管の外側と竿杆芯材の外側に位置した繊維強
化樹脂プリプレグを巻回することを特徴とする竿杆を有
する釣竿の製造方法を提供する。予め成形した継合管を
竿杆芯材に嵌め合わせ、芯金と竿杆芯材とを直列に突き
合わせた状態で回転させてプリプレグで継合部を形成す
るのではないため、捩れや皺による強度低下は防止され
る。また、嵌め合わせた状態の継合管と竿杆芯材とに亘
ってプリプレグを巻回して継合管を竿杆芯材に一体化補
強するが、このプリプレグ巻回の際には、継合管は竿杆
芯材に嵌め合わされている状態のため、回転の不均一は
生じ難く、捩れや皺の発生が防止できる。従って、継合
強度の高い竿杆を有する釣竿が提供できる。継合管が嵌
め合わされる竿杆芯材端部が、先広がりのテーパ状であ
れば、継合管との嵌め合わせの信頼性が更に高まり、ま
た、継合管が当該嵌め合わせ部位から端部方向に抜け出
ることがなく、その分、継合強度が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明
に係る釣竿に使用の竿杆の製法説明図であり、図2はそ
の製法によって成形された竿杆の要部縦断面図である。
主として炭素繊維を強化繊維とし、エポキシ樹脂をマト
リックスとする中実の竿杆芯材10は、ストレート又は
緩いテーパの竿杆芯材本体10Aと、その端部の先広が
りの急テーパ部10Bとを有している。一方、主として
炭素繊維を強化繊維とし、エポキシ樹脂をマトリックス
とする継合管12は、前記急テーパ部に振出式に嵌め合
わせるための急テーパ部12Bと、その先部であって、
内周が先広がりの緩いテーパとなっている継合部12A
とを有している。
【0012】継合部12Aには隣接した図示しない被継
合竿杆を並継又は逆並継式に継ぎ合わせる。継合管12
の急テーパ部12Bを竿杆芯材10の端部の急テーパ部
10Bに嵌め合わせた状態の継合管の継合部12Aの内
部に、マンドレル14を挿入しておく。後述のプリプレ
グシート巻回時の押圧力等に対向するためである。
【0013】この例では、竿杆芯材の急テーパ部10B
が露出している領域と、竿杆芯材本体の一部に亘って、
図示のような直角三角形状のプリプレグシートP1を、
その底辺縁を継合管の急テーパ部の端に位置させて、最
大場所において複数回(4〜6回程度)巻回して、継合
管の急テーパ部の端における段差を概ね解消した層P
1’(図2)と成す。この上と竿杆芯材本体10A全体
とに亘って、図示の如き台形状プリプレグシートP2を
竿杆芯材本体の大部分に複数回(5〜10回程度)巻回
する。このプリプレグシートP2は、長方形の一端部
(急テーパ部側)を傾斜状にカットした台形状であり、
その先端は継合管の急テーパ部の端に位置させている。
【0014】更にこの例では、継合管の急テーパ部の端
の前後に亘って、即ち、継合管の急テーパ部12Aの領
域と継合管の急テーパ部の端近くであって、巻回された
プリプレグシートP1やプリプレグシートP2の上に亘
って、図示の如き台形状のプリプレグシートP3を1〜
2回巻回する。このプリプレグシートP3は前記プリプ
レグシートP2,P1の層P2’,P1’(図2)と急
テーパ部12Bとを強固に連結させるためである。この
プリプレグシートP3は、プリプレグシートP2に一体
化させてもよい。
【0015】即ち、プリプレグシートP2のカット形
状、長さ寸法等を変えて、プリプレグシートP3の役目
を兼ねたプリプレグシートとしてもよい。しかし、プリ
プレグシートP2とP3を分けて、プリプレグシートP
2を複数回巻回する際に、(急)テーパ部10Bの存在
によって(径差によって)プリプレグシートの巻回によ
り継合管を回転させる力が生じ、これによる継合管12
の回転を防止した方がよい。
【0016】こうして、継合管の継合部12A外周と竿
杆芯材本体10Aとの径差に基づく大きな段差を小さく
できた。その後、継合部外周領域と、急テーパ部12
B,10Bの領域と、その近くの竿杆芯材本体10A領
域とに亘って、図示のような形状のプリプレグシートP
4を巻回する。シート先端領域を除いて複数回(4〜6
回程度)巻回する。その他、竿杆芯材本体10Aの領域
には、竿杆としての撓み剛性等の調節のために、プリプ
レグシートP5を巻回し、その上に他のプリプレグシー
トを巻回してもよい。
【0017】前記プリプレグシートP4は、急テーパ部
の前後領域12A,10Aに亘っているが、大きな段差
が概ね解消された上に巻回されたため、しわがより難
く、また、継合管も回転させ難く、成形竿杆の強度低下
が防止されている。また、前記プリプレグシートP2の
層P2’の領域とオーバーラップしているため、成形後
には、プリプレグシートP4の層P4’の軸長方向強化
繊維は、プリプレグシートP2の層P2’の軸長方向強
化繊維と連結的に作用する。こうして、各プリプレグシ
ートを巻回した後、常法によって加圧、加熱成形する。
こうして成形された竿杆の要部断面図の図2には、各プ
リプレグシートに対応する層には、シートと同じ記号に
ダッシュ記号を付している。
【0018】なお、プリプレグシートP5は、その長さ
がプリプレグシートP2よりも短く、シートの一端は、
継合管の急テーパ部の端にまでは至っていない。従っ
て、プリプレグシートP5を巻回する際に継合管を回転
させる虞はない。また、図1では、プリプレグシートP
2,P5の長さは、他のプリプレグシートの長さに比べ
て長く描かれており、プリプレグシートP4はプリプレ
グシートP5に比べて(従ってプリプレグシートP2に
比べても)相当に長さが短く、この点からもプリプレグ
シートP4を巻回する際には、継合管を回転させ難い。
【0019】上記各プリプレグシートP1,P2,P
3,P4,P5の夫々は、繊維方向が円周方向と軸長方
向とであるガラス繊維の織布G1のプリプレグシート、
軸長方向の引き揃え炭素繊維シートC2と、プリプレグ
シートP1と同様なガラス繊維織布G2とが重ね合わさ
れたプリプレグシート、軸長方向の引き揃え炭素繊維シ
ートC3と、プリプレグシートP1と同様なガラス繊維
織布G3とが重ね合わされたプリプレグシート、軸長方
向の引き揃え炭素繊維シートC4と、プリプレグシート
P1と同様なガラス繊維織布G4とが重ね合わされたプ
リプレグシート、軸長方向の引き揃え炭素繊維シートC
5と、プリプレグシートP1と同様なガラス繊維織布G
5とが重ね合わされたプリプレグシートである。
【0020】軸長方向に指向して弾性率の高い強化繊維
(炭素繊維)を有し、ある程度長いプリプレグシートと
して、P2,P4,P5がある。これらのプリプレグシ
ートの前記弾性率の高い軸長方向強化繊維(炭素繊維)
C2,C4,C5の弾性率E2,E4,E5は、順次大
きく(外側から言えば、順次小さく)設定している。こ
れは、一般に、プリプレグは軸長方向指向の強化繊維の
弾性率が高くなると、繊維蛇行や捩れに対して弱くなる
ため、プリプレグを巻回する際の巻回作業の不均一さ等
の影響を受けて、より捩じられ易い内層程、軸長方向炭
素繊維の弾性率を小さくしている。
【0021】中実竿杆芯材10は、或る程度の数の繊維
を束ねて合成樹脂を含浸させた繊維束を複数(多数)束
寄せ集めて一体化構成しており、軸長方向に生じるせん
断力には弱い。また、部材が大きく撓んだ際には大きな
せん断応力が発生し、特に中立軸位置には最も大きなせ
ん断応力が生じる。従って、中実竿杆芯材10ではせん
断応力を無視できず、せん断こうした竿杆芯材の外径は
あまり大きくせず、その外周に円周方向に指向した強化
繊維を配設して、その繊維で縛るような効果によってせ
ん断力に対抗させる必要がある。そのため、各プリプレ
グシートにはガラス繊維ながら、円周方向に指向した繊
維を配設している。
【0022】上記実施形態例の竿杆芯材10は中実芯材
であるが、中空管の芯材でもよい。また、プリプレグシ
ートの形状や強化繊維や合成樹脂の種類は例示であり、
制限はない。更には、竿杆芯材10の端部が先広がりの
急テーパ部10Bでなく、ストレートか緩いテーパであ
ってもよいが、これらの場合は、竿杆芯材10に嵌め合
わせた継合管12の前記竿杆芯材側の端位置の前後に亘
るように、継合管の外側と竿杆芯材の外側に位置するよ
うに繊維強化樹脂プリプレグを巻回して成形すればよ
い。即ち、請求項2記載のように、2つ(以上)の繊維
強化樹脂層を必ずしも必要とはしない(2つ以上のプリ
プレグに分断する必要はない)。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、継合管を竿杆に継ぎ合わせた構造において、継
合強度の向上した竿杆を有する釣竿とその製造方法の提
供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る釣竿に使用の竿杆の製法説
明図である。
【図2】図2は図1の製法によって製造された竿杆要部
縦断面図である。
【符号の説明】 10 竿杆芯材 10A 竿杆芯材本体 10B 竿杆芯材の急テーパ部 12 継合管 12A 継合部 12B 継合管の急テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 昌幸 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号ダイ ワ精工株式会社内 (72)発明者 高松 伸秋 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号ダイ ワ精工株式会社内 Fターム(参考) 2B019 AA10 AB12 AB33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の竿杆が、隣接竿杆を並継又は逆並
    継に継ぎ合わせるための継合部を残して中実の竿杆芯材
    の端部に嵌め合わせた継合管を有し、該継合管の前記竿
    杆芯材側の端位置の前後に亘るように継合管の外側と竿
    杆芯材の外側に位置した繊維強化樹脂の層を具備したこ
    とを特徴とする竿杆を有する釣竿。
  2. 【請求項2】 一方の竿杆が、隣接竿杆を並継又は逆並
    継に継ぎ合わせるための継合部と、竿杆芯材端部のテー
    パ部外周に振出式に嵌め合わせたテーパ部とを有する継
    合管を具備しており、前記継合部外周と前記竿杆芯材端
    部のテーパ部近くの竿杆芯材本体外周との径差を概ね埋
    める層には、前記何れかのテーパ部領域に一端部を有し
    て竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強化樹脂の層を具
    備し、この層よりも外側において、前記継合部領域に一
    端部を有して前記繊維強化樹脂層の一端部よりも更に延
    伸した他の繊維強化樹脂層を設けたことを特徴とする竿
    杆を有する釣竿。
  3. 【請求項3】 前記何れかのテーパ部領域に一端部を有
    して竿杆芯材本体領域にまで亘った繊維強化樹脂の層
    の、当該一端部は、前記継合管のテーパ部に位置せず、
    前記竿杆芯材端部のテーパ部領域に位置している請求項
    2記載の竿杆を有する釣竿。
  4. 【請求項4】 予め成形した竿杆芯材の端部に、隣接竿
    杆を並継又は逆並継に継ぎ合わせるための継合部を残し
    て、予め成形した継合管を嵌め合わせると共に、該継合
    管の前記竿杆芯材側の端位置の前後に亘るように継合管
    の外側と竿杆芯材の外側に位置した繊維強化樹脂プリプ
    レグを巻回することを特徴とする竿杆を有する釣竿の製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009060916A (ja) * 2008-10-31 2009-03-26 Daiwa Seiko Inc 釣竿用穂先の製造方法
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