JP2002218126A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002218126A
JP2002218126A JP2001012979A JP2001012979A JP2002218126A JP 2002218126 A JP2002218126 A JP 2002218126A JP 2001012979 A JP2001012979 A JP 2001012979A JP 2001012979 A JP2001012979 A JP 2001012979A JP 2002218126 A JP2002218126 A JP 2002218126A
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group
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recorded
recording paper
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JP2001012979A
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English (en)
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Naoto Kataoka
直人 片岡
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信者を容易に特定することが可能な画像記録
装置を提供すること。 【解決手段】画データを受信した場合には、設定キー6
6の設定に基づいて、相手先の属するグループ毎に異な
る形状のスタンプを押印するか、グループ毎に異なるマ
ーキングの文字を記録するか、又は発信元情報をグルー
プ毎に異なる色で記録している。その結果、記録紙上の
スタンプの形状、マーキングの文字、又は発信元情報の
色の違いに基づいて、相手先の属するグループの受信者
を特定することができる。従って、1台の複写機能付き
ファクシミリ装置1を複数人で共有している場合でも、
グループ毎の記録形態に基づいて、受信者を容易に特定
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能付きファ
クシミリ装置等の画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、送信側のファクシミリ装置は、
読取部で読み取った原稿の画データに発信元情報、つま
り発信元名、FAX番号、日付、時刻及びページ数を付
加して受信側に送信する。その結果、受信側のファクシ
ミリ装置の記録部で発信元情報を含む受信画データが記
録紙上に記録される。このため、フロントページに宛先
が記載されていない場合でも、FAX受信に気付いた者
が、記録紙上の発信元情報、特に発信元名に基づいて、
受信者を特定できるときには、その受信者に記録済みの
記録紙が手渡される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、企業内
において1台のファクシミリ装置を複数人で共有してい
る場合のように、多くの相手先からFAX受信するとき
には、各自が発信元名に基づいて、受信者を特定するこ
とは困難である。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、受信者を容易に特定
することが可能な画像記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、受信画データを記録
紙に記録する記録手段と、画データを受信した場合に
は、記録手段にてその受信画データの少なくとも一部を
相手先の属するグループ毎に異なる記録形態で記録紙に
記録する制御手段とを備えた。
【0006】請求項2に記載の発明では、受信画データ
及び相手先の属するグループに対応するマーキングを記
録紙に記録する記録手段と、画データを受信した場合に
は、記録手段にてその受信画データ及び相手先の属する
グループ毎に異なるマーキングを記録紙に記録する制御
手段とを備えた。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の画像記録装置において、制御手段は、
画データを受信した場合には、記録手段にてその受信画
データの少なくとも一部又はマーキングを相手先の属す
るグループ毎に異なる色で記録紙に記録する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像記録装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態を図面を用いて説明する。
【0009】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100及びNC
U110から構成され、各部10〜110がバス120
を介してそれぞれ接続されている。
【0010】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。具体的には、R
AM30は、図2に示すように、「名称」、「FAX番
号」及び「グループ」から構成される相手先テーブルT
1を記憶している。ここで、「名称」とは、短縮ダイヤ
ル、電話帳又はワンタッチダイヤルに予め登録されてい
る相手先の名称を示す。また、「FAX番号」とは、短
縮ダイヤル、電話帳又はワンタッチダイヤルに予め登録
されている相手先のFAX番号を示す。さらに、「グル
ープ」とは、短縮ダイヤル、電話帳又はワンタッチダイ
ヤルに予め登録されている相手先の属するグループを示
す。また、RAM30は、図3に示すように、「グルー
プ」、「スタンプ」、「マーキング」及び「色」から構
成されるグループ識別テーブルT2を記憶している。こ
こで、「グループ」とは、図2に示す相手先テーブルT
1のグループを示す。一方、「スタンプ」とは、「グル
ープ」に対応するスタンプの形状を示す。また、「マー
キング」とは、「グループ」に対応するマーキングの文
字を示す。さらに、「色」とは、「グループ」に対応す
る色を示す。
【0011】図1に示す読取部40は、原稿上の画像を
1ライン分ずつ読み取って、その読み取った画像の画デ
ータを白黒2値化し、その2値化した1ライン分の画デ
ータをコーデック90に順次出力する。
【0012】記録部50は、電子写真方式のカラープリ
ンタよりなり、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クのトナーをそれぞれ収容するトナーケースを備えてい
る。そして、FAX動作において受信画データを、コピ
ー動作において読取部40で読み取った画データを、そ
れぞれ記録紙上に記録する。また、記録部50は、「グ
ループA」、「グループB」及び「グループC」のマー
キングの文字を記録紙上に記録する。さらに、記録部5
0は、第1〜第3スタンプ部51〜53を備えている。
そして、第1〜第3スタンプ部51〜53は、それぞれ
「○」、「△」又は「□」の形状のスタンプを記録紙上
に押印する。
【0013】尚、記録部50は、電子写真方式のカラー
プリンタに代えて、シアン、マゼンタ、イエロー及びブ
ラックのインクをそれぞれ収容するインクカセットを備
えたインクジェット方式のカラープリンタであってもよ
い。また、ブラックのトナー(インク)が無い場合に
は、シアン、マゼンタ及びイエローのトナー(インク)
を使用する構成でもよい。
【0014】操作部60は、FAX/コピーキー61、
短縮/電話帳キー62、ワンタッチキー63、テンキー
(*,#キーを含む)64、スタートキー65及び設定
キー66等の各種操作キーを備えている。FAX/コピ
ーキー61は、FAXモード又はコピーモードに設定す
るためのものである。短縮/電話帳キー62は、短縮ダ
イヤルに予め登録されている相手先の電話番号(FAX
番号を含む)を短縮番号(例えば、001)で指定する
ためのものであるとともに、電話帳に予め登録されてい
る相手先の電話番号を検索して登録番号(例えば、00
01)で指定するためのものである。ワンタッチキー6
3は、ワンタッチダイヤルに予め登録されている相手先
の電話番号をワンタッチ番号(例えば、01)で指定す
るためのものである。テンキー64は、相手先の電話番
号又はコピー部数等を入力するためのものである。スタ
ートキー65は、FAXの送信原稿又はコピー原稿の読
み取り動作を開始させるためのものである。設定キー6
6は、短縮ダイヤル、電話帳又はワンタッチダイヤルに
予め登録されている相手先の属するグループ毎に異なる
形状のスタンプを押印するか、グループ毎に異なるマー
キングの文字を記録するか、又は発信元情報、つまり発
信元名、FAX番号、日付、時刻及びページ数をグルー
プ毎に異なる色で記録するかを設定するためのものであ
る。LCD等よりなる表示部70は、複写機能付きファ
クシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0015】画像メモリ80は、受信画データや読取部
40で読み取られた画像の画データを一時的に記憶す
る。コーデック90は、受信画データや読取部40から
入力された画データをMH,MR,MMR,JBIG方
式等により帯域圧縮して符号化(エンコード)する。
又、コーデック90は、画像メモリ80から読み出され
た画データを復号(デコード)する。
【0016】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lを
閉結及び開放するとともに、相手先の電話番号に対応し
たダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能を
備えている。
【0017】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おける受信時の動作について、図4に示すフローチャー
トを用いて説明する。尚、この動作は、ROM20に記
憶されたプログラムに基づき、MPU10の制御により
実行される(以下、複写機能付きファクシミリ装置1の
動作について同じ)。
【0018】さて、図4に示すステップS1において、
NCU110で着信を検出すると、ステップS2では、
DIS信号を送信側に送出した後、送信側から送出され
てくるTSI信号を受信する。
【0019】ステップS3では、図2に示す相手先テー
ブルT1に基づいて、TSI信号に格納された発信元の
FAX番号が短縮ダイヤル、電話帳又はワンタッチダイ
ヤルに予め登録されているFAX番号であるか否かを判
断する。発信元のFAX番号が予め登録されているFA
X番号である場合は、ステップS4に移行する。一方、
発信元のFAX番号が予め登録されているFAX番号で
ない場合は、ステップS7に移行する。
【0020】ステップS4では、相手先テーブルT1に
基づいて、予め登録されているFAX番号が「グループ
A」、「グループB」又は「グループC」のいずれかの
グループに属しているか否かを判断する。予め登録され
ているFAX番号がいずれかのグループに属している場
合は、ステップS5に移行する。一方、予め登録されて
いるFAX番号がいずれのグループにも属していない場
合は、ステップS7に移行する。
【0021】ステップS5では、予め登録されているF
AX番号の属するグループ(例えば、「グループA」)
を特定する。ステップS6では、グループ毎の記録処理
を行う。
【0022】前記ステップS3において発信元のFAX
番号が予め登録されているFAX番号でない場合、又は
前記ステップS3において発信元のFAX番号が予め登
録されていると判断したが、前記ステップS4において
図3に示すグループ識別テーブルT2のいずれのグルー
プにも属していない場合は、ステップS7で、通常の記
録処理を行う。即ち、記録部50で受信画データを「黒
色」で記録紙上に記録する。
【0023】次に、図4に示すステップS6の処理、つ
まりグループ毎の記録処理の動作について、図5に示す
フローチャートを用いて説明する。図5に示すステップ
S11及びステップS12では、設定キー66の設定に
基づいて、相手先の属するグループ毎に異なる形状のス
タンプを押印するか、グループ毎に異なるマーキングの
文字を記録するか、又は発信元情報をグループ毎に異な
る色で記録するかを判断する。そして、相手先の属する
グループ毎に異なる形状のスタンプを押印する場合は、
ステップS13に移行する。一方、グループ毎に異なる
マーキングを記録する場合は、ステップS17に移行す
る。他方、発信元情報をグループ毎に異なる色で記録す
る場合は、ステップS22に移行する。
【0024】ステップS13では、グループ識別テーブ
ルT2に基づいて、図4に示すステップS5において特
定した「グループ」に対応する「スタンプ」を選択す
る。具体的には、予め登録されているFAX番号の属す
るグループが「グループA」の場合には、「○」の形状
のスタンプを選択する。
【0025】ステップS14では、記録部50で発信元
情報を含む1頁分の受信画データを「黒色」で記録紙上
に記録する。ステップS15では、前記ステップS13
において選択した「スタンプ」を第1スタンプ部51で
記録紙上に押印する。即ち、予め登録されているFAX
番号の属するグループが「グループA」の場合には、全
白データの部分、つまり記録紙上の余白部分に「○」の
形状のスタンプを例えば「黒色」で押印する。具体的に
は、発信元情報の記録部分とそれ以外の受信画データの
記録を開始する部分との間には、通常多少の余白があ
る。そこで、図6(a)に示すように、発信元情報とそ
れ以外の受信画データとの間の余白部分において、その
左端部、つまりスタンプと受信画データとが重ならない
位置に「○」の形状のスタンプを例えば「黒色」で押印
する。尚、発信元情報とそれ以外の受信画データとの間
の余白部分においてその右端部、又は記録紙の左右下端
部のように、スタンプと受信画データとが重ならない位
置にスタンプを押印する構成でもよい。
【0026】また、スタンプを記録紙上の受信画データ
の色と同じ「黒色」で押印する構成に代えて、スタンプ
を記録紙上の受信画データの色とは異なる色で押印する
構成が好ましい。例えば、グループ識別テーブルT2に
基づいて、「グループA」の場合には「○」の形状のス
タンプを「赤色」で、「グループB」の場合には「△」
の形状のスタンプを「青色」で、「グループC」の場合
には「□」の形状のスタンプを「緑色」で、それぞれ押
印する構成が好ましい。このように構成すれば、記録紙
上のスタンプの形状の違いに基づいて、相手先の属する
グループの受信者を特定することができる。しかも、ス
タンプをグループ毎に異なる色で押印することにより、
グループ毎のスタンプの違いがより一層明確になる。従
って、1台の複写機能付きファクシミリ装置1を複数人
で共有している場合でも、受信者を容易に特定すること
ができる。
【0027】ステップS16では、受信画データの記録
が終了したか否かを判断する。受信画データの記録が終
了した場合は、この処理を終了する。一方、受信画デー
タの記録がまだ終了していない場合は、前記ステップS
14に戻る。そして、次の1頁分の受信画データについ
て前記ステップS14〜ステップS16の処理を実行す
る。
【0028】前記ステップS12においてグループ毎に
異なるマーキングの文字を記録する場合は、ステップS
17で、グループ識別テーブルT2に基づいて、図4に
示すステップS5において特定した「グループ」に対応
する「マーキング」を選択する。具体的には、予め登録
されているFAX番号の属するグループが「グループ
B」の場合には、「グループB」の文字を選択する。
【0029】ステップS18では、記録部50で発信元
情報を例えば「黒色」で記録紙上に記録する。尚、発信
元情報を「黒色」で記録する構成に代えて、発信元情報
をグループ毎に異なる色で記録する構成でもよい。
【0030】ステップS19では、前記ステップS17
において選択した「マーキング」を記録部50で記録紙
上に記録する。即ち、予め登録されているFAX番号の
属するグループが「グループB」の場合には、全白デー
タの部分、つまり記録紙上の余白部分に「グループB」
の文字を例えば「黒色」で記録する。具体的には、図6
(b)に示すように、発信元情報とそれ以外の受信画デ
ータとの間の余白部分において、その左端部、つまりマ
ーキングと受信画データとが重ならない位置に「グルー
プB」の文字を例えば「黒色」で記録する。尚、発信元
情報とそれ以外の受信画データとの間の余白部分におい
てその右端部、又は記録紙の左右下端部のように、マー
キングと受信画データとが重ならない位置にマーキング
を記録する構成でもよい。
【0031】また、マーキングを記録紙上の受信画デー
タの色と同じ「黒色」で記録する構成に代えて、マーキ
ングを記録紙上の受信画データの色とは異なる色で記録
する構成が好ましい。例えば、グループ識別テーブルT
2に基づいて、「グループA」の場合には「グループ
A」の文字を「赤色」で、「グループB」の場合には
「グループB」の文字を「青色」で、「グループC」の
場合には「グループC」の文字を「緑色」で、それぞれ
記録する構成が好ましい。このように構成すれば、記録
紙上のマーキングの文字の違いに基づいて、相手先の属
するグループの受信者を特定することができる。しか
も、マーキングをグループ毎に異なる色で記録すること
により、グループ毎のマーキングの違いがより一層明確
になる。従って、1台の複写機能付きファクシミリ装置
1を複数人で共有している場合でも、受信者を容易に特
定することができる。
【0032】ステップS20では、記録部50で発信元
情報以外の受信画データを「黒色」で記録紙上に記録す
る。ステップS21では、受信画データの記録が終了し
たか否かを判断する。受信画データの記録が終了した場
合は、この処理を終了する。一方、受信画データの記録
がまだ終了していない場合は、前記ステップS18に戻
る。そして、次の1頁分の受信画データについて前記ス
テップS18〜ステップS21の処理を実行する。
【0033】他方、発信元情報をグループ毎に異なる色
で記録する場合は、ステップS22で、グループ識別テ
ーブルT2に基づいて、図4に示すステップS5におい
て特定した「グループ」に対応する「色」を選択する。
具体的には、予め登録されているFAX番号の属するグ
ループが「グループC」の場合には、「緑色」を選択す
る。
【0034】ステップS23では、その選択した「色」
に基づいて、記録部50で発信元情報を記録紙上に記録
する。具体的には、図6(c)に示すように、予め登録
されているFAX番号の属するグループが「グループ
C」の場合には、発信元情報を「緑色」で記録紙上に記
録する。
【0035】ステップS24では、記録部50で発信元
情報以外の受信画データを「黒色」で記録紙上に記録す
る。ステップS25では、受信画データの記録が終了し
たか否かを判断する。受信画データの記録が終了した場
合は、この処理を終了する。一方、受信画データの記録
がまだ終了していない場合は、前記ステップS23に戻
る。そして、次の1頁分の受信画データについて前記ス
テップS23〜ステップS25の処理を実行する。
【0036】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)画データを受信した場合には、設定キー66の設
定に基づいて、相手先の属するグループ毎に異なる形状
のスタンプを押印するか、グループ毎に異なるマーキン
グの文字を記録するか、又は発信元情報をグループ毎に
異なる色で記録している。その結果、記録紙上のスタン
プの形状、マーキングの文字、又は発信元情報の色の違
いに基づいて、相手先の属するグループの受信者を特定
することができる。従って、1台の複写機能付きファク
シミリ装置1を複数人で共有している場合でも、グルー
プ毎の記録形態に基づいて、受信者を容易に特定するこ
とができる。
【0037】(2)加えて、設定キー66の設定に基づ
いて、発信元情報をグループ毎に異なる色で記録する場
合には、発信元情報を相手先の属するグループ毎に異な
る色で記録紙に記録している。その結果、記録紙上の発
信元情報の色の違いに基づいて、受信者を特定すること
ができる。
【0038】(3)さらに、画データを受信した場合に
は、設定キー66の設定に基づいて、相手先の属するグ
ループ毎に異なる形状のスタンプを押印するか、グルー
プ毎に異なるマーキングの文字を記録するか、又は発信
元情報をグループ毎に異なる色で記録している。このた
め、受信画データの記録形態を受信者の所望に応じて設
定することができる。従って、受信者のニーズに応じた
複写機能付きファクシミリ装置1を提供することができ
る。
【0039】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態では、受信画データの記録が終了するま
で全頁の記録紙上において、スタンプを押印するか(S
15)、マーキングを記録するか(S19)、又は発信
元情報をカラーで記録する(S23)構成としたが、次
のような構成としてもよい。即ち、先頭頁の記録紙上の
みにスタンプを押印するか、マーキングを記録するか、
又は発信元情報をカラーで記録する構成としてもよい。
つまり、2頁目以降の記録紙上にはスタンプを押印しな
い構成、マーキングを記録しない構成、又は発信元情報
を「黒色」で記録する構成である。このように構成すれ
ば、複数の相手先からFAX受信した場合のように、記
録紙が重なって出力されているときでも、先頭頁の記録
紙上のスタンプ、マーキング又は発信元情報の色が2頁
目以降の記録紙とは異なる。従って、先頭頁の記録紙上
のスタンプ、マーキング又は発信元情報の色を目印にし
て、記録紙を1通信毎に容易に分けることができる。
【0040】・加えて、先頭頁及び最終頁の記録紙上に
スタンプを押印するか、マーキングを記録するか、又は
発信元情報をカラーで記録する構成としてもよい。この
ように構成すれば、先頭頁及び最終頁の記録紙上のスタ
ンプ、マーキング又は発信元情報の色を目印にして、1
通信分の記録紙を容易に特定することができる。従っ
て、記録紙を1通信毎に容易に分けることができる。
【0041】・前記実施形態では、図5に示すステップ
S15においてグループ毎に異なる形状のスタンプを押
印する構成としたが、次のような構成としてもよい。即
ち、図7(a)に示すように、同一形状のスタンプをグ
ループ毎に異なる個数押印する構成、図7(b)に示す
ように、同一形状のスタンプを記録紙上においてグルー
プ毎に異なる位置に押印する構成、又は図7(c)に示
すように、同一形状且つグループ毎に異なる大きさのス
タンプを押印する構成としてもよい。
【0042】・加えて、図7(d)に示すように、同一
形状のスタンプをグループ毎に異なる色で押印する構
成、又は図7(e)に示すように、グループ毎に異なる
形状のスタンプを異なる色で押印する構成としてもよ
い。
【0043】・さらに、スタンプの形状、個数、位置、
大きさ及び色のいずれか2つ以上を組み合わせて、グル
ープ毎に異なるスタンプの押印形態をとる構成としても
よい。
【0044】・前記実施形態では、図5に示すステップ
S19においてグループ毎に異なるマーキング、つまり
「グループA」、「グループB」又は「グループC」の
文字を記録する構成としたが、次のような構成としても
よい。即ち、図8(a)に示すように、グループ毎に異
なる線種の「─(ライン)」を記録する構成、図8
(b)に示すように、同一線種のラインをグループ毎に
異なる本数記録する構成、図8(c)に示すように、同
一線種のラインを記録紙上においてグループ毎に異なる
位置に記録する構成、又は図8(d)に示すように、同
一線種のラインをグループ毎に異なる太さで記録する構
成としてもよい。このように構成すれば、線種、本数、
位置又は太さの違いに基づいて、相手先の属するグルー
プの受信者を特定することができる。従って、記録部5
0にカラープリンタを用いなくても、モノクロプリンタ
を用いた構成でよい。また、主走査方向に沿ってライン
を記録する構成、又は副走査方向に沿ってラインを記録
する構成のどちらとしてもよい。
【0045】・加えて、図8(e)に示すように、「グ
ループA」、「グループB」又は「グループC」の文字
をグループ毎に異なる色で記録する構成、図8(f)に
示すように、グループ毎に異なる線種のラインをグルー
プ毎に異なる色で記録する構成、又は図8(g)に示す
ように、同一線種のラインをグループ毎に異なる色で記
録する構成としてもよい。
【0046】・さらに、線種、本数、位置、太さ及び色
のいずれか2つ以上を組み合わせて、グループ毎に異な
るマーキングの記録形態をとる構成としてもよい。 ・また、グループ毎に異なるマーキングとして文字やラ
イン以外に、上記したスタンプ形状をマーキングとして
記録する構成としてもよい。
【0047】・前記実施形態では、図5に示すステップ
S23において発信元情報、つまり発信元名、FAX番
号、日付、時刻及びページ数をグループ毎に異なる色で
記録する構成としたが、次のような構成としてもよい。
即ち、発信元情報の一部、例えば発信元名のみをグルー
プ毎に異なる色で記録する構成、発信元情報を含む全て
の受信画データをグループ毎に異なる色で記録する構成
としてもよい。尚、送信側から発信元情報が送出されな
い場合には、発信元情報をグループ毎に異なる色で記録
する代わりに、スタンプを押印する構成、マーキングを
記録する構成、又は受信画データの少なくとも一部をグ
ループ毎に異なる色で記録する構成としてもよい。
【0048】・受信画データ及びマーキングの文字を
「シアン」、「マゼンタ」又は「イエロー」で記録紙上
に記録する構成でもよい。このように構成すれば、1色
のトナー(インク)を使用して記録するため、1度の記
録で済む。従って、受信画データ及びマーキングの文字
を素早く記録することができる。
【0049】・相手先の属するグループ毎に異なる色の
色紙をそれぞれ収容する複数の記録紙カセットを備える
とともに、図9(a)に示すように、グループ識別テー
ブルT2において「グループ」に対応して「記録紙カセ
ット」を記憶させた構成としてもよい。そして、画デー
タを受信した場合には、相手先の属するグループ毎に異
なる記録紙カセットを選択するとともに、受信画データ
をその記録紙カセット内の記録紙に記録する構成として
もよい。つまり、グループ毎に異なる色の色紙上に受信
画データを記録する構成としてもよい。このように構成
すれば、色紙の色の違いに基づいて、相手先の属するグ
ループの受信者を特定することができる。しかも、記録
部50にカラープリンタを用いなくても、モノクロプリ
ンタを用いた構成でよい。
【0050】・加えて、相手先の属するグループ毎に異
なるサイズの記録紙をそれぞれ収容する複数の記録紙カ
セットを備えるとともに、図9(b)に示すように、グ
ループ識別テーブルT2において「グループ」に対応し
て「記録紙カセット」を記憶させた構成としてもよい。
そして、画データを受信した場合には、相手先の属する
グループ毎に異なる記録紙カセットを選択するととも
に、受信画データをその記録紙カセット内の記録紙に記
録する構成としてもよい。つまり、グループ毎に異なる
サイズの記録紙上に受信画データを記録する構成として
もよい。但し、受信画データのサイズをグループ毎に異
なるサイズに拡大又は縮小する機能が必要である。この
ように構成すれば、記録紙サイズの違いに基づいて、相
手先の属するグループの受信者を特定することができ
る。
【0051】・図9(c)に示すように、グループ識別
テーブルT2において「グループ」に対応して「受信者
情報」、例えば「氏名1」、「氏名2」、「氏名3」等
の「受信者名」又は「第1営業部」、「第2営業部」、
「第3営業部」等の「受信部署」を記憶させた構成とし
てもよい。そして、画データを受信した場合には、グル
ープ識別テーブルT2から「グループ」に対応する「受
信者情報」を読み出すとともに、受信画データ及び「受
信者情報」を記録紙に記録する構成としてもよい。この
ように構成すれば、「受信者名」又は「受信部署」を容
易に特定することができる。
【0052】・送信側と受信側とで時差がある場合に
は、送信側は、送信側の日時を含む発信元情報を受信側
に送信し、受信側は、その発信元情報を含む受信画デー
タ及び受信側の日時を含む受信側情報を記録紙上に記録
する。この受信側の日時を含む受信側情報をグループ毎
に異なる色で記録する構成としてもよい。
【0053】・前記実施形態では、TSI信号に格納さ
れた発信元のFAX番号が予め登録されているFAX番
号であるか否かを判断する構成としたが、次のような構
成としてもよい。即ち、発信元のFAX番号を受信側の
表示部70に表示する、いわゆるナンバーディスプレイ
機能を用いて受信側で発信元のFAX番号を検出して、
その発信元のFAX番号が予め登録されているFAX番
号であるか否かを判断する構成としてもよい。
【0054】・前記実施形態では、モノクロのファクシ
ミリ伝送制御手順に基づく通信を行う複写機能付きファ
クシミリ装置1に具体化したが、カラーのファクシミリ
伝送制御手順に基づく通信を行う複写機能付きファクシ
ミリ装置1に具体化してもよい。
【0055】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔1〕受信画データを記録紙に記録するとともに、相手
先の属するグループに対応するスタンプを記録紙に押印
する記録手段と、画データを受信した場合には、記録手
段にてその受信画データを記録紙に記録するとともに、
記録手段にて相手先の属するグループ毎に異なるスタン
プを記録紙に押印する制御手段とを備えた画像記録装
置。このように構成すれば、受信者を容易に特定するこ
とができる。
【0056】〔2〕相手先の属するグループ毎に異なる
記録紙をそれぞれ収容する複数の記録紙カセットと、受
信画データを記録紙に記録する記録手段と、画データを
受信した場合には、相手先の属するグループ毎に異なる
記録紙カセットを選択するとともに、記録手段にて受信
画データをその記録紙カセット内の記録紙に記録する制
御手段とを備えた画像記録装置。このように構成すれ
ば、受信者を容易に特定することができる。
【0057】〔3〕相手先の属するグループに対応する
受信者情報を記憶する記憶手段と、受信画データ及び相
手先の属するグループに対応する受信者情報を記録紙に
記録する記録手段と、画データを受信した場合には、記
憶手段から相手先の属するグループに対応する受信者情
報を読み出すとともに、記録手段にて受信画データ及び
受信者情報を記録紙に記録する制御手段とを備えた画像
記録装置。このように構成すれば、受信者を容易に特定
することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、受信者を容易に特
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】相手先テーブルを示す説明図。
【図3】グループ識別テーブルを示す説明図。
【図4】受信時の動作を示すフローチャート。
【図5】グループ毎の記録処理の動作を示すフローチャ
ート。
【図6】記録済みの記録紙を示す説明図。
【図7】別の実施形態におけるグループ識別テーブルを
示す説明図。
【図8】別の実施形態におけるグループ識別テーブルを
示す説明図。
【図9】別の実施形態におけるグループ識別テーブルを
示す説明図。
【符号の説明】
1…画像記録装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成する記憶手段
としてのRAM、50…記録手段としての記録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G03G 21/00 382

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画データを記録紙に記録する記録手
    段と、画データを受信した場合には、記録手段にてその
    受信画データの少なくとも一部を相手先の属するグルー
    プ毎に異なる記録形態で記録紙に記録する制御手段とを
    備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 受信画データ及び相手先の属するグルー
    プに対応するマーキングを記録紙に記録する記録手段
    と、画データを受信した場合には、記録手段にてその受
    信画データ及び相手先の属するグループ毎に異なるマー
    キングを記録紙に記録する制御手段とを備えた画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の画像記録
    装置において、制御手段は、画データを受信した場合に
    は、記録手段にてその受信画データの少なくとも一部又
    はマーキングを相手先の属するグループ毎に異なる色で
    記録紙に記録する画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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