JP2001257860A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001257860A
JP2001257860A JP2000064513A JP2000064513A JP2001257860A JP 2001257860 A JP2001257860 A JP 2001257860A JP 2000064513 A JP2000064513 A JP 2000064513A JP 2000064513 A JP2000064513 A JP 2000064513A JP 2001257860 A JP2001257860 A JP 2001257860A
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recording paper
recording
function
binding
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JP2000064513A
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Masaki Kotani
正樹 小谷
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の画像を1枚の記録紙に記録する機能と、
綴じ代機能とを併用することが可能な画像形成装置を提
供すること。 【解決手段】Nin1モード及びリピートモードにおい
て、操作部60から記録紙全体の綴じ代幅を設定する
と、記録紙サイズから全体の綴じ代幅を減算した記録領
域が算出される。その後、原稿枚数又はリピート回数に
基づいて、記録領域に収まるように縮小した画データが
画像メモリ80に展開される。そして、全体の綴じ代幅
を考慮した画データが記録部50で記録紙に記録され
る。このため、Nin1モード及びリピートモードにおい
て、記録紙全体に綴じ代が設定される。その結果、Nin
1モード及びリピートモードであっても、記録紙全体に
綴じ代を作成することができる。従って、Nin1機能及
びリピート機能と、綴じ代機能とを併用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー装置や複写
機能付きファクシミリ装置等に代表される画像形成装置
に関し、より詳しくは記録紙に綴じ代を作成する画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コピー装置や複写機能付きファクシミリ
装置等の縮小レイアウトモードにおいては、複数枚(2
枚、4枚等)の原稿の画データをそれぞれ縮小して、1
枚の記録紙にまとめて記録する、いわゆるNin1機能が
ある。加えて、1枚の記録紙に同一原稿の画データを複
数回(2回、4回等)記録する、いわゆるリピート機能
がある。
【0003】一方、読み取った原稿の画データを上下左
右方向に移動して記録紙に記録することにより余白を作
成する、いわゆる綴じ代機能がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿サ
イズに基づいて、Nin1機能及びリピート機能を動作さ
せていたため、Nin1機能及びリピート機能と、綴じ代
機能とは、同時に使用することができなかった。すなわ
ち、Nin1機能及びリピート機能は、定型サイズから定
型サイズへが前提であるため、余白を作成する綴じ代機
能とは、同時に使用することができなかった。従って、
Nin1機能やリピート機能によって、縮小される個別の
画データに対して、綴じ代を作成することもできなかっ
た。換言すれば、Nin1機能及びリピート機能と、綴じ
代機能とを併用することができなかった。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、複数の画像を1枚の
記録紙に記録する機能と、綴じ代機能とを併用すること
が可能な画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数の画像を1枚の
記録紙に記録する機能を備えた画像形成装置において、
記録紙の全体に綴じ代を作成する制御手段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、複数の画像を
1枚の記録紙に記録する機能を備えた画像形成装置にお
いて、複数の各画像毎に綴じ代を作成する制御手段を備
えた。
【0008】請求項3に記載の発明では、複数の画像を
1枚の記録紙に記録する機能を備えた画像形成装置にお
いて、記録紙の全体及び複数の各画像毎に綴じ代を作成
する制御手段を備えた。
【0009】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「画像形成装置」は複写機能付きファクシミリ
装置1に相当し、同じく「制御手段」はMPU10、R
OM20及びRAM30に相当する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像形成装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。
【0011】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。
【0012】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0013】読取部40は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タや、コピー動作において読取部40にて読み取られた
原稿の画データを、記録紙上に記録する。
【0014】操作部60は、FAXモード又はコピーモ
ードに設定するためのFAX/コピーキー61、短縮番
号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キー6
2、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するた
めのワンタッチキー63、電話番号又はコピー部数等を
入力するためのテンキー(*,#キーを含む)64、原
稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー65
等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示
部70は、複写機能付きファクシミリ装置1の動作状態
等の各種情報の表示を行う。
【0015】画像メモリ80は、受信画データや読取部
40で読み取られた画データを一時的に記憶する。コー
デック90は、読取部40にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック90は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0016】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。
【0017】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、Nin1機能及びリピート機能と、綴じ代機能と
を併用するときの動作について、図2〜図5に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、この動作は、RO
M20に記憶されたプログラムに基づき、MPU10の
制御により実行される。また、綴じ代幅1として10
〔mm〕、綴じ代幅2として20〔mm〕が予めRAM
30に設定されている。
【0018】さて、読取部40に原稿が載置され、所定
キーが操作されて、縮小レイアウトモードに設定される
と、図2に示すステップS1においては、Nin1モード
であるか否かが判断される。そして、所定キーの操作に
基づいて、Nin1モードである場合は、ステップS2に
移行する。一方、Nin1モードでない場合は、リピート
モードであると判断して、ステップS3に移行する。
【0019】ステップS2においては、Nin1モードに
おいて、原稿枚数Nを設定させるためのメッセージが表
示部70に表示され、そのメッセージに基づいて、テン
キー64から原稿枚数Nが入力されると、その入力した
値が原稿枚数Nとして複写機能付きファクシミリ装置1
に設定される。
【0020】ステップS3においては、リピートモード
において、リピート回数Nを設定させるためのメッセー
ジが表示部70に表示され、そのメッセージに基づい
て、テンキー64からリピート回数Nが入力されると、
その入力した値がリピート回数Nとして複写機能付きフ
ァクシミリ装置1に設定される。
【0021】ステップS4においては、スタートキー6
5の操作に基づいて、読取部40で原稿が読み取られ、
読み取られた原稿の画データが、コーデック90でMM
Rに従って符号化された後、画像メモリ80に記憶され
る。
【0022】ステップS5においては、記録紙サイズが
複写機能付きファクシミリ装置1に設定される。具体的
には、記録紙サイズとして、例えば「A4」が複写機能
付きファクシミリ装置1に設定される。
【0023】ステップS6においては、記録紙の全体に
綴じ代を設定するか否かが判断される。そして、所定キ
ーの操作に基づいて、記録紙の全体に綴じ代を設定する
場合は、ステップS8に移行する。一方、記録紙の全体
に綴じ代を設定しない場合は、ステップS7に移行す
る。
【0024】ステップS7においては、個別に綴じ代を
設定するか否かが判断される。すなわち、縮小する原稿
毎に対して綴じ代を設定するか否かが判断される。そし
て、所定キーの操作に基づいて、個別に綴じ代を設定す
る場合は、ステップS9に移行する。一方、個別に綴じ
代を設定しない場合は、ステップS10に移行する。
【0025】ステップS8においては、図3に示す全体
綴じ代処理に移行する。ステップS9においては、図4
に示す個別綴じ代処理に移行する。ステップS10にお
いては、図5に示す全体且つ個別綴じ代処理に移行す
る。
【0026】次に、記録紙の全体に対して、綴じ代を作
成する全体綴じ代処理について、図3に示すフローチャ
ートを用いて説明する。ステップS21においては、所
定キーの操作に基づいて、記録紙全体の綴じ代位置が設
定される。具体的には、記録紙全体の上下左右のいずれ
の位置に綴じ代を作成するかが設定される。より具体的
には、例えば記録紙全体に綴じ代を作成する位置が左側
に設定される。
【0027】ステップS22においては、所定キーの操
作に基づいて、記録紙全体の綴じ代幅が設定される。具
体的には、例えば予めRAM30に設定されている綴じ
代幅1として10〔mm〕が設定される。
【0028】ステップS23においては、図2に示すス
テップS5において設定された記録紙サイズと、前記ス
テップS22において設定された記録紙全体に作成する
綴じ代幅とに基づいて、記録領域が算出される。すなわ
ち、図2に示すステップS5において設定された記録紙
サイズから、前記ステップS22において設定された記
録紙全体に作成する綴じ代幅が減算されて、記録領域が
算出される。具体的には、図6に示すように、例えば記
録紙サイズが「A4」、記録紙全体に作成する位置が左
側であって、その綴じ代幅が10〔mm〕に設定された
場合は、「A4」サイズの幅210〔mm〕から綴じ代
幅10〔mm〕が減算されて、200〔mm〕の記録領
域が算出される。
【0029】ステップS24においては、図2に示すス
テップS2において設定された原稿枚数N、又は図2に
示すステップS3において設定されたリピート回数Nに
基づいて、記録領域に収まるように縮小した画データが
画像メモリ80に展開される。
【0030】ステップS25においては、展開された画
データが記録部50で記録紙に記録される。このとき、
前記ステップS21において設定された位置に全体の綴
じ代を作成するために、前記ステップS22において設
定された全体の綴じ代幅を考慮した記録紙の位置に画デ
ータが記録される。つまり、全体の綴じ代幅だけオフセ
ットした記録紙の位置に画データが記録される。具体的
には、例えば原稿枚数N又はリピート回数Nとして
「4」が、記録紙全体に作成する位置が左側であって、
その綴じ代幅が10〔mm〕に設定された場合には、図
6に示すように、記録紙全体の左側に10〔mm〕の綴
じ代が作成される。
【0031】次に、縮小される個別の画データに対し
て、綴じ代を作成する個別綴じ代処理について、図4に
示すフローチャートを用いて説明する。ステップS31
においては、所定キーの操作に基づいて、個別に作成す
る綴じ代位置が設定される。具体的には、個別に作成す
る綴じ代を上下左右のいずれの位置に作成するかが設定
される。より具体的には、例えば個別に綴じ代を作成す
る位置が左側に設定される。
【0032】ステップS32においては、所定キーの操
作に基づいて、個別に作成する綴じ代幅が設定される。
具体的には、例えば予めRAM30に設定されている綴
じ代幅1として10〔mm〕が設定される。
【0033】ステップS33においては、図2に示すス
テップS2において設定された原稿枚数N、又は図2に
示すステップS3において設定されたリピート回数N
と、前記ステップS32において設定された個別の綴じ
代幅とに基づいて、減算する値が算出される。そして、
その減算する値と、図2に示すステップS5において設
定された記録紙サイズとに基づいて、記録領域が算出さ
れる。具体的には、図7に示すように、記録紙サイズが
「A4」、原稿枚数N又はリピート回数Nが「4」、個
別に作成する位置が左側であって、その綴じ代幅が10
〔mm〕に設定された場合は、「A4」サイズの幅21
0〔mm〕の半分である105〔mm〕から、綴じ代幅
10〔mm〕が減算されて、それぞれ95〔mm〕の記
録領域が算出される。
【0034】ステップS34においては、図2に示すス
テップS2において設定された原稿枚数N、又は図2に
示すステップS3において設定されたリピート回数Nに
基づいて、記録領域に収まるように縮小した画データが
画像メモリ80に展開される。
【0035】ステップS35においては、展開された画
データが記録部50で記録紙に記録される。このとき、
前記ステップS31において設定された位置に個別の綴
じ代を作成するために、前記ステップS32において設
定された個別の綴じ代幅を考慮した記録紙の位置に画デ
ータが記録される。つまり、個別の綴じ代幅だけオフセ
ットした記録紙の位置に画データが記録される。具体的
には、例えば原稿枚数N又はリピート回数Nとして
「4」が、個別に作成する位置が左側であって、その綴
じ代幅として10〔mm〕が設定された場合には、図7
に示すように、縮小された個別の画データの左側に10
〔mm〕の綴じ代が個別に作成される。
【0036】次に、記録紙全体に対して綴じ代を作成す
るとともに、縮小される個別の画データに対して綴じ代
を作成する全体且つ個別綴じ代処理について、図5に示
すフローチャートを用いて説明する。
【0037】ステップS41においては、所定キーの操
作に基づいて、記録紙全体の綴じ代位置が設定される。
具体的には、記録紙全体の上下左右のいずれの位置に綴
じ代を作成するかが設定される。より具体的には、例え
ば記録紙全体に綴じ代を作成する位置が左側に設定され
る。
【0038】ステップS42においては、所定キーの操
作に基づいて、記録紙全体の綴じ代幅が設定される。具
体的には、例えば予めRAM30に設定されている綴じ
代幅2として20〔mm〕が設定される。
【0039】ステップS43においては、所定キーの操
作に基づいて、個別に作成する綴じ代位置が設定され
る。具体的には、個別に作成する綴じ代を上下左右のい
ずれの位置に作成するかが設定される。より具体的に
は、例えば個別に綴じ代を作成する位置が左側に設定さ
れる。
【0040】ステップS44においては、所定キーの操
作に基づいて、個別に作成する綴じ代幅が設定される。
具体的には、例えば予めRAM30に設定されている綴
じ代幅1として10〔mm〕が設定される。
【0041】ステップS45においては、図2に示すス
テップS5において設定された記録紙サイズと、前記ス
テップS42において設定された記録紙全体に作成する
綴じ代幅と、前記ステップS44において設定された個
別に作成する綴じ代幅とに基づいて、記録領域が算出さ
れる。具体的には、図8に示すように、例えば記録紙サ
イズ「A4」、原稿枚数N又はリピート回数Nが
「4」、記録紙全体に作成する位置が左側であって、そ
の綴じ代幅が20〔mm〕に設定され、個別に作成する
位置が左側であって、その綴じ代幅が10〔mm〕に設
定された場合は、「A4」サイズの幅210〔mm〕か
ら全体の綴じ代幅20〔mm〕が減算され、個別の記録
領域として190〔mm〕が得られる。そして、この個
別の記録領域190〔mm〕の半分である95〔mm〕
から個別の綴じ代幅10〔mm〕が減算されて、それぞ
れ85〔mm〕の記録領域が算出される。
【0042】ステップS46においては、図2に示すス
テップS2において設定された原稿枚数N、又は図2に
示すステップS3において設定されたリピート回数Nに
基づいて、記録領域に収まるように縮小した画データが
画像メモリ80に展開される。
【0043】ステップS47においては、展開された画
データが記録部50で記録紙に記録される。このとき、
前記ステップS41及びS43において設定された位置
に綴じ代を作成するために、前記ステップS42及びS
44において設定された綴じ代幅を考慮した記録紙の位
置に画データが記録される。つまり、全体の綴じ代と個
別の綴じ代幅だけオフセットした記録紙の位置に画デー
タが記録される。具体的には、原稿枚数N又はリピート
回数Nとして「4」が、記録紙全体に作成する位置が左
側であって、その綴じ代幅が20〔mm〕に設定され、
個別に作成する位置が左側であって、その綴じ代幅が1
0〔mm〕に設定された場合は、図8に示すように、記
録紙全体の左側に20〔mm〕の綴じ代が作成されると
ともに、縮小された個別の画データの左側に10〔m
m〕の綴じ代が個別に作成される。
【0044】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)Nin1モード及びリピートモードにおいて、操作
部60から記録紙全体の綴じ代幅を設定すると、記録紙
サイズから全体の綴じ代幅を減算した記録領域が算出さ
れる。その後、原稿枚数又はリピート回数に基づいて、
記録領域に収まるように縮小した画データが画像メモリ
80に展開される。そして、全体の綴じ代幅を考慮した
画データが記録部50で記録紙に記録される。このた
め、Nin1モード及びリピートモードにおいて、記録紙
全体に綴じ代が設定される。その結果、Nin1モード及
びリピートモードであっても、記録紙全体に綴じ代を作
成することができる。従って、Nin1機能及びリピート
機能と、綴じ代機能とを併用することができる。
【0045】(2)Nin1モード及びリピートモードに
おいて、操作部60から縮小される個別の画データに綴
じ代幅を設定すると、記録紙サイズと、原稿枚数N又は
リピート回数Nとに基づいて、記録領域が算出される。
その後、原稿枚数又はリピート回数に基づいて、記録領
域に収まるように縮小した画データが画像メモリ80に
展開される。そして、個別の綴じ代幅を考慮した画デー
タが記録部50で記録紙に記録される。このため、Nin
1モード及びリピートモードにおいて、縮小される個別
の画データに綴じ代が設定される。その結果、Nin1モ
ード及びリピートモードであっても、縮小される個別の
画データに綴じ代を作成することができる。従って、N
in1機能及びリピート機能と、綴じ代機能とを併用する
ことができる。
【0046】(3)Nin1モード及びリピートモードに
おいて、操作部60から記録紙全体の綴じ代幅と、個別
の綴じ代幅とを設定すると、記録紙サイズと、全体の綴
じ代幅と、原稿枚数N又はリピート回数Nとに基づい
て、記録領域が算出される。その後、原稿枚数又はリピ
ート回数に基づいて、記録領域に収まるように縮小した
画データが画像メモリ80に展開される。そして、全体
の綴じ代幅と個別の綴じ代幅とを考慮した画データが記
録部50で記録紙に記録される。このため、Nin1モー
ド及びリピートモードにおいて、全体の綴じ代幅と個別
の綴じ代とが設定される。その結果、Nin1モード及び
リピートモードであっても、全体の綴じ代と個別の綴じ
代とを作成することができる。従って、Nin1機能及び
リピート機能と、綴じ代機能とを併用することができ
る。
【0047】(4)全体綴じ代処理、個別綴じ代処理及
び全体且つ個別綴じ代処理のいずれにおいても、操作部
60から設定された綴じ代幅を考慮して、原稿の画デー
タが縮小されて、記録部50で記録紙に記録されてい
る。このため、原稿の画データを縮小しても、原稿の画
データが欠落することはない。従って、読取部40で読
み取った原稿の画データを、確実に縮小して記録紙に記
録することができる。
【0048】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態では、全体や個別の綴じ代幅を考慮した
記録領域を算出してから、画データを縮小して記録紙に
記録する構成であったが、全体や個別の綴じ代幅を考慮
せず、画データを縮小した後、全体や個別の綴じ代幅が
設定された位置とは反対方向に、全体や個別の綴じ代幅
だけ画データを移動して記録紙に記録する構成であって
も良い。このように構成すれば、簡単に全体や個別の綴
じ代を作成することができる。
【0049】・加えて、全体や個別の綴じ代を含めた画
データを、原稿枚数Nやリピート回数Nに基づいて、縮
小する構成にしても良い。 ・前記実施形態では、全体や個別の綴じ代幅を1箇所の
み設定する場合を説明したが、綴じ代幅を2箇所以上設
定する場合にも適用しても良い。
【0050】・リピートモードにおいて、個別の綴じ代
が設定された場合は、図9に示すように、個別の画デー
タ間の中央に裁断する場合を考慮したマーク130も記
録紙の端部に記録する構成にしても良い。すなわち、リ
ピートモードにおいては、1枚の記録紙に同一原稿の画
データを複数回(2回、4回等)記録する。つまり、記
録紙に記録された後、裁断する可能性が高い。そこで、
個別の画データ間の中央に裁断するときの目印として、
マーク130を記録紙の端部に記録するのである。この
ように構成すれば、記録紙を裁断する場合には、このマ
ーク130を目印にして、容易に記録紙を裁断すること
ができる。
【0051】・加えて、そのマーク130を所定の記録
紙毎に記録する構成にしても良い。具体的には、裁断機
の能力に応じて、例えば10枚毎にマーク130を記録
紙に記録する構成にしても良い。このように構成すれ
ば、マーク130に基づき記録紙を分けて、裁断機で記
録紙を裁断することができる。従って、裁断機の能力に
応じて、記録紙の枚数を数えることなく、素早く裁断す
ることができる。
【0052】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像
形成装置において、制御手段は、綴じ代幅を考慮して原
稿の画データを縮小する画像形成装置。このように構成
すれば、原稿の画データが欠落することなく、確実に縮
小して記録紙に記録することができる。
【0053】〔2〕請求項1〜請求項3のいずれか1項
に記載の画像形成装置において、制御手段は、リピート
モードの場合は、個別の画データとともに、個別の画デ
ータ間の中央であって、記録紙の端部に目印を記録する
画像形成装置。このように構成すれば、記録紙を裁断す
る場合には、目印に基づいて容易に記録紙を裁断するこ
とができる。
【0054】〔3〕前記〔2〕に記載の画像形成装置に
おいて、制御手段は、個別の画データとともに、個別の
画データ間の中央であって、記録紙の端部に目印を所定
枚数毎に記録する画像形成装置。このように構成すれ
ば、記録紙を裁断する場合には、裁断機の能力に応じ
て、記録紙の枚数を数えることなく、素早く裁断するこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、複数の画像を1枚
の記録紙に記録する機能と、綴じ代機能とを併用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】Nin1機能及びリピート機能と、綴じ代機能と
を併用するときの動作を示すフローチャート。
【図3】全体綴じ代処理を示すフローチャート。
【図4】個別綴じ代処理を示すフローチャート。
【図5】全体且つ個別綴じ代処理を示すフローチャー
ト。
【図6】全体綴じ代処理を実行した場合の記録紙を示す
説明図。
【図7】個別綴じ代処理を実行した場合の記録紙を示す
説明図。
【図8】全体且つ個別綴じ代処理を実行した場合の記録
紙を示す説明図。
【図9】別の実施形態における記録紙を示す説明図。
【符号の説明】
1…画像形成装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成するRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA13 AC08 BA03 BB10 BD06 BD14 BD40 CA04 CB13 2H027 FA30 FD01 FD03 FD04 FD08 ZA07 5B057 AA11 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CD02 CD05 CE08 CH11 5C076 AA19 AA22 AA37 CB02 9A001 HH34 JJ35 KK42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像を1枚の記録紙に記録する機
    能を備えた画像形成装置において、記録紙の全体に綴じ
    代を作成する制御手段を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像を1枚の記録紙に記録する機
    能を備えた画像形成装置において、複数の各画像毎に綴
    じ代を作成する制御手段を備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像を1枚の記録紙に記録する機
    能を備えた画像形成装置において、記録紙の全体及び複
    数の各画像毎に綴じ代を作成する制御手段を備えた画像
    形成装置。
JP2000064513A 2000-03-09 2000-03-09 画像形成装置 Pending JP2001257860A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326285A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Canon Inc 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2008065367A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Sharp Corp 情報処理装置、ページ画像配置位置調整方法、プログラムおよび記録媒体
JP2011029811A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Ricoh Co Ltd イメージリピート画像形成装置およびイメージリピート画像形成方法
JP2014203420A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法およびコンピュータプログラム

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