JPH08130615A - 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置 - Google Patents

両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH08130615A
JPH08130615A JP6267841A JP26784194A JPH08130615A JP H08130615 A JPH08130615 A JP H08130615A JP 6267841 A JP6267841 A JP 6267841A JP 26784194 A JP26784194 A JP 26784194A JP H08130615 A JPH08130615 A JP H08130615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
transmission
pages
original
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6267841A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusayoshi Takezawa
房美 竹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6267841A priority Critical patent/JPH08130615A/ja
Publication of JPH08130615A publication Critical patent/JPH08130615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送付状付きの両面原稿を送信する際に、不要
なページは送信しないようにして、送信情報量の削減お
よび通信時間の短縮を図る。 【構成】 両面原稿送信モード、送付状の有無および最
終ページの有無を予め入力指定しておき、この状態で両
面原稿の表面および裏面を順次読取走査してこれにより
得られた画像データ画像メモリ部4に蓄積し、この蓄積
された画像データの各ページを、上記送付状の有無およ
び最終ページの有無に応じて取捨選択して、この選択さ
れたページにページ番号を編集付与し、このページ番号
の順に画像データを画像メモリ部4から読出して送信す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面印刷された送信原
稿を送信する機能を持ったファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、複数葉の送
信原稿を搬送機構により読取部に順次供給してその一方
の面をそれぞれ読取走査し、これにより得られた各ペー
ジの画像情報を読取り順に送信するように構成されてい
る。このため、両面印刷された送信原稿を1回の通信で
送信しようとする場合には、予め送信原稿の裏面を複写
機でコピーして送信原稿中に差し込んでおき、この送信
原稿を読取部にセットして読取走査させるようにしてい
る。しかし、このような装置では、両面印刷の送信原稿
を送信する際に、送信原稿の各葉の裏面をコピーしなけ
ればならない。このため、送信原稿の枚数が多い場合に
は多量のコピー用紙が必要になるとともに、コピー操作
に手間がかかる。
【0003】そこで最近では、両面原稿の送信動作モー
ドを備えたファクシミリ装置が考案されている。この種
の装置は、例えば特開平4−68652号に示されるよ
うに、原稿の読取前に両面原稿送信モードを指定してお
き、この状態で送信相手の電話番号をダイヤル入力しか
つ送信原稿を原稿載置台にセットすると、先ずその一方
の面を読み取って画像メモリに格納し、続いて上記送信
原稿を裏返して原稿載置台にセットすると今度は他方の
面を読み取って画像メモリに格納する。そして、両面す
べての読取りが終了すると、画像メモリに格納された画
像データをページ順に読み出して送信するように構成さ
れている。このような装置であれば、送信原稿の裏面を
コピーする必要がなくなるため、紙資源の節約を図るこ
とができ、またコピー操作の手間が不要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
両面原稿送信モードを備えた従来の装置には次のような
解決すべき課題があった。すなわち、ファクシミリ装置
を用いて原稿を送信する場合には、原稿の先頭に送付状
(レターヘッド)を付けることが多い。しかし、この送
付状は表面のみが使用され裏面は白紙であるのが普通で
ある。また、送信原稿が複数葉ある場合にその最終葉の
裏面、つまり最終ページは白紙である場合がある。した
がって、前記従来の装置を用いて送付状を付した両面原
稿を送信しようとすると、前記従来の装置は読み取った
画像データの全ページをただ単にページ順に送信するも
のであるため、実際には送信する必要のない送付状の裏
面をそのまま送信してしまったり、また最終ページの裏
面が白紙の場合でもこの最終ページの画像データをその
まま送信してしまう不具合があった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、送付状付きの両面送信原
稿を送信する場合に、不要なページは送信しないように
して、送信情報量の削減および通信時間の短縮を図った
両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置を提供する
ことである。
【0006】また本発明の他の目的は、送信原稿中に白
紙ページが存在する場合でも、この白紙ページを除いて
適切な順序で送信することができる両面原稿送信機能を
備えたファクシミリ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも1葉の送信原稿の表面および裏
面をそれぞれ読取走査し、この読取走査により得られた
複数ページ分の画像情報を一旦画像メモリに蓄積したの
ち送信する機能を備えたファクシミリ装置において、送
信原稿の構成を表わす情報を入力するための原稿構成情
報入力手段と、ページ編集手段とを新たに備え、上記原
稿構成情報入力手段により送付状の有無および最終ペー
ジの有無を表わす情報をそれぞれ入力し、この入力され
た送付状の有無および最終ページの有無を表わす情報に
基づいて、上記ページ編集手段において、上記画像メモ
リに蓄積された複数ページの画像情報を選択しかつペー
ジ順に並べ換えて送信させるようにしたものである。
【0008】また、上記他の目的を達成するために他の
本発明は、複数葉の送信原稿の第1の面およびこの第1
の面とは異なる第2の面をそれぞれ読取走査し、この読
取走査により得られた複数ページ分の画像情報を画像メ
モリに蓄積するための読取走査手段に加えて、上記複数
の送信原稿中に白紙ページが存在する場合に、この白紙
ページに関する情報を入力するための入力手段と、送信
順序決定手段とを設け、この送信順序決定手段により、
上記入力手段により入力された情報に基づいて、白紙ペ
ージの前後のページには連続した送信順序を与え、それ
以外の各ページには第1の面のページおよび第2の面の
ページに対し交互に送信順序を与えるようにし、この送
信順序に従って、上記画像メモリに蓄積されている複数
ページの画像情報を順次読出して送信するようにしたも
のである。
【0009】
【作用】この結果本発明によれば、送信に先立ち送付状
の有無および最終ページの有無を予め指定入力しておく
ことにより、送信原稿の両面を読取走査して得られた複
数ページ分の画像情報が、上記送付状の有無および最終
ページの有無を考慮して自動的に取捨選択されたうえペ
ージ順に並べ換えられて送信されることになる。このた
め、送付状の裏面や白紙状態の最終ページのような実際
には不要なページの画像情報は送信されないことにな
り、これにより送信情報量は削減されかつ通信時間は短
縮されて通信コストの節約が図れる。
【0010】また他の本発明によれば、送付状の裏面お
よび最終ページ以外の他のページに白紙が存在する場合
にも、この白紙ページを除いて適切に送信順序を設定す
ることができ、これにより送信原稿の全ページを通して
正しくページ付けして送信することが可能となる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるファクシ
ミリ装置の構成を示す回路ブロック図である。
【0012】本実施例のファクシミリ装置は、マイクロ
コンピュータを備えた主制御部1を有しており、この主
制御部1にはバス2を介して読取部3、画像メモリ部
4、符号復号化部5および網制御部6が接続され、さら
に記録部8および操作パネル部9が接続されている。
【0013】読取部3は、例えば密着形リニアイメージ
センサからなるラインセンサと、このラインセンサの読
取位置へ送信原稿を1枚ずつ搬送する搬送機構とを備
え、送信原稿の画像を読取走査する。
【0014】画像メモリ部4は、例えばRAMからな
り、上記読取部3の読取走査により得られた画像データ
および受信画像データを一旦記憶する画像データ記憶エ
リアと、この画像データ記憶エリアに記憶された画像デ
ータに関する管理データを記憶する管理データ記憶エリ
アとを有している。
【0015】符号復号化部5は、上記読取部3の読取走
査により得られた画像データを伝送帯域圧縮のために符
号化処理するとともに、受信画像データを復号処理して
原画像データを再生する。
【0016】網制御部6は、着信検出や通信回線の捕捉
などの通信回線7に対する種々インタフェース動作を行
なうとともに、モデムなどにより画像データの送受信処
理を行なう。
【0017】記録部8は、例えばレーザプリンタからな
り、読取部3により読取走査された画像データおよび受
信された画像データをプリントアウトする。
【0018】操作パネル部9には、ダイヤルキーや各種
モード指定キー、液晶表示器等が配設されている。
【0019】ところで、主制御部1はその制御機能とし
て、通信リンクの設定制御や送受信制御、読取・記録制
御などの通常の制御機能に加えて、モード入力制御手段
11と、両面原稿読取制御手段12と、ページ編集処理
含む送信制御13とを有している。
【0020】モード入力制御手段11は、待受時におい
て、操作パネル部9のキー群の操作によって入力される
ファクシミリ送受信動作に係わる種々のモード情報、特
に片面原稿送信か両面原稿送信かを指定する情報や、送
付状の有無を表わす情報、最終ページの有無を表わす情
報を取り込み、これらのモード情報を例えば主制御部1
内のメモリに格納する。
【0021】両面原稿読取制御手段12は、上記モード
指定により両面原稿送信モードが指定されている場合の
原稿送信時に、読取部3により読取走査された送信原稿
の表面画像データおよび裏面画像データを画像メモリ部
4にそれぞれ蓄積するものである。
【0022】ページ編集処理を含む送信制御手段13
は、上記モード入力制御手段11で指定入力された送付
状の有無および最終ページの有無を表わす情報に応じ
て、上記両面原稿読取制御手段12により読み取られて
画像メモリ部4に蓄積された表面画像データおよび裏面
画像データの各ページの中から送信すべきページを選択
し、かつこの選択した各ページにページ番号を編集付与
する。そして、このページ番号順に各ページの画像デー
タを送信させる。
【0023】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。待機状態において、主制御部1は図2に示
すごとく、ステップ2aおよびステップ2bでそれぞれ
着信監視および発信監視を行ないながら、ステップ2c
でモード入力操作の監視を行なっている。
【0024】この状態で、オペレータが両面原稿を送信
するためにモード指定キーを操作したとする。そうする
と、主制御部1はステップ2cでこの操作を検出してモ
ード入力制御に移行する。すなわち、主制御部1は図3
に示すごとく、先ずステップ3aで送信原稿が片面原稿
か両面原稿かを表わす情報の入力を待ち、オペレータが
両面原稿を指定入力するとこの情報をステップ3bで内
部メモリに格納する。次に主制御部1は、ステップ3b
で送付状の有無を表わす情報の入力を待ち、ここでオペ
レータが例えば送付状有りを表わす情報を入力すると、
この情報をステップ3dで内部メモリに格納する。さら
に主制御部1は、ステップ3eで最終ページの有無を表
わす情報の入力を待ち、ここでオペレータが例えば最終
ページ有りを表わす情報を入力すると、ステップ3fで
この情報を内部メモリに格納する。そして、この格納を
終了すると待機状態に戻る。なお、上記片面/両面を表
わす情報、送付状の有無を表わす情報および最終ページ
の有無を表わす情報の格納は、例えばそれぞれ対応する
フラグを立てることにより行なわれる。
【0025】さて、いまオペレータが原稿を送信するた
めに、その送信原稿を読取部3の原稿載置台にセット
し、さらに送信先の電話番号をダイヤル入力して送信キ
ーを押したとする。そうすると、主制御部1は次のよう
に送信制御を実行する。図4および図5はその制御手順
および制御内容を示すフローチャートである。
【0026】すなわち、主制御部1は先ずステップ4a
で、内部メモリのフラグの状態から片面原稿送信モード
が設定されているか両面原稿送信モードが設定されてい
るかを判定する。そして、片面原稿送信モードが設定さ
れていたとすれば、通常送信モードに移行して、送信原
稿の片面のみを読取走査してその画像データを読取り順
に送信する制御を実行する。
【0027】一方、両面原稿送信モードが指定されてい
たとすると、主制御部1は以後両面原稿送信制御を次の
ように実行する。すなわち、先ずステップ4bにおいて
読取部3を駆動することにより、複数葉からなる送信原
稿の表面の画像を順次読取走査し、この読取った各ペー
ジの画像データを画像メモリ部4に記憶する。そしてす
べての葉の表面画像の読取りが終了すると、主制御部1
はステップ4cからステップ4dに移行して、ここで内
部メモリのフラグの状態から送付状有りが設定されてい
るか送付状無しが設定されているかを判定する。
【0028】この判定の結果、送付状有りが設定されて
いたとすると、ステップ4fにおいて、上記読取走査し
た送付状および送信原稿の表面画像データの各ページに
対し、P1,P2,P4,P6,…のように順にページ
番号を付与する。これに対し送付状無しが設定されてい
たとすると、ステップ4eにおいて、上記読取走査した
送信原稿の表面画像データの各ページに対し、P1,P
3,P5,…のように順にページ番号を付与する。
【0029】上記送信原稿の表面の読取りが終了する
と、オペレータは送信原稿をそのページの順序を変えず
に束のまま裏返して原稿載置台にセットする。そうする
と、主制御部1はステップ4gにおいて、読取部3を駆
動して送信原稿の裏面の読取走査を行なわせ、これによ
り得られた各紙葉の裏面の画像データを画像メモリ部4
に記憶する。そして、前記紙葉の裏面の読取走査が終了
すると、主制御部1はステップ4hから図5に示すステ
ップ4iに移行する。このステップ4iにおいて主制御
部1は、内部メモリのフラグの状態から最終ページ有り
が設定されているか無しが設定されているかを判定す
る。
【0030】この判定の結果、最終ページ有りの場合に
は、主制御部1はステップ4jに移行して、ここで先に
読取った表面画像データの最終ページに付与したページ
番号に+1したページ番号を上記裏面画像データの1ペ
ージ目に付与する。そして、2ページ目以降の各ページ
には、上記1ページ目に付与したページ番号から2ずつ
減じたページ番号を順に付与する。
【0031】一方、最終ページ無しの場合には、主制御
部1はステップ4kに移行して、ここで先に読取った表
面画像データの最終ページに付与したページ番号から1
を減じたページ番号を上記裏面画像データの1ページ目
に付与する。そして、2ページ目以降の各ページには、
上記1ページ目に付与したページ番号から2ずつ減じた
ページ番号を順に付与する。
【0032】このようなページ編集処理の具体例を次に
示す。すなわち、いま仮に両面印刷された4枚の送信原
稿を、送付状無しでかつ最終ページ有りとして送信する
場合には、4枚の送信原稿は先ず表面が1枚目から順に
読取走査され、次に裏面が4枚目から順に読取走査され
る。そして、このように読取走査された各ページの画像
データに対し、図7に示すごとく表面の各ページにはペ
ージ番号P1,P3,P5,P7が順に付与され、一方
裏面の各ページにはP8,P6,P4,P2が順に付与
される。
【0033】これに対し、上記4枚の送信原稿に送付状
を付して送信する場合には、先ず送付状および4枚の送
信原稿の表面が順に読取走査され、次に裏面が送信原稿
の4枚目から送付状まで順に読取走査される。そして、
このように読取走査された送付状および送信原稿の各ペ
ージの画像データに対し、図8に示すごとく表面の各ペ
ージにはページ番号P1,P2,P4,P6,P8が順
に付与される。一方裏面の各ページには、ページ番号P
9,P7,P5,P3が順に付与され、最後の送付状の
裏面に相当するページにはページ番号が付与されない。
【0034】一方、最終ページが白紙となっている4枚
の送信原稿を、送付状を付けずに送信する場合には、4
枚の送信原稿は先ず表面が1枚目から順に読取走査され
る。一方裏面の読取りについては、送信原稿の4枚目は
白紙になっているのでオペレータはこの4枚目の原稿を
予め外して原稿載置台に原稿をセットする。このため、
裏面は図9に示すごとく3枚目から順に読取走査され
る。そして、このように読取走査された各ページの画像
データに対し、図9に示すごとく表面の各ページにはペ
ージ番号P1,P3,P5,P7が順に付与され、一方
裏面の各ページには最終ページが読取られていないた
め、ページ番号P6,P4,P2が順に付与される。
【0035】また、上記最終ページが白紙となっている
4枚の送信原稿に送付状を付けて送信する場合には、先
ず送付状および4枚の送信原稿の表面が順に読取走査さ
れる。次に裏面を読取走査する場合には、オペレータは
白紙になっている4枚目の原稿を予め外して原稿載置台
にセットするため、送信原稿の3枚目から順に送付状ま
で読取走査される。そして、このように読取走査された
送付状および送信原稿の各ページの画像データに対し、
図10に示すごとく表面の各ページにはページ番号P
1,P2,P4,P6,P8が順に付与される。一方裏
面の各ページには、最終ページが存在しないためページ
番号P7,P5,P3が順に付与され、最後の送付状の
裏面に相当するページにはページ番号が付与されない。
【0036】そうして、表面画像データおよび裏面画像
データの各ページに対するページ番号の付与が終了する
と、主制御部1はステップ4mに移行してここで上記表
面画像データおよび裏面画像データを上記ページ番号順
に画像メモリ部4から読出し、順次送信させる。
【0037】なお、上記ページ編集およびページ順の送
信のために、読取走査された画像データの各ページは次
のように管理されている。図6はその管理データの構成
の一例を示すものである。
【0038】すなわち、画像メモリ部4内には管理デー
タ記憶領域が設けられており、この領域にはファイル管
理ブロックと、読取った画像データのページ数分のペー
ジ管理ブロックが設定される。ファイル管理ブロックに
は、ファイル番号、ページ管理ブロックポインタ、およ
びファイル入力時間や入力元名称等のファイル情報が記
憶される。
【0039】これに対し各ページ管理ブロックには、そ
れぞれページ番号、次ページブロックポインタ、および
原稿サイズや線密度等の原稿属性情報が記憶される。次
ページブロックポインタは、1ファイルが複数ページか
ら構成される場合に、次のページ管理ブロックを表わ
す。したがって、1ファイルが複数ページから構成され
る場合、上記次ページブロックポインタによりページ管
理ブロックはチェーン接続される。
【0040】前記ページ編集処理により画像データの各
ページに付与されたページ番号は、対応するページ管理
ブロックのページ番号エリアにそれぞれ記憶される。図
6は、最終ページがある4枚の送信原稿を送付状付きで
送信する場合(図8に図示)の管理データを示したもの
である。
【0041】そして、このように管理された画像データ
を送信する場合には、主制御部1は上記複数の各ページ
管理ブロックを次ページ管理ブロックポインタに基づい
てチェーン順に検索して、ページ番号の若い順にページ
管理ブロックを選択する。そして、この選択したページ
管理ブロックに記憶されている管理データにしたがっ
て、画像メモリ部4の画像データ記憶領域から対応する
ページの画像データを順次読出し、この画像データを送
信する。
【0042】以上のように本実施例では、両面原稿送信
モード、送付状の有無および最終ページの有無を予め入
力指定しておき、この状態で両面原稿の表面および裏面
を順次読取走査してこれにより得られた画像データ画像
メモリ部4に蓄積し、この蓄積された画像データの各ペ
ージを、上記送付状の有無および最終ページの有無に応
じて取捨選択して、この選択されたページにページ番号
を編集付与し、このページ番号の順に画像データを画像
メモリ部4から読出して送信するようにしている。
【0043】したがって本発明によれば、送付状がある
場合や最終ページが白紙の場合には、これらの送付状の
裏面や最終ページを除いてページ番号が編集付与される
ことになり、この結果不要なページの送信が阻止されて
送信情報量は削減される。このため、通信時間を短縮し
て通信コストの削減を図ることができ、また通信回線の
実質的に不要な捕捉をできる限り低減することができ
る。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では両面原稿の裏面を
読取走査させる際に、その最終ページが白紙の場合には
オペレータがこの最終ページの紙葉を予め外して原稿載
置台にセットすることを前提としてページ編集処理を行
なうようにしたが、オペレータが白紙の最終ページの紙
葉を外さずにそのまま原稿載置台にセットする場合を前
提にページ編集処理を行なうように構成してもよい。
【0045】また前記実施例では、送付状の裏面および
送信原稿の最終ページが白紙の場合にその旨の情報を入
力して、ページの並び換えを行なう場合について説明し
たが、送付状および送信原稿の最終ページの有無以外
に、送信原稿の他のページに白紙ページが存在する場合
には、この白紙ページの送信原稿中における位置を入力
指定し、この指定に応じて上記白紙ページを除いてペー
ジ付けを行なうようにしてもよい。この場合には、上記
白紙ページの前後のページに連続するページ番号が付与
され、その他のページには表面および裏面に対し交互に
順次ページ番号が付与されることになる。このように構
成すると、送付状の裏面および送信原稿の最終ページ以
外に白紙ページがあり、かつオペレータがこの白紙ペー
ジを予め除いて原稿送信台にセットして読取走査させた
場合でも、適切な順序で送信することができる。
【0046】また、前記各実施例では、送付状の有無や
最終ページの有無、さらには白紙ページの位置を原稿読
取走査に先立って入力するようにしたが、送信原稿の表
面および裏面の画像データの読取走査中または読取走査
終了後に入力するようにしてもよい。
【0047】さらに、前記実施例では送付状の有無およ
び最終ページの有無を、さらには送信原稿中の白紙ペー
ジの位置をオペレータが入力指定し、この指定情報に応
じてページ編集処理を行なうようにしたが、他の手段と
して例えば送信原稿の表面および裏面を読取走査して得
られた画像データを基に白紙のページを検出し、その検
出結果に応じて白紙のページを除いてページ番号を付与
するように構成してもよい。このように構成すると、送
付状の有無や最終ページの有無、さらには送信原稿中の
白紙ページの位置をオペレータが入力指定する必要がな
くなるとともに、送付状の裏面および最終ページ以外に
白紙状態のページが存在した場合にこのページを自動的
に除去してページ番号を付与することができるので、不
要ページの送信枚数をさらに低減することができ、これ
により一層効率的なファクシミリ送信を行なうことがで
きる。
【0048】その他、モード入力手段の構成、モード入
力制御およびページ編集処理を含む送信制御の各制御手
順およびその制御内容やファクシミリ装置の構成、ファ
イルおよび各ページの管理方法等についても、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のファクシミ
リ装置では、送信原稿の構成を表わす情報を入力するた
めの原稿構成情報入力手段と、ページ編集手段とを新た
に備え、上記原稿構成情報入力手段により送付状の有無
および最終ページの有無を表わす情報をそれぞれ入力
し、この入力された送付状の有無および最終ページの有
無を表わす情報に基づいて、上記ページ編集手段におい
て、画像メモリに蓄積された複数ページの画像情報を選
択しかつページ順に並べ換えて送信させるようにしてい
る。
【0050】したがって本発明によれば、送付状付きの
両面送信原稿を送信する場合に、不要なページは送信し
ないようにすることができ、これにより送信情報量の削
減および通信時間の短縮を図った両面原稿送信機能を備
えたファクシミリ装置を提供することができる。
【0051】また他の本発明では、複数葉の送信原稿の
第1の面およびこの第1の面とは異なる第2の面をそれ
ぞれ読取走査し、この読取走査により得られた複数ペー
ジ分の画像情報を画像メモリに蓄積するための読取走査
手段に加えて、上記複数の送信原稿中に白紙ページが存
在する場合に、この白紙ページに関する情報を入力する
ための入力手段と、送信順序決定手段とを設け、この送
信順序決定手段により、上記入力手段により入力された
情報に基づいて、白紙ページの前後のページには連続し
た送信順序を与え、それ以外の各ページには第1の面の
ページおよび第2の面のページに対し交互に送信順序を
与えるようにし、この送信順序に従って、上記画像メモ
リに蓄積されている複数ページの画像情報を順次読出し
て送信するようにしている。
【0052】したがって本発明によれば、送信原稿中に
白紙ページが存在する場合でも、この白紙ページを除い
て適切な順序で送信することができる両面原稿送信機能
を備えたファクシミリ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるファクシミリ装置の
構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の主制御部による待受制御手
順およびその制御内容を示すフローチャート。
【図3】図1に示した装置の主制御部によるモード入力
制御手順およびその制御内容を示すフローチャート。
【図4】図1に示した装置の主制御部による送信制御手
順およびその制御内容の前半部分を示すフローチャー
ト。
【図5】図1に示した装置の主制御部による送信制御手
順およびその制御内容の後半部分を示すフローチャー
ト。
【図6】ファイル管理ブロックおよびページ管理ブロッ
クの構成の一例を示す図。
【図7】図1に示した装置におけるページ編集処理の第
1の例を示す図。
【図8】図1に示した装置におけるページ編集処理の第
2の例を示す図。
【図9】図1に示した装置におけるページ編集処理の第
3の例を示す図。
【図10】図1に示した装置におけるページ編集処理の
第4の例を示す図。
【符号の説明】
1…主制御部 2…バス 3…読取部 4…画像メモリ部 5…符号復号化部 6…網制御部 7…通信回線 8…記録部 9…操作パネル部 11…モード入力制御手段 12…両面原稿読取制御手段 13…ページ編集処理を含む送信制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1葉の送信原稿の表面および
    裏面をそれぞれ読取走査手段で読取走査し、この読取走
    査により得られた複数ページ分の画像情報を一旦画像メ
    モリに蓄積したのち送信手段により送信する機能を備え
    たファクシミリ装置において、 前記送信原稿について送付状の有無および最終ページの
    有無を表わす情報をそれぞれ入力するための原稿構成情
    報入力手段と、 この原稿構成情報入力手段により入力された送付状の有
    無および最終ページの有無を表わす情報に基づいて、前
    記画像メモリに蓄積された複数ページの画像情報を選択
    しかつページ順に並べ換えて送信させるためのページ編
    集手段とを具備したことを特徴とする両面原稿送信機能
    を備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 複数葉の送信原稿の第1の面およびこの
    第1の面とは異なる第2の面をそれぞれ読取走査し、こ
    の読取走査により得られた複数ページ分の画像情報を画
    像メモリに蓄積するための読取走査手段と、 前記複数の送信原稿中に白紙ページが存在する場合に、
    この白紙ページに関する情報を入力するための入力手段
    と、 この入力手段により入力された情報に基づいて、白紙ペ
    ージの前後のページには連続した送信順序を与え、それ
    以外の各ページには第1の面のページおよび第2の面の
    ページに対し交互に送信順序を与えるための送信順序決
    定手段と、 この送信順序決定手段により決定された送信順序に従っ
    て、前記画像メモリに蓄積されている複数ページの画像
    情報を順次読出して送信するための送信制御手段とを具
    備したことを特徴とする両面原稿送信機能を備えたファ
    クシミリ装置。
JP6267841A 1994-10-31 1994-10-31 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置 Pending JPH08130615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6267841A JPH08130615A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6267841A JPH08130615A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08130615A true JPH08130615A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17450373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6267841A Pending JPH08130615A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08130615A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176545A (ja) * 2000-09-27 2002-06-21 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置
CN116389649A (zh) * 2023-04-26 2023-07-04 深圳市美松达科技有限公司 一种纸张扫描输入存储方法、系统、设备及计算机可读存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176545A (ja) * 2000-09-27 2002-06-21 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置
CN116389649A (zh) * 2023-04-26 2023-07-04 深圳市美松达科技有限公司 一种纸张扫描输入存储方法、系统、设备及计算机可读存储介质
CN116389649B (zh) * 2023-04-26 2024-04-19 深圳市美松达科技有限公司 一种纸张扫描输入存储方法、设备及计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08130615A (ja) 両面原稿送信機能を備えたファクシミリ装置
JPH05160993A (ja) 画像通信方法及び装置
JP4306164B2 (ja) 画像記録装置
JP2001257860A (ja) 画像形成装置
JP2009111591A (ja) 画像処理装置
JPH1127434A (ja) ファクシミリ装置
JPH06233091A (ja) ファクシミリ装置
JP3119024B2 (ja) ファクシミリ装置
KR0154699B1 (ko) 팩시밀리에서 문서서식 프린팅방법
JPH05300284A (ja) ファクシミリ装置
JP2701574B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH03201771A (ja) ファクシミリ装置
JPS60182865A (ja) フアクシミリ装置
JPH06113046A (ja) ファクシミリ装置
JPH04188945A (ja) ファクシミリ装置
JPH0897946A (ja) ファクシミリ装置
JPH0730707A (ja) データ通信装置
JPH08139910A (ja) ファクシミリ装置
JPH05336345A (ja) 端末装置
JPH0470051A (ja) ファクシミリ装置
JPH08102847A (ja) 画像入出力装置
JPH06105031A (ja) ファクシミリ装置
JPH03209972A (ja) 情報の読取および印刷装置
JPH0396169A (ja) ファクシミリ装置
JPH08331340A (ja) 画像出力装置