JPH0897946A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0897946A JPH0897946A JP6231115A JP23111594A JPH0897946A JP H0897946 A JPH0897946 A JP H0897946A JP 6231115 A JP6231115 A JP 6231115A JP 23111594 A JP23111594 A JP 23111594A JP H0897946 A JPH0897946 A JP H0897946A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 受信画情報の消失を最小限に留めつつ、積載
された記録紙の仕分け作業を容易に行い得るファクシミ
リ装置を提供する。 【構成】 受信した画情報に識別情報を挿入し、受信画
情報と共に記録紙上に印字するファクシミリ装置におい
て、受信回数を計数する受信回数計数手段21と、該受
信回数計数手段の計数値に基づき、受信の度に挿入位置
が変化するよう上記識別情報の挿入位置22を決定する
挿入位置制御手段23と、該挿入位置制御手段からの指
示に基づいて上記識別情報を作成し、上記挿入位置制御
手段が決定した位置に識別情報を挿入する識別情報作成
手段24とを有する。
された記録紙の仕分け作業を容易に行い得るファクシミ
リ装置を提供する。 【構成】 受信した画情報に識別情報を挿入し、受信画
情報と共に記録紙上に印字するファクシミリ装置におい
て、受信回数を計数する受信回数計数手段21と、該受
信回数計数手段の計数値に基づき、受信の度に挿入位置
が変化するよう上記識別情報の挿入位置22を決定する
挿入位置制御手段23と、該挿入位置制御手段からの指
示に基づいて上記識別情報を作成し、上記挿入位置制御
手段が決定した位置に識別情報を挿入する識別情報作成
手段24とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
関するものであり、より詳細には、受信記録紙の仕分け
作業が容易に行い得るファクシミリ装置に関するもので
ある。
関するものであり、より詳細には、受信記録紙の仕分け
作業が容易に行い得るファクシミリ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では、受信が
ある度に順次画情報を記録した記録紙を排紙トレー上に
積載しているため、複数の受信があった場合には、オペ
レータが積載された記録紙を1受信の単位(以下、ファ
イルという)毎に仕分ける必要がある。しかし、多数の
記録紙を仕分けるためには、オペレータが記録紙の内容
を見て関連のあるものをファイル単位で抽出せねばなら
ず、従って、仕分けの間違いや記録紙の紛失等が発生す
る恐れがあった。そこで、このような問題を解決し、記
録紙の仕分けを容易とするための一例が特開平4−15
6759号に記載されている。かかる従来技術では、呼
単位(即ち、ファイル単位)で付与される受信件数コー
ドとページ数からなる識別コードを受信記録紙上に印字
すると共に、識別コードの印字色を呼単位で反転させて
おり、記録紙上に印字されている受信件数コードを確認
することにより、オペレータは呼単位の判別が容易とな
り、しかも、識別コードの印字色を呼単位で反転させて
いるため、仕分け作業がより確実なものとなる。
ある度に順次画情報を記録した記録紙を排紙トレー上に
積載しているため、複数の受信があった場合には、オペ
レータが積載された記録紙を1受信の単位(以下、ファ
イルという)毎に仕分ける必要がある。しかし、多数の
記録紙を仕分けるためには、オペレータが記録紙の内容
を見て関連のあるものをファイル単位で抽出せねばなら
ず、従って、仕分けの間違いや記録紙の紛失等が発生す
る恐れがあった。そこで、このような問題を解決し、記
録紙の仕分けを容易とするための一例が特開平4−15
6759号に記載されている。かかる従来技術では、呼
単位(即ち、ファイル単位)で付与される受信件数コー
ドとページ数からなる識別コードを受信記録紙上に印字
すると共に、識別コードの印字色を呼単位で反転させて
おり、記録紙上に印字されている受信件数コードを確認
することにより、オペレータは呼単位の判別が容易とな
り、しかも、識別コードの印字色を呼単位で反転させて
いるため、仕分け作業がより確実なものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したフ
ァクシミリ装置では、受信画情報と識別コードをゲート
を介して切り換え出力しているため、識別コードが出力
されている間の受信画情報はプリンタに出力されず、記
録紙上から消失してしまう。もっとも、識別コードを記
録紙上に付加する以上、受信画情報の消失を完全に避け
ることは困難であるが、上述したファクシミリ装置の場
合、仕分け作業を容易にするために全ペーシに渡って識
別コードを印字しており、それだけ多くの受信画情報が
消失してしまう。
ァクシミリ装置では、受信画情報と識別コードをゲート
を介して切り換え出力しているため、識別コードが出力
されている間の受信画情報はプリンタに出力されず、記
録紙上から消失してしまう。もっとも、識別コードを記
録紙上に付加する以上、受信画情報の消失を完全に避け
ることは困難であるが、上述したファクシミリ装置の場
合、仕分け作業を容易にするために全ペーシに渡って識
別コードを印字しており、それだけ多くの受信画情報が
消失してしまう。
【0004】本発明は以上のような不具合を解決するた
めになされたものであり、受信画情報の消失を最小限に
留めつつ、排紙トレー上に積載された記録紙の仕分け作
業を容易に行い得るファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
めになされたものであり、受信画情報の消失を最小限に
留めつつ、排紙トレー上に積載された記録紙の仕分け作
業を容易に行い得るファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、受信した画
情報に識別情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に
印字するファクシミリ装置において、受信回数を計数す
る受信回数計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に
基づき、受信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情
報の挿入位置を決定する挿入位置制御手段と、該挿入位
置制御手段からの指示に基づいて上記識別情報を作成
し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別情報を
挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴とする
ファクシミリ装置によって達成される。
情報に識別情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に
印字するファクシミリ装置において、受信回数を計数す
る受信回数計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に
基づき、受信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情
報の挿入位置を決定する挿入位置制御手段と、該挿入位
置制御手段からの指示に基づいて上記識別情報を作成
し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別情報を
挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴とする
ファクシミリ装置によって達成される。
【0006】更に、上記目的は、受信した画情報に識別
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、受信画情報の先頭ページの印字の
場合にのみ上記識別情報の作成を指示する挿入位置制御
手段と、該挿入位置制御手段からの指示に基づいて上記
識別情報を作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位
置に識別情報を挿入する識別情報作成手段とを有するこ
とを特徴とするファクシミリ装置によって達成される。
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、受信画情報の先頭ページの印字の
場合にのみ上記識別情報の作成を指示する挿入位置制御
手段と、該挿入位置制御手段からの指示に基づいて上記
識別情報を作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位
置に識別情報を挿入する識別情報作成手段とを有するこ
とを特徴とするファクシミリ装置によって達成される。
【0007】更に、上記目的は、受信した画情報に識別
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、記録紙の幅に基づいて定められた
所定値と上記受信回数計数手段の計数値を比較し、上記
計数値が上記所定値よりも大きい場合、上記受信回数計
数手段の計数値をリセットする挿入位置制御手段と、該
挿入位置制御手段からの指示に基づいて上記識別情報を
作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別情
報を挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴と
するファクシミリ装置によって達成される。
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、記録紙の幅に基づいて定められた
所定値と上記受信回数計数手段の計数値を比較し、上記
計数値が上記所定値よりも大きい場合、上記受信回数計
数手段の計数値をリセットする挿入位置制御手段と、該
挿入位置制御手段からの指示に基づいて上記識別情報を
作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別情
報を挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴と
するファクシミリ装置によって達成される。
【0008】更に、上記目的は、受信した画情報に識別
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、受信画情報の先頭ページの印字の
場合にのみ上記識別情報の作成を指示する挿入位置制御
手段と、受信した画情報のページ数を計数する受信枚数
計数手段と、上記挿入位置制御手段からの指示により、
上記受信枚数計数手段の計数値に基づいて上記識別情報
を作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別
情報を挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴
とするファクシミリ装置によって達成される。
情報を挿入し、受信画情報と共に記録紙上に印字するフ
ァクシミリ装置において、受信回数を計数する受信回数
計数手段と、該受信回数計数手段の計数値に基づき、受
信の度に挿入位置が変化するよう上記識別情報の挿入位
置を決定すると共に、受信画情報の先頭ページの印字の
場合にのみ上記識別情報の作成を指示する挿入位置制御
手段と、受信した画情報のページ数を計数する受信枚数
計数手段と、上記挿入位置制御手段からの指示により、
上記受信枚数計数手段の計数値に基づいて上記識別情報
を作成し、上記挿入位置制御手段が決定した位置に識別
情報を挿入する識別情報作成手段とを有することを特徴
とするファクシミリ装置によって達成される。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置
は、受信の度にファイル単位で識別情報の挿入位置が変
化するため、容易に記録紙の仕分けを行うことができ
る。
は、受信の度にファイル単位で識別情報の挿入位置が変
化するため、容易に記録紙の仕分けを行うことができ
る。
【0010】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置は、受信画情報の先頭ページの印字の場合にのみ識別
情報を挿入するため、受信画情報の消失を最小限に留め
ることができる。
置は、受信画情報の先頭ページの印字の場合にのみ識別
情報を挿入するため、受信画情報の消失を最小限に留め
ることができる。
【0011】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置は、記録紙の幅に基づいて定められた所定値と受信回
数の計数値を比較し、計数値が所定値よりも大きい場
合、計数値をリセットするため、サイクリックに識別情
報の挿入位置を変化させることができる。
置は、記録紙の幅に基づいて定められた所定値と受信回
数の計数値を比較し、計数値が所定値よりも大きい場
合、計数値をリセットするため、サイクリックに識別情
報の挿入位置を変化させることができる。
【0012】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置は、識別情報に受信枚数を含ませるため、識別情報の
挿入が先頭ページのみであっても、間違いを生ずること
なく仕分けを行うことができる。
置は、識別情報に受信枚数を含ませるため、識別情報の
挿入が先頭ページのみであっても、間違いを生ずること
なく仕分けを行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明が適用されるファクシミリ装置の一
構成例を示すブロック図である。
する。図1は本発明が適用されるファクシミリ装置の一
構成例を示すブロック図である。
【0014】同図において、10は所定の線密度で原稿
を読み取るスキャナであり、11は記録すべき画情報を
レザー書き込み系を用いた電子写真方式或いは感熱記録
方式等で記録紙面に記録出力するプロッタである。12
は各種操作キーとディスプレイを備えた操作表示部であ
り、オペレータが各種の情報や指示を操作入力すると共
に、オペレータに対して種々のガイダンス情報を表示す
るためのものである。又、13は画情報を蓄積する画像
蓄積部、14は公知の符号化方式にて画情報を圧縮符号
化する一方、圧縮符号化されている画情報を再生復号化
する符号化復号化部、15は自動発着機能を備え、呼出
信号の検出、回線の閉結などの公衆電話回線網との接続
I/F機能を有する網制御部、16は伝送手順信号をや
りとりするための低速モデム機能と、主として画情報を
やりとりするための高速モデム機能を備えたモデムを内
蔵し、通信相手とITU−T勧告T.30等の所定の伝
送制御手順を実行する通信制御部である。更に、17は
ファクシミリ装置全体の制御を司るシステム制御部であ
り、システム制御に必要なプログラムが格納されたRO
Mと、ワークエリアを構成すると共にファクシミリ装置
の制御に必要な各種パラメータが格納されるRAMを内
蔵している。
を読み取るスキャナであり、11は記録すべき画情報を
レザー書き込み系を用いた電子写真方式或いは感熱記録
方式等で記録紙面に記録出力するプロッタである。12
は各種操作キーとディスプレイを備えた操作表示部であ
り、オペレータが各種の情報や指示を操作入力すると共
に、オペレータに対して種々のガイダンス情報を表示す
るためのものである。又、13は画情報を蓄積する画像
蓄積部、14は公知の符号化方式にて画情報を圧縮符号
化する一方、圧縮符号化されている画情報を再生復号化
する符号化復号化部、15は自動発着機能を備え、呼出
信号の検出、回線の閉結などの公衆電話回線網との接続
I/F機能を有する網制御部、16は伝送手順信号をや
りとりするための低速モデム機能と、主として画情報を
やりとりするための高速モデム機能を備えたモデムを内
蔵し、通信相手とITU−T勧告T.30等の所定の伝
送制御手順を実行する通信制御部である。更に、17は
ファクシミリ装置全体の制御を司るシステム制御部であ
り、システム制御に必要なプログラムが格納されたRO
Mと、ワークエリアを構成すると共にファクシミリ装置
の制御に必要な各種パラメータが格納されるRAMを内
蔵している。
【0015】次に、本発明の動作を図3のフローチャー
トと、後述する識別情報を作成するための構成を示した
図2に基づいて詳述する。尚、図3における各ステップ
は、特に説明がない限りシステム制御部17によって実
行されるものとする。
トと、後述する識別情報を作成するための構成を示した
図2に基づいて詳述する。尚、図3における各ステップ
は、特に説明がない限りシステム制御部17によって実
行されるものとする。
【0016】まず図2について説明する。同図におい
て、21は1ページの画情報を受信する度に出力される
信号S1を計数すると共に、リセット信号R1で計数値
をリセットする受信枚数カウンタ、22は1ファイルの
受信が終了した時点で出力される信号S2を計数すると
共に、後述する挿入位置制御部23から出力されるリセ
ット信号R2で計数値をリセットする挿入位置カウン
タ、23は記録走査位置が識別情報の挿入位置に達する
と識別情報出力指令S3を出力し、更に、挿入位置カウ
ンタ22の計数値と記録紙の幅に基づいて定められた所
定値を比較して「計数値>所定値」の場合にリセット信
号R2を出力する走査位置制御部、24は受信枚数カウ
ンタ21から出力される計数値と挿入位置カウンタ22
から出力される計数値に基づいて識別情報を作成し、挿
入位置制御部23から出力される識別情報出力指令S3
に基づいて識別情報を出力する識別情報作成部である。
て、21は1ページの画情報を受信する度に出力される
信号S1を計数すると共に、リセット信号R1で計数値
をリセットする受信枚数カウンタ、22は1ファイルの
受信が終了した時点で出力される信号S2を計数すると
共に、後述する挿入位置制御部23から出力されるリセ
ット信号R2で計数値をリセットする挿入位置カウン
タ、23は記録走査位置が識別情報の挿入位置に達する
と識別情報出力指令S3を出力し、更に、挿入位置カウ
ンタ22の計数値と記録紙の幅に基づいて定められた所
定値を比較して「計数値>所定値」の場合にリセット信
号R2を出力する走査位置制御部、24は受信枚数カウ
ンタ21から出力される計数値と挿入位置カウンタ22
から出力される計数値に基づいて識別情報を作成し、挿
入位置制御部23から出力される識別情報出力指令S3
に基づいて識別情報を出力する識別情報作成部である。
【0017】ここで、本発明における識別情報とは、フ
ァイル単位で付与されるファイル番号とファイル内にお
ける総ページ数からなり、ファイル番号は挿入位置カウ
ンタ22の計数値に対応して作成され、総ページ数は受
信枚数カウンタ21の計数値に対応して作成されるもの
である。尚、図2の挿入位置カウンタ22が本発明の受
信回数計数手段に、同じく、挿入位置制御部23が挿入
位置制御手段に、識別情報作成部24が識別情報作成手
段に、受信枚数カウンタ21が受信枚数計数手段に、夫
々相当するものである。
ァイル単位で付与されるファイル番号とファイル内にお
ける総ページ数からなり、ファイル番号は挿入位置カウ
ンタ22の計数値に対応して作成され、総ページ数は受
信枚数カウンタ21の計数値に対応して作成されるもの
である。尚、図2の挿入位置カウンタ22が本発明の受
信回数計数手段に、同じく、挿入位置制御部23が挿入
位置制御手段に、識別情報作成部24が識別情報作成手
段に、受信枚数カウンタ21が受信枚数計数手段に、夫
々相当するものである。
【0018】次に図3において、着呼があると(ステッ
プ301 YES)、リセット信号R1を出力して受信
枚数カウンタ21をリセットした(ステップ302)
後、画情報を1ページ受信し(ステップ303)、信号
S1を出力して受信枚数カウンタ21を1つカウントア
ップする(ステップ304)。以降、画情報を1ページ
受信する度に信号S1の出力を繰り返し(ステップ30
5 NO→ステップ303→ステップ304)、全ての
画情報を受信し終えると(ステップ305 YES)、
信号S2を出力して挿入位置カウンタ22を1つカウン
トアップする(ステップ306)。尚、受信した画情報
は一旦画像蓄積部13に蓄積され、以降、ファイル単位
で処理される。
プ301 YES)、リセット信号R1を出力して受信
枚数カウンタ21をリセットした(ステップ302)
後、画情報を1ページ受信し(ステップ303)、信号
S1を出力して受信枚数カウンタ21を1つカウントア
ップする(ステップ304)。以降、画情報を1ページ
受信する度に信号S1の出力を繰り返し(ステップ30
5 NO→ステップ303→ステップ304)、全ての
画情報を受信し終えると(ステップ305 YES)、
信号S2を出力して挿入位置カウンタ22を1つカウン
トアップする(ステップ306)。尚、受信した画情報
は一旦画像蓄積部13に蓄積され、以降、ファイル単位
で処理される。
【0019】続いて、挿入位置制御部23が挿入位置カ
ウンタ22のカウント値と記録紙の幅に基づいて定めら
れた所定値を比較し(ステップ307)、挿入位置カウ
ンタ22の計数値が所定値よりも大きい場合には(ステ
ップ307 YES)、挿入位置制御部23がリセット
信号R2を出力し、挿入位置カウンタ22の計数値をリ
セットする(ステップ308)。一方、挿入位置カウン
タ22の計数値が所定値以下の場合には(ステップ30
7 NO)、ステップ308をスキップする。尚、所定
値は記録紙のサイズ(具体的には記録紙幅)との関係で
定められるものであり、現在プロッタ11にセットされ
ている記録紙幅の中に収まる識別情報の個数を示す値で
ある。従って、挿入位置カウンタ22の計数値が所定値
よりも大きくなるとリセット信号R2を出力して挿入位
置カウンタ22の計数値をリセットし、常に、セットさ
れている記録紙幅の範囲内で識別情報の挿入位置が巡回
されるようにしている。
ウンタ22のカウント値と記録紙の幅に基づいて定めら
れた所定値を比較し(ステップ307)、挿入位置カウ
ンタ22の計数値が所定値よりも大きい場合には(ステ
ップ307 YES)、挿入位置制御部23がリセット
信号R2を出力し、挿入位置カウンタ22の計数値をリ
セットする(ステップ308)。一方、挿入位置カウン
タ22の計数値が所定値以下の場合には(ステップ30
7 NO)、ステップ308をスキップする。尚、所定
値は記録紙のサイズ(具体的には記録紙幅)との関係で
定められるものであり、現在プロッタ11にセットされ
ている記録紙幅の中に収まる識別情報の個数を示す値で
ある。従って、挿入位置カウンタ22の計数値が所定値
よりも大きくなるとリセット信号R2を出力して挿入位
置カウンタ22の計数値をリセットし、常に、セットさ
れている記録紙幅の範囲内で識別情報の挿入位置が巡回
されるようにしている。
【0020】次に、受信した画情報の印字動作に入り、
まず、これから印字するページが先頭ページであるか否
かを判別する(ステップ309)。この判別は、画像蓄
積部13に画情報を蓄積した時点でパラメータの1つと
してRAMに格納されるページ管理情報に基づいて行わ
れ、印字するページが先頭ページである場合には(ステ
ップ309 YES)、識別情報の挿入を行う(ステッ
プ310)。
まず、これから印字するページが先頭ページであるか否
かを判別する(ステップ309)。この判別は、画像蓄
積部13に画情報を蓄積した時点でパラメータの1つと
してRAMに格納されるページ管理情報に基づいて行わ
れ、印字するページが先頭ページである場合には(ステ
ップ309 YES)、識別情報の挿入を行う(ステッ
プ310)。
【0021】ここで、図2を参照して識別情報の挿入に
ついて詳述する。画情報の記録走査は、主走査方向の走
査位置を示す主走査クロック(図中、主走査CK)と、
副走査方向の走査位置を示す副走査クロック(図中、副
走査CK)で制御される。従って、挿入位置制御部23
は両クロックを計数することによって現在記録走査され
ている位置を把握し、記録走査位置が識別情報の挿入位
置に達すると、識別情報出力指令S3を出力して識別情
報作成部24に識別情報の出力を指示する。更に、識別
情報を挿入すべき位置は挿入位置カウンタ22の計数値
に基づいて決定されるため、結果的にはファイル単位で
識別情報の挿入位置が変化することになる。
ついて詳述する。画情報の記録走査は、主走査方向の走
査位置を示す主走査クロック(図中、主走査CK)と、
副走査方向の走査位置を示す副走査クロック(図中、副
走査CK)で制御される。従って、挿入位置制御部23
は両クロックを計数することによって現在記録走査され
ている位置を把握し、記録走査位置が識別情報の挿入位
置に達すると、識別情報出力指令S3を出力して識別情
報作成部24に識別情報の出力を指示する。更に、識別
情報を挿入すべき位置は挿入位置カウンタ22の計数値
に基づいて決定されるため、結果的にはファイル単位で
識別情報の挿入位置が変化することになる。
【0022】再び図3に戻り、1ページの画情報の印字
を終了すると(ステップ311)、印字したページが最
終ページであるか否か判別し(ステップ312)、最終
ページでなければ(ステップ312 NO)、ステップ
309に戻って次ページの印字を行うが、印字するペー
ジが先頭ページでない場合には(ステップ309 N
O)、ステップ310をスキップし、識別情報の挿入は
行わない。以上のような動作を繰り返し、最終ページを
印字すると(ステップ312 YES)、一連の印字動
作を終了する。
を終了すると(ステップ311)、印字したページが最
終ページであるか否か判別し(ステップ312)、最終
ページでなければ(ステップ312 NO)、ステップ
309に戻って次ページの印字を行うが、印字するペー
ジが先頭ページでない場合には(ステップ309 N
O)、ステップ310をスキップし、識別情報の挿入は
行わない。以上のような動作を繰り返し、最終ページを
印字すると(ステップ312 YES)、一連の印字動
作を終了する。
【0023】以上の印字動作により、記録出力された記
録紙の例を図4に示す。同図の場合、ファイル内の最終
ページから印字を開始して記録紙の記録面を上向きに排
紙するプロッタの例であるが、同図からも明らかなよう
に、識別情報は各ファイルの先頭ページにのみ挿入され
ているため、画情報の消失が最小限に留められる。しか
も、識別情報の挿入位置がファイル毎に変化するため、
記録紙をファイル単位で容易に識別することができると
共に、識別情報には各ファイルの総ページ数が併せて示
されているため、仕分け間違いが生ずることもない。同
図の場合、記録紙幅との関係から所定値は3となり、従
って、4受信目のファイルに対しては、挿入位置カウン
タ22がリセットされて図中のNo.1のファイルと同
じ位置に識別情報が挿入されることになる。尚、図4で
は識別情報に網掛けを付した例を示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、従来技術で述べたファクシ
ミリ装置のように、印字色をファイル単位で白黒反転さ
せたり、識別情報に画像処理を施して斜体文字等の特殊
文字とすることも可能であり、オペレータが受信画情報
と比して識別情報として容易に判別できるような形態で
あれば良い。
録紙の例を図4に示す。同図の場合、ファイル内の最終
ページから印字を開始して記録紙の記録面を上向きに排
紙するプロッタの例であるが、同図からも明らかなよう
に、識別情報は各ファイルの先頭ページにのみ挿入され
ているため、画情報の消失が最小限に留められる。しか
も、識別情報の挿入位置がファイル毎に変化するため、
記録紙をファイル単位で容易に識別することができると
共に、識別情報には各ファイルの総ページ数が併せて示
されているため、仕分け間違いが生ずることもない。同
図の場合、記録紙幅との関係から所定値は3となり、従
って、4受信目のファイルに対しては、挿入位置カウン
タ22がリセットされて図中のNo.1のファイルと同
じ位置に識別情報が挿入されることになる。尚、図4で
は識別情報に網掛けを付した例を示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、従来技術で述べたファクシ
ミリ装置のように、印字色をファイル単位で白黒反転さ
せたり、識別情報に画像処理を施して斜体文字等の特殊
文字とすることも可能であり、オペレータが受信画情報
と比して識別情報として容易に判別できるような形態で
あれば良い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、受信の度にフ
ァイル単位で識別情報の挿入位置を変化させるため、記
録紙をファイル単位で容易に識別することができ、排紙
トレー上に積載された記録紙の仕分けを簡単に行うこと
ができる。
ァイル単位で識別情報の挿入位置を変化させるため、記
録紙をファイル単位で容易に識別することができ、排紙
トレー上に積載された記録紙の仕分けを簡単に行うこと
ができる。
【0025】請求項2記載の発明では、受信画情報の先
頭ページにのみ識別情報を挿入するため、受信画情報の
消失を最小限に留めることができる。
頭ページにのみ識別情報を挿入するため、受信画情報の
消失を最小限に留めることができる。
【0026】請求項3記載の発明では、記録紙の幅に基
づいて定められた所定値と受信回数の計数値を比較し、
計数値が所定値よりも大きい場合、計数値をリセットす
るため、記録紙幅の範囲内で識別情報の挿入位置を巡回
させ、ファイル毎に識別情報の挿入位置を変化させるこ
とができる。
づいて定められた所定値と受信回数の計数値を比較し、
計数値が所定値よりも大きい場合、計数値をリセットす
るため、記録紙幅の範囲内で識別情報の挿入位置を巡回
させ、ファイル毎に識別情報の挿入位置を変化させるこ
とができる。
【0027】請求項4記載の発明では、識別情報に受信
枚数を含ませるため、識別情報の挿入が先頭ページのみ
であっても、間違いを生ずることなく仕分けを行うこと
ができる。
枚数を含ませるため、識別情報の挿入が先頭ページのみ
であっても、間違いを生ずることなく仕分けを行うこと
ができる。
【0028】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図2】本発明における識別情報を作成するための構成
を示したブロック図。
を示したブロック図。
【図3】本発明の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明における記録紙の出力例を示した図。
21 受信枚数カウンタ 22 挿入位置カウンタ 23 挿入位置制御部 24 識別情報作成部
Claims (4)
- 【請求項1】 受信した画情報に識別情報を挿入し、受
信画情報と共に記録紙上に印字するファクシミリ装置に
おいて、受信回数を計数する受信回数計数手段と、該受
信回数計数手段の計数値に基づき、受信の度に挿入位置
が変化するよう上記識別情報の挿入位置を決定する挿入
位置制御手段と、該挿入位置制御手段からの指示に基づ
いて上記識別情報を作成し、上記挿入位置制御手段が決
定した位置に識別情報を挿入する識別情報作成手段とを
有することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 上記挿入位置制御手段は、受信画情報の
先頭ページの印字の場合にのみ上記識別情報の作成を指
示することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項3】 上記挿入位置制御手段は、記録紙の幅に
基づいて定められた所定値と上記受信回数計数手段の計
数値を比較し、上記計数値が上記所定値よりも大きい場
合、上記受信回数計数手段の計数値をリセットすること
を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 受信した画情報のページ数を計数する受
信枚数計数手段を有し、上記識別情報作成手段は、上記
受信枚数計数手段の計数値に基づいて上記識別情報を作
成することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6231115A JPH0897946A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6231115A JPH0897946A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897946A true JPH0897946A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16918534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6231115A Pending JPH0897946A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980077977A (ko) * | 1997-04-24 | 1998-11-16 | 윤종용 | 팩스 메시지 수신시 수신횟수 기억방법 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6231115A patent/JPH0897946A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980077977A (ko) * | 1997-04-24 | 1998-11-16 | 윤종용 | 팩스 메시지 수신시 수신횟수 기억방법 |
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