JP2002176545A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002176545A
JP2002176545A JP2001276860A JP2001276860A JP2002176545A JP 2002176545 A JP2002176545 A JP 2002176545A JP 2001276860 A JP2001276860 A JP 2001276860A JP 2001276860 A JP2001276860 A JP 2001276860A JP 2002176545 A JP2002176545 A JP 2002176545A
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JP2001276860A
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English (en)
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Yasunori Sato
靖則 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面のみの画像を両面原稿の画像に挿入して
伝送する場合でも、受信側ではそのような片面のみに画
像が形成された原稿を正しく再現できるとともに、ペー
ジ抜けのチェックを適正に行って確実な画像通信をも行
うことを可能とする。 【解決手段】 CPU1は、両面送信機能で画像の送信
を行う場合で、かつカバーシート挿入機能を使用してカ
バーシートの自動挿入を行う場合には、カバーシートの
裏面の画像として白紙画像を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばITU−T
の勧告T.30に準拠した両面通信プロトコルを利用し
てのファクシミリ通信を行う機能を有したファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ITU−Tの勧告T.30に準拠した両
面通信プロトコルでは、Alternate modeおよびContinuo
us modeの2つのモードが規定されている。
【0003】Alternate modeは、各原稿の表面の画像お
よび裏面の画像を交互に伝送する。Continuous mode
は、各原稿の表面の画像を連続して伝送した後、裏面の
画像を連続して伝送する。
【0004】これらいずれのモードを利用する場合で
も、1枚目表面の画像、1枚目裏面の画像、2枚目表面
の画像、2枚目裏面の画像…といった順序で各画像には
連続したページ番号が付される。そしてこのページ番号
は、各画像データのそれぞれに続いて伝送されるPPS
メッセージにて送信側から受信側へと通知される。また
各画像が原稿の表面側および裏面側のいずれのものであ
るかがやはりPPSメッセージにて送信側から受信側へ
と通知される。
【0005】従って、受信側ではページ番号および表面
/裏面に基づいて、送信側で読み取った原稿と一致する
両面原稿を印刷出力することが可能である。
【0006】ところでファクシミリ装置には別の機能と
して、予めメモリに格納されたカバーシートの画像を1
枚目の画像として自動的に付加して送信する機能が存在
する。
【0007】この機能を両面送信時に利用すると、実際
に読み取られる原稿は伝送上では2枚目以降となり、そ
れらの各画像には“3”以降のページ番号が順に付与さ
れることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カバー
シートとしては表面側の画像のみが先頭に1ページ分付
加されることとなるので、1枚目の裏面の画像(ページ
番号=“2”)が伝送されないことになってしまう。
【0009】受信側が、到来する画像のページ番号をチ
ェックしてページ抜けを通信異常とするものになってい
るならば、上述のようにカバーシートを付加してページ
番号“2”の画像が伝送されないと通信異常と判定され
てしまうこととなる。
【0010】そこで、ページ抜けのチェックを行わない
こととすると、本当に通信異常に起因するページ抜けが
生じたとしてもそれを検知することができず、通信の確
実性が著しく低下してしまう。
【0011】また従来は、両面送信を行う場合には、セ
ットされた全ての原稿の両面の画像を送信対象としてい
た。
【0012】このため、上述のようなカバーシートの付
加機能は使用せずに、ユーザがカバーシートを作成して
これを送信すべき原稿に含ませてセットしたとすると、
カバーシートの裏面も読み取られて送信されてしまう。
【0013】一般にこのように作成されるカバーシート
は片面のみで作成され、かつ送信が終了したら不要とな
る場合が多い。このため、カバーシートは片面のみが使
用済みの用紙の裏面を利用して作成される場合も多い。
従って、両面送信時にはこのような送信すべきではない
裏面の画像までも送信対象とされてしまうのであり好ま
しくなかった。
【0014】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは第1に、片面の
みの画像を両面原稿の画像に挿入して伝送する場合で
も、受信側ではそのような片面のみに画像が形成された
原稿を正しく再現できるとともに、ページ抜けのチェッ
クを適正に行って確実な画像通信をも行うことが可能な
ファクシミリ装置を提供することにある。
【0015】また本発明の目的とするところは第2に、
原稿の一部についてはその片面の画像のみしか伝送しな
いことを可能としつつ、しかもその場合に受信側ではそ
のような片面のみに画像が形成された原稿を正しく再現
できるととともに、ページ抜けのチェックを適正に行っ
て確実な画像通信をも行うことが可能なファクシミリ装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために第1の本発明は、原稿の1面に形成される画像
を1ページ分の原稿画像として、少なくとも1枚の原稿
よりなる原稿群の各原稿の両面に形成される原稿画像を
それぞれ送信する両面送信手段と、前記原稿群から得ら
れる複数ページの画像の所定位置に予め登録された1ペ
ージ分の所定の付加画像を自動送信する付加ページ送信
手段と、前記付加ページ送信手段により送信される前記
付加画像の裏面の画像として例えば全面画点無しである
画像や所定の送信情報を示す画点のみを含んだ画像など
の所定の裏面画像を自動送信する裏面送信手段とを備え
た。
【0017】このような手段を講じたことにより、付加
画像の自動送信を行う場合には、その付加画像の背面の
画像として所定の裏面画像が送信される。従って、付加
画像の裏面の画像も擬似的に送信されることとなり、ペ
ージ抜け状態での画像伝送は行われない。
【0018】また前記第1の目的を達成するために第2
の本発明は、原稿の1面に形成される画像を1ページ分
の原稿画像として、少なくとも1枚の原稿よりなる原稿
群の各原稿の両面に形成される原稿画像をそれぞれ送信
する両面送信手段と、前記原稿群から得られる複数ペー
ジの画像の所定位置に予め登録された1ページ分の所定
の付加画像を自動送信する付加ページ送信手段と、この
付加ページ送信手段により送信される前記付加画像の裏
面となる画像を送り飛ばすとともに、その旨を受信側に
通知するための所定の通知情報を送信する無画像通知手
段とを備えた。
【0019】このような手段を講じたことにより、付加
画像の自動送信を行う場合には、送信された1ページ分
の付加画像の背面の画像は送り飛ばされるが、このよう
に送り飛ばしを行ったことが通知情報によって受信側に
通知される。従って、ページ抜け状態での画像伝送が行
われるが、それが正規の状態であることが受信側で認識
可能である。
【0020】また前記第2の目的を達成するために第3
の本発明は、セットされた原稿のそれぞれの両面を1面
に形成される画像を1ページ分の原稿画像として読み取
る読取手段と、この読取手段により読み取られた各原稿
画像をそれぞれ送信する両面送信手段と、前記読取手段
にセットされた前記原稿のうちの所定の原稿の裏面は、
前記読取手段により読み取られた原稿画像に拘わらずに
例えば全面画点無しである画像や所定の送信情報を示す
画点のみを含んだ画像などの所定の裏面画像を送信する
裏面送信手段とを備えた。
【0021】このような手段を講じたことにより、所定
の原稿の裏面は全面画点無しである画像に置き換えられ
て送信される。従って、所定の原稿の裏面の実際の画像
は送信されず、しかも所定の原稿の裏面の画像の送信は
擬似的には行われることとなり、ページ抜け状態での画
像伝送は行われない。
【0022】また前記第2の目的を達成するために第4
の本発明は、セットされた原稿のそれぞれの両面を1面
に形成される画像を1ページ分の原稿画像として読み取
る読取手段と、この読取手段により読み取られた各原稿
画像をそれぞれ送信する両面送信手段と、前記読取手段
にセットされた前記原稿のうちの所定の原稿の裏面は、
前記読取手段により読み取られた原稿画像を送り飛ばす
とともに、その旨を受信側に通知するための所定の通知
情報を送信する無画像通知手段を備えた。
【0023】このような手段を講じたことにより、所定
の原稿の裏面の画像は送り飛ばされるが、このように送
り飛ばしを行ったことが通知情報によって受信側に通知
される。従って、ページ抜け状態での画像伝送が行われ
るが、それが正規の状態であることが受信側で認識可能
である。
【0024】また第1の目的および第2の目的を達成す
るために第5の本発明は、所定の両面通信プロトコルを
利用して伝送されてきた画像データを受信する両面受信
手段と、この両面受信手段により受信された画像データ
を所定の順序で記録用紙の両面に印刷するもので、連続
して到来した画像の間に存在すべき一面の画像が送り飛
ばされ、かつその画像を送り飛ばした旨の所定の通知情
報が到来したことに応じて、前記画像が送り飛ばされた
タイミングに応じた所定面は白紙面とした原稿を印刷出
力する印刷手段とを備えた。
【0025】このような手段を講じたことにより、受信
画像に抜けが有った場合に、それが前記第2の本発明ま
たは第4の本発明のファクシミリ装置により意図的に送
り飛ばした画像である場合には、抜けている受信画像が
白紙画像であるとしての印刷が行われる。従って、送信
側から意図的にページ抜け状態での画像伝送が行われた
場合にそれが正規の状態であることを認識し、適切な印
刷を行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態につき説明する。
【0027】(第1の実施形態)図1は本実施形態に係
るファクシミリ装置の要部構成を示す機能ブロック図で
ある。
【0028】この図に示すように本実施形態のファクシ
ミリ装置は、CPU1、ROM2、RAM3、情報記憶
部4、画像記憶部5、符号化・復号化部6、スキャナ
7、プリンタ8、モデム9、NCU10、電話機制御部
11、電話機12、回線信号検出部13、操作・表示部
14および時計部15を有してなる。
【0029】そして、CPU1、ROM2、RAM3、
情報記憶部4、画像記憶部5、符号化・復号化部6、ス
キャナ7、プリンタ8、モデム9、NCU10、回線信
号検出部13、操作・表示部14および時計部15は、
システムバス16を介して互いに接続されている。また
NCU10にはモデム9および電話機制御部11が、さ
らに電話機制御部11には電話機12および回線信号検
出部13がそれぞれ接続されている。
【0030】CPU1は、ROM2に格納された制御プ
ログラムに基づいて、各部を総括制御するための制御処
理を行うことで、ファクシミリ装置としての動作を実現
する。
【0031】ROM2は、CPU1の制御プログラム等
を記憶する。
【0032】RAM3としては、DRAMやSRAMが
用いられる。そしてRAM3は、CPU1が各種の処理
を行うために必要となる各種の情報を記憶するために使
用される。
【0033】情報記憶部4は、例えばフラッシュメモリ
などを用いてなる。情報記憶部4は、各種の設定情報や
その他の情報を記憶しておく。
【0034】画像記憶部5は、例えば大容量のDRA
M、あるいはハードディスク装置などを用いてなる。画
像記憶部5は、受信した画像データや送信待ちの画像デ
ータを一時的に記憶しておく。画像記憶部5の記憶領域
の一部は、予め登録されたカバーシート用の画像を格納
しておくための領域として使用する。
【0035】符号化・復号化部6は、画像データに対し
て冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗長
度圧縮のための符号化がなされている画像データの復号
を行うものである。
【0036】スキャナ7は、送信原稿の読取りを行っ
て、その送信原稿を示す画像データを生成する。そして
このスキャナ7は、送信原稿の両面を読み取る両面読取
機能を有している。すなわちスキャナ7は、読取手段と
して機能する。
【0037】プリンタ8は、画像データが示す画像を記
録用紙に対して印刷する。そしてこのプリンタ8は、記
録用紙の両面にそれぞれ画像を印刷する両面印刷機能を
有している。
【0038】モデム9は、画像データを変調してファク
シミリ伝送信号を生成したり、CPU1から与えられる
コマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するもので
あり、これらの伝送信号をNCU10を介してPSTN
加入者線Cへと送出する。またモデム9は、PSTN加
入者線Cを介して到来し、NCU10を介して与えられ
たファクシミリ伝送データを復調して画像データを再生
したり、コマンド伝送信号を復調してコマンドを再生す
る。
【0039】NCU10には、PSTN(図示せず)に
収容されたPSTN加入者線Cが接続されている。そし
てNCU10は、この接続されたPSTN加入者線Cに
関して、状態監視や網への発信処理などを行なう。また
NCU10は、PSTN加入者線Cに対して送出するフ
ァクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レベルを設
定する。
【0040】電話機制御部11は、電話機12を使用し
てPSTN加入者線Cを介しての通話を行うことを可能
とするための周知の制御処理を行う。
【0041】回線信号検出部13は、PSTN加入者線
Cを介して到来する信号をNCU10および電話機制御
部11を介して受け、所定の信号の到来を検出する。
【0042】操作・表示部14は、ユーザによるCPU
1に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU1
の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0043】時計部15は、計時動作を常時行い、現在
時刻を示す現在時刻情報を出力する。
【0044】さて、CPU1はROM2に格納された制
御プログラムに基づいて動作することで、ファクシミリ
装置としての周知の機能を実現するための制御手段のほ
かに、両面送信手段、付加ページ送信手段および裏面送
信手段として動作する。
【0045】ここで両面送信手段は、原稿の1面に形成
される画像を1ページ分の原稿画像として、少なくとも
1枚の原稿よりなる原稿群の各原稿の両面に形成される
原稿画像をそれぞれ送信する。
【0046】付加ページ送信手段は、原稿群から得られ
る複数ページの画像の所定位置に予め登録された1ペー
ジ分の所定のカバーシート画像を自動送信する。
【0047】そして裏面送信手段は、付加ページ送信手
段が送信する所定画像の裏面の画像として白紙画像を自
動送信する。
【0048】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作につき説明する。
【0049】なお、ファクシミリ装置としての基本的な
動作は従来よりあるファクシミリ装置と同様であるので
説明を省略し、ここでは本発明の特徴的な動作について
説明する。
【0050】通信相手とのネゴシエーションなどを経て
両面送信を行う必要が生じたならば、CPU1は図2に
示すような両面送信制御処理を実行する。
【0051】この両面送信制御処理においてCPU1は
まず、送信原稿としてスキャナ7にセットされている原
稿の全ての両面読取りをスキャナ7に行わせる(ステッ
プST1)。なおこのときにスキャナ7で生成される各
ページの画像データは、画像記憶部5に格納しておく。
【0052】全原稿の読み取りが完了したならばCPU
1は続いて、カバーシート挿入機能がON設定されてい
るか否かを確認する(ステップST2)。ここでカバー
シート挿入機能とは、画像記憶部5に予め格納してある
カバーシート画像を送信画像の先頭画像として自動挿入
する機能であって、その機能を使用するか否かはユーザ
が任意に設定可能となっている。
【0053】カバーシート挿入機能がON設定となって
いることを確認したならばCPU1は、ステップST1
で得られた各読取り画像をそれぞれ第3ページ以降に設
定する(ステップST3)。そしてこの上でCPU1
は、第1ページとして画像記憶部5に格納されているカ
バーシート画像(以下、標準カバーシート画像と称す
る)を付加する(ステップST4)。さらにCPU1
は、第2ページとして白紙画像を付加する(ステップS
T5)。なおここで白紙画像とは、1ライン分の白ライ
ンデータのみよりなる。
【0054】かくして、例えば原稿が2枚であるとする
と、ステップST1での原稿読取りの結果、図3(a)
に示すように1枚目表面の画像、1枚目裏面の画像、2
枚目表面の画像、2枚目裏面の画像の順で第1ページ〜
第4ページとした4ページ分の画像が得られる。そし
て、図3(b)に示すようにこれらの画像の前に標準カ
バーシート画像および白紙画像が挿入され、読み取りに
より得られた4枚の画像が第3ページ〜第6ページにシ
フトされる。
【0055】こののちにCPU1は、上述のように標準
カバーシート画像および白紙画像を付加した後の一連の
画像を送信対象として、ITU−Tの勧告T.30に準
拠した手順でのファクシミリ送信処理を行う(ステップ
ST6)。そしてこのファクシミリ送信処理が完了した
ならば、CPU1は今回の両面送信制御処理を終了す
る。
【0056】一方、カバーシート挿入機能がOFF設定
されており、その旨をステップST2で確認した場合に
CPU1は、カバーシート裏面白紙化機能がON設定さ
れているか否かを確認する(ステップST7)。ここで
カバーシート裏面白紙化機能とは、ユーザが送信原稿と
してスキャナ7にセットする原稿の1枚目にカバーシー
トを含ませる場合に、このカバーシートの裏面を白紙画
像として送信する機能である。そしてこの機能を使用す
るか否かはユーザが任意に設定可能となっている。
【0057】カバーシート裏面白紙化機能がONとなっ
ていることをステップST7にて確認したならばCPU
1は、ステップST1で得られた各読取り画像のうちの
第2ページ、すなわち1枚目の原稿の裏面の画像を例え
ば図4に示すように白紙画像に置き換える(ステップS
T8)。
【0058】こののちにCPU1は、上述のように第2
ページを白紙画像に置き換えた後の一連の画像を送信対
象として、ステップST6でのファクシミリ送信処理を
行い、このファクシミリ送信処理が完了したならば今回
の両面送信制御処理を終了する。
【0059】なお、カバーシート挿入機能およびカバー
シート裏面白紙化機能がともにOFF設定となっている
ならばCPU1は、ステップST1で得られた各読取り
画像をそのまま送信対象として、ステップST6でのフ
ァクシミリ送信処理を行い、このファクシミリ送信処理
が完了したならば今回の両面送信制御処理を終了する。
【0060】以上のように本実施形態によれば、カバー
シート挿入機能を使用し、カバーシート画像の挿入を行
うならば、標準カバーシート画像を第1ページとして挿
入するとともに、この標準カバーシート画像の裏面側の
画像としての白紙画像を第2ページとして挿入する。従
って、ページ番号が飛ぶことなく連続したページ番号の
画像が送信側から受信側へと伝送されることになり、受
信側でページ抜けのチェックを行っても通信異常による
ページ抜けが生じなければページ抜けが検出されること
がない。この結果、ページ抜けのチェック処理を適切に
機能させることができ、確実な通信を実現することが可
能となる。
【0061】また本実施形態によれば、ユーザが送信原
稿の1枚目としてスキャナ7にセットしたカバーシート
裏面を白紙画像として送信するようにした。このため、
例えばカバーシートが片面のみ使用済みの用紙の裏紙使
用により作成されたものであるなどの事情により、カバ
ーシート裏面に送信すべきではない画像が形成されてい
る場合でも、ユーザはそのままで他の原稿と同時に両面
読取りを行わせればよいのであり、非常に便利となる。
しかもこの場合にも、カバーシート裏面の画像を送り飛
ばすのではなく、上述のように白紙画像に置き換えるよ
うにしているので、カバーシート挿入機能を使用する場
合と同様に、受信側でのページ抜けのチェック処理を適
切に機能させることができ、確実な通信を実現すること
が可能である。
【0062】また本実施形態では、白紙画像を1ライン
分の白ラインデータのみにより構成して白紙画像のデー
タ量を小さく抑えているので、白紙画像を送信すること
による通信時間の増大などを最小限に抑えることが可能
となっている。
【0063】そして本実施形態では、カバーシートの裏
面の画像として白紙画像を挿入しているだけであって、
通信手順には一切変更を加えないので、ITU−Tの勧
告T.30に準拠したファクシミリ装置であれば、いか
なるファクシミリ装置を相手先としてファクシミリ送信
を行う際でも上述の効果を達成することが可能である。
【0064】(第2の実施形態)ところで前述の第1実
施形態の場合、有効な画像を全く含まない白紙画像を伝
送しなければならないことから、若干ではあるが通信効
率の低下を来してしまう。
【0065】そこで、通信効率の低下を来すことがない
別の実施形態について以下に説明する。
【0066】この実施形態におけるファクシミリ装置の
ハードウェア構成は、前述の第1実施形態におけるファ
クシミリ装置の図1に示す構成と同様である。そして本
実施形態のファクシミリ装置はCPU1がソフトウェア
処理により達成する機能が前記第1実施形態とは異な
る。すなわち本実施形態においては、CPU1がROM
2に格納された制御プログラムに基づいて動作すること
で、ファクシミリ装置としての周知の機能を実現するた
めの制御手段のほかに、両面送信手段、付加ページ送信
手段、無画像通知手段および印刷制御手段として動作す
る。
【0067】ここで両面送信手段および付加ページ送信
手段は、前記第1実施形態のものと同一である。
【0068】無画像通知手段は、カバーシートの裏面を
白紙とするべく、カバーシートの裏面となるページを送
り飛ばすとともに、その旨を受信側へと通知する処理を
行う。
【0069】また印刷制御手段は、両面受信時に受信画
像のページ抜けが生じた場合で送り飛ばしが通知された
場合に、抜けが生じているページを白紙画像であるとし
ての印刷を行うよう印刷制御を行う。
【0070】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作につき説明する。
【0071】図5は本ファクシミリ装置によりAlternat
e modeで両面通信を行う場合のシーケンス図である。
【0072】本実施形態でも、カバーシート挿入機能お
よびカバーシート裏面白紙化機能を前述の第1実施形態
と同様に使用可能である。そしてこれらの機能のいずれ
かがON設定されている場合にCPU1は、図5に示す
ようにカバーシートの画像を1番目の伝送画像PIX1
として伝送したのち、次の原稿の表面の画像を2番目の
伝送画像PIX2として伝送する。すなわち、カバーシ
ートの裏面の画像の伝送は行わない。
【0073】さて、ITU−Tの勧告T.30に準拠し
た手順によると、図5に示すように1ページ分の画像デ
ータの送信が終了する毎に、PPS−MPSまたはPP
S−EOPといったPPSメッセージを送信側から受信
側へと伝送する。
【0074】このPPSメッセージは、図6に示すよう
なフレーム構成をなしており、ファクシミリ情報フィー
ルド(fif)内に、両面通信に関する追加情報が挿入
されることとなっている。
【0075】この追加情報は、「Length」「Page Numbe
r」および「Page Information」の3つの情報を含む。
「Length」は、1オクテットのデータサイズを有し、こ
の追加情報のデータレングスを示す。「Page Number」
は、2オクテットのデータサイズを有し、直前に送信し
た画像のページ番号を示す。そして「Page Informatio
n」は、8ビットのデータサイズを有し、各ビットは図
7に示すような割当てで各種状態を示すフラグとして使
用される。
【0076】すなわち、No.0のビットは、ITU−
Tの勧告T.30でPage Valueと規定されている。この
Page Valueは、「0」が表面の画像、「1」が裏面の画
像であることを示す。
【0077】No.6のビットは前頁送り飛ばしビット
と示しているが、これはITU−Tの勧告T.30で規
定されたものではなく、本実施形態のファクシミリ装置
において特別に規定して使用するものである。そして本
実施形態では、前述のようにカバーシート挿入機能およ
びカバーシート裏面白紙化機能のいずれかがON設定さ
れているためにカバーシートの裏面の画像の伝送を行わ
なかった場合には、この前頁送り飛ばしビットとして
「1」をセットし、2ページ目の画像を送り飛ばしたこ
とを通知する。
【0078】一方、CPU1は、通信相手とのネゴシエ
ーションなどを経て両面受信を行う必要が生じたならば
図8に示すような両面受信制御処理を実行する。
【0079】この両面受信制御処理においてCPU1は
まず、受信する画像が何ページ目であるかを管理するた
めの変数Nを「1」に、また受信する画像が表面および
裏面のいずれのものであるかを管理するための変数Vを
「0」にそれぞれ初期化する(ステップST11)。
【0080】続いてCPU1は、送られてくる1ページ
分の画像と、それに続くPPSメッセージとを受信する
(ステップST12)。そしてCPU1は、PPSメッ
セージ中に示されたPage Numberが変数Nと一致するか
否かを確認する(ステップST13)。
【0081】変数Nは受信開始時には「1」とされ、以
降1ページ分の画像の受信が完了する毎に後述するよう
に「+1」されて行くので、抜けが生じることなく正し
く画像が到来しているならば、Page Numberが変数Nと
一致するはずである。そこでPPSメッセージ中に示さ
れたPage Numberが変数Nと一致することをステップS
T13で確認した場合にCPU1は続いて、PPSメッ
セージ中に示されたPage Valueが「1」となっているか
否かの確認、すなわち今回受信した画像が裏面のもので
あるか否かの確認を行う(ステップST14)。
【0082】ここで今回受信した画像が表面のものであ
ることを確認したならばCPU1はさらに、今回受信し
たPPSメッセージがPPS−EOPであるか否かの判
断を行う(ステップST15)。ここでもしPPSメッ
セージがPPS−EOPであるならば、送信されてきた
画像は表面のものであるものの、これが最後のページで
あって裏面が存在しないことになる。そこでCPU1
は、Page NumberがNである画像、すなわち今回受信し
た画像のみをプリンタ8により印刷させる(ステップS
T16)。
【0083】しかしながら、今回受信したPPSメッセ
ージがPPS−EOPではないならば、次に今回受信し
た画像の裏面の画像が到来するはずであるので、CPU
1は変数NをN+1に更新するともに、変数Vを「1」
に更新し(ステップST17)、この上でステップST
12以降の処理を繰り返す。
【0084】さて、抜けが生じることなく正しく画像が
到来しており、かつ今回受信した画像が裏面のものであ
ることをステップST13およびステップST14で確
認したならばCPU1は、Page NumberがN−1である
画像を表面側、Page NumberがNである画像を裏面側と
しての両面印刷をプリンタ8に行わせる(ステップST
18)。
【0085】続いてCPU1は、今回受信したPPSメ
ッセージがPPS−EOPであるか否かの判断を行う
(ステップST19)。ここでもしPPSメッセージが
PPS−EOPではないならば、CPU1はステップS
T17以降の処理を行って次の画像の受信を行う。
【0086】以上のようにして各ページの画像の受信・
印刷が行われる中で、抜けが生じていてPage Numberが
変数Nと異なっていることをステップST13で確認し
たならばCPU1は続いて、PPSメッセージ中に示さ
れた送り飛ばしビットが「1」となっているか否かの確
認を行う(ステップST20)。ここで、送信側が白紙
ページを送り飛ばした場合には、前述のように送り飛ば
しビットが「1」とされているが、通信異常によりペー
ジの抜けが生じたのであれば送り飛ばしビットは「0」
となっている。そこで送り飛ばしビットが「0」となっ
ていることをステップST20にて確認したならばCP
U1は、通信異常の対処処理として送信側に対する再送
要求を行い(ステップST21)、この上でステップS
T12以降の処理を繰り返す。
【0087】しかしながら、送り飛ばしビットが「1」
とされているならばPage NumberがNであるページは白
紙であることと分かるので、CPU1はPage Numberが
N−1である画像を表面側としての片面印刷をプリンタ
8に行わせる(ステップST22)。そしてこの場合に
はCPU1は続いて、ステップST15以降の処理を前
述したのと同様にして行う。
【0088】そして、ステップST16で最終ページの
画像の印刷が完了した後、あるいはステップST19で
今回受信したPPSメッセージがPPS−EOPである
ことを確認した場合にCPU1は、MCFコマンドを送
信側に対して送信する(ステップST23)。続いてC
PU1は、送信側からDCNコマンドが到来するのを待
ち受け(ステップST24)、DCNコマンドが到来し
たことをもって今回の両面受信制御処理を終了する。
【0089】なお、Continuous modeの場合には、カバ
ーシートの原稿を除く原稿が例えば2枚であるとするな
らば、図9における2枚目の原稿の表面の画像PIX3
を伝送した後、1枚目の原稿の裏面の画像PIX4を伝
送するまでの間がカバーシートの裏面の画像の本来の伝
送タイミングであるが、図9に示すように送り飛ばす。
そして画像PIX4に関するPPSメッセージにおい
て、前頁送り飛ばしビットを「1」とする。
【0090】以上のように本実施形態によれば、カバー
シートの裏面については送り飛ばすようにしているの
で、高い通信効率でのファクシミリ通信を行うことが可
能となる。
【0091】そして本実施形態では、PPSメッセージ
中に前頁送り飛ばしビットを設定し、この前頁送り飛ば
しビットを用いて送り飛ばしを行ったか否かを送信側か
ら受信側に通知することとしている。また受信時には、
受信した画像のPage Numberが連続せずに飛んだ場合
に、前頁送り飛ばしビットにより送り飛ばしを行ったこ
とが通知されたならば送り飛ばされたページが白紙画像
であるとして印刷を行い、前頁送り飛ばしビットにより
送り飛ばしを行っていないことが通知されたならば通信
異常と判断して再送要求を行うようにしている。この結
果、受信側でのページ抜けのチェック処理を適切に機能
させることができ、確実な通信を実現することが可能で
ある。
【0092】ただし本実施形態の場合には、ITU−T
の勧告T.30で規定されたものではない前頁送り飛ば
しビットを用いることとしているので、これに適応した
専用のファクシミリ装置間でのファクシミリ通信の際に
しか効果を発揮できない。しかし本実施形態では、前頁
送り飛ばしビットはITU−Tの勧告T.30で準備さ
れているビットを用いているから、既存の構成のファク
シミリ装置を簡易な構成変更で本実施形態に適応するも
のにすることが可能である。
【0093】なお本発明は前記各実施形態に限定される
ものではない。例えば前記各実施形態では、カバーシー
ト挿入機能は読取画像の前にカバーシートを挿入するも
のとし、そのカバーシートの次のページ(2ページ目)
を白紙画像とすることとしているが、読取画像の中間に
何らかの画像を挿入することとし、その次のページを白
紙画像とすることも可能である。
【0094】また前記各実施形態では、カバーシート裏
面白紙化機能は、読取原稿の先頭がカバーシートである
ことを前提とし、2ページ目を白紙画像とすることとし
ているが、裏面を送信したくない原稿が何枚目であるか
のユーザ指定を受け付け、その原稿の裏面の画像を白紙
画像に置き換えるようにすることも可能である。なおこ
の場合、裏面を送信したくない原稿を複数指定可能と
し、それぞれの原稿の裏面の画像を白紙画像に置き換え
ることも可能である。そしてこのようにしておけば、裏
紙利用の原稿などが両面原稿に混在する場合であって
も、そのまま読み取らせて送信することが可能で非常に
便利となる。
【0095】また前記各実施形態では、カバーシートの
裏面として白紙画像を送信することとしているが、例え
ば図10に示すように送信情報を示す送信ヘッダのみを
含んだ画像を送信するようにしても良い。送信情報は図
10では、送信日時、宛先名、送信元名およびページ番
号をそれぞれ含むこととしているが、この送信情報に含
まれる情報は任意であって良い。
【0096】また前記第2の実施形態では、送り飛ばし
の通知をITU−Tの勧告T.30で規定されたPPS
メッセージ中で行うこととしているが、このPPSメッ
セージとは異なる独自のコマンドを授受することで送り
飛ばしの通知を行うことも可能である。
【0097】また前記第2の実施形態では、使用する両
面通信プロトコルはITU−Tの勧告T.30で規定さ
れたものとしているが、独自プロトコルなどのような別
のプロトコルを用いる場合にも本発明の適用が可能であ
る。
【0098】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0099】
【発明の効果】第1の本発明によれば、付加画像の自動
挿入を行う場合には、自動挿入された1ページ分の付加
画像の背面の画像として例えば全面画点無しである画像
や所定の送信情報を示す画点のみを含んだ画像などの所
定の裏面画像を送信することとしたので、付加画像の裏
面の画像も擬似的に送信されることとなり、ページ抜け
状態での画像伝送は行われない。この結果、片面のみの
画像を両面原稿の画像に挿入して伝送する場合でも、受
信側ではそのような片面のみに画像が形成された原稿を
正しく再現できるとともに、ページ抜けのチェックを適
正に行って確実な画像通信をも行うことが可能なファク
シミリ装置となる。
【0100】また第2の本発明によれば、付加画像の自
動挿入を行う場合には、自動挿入された1ページ分の付
加画像の背面の画像を送り飛ばすとともに、このように
送り飛ばしを行ったことを通知情報によって受信側に通
知するようにしたので、ページ抜け状態での画像伝送が
行われるが、それが正規の状態であることが受信側で認
識可能である。この結果、片面のみの画像を両面原稿の
画像に挿入して伝送する場合でも、受信側ではそのよう
な片面のみに画像が形成された原稿を正しく再現できる
とともに、ページ抜けのチェックを適正に行って確実な
画像通信をも行うことが可能なファクシミリ装置とな
る。
【0101】また第3の本発明によれば、所定の原稿の
裏面は例えば全面画点無しである画像や所定の送信情報
を示す画点のみを含んだ画像などの所定の裏面画像に置
き換えて送信するようにしたので、所定の原稿の裏面の
実際の画像は送信されず、しかも所定の原稿の裏面の画
像の送信は擬似的には行われることとなり、ページ抜け
状態での画像伝送は行われない。この結果、原稿の一部
についてはその片面の画像のみしか伝送しないことを可
能としつつ、しかもその場合に受信側ではそのような片
面のみに画像が形成された原稿を正しく再現できるとと
ともに、ページ抜けのチェックを適正に行って確実な画
像通信をも行うことが可能なファクシミリ装置となる。
【0102】また第4の本発明によれば、所定の原稿の
裏面の画像を送り飛ばすとともに、このように送り飛ば
しを行ったことを通知情報によって受信側に通知するよ
うにしたので、ページ抜け状態での画像伝送が行われる
が、それが正規の状態であることが受信側で認識可能で
ある。この結果、原稿の一部についてはその片面の画像
のみしか伝送しないことを可能としつつ、しかもその場
合に受信側ではそのような片面のみに画像が形成された
原稿を正しく再現できるととともに、ページ抜けのチェ
ックを適正に行って確実な画像通信をも行うことが可能
なファクシミリ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の要
部構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1中のCPU1による第1実施形態での両面
送信制御処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図3】第1実施形態で標準カバーシート画像および白
紙画像を挿入する様子を示す図。
【図4】第1実施形態でカバーシート原稿の裏面の読取
画像を白紙画像に置き換える様子を示す図。
【図5】第2実施形態のファクシミリ装置によりAltern
ate modeで両面通信を行う場合のシーケンス図。
【図6】第2実施形態で使用するPPSメッセージのフ
レーム構成を示す図。
【図7】図6中のPage Informationを構成する各ビット
の役割を示す図。
【図8】図1中のCPU1による第2実施形態での両面
受信制御処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図9】第2実施形態のファクシミリ装置によりContin
uous modeで両面通信を行う場合のシーケンス図。
【図10】裏面画像として送信する画像の変形例を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…RAM 4…情報記憶部 5…画像記憶部 6…符号化・復号化部 7…スキャナ 8…プリンタ 9…モデム 10…NCU 11…電話機制御部 12…電話機 13…回線信号検出部 14…操作・表示部 15…時計部 16…システムバス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の1面に形成される画像を1ページ
    分の原稿画像として、少なくとも1枚の原稿よりなる原
    稿群の各原稿の両面に形成される原稿画像をそれぞれ送
    信する両面送信手段と、 前記原稿群から得られる複数ページの画像の所定位置に
    予め登録された1ページ分の所定の付加画像を自動送信
    する付加ページ送信手段と、 この付加ページ送信手段により送信される前記付加画像
    の裏面の画像として所定の裏面画像を自動送信する裏面
    送信手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 原稿の1面に形成される画像を1ページ
    分の原稿画像として、少なくとも1枚の原稿よりなる原
    稿群の各原稿の両面に形成される原稿画像をそれぞれ送
    信する両面送信手段と、 前記原稿群から得られる複数ページの画像の所定位置に
    予め登録された1ページ分の所定の付加画像を自動送信
    する付加ページ送信手段と、 前記付加ページ送信手段により送信される付加画像の裏
    面となる画像を送り飛ばすとともに、その旨を受信側に
    通知するための所定の通知情報を送信する無画像通知手
    段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 セットされた原稿のそれぞれの両面を1
    面に形成される画像を1ページ分の原稿画像として読み
    取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた各原稿画像をそれぞれ
    送信する両面送信手段と、 前記読取手段にセットされた前記原稿のうちの所定の原
    稿の裏面としては、前記読取手段により読み取られた原
    稿画像とは無関係な所定の裏面画像を送信する裏面送信
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 セットされた原稿のそれぞれの両面を1
    面に形成される画像を1ページ分の原稿画像として読み
    取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた各原稿画像をそれぞれ
    送信する両面送信手段と、 前記読取手段にセットされた前記原稿のうちの所定の原
    稿の裏面は、前記読取手段により読み取られた原稿画像
    を送り飛ばすとともに、その旨を受信側に通知するため
    の所定の通知情報を送信する無画像通知手段とを具備し
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記裏面画像は、全面画点無しである画
    像であることを特徴とする請求項1または請求項3に記
    載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記裏面送信手段は、前記全面画点無し
    である画像を送信するために、1ラインの白線のみを含
    んだ画像を送信することを特徴とする請求項5に記載の
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記裏面画像は、所定の送信情報を示す
    画点のみを含んだ画像であることを特徴とする請求項1
    または請求項3に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記両面送信手段は、ITU−T(Inte
    rnational Telecommunication Union-Telecommunicatio
    n sector)の勧告T.30に準拠した両面通信プロトコ
    ルを利用するものであり、 かつ前記無画像通知手段は、画像を送り飛ばした直後に
    送信する画像に関するポストメッセージ中に前画像を送
    り飛ばしたことを示す前記通知情報を付加することを特
    徴とする請求項2または請求項4に記載のファクシミリ
    装置。
  9. 【請求項9】 所定の両面通信プロトコルを利用して伝
    送されてきた画像データを受信する両面受信手段と、 この両面受信手段により受信された画像データを所定の
    順序で記録用紙の両面に印刷するもので、連続して到来
    した画像の間に存在すべき一面の画像が送り飛ばされ、
    かつその画像を送り飛ばした旨の所定の通知情報が到来
    したことに応じて、前記画像が送り飛ばされたタイミン
    グに応じた所定面は白紙面とした原稿を印刷出力する印
    刷手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
JP2001276860A 2000-09-27 2001-09-12 ファクシミリ装置 Abandoned JP2002176545A (ja)

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