JP2001008012A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP2001008012A JP2001008012A JP11172235A JP17223599A JP2001008012A JP 2001008012 A JP2001008012 A JP 2001008012A JP 11172235 A JP11172235 A JP 11172235A JP 17223599 A JP17223599 A JP 17223599A JP 2001008012 A JP2001008012 A JP 2001008012A
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は両面原稿を安価にかつ適切にページ順
に送信するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、送信時、送信原稿が
両面原稿で単数枚のときには、予め設定されたページ間
の待ち時間であるページ間時間をページ間タイムテーブ
ルを参照して再送フレーム数に換算して再送フレーム数
を設定した後、相手先を発呼して、両面原稿の表面をE
CM送信する。ファクシミリ装置は、表面の画情報の送
信を行うと、上記設定した数の再送フレームを送信する
再送フェーズ送信処理を行い、再送フェーズ期間中に、
オペレータが両面原稿の表裏を反転させて読取部にセッ
トして、その後、当該裏面をECM送信する。ファクシ
ミリ装置は、両面原稿が複数枚のときには、原稿枚数を
チェックしつつ、上記同様に再送フレーズ送信処理で、
原稿の表裏反転や次原稿のセットを行う待ち時間を設け
て、順次両面原稿をページ順に送信する(ステップS1
01〜S119)。
に送信するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、送信時、送信原稿が
両面原稿で単数枚のときには、予め設定されたページ間
の待ち時間であるページ間時間をページ間タイムテーブ
ルを参照して再送フレーム数に換算して再送フレーム数
を設定した後、相手先を発呼して、両面原稿の表面をE
CM送信する。ファクシミリ装置は、表面の画情報の送
信を行うと、上記設定した数の再送フレームを送信する
再送フェーズ送信処理を行い、再送フェーズ期間中に、
オペレータが両面原稿の表裏を反転させて読取部にセッ
トして、その後、当該裏面をECM送信する。ファクシ
ミリ装置は、両面原稿が複数枚のときには、原稿枚数を
チェックしつつ、上記同様に再送フレーズ送信処理で、
原稿の表裏反転や次原稿のセットを行う待ち時間を設け
て、順次両面原稿をページ順に送信する(ステップS1
01〜S119)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、両面原稿を安価にかつ適切にページ
順に送信するファクシミリ装置に関する。
に関し、詳細には、両面原稿を安価にかつ適切にページ
順に送信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、画像蓄積
メモリを備えていない場合、送信は直接送信で行われ、
直接送信では、画情報の送信と原稿搬送が同期して行わ
れるため、両面原稿の両面の画情報を順番に送信するこ
とはできない。
メモリを備えていない場合、送信は直接送信で行われ、
直接送信では、画情報の送信と原稿搬送が同期して行わ
れるため、両面原稿の両面の画情報を順番に送信するこ
とはできない。
【0003】すなわち、両面に画像の記載された両面原
稿を送信する場合、スキャナに両面原稿をセットし、当
該セットされた両面原稿をスキャナで片面ずつ読み取っ
て当該読み取った原稿の画像を符号化・復号化部で符号
化した後、そのまま送信し、片面を全て読み取って送信
を完了すると、オペレータが両面原稿を裏返して、再度
スキャナにセットして、同様に送信している。
稿を送信する場合、スキャナに両面原稿をセットし、当
該セットされた両面原稿をスキャナで片面ずつ読み取っ
て当該読み取った原稿の画像を符号化・復号化部で符号
化した後、そのまま送信し、片面を全て読み取って送信
を完了すると、オペレータが両面原稿を裏返して、再度
スキャナにセットして、同様に送信している。
【0004】ところが、このような送信方法では、受信
側では、記録出力される受信原稿がとびとびのページと
なり、ページを揃える手間がかかり、利用性が悪いとい
う問題があった。
側では、記録出力される受信原稿がとびとびのページと
なり、ページを揃える手間がかかり、利用性が悪いとい
う問題があった。
【0005】そして、画像蓄積メモリを備えていない場
合、両面原稿の両面をページ順に送信するには、機械的
に次ページの頭部分を前ページの最後部分の読み取りか
らすぐに読み取れる機構にする必要があるが、そのため
には、原稿の表裏を即時のうちにひっくり返す機構か、
スキャナー部を原稿両面に装備させる機構など大がかり
な機構となってしまう。
合、両面原稿の両面をページ順に送信するには、機械的
に次ページの頭部分を前ページの最後部分の読み取りか
らすぐに読み取れる機構にする必要があるが、そのため
には、原稿の表裏を即時のうちにひっくり返す機構か、
スキャナー部を原稿両面に装備させる機構など大がかり
な機構となってしまう。
【0006】そこで、従来、画情報を蓄積する画像蓄積
メモリを備え、送信原稿が両面原稿であると、その旨の
指定を行うことにより、片面ずつ読み取った両面原稿の
画情報を一旦画像蓄積メモリに蓄積した後、ページ順を
整えて、送信するファクシミリ装置が提案されている
(特開平5−110786号公報、特開平5−1533
48号公報、特開平5−183708号公報等参照)。
メモリを備え、送信原稿が両面原稿であると、その旨の
指定を行うことにより、片面ずつ読み取った両面原稿の
画情報を一旦画像蓄積メモリに蓄積した後、ページ順を
整えて、送信するファクシミリ装置が提案されている
(特開平5−110786号公報、特開平5−1533
48号公報、特開平5−183708号公報等参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記公報記載のファクシミリ装置にあっては、大容
量の画像蓄積メモリを必要とし、ファクシミリ装置が高
価なものになるという問題があった。
うな上記公報記載のファクシミリ装置にあっては、大容
量の画像蓄積メモリを必要とし、ファクシミリ装置が高
価なものになるという問題があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、ECM方
式で両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に所定の
フレームを所定数だけ再送フレームとして挿入して所定
の待ち時間を挿入することにより、ページ間に所定の待
ち時間を設定して、オペレータが両面原稿の表裏をかえ
たり、次の両面原稿を読取部に設定できるようにし、従
来のように複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メ
モリを用いることなく、両面原稿の画情報をページ順に
送信可能とする安価なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
式で両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に所定の
フレームを所定数だけ再送フレームとして挿入して所定
の待ち時間を挿入することにより、ページ間に所定の待
ち時間を設定して、オペレータが両面原稿の表裏をかえ
たり、次の両面原稿を読取部に設定できるようにし、従
来のように複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メ
モリを用いることなく、両面原稿の画情報をページ順に
送信可能とする安価なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、ページ間時間入力
手段から入力されたページ間に挿入するページ間時間か
ら、ページ間に再送フレームとして挿入する所定のフレ
ームの数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を送
信する際、ページ間に当該設定した数の再送フレームを
挿入させてページ間時間入力手段で入力されたページ間
時間に対応する待ち時間を挿入することにより、適宜オ
ペレータが入力したページ間時間に対応する時間だけペ
ージ間に待ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレー
タが確実に両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を
読取部に確実に設定できるようにし、従来のように複雑
な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いるこ
となく、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信する
ことのできる利用性の良好なファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
手段から入力されたページ間に挿入するページ間時間か
ら、ページ間に再送フレームとして挿入する所定のフレ
ームの数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を送
信する際、ページ間に当該設定した数の再送フレームを
挿入させてページ間時間入力手段で入力されたページ間
時間に対応する待ち時間を挿入することにより、適宜オ
ペレータが入力したページ間時間に対応する時間だけペ
ージ間に待ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレー
タが確実に両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を
読取部に確実に設定できるようにし、従来のように複雑
な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いるこ
となく、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信する
ことのできる利用性の良好なファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、両面原稿の画情報
を送信する際、ページ間においてEOM信号を送出して
送信モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した
後、前ページと同じDCS(NSS)信号を送出するこ
とにより、ECM方式を用いることなく、両面原稿のペ
ージ間に待ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレー
タが両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部
に設定できるようにし、従来のように複雑な機構を設け
たり、大容量の画像蓄積メモリを用いることなく、ま
た、ECMメモリを備えていなくても、両面原稿の画情
報をページ順に送信することのできる安価なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
を送信する際、ページ間においてEOM信号を送出して
送信モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した
後、前ページと同じDCS(NSS)信号を送出するこ
とにより、ECM方式を用いることなく、両面原稿のペ
ージ間に待ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレー
タが両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部
に設定できるようにし、従来のように複雑な機構を設け
たり、大容量の画像蓄積メモリを用いることなく、ま
た、ECMメモリを備えていなくても、両面原稿の画情
報をページ順に送信することのできる安価なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、再送フレームの挿
入による待ち時間での次ページの画情報の送信までの残
り時間あるいは送信モード変更手順による待ち時間での
次ページの画情報の送信までの残り時間を計時し、当該
計時した残り時間を所定の報知手段で報知することによ
り、オペレータが原稿の表裏を変えたり、次の原稿をセ
ットする原稿セット作業を行う際に、その作業の制限時
間が分かるようにし、待ち時間内に確実に原稿セット作
業を行えるようにして、両面原稿の画情報をページ順に
確実に送信することのできる利用性の良好なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
入による待ち時間での次ページの画情報の送信までの残
り時間あるいは送信モード変更手順による待ち時間での
次ページの画情報の送信までの残り時間を計時し、当該
計時した残り時間を所定の報知手段で報知することによ
り、オペレータが原稿の表裏を変えたり、次の原稿をセ
ットする原稿セット作業を行う際に、その作業の制限時
間が分かるようにし、待ち時間内に確実に原稿セット作
業を行えるようにして、両面原稿の画情報をページ順に
確実に送信することのできる利用性の良好なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、ファクシミリ通信方式のECM方式
でファクシミリ送信可能なファクシミリ装置において、
前記ECM方式で両面原稿の画情報を送信する際、ペー
ジ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレームとして
挿入して所定の待ち時間を挿入することにより、上記目
的を達成している。
ァクシミリ装置は、ファクシミリ通信方式のECM方式
でファクシミリ送信可能なファクシミリ装置において、
前記ECM方式で両面原稿の画情報を送信する際、ペー
ジ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレームとして
挿入して所定の待ち時間を挿入することにより、上記目
的を達成している。
【0013】上記構成によれば、ECM方式で両面原稿
の画情報を送信する際、ページ間に所定のフレームを所
定数だけ再送フレームとして挿入して所定の待ち時間を
挿入するので、ページ間に所定の待ち時間を設定して、
オペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿
を読取部に設定することができ、従来のように複雑な機
構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いることな
く、安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に送信
することができる。
の画情報を送信する際、ページ間に所定のフレームを所
定数だけ再送フレームとして挿入して所定の待ち時間を
挿入するので、ページ間に所定の待ち時間を設定して、
オペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿
を読取部に設定することができ、従来のように複雑な機
構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いることな
く、安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に送信
することができる。
【0014】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、ファクシミリ通信方式のECM方式でファクシミリ
送信可能なファクシミリ装置において、前記ECM方式
で画情報を送信する際のページ間に挿入するページ間時
間を入力操作するページ間時間入力手段と、前記ページ
間時間から前記ページ間に再送フレームとして挿入する
所定のフレームの数を設定する再送フレーム数設定手段
と、前記ECM方式で両面原稿の画情報を送信する際、
ページ間に前記再送フレーム数設定手段の設定した数の
前記再送フレームを挿入させて前記ページ間時間入力手
段で入力された前記ページ間時間に対応する待ち時間を
挿入する制御手段と、を備えることにより、上記目的を
達成している。
は、ファクシミリ通信方式のECM方式でファクシミリ
送信可能なファクシミリ装置において、前記ECM方式
で画情報を送信する際のページ間に挿入するページ間時
間を入力操作するページ間時間入力手段と、前記ページ
間時間から前記ページ間に再送フレームとして挿入する
所定のフレームの数を設定する再送フレーム数設定手段
と、前記ECM方式で両面原稿の画情報を送信する際、
ページ間に前記再送フレーム数設定手段の設定した数の
前記再送フレームを挿入させて前記ページ間時間入力手
段で入力された前記ページ間時間に対応する待ち時間を
挿入する制御手段と、を備えることにより、上記目的を
達成している。
【0015】上記構成によれば、ページ間時間入力手段
から入力されたページ間に挿入するページ間時間から、
ページ間に再送フレームとして挿入する所定のフレーム
の数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を送信す
る際、ページ間に当該設定した数の再送フレームを挿入
させてページ間時間入力手段で入力されたページ間時間
に対応する待ち時間を挿入するので、適宜オペレータが
入力したページ間時間に対応する時間だけページ間に待
ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレータが確実に
両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に確
実に設定することができ、従来のように複雑な機構を設
けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いることなく、安
価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に確実に送信
することができるとともに、ファクシミリ装置の利用性
を向上させることができる。
から入力されたページ間に挿入するページ間時間から、
ページ間に再送フレームとして挿入する所定のフレーム
の数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を送信す
る際、ページ間に当該設定した数の再送フレームを挿入
させてページ間時間入力手段で入力されたページ間時間
に対応する待ち時間を挿入するので、適宜オペレータが
入力したページ間時間に対応する時間だけページ間に待
ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレータが確実に
両面原稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に確
実に設定することができ、従来のように複雑な機構を設
けたり、大容量の画像蓄積メモリを用いることなく、安
価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に確実に送信
することができるとともに、ファクシミリ装置の利用性
を向上させることができる。
【0016】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、通常のファクシミリ通信方式でファクシミリ送信を
行うファクシミリ装置において、両面原稿の画情報を送
信する際、ページ間においてEOM信号を送出して送信
モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した後、
前ページと同じDCS(NSS)信号を送出することに
より、上記目的を達成している。
は、通常のファクシミリ通信方式でファクシミリ送信を
行うファクシミリ装置において、両面原稿の画情報を送
信する際、ページ間においてEOM信号を送出して送信
モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した後、
前ページと同じDCS(NSS)信号を送出することに
より、上記目的を達成している。
【0017】上記構成によれば、両面原稿の画情報を送
信する際、ページ間においてEOM信号を送出して送信
モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した後、
前ページと同じDCS(NSS)信号を送出するので、
ECM方式を用いることなく、両面原稿のページ間に待
ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレータが両面原
稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に設定する
ことができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大容
量の画像蓄積メモリを用いることなく、また、ECMメ
モリを備えていなくても、より一層安価かつ適切に両面
原稿の画情報をページ順に送信することができる。
信する際、ページ間においてEOM信号を送出して送信
モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入した後、
前ページと同じDCS(NSS)信号を送出するので、
ECM方式を用いることなく、両面原稿のページ間に待
ち時間を挿入して、当該待ち時間にオペレータが両面原
稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に設定する
ことができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大容
量の画像蓄積メモリを用いることなく、また、ECMメ
モリを備えていなくても、より一層安価かつ適切に両面
原稿の画情報をページ順に送信することができる。
【0018】上記各場合において、例えば、請求項4に
記載するように、前記ファクシミリ装置は、前記再送フ
レームの挿入による前記待ち時間での次ページの画情報
の送信までの残り時間あるいは前記送信モード変更手順
による前記待ち時間での次ページの画情報の送信までの
残り時間を計時し、当該計時した残り時間を所定の報知
手段で報知するものであってもよい。
記載するように、前記ファクシミリ装置は、前記再送フ
レームの挿入による前記待ち時間での次ページの画情報
の送信までの残り時間あるいは前記送信モード変更手順
による前記待ち時間での次ページの画情報の送信までの
残り時間を計時し、当該計時した残り時間を所定の報知
手段で報知するものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、再送フレームの挿入に
よる待ち時間での次ページの画情報の送信までの残り時
間あるいは送信モード変更手順による待ち時間での次ペ
ージの画情報の送信までの残り時間を計時し、当該計時
した残り時間を所定の報知手段で報知するので、オペレ
ータが原稿の表裏を変えたり、次の原稿をセットする原
稿セット作業を行う際に、その作業の制限時間が分かる
ようにすることができ、待ち時間内に確実に原稿セット
作業を行えるようにして、両面原稿の画情報をページ順
に確実に送信することができるとともに、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
よる待ち時間での次ページの画情報の送信までの残り時
間あるいは送信モード変更手順による待ち時間での次ペ
ージの画情報の送信までの残り時間を計時し、当該計時
した残り時間を所定の報知手段で報知するので、オペレ
ータが原稿の表裏を変えたり、次の原稿をセットする原
稿セット作業を行う際に、その作業の制限時間が分かる
ようにすることができ、待ち時間内に確実に原稿セット
作業を行えるようにして、両面原稿の画情報をページ順
に確実に送信することができるとともに、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を適用したファクシミリ装置を示
す図である。
置の第1の実施の形態を適用したファクシミリ装置を示
す図である。
【0022】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロ
ック図であり、ファクシミリ装置1は、CPU(Centra
l Processing Unit )2、読取部3、記録部4、ユーザ
RAM(Random Access Memory)5、システムROM
(Read Only Memory)6、ECM(Error Correction Mo
de )メモリ7、画像処理部8、操作部9、プロトコル制
御部10、モデム11、NCU(Network Control Uni
t)12、データフレーム制御部13、ページ間タイム
テーブル14及びページ間時間カウンタ15等を備えて
おり、上記主要各部は、バス16により接続されてい
る。
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロ
ック図であり、ファクシミリ装置1は、CPU(Centra
l Processing Unit )2、読取部3、記録部4、ユーザ
RAM(Random Access Memory)5、システムROM
(Read Only Memory)6、ECM(Error Correction Mo
de )メモリ7、画像処理部8、操作部9、プロトコル制
御部10、モデム11、NCU(Network Control Uni
t)12、データフレーム制御部13、ページ間タイム
テーブル14及びページ間時間カウンタ15等を備えて
おり、上記主要各部は、バス16により接続されてい
る。
【0023】システムROM6は、ファクシミリ装置1
としての基本制御処理プログラム及び後述する両面原稿
送信制御処理プログラム等の各種制御プログラムが格納
されているとともに、これらの制御プログラムを実行す
るのに必要なシステムデータや各種データが格納されて
いる。
としての基本制御処理プログラム及び後述する両面原稿
送信制御処理プログラム等の各種制御プログラムが格納
されているとともに、これらの制御プログラムを実行す
るのに必要なシステムデータや各種データが格納されて
いる。
【0024】CPU(制御手段)2は、システムROM
6内のプログラムに基づいてファクシミリ装置1の各部
を制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行
するとともに、後述する両面原稿送信制御処理等の各種
処理を実行する。
6内のプログラムに基づいてファクシミリ装置1の各部
を制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行
するとともに、後述する両面原稿送信制御処理等の各種
処理を実行する。
【0025】ユーザRAM4は、ファクシミリ装置1の
ユーザの個人情報、例えば、送信相手の電話番号、名前
等を記憶する。
ユーザの個人情報、例えば、送信相手の電話番号、名前
等を記憶する。
【0026】読取部3は、例えば、CCD(Charge Cou
pled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用さ
れている。読取部3は、CPU2の制御下で動作して、
原稿を走査して原稿の画像を所定の解像度で読み取り、
読み取った原稿の画情報を2値化して出力する。
pled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用さ
れている。読取部3は、CPU2の制御下で動作して、
原稿を走査して原稿の画像を所定の解像度で読み取り、
読み取った原稿の画情報を2値化して出力する。
【0027】記録部4としては、例えば、サーマル素子
を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装
置等が使用されており、記録部4は、受信画情報の画像
や読取部3で読み取った画像を記録紙に記録出力すると
ともに、ファクシミリ装置1からオペレータに通知する
各種情報、例えば、所定のレポート(管理レポート、送
信結果レポート、受信結果レポート等)を記録紙に記録
出力する。
を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装
置等が使用されており、記録部4は、受信画情報の画像
や読取部3で読み取った画像を記録紙に記録出力すると
ともに、ファクシミリ装置1からオペレータに通知する
各種情報、例えば、所定のレポート(管理レポート、送
信結果レポート、受信結果レポート等)を記録紙に記録
出力する。
【0028】ECMメモリ7は、ECM通信時に1ブロ
ック単位で通信データを通信前後で一旦格納する。この
ECM通信とは、半二重ページ選択訂正ARQ(Automa
ticRepeat Request)手法に基づいた誤り訂正方式であ
り、送信側ファクシミリ装置が画情報の符号化データを
多数のフレームに分割するとともにそれぞれにフレーム
番号を付けて送信し、受信側ファクシミリ装置が正常に
受信されなかった場合、そのフレーム番号を指定して再
送要求を行なうものである。
ック単位で通信データを通信前後で一旦格納する。この
ECM通信とは、半二重ページ選択訂正ARQ(Automa
ticRepeat Request)手法に基づいた誤り訂正方式であ
り、送信側ファクシミリ装置が画情報の符号化データを
多数のフレームに分割するとともにそれぞれにフレーム
番号を付けて送信し、受信側ファクシミリ装置が正常に
受信されなかった場合、そのフレーム番号を指定して再
送要求を行なうものである。
【0029】画像処理部8は、画像の各種加工、例え
ば、2値画像においては、解像度変換及びサイズ変換等
を行う。
ば、2値画像においては、解像度変換及びサイズ変換等
を行う。
【0030】操作部(ページ間時間入力手段)9は、テ
ンキー、スタートキー、ストップキー及びファンクショ
ンキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレ
イを備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令、特
に、両面原稿の画情報を送信する際のページ間の時間等
が入力され、ディスプレイ(報知手段)には、操作キー
から入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペ
レータに通知する各種情報が表示出力される。
ンキー、スタートキー、ストップキー及びファンクショ
ンキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレ
イを備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令、特
に、両面原稿の画情報を送信する際のページ間の時間等
が入力され、ディスプレイ(報知手段)には、操作キー
から入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペ
レータに通知する各種情報が表示出力される。
【0031】プロトコル制御部10は、G3プロトコル
の制御及び両面原稿送信時にページ間でのEOM信号
(ページ終了信号)やDCS(NSS)信号の送信等を
行う。
の制御及び両面原稿送信時にページ間でのEOM信号
(ページ終了信号)やDCS(NSS)信号の送信等を
行う。
【0032】モデム11は、G3通信の送信信号を回線
の伝達に適した形態に変調し、また、回線から送られて
きた変調信号を復調する。
の伝達に適した形態に変調し、また、回線から送られて
きた変調信号を復調する。
【0033】NCU12には、所定の回線、例えば、P
STN(Public Swiched TelephoneNetwork:一般公衆
電話網)等が接続されており、NCU12は、制御信号
の送・受信を行うとともに、自動発・着呼処理を行っ
て、網制御を行う。
STN(Public Swiched TelephoneNetwork:一般公衆
電話網)等が接続されており、NCU12は、制御信号
の送・受信を行うとともに、自動発・着呼処理を行っ
て、網制御を行う。
【0034】データフレーム制御部13は、通常のEC
M通信時に送信データを決められた単位のフレームに分
割して、それぞれにフレームナンバーを付加し、両面原
稿送信時には、特定フレームを操作する。
M通信時に送信データを決められた単位のフレームに分
割して、それぞれにフレームナンバーを付加し、両面原
稿送信時には、特定フレームを操作する。
【0035】ページ間タイムテーブル14は、操作部9
で設定されたページ間の時間をECM通信でのフレーム
操作数に変換するためのテーブルを記憶している。
で設定されたページ間の時間をECM通信でのフレーム
操作数に変換するためのテーブルを記憶している。
【0036】上記データフレーム制御部13及びページ
間タイムテーブル14は、再送フレーム数設定手段とし
て機能する。
間タイムテーブル14は、再送フレーム数設定手段とし
て機能する。
【0037】ページ間時間カウンタ15は、ページ間タ
イムテーブル14を参照してデータフレーム制御部13
の変換したフレーム操作数と通信状況からECM通信に
おける残りページ間時間(残り時間)をカウントする。
イムテーブル14を参照してデータフレーム制御部13
の変換したフレーム操作数と通信状況からECM通信に
おける残りページ間時間(残り時間)をカウントする。
【0038】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、送信時、先ずオペレータが送信原
稿が両面か片面か、また、当該送信原稿が単数枚の原稿
(シングル)であるか、複数枚の原稿であるかを操作部
11で入力操作する。また、オペレータは、予め両面原
稿をページ順に送信する際のページ間の待ち時間である
ページ間時間を操作部9から入力し、CPU2は、入力
された上記各情報をユーザRAM5に記憶する。
ァクシミリ装置1は、送信時、先ずオペレータが送信原
稿が両面か片面か、また、当該送信原稿が単数枚の原稿
(シングル)であるか、複数枚の原稿であるかを操作部
11で入力操作する。また、オペレータは、予め両面原
稿をページ順に送信する際のページ間の待ち時間である
ページ間時間を操作部9から入力し、CPU2は、入力
された上記各情報をユーザRAM5に記憶する。
【0039】そして、ファクシミリ装置1は、送信時、
CPU2が操作部11から送信原稿として両面と片面の
いずれが選択されたかをチェックし(ステップS10
1)、片面原稿であると、通常の送信処理を行う。
CPU2が操作部11から送信原稿として両面と片面の
いずれが選択されたかをチェックし(ステップS10
1)、片面原稿であると、通常の送信処理を行う。
【0040】ステップS101で、両面原稿であると、
CPU2は、操作部11から原稿が単数枚と複数枚のい
ずれが入力されたかをチェックし(ステップS10
2)、単数枚のときには、予め設定されたページ間時間
をページ間タイムテーブル14を参照して(ステップS
103)、データフレーム制御部13で再送フレーム数
に換算させて再送フレーム数を設定する(ステップS1
04)。
CPU2は、操作部11から原稿が単数枚と複数枚のい
ずれが入力されたかをチェックし(ステップS10
2)、単数枚のときには、予め設定されたページ間時間
をページ間タイムテーブル14を参照して(ステップS
103)、データフレーム制御部13で再送フレーム数
に換算させて再送フレーム数を設定する(ステップS1
04)。
【0041】CPU2は、NCU3に送信相手先に発呼
させ(ステップS105)、読取部3にセットされた原
稿の表面を読取部3に読み取らせてECM送信を開始す
る(ステップS106)。
させ(ステップS105)、読取部3にセットされた原
稿の表面を読取部3に読み取らせてECM送信を開始す
る(ステップS106)。
【0042】このECM送信においては、本来、読取部
3の読み取った画情報をECMメモリ7に蓄積してフレ
ームに分割し、おのおのフレームナンバーを割り振った
後、送信するが、CPU2は、データフレーム制御部1
3に上記再送フレーム数分だけ、任意に当該フレームナ
ンバーから抽出し、残りのフレームを全画情報としてモ
デム11で変調させた後、NCU12から回線に送出さ
せる。
3の読み取った画情報をECMメモリ7に蓄積してフレ
ームに分割し、おのおのフレームナンバーを割り振った
後、送信するが、CPU2は、データフレーム制御部1
3に上記再送フレーム数分だけ、任意に当該フレームナ
ンバーから抽出し、残りのフレームを全画情報としてモ
デム11で変調させた後、NCU12から回線に送出さ
せる。
【0043】そして、ECM送信においては、画情報が
全て送信されると、受信側が欠落したフレームを再送す
るように送信側に要求する。そして送信側であるファク
シミリ装置1は、要求されたフレームを通常の再送手順
と同様に再送する再送フェーズ送信処理を行う(ステッ
プS107)。
全て送信されると、受信側が欠落したフレームを再送す
るように送信側に要求する。そして送信側であるファク
シミリ装置1は、要求されたフレームを通常の再送手順
と同様に再送する再送フェーズ送信処理を行う(ステッ
プS107)。
【0044】この待ち時間である再送フェーズ期間中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
【0045】そして、CPU2は、再送フェーズが終了
すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取りを
開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情報
の送信を行う(ステップS108)。いま、原稿が単数
枚であり、このページが最終ページであるため、CPU
2は、データフレーム制御部13に再送フレームの設定
を行わせず、ECMメモリ7の画情報をフレームに分割
させて全てのフレームの送信を行う。以下、通常のEC
Mのファクシミリ通信手順を行って送信処理を終了す
る。
すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取りを
開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情報
の送信を行う(ステップS108)。いま、原稿が単数
枚であり、このページが最終ページであるため、CPU
2は、データフレーム制御部13に再送フレームの設定
を行わせず、ECMメモリ7の画情報をフレームに分割
させて全てのフレームの送信を行う。以下、通常のEC
Mのファクシミリ通信手順を行って送信処理を終了す
る。
【0046】上記ステップS102で、送信原稿が複数
枚のときには、CPU2は、まず、原稿の枚数を操作部
9からの原稿枚数入力に応じて枚数カウンタに枚数Nを
セットし(ステップS109)、予め設定されたページ
間時間をページ間タイムテーブル14を参照して(ステ
ップS110)、データフレーム制御部13で再送フレ
ーム数に換算させて再送フレーム数を設定する(ステッ
プS111)。
枚のときには、CPU2は、まず、原稿の枚数を操作部
9からの原稿枚数入力に応じて枚数カウンタに枚数Nを
セットし(ステップS109)、予め設定されたページ
間時間をページ間タイムテーブル14を参照して(ステ
ップS110)、データフレーム制御部13で再送フレ
ーム数に換算させて再送フレーム数を設定する(ステッ
プS111)。
【0047】CPU2は、NCU3に送信相手先に発呼
させ(ステップS112)、読取部3にセットされた原
稿の表面を読取部3に読み取らせてECM送信を開始す
る(ステップS113)。
させ(ステップS112)、読取部3にセットされた原
稿の表面を読取部3に読み取らせてECM送信を開始す
る(ステップS113)。
【0048】そして、ECM送信で1ページの画情報が
全て送信されると、受信側が欠落したフレームを再送す
るように送信側に要求する。そして送信側であるファク
シミリ装置1は、要求されたフレームを通常の再送手順
と同様に再送する再送フェーズ送信処理を行う(ステッ
プS114)。この待ち時間である再送フェーズ期間中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
全て送信されると、受信側が欠落したフレームを再送す
るように送信側に要求する。そして送信側であるファク
シミリ装置1は、要求されたフレームを通常の再送手順
と同様に再送する再送フェーズ送信処理を行う(ステッ
プS114)。この待ち時間である再送フェーズ期間中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
【0049】再送フェーズ送信処理を行うと、CPU2
は、上記枚数カウンタのカウント値Nから「1」を減算
したカウント値を枚数カウンタにセットし(ステップS
115)、次ページがあるか、すなわち、枚数カウンタ
のカウント値Nが「0」でない(N≠0)かチェックす
る(ステップS116)。
は、上記枚数カウンタのカウント値Nから「1」を減算
したカウント値を枚数カウンタにセットし(ステップS
115)、次ページがあるか、すなわち、枚数カウンタ
のカウント値Nが「0」でない(N≠0)かチェックす
る(ステップS116)。
【0050】ステップS116で、次ページがあるとき
には、CPU2は、上記再送フェーズ期間中に、ファク
シミリ装置1のオペレータがひっくり返して裏面側をセ
ットした両面原稿の裏面の画像の読み取りを読取部3に
開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情報
の送信を行う(ステップS117)。
には、CPU2は、上記再送フェーズ期間中に、ファク
シミリ装置1のオペレータがひっくり返して裏面側をセ
ットした両面原稿の裏面の画像の読み取りを読取部3に
開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情報
の送信を行う(ステップS117)。
【0051】そして、ECM送信で1ページの画情報が
全て送信されると、上記同様に、受信側が欠落したフレ
ームを再送するように送信側に要求する。そして送信側
であるファクシミリ装置1は、要求されたフレームを通
常の再送手順と同様に再送する再送フェーズ送信処理を
行う(ステップS118)。この再送フェーズ期間中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、次ページの両
面原稿を表面側を読取面として読取部3にセットする。
全て送信されると、上記同様に、受信側が欠落したフレ
ームを再送するように送信側に要求する。そして送信側
であるファクシミリ装置1は、要求されたフレームを通
常の再送手順と同様に再送する再送フェーズ送信処理を
行う(ステップS118)。この再送フェーズ期間中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、次ページの両
面原稿を表面側を読取面として読取部3にセットする。
【0052】再送フェーズ送信処理を行うと、CPU2
は、ステップS113に戻って、上記同様に、読取部3
にセットされた原稿の表面を読取部3に読み取らせてE
CM送信を開始し(ステップS113)、上記同様に処
理して、セットされた枚数の原稿の表面と裏面を順次再
送フェーズで、原稿の表裏面を裏返して読取部3にセッ
トする時間を設けて、両面原稿の表裏面を順次ページ順
に送信する(ステップS113〜S118)。
は、ステップS113に戻って、上記同様に、読取部3
にセットされた原稿の表面を読取部3に読み取らせてE
CM送信を開始し(ステップS113)、上記同様に処
理して、セットされた枚数の原稿の表面と裏面を順次再
送フェーズで、原稿の表裏面を裏返して読取部3にセッ
トする時間を設けて、両面原稿の表裏面を順次ページ順
に送信する(ステップS113〜S118)。
【0053】そして、ステップS116で、次ページが
なくなると、CPU2は、上記再送フェーズ期間中に、
ファクシミリ装置1のオペレータがひっくり返して裏面
側をセットした両面原稿の裏面の画像の読み取りを読取
部3に開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の
画情報の送信を行い(ステップS119)、当該最終原
稿の裏面の画情報の送信を行うと、通常のECMのファ
クシミリ通信手順を行って送信処理を終了する。
なくなると、CPU2は、上記再送フェーズ期間中に、
ファクシミリ装置1のオペレータがひっくり返して裏面
側をセットした両面原稿の裏面の画像の読み取りを読取
部3に開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の
画情報の送信を行い(ステップS119)、当該最終原
稿の裏面の画情報の送信を行うと、通常のECMのファ
クシミリ通信手順を行って送信処理を終了する。
【0054】ファクシミリ装置1は、上記両面原稿の送
信処理において、CPU2が、初期設定されたページ間
時間を基準として、画情報送出後に、ページ間時間カウ
ンタ15を作動させて、ページ間時間とカウンタ値との
差を算出し、原稿の表裏面を返して読取部3にセットし
たり、次ページの原稿を読取部3にセットするのに残さ
れている残り作業時間として、操作部9のディスプレイ
に表示出力させて報知させる。なお、この残り時間の報
知は、操作部9のディスプレイへの表示に限るものでは
なく、例えば、残り時間を音声出力することにより行っ
てもよい。
信処理において、CPU2が、初期設定されたページ間
時間を基準として、画情報送出後に、ページ間時間カウ
ンタ15を作動させて、ページ間時間とカウンタ値との
差を算出し、原稿の表裏面を返して読取部3にセットし
たり、次ページの原稿を読取部3にセットするのに残さ
れている残り作業時間として、操作部9のディスプレイ
に表示出力させて報知させる。なお、この残り時間の報
知は、操作部9のディスプレイへの表示に限るものでは
なく、例えば、残り時間を音声出力することにより行っ
てもよい。
【0055】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ECM方式で両面原稿の画情報を送信する
際、ページ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレー
ムとして挿入して所定の待ち時間を挿入している。
装置1は、ECM方式で両面原稿の画情報を送信する
際、ページ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレー
ムとして挿入して所定の待ち時間を挿入している。
【0056】したがって、ページ間に所定の待ち時間を
設定して、オペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次
の両面原稿を読取部に設定することができ、従来のよう
に複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用
いることなく、安価かつ適切に両面原稿の画情報をペー
ジ順に送信することができる。
設定して、オペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次
の両面原稿を読取部に設定することができ、従来のよう
に複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用
いることなく、安価かつ適切に両面原稿の画情報をペー
ジ順に送信することができる。
【0057】また、本実施の形態のファクシミリ装置1
は、操作部9から入力されたページ間に挿入するページ
間時間から、ページ間に再送フレームとして挿入するフ
レームの数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を
送信する際、ページ間に当該設定した数の再送フレーム
を挿入させて操作部9で入力されたページ間時間に対応
する待ち時間を挿入している。
は、操作部9から入力されたページ間に挿入するページ
間時間から、ページ間に再送フレームとして挿入するフ
レームの数を設定し、ECM方式で両面原稿の画情報を
送信する際、ページ間に当該設定した数の再送フレーム
を挿入させて操作部9で入力されたページ間時間に対応
する待ち時間を挿入している。
【0058】したがって、適宜オペレータが入力したペ
ージ間時間に対応する時間だけページ間に待ち時間を挿
入して、当該待ち時間にオペレータが確実に両面原稿の
表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に確実に設定す
ることができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大
容量の画像蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切
に両面原稿の画情報をページ順に確実に送信することが
できるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向上さ
せることができる。
ージ間時間に対応する時間だけページ間に待ち時間を挿
入して、当該待ち時間にオペレータが確実に両面原稿の
表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に確実に設定す
ることができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大
容量の画像蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切
に両面原稿の画情報をページ順に確実に送信することが
できるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向上さ
せることができる。
【0059】さらに、本実施の形態のファクシミリ装置
1は、再送フレームの挿入による待ち時間での次ページ
の画情報の送信までの残り時間をページ間時間カウンタ
15で計時し、当該計時した残り時間を操作部9のディ
スプレイに表示して報知している。
1は、再送フレームの挿入による待ち時間での次ページ
の画情報の送信までの残り時間をページ間時間カウンタ
15で計時し、当該計時した残り時間を操作部9のディ
スプレイに表示して報知している。
【0060】したがって、オペレータが原稿の表裏を変
えたり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向
上させることができる。
えたり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向
上させることができる。
【0061】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を適用したファクシミリ装置による両面原
稿送信制御処理を示すフローチャートである。
の実施の形態を適用したファクシミリ装置による両面原
稿送信制御処理を示すフローチャートである。
【0062】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態のファクシミリ装置と同様のファクシミリ装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明
する。
形態のファクシミリ装置と同様のファクシミリ装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明
する。
【0063】本実施の形態のファクシミリ装置1は、両
面原稿の表裏を変更して読取部3にセットする時間や両
面原稿の次ページの原稿を読取部3にセットする時間を
設けるために、ファクシミリ制御手順で送信モード変更
手順を行うものである。
面原稿の表裏を変更して読取部3にセットする時間や両
面原稿の次ページの原稿を読取部3にセットする時間を
設けるために、ファクシミリ制御手順で送信モード変更
手順を行うものである。
【0064】したがって、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ECM通信手順を行わないため、データフレ
ーム制御部13及びページ間タイムテーブル14は設け
られていない。
装置1は、ECM通信手順を行わないため、データフレ
ーム制御部13及びページ間タイムテーブル14は設け
られていない。
【0065】すなわち、ファクシミリ装置1は、図3に
示すように、送信時、先ずオペレータが送信原稿が両面
か片面か、また、当該送信原稿が単数枚の原稿(シング
ル)であるか、複数枚の原稿であるかを操作部11で入
力操作する。また、オペレータは、予め両面原稿をペー
ジ順に送信する際のページ間の待ち時間であるページ間
時間を操作部9から入力し、CPU2は、入力された上
記各情報をユーザRAM5に記憶する。
示すように、送信時、先ずオペレータが送信原稿が両面
か片面か、また、当該送信原稿が単数枚の原稿(シング
ル)であるか、複数枚の原稿であるかを操作部11で入
力操作する。また、オペレータは、予め両面原稿をペー
ジ順に送信する際のページ間の待ち時間であるページ間
時間を操作部9から入力し、CPU2は、入力された上
記各情報をユーザRAM5に記憶する。
【0066】そして、CPU2は、送信時、操作部11
から送信原稿として両面と片面のいずれが選択されたか
をチェックし(ステップS201)、片面原稿である
と、通常の送信処理を行う。
から送信原稿として両面と片面のいずれが選択されたか
をチェックし(ステップS201)、片面原稿である
と、通常の送信処理を行う。
【0067】ステップS201で、両面原稿であると、
CPU2は、操作部11から原稿が単数枚と複数枚のい
ずれが入力されたかをチェックし(ステップS20
2)、単数枚のときには、上記第1の実施の形態の場合
と異なり、再送フレーム数の設定を行うことなく、NC
U3に送信相手先に発呼させ(ステップS203)、読
取部3にセットされた原稿の表面を読取部3に読み取ら
せて送信を開始する(ステップS204)。
CPU2は、操作部11から原稿が単数枚と複数枚のい
ずれが入力されたかをチェックし(ステップS20
2)、単数枚のときには、上記第1の実施の形態の場合
と異なり、再送フレーム数の設定を行うことなく、NC
U3に送信相手先に発呼させ(ステップS203)、読
取部3にセットされた原稿の表面を読取部3に読み取ら
せて送信を開始する(ステップS204)。
【0068】表面の画情報の送信を完了すると、CPU
2は、プロトコル制御部10にNCU12を介してEO
M信号(メッセージ終了信号)を送出させて、送信モー
ド変更を受信側に通知し、フェーズBに移行して、フェ
ーズBの手順を実行する。送信側であるファクシミリ装
置1は、このフェーズBの手順で送信モードの情報をD
CS(NSS)信号で受信側に通知するが、このとき、
CPU2は、オペレータにより予め設定された送信モー
ド、すなわち、全ページと同じ送信モードをDCS(N
SS)信号に設定して通知し、自動的に送信モードが変
わらないようにする(ステップS205)。
2は、プロトコル制御部10にNCU12を介してEO
M信号(メッセージ終了信号)を送出させて、送信モー
ド変更を受信側に通知し、フェーズBに移行して、フェ
ーズBの手順を実行する。送信側であるファクシミリ装
置1は、このフェーズBの手順で送信モードの情報をD
CS(NSS)信号で受信側に通知するが、このとき、
CPU2は、オペレータにより予め設定された送信モー
ド、すなわち、全ページと同じ送信モードをDCS(N
SS)信号に設定して通知し、自動的に送信モードが変
わらないようにする(ステップS205)。
【0069】この送信モード変更手順中に、ファクシミ
リ装置1のオペレータは、表面だけ送信した両面原稿を
ひっくり返して裏面側を読取部3で読み取られるように
読取部3にセットする。
リ装置1のオペレータは、表面だけ送信した両面原稿を
ひっくり返して裏面側を読取部3で読み取られるように
読取部3にセットする。
【0070】そして、CPU2は、モード変更手順が終
了すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取り
を開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情
報の送信を行う(ステップS206)。いま、原稿が単
数枚であり、このページが最終ページであるため、CP
U2は、以下、通常のファクシミリ通信手順を行って送
信処理を終了する。
了すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取り
を開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情
報の送信を行う(ステップS206)。いま、原稿が単
数枚であり、このページが最終ページであるため、CP
U2は、以下、通常のファクシミリ通信手順を行って送
信処理を終了する。
【0071】上記ステップS202で、送信原稿が複数
枚のときには、CPU2は、まず、原稿の枚数を操作部
9からの原稿枚数入力に応じて枚数カウンタに枚数Nを
セットし(ステップS207)、上記第1の実施の形態
の場合と異なり、再送フレーム数の設定を行うことな
く、NCU3に送信相手先に発呼させて(ステップS2
08)、読取部3にセットされた原稿の表面を読取部3
に読み取らせてECMではなく、通常の送信を開始する
(ステップS209)。
枚のときには、CPU2は、まず、原稿の枚数を操作部
9からの原稿枚数入力に応じて枚数カウンタに枚数Nを
セットし(ステップS207)、上記第1の実施の形態
の場合と異なり、再送フレーム数の設定を行うことな
く、NCU3に送信相手先に発呼させて(ステップS2
08)、読取部3にセットされた原稿の表面を読取部3
に読み取らせてECMではなく、通常の送信を開始する
(ステップS209)。
【0072】表面の画情報の送信を完了すると、CPU
2は、NCU12を介してプロトコル制御部10にEO
M信号を送出した後、送信モード変更を受信側に通知
し、フェーズBに移行して、フェーズBの手順を実行す
る。送信側であるファクシミリ装置1は、このフェーズ
Bの手順で送信モードの情報として全ページと同じ送信
モードの情報をDCS(NSS)信号で受信側に通知す
る。
2は、NCU12を介してプロトコル制御部10にEO
M信号を送出した後、送信モード変更を受信側に通知
し、フェーズBに移行して、フェーズBの手順を実行す
る。送信側であるファクシミリ装置1は、このフェーズ
Bの手順で送信モードの情報として全ページと同じ送信
モードの情報をDCS(NSS)信号で受信側に通知す
る。
【0073】この待ち時間である送信モード変更手順中
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
に、ファクシミリ装置1のオペレータは、表面だけ送信
した両面原稿をひっくり返して裏面側を読取部3で読み
取られるように読取部3にセットする。
【0074】そして、CPU2は、モード変更手順が終
了すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取り
を開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情
報の送信を行う(ステップS211)。
了すると、読取部3に両面原稿の裏面の画像の読み取り
を開始させ、同時に、読取部3の読み取った裏面の画情
報の送信を行う(ステップS211)。
【0075】裏面の画情報の送信を行うと、CPU2
は、上記枚数カウンタのカウント値Nから「1」を減算
したカウント値を枚数カウンタにセットし(ステップS
212)、次ページがあるか、すなわち、枚数カウンタ
のカウント値Nが「0」でない(N≠0)かチェックす
る(ステップS213)。
は、上記枚数カウンタのカウント値Nから「1」を減算
したカウント値を枚数カウンタにセットし(ステップS
212)、次ページがあるか、すなわち、枚数カウンタ
のカウント値Nが「0」でない(N≠0)かチェックす
る(ステップS213)。
【0076】ステップS213で、次ページがあるとき
には、CPU2は、上記同様に送信モード変更手順を行
い(ステップS214)、この間にオペレータが次の両
面原稿を表面側を読取面として読取部3にセットする。
には、CPU2は、上記同様に送信モード変更手順を行
い(ステップS214)、この間にオペレータが次の両
面原稿を表面側を読取面として読取部3にセットする。
【0077】CPU2は、ステップS209に戻って、
上記同様に、読取部3にセットされた原稿の表面を読取
部3に読み取らせて送信を開始し(ステップS20
9)、上記同様に処理して、セットされた枚数の原稿の
表面と裏面を順次送信モード変更手順を実行すること
で、原稿の表裏面を裏返して読取部3にセットする待ち
時間を設けて、両面原稿の表裏面を順次ページ順に送信
する(ステップS209〜S214)。
上記同様に、読取部3にセットされた原稿の表面を読取
部3に読み取らせて送信を開始し(ステップS20
9)、上記同様に処理して、セットされた枚数の原稿の
表面と裏面を順次送信モード変更手順を実行すること
で、原稿の表裏面を裏返して読取部3にセットする待ち
時間を設けて、両面原稿の表裏面を順次ページ順に送信
する(ステップS209〜S214)。
【0078】ステップS213で、次ページがなくなる
と、CPU2は、通常のファクシミリ通信手順を行って
送信処理を終了する。
と、CPU2は、通常のファクシミリ通信手順を行って
送信処理を終了する。
【0079】そして、本実施の形態では、この初期設定
のページ間時間をファクシミリ装置1のオペレータが操
作部9のキー操作により適宜設定し、両面原稿の送信処
理において、CPU2は、画情報送出後に、ページ間時
間カウンタ15を作動させてページ間時間をカウントさ
せ、このカウント値と初期設定されたページ間時間の差
を算出して、原稿の表裏面を返して読取部3にセットし
たり、次ページの原稿を読取部3にセットするのに残さ
れている残り作業時間として、操作部9のディスプレイ
に表示出力させる。
のページ間時間をファクシミリ装置1のオペレータが操
作部9のキー操作により適宜設定し、両面原稿の送信処
理において、CPU2は、画情報送出後に、ページ間時
間カウンタ15を作動させてページ間時間をカウントさ
せ、このカウント値と初期設定されたページ間時間の差
を算出して、原稿の表裏面を返して読取部3にセットし
たり、次ページの原稿を読取部3にセットするのに残さ
れている残り作業時間として、操作部9のディスプレイ
に表示出力させる。
【0080】なお、この残り時間の報知は、操作部9の
ディスプレイへの表示に限るものではなく、例えば、残
り時間を音声出力することにより行ってもよい。
ディスプレイへの表示に限るものではなく、例えば、残
り時間を音声出力することにより行ってもよい。
【0081】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に
おいてEOM信号を送出して送信モード変更手順を行っ
て所定の待ち時間を挿入した後、前ページと同じDCS
(NSS)信号を送出している。
装置1は、両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に
おいてEOM信号を送出して送信モード変更手順を行っ
て所定の待ち時間を挿入した後、前ページと同じDCS
(NSS)信号を送出している。
【0082】したがって、ECM方式を用いることな
く、両面原稿のページ間に待ち時間を挿入して、当該待
ち時間にオペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次の
両面原稿を読取部に設定することができ、従来のように
複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用い
ることなく、また、ECMメモリを備えていなくても、
より一層安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に
送信することができる。
く、両面原稿のページ間に待ち時間を挿入して、当該待
ち時間にオペレータが両面原稿の表裏をかえたり、次の
両面原稿を読取部に設定することができ、従来のように
複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを用い
ることなく、また、ECMメモリを備えていなくても、
より一層安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ順に
送信することができる。
【0083】また、本実施の形態のファクシミリ装置1
は、送信モード変更手順による待ち時間での次ページの
画情報の送信までの残り時間をページ間時間カウンタ1
5で計時し、当該計時した残り時間を操作部9のディス
プレイに表示して報知している。
は、送信モード変更手順による待ち時間での次ページの
画情報の送信までの残り時間をページ間時間カウンタ1
5で計時し、当該計時した残り時間を操作部9のディス
プレイに表示して報知している。
【0084】したがって、オペレータが原稿の表裏を変
えたり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向
上させることができる。
えたり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向
上させることができる。
【0085】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ECM方式で両面原稿の画情報を送信する
際、ページ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレー
ムとして挿入して所定の待ち時間を挿入するので、ペー
ジ間に所定の待ち時間を設定して、オペレータが両面原
稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に設定する
ことができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大容
量の画像蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切に
両面原稿の画情報をページ順に送信することができる。
によれば、ECM方式で両面原稿の画情報を送信する
際、ページ間に所定のフレームを所定数だけ再送フレー
ムとして挿入して所定の待ち時間を挿入するので、ペー
ジ間に所定の待ち時間を設定して、オペレータが両面原
稿の表裏をかえたり、次の両面原稿を読取部に設定する
ことができ、従来のように複雑な機構を設けたり、大容
量の画像蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切に
両面原稿の画情報をページ順に送信することができる。
【0087】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ページ間時間入力手段から入力されたページ間
に挿入するページ間時間から、ページ間に再送フレーム
として挿入する所定のフレームの数を設定し、ECM方
式で両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に当該設
定した数の再送フレームを挿入させてページ間時間入力
手段で入力されたページ間時間に対応する待ち時間を挿
入するので、適宜オペレータが入力したページ間時間に
対応する時間だけページ間に待ち時間を挿入して、当該
待ち時間にオペレータが確実に両面原稿の表裏をかえた
り、次の両面原稿を読取部に確実に設定することがで
き、従来のように複雑な機構を設けたり、大容量の画像
蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切に両面原稿
の画情報をページ順に確実に送信することができるとと
もに、ファクシミリ装置の利用性を向上させることがで
きる。
よれば、ページ間時間入力手段から入力されたページ間
に挿入するページ間時間から、ページ間に再送フレーム
として挿入する所定のフレームの数を設定し、ECM方
式で両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に当該設
定した数の再送フレームを挿入させてページ間時間入力
手段で入力されたページ間時間に対応する待ち時間を挿
入するので、適宜オペレータが入力したページ間時間に
対応する時間だけページ間に待ち時間を挿入して、当該
待ち時間にオペレータが確実に両面原稿の表裏をかえた
り、次の両面原稿を読取部に確実に設定することがで
き、従来のように複雑な機構を設けたり、大容量の画像
蓄積メモリを用いることなく、安価かつ適切に両面原稿
の画情報をページ順に確実に送信することができるとと
もに、ファクシミリ装置の利用性を向上させることがで
きる。
【0088】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、両面原稿の画情報を送信する際、ページ間にお
いてEOM信号を送出して送信モード変更手順を行って
所定の待ち時間を挿入した後、前ページと同じDCS
(NSS)信号を送出するので、ECM方式を用いるこ
となく、両面原稿のページ間に待ち時間を挿入して、当
該待ち時間にオペレータが両面原稿の表裏をかえたり、
次の両面原稿を読取部に設定することができ、従来のよ
うに複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを
用いることなく、また、ECMメモリを備えていなくて
も、より一層安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ
順に送信することができる。
よれば、両面原稿の画情報を送信する際、ページ間にお
いてEOM信号を送出して送信モード変更手順を行って
所定の待ち時間を挿入した後、前ページと同じDCS
(NSS)信号を送出するので、ECM方式を用いるこ
となく、両面原稿のページ間に待ち時間を挿入して、当
該待ち時間にオペレータが両面原稿の表裏をかえたり、
次の両面原稿を読取部に設定することができ、従来のよ
うに複雑な機構を設けたり、大容量の画像蓄積メモリを
用いることなく、また、ECMメモリを備えていなくて
も、より一層安価かつ適切に両面原稿の画情報をページ
順に送信することができる。
【0089】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、再送フレームの挿入による待ち時間での次ペー
ジの画情報の送信までの残り時間あるいは送信モード変
更手順による待ち時間での次ページの画情報の送信まで
の残り時間を計時し、当該計時した残り時間を所定の報
知手段で報知するので、オペレータが原稿の表裏を変え
たり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができる。
よれば、再送フレームの挿入による待ち時間での次ペー
ジの画情報の送信までの残り時間あるいは送信モード変
更手順による待ち時間での次ページの画情報の送信まで
の残り時間を計時し、当該計時した残り時間を所定の報
知手段で報知するので、オペレータが原稿の表裏を変え
たり、次の原稿をセットする原稿セット作業を行う際
に、その作業の制限時間が分かるようにすることがで
き、待ち時間内に確実に原稿セット作業を行えるように
して、両面原稿の画情報をページ順に確実に送信するこ
とができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができる。
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による両面原稿送信制
御処理を示すフローチャート。
御処理を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による両面原稿送信制御処
理を示すフローチャート。
を適用したファクシミリ装置による両面原稿送信制御処
理を示すフローチャート。
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 読取部 4 記録部 5 ユーザRAM 6 システムROM 7 ECMメモリ 8 画像処理部 9 操作部 10 プロトコル制御部 11 モデム 12 NCU 13 データフレーム制御部 14 ページ間タイムテーブル 15 ページ間時間カウンタ 16 バス
Claims (4)
- 【請求項1】ファクシミリ通信方式のECM方式でファ
クシミリ送信可能なファクシミリ装置において、前記E
CM方式で両面原稿の画情報を送信する際、ページ間に
所定のフレームを所定数だけ再送フレームとして挿入し
て所定の待ち時間を挿入することを特徴とするファクシ
ミリ装置。 - 【請求項2】ファクシミリ通信方式のECM方式でファ
クシミリ送信可能なファクシミリ装置において、前記E
CM方式で画情報を送信する際のページ間に挿入するペ
ージ間時間を入力操作するページ間時間入力手段と、前
記ページ間時間から前記ページ間に再送フレームとして
挿入する所定のフレームの数を設定する再送フレーム数
設定手段と、前記ECM方式で両面原稿の画情報を送信
する際、ページ間に前記再送フレーム数設定手段の設定
した数の前記再送フレームを挿入させて前記ページ間時
間入力手段で入力された前記ページ間時間に対応する待
ち時間を挿入する制御手段と、を備えることを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項3】通常のファクシミリ通信方式でファクシミ
リ送信を行うファクシミリ装置において、両面原稿の画
情報を送信する際、ページ間においてEOM信号を送出
して送信モード変更手順を行って所定の待ち時間を挿入
した後、前ページと同じDCS(NSS)信号を送出す
ることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、前記再送フレー
ムの挿入による前記待ち時間での次ページの画情報の送
信までの残り時間あるいは前記送信モード変更手順によ
る前記待ち時間での次ページの画情報の送信までの残り
時間を計時し、当該計時した残り時間を所定の報知手段
で報知することを特徴とする請求項1から請求項3のい
ずれかに記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172235A JP2001008012A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172235A JP2001008012A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001008012A true JP2001008012A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15938129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11172235A Pending JP2001008012A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001008012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7847982B2 (en) | 2005-12-29 | 2010-12-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and facsimile communication method |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP11172235A patent/JP2001008012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7847982B2 (en) | 2005-12-29 | 2010-12-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and facsimile communication method |
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