JP3564070B2 - ファクシミリ通信を行なう電子機器、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体、およびファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム - Google Patents

ファクシミリ通信を行なう電子機器、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体、およびファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行なう電子機器、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体、およびファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、原稿の両面の画像を読み取り、伝送するファクシミリを行なう機器が知られている。この種の機器には、ファクシミリ専用機のみならず、たとえばプリンタとファクシミリ通信機能を一体化したいわゆるデジタル複合機、あるいは、パーソナルコンピュータのような汎用の端末に(FAX)モデムやターミナルアダプタなどを外付け/内蔵し、ソフトウェア制御により所定の通信プロトコルを用いて通信を行なうようなシステムも含まれる。
【0003】
この種のファクシミリ装置では、送信機側が両面伝送することをNSS/DCS信号により指定することなどにより両面伝送を指定する。そして、両面原稿の画像データの伝送は、1ページ目の表面、1ページ目の裏面、2ページ目の表面、2ページ目の裏面…nページ目の表面、nページ目の裏面のように、表面、裏面の画像を順次符号化して伝送する。実際の伝送では、表裏面の情報は従来の片面伝送の1ページと同様の手順により送受信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例によれば、確実に送信原稿の両面情報を送信することはできる。しかしながら、上記従来構成においては、両面原稿と片面原稿(表面のみ画情報を有し裏面が白紙のような原稿)が混在している場合に、有効情報のない片面(表面または裏面)の画情報も送信しなければならずこの分の通信費が無駄になってしまう、という問題がある。
【0005】
白紙の片面のデータ量は圧縮伝送の場合はそれほど大きくはならないが、上記のように表裏面の情報は片面伝送の1ページと同様の手順により送受信されるので、ページ間の手順により無駄な通信時間が費やされる問題がある。
【0006】
本発明の課題は、上記の問題を解決し、片面が白紙のような情報を含む原稿の場合には両面伝送の通信時間を短縮できるようにし、さらにページの伝送順序や表裏の原稿画像の抜き差しがあっても受信側で送信側の意図した両面記録を行なえるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行なう電子機器、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体、およびファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムにおいて、表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する際、送信機が、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して、該属性情報を勧告化されたファクシミリ手順におけるポストメッセージ信号により送信し、有効情報が無いページについては画像データもポストメッセージ信号も送信せず、該画像データもポストメッセージ信号も送信しないページの前後のページには連続する仮想ページ番号情報(VPC)を付与してポストメッセージ信号を送信し、受信機が、送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、仮想ページ番号情報(VPC)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録し、有効情報が無いページを白紙として出力する記録を行なう構成を採用した。
【0009】
あるいはさらに所定のフレーム構造を有するブロック単位で前記ページ情報を送受信し、その際、仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(BC)、各ブロックを構成するフレーム数情報(FC)を前記属性情報に含めて送受信する構成を採用した。
【0010】
あるいはさらに受信機側において、ページ情報とともに受信した属性情報を用いて当該ページ情報に関するエラーチェックを行ない、エラーを検出した場合は送信機に対して再送要求を行なう構成を採用した。
【0011】
あるいはさらにECM手順を用いて前記ページ情報および属性情報の送受信、再送を行なう構成を採用した。
【0012】
上記構成によれば、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して送受信し、受信側において送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録することができ、任意の順序で、また不要の面に相当するページ情報を省略して送信しても、受信側において送信画像を正しく再生することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に本発明を採用したファクシミリ装置のハードウェア構成を示す。
【0014】
図1において、符号2は、NCU(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するためにその回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への切り替えを行なったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2は、バス32からの制御により、電話回線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続されている。
【0015】
符号6は、ハイブリッド回路で、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で、変復調器8に送るものである。
【0016】
符号8は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づいた変調及び復調を行なう変復調器であり、バス32の制御により、各伝送モードが指定される。8はバス32からの送信信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データをバス32に出力する。
【0017】
符号10は、ANSam信号を送出する回路であり、バス32からの信号により、ANSam信号を送出するか否かを決定する。
【0018】
符号12は、加算回路であり、信号線8aの情報と信号線10aの情報と、信号線22aの情報を入力し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0019】
符号14、16は画像読取および記録系を示すが、両面伝送に対応するために、原稿の表裏両面の読取り、および記録紙の表裏両面への記録を行なえるようになっている。
【0020】
まず符号14は、原稿搬送系、光学読み取り素子などから成る読取回路である。読取回路14は、バス32からの制御により表面の読取り、裏面の読取りを行なうことができ、読取りデータはバス32に出力する。
【0021】
符号16は、電子写真方式、インクジェット方式などの各種の記録方式により構成された画像データ記録のための記録回路であり、バス32に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。16は、バス32からの制御により、表面への記録、裏面への記録を実行する。なお、本明細書では、一貫して記録回路16により記録を受ける媒体を指すものとして「記録紙」との用語を用いるが、この「記録紙」の材質は必ずしも文字通り「紙」である必要はなく、プラスチックシートなどの他の材質であってよいのはいうまでもない。
【0022】
符号18はメモリ回路であり、ROM、RAM、あるいはハードディスクなどの任意の記憶装置から構成され、種々のデータの記憶に用いられる。メモリ回路18は、たとえば、ワーク用のメモリ、さらに読取りデータの生情報、あるいは符号化した情報の格納、受信情報、あるいは復号化した情報等を格納するために用いられる。
【0023】
符号20は、マイクロプロセッサなどから成るCPU(中央処理装置)であり、本ファクシミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御を行なうためのものであり、その制御プログラムはROM(リードオンリメモリ)30に記憶される。
【0024】
符号22は、発呼回路であり、バス32を介して、電話番号情報を入力し、信号線22aにDTMF(多周波ダイヤルトーン)フォーマットの選択信号を出力する。
【0025】
符号24は、表示器やキーボードなどからなる操作部であり、キーボード部分にはワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、セットキー、ストップキー、その他ファンクションキーが設けられ、押下されたキー情報は、バス32に出力される。
【0026】
符号26は、両面伝送選択ボタンであり、ユーザは両面伝送を選択する時に、この両面伝送選択ボタン26を押下する。両面伝送選択ボタン26が押下されると信号線26aに押下パルスが発生する。
【0027】
符号28は、両面伝送表示回路であり、バス32にクリアパルスが発生すると、「両面伝送表示をしない」の表示状態となり、以後、両面伝送選択ボタン26により信号線26aに押下パルスが発生する毎に「両面伝送表示する」→「両面伝送表示しない」→「両面伝送表示する」の表示状態を繰り返す。表示回路28は、また、両面伝送表示を行なっているか否かの情報をバス32に出力し、この情報は、両面伝送選択ボタン26の操作に応じて装置が両面伝送モードになっているか否かを示す情報として用いられる。
【0028】
符号30は、ROMであり、CPU20の制御プログラムを格納する。本実施形態の場合、ROM30は本発明の記憶媒体に該当するものである。CPU20はこのROM30の制御プログラムにしたがって周辺の入出力機器を制御し、次に述べるような制御を行なう。
【0029】
本ファクシミリ装置が、送信機として動作する場合、両面伝送選択ボタン26により両面原稿の送信が選択されると、読取回路14によりページ順に表面、裏面と読取りを行い、片面情報の裏面情報は送信することなくページ順に表面、裏面の画情報を送信する。
【0030】
ここで各画信号を送信するポストメッセージ信号の中に、実際の原稿のページ数を表す情報と、表面か裏面かを表す情報と今回の送信での仮想ページ番号を表す情報と今回の送信での仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報、及び、フレーム数を表す情報を含める。
【0031】
そして、受信機側は、仮想ページ番号と仮想ページ番号に対応するブロック番号によりページ抜けをチェックして、表面の画像は記録紙の表面に、裏面の画像は記録紙の裏面にそれぞれ記録する。受信しなかった面については記録を行なわない。
【0032】
このようにして、片面原稿の裏面を送信しなくても、受信機側では、正しく受信したかを判定でき、従来のように空ページについてもページ間手順を実行する無駄を省くことができる。
【0033】
図9に、より具体的な伝送の方法を示す。表ないし裏の1面の画像を(たとえば片面が全白であるような場合に)送信省略したり、あるいは、全ての面の画像をランダムな順序で送信(両面ページ順アトランダム伝送)しても、受信側で正しく原稿画像を再生できるようにするために、図9のような手法を用いる。
【0034】
図9において、PCは(実)ページカウンタで、原稿が1枚づつ進むにつれて1、2、3と歩進する。原稿の表、裏の画像は仮想ページカウンタ(後述のVPC)により計数され、その値を送受信することにより識別される。図9中のv1、v2…はこの仮想ページカウンタVPCの値を示している。
【0035】
仮想ページカウンタの値により識別される表、ないし裏面の画像(仮想ページ)は、ブロックを単位として送信する。ここで、送信データ256バイトを1フレームとし、1ブロックは最大でフレーム256個(64kb)の大きさを持てるものとする。この1ブロックの伝送においては、送信機で下記のような属性情報を付与して送信する。
【0036】
図9では、説明を容易にするために、図左側の2枚目の表面を除き、表、ないし裏の1面の画像データが1ブロックに格納可能な場合を示している。図9中のb1、b2…はブロック数を示しており、図左側の2枚目の表面のように、表(ないし裏)の1面の画像データが1ブロックサイズを超える場合は、ブロックカウンタ(BC)をインクリメントし、別ブロックとして送信する。
【0037】
また、1ブロックを送信する場合は、そのブロックを構成するフレーム数を送信する。また、図9中のFC1、FC2…はこのフレーム数を示している。
【0038】
さらに、表、ないし裏の1面の画像データの1ブロック(ないし数ブロック)が表ないし裏のいずれのデータであるかを示す面情報(SIDE:図9では表をA、裏をBで表現している)が生成され、ブロックごとに上記の情報がブロックとともに送信される。
【0039】
図9の右上に示したものは、各ブロックの伝送においてブロックデータとともに送信すべき上記の属性情報の例を示している。この属性情報を送信する信号形式は任意であるが、本実施形態ではポストメッセージ信号(ECM送信におけるPPS−Q信号)を用いるものとする。
【0040】
図9の左側は、1、2、3…の各ページの表裏に全て有効画像が含まれている場合であるが、右側は2ページめの裏に有効情報がない(全白など)場合を示している。この場合、従来の手順ではページ間手順を実行して、全白情報を送信している。これは従来では受信側に両面伝送を行なうことが伝えられるだけで、旧来の片面伝送と全く同様の方法で表裏の画像をその順番で送り、受信側ではこれを順番に記録紙の表、裏に順次記録していくだけだからである。したがって、片面が全白などの場合でも、この面の画像を送信する必要があるが、本実施形態においては、図9のような属性情報を用いるので、有効情報が無い面については、全く手順を実行せず、また実際のデータを全く送信しなくても受信側では原稿の画像を記録紙の表裏両面に再生することができる。
【0041】
図9の右側のようにある面が欠けている場合はもちろん、このような構成では、上記のような属性情報を伝達することにより、全て画像データを任意の順序で送信することもできる(両面ページ順アトランダム伝送)。たとえば、図9左側のページカウンタPCと仮想ページカウンタVPCはページの順、表裏の順で並んでいるが、図10のように仮想ページカウンタVPCの順序を変更してもよい。
【0042】
画像データは、後述のように仮想ページ番号(ブロック)の順に伝送するが、図10の場合は、実ページの表全て、続いて実ページの裏全ての順で送信される。受信側では、送信されたページカウンタPCと面情報SIDEを用いて正しい順序で画像を両面に再生できる。
【0043】
次に図2〜図8を参照して、上記構成における動作につき説明する。図2〜8は、CPU20が実行する通信制御手順を示したもので、図示の手順はCPU20のプログラムとしてROM30に格納される。図2〜8の同一番号の個所はそれぞれの位置で連続しているものとする。
【0044】
図2において、所定のリセット操作などにより開始される処理の始めを示している。
【0045】
ステップS2では、バス32を介して両面伝送表示回路28を非表示状態とする(非両面伝送モード)。
【0046】
ステップS4では、バス32を介してNCU2のCMLをオフする。これにより回線2aは電話機4側に接続される。
【0047】
ステップS6では、バス32を介して、ANSam送出回路10の、ANSam信号を送信しないように制御する。
【0048】
ステップS8では、バス32を介して、読取回路14を表面を読取るように設定する。
【0049】
ステップS10では、バス32を介して読取回路14に裏面を読取るように設定する。
【0050】
ステップS12、ステップS14では、送信、受信のいずれかが選択されたか否かが判断される。ユーザの操作部24の操作などにより送信が選択されると、ステップS18に進み、呼出信号の受信などにより受信が選択されるとステップS88に進み、どちらも選択されていなければステップS16に進み、その他の処理(原稿コピーなど)をする。
【0051】
ステップS18では、バス32を介して、表示回路28の情報を入力し、ユーザの両面伝送選択ボタン26の操作により両面伝送が選択されたか否かを判断し、両面伝送が選択されていればステップS30に進み、選択されていなければステップS20に進む。
【0052】
ステップS20では、バス32を介してNCU2のCMLをオンする。これにより回線2aはファクシミリ装置側に接続される。
【0053】
ステップS22(図3)では、発呼回路22を使用して、指定された宛先へ発呼する。
【0054】
ステップS24では、ファクシミリ通信前手順を実行する。ここでは、受信機に対して両面ページ順伝送(ページ順に表面、裏面と送信する処理)を指定せず、また、両面ページ順アトランダム伝送(ページ順に表面、裏面と送信しないで両面伝送する処理)も指定しない。
【0055】
ステップS26では、画信号の送信を行なう。ここでは表面の画像のみを送信する。そしてステップS28でファクシミリ通信後手順を行ない、ステップS4に戻る。
【0056】
一方、両面伝送が指定されている場合、ステップS30において、バス32を介してNCU2のCMLをオンとし、回線をファクシミリ装置側に接続する。
【0057】
ステップS32では、発呼回路22を使用して、指定された宛先へ発呼する。
【0058】
ステップS34では、ファクシミリ通信前手順を実行し、ステップS36では、受信機に両面ページ順受信機能があるか否かを判断し、受信機に両面ページ順受信機能があればステップS60に進み、なければステップS38に進む。
【0059】
受信機に両面ページ順受信機能が無い場合、ステップS38では、送信側の原稿ページ数をカウントするページカウンタに1をセットする。
【0060】
ステップS40では、送信原稿の面を表す情報、すなわち、面情報に「表」をセットする。この面情報は、不図示のメモリ上のレジスタ領域などに格納する。
【0061】
ステップS42では、ページカウンタの面の画情報を読み取り、メモリ回路18の画像メモリ領域に格納する。
【0062】
ステップS44では、今、読取った画情報に有効情報があるか否かを判断し、有効情報があればステップS46に進み、有効情報がなければステップS50に進む。その面の画情報が有効情報か否かは、全体の画情報中、全白ラインや白ドットの含まれる割合などから判定することができる。
【0063】
ステップS46では、ステップS42で読取った画情報を送信する。
【0064】
ステップS48では中間手順を実行する。ここでは、既存のITU−T勧告T.30に従ったプロトコルを実行する。
【0065】
ステップS50では、ステップS42でセットした面情報から処理中の原稿面が表であるか否かが判断される。表であるとステップS52に進み、面情報に「裏」をセットしステップS42に戻り、その「裏」面について上記の処理を繰り返す。一方、ステップS50において、ステップS42でセットした面情報が「裏」であればステップS54に進む。
【0066】
ステップS54では、次ページがあるか否かが判断され、次ページがあればステップS56に進み、ページカウンタの値を1つインクリメントし、次ページがなければステップS58に進む。
【0067】
ステップS58では、ファクシミリ通信後手順を実行する。ここでは既存のITU−T勧告T.30に従ったプロトコルを実行し、その後、ステップS4に戻る。
【0068】
以上のように、相手の受信機に両面順受信機能が無い場合は、裏面の処理終了時のみにページカウンタがインクリメントされる。
【0069】
一方、相手の受信機に両面ページ順受信機能がある場合は、ページカウンタとしては仮想ページカウンタと(実)ページカウンタを用いる。このうち、仮想ページカウンタは、表裏両面をそれぞれ「ページ」として計数するもので、後述のように表面の処理から裏面の処理への遷移の際、および、裏面の処理から表面の処理への遷移の際の両方のタイミングでカウントアップされる。(実)ページカウンタは、送信機側の原稿のページ数(枚数)を表すものであり、裏面の処理から表面の処理への遷移の際のみにインクリメントされる。
【0070】
図5のステップS60では、まず、仮想ページカウンタに1をセットする。また、ステップS62では、送信機側の原稿のページ数を表す(実)ページカウンタに1をセットする。
【0071】
ステップS64では、送信機側の原稿の面を表す面情報に「表」をセットする。
【0072】
ステップS66では、ページカウンタに相当する原稿の、面情報に相当する面の画情報を読み取りメモリへ格納する。
【0073】
ステップS68では、ステップS66で読取った情報に有効情報があるか否か(この判定は前記の白ライン/ドットの検出などにより行なう)が判断され、有効情報があればステップS70に進み、有効情報がなければステップS74に進む。
【0074】
ステップS70では、ステップS66で読取った情報の送信を実行する。
【0075】
ステップS72で、中間手順を実行する。ここでは、ECM通信におけるハンドシェイク手順を用いて画情報を送信する。
【0076】
すなわち、図9に示したように、PPS−Qの信号に仮想ページカウンタ(VPC)、仮想ページカウンタに対応するブロックカウンタ(BC)、さらに、このフレーム数(FC)、そして(実)ページカウンタ(PC)、面情報(SIDE)を含ませて送信する。ここでは、1フレームは(符号化済みの)送信データ256バイトに相当するものとし、送信データ量が256フレーム(256×256バイト:64kb)を超えるとブロックカウンタ(BC)をインクリメントし、PPS−NULL信号を送信した後、読取り済みの画情報からその続きを送信し、一方、1面の最後のブロックを送信した場合はPPS−EOM信号が送信される(図10)。
【0077】
上記の処理は、既存のECM通信と同じであり、信号の構成やタイミング、シーケンスなどの詳細な説明は省略するが、ECM通信におけるハンドシェイク手順を用いてブロック単位で画情報を送信している。
【0078】
図6のステップS74では、面情報が表であるか否かを判断し、これが表であるとステップS76に進み、裏であればステップS80に進む。
【0079】
ステップS76では、面情報に「裏」をセットする。
【0080】
ステップS78では、仮想ページカウンタの値を1つインクリメントする((実)ページカウントの方はインクリメントしない)。
【0081】
裏面処理が終了した場合、ステップS80で次ページがあるか否かを判断し、次ページがあればステップS84に進み、なければステップS82に進む。
【0082】
ステップS82では、ファクシミリ通信後手順を実行する。ここでは、PPS−EOP信号に仮想ページカウンタ(VPC)、仮想ページカウンタに対応するブロックカウンタ(BC)、さらにこのフレーム数(FC)、そして、ページカウンタ(PC)、面情報(SIDE)を含ませて送信する。
【0083】
ステップS84では、ページカウンタの値を1つインクリメントし、ステップS86では、仮想ページカウンタの値を1つインクリメントする(ページカウンタおよび仮想ページカウンタの双方をインクリメントする)。
【0084】
一方、受信処理においては、図7のステップS88で、バス32を介して、NCU2のCMLをオンとし、回線をファクシミリ装置側に接続する。
【0085】
そしてステップS89において、ファクシミリ通信前手順を実行するが、本ファクシミリ装置の場合、ここでは両面ページ順受信機能ありを通知する。また、両面ページ順アトランダム受信機能ありを通知する。
【0086】
ステップS90では、送信機より両面伝送の指定があるか否かが判断され、送信機より両面伝送の指定があればステップS96に進み、なければステップS92に進む。
【0087】
送信機より両面伝送の指定がなければステップS92において、画信号の受信/表面への記録を行ない、ステップS94はファクシミリ通信後手順を実行する。ここでは、受信した画情報を記録回路16により全て記録紙の表面に記録する。
【0088】
一方、送信機より両面伝送の指定があった場合には、ステップS96において、仮想ページカウンタに1をセットする。さらに、上述のブロック単位での受信制御を行なうために、ステップS98においてブロックカウンタに1をセットする。
【0089】
ステップS100では、画信号のメモリ受信を行なう。
【0090】
そして、ステップS102において、中間手順を実行する。ここでは、ステップS72で前述したように、PPS−Q信号により送信原稿のページ数(実、および仮想ページカウンタの値)、面情報などが、中間手順プロトコル(次の)で通知されるので、ステップS100で受信した画信号に関係づけてメモリ回路18の所定領域に記憶する。
【0091】
ステップS104では、ステップS102においてPPS−Qにより受信した仮想ページ番号(VPC)、ブロック番号(BC)と、本装置(受信機)側の仮想ページカウンタ、ブロックカウンタで計数している値に一致しているか否かを判断する。これらの値が一致していなければ何らかのエラーがあったことになるので、ステップS106に進み、一致していればステップS108に進む。
【0092】
ステップS106では、全フレーム再送を要求するPPR信号を送信し、ステップS100に戻りメモリ受信を再度実行する。
【0093】
ステップS104において、仮想ページカウンタ、ブロックカウンタが一致している場合には、ステップS108において受信した画信号にエラーフレームがあるか否かを判断する。エラーフレームのチェックは、フレームごとに付与されているCRCを照合することなどにより行なう。エラーフレームがあればステップS110に進みPPR信号での両送要求をし、エラーフレームがなければステップS112に進む。
【0094】
ステップS112、ステップS114では、前述のステップS72でPPS−Qとして何が送信されているかを調べる。まず、ステップS112では、PPS−EOP信号(前述のように最終ページの後に送信される)を受信したか否かを判断し、PPS−EOP信号を受信していればステップS120に進み、受信していなければステップS114に進む。
【0095】
また、ステップS114では、PPS−NULL信号を受信したか否かを判断し、PPS−NULL信号を受信した場合にはステップS118に進む。
【0096】
PPS−NULL信号を受信した場合には、1ブロックの終りであるので、ステップS118において、ブロックカウンタの値を1つインクリメントし、PPS−NULL信号を受信していなければステップS116に進み、仮想ページカウンタの値を1つインクリメントする。
【0097】
ステップS120では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフし、呼接続を切断する。
【0098】
その後、図8の処理により受信した画像を記録する。まず、図8のステップS122において送信ページ番号に1をセットし、ステップS124では、面情報(メモリ回路18のレジスタ領域などに割り当てられる)に表をセットする。
【0099】
ステップS126では、送信ページ番号の面情報に対応する画情報をメモリ受信しているか否かを判定し、この判定が肯定された場合にはステップS128に進み、否定された場合にはステップS130に進む。
【0100】
ステップS128では、送信ページ番号の面情報に対応する画情報を、記録回路16により記録紙の該当する面に記録させる。
【0101】
ステップS130では、現在の面情報(今処理した面)が表であるか否かを判定し、この判定が肯定された場合にはステップS132に進み、面情報に「裏」をセットし、ステップS126からの処理を繰り返す。また、現在の面情報が裏であればステップS134に進む。
【0102】
ステップS134では、メモリ受信した受信情報の記録出力が終了したか否かを判断し、メモリ受信した受信情報の記録出力が終了していなければステップS136に進み、送信ページ番号の値を1つインクリメントし、ステップS124からの処理を繰り返す。また、メモリ受信した受信情報の記録出力が終了していれば、ステップS4に戻る。
【0103】
以上のように本実施形態によれば、記録紙の両面に記録すべき画情報を送受信するファクシミリ装置において、表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する場合、
実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(ページカウンタPC)、
表面か裏面かを表す情報(面情報SIDE)、
ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(仮想ページカウンタVPC)、
仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(ブロックカウンタBC)、
各ブロックを構成するフレーム数情報(フレーム数FC)、
などの属性情報を付与して送信するようにしているので、任意の順序で各面のページ情報をアトランダムに送信でき、また、片面が全白などの場合はその面のページ情報の送信を省略することができ、通信の効率を向上することができる。
【0104】
たとえば、片面が全白などの無効情報の場合はこの面の送信を省略することができる。また、表面、裏面のような順序でも、送信することができるし、まず表面のみ全て送信、続いて、裏面のみ全て送信、のような順序でもかまわない(その際、任意の不要の面は送信を行なわないようにできる)。
【0105】
また、上記の属性情報を用いて、エラーチェックを行ない、エラーがある場合は再送要求により画像情報を確実に送受信することができる。
【0106】
特に、上記の制御例では、仮想ページ番号およびブロック番号のみが送受信の順序と同期することになるが、受信機側では、この仮想ページ番号およびブロック番号を自機のそれぞれ対応するカウンタの数値と照合することにより、正しく受信できたか否かを判定することができる。
【0107】
また、プロトコルには、ECM通信のハンドシェイクを利用しているので、新たにプロトコルを実装する必要がなく、低コストで実施できる。
【0108】
なお、以上では、説明を容易にするため、図10のように原稿の表と裏を1ページづつ交互に送信せず表全部、裏全部の順で伝送する場合のフローチャートを示さなかったが、このような面の送信順序の入れ換えは、たとえば、いったんメモリに格納した画像をユーザがディスプレイ、キーボード、マウスなどを用いて任意に変更できるようなユーザインターフェースを設けておけば実施することができる。たとえば、図9左側のようにいったんメモリに格納した画像があり、上記のようなユーザインターフェースを用いて2ページめの裏を無効情報に変更した(送信したくない)場合には、仮想ページカウンタおよびブロックカウンタは連続した値に揃え、さらに、(実)ページカウンタおよび面情報を変更すれば受信側での再生順序を所望の形に変更することができる。上に示した例はあくまでも一例であり、図9に示したような属性情報を用いることにすれば必要に応じてある面の画像を抜いたり、再生の際の面の位置や順序を入れかえたりすることは容易に行なうことができる。
【0109】
以上の各実施形態では、ファクシミリ専用機の構成を示したが、本発明はファクシミリ専用機のみならず、他の形態の同様の画像通信プロトコルを用いる電子機器に実施できるのはいうまでもない。たとえば、本発明は、パーソナルコンピュータのような汎用の端末に(FAX)モデムやターミナルアダプタなどを外付け/内蔵し、ソフトウェア制御により所定の通信プロトコルを用いて通信を行なう構成などにおいて実施することができる。その場合、本発明の技術は任意の通信プロトコルにおいて用いられている特定通信モードを中継処理の際に指定するために用いることができる。また、本発明の制御プログラムは、前述のメモリ回路18のみならず、ハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスクやメモリカードなどのあらゆるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して供給することができる。
【0110】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明によれば、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して送受信し、受信側において送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録することができ、任意の順序で、また不要の面に相当するページ情報を省略して送信しても、受信側において送信画像を正しく再生することができ、通信時間を短縮し、また、これらの属性情報を利用して再送などの処理を行なうことができるので、確実かつ高速な両面伝送を行なえる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示したブロック図である。
【図2】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図3】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図4】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図5】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図6】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図7】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図8】図1のCPU20の通信制御を示したフローチャート図である。
【図9】本発明において送受信する属性情報を付加した画像データの例を示す図である。
【図10】本発明において送受信する属性情報を付加した画像データの例を示す図である。
【符号の説明】
2 NCU
4 電話機
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 ANSam送出回路
12 加算回路
14 読取回路
16 記録回路
18 メモリ回路
20 CPU
22 発呼回路
24 操作部
26 選択ボタン
28 表示回路
30 ROM
32 バス

Claims (16)

  1. 記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行なう電子機器において、
    表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する際、送信機が、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して、該属性情報を勧告化されたファクシミリ手順におけるポストメッセージ信号により送信し、有効情報が無いページについては画像データもポストメッセージ信号も送信せず、該画像データもポストメッセージ信号も送信しないページの前後のページには連続する仮想ページ番号情報(VPC)を付与してポストメッセージ信号を送信し、
    受信機が、送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、仮想ページ番号情報(VPC)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録し、有効情報が無いページを白紙として出力する記録を行なうことを特徴とするファクシミリ通信を行なう電子機器。
  2. 所定のフレーム構造を有するブロック単位で前記ページ情報を送受信し、その際、仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(BC)、各ブロックを構成するフレーム数情報(FC)を前記属性情報に含めて送受信することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器。
  3. 受信機側において、ページ情報とともに受信した属性情報を用いて当該ページ情報に関するエラーチェックを行ない、エラーを検出した場合は送信機に対して再送要求を行なうことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器。
  4. ECM手順を用いて前記ページ情報および属性情報の送受信、再送を行なうことを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器。
  5. 記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法において、
    表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する際、送信機が、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して送信、該属性情報を勧告化されたファクシミリ手順におけるポストメッセージ信号により送信し、有効情報が無いページについては画像データもポストメッセージ信号も送信せず、該画像データもポストメッセージ信号も送信しないページの前後のページには連続する仮想ページ番号情報(VPC)を付与してポストメッセージ信号を送信するステップと、
    受信機が、送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、仮想ページ番号情報(VPC)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録し、有効情報が無いページを白紙として出力する記録を行なうステップを有することを特徴とするファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法。
  6. 所定のフレーム構造を有するブロック単位で前記ページ情報を送受信し、その際、仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(BC)、各ブロックを構成するフレーム数情報(FC)を前記属性情報に含めて送受信することを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法。
  7. 受信機側において、ページ情報とともに受信した属性情報を用いて当該ページ情報に関するエラーチェックを行ない、エラーを検出した場合は送信機に対して再送要求を行なうことを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法。
  8. ECM手順を用いて前記ページ情報および属性情報の送受信、再送を行なうことを特徴とする請求項5〜7までのいずれか1項に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法。
  9. 記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行う電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、
    表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する際、送信機が送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して、該属性情報を勧告化されたファクシミリ手順におけるポストメッセージ信号により送信し、有効情報が無いページについては画像データもポストメッセージ信号も送信せず、該画像データもポストメッセージ信号も送信しないページの前後のページには連続する仮想ページ番号情報(VPC)を付与してポストメッセージ信号を送信するステップと、
    受信機が、送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、仮想ページ番号情報(VPC)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録し、有効情報が無いページを白紙として出力する記録を行なうステップをプログラムの一部として格納したことを特徴とするファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  10. 所定のフレーム構造を有するブロック単位で前記ページ情報を送受信し、その際、仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(BC)、各ブロックを構成するフレーム数情報(FC)を前記属性情報に含めて送受信するための制御手順をプログラムの一部として格納したことを特徴とする請求項9に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  11. 受信機側において、ページ情報とともに受信した属性情報を用いて当該ページ情報に関するエラーチェックを行ない、エラーを検出した場合は送信機に対して再送要求を行なうための制御手順をプログラムの一部として格納したことを特徴とする請求項9に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  12. ECM手順を用いて前記ページ情報および属性情報の送受信、再送を行なうための制御手順をプログラムの一部として格納したことを特徴とする請求項9〜11までのいずれか1項に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  13. 記録紙の表、裏の両面にそれぞれ記録すべき画情報を送受信するファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムにおいて、
    表、裏いずれか1面の画像データを含むページ情報を送受信する際、送信機が、送信するページ情報に少くとも実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、ページ情報の送信順序に同期した仮想ページ番号情報(VPC)の属性情報を付与して、該属性情報を勧告化されたファクシミリ手順におけるポストメッセージ信号により送信し、有効情報が無いページについては画像データもポストメッセージ信号も送信せず、該画像データもポストメッセージ信号も送信しないページの前後のページには連続する仮想ページ番号情報(VPC)を付与してポストメッセージ信号を送信するステップと、
    受信機が、送信された前記属性情報に基づき、実際の原稿のページ数を表すページカウンタ(PC)、表面か裏面かを表す情報(SIDE)、仮想ページ番号情報(VPC)に基づき、記録紙の両面に受信したページ情報を画像記録し、有効情報が無いページを白紙として出力する記録を行なうステップを含むことを特徴とするファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム。
  14. 所定のフレーム構造を有するブロック単位で前記ページ情報を送受信し、その際、仮想ページ番号に対応するブロック番号を表す情報(BC)、各ブロックを構成するフレーム数情報(FC)を前記属性情報に含めて送受信するための制御手順を含むことを特徴とする請求項13に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム。
  15. 受信機側において、ページ情報とともに受信した属性情報を用いて当該ページ情報に関するエラーチェックを行ない、エラーを検出した場合は送信機に対して再送要求を行なうための制御手順を含むことを特徴とする請求項14に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム。
  16. ECM手順を用いて前記ページ情報および属性情報の送受信、再送を行なうための制御手順を含むことを特徴とする請求項13〜15までのいずれか1項に記載のファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム。
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