JP2001326800A - ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2001326800A
JP2001326800A JP2000145843A JP2000145843A JP2001326800A JP 2001326800 A JP2001326800 A JP 2001326800A JP 2000145843 A JP2000145843 A JP 2000145843A JP 2000145843 A JP2000145843 A JP 2000145843A JP 2001326800 A JP2001326800 A JP 2001326800A
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JP2000145843A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの種々の需要に応じて両面伝送の細部
を充分に制御できるプロトコルを提案するとともに、両
面伝送においてユーザの種々の需要に応じて適切なエラ
ー再送信処理を行なえるようにする。 【解決手段】 原稿の表裏両面の画像を読取回路14で
読取り、原稿の各ページの表裏面の画像を送信する両面
伝送が可能であるとともに、通信エラーが発生した際、
一旦回線を切断した後、原稿画像を途中から再送信可能
なファクシミリ装置において、両面伝送中の通信エラー
発生後、再送信を行なう場合、通信エラーが発生した時
送信していた原稿の表ないし裏面から再送信を開始する
とともに、その際、所定プロトコルにより伝送の態様を
受信機に対して指定すべく制御回路20により通信制御
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿の表裏両面の画
像を読取り、原稿の各ページの表裏面の画像を送信する
両面伝送が可能であるとともに、通信エラーが発生した
際、一旦回線を切断した後、原稿画像を途中から再送信
可能なファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方
法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納し
たコンピュータ読取可能な記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、通
信途中に通信エラーとなった場合に、一旦回線を切断し
た後、原稿画像の途中、通信エラーになった原稿からの
再送信を行なうものが知られている。
【0003】また、旧来の片面伝送に加え、近年になっ
て原稿の両面の画像を読み取り、伝送可能なファクシミ
リ装置が提案されている。
【0004】この種の装置では、両面原稿の表ないし裏
の1面の画像を旧来の1ページの画像と同様に扱って読
み取り、送受信する。そして、伝送の際、ページ番号や
表裏(サイド、あるいはフェース)に関する情報をポス
トメッセージ信号などにより送信し、受信側ではこれら
の情報に基づき、両面記録などにより伝送された画情報
を再生する。たとえば、受信側で可能であれば両面記録
により表面の画像を表面に、また裏面の画像を裏面に両
面記録するか、あるいは片面記録しか行なえない場合は
受信した画情報を順次片面記録する。
【0005】また表裏の画情報の伝送方式としては、表
面の画像全部を送信し、続いて裏面の画像全部を送信す
る両面連続伝送、あるいは表面の画像、裏面の画像を各
ページについて交互に送信する両面交互伝送などが提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】両面伝送可能なファク
シミリ装置においても、上記のような再送信機能を実施
することが考えられるが、単に上記のような再送信機能
をそのまま実施しただけでは充分とは言えない。
【0007】また、現在、両面伝送に関しては、ITU
−T勧告T30の修正案として種々の仕様が提案されて
いるが、両面伝送に関するユーザの多様な需要を満足で
きるようにはなっていない。
【0008】たとえば、現在提案されている仕様では、
1ページの画情報を伝送した後のMPS信号などによっ
て今送ったページが何ページの表か裏かを受信機に識別
させることはできるが、ファクシミリ前手順の段階にお
いては、両面伝送を行なうか否か、また両面連続伝送、
両面交互伝送のいずれを行なうか、程度を指定できるだ
けで、たとえば、両面伝送の表、裏のいずれの面(ある
いは何ページ目)から伝送を開始するか、などに関して
送受信機双方の機能を調整できるようなプロトコルは提
案されていない。
【0009】このように、従来技術では、両面伝送を開
始する前の段階で、両面伝送に関する機能識別、宣言を
充分行なうことができないので、下記のような種々の問
題が生じ得る。
【0010】ここで、単に上記のような再送信機能をそ
のまま実施した構成を考えてみると、従来の再送信技術
では両面伝送が考慮されていないため、両面原稿の読取
り/送信時に通信エラーがあった際、そのエラーのあっ
た面から再送信を開始することになる。
【0011】たとえば、相手が両面記録が可能な受信機
であれば、裏面でエラーが発生した場合、一旦回線を切
断した後、その裏面から送信すると、受信側では裏面か
ら両面記録が開始されるため、文書の構成が原稿のもの
と異なったものとなってしまう。
【0012】そこで、現在知られているプロトコルで
は、両面伝送を行なう場合は、表面からの送信を行なう
ことが前提とされているため、たとえば、両面原稿の送
信時に通信エラーが発生した時に、その原稿情報の表面
から再送信することが考えられる。
【0013】これにより、通信エラーがあっても受信機
側において確実に送信原稿と同じ文書を再現できるよう
になるが、ユーザの好みやファクシミリ装置の利用形態
は様々であり、上記のような仕様で満足するユーザばか
りではなく、さらにきめ細い制御を必要とする場合も考
えられる。
【0014】たとえば、ユーザーによっては、原則とし
て通信エラーした次のページからは確実に送信機の表
面、裏面の順で元原稿と整合した両面記録を行って欲し
いが、その反面、たとえば両面原稿の裏面でエラーした
場合にはその再送信分は片面記録で良く、表面は重複し
て出力して欲しくない、というような需要も予想され
る。従来の再送信技術では、このようなユーザの多様な
需要を充分満足することができない。
【0015】また、従来の片面の再送信においては、1
ページ目、いわゆるフロントページを送信し、その後に
エラーページ以降の再送信を行なう方式があるが、この
フロントページ付きの再送信に関しても両面伝送可能な
装置に適した方式はまだ提案されていない。
【0016】本発明の課題は、上記の種々の問題に鑑
み、ユーザの種々の需要に応じて両面伝送の細部を充分
に制御できるプロトコルを提案するとともに、両面伝送
においてユーザの種々の需要に応じて適切なエラー再送
信処理を行なえるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、原稿の表裏両面の画像を読取り、
原稿の各ページの表裏面の画像を送信する両面伝送が可
能であるとともに、通信エラーが発生した際、一旦回線
を切断した後、原稿画像を途中から再送信可能なファク
シミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファ
クシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ
読取可能な記憶媒体において、両面伝送中の通信エラー
発生後、前記再送信を行なう場合、通信エラーが発生し
た時送信していた原稿の表ないし裏面から再送信を開始
するとともに、その際、所定プロトコルにより伝送の態
様を受信機に対して指定する構成を採用した。
【0018】あるいはさらに、両面伝送中の通信エラー
発生後、前記再送信を行なう場合、通信エラーが発生し
た時送信していた原稿の表ないし裏面から両面伝送によ
り再送信を開始するとともに、前記プロトコルにより、
両面伝送を開始する面を受信機に対して指定する構成を
採用した。
【0019】あるいはさらに、両面伝送中の通信エラー
発生後、前記再送信を行なう場合、通信エラーが発生し
た時送信していた原稿の表ないし裏面から両面伝送によ
り再送信を開始するとともに、前記プロトコルにより、
前記通信エラーが発生した時送信していた原稿の面が裏
面であった場合は、その面を片面伝送することを指定
し、該片面伝送が終了した後、さらに続くページを両面
伝送することを指定し、該両面伝送を実行する構成を採
用した。
【0020】あるいはさらに、前記再送信を行なう場
合、原稿の1ページ目の表面の画情報をまず片面伝送に
より送信し、しかる後に前記通信エラーが生じた面から
の再送信を行なう構成を採用した。
【0021】あるいはさらに、前記1ページ目の表面の
画情報の送信を実行するか否かを登録する構成を採用し
た。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0023】[ハードウェア構成]図1は、本発明を採
用したファクシミリ装置のハードウェア構成を示す。
【0024】図1において符号2はNCU(網制御装
置)で、電話網をデータ通信等に使用するためにその回
線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なった
り、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保
持を行なうものである。また、NCU2は、制御回路2
0からの信号レベル(信号線20a)が「0」であれば
電話回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが
「1」であれば電話回線2aをファクシミリ装置側に接
続する。なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4
側に接続されている。
【0025】符号6はハイブリッド回路で送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信
号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側から
の信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で変復
調器8に送る。
【0026】符号8は変復調器であり、ITU−T勧告
V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.1
7、V.34に基づいた変調及び復調を行うものであ
り、信号線20cにより、各伝送モードが指定される。
変復調器8は信号線20bに出力されている信号を入力
し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出
力されている受信信号を入力し、復調データを信号線8
bに出力する。
【0027】符号10はANSam信号(ITU−T勧
告V.8準拠の通信手順信号)を送出する回路であり、
信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されてい
る時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信
号線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている
時には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0028】符号12は加算回路であり、信号線8aの
情報と信号線10aの情報と信号線22aの情報を入力
し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0029】符号14、16は画像読取および記録系を
示すが、両面伝送に対応するために、原稿の表裏両面の
読取り、および記録紙の表裏両面への記録を行なえるよ
うになっている。
【0030】符号14は読取回路であり、原稿搬送系、
光学読み取り素子などから成る読取回路であり、原稿か
ら読み取ったデータを信号線14aに出力する。読取り
回路14は、信号線20hに信号レベル「0」の信号が
出力されていると、表面の読取りを行ない、信号レベル
「1」の信号が出力されていると裏面の読取りを行な
う。
【0031】符号16は電子写真方式、インクジェット
方式などの各種の記録方式により構成された画像データ
記録のための記録回路であり、信号線20eに出力され
ている情報を順次1ライン毎に記録する。また、記録回
路16は信号線20iに信号レベル「0」の信号が出力
されていると、記録紙表面の記録を行ない、信号レベル
「1」の信号が出力されていると裏面の記録を行なう。
【0032】なお、本明細書では、一貫して記録回路1
6により記録を受ける媒体を指すものとして「記録紙」
との用語を用いるが、この「記録紙」の材質は必ずしも
文字通り「紙」である必要はなく、プラスチックシート
などの他の材質であってよいのはいうまでもない。
【0033】符号18はメモリ回路であり、ROM、R
AM、あるいはハードディスクなどの任意の記憶装置か
ら構成され、種々のデータの記憶に用いられる。たとえ
ばメモリ回路18は、ワーク用のメモリとして、あるい
は読取りデータの生情報あるいは符号化した情報を格納
したり、また受信情報あるいは復号化した情報等を格納
するために用いられる。
【0034】符号22は発呼回路であり、信号線20f
に発呼命令パルスが発生すると、信号線20gに出力さ
れている電話番号情報を入力し、信号線22aに選択信
号(ダイヤルパルスやDTMF信号など)を出力する。
【0035】符号24はキーボード、表示器などから構
成された操作部であり、そのキーボード部分はワンタッ
チダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キ
ー、スタートキー、セットキー、ストップキー、後述の
登録回路26への登録を行なうための登録キー、その他
ファンクションキーを有する。操作部24で押下された
キー情報は信号線24aに出力される。
【0036】符号26は登録回路であり、この登録回路
には、エラー再送信時、1ページ目の原稿(両面原稿の
場合は1ページ目の表面の原稿:いわゆるフロントペー
ジ)を送信するか否かを制御する制御情報を登録する。
登録操作は操作部24の登録キーなどを用いて、適当な
ユーザインターフェースを用いて行なわれる。データの
登録処理は制御回路20により信号線26aを介して行
なわれる。
【0037】符号20は、マイクロプロセッサ、RO
M、RAMなどから構成された制御回路であり、メモリ
回路18のROM部などに格納された後述の制御プログ
ラムに基づき装置全体の動作を制御する。
【0038】以下、制御回路20により行なわれる通信
制御について異なる実施形態を示す。
【0039】[第1の実施形態]本実施形態において
は、両面伝送を実行中に通信エラーが発生した時、いっ
たん回線を切断してから再送信を行なうが、登録回路2
6の登録情報および、通信エラー発生時に送信していた
原稿の面に応じてプロトコルにより再送信の際に行なう
両面伝送の仕様(たとえば表面から開始するか、裏面か
ら開始するか)の指定を変更する。
【0040】まず、登録回路26に通信エラー時に1ペ
ージ目を送信しないように登録が行なわれている場合
で、両面原稿の表面を送信時に通信エラーが発生した場
合は、再送信はプロトコルにより両面・表面(この表記
は表面から両面伝送を行なうことを意味する。以下同
じ)の送信を指定し、また、両面原稿の裏面を送信時に
通信エラーが発生した場合は、再送信はプロトコルによ
り両面・裏面(この表記は裏面から両面伝送を行なうこ
とを意味する。以下同じ)の送信を指定し、エラーが発
生したページの表、裏のいずれかの面情報からの送信を
開始する。
【0041】また、登録回路26に通信エラー時に1ペ
ージ目を送信するように登録が行なわれている場合で、
両面原稿の表面を送信時に通信エラーが発生した場合に
は、再送信はプロトコルにより片面送信を指定し、まず
1ページ目の表面の情報を送信し、続いてプロトコルに
より両面・表面の送信を指定し、エラーが発生したペー
ジの面(表面)の情報からの送信を開始する。一方、両
面原稿の裏面を送信時に通信エラーが発生した場合に
は、再送信はプロトコルにより片面送信を指定し、まず
1ページ目の表面の情報を送信し、続いてプロトコルに
より両面・裏面の送信を指定し、エラーが発生したペー
ジの面(裏面)の情報からの送信を開始する。
【0042】このように、両面伝送の仕様(たとえば表
面から開始するか、裏面から開始するか)の指定を行な
うには、DIS/DCS/DTC信号や、NSF/NS
S/NSC信号などのFIF(ファクシミリ情報フィー
ルド)に適当なフィールドを確保して、送受信機が相互
にその機能を識別し、また自機の機能を適切に設定でき
るようにしておけばよい。
【0043】なお、本実施形態では、後述のように、裏
面で通信エラーが発生すると、送信機はエラー後の再送
信の際、両面・裏面(両面伝送を裏面から開始)の伝送
を指定する。このように通信エラー後の再送信の際、両
面・裏面の伝送を指定された場合、受信機は、その裏面
の情報を片面に記録し、続くページの表面以降を順次両
面記録するものとする。
【0044】以下、上記の制御につき詳細に図2〜図7
を参照して説明する。図2〜7は、制御回路20が実行
する通信制御手順を示したもので、図示の手順は制御回
路20のプログラムとしてメモリ回路18のROM部な
どに格納される。図2〜7の同一番号の個所はそれぞれ
の位置で連続しているものとする。
【0045】図2において、ステップS0は所定のリセ
ット操作などにより開始される処理の始めを示してい
る。ステップS2〜S10では、各部の初期化を行な
う。
【0046】ステップS2では信号線26aを介して、
登録回路26にエラー再送信時、1ページ目の原稿を送
信しないと登録する。
【0047】ステップS4では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLをオフと
し、回線2aを電話機4側に接続する。
【0048】ステップS6では、信号線20dに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、ANSam送出回路10を
ANSam信号を送信しないように制御する。
【0049】ステップS8では、信号線20hを介し
て、読取回路14を表面を読取る設定にする。
【0050】ステップS10では、信号線20iを介し
て、記録回路16を表面を記録する設定にする。
【0051】ステップS12では、信号線24aの情報
を入力し、登録回路26への登録が選択されたか否かが
判断され、選択されると信号線26aを介して回路26
にエラー再送信時、1ページ目の原稿を送信するか否か
を登録し、選択されていなければ図3のステップS16
に進む。
【0052】ステップS16では、信号線24aの情報
を入力し、操作部24で両面原稿の送信を選択する操作
が行われたか否かが判断され、両面原稿の送信が選択さ
れるとステップS20に進み、両面原稿の送信が選択さ
れていなければステップS18に進み、その他の処理を
実行する(原稿のコピーなど)。
【0053】ステップS20では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLをオン
とし、回線2aをハイブリッド回路6側に接続する。
【0054】ステップS22では、発呼回路22を用い
て、指定された宛先へ発呼する。宛先の指定は、操作部
24のテンキーやワンタッチキーなどの操作により行な
われる。
【0055】ステップS24ではファクシミリ前手順を
実行し、ステップS26では、相手の受信機に両面記録
機能があるか否かが判断され、あるとステップS28に
進み、両面記録機能がなければ図6のステップS82に
進む。
【0056】ステップS28では残りのファクシミリ前
手順を実行する。ここでは両面原稿の表面からの送信を
指定(両面・表面の指定)する。
【0057】ステップS30では、ページカウンタpk
に1をセットする。ページカウンタpkは、メモリ回路
18の所定領域などを用いて構成される。なお、このペ
ージカウンタpkは、両面処理の場合は原稿1枚ごとに
カウントアップされるものとする。
【0058】ステップS32はページpkが示すページ
の表面の情報の送信を行なう。
【0059】ステップS34では通信エラーが発生した
か否かを判断し、通信エラーが発生すると図4のステッ
プS36に進み、通信エラーが発生していないと図5の
ステップS54に進む。この通信エラーは、たとえば、
ECM通信におけるブロック再送や通信速度のフォール
バックなどにより回復できないようなエラーであるもの
とする。
【0060】ステップS36では信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLをオフと
し、回線接続を遮断する。
【0061】ステップS38では、再送信に先立ち、3
0秒間ウェイトする。
【0062】ステップS40では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLをオン
とし、再度回線2aをハイブリッド回路6側に接続す
る。
【0063】ステップS42は発呼回路22を用いて同
一宛先へ発呼する。
【0064】ステップS44では信号線26aを介して
登録回路26の登録情報を入力し、エラー再送時に1ペ
ージ目の送信を行なうことが選択されているか否かを判
断する。エラー再送時に1ページ目の送信を行なうこと
が選択されていればステップS48に進み、選択されて
いなければステップS46に進む。
【0065】エラー再送時に1ページ目の送信を行なう
ことが選択されていなければ、ステップS46において
ファクシミリ前手順を実行し、両面原稿の表面からの送
信を指定(両面・表面の指定)する(この両面伝送に関
する機能の指定はDCS信号やNSS信号などのファク
シミリ手順信号を用いて行なうものとする。以下同
じ)。
【0066】そして、図3のステップS32に戻り、エ
ラーの発生したページの表から再送信を開始する。後述
のように、ページカウンタpkは、ページの両面送信が
成功した時にインクリメントされる(ステップS60)
ので、ステップS46経由の再送信の場合、エラーが発
生した同じ表面から再送信が開始される。
【0067】一方、エラー再送時に1ページ目(フロン
トページ)の送信を行なうことが選択されている場合、
ステップS48においてファクシミリ前手順を実行し、
片面の送信を指定し、ステップS50で1ページ目の表
面の情報を送信する。
【0068】ステップS52ではファクシミリ中間手順
を実行し、ここでは、両面原稿の表面からの送信を指定
(両面・表面の指定)し、ステップS32に戻り、エラ
ーの発生したページの表から再送信を開始する。後述の
ように、ページカウンタpkは、ページの両面送信が成
功した時にインクリメントされる(ステップS60)の
で、このステップS48経由の再送信の場合も、エラー
が発生した同じ表面から再送信が開始される。
【0069】一方、ステップS34でエラーが発生しな
かった場合は、図5のステップS54において、表面に
続き、ページカウンタpkの裏面の情報を送信する。
【0070】そしてステップS56では、ステップS3
4同様に通信エラーが発生したか否かが判断され、通信
エラーが発生するとステップS64に進み、通信エラー
が発生していなければステップS58に進む。
【0071】ステップS58では、原稿の次のページが
あるか否かを判断し、原稿の次のページがあれば、ステ
ップS60に進みページカウンタpkの値を1つインク
リメントし、原稿の次のページが無ければステップS6
2に進みファクシミリ後手順を実行し、ステップS4に
戻る。
【0072】ステップS64では信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLをオフと
し、回線2aを電話機4側に接続する。
【0073】ステップS66では、再送信に先立ち30
秒間ウェイトし、続いてステップS68では信号線20
aに信号レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCM
Lをオンとし、回線2aをファクシミリ装置側に接続
し、ステップS70は発呼回路22を用い、同一宛先へ
発呼する。
【0074】続いてステップS72では、信号線26a
の情報を介して登録回路26の登録情報を入力し、エラ
ー再送信時、1ページ目の送信が選択されているか否か
を判断し、1ページ目の送信が選択されていなければス
テップS74に進み、両面・裏面からの送信を指定(両
面・裏面の指定)する前手順を実行する。そして、ステ
ップS54に戻り、裏面からの再送信を行なう。ページ
カウンタpkはインクリメントされていないので、同じ
(裏)面からの再送信が行なわれる。
【0075】また、ステップS72で1ページ目の送信
が選択されていれば、ステップS76に進み、片面の送
信を指定する前手順を実行し、ステップS78は1ペー
ジ目の表面(フロントページ)の情報を送信する。
【0076】そして、図6のステップS80に進み、両
面・裏面からの送信を指定(両面・裏面の指定)するフ
ァクシミリ中間手順を実行した後、図5のステップS5
4に戻り、裏面からの再送信を行なう。ここでもページ
カウンタpkはインクリメントされていないので、同じ
(裏)面からの再送信が行なわれる。
【0077】一方、ステップS26で相手の受信機に両
面記録機能が無かった場合、図6のステップS82にお
いて、片面送信を指定する残りのファクシミリ前手順を
実行する。ここでは、両面から読みとった画像は片面の
画情報として送信する。
【0078】まず、ステップS84では、ページカウン
タpkに1をセットし、ステップS86では、フラグF
ACEに「表」をセットする。このフラグFACEは、
メモリ回路18の所定領域などを用いて構成されるもの
で、現在、表、裏いずれの面を処理しているかを格納す
る。
【0079】ステップS88では、ページカウンタpk
が示すページの、フラグFACEが示す面の情報を送信
する。
【0080】ステップS90では、前述のような再送信
に移行すべきであるような通信エラーが発生したか否か
を判断し、そのような通信エラーが発生していなければ
ステップS92に進み、発生していれば図7のステップ
S104に進む。
【0081】ステップS90で通信エラーが発生してい
なければ、まずステップS92においてフラグFACE
に「裏」をセットし、続いてステップS94においてペ
ージカウンタpkが示すページの、フラグFACEが示
す面の情報を送信し、図7のステップS96に進む。
【0082】図7のステップS96では、再送信に移行
すべきであるような通信エラーが発生したか否かが判断
され、そのような通信エラーが発生するとステップS1
04に進み、発生していなければステップS98に進
む。
【0083】通信エラーが発生していなければステップ
S98において、送信すべき次の原稿のページがあるか
否かが判断され、次のページがあればステップS100
に進み、ページカウンタpkの値を1つインクリメント
し、次のページがなければステップS102に進み、フ
ァクシミリ後手順を実行し、ステップS4に戻る。
【0084】ステップS104では、信号線20aに信
号レベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLをオ
フとし、回線接続を一端遮断し、ステップS106で再
送信に先立ち30秒間ウェイトする。
【0085】ステップS108では、信号線20aに信
号レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLをオ
ンとし、回線2aをファクシミリ装置側に接続し、さら
にステップS110において、発呼回路22を用いて同
一宛先を発呼する。
【0086】ステップS112では、信号線26aを介
して登録回路26の登録情報を入力し、エラー再送信時
に1ページ目の送信を行なうことが選択されているか否
かを判断する。登録回路26の登録情報が1ページ目の
送信を行なうものとなっている場合にはステップS11
4に進み、まず片面の送信を指定する前手順を実行し、
続いてステップS116において1ページ目の表面の情
報を送信する。
【0087】また、登録回路26の登録情報が1ページ
目の送信を行なうものとなっていなければ、ステップS
120に進み、片面の送信を指定する前手順を実行す
る。
【0088】そして、ステップS118では、フラグF
ACEの値が「表」であるか否かを判断し、フラグFA
CEの値が「表」であればステップS86に進み、フラ
グFACEの値が「裏」であればステップS92に進
む。このようにして、片面情報として両面の画像を送信
する場合においても、登録回路26の登録情報が1ペー
ジ目の送信を行なうものとなっていればまず片面送信に
より1ページ目を送信してから、エラーの生じた面から
の再送信を行なうことができる。
【0089】以上の実施形態によれば、両面伝送中の通
信エラー発生後、再送信を行なう場合、通信エラーが発
生した時送信していた原稿の表ないし裏面から再送信を
開始するとともに、その際、所定プロトコルにより伝送
の態様を受信機に対して指定する構成を採用することに
より、両面伝送の態様を受信機に対して充分指定するこ
とができるようになり、ユーザの需要にみあった両面伝
送処理を行なえるようになる、という優れた効果があ
る。
【0090】また、両面伝送中の通信エラー発生後、再
送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信してい
た原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開始
するとともに、プロトコルにより、両面伝送を開始する
面を受信機に対して指定するようにしているので、受信
機は再送信で伝送されてくる面を明確に識別でき、その
面にみあった処理を行なうことができる。
【0091】特に、両面原稿の裏面でエラーした場合に
は、1ページ目を再送信する設定であればそのページ
と、エラーの起きた場合は裏面のみ片面記録となるが、
少なくともエラーしたページ以降の表面からは受信側で
両面記録させることができ、原稿画像の表裏の連続性を
大きく損なうことなく、両面原稿の画像を送信すること
ができ、しかも、1ページ目(フロントページ)をユー
ザの設定に応じて送信することができる。しかも、エラ
ーのあったページが裏面であった場合には、その表面を
重複して送信しないようになっており、両面原稿の裏面
でエラーした場合にはその再送信分は片面記録で良く、
表面は重複して出力して欲しくない、というようなユー
ザの需要も満足することができる。
【0092】また、再送信を行なう場合、原稿の1ペー
ジ目の表面の画情報をまず片面伝送により送信し、しか
る後に通信エラーが生じた面からの再送信を行なう構成
を採用することにより、再送信の最初の面が裏面の片面
記録であっても、1ページ目の表面の画情報の片面記録
によって、それ以降が再送信であることがより明確とな
る利点がある。
【0093】あるいはさらに、1ページ目の表面の画情
報の送信を実行するか否かをユーザ登録可能とする構成
を採用すれば、このような1ページ目の表面の重複送信
を行なうか行なわないかをユーザの需要に応じて決定で
きる利点を得られる。
【0094】もちろん、1ページ目の表面の重複送信に
関しては、単にこの面を重複送信するだけではなく、そ
れが再送信であることを示すような文字、記号、図形な
どの識別情報を受信側で元のページの画像と合せて記録
出力されるよう合成して送信してもよい。
【0095】以上では、裏面でエラーし、再送信におい
て両面・裏面(裏面から送信開始)の伝送指定が行われ
た場合、受信機はこの裏面の情報を片面記録するものと
したが、あるいは、たとえば、受信機が少なくとも1ペ
ージの画像をメモリ受信した後に記録するような基本構
成であれば、両面・裏面(裏面から送信開始)の伝送指
定で再送信された裏面の情報を、既に表面の記録が終了
している記録紙の裏面に記録することもできる。
【0096】また、再送信の際、両面・表面(表面から
送信開始)、および両面・裏面(裏面から送信開始)だ
けではなく、何ページ目から送信するか(ページカウン
タpkの値を用いることができる)を送信機から受信機
に指定してもよい。これにより、受信機はページのヘッ
ダなどのページ番号を適切に記録することができる。
【0097】[第2の実施形態]以上の第1の実施形態
では、プロトコルによる両面伝送の指定は、両面・表面
(表面から両面伝送開始)、両面・裏面(裏面から両面
伝送開始)のように表、裏面の指定を含むものであった
が、以下説明する第2の実施形態のように、プロトコル
により両面伝送か片面伝送かのみを指定することとし、
両面伝送の場合は常に表面からの送受信および記録処理
を行なう、という約束にしておいてもよい。この構成に
よれば、現在提案されているような勧告T30の仕様の
みを満足する送受信機であっても、上記実施形態とほぼ
同様の記録出力を得ることができる。
【0098】すなわち、本実施形態においては、再送信
時に1ページ目を送信しない設定では、両面原稿の裏面
送信時に通信エラーが発生した場合の再送信は、プロト
コルにより片面の送信を指定し、エラーしたページの表
面情報を送信し、続いてプロトコルにより、両面(表
面)の送信を指定し、エラーしたページの次原稿の表面
からの送信を実行する。
【0099】また、通信エラーの再送信時に1ページ目
を送信する時は、両面原稿の裏面を送信時に通信エラー
が発生した場合には再送信はプロトコルにより片面の送
信を指定し、まず1ページ目の表面の情報、続いて通信
エラーを生じたページの裏面情報を送信し、続いてプロ
トコルにより、両面(表面)の送信を指定し、エラーし
たページの次原稿の表面からの送信を行う。
【0100】このような処理を行なうために図1〜図7
の処理に対して必要な変更部分を図8に示す。
【0101】本実施形態においては、送信機が行なう両
面伝送指定は、上記のように、表面から開始するか裏面
から開始するかを区別しないものとする。そして、受信
機は、両面伝送が指定された場合は常にページの表面か
ら記録を開始する。
【0102】図8に示すように、本実施形態では、ま
ず、図3のステップS28、図4のステップS46、図
4のステップS52は、前手順または中間手順において
上記のように面指定の無い両面送信の指定を行なうよう
に変更する。また、ステップS74は、片面送信の指定
に変更する。
【0103】図8のステップS130はステップS7
4、ステップS132はステップS78に相当する。つ
まり、裏面でエラーが生じた場合のステップS74およ
びS78に続く処理を図8下部のように変更する。
【0104】ここでは、まずステップS134におい
て、ページカウンタpkの裏面情報を送信する。これに
先立ち、ステップS76においては元通り片面指定が行
なわれており(その後ステップS78において既に1ペ
ージの表面の送信が行なわれている)、また、ステップ
S74は片面送信の指定に変更されているので、このス
テップS134では、通信エラーを生じたページpkの
裏面の情報は片面送信により受信機に伝送される。受信
機では、この裏面の情報を単に片面原稿の画像として処
理し、片面記録により記録出力する。
【0105】続いてステップS136では、次のページ
の原稿があるか否かを判断し、次のページがあればステ
ップS142に進み、ページカウンタpkの値を1つイ
ンクリメントし、次のページが無ければステップS13
8に進みファクシミリ後手順を実行し、そしてステップ
S140(ステップS4)に戻る。
【0106】一方、ステップS144では、中間手順に
おいて両面送信(面指定無し)を指定する。その後、処
理はステップS146、ステップS32に戻り、次ペー
ジの表面から両面伝送を行なう。
【0107】以上のようにして、両面伝送中の通信エラ
ー発生後、再送信を行なう場合、通信エラーが発生した
時送信していた原稿の表ないし裏面から両面伝送により
再送信を開始するとともに、プロトコルにより、通信エ
ラーが発生した時送信していた原稿の面が裏面であった
場合は、その面を片面伝送することを指定し、該片面伝
送が終了した後、さらに続くページを両面伝送すること
を指定し、該両面伝送を実行する構成により、受信機が
両面伝送を開始する面の指定を受けつけないような構成
であっても原稿画像の表裏の連続性を大きく損なうこと
なく受信側で両面原稿を再生することができる。
【0108】特に、両面原稿の裏面でエラーが起きた場
合は、1ページ目を再送信する設定であればそのページ
と、エラーの起きた場合は裏面のみ片面記録となるが、
少なくともエラーしたページ以降の表面からは受信側で
両面記録させることができる。
【0109】なお、以上の各実施形態では、ファクシミ
リ専用機の構成を示したが、本発明はファクシミリ専用
機のみならず、他の形態の任意の通信プロトコルを用い
る通信装置に実施できるのはいうまでもない。たとえ
ば、本発明は、パーソナルコンピュータのような汎用の
端末に(FAX)モデムやターミナルアダプタなどを外
付け/内蔵し、ソフトウェア制御により所定の通信プロ
トコルを用いて通信を行なう構成などにおいて実施する
ことができる。その場合、本発明の技術は任意の通信プ
ロトコルにおいて用いられている特定通信モードを中継
処理の際に指定するために用いることができる。また、
本発明の制御プログラムは、前述のメモリ回路18のみ
ならず、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディ
スク、光ディスク、光磁気ディスクやメモリカードなど
のあらゆるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納
して供給することができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面伝送中の通信エラー発生後、再送信を行なう場合、
通信エラーが発生した時送信していた原稿の表ないし裏
面から再送信を開始するとともに、その際、所定プロト
コルにより伝送の態様を受信機に対して指定する構成を
採用することにより、両面伝送の態様を受信機に対して
充分指定することができるようになり、ユーザの需要に
みあった両面伝送処理を行なえるようになる、という優
れた効果がある。
【0111】あるいはさらに、両面伝送中の通信エラー
発生後、再送信を行なう場合、通信エラーが発生した時
送信していた原稿の表ないし裏面から両面伝送により再
送信を開始するとともに、プロトコルにより、両面伝送
を開始する面を受信機に対して指定する構成を採用すれ
ば、受信機は再送信で伝送されてくる面を明確に識別で
き、その面に適した処理を行なうことができる。
【0112】あるいはさらに、両面伝送中の通信エラー
発生後、再送信を行なう場合、通信エラーが発生した時
送信していた原稿の表ないし裏面から両面伝送により再
送信を開始するとともに、プロトコルにより、通信エラ
ーが発生した時送信していた原稿の面が裏面であった場
合は、その面を片面伝送することを指定し、該片面伝送
が終了した後、さらに続くページを両面伝送することを
指定し、該両面伝送を実行する構成を採用することによ
り、受信機が両面伝送を開始する面の指定を受けつけな
いような構成であっても原稿画像の表裏の連続性を大き
く損なうことなく受信側で両面原稿を再生することがで
きる。
【0113】あるいはさらに、再送信を行なう場合、原
稿の1ページ目の表面の画情報をまず片面伝送により送
信し、しかる後に通信エラーが生じた面からの再送信を
行なう構成を採用することにより、再送信の最初の面が
裏面の片面記録であっても、1ページ目の表面の画情報
の片面記録によって、それ以降が再送信であることがよ
り明確となる利点がある。
【0114】あるいはさらに、1ページ目の表面の画情
報の送信を実行するか否かをユーザ登録可能とする構成
を採用すれば、このような1ページ目の表面の重複送信
を行なうか行なわないかをユーザの需要に応じて決定で
きる利点を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の実施形態
を示したブロック図である。
【図2】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図3】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図4】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図5】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図6】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図7】図1の制御回路20の通信制御の第1実施形態
を示したフローチャート図である。
【図8】図1の制御回路20の通信制御の第2実施形態
を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 発呼回路 24 操作部 26 登録回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表裏両面の画像を読取り、原稿の
    各ページの表裏面の画像を送信する両面伝送が可能であ
    るとともに、通信エラーが発生した際、一旦回線を切断
    した後、原稿画像を途中から再送信可能なファクシミリ
    装置において、 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再送信を行なう場
    合、通信エラーが発生した時送信していた原稿の表ない
    し裏面から再送信を開始するとともに、その際、所定プ
    ロトコルにより伝送の態様を受信機に対して指定する制
    御手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再
    送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信してい
    た原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開始
    するとともに、前記プロトコルにより、両面伝送を開始
    する面を受信機に対して指定することを特徴とする請求
    項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再
    送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信してい
    た原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開始
    するとともに、前記プロトコルにより、前記通信エラー
    が発生した時送信していた原稿の面が裏面であった場合
    は、その面を片面伝送することを指定し、該片面伝送が
    終了した後、さらに続くページを両面伝送することを指
    定し、該両面伝送を実行することを特徴とする請求項1
    に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記再送信を行なう場合、原稿の1ペー
    ジ目の表面の画情報をまず片面伝送により送信し、しか
    る後に前記通信エラーが生じた面からの再送信を行なう
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に
    記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記1ページ目の表面の画情報の送信を
    実行するか否かを登録する登録手段を有することを特徴
    とする請求項4に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿の表裏両面の画像を読取り、原稿の
    各ページの表裏面の画像を送信する両面伝送が可能であ
    るとともに、通信エラーが発生した際、一旦回線を切断
    した後、原稿画像を途中から再送信可能なファクシミリ
    装置の制御方法において、 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再送信を行なう場
    合、通信エラーが発生した時送信していた原稿の表ない
    し裏面から再送信を開始するとともに、その際、所定プ
    ロトコルにより伝送の態様を受信機に対して指定する制
    御工程を有することを特徴とするファクシミリ装置の制
    御方法。
  7. 【請求項7】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再
    送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信してい
    た原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開始
    するとともに、前記プロトコルにより、両面伝送を開始
    する面を受信機に対して指定することを特徴とする請求
    項6に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再
    送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信してい
    た原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開始
    するとともに、前記プロトコルにより、前記通信エラー
    が発生した時送信していた原稿の面が裏面であった場合
    は、その面を片面伝送することを指定し、該片面伝送が
    終了した後、さらに続くページを両面伝送することを指
    定し、該両面伝送を実行することを特徴とする請求項7
    に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記再送信を行なう場合、原稿の1ペー
    ジ目の表面の画情報をまず片面伝送により送信し、しか
    る後に前記通信エラーが生じた面からの再送信を行なう
    ことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1項に
    記載のファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記1ページ目の表面の画情報の送信
    を実行するか否かを登録する工程を有することを特徴と
    する請求項9に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 原稿の表裏両面の画像を読取り、原稿
    の各ページの表裏面の画像を送信する両面伝送が可能で
    あるとともに、通信エラーが発生した際、一旦回線を切
    断した後、原稿画像を途中から再送信可能なファクシミ
    リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可
    能な記憶媒体において、 両面伝送中の通信エラー発生後、前記再送信を行なう場
    合、通信エラーが発生した時送信していた原稿の表ない
    し裏面から再送信を開始するとともに、その際、所定プ
    ロトコルにより伝送の態様を受信機に対して指定する制
    御工程を格納したことを特徴とするファクシミリ装置の
    制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体。
  12. 【請求項12】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記
    再送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信して
    いた原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開
    始するとともに、前記プロトコルにより、両面伝送を開
    始する面を受信機に対して指定するための制御手順を格
    納したことを特徴とする請求項11に記載のファクシミ
    リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可
    能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 両面伝送中の通信エラー発生後、前記
    再送信を行なう場合、通信エラーが発生した時送信して
    いた原稿の表ないし裏面から両面伝送により再送信を開
    始するとともに、前記プロトコルにより、前記通信エラ
    ーが発生した時送信していた原稿の面が裏面であった場
    合は、その面を片面伝送することを指定し、該片面伝送
    が終了した後、さらに続くページを両面伝送することを
    指定し、該両面伝送を実行するための制御手順を格納し
    たことを特徴とする請求項12に記載のファクシミリ装
    置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記再送信を行なう場合、原稿の1ペ
    ージ目の表面の画情報をまず片面伝送により送信し、し
    かる後に前記通信エラーが生じた面からの再送信を行な
    うための制御手順を格納したことを特徴とする請求項1
    1〜請求項13のいずれか1項に記載のファクシミリ装
    置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記1ページ目の表面の画情報の送信
    を実行するか否かを登録する制御手順を格納したことを
    特徴とする請求項14に記載のファクシミリ装置の制御
    プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒
    体。
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