JP2001346018A - ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体

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JP2001346018A
JP2001346018A JP2000166910A JP2000166910A JP2001346018A JP 2001346018 A JP2001346018 A JP 2001346018A JP 2000166910 A JP2000166910 A JP 2000166910A JP 2000166910 A JP2000166910 A JP 2000166910A JP 2001346018 A JP2001346018 A JP 2001346018A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置
で、原稿の両面の画情報を両面伝送で送信して通信エラ
ーとなった場合に適切に対処し、原稿の両面の画情報を
確実に送信相手の受信機に伝達できるようにする。 【解決手段】 送信相手に両面伝送を指定して(S2
0)、原稿の両面の画情報を送信(S22)した後、通
信エラーの有無を判断する(S28)。そしてエラーが
あったら、さらに3ページまで正しく送信できたか判断
し(S32)、そうであれば同一の送信相手の宛先に発
呼し(S36)、両面伝送の指定をして前記原稿の両面
の画情報を再送信する。そうでなければ、片面伝送する
旨を表示(S33)した後、両面伝送の指定をせずに再
送信する。これにより、原稿の両面の画情報を確実に送
信相手の受信機に伝達できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、特に両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置、そ
の制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピ
ュータにより読み取り可能な記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では、ファクシ
ミリ通信時、送信機は原稿の表裏の片面のみの画情報を
読み取って送信し、受信機は受信した画情報を記録紙の
片面のみに記録する、いわゆる片面伝送の送受信を行な
うようになっていた。
【0003】しかしながら、最近では環境問題がクロー
ズアップされ、プリンタや複写機等では記録紙を節約す
る省資源の観点から、記録紙の表裏の両面に記録する、
いわゆる両面記録を行なうものが増えつつある。これに
伴い、ファクシミリ装置においても、ファクシミリ通信
時、送信機は表裏の両面に画像が記録された両面原稿の
両面の画情報を読み取って受信機に対し記録紙の両面に
記録するように指定して送信し、受信機は受信した画情
報を記録紙の両面に記録する両面伝送の送受信を行なう
構成が提案されており、ITU−T勧告においても両面
伝送の通信プロトコルが提案されている。
【0004】このプロトコルによれば、両面伝送を行な
う場合、送信機は通信の前手順で受信機からのDIS信
号によって受信機が両面伝送に対応した両面記録機能が
あることを確認した上でDCS信号により受信機に両面
伝送の指定をして両面伝送の送信を開始する。ここで原
稿の表面あるいは裏面の画情報それ自体は旧来の片面伝
送の場合の1ページの画情報と同様のファクシミリメッ
セージとして送信するが、その1ページ分のメッセージ
の後にページ番号と表面か裏面かの情報を付加したポス
トメッセージ信号を送信する。受信機は、その情報に基
づいて、受信した画情報の両面記録を行なう。
【0005】なお、両面伝送には、送信するページ順に
よって交互モードと連続モードがあり、交互モードで
は、原稿の1枚目の表面、1枚目の裏面、2枚目の表
面、2枚目の裏面というように、ページ順に表面と裏面
の画情報を交互に送信する。連続モードでは、1枚目の
表面、2枚目の表面…N枚目の表面、1枚目の裏面、2
枚目の裏面、…N枚目の裏面というように、まず全原稿
の表面の画情報を送信した後、全原稿の裏面の画情報を
送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両面伝送で
は、通信プロトコルが従来の片面伝送のものから変更に
なっており、ファクシミリ装置のメーカーの相違などに
よるプロトコルの細部の不一致により、通信エラーとな
ってしまう可能性がある。
【0007】また、両面伝送では、受信機側は受信した
両面の画情報を処理するために片面伝送の場合より大き
なメモリ容量が必要となるが、両面伝送で送信される画
情報の画質や解像度などにより受信機側のメモリ容量が
不足して、通信エラーとなってしまう可能性もある。
【0008】そこで本発明の課題は、両面伝送の送信が
可能なファクシミリ装置において、原稿の両面の画情報
を両面伝送で送信して通信エラーとなった場合に適切に
対処し、両面原稿の両面の画情報を確実に送信相手の受
信機に伝達することができるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、両面伝送の送信が可能なファクシ
ミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格
納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体にお
いて、ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の
両面の画情報を送信して通信エラーとなった場合、前記
送信相手に対して両面伝送の指定をせずに前記原稿の両
面の画情報を再送信するように制御する、或いは、通信
エラーとなるまでに所定ページ数分の画情報を正常に送
信できたか否かにより、前記送信相手に対して両面伝送
の指定をして前記原稿の両面の画情報を再送信するか、
或いは両面伝送の指定をせずに再送信するように制御す
るものとし、ここで両面伝送の指定をして前記原稿の両
面の画情報を再送信するときは、前記原稿の内で前記通
信エラーとなったページを表面または裏面とする1枚の
表面の画情報から再送信し、両面伝送の指定をせずに再
送信するときは、1ページ目の画情報から再送信するよ
うに制御するものとした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0011】図1には本発明によるファクシミリ装置の
実施形態の構成がブロック図として図示されている。
【0012】図1において、2は、NCU(網制御装
置)であり、電話網をデータ通信等に使用するために、
その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行な
ったり、データ通信路への切り替えを行なったり、ルー
プの保持を行なったりするものである。また、NCU2
は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機
4側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファ
クシミリ装置側(ハイブリッド回路6側)に接続(CM
Lオン)したりするものである。なお、通常状態では、
電話回線2aは電話機4側に接続されている。
【0013】6は、ハイブリッド回路であり、送信系の
信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送
信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側
からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由
で変復調器8に送るものである。
【0014】8は、ITU−T勧告V.8,V.21,
V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づ
いた変調及び復調を行なう変復調器であり、バス26か
らの制御により、各伝送モードが指定される。変復調器
8はバス26からの送信信号を入力し、これを変調して
変調データを信号線8aに出力する。また、信号線6a
に出力されている受信信号を入力し、これを復調して復
調データをバス26に出力する。
【0015】10は、発呼回路であり、バス26からの
信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aに電
話番号情報に対応したDTMFの選択信号を出力する。
【0016】12は、加算回路であり、信号線8aの情
報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号
線12aに出力する。
【0017】14は、原稿の画情報を読み取る読取回路
であり、イメージセンサと、このセンサ上に原稿の画像
を結像する光学系、及び原稿搬送系などからなり、読取
りデータをバス26に出力する。なお、読取回路14は
両面原稿の両面の画情報を読み取ることができるように
構成されたものとする。
【0018】16は、受信した画情報の記録、または読
取回路14で読み取った原稿の画情報のコピーの記録を
行なう記録回路であり、インクジェットプリンタやレー
ザービームプリンタなどから構成され、バス26に出力
されている画情報を順次1ライン毎に不図示の記録紙に
記録する。なお、記録回路は画情報を記録紙の表裏の両
面に記録する両面記録が可能に構成されたものとする。
【0019】18は、RAMやハードディスク装置など
からなるメモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RA
M)として使用され、さらに読み取った原稿の画情報の
生情報あるいは符号化した情報を格納したり、また受信
した画情報の生情報あるいは復号化した情報等をバス2
6を介して格納するために使用される。
【0020】20は、操作部であり、ワンタッチダイヤ
ルキー、短縮ダイヤルキー、テンキー、*・#キー、ス
タートキー、セットキー、ストップキー、操作者が両面
原稿の両面の画情報の読み取りを選択するための両面読
み取り選択キー、その他の各種ファンクションキーが設
けられている。操作部20の各キーが押下されると、そ
のキー情報がバス26に出力される。また、操作部20
には表示部が設けられており、バス26に出力されてい
る表示情報を入力し、表示部に表示する。
【0021】22は、CPU(中央処理装置)であり、
ROM24に格納された制御プログラムに従ってファク
シミリ装置の全体の制御、及びファクシミリ伝送制御を
実行する。
【0022】24は、CPU22が実行する制御プログ
ラムを格納したROMであり、本発明に係るファクシミ
リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータにより
読み取り可能な記憶媒体の実施形態に相当する。このR
OM24に格納された制御プログラムに従って、CPU
22は、両面伝送の送信を行なって通信エラーとなった
場合に概略以下のような制御を行なう。
【0023】すなわち、ある送信相手に対し両面伝送の
指定をして原稿の両面の画情報を送信して通信エラーと
なった場合、このエラーとなるまでに所定ページ数、例
えば3ページ分の画情報を正常に送信できたか否かによ
り、同一の送信相手に対して両面伝送の指定をして前記
原稿の両面の画情報を再送信するか、或いは両面伝送の
指定をせずに再送信するように制御する。なお、ここで
両面伝送の指定をして再送信するときは、前記原稿の内
で通信エラーとなったページを表面または裏面とする1
枚の表面の画情報から再送信し、両面伝送の指定をせず
に再送信するときは、1ページ目の画情報から再送信す
るように制御する。
【0024】このようなCPU22の制御動作の詳細を
その制御手順を示す図2〜7のフローチャートにより以
下に説明する。
【0025】CPU22は、図2のステップS0におい
て制御の処理を開始し、順次以下の各ステップの処理を
行なう。
【0026】ステップS2では、バス26を介して操作
部20の表示部をイニシャライズする。
【0027】ステップS4では、バス26を介してNC
U2のCMLをオフし、電話回線2aを電話機4側に接
続する。
【0028】ステップS6では、バス26を介して、操
作部20の情報を入力し、ファクシミリ送信が選択され
たか否かを判断し、選択されていないとステップS8に
進んでその他の処理を行なうが、選択されたらステップ
S10に進む。
【0029】ステップS10では、バス26を介してN
CU2のCMLをオンし、電話回線2aを本ファクシミ
リ装置側(ハイブリッド回路6側)に接続する。
【0030】ステップS12では、バス26を介し発呼
回路10を使用して、指定された送信相手の宛先へ発呼
する。
【0031】ステップS14では、前手順の処理を行な
う。ここで送信相手の受信機からDIS信号により両面
伝送に対応した両面受信機能(両面記録機能)の有無が
通知されるので、それを記憶する。
【0032】ステップS16では、バス26を介して、
操作部20の情報を入力し、両面読み取り選択キーによ
り両面原稿の両面読取りが選択されたか否かを判断し、
選択されたらステップS18に進み、選択されていない
と図6のステップS76に進む。
【0033】ステップS18では、送信相手の受信機に
両面受信機能があるか否かを判断し、あると図3のステ
ップS20に進み、ないと図5のステップS54に進
む。
【0034】ステップS20では、残りの前手順の処理
を行なう。ここで送信相手の受信機に対しDCS信号で
両面伝送を指定する。
【0035】ステップS22では、ここで両面伝送の送
信を交互モードで行なうものとして、両面原稿の両面の
画情報をページ順に交互に表面、裏面の順に送信する。
ここで、両面伝送のプロトコルに従って各ページのペー
ジナンバーと表面/裏面の情報を通知する。
【0036】ステップS24では、後手順の処理を行な
う。
【0037】ステップS26では、バス26を介してN
CU2のCMLをオフし、電話回線2aを電話機4側に
接続する。
【0038】ステップS28では、通信エラーがあった
か否かを判断し、なければ図2のステップS4に戻る
が、あったらステップS30に進み60秒ウェイトす
る。
【0039】ステップS32では、3ページまで正しく
送信できたか否かを判断し、3ページまで正しく送信で
きていたらステップS34に進み、3ページまで正しく
送信できていなければステップS33に進む。
【0040】ステップS33では、バス26を介して操
作部20の表示部に「両面伝送にて通信エラーが発生し
たので、両面原稿を片面伝送しています」と表示する。
この表示は何らかのキー操作に応じて消す。その後、図
4のステップS44に進む。
【0041】一方、ステップS34では、バス26を介
してNCU2のCMLをオンし、電話回線2aを本ファ
クシミリ装置側に接続する。
【0042】ステップS36では、バス26を介し発呼
回路10を使用して、先の図2のステップS12での発
呼時と同一の送信相手の宛先へ発呼する。その後、図4
のステップS38に進む。
【0043】ステップS38では、前手順の処理を行な
う。ここで、送信相手の受信機に両面伝送を指定する。
【0044】ステップS40では、両面伝送の交互モー
ドで上記の両面原稿の画情報を再送信する。なお、ここ
では、前記原稿の内で通信エラーとなったページを表面
または裏面とする1枚の表面の画情報から再送信するも
のとし、両面伝送のプロトコルに従って各ページのペー
ジナンバーと表面/裏面の情報を通知する。このステッ
プS40の後はステップS42で後手順の処理を行なっ
た後、図2のステップS4に戻る。
【0045】一方、ステップS44では、バス26を介
してNCU2のCMLをオンし、電話回線2aをファク
シミリ装置側に接続する。
【0046】ステップS46では、バス26を介し発呼
回路10を使用して、先の図2のステップS12での発
呼時と同一の送信相手の宛先へ発呼する。
【0047】ステップS48では、前手順の処理を行な
い、ここで、送信相手の受信機に両面伝送を指定しな
い。
【0048】ステップS50では、上記の通信エラーと
なった両面原稿の画情報を1ページ目から表面、裏面の
順に送信する。ここで、両面伝送のプロトコルに従って
各ページのページナンバーと表面/裏面の情報を通知す
ることはしない。すなわち、両面の画情報を片面伝送と
して送信する。
【0049】ステップS50の後は、ステップS52で
後手順の処理を行なった後、図2のステップS4に戻
る。
【0050】一方、図2のステップS18の判断の結
果、送信相手の受信機に両面受信機能がなかった場合に
進む図5のステップS54では、残りの前手順の処理を
行ない、ここで、送信相手の受信機に対して両面伝送を
指定しない。
【0051】ステップS56では、両面原稿の両面の画
情報を表面、裏面の順にページ順に送信する。ここで、
両面伝送のプロトコルに従って各ページのページナンバ
ー、表面/裏面情報を通知することはせず、片面伝送と
して送信する。
【0052】ステップS58では、後手順の処理を行な
う。
【0053】ステップS60では、バス26を介してN
CU2のCMLをオフし、電話回線2aを電話機4側に
接続する。
【0054】ステップS62では、通信エラーがあった
か否かを判断し、なければ図2のステップS4に戻る
が、あったらステップS64に進み60秒ウェイトす
る。
【0055】ステップS66では、バス26を介してN
CU2のCMLをオンし、電話回線2aをファクシミリ
装置側に接続する。
【0056】ステップS68では、バス26を介し発呼
回路10を使用して、図2のステップS12での発呼時
と同一の送信相手の宛先へ発呼する。
【0057】ステップS70では、前手順の処理を行な
い、ここで、送信相手の受信機に対し両面伝送を指定し
ない。その後、図6のステップS72に進む。
【0058】ステップS72では、通信エラーした両面
原稿の画情報をエラーとなったページ(表面でも裏面で
もよい)の画情報から表面、裏面の順に送信する。ここ
で、両面伝送のプロトコルで各ページのページナンバ
ー、表面/裏面情報を通知することはせず、片面伝送と
して送信する。
【0059】ステップS72の後はステップS74で後
手順の処理を行なった後、図2のステップS4に戻る。
【0060】一方、図2のステップS16の判断の結
果、両面原稿の両面読み取りが選択されなかった場合に
進む図6のステップS76では、残りの前手順の処理を
行ない、ここでは送信相手の受信機に対して両面伝送を
指定しない。
【0061】ステップS78では、片面原稿の片面の画
情報をページ順に送信する。
【0062】ステップS80では、後手順の処理を行な
う。
【0063】ステップS82では、バス26を介してN
CU2のCMLをオフし、電話回線2aを電話機4側に
接続する。
【0064】ステップS84では、通信エラーが発生し
たか否かを判断し、なかったら図2のステップS4に戻
るが、あったら図7のステップS86に進み、60秒ウ
ェイトする。
【0065】ステップS88では、バス26を介してN
CU2のCMLをオンし、電話回線2aをファクシミリ
装置側に接続する。
【0066】ステップS90では、バス26を介し発呼
回路10を使用して、先の図2のステップS12での発
呼時と同一の送信相手の宛先へ発呼する。
【0067】ステップS92では、前手順の処理を行な
い、ここでは送信相手の受信機に対して両面伝送を指定
しない。
【0068】ステップS94では、片面原稿のエラーし
たページから画情報の再送信を行なう。その後、ステッ
プS96で後手順の処理を行なった後、図2のステップ
S4に戻る。
【0069】以上のようにして、本実施形態では、ある
送信相手の受信機に対し両面伝送の指定をして両面原稿
の両面の画情報を送信して通信エラーとなった場合、こ
のエラーとなるまでに3ページ分の画情報を正常に送信
できたとき、すなわち受信機側が両面伝送に関係ない理
由で通信エラーしたと推定されるときは、同一の送信相
手に対して両面伝送の指定をして前記原稿の両面の画情
報を再送信し、エラーとなるまでに3ページ分の画情報
を正常に送信できなかったとき、すなわち受信機側が両
面伝送のプロトコルやメモリ容量等の関係でうまく両面
受信できずに通信エラーしたと推定されるときは、両面
伝送の指定をせずに前記原稿の両面の画情報を片面伝送
として再送信する。したがって、両面原稿の両面の画情
報を両面伝送で送信して通信エラーとなった場合に適切
に対処し、再送信で両面原稿の両面の画情報を確実に送
信相手の受信機に伝達することができる。
【0070】なお、上記の3ページは、例えば2ページ
あるいは4ページなどの他のページ数でもよい。
【0071】ところで、本発明に係るファクシミリ伝送
制御の他の実施形態として、上述した図2〜図7の制御
において、図3〜図4のステップS32,34,36,
38,40,42を削除し、ステップS30から直接に
ステップS33に進むようにしてもよい。すなわち、あ
る送信相手の受信機に対し両面伝送の指定をして両面原
稿の両面の画情報を送信して通信エラーとなった場合、
上述したステップS32での3ページまで正しく送信で
きたか否かの判断を行わず、無条件で、同一の送信相手
の受信機に対して両面伝送の指定をせずに前記両面原稿
の両面の画情報を再送信するように制御するものとして
もよい。
【0072】このようにしても、同様に、両面原稿の両
面の画情報を両面伝送で送信して通信エラーとなった場
合に適切に対処し、再送信で両面原稿の両面の画情報を
確実に送信相手の受信機に伝達することができる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置に
おいて、ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿
の両面の画情報を送信して通信エラーとなった場合、前
記送信相手に対して両面伝送の指定をせずに前記原稿の
両面の画情報を再送信することにより、あるいは、通信
エラーとなるまでに所定ページ数分の画情報を正常に送
信できたか否かにより、前記送信相手に対して両面伝送
の指定をして前記原稿の両面の画情報を再送信するか、
或いは両面伝送の指定をせずに再送信することにより、
両面伝送の指定をして原稿の両面の画情報を送信して通
信エラーとなった場合に適切に対処し、再送信で原稿の
両面の画情報を確実に送信相手の受信機に伝達すること
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同装置において両面伝送の送信で通信エラーと
なった場合の制御を含むファクシミリ伝送制御手順を示
すフローチャート図である。
【図3】同ファクシミリ伝送制御手順を示すフローチャ
ート図である。
【図4】同ファクシミリ伝送制御手順を示すフローチャ
ート図である。
【図5】同ファクシミリ伝送制御手順を示すフローチャ
ート図である。
【図6】同ファクシミリ伝送制御手順を示すフローチャ
ート図である。
【図7】同ファクシミリ伝送制御手順を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 発呼回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 操作部 22 CPU 24 ROM 26 バス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置にお
    いて、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、前記送信相
    手に対して両面伝送の指定をせずに前記原稿の両面の画
    情報を再送信するように制御する制御手段を有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置にお
    いて、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、該エラーと
    なるまでに所定ページ数分の画情報を正常に送信できた
    か否かにより、前記送信相手に対して両面伝送の指定を
    して前記原稿の両面の画情報を再送信するか、或いは両
    面伝送の指定をせずに再送信するように制御する制御手
    段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記通信エラーとなっ
    た場合で、前記送信相手に対して両面伝送の指定をして
    前記原稿の両面の画情報を再送信するときは、前記原稿
    の内で前記通信エラーとなったページを表面または裏面
    とする1枚の表面の画情報から再送信し、両面伝送の指
    定をせずに再送信するときは、1ページ目の画情報から
    再送信するように制御することを特徴とする請求項2に
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置の制
    御方法において、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、前記送信相
    手に対して両面伝送の指定をせずに前記原稿の両面の画
    情報を再送信するように制御することを特徴とするファ
    クシミリ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置の制
    御方法において、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、該エラーと
    なるまでに所定ページ数分の画情報を正常に送信できた
    か否かにより、前記送信相手に対して両面伝送の指定を
    して前記原稿の両面の画情報を再送信するか、或いは両
    面伝送の指定をせずに再送信するように制御することを
    特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記通信エラーとなった場合で、前記送
    信相手に対して両面伝送の指定をして前記原稿の両面の
    画情報を再送信するときは、前記原稿の内で前記通信エ
    ラーとなったページを表面または裏面とする1枚の表面
    の画情報から再送信し、両面伝送の指定をせずに再送信
    するときは、1ページ目の画情報から再送信するように
    制御することを特徴とする請求項5に記載のファクシミ
    リ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置の制
    御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可
    能な記憶媒体において、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、前記送信相
    手に対して両面伝送の指定をせずに前記原稿の両面の画
    情報を再送信するように制御するための制御プログラム
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 原稿の表裏の両面の画情報を送信相手の
    受信機に対して記録紙の両面に記録するように指定して
    送信する両面伝送の送信が可能なファクシミリ装置の制
    御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可
    能な記憶媒体において、 ある送信相手に対し両面伝送の指定をして原稿の両面の
    画情報を送信して通信エラーとなった場合、該エラーと
    なるまでに所定ページ数分の画情報を正常に送信できた
    か否かにより、前記送信相手に対して両面伝送の指定を
    して前記原稿の両面の画情報を再送信するか、或いは両
    面伝送の指定をせずに再送信するように制御するための
    制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記通信エラーとなった場合で、前記送
    信相手に対して両面伝送の指定をして前記原稿の両面の
    画情報を再送信するときは、前記原稿の内で前記通信エ
    ラーとなったページを表面または裏面とする1枚の表面
    の画情報から再送信し、両面伝送の指定をせずに再送信
    するときは、1ページ目の画情報から再送信するように
    制御するための制御プログラムを格納したことを特徴と
    する請求項8に記載の記憶媒体。
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