JP2000156771A - ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置

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JP2000156771A
JP2000156771A JP11182616A JP18261699A JP2000156771A JP 2000156771 A JP2000156771 A JP 2000156771A JP 11182616 A JP11182616 A JP 11182616A JP 18261699 A JP18261699 A JP 18261699A JP 2000156771 A JP2000156771 A JP 2000156771A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面原稿伝送時のエラー再送時においても、
受信側で良好な状態で受信情報を受け取れる再送動作を
行うことができるファクシミリ装置およびファクシミリ
通信方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ITU−T勧告に準拠した交互両面伝送
可能なファクシミリ通信において、両面原稿を伝送中に
通信エラーになり、しかも、裏面でエラーすると、この
エラーした裏面に対応する表面から再送信を行うもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面伝送可能なフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の片面原稿を伝送可能なファクシミ
リ装置では、通信途中にエラーが発生したときに再送信
する場合、エラーしたページから再送信を実行する。
【0003】また、両面原稿と片面原稿とが混在する場
合、全部両面原稿として宣言し、片面原稿に関しては、
裏面として全白データを送信することも考えられるが、
例え全白データとはいえ、手順が必要なので、混在原稿
の中で片面原稿の数が多いと通信時間が長くなる。
【0004】そこで、混在原稿の片面原稿に関して、そ
の裏面として全白データを送らなくて済むなら、その方
が効率的であると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、エラー再送信を両面原稿伝送時に実行した場合、た
とえば、両面原稿の裏面を伝送中に通信エラーが発生
し、エラー再送信を実行すると、エラー再送信した原稿
の裏面情報は、記録紙の表面に記録され、受信機側でエ
ラーした受信原稿と、エラー再送信された受信原稿とを
つなげようとしても、途中で裏面が白紙または途中まで
の印字となり、受信原稿が見にくくなるという問題があ
る。
【0006】本発明は、両面原稿伝送時のエラー再送時
においても、受信側で良好な状態で受信情報を受け取れ
る再送動作を行うことができるファクシミリ装置および
ファクシミリ通信方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、混在原稿を送信するとき
に、両面原稿と片面原稿とをそれぞれそのままの原稿と
して送信することができるファクシミリ装置およびファ
クシミリ通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1〜8記載の発明
は、ITU−T勧告に準拠した交互両面伝送可能なファ
クシミリ通信において、両面原稿を伝送中に通信エラー
になり、しかも、裏面でエラーすると、このエラーした
裏面に対応する表面から再送信を行うものである。
【0009】また、請求項9、10に記載の発明は、原
稿情報の両面読み取り、両面伝送が可能なファクシミリ
装置において、受信機から送信機に、両面受信機能の有
無を通知し、送信機から受信機に、両面原稿の指定を通
知し、両面原稿の指定を行った通信の通信中にエラーが
発生し、通信がエラー終了した場合、両面原稿の指定が
行われると、裏面がエラーした原稿の表面から再送信す
るものである。
【0010】また、請求項11、12記載の発明は、原
稿情報の両面読み取り、両面伝送が可能なファクシミリ
装置において、送信機から受信機に、両面原稿の指定と
片面原稿の指定とを行ない、両面原稿を指定した送信の
途中で片面原稿の送信に移行する場合と、片面原稿を指
定した送信の途中で両面原稿の送信に移行する場合と
に、フェーズBに戻ってDCS信号で両面原稿、また
は、片面原稿を指定し直し、続きの原稿を送信するもの
である。
【0011】また、請求項13〜18記載の発明は、原
稿情報の両面読み取り、両面伝送、両面記録が可能なフ
ァクシミリ装置において、受信機から送信機に、両面受
信機能の有無を通知し、送信機から受信機に、DCS信
号で両面原稿を指定し、DCS信号で両面原稿を指定し
た場合に、順に表面、裏面と送信し、ページの途中で片
面原稿に移行する場合に、フェーズBに戻ってDCS信
号で片面原稿を指定し、一方、DCS信号で片面原稿を
指定して送信し、ページの途中で両面原稿に移行する場
合は、フェーズBに戻ってDCS信号で両面原稿を指定
し、その後、表面、裏面と順に送信し、通信中にエラー
が発生した場合、両面原稿の伝送時に常に表面から再送
信するものである。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】(第1の実施例)図
1は、本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置F
S1を示すブロック図である。
【0013】ファクシミリ装置FS1は、原稿情報の両
面読み取り、両面伝送、両面記録が可能な構成を有す
る。
【0014】ファクシミリ装置FS1において、NCU
(網制御装置)2は、電話網をデータ通信等に使用する
ために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制
御を行なったり、データ通信路への切換えを行なった
り、ループの保持を行なうものである。また、NCU2
は、制御回路20からの信号レベル(信号線20a)が
「0」であれば、電話回線2aを電話機4側に接続し、
信号レベルが「1」であれば、電話回線2aをファクシ
ミリ装置側に接続するものである。なお、通常状態で
は、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0015】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号
を、NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側か
らの信号を、NCU2経由で受取り、信号線6a経由
で、変復調器8に送るものである。
【0016】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調と復調とを行なうものであり、信号
線20cによって、各伝送モードが指定される。この変
復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入力
し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出
力されている受信信号を入力し、復調データを信号線8
bに出力する。
【0017】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0018】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報と信号線26aの情報とを入力し、加算
した結果を信号線12aに出力するものである。
【0019】読取回路14は、信号線20fに信号レベ
ル「0」の信号が出力されている時には、表面の情報を
読み取り、信号線20fに信号レベル「1」の信号が出
力されている時には、裏面の情報を読み取り、読み取り
データを信号線14aに出力するものである。
【0020】記録回路16は、信号線20gに信号レベ
ル「0」の信号が出力されている時には、記録紙の表面
に信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎
に記録し、信号線20gに信号レベル「1」の信号が出
力されている時には、記録紙の裏面に信号線20eに出
力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0021】メモリ回路18は、読み取りデータの生情
報または符号化した情報を格納したり、受信情報または
復号化した情報等を格納するために使用する。
【0022】両面読取選択ボタン22は、読取回路14
における両面読み取りを選択するためのボタンであり、
該ボタン22が押下されると、信号線22aに押下パル
スが発生する。
【0023】両面読取表示回路24は、両面読み取りを
行うことを表示する回路であり、信号線20hにクリア
パルスが発生すると表示せず、以後、信号線22aに押
下パルスが発生する毎に「表示する」→「表示しない」
→「表示する」を繰り返す。そして、「表示している」
時には信号線24aに信号レベル「1」の信号を出力
し、「表示していない」時には信号線24aに信号レベ
ル「0」の信号を出力する。
【0024】発呼回路26は、信号線20iに発呼命令
パルスが発生した時に、信号線20jに出力されている
情報を入力し、信号線26aにDTMFの選択信号を出
力する。
【0025】エラー再送信設定回路28は、エラー再送
信のモードを設定する回路であり、エラーしたページか
ら再送信を行う第2のモードが選択されていると、信号
線28aの信号レベル「0」の信号を出力し、1ページ
目の原稿と、エラーしたページからの再送信を行う第1
のモードが選択されていると、信号線28aに信号レベ
ル「1」の信号を出力する。
【0026】制御回路20は、ファクシミリ装置FS1
の全体を制御するものであり、また、次のような制御を
行う回路である。
【0027】まず、ファクシミリの通信時に、受信機か
ら送信機に、両面受信機能の有無をDISで通知し、送
信機から受信機に、DCS信号で両面原稿の指定を行
う。両面原稿の指定時には、順に表面、裏面と送信し、
ページの途中で片面原稿に移行する場合は、フェーズB
に戻ってDCS信号で片面原稿の指定を行う。
【0028】一方、DCS信号で片面原稿を指定して送
信し、ページの途中で両面原稿に移行する場合は、フェ
ーズBに戻り、DCS信号で両面原稿を指定し、その
後、表面と裏面とを順に送信する。
【0029】そして、通信中にエラーが発生したときに
エラー再送信する場合、両面原稿の伝送時には、常に表
面から再送信する。すなわち、このエラー再送信は、n
ページ目の原稿の表面を送信しているときに生じたエラ
ー、またはnページ目の原稿の裏面を送信しているとき
に生じたエラーについても、特に、nページ目の原稿の
表面から再送信を実行する。
【0030】さらに、エラー再送信の設定時に、設定回
路28による選択に基づいて、エラーしたページからの
再送信(第2のモード)が選択されていると、そのま
ま、上記エラー再送信を実行する(順に表面、裏面と送
信する)。一方、1ページ目の原稿とエラーしたページ
からの再送信(第1のモード)が選択されていると、ま
ず、DCS信号で片面原稿を指定し、1ページ目の原稿
の表面について送信し、続いてフェーズBに戻り、DC
S信号で両面原稿を指定した後、上記エラー再送信を実
行する(順に表面、裏面と送信する)。
【0031】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0032】図2〜図9は、制御回路20の制御動作を
示すフローチャートである。
【0033】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20hにクリアパルスを発生し、両面読み
取り表示回路24を表示しない。S4では、信号線20
aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。S6では、信号線20dに信号レベル「0」の信号
を出力し、ANSam信号を送信しない。
【0034】S8では、送信が選択されたか否かを判断
し、送信が選択されると、S12に進み、送信が選択さ
れていないと、S10に進み、その他の処理をする。
【0035】S12では、信号線24aの情報を入力
し、両面読み取りが選択されているか否かを判断し、両
面読み取りが選択されていると、S68に進み、両面読
み取りが選択されていないと、S14に進む。
【0036】S14では、ページカウンタに「1」をセ
ットし、S16では、ページカウンタに対応して1ペー
ジの表面の情報を読み取り、符号化してメモリに格納す
る。
【0037】S18では、次原稿があるか否かを判断
し、次原稿があると、S20に進み、ページカウンタの
値を1つインクメリントし、S16に進む。また、次原
稿がないと。S22に進み、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0038】S24では、発呼回路26によって指定さ
れた宛先へ発呼する。S26では、前手順を行う。ここ
でDCS信号によって片面伝送を指定する。S28で
は、送信ページカウンタに「1」をセットし、S30で
は、送信ページカウンタのページ情報を送信する。
【0039】S32では、通信エラーが発生したか否か
を判断し、通信エラーが発生していないと。S34に進
み、通信エラーが発生すると、S42に進む。S34で
は、次ページがあるか否かを判断し、次ページがある
と、S36に進み、次ページがないと、S40に進む。
【0040】S36では、中間手順を行い、S38で
は、送信ページカウンタの値を1つインクリメントし、
S30に進む。
【0041】また、S40では後手順を行い、S4に進
む。
【0042】S42では、信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S44で
は、10秒ウェイトする。S46では、信号線20aに
信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0043】S48では、S24で発呼した宛先と同一
宛先へ発呼回路26によって発呼し、S50では前手順
を行う。ここでDCS信号で、片面伝送を指定する。
【0044】次に、S52では、信号線28aの情報を
入力し、エラー再送信の設定をチェックし、1ページ目
の原稿を送る設定になっていると、S54に進み、1ペ
ージ目の情報を送信し、S56の中間手順を経てS58
に進む。また、1ページ目の原稿を送らない設定になっ
ていると、そのままS58に進む。
【0045】S58では、送信ページカウンタのページ
情報を送信し、S60では、次ページがあるか否かを判
断し、次ページがあると、S64に進み、中間手順を実
行し、S66では、送信ページカウンタの値を1つイン
クリメントし、S58に進む。また、次ページがない
と、S62に進み、後手順を実行し、S4に進む。
【0046】また、S68では、ページカウンタの値を
「1」にセットし、S70では原稿面に表をセットす
る。S72では、ページカウンタ、原稿面に対応し、1
ページの情報を読み取り、符号化し、メモリに格納す
る。
【0047】S74では、原稿面が表であるか否かを判
断し、表であると、S76に進み、原稿面に裏をセット
し、S72に進む。また、裏であると、S78に進み、
次原稿があるか否かを判断し、次原稿があるとS80に
進み、ページカウンタの値を1つインクリメントし、S
70に進む。また、次原稿がないとS82に進む。
【0048】S82では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S84で
は、発呼回路26を使用し、指定された宛先へ発呼す
る。
【0049】次に、S86では前手順を行い、S88で
は、相手機に両面伝送機能があるか否かを判断し、両面
伝送機能があれば、S90に進み、両面伝送機能がない
とS148に進む。
【0050】S90では、残りの前手順を行い、ここで
DCS信号で、両面伝送を指定する。そして、S92で
は、送信ページカウンタに「1」をセットし、S94で
は、原稿面に表をセットする。
【0051】次に、S96では、送信ページカウンタの
値、原稿面のページ情報を送信し、S98では、エラー
が発生したか否かを判断し、エラーが発生していない
と、S100に進み、エラーが発生しているとS112
に進む。
【0052】S100では、原稿面が表であるか否かを
判断し、原稿面が表であると、S102に進み、原稿面
に裏をセットし、S103の中間手順を経てS96に進
む。また、原稿面が裏であると、S104に進み、次ペ
ージがあるか否かを判断し、次ページがあると、S10
8に進み、中間手順を実行し、S110で、送信ページ
カウンタの値を1つインクリメントし、S94に進む。
また、次ページがないと、S106に進み、後手順を実
行し、S4に進む。
【0053】また、S112では、信号線20aに信号
レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S1
14では、10秒のウェイトをし、S116では、信号
線20aに信号レベル「1」の信号を出力し、CMLを
オンする。
【0054】次に、S118では、発呼回路26を用
い、S84における宛先と同一宛先へ発呼し、S120
で前手順を行う。S122では、信号線28aの情報を
入力し、エラー再送信の設定チェックをし、1ページ目
も送る設定であると、S126に進み、DCS信号で片
面伝送を指定する残りの前手順を実行し、S128で、
1ページ目の表面の情報を送信し、S130で中間手順
を行う。ここでフェーズBに戻り、DCS信号で、両面
伝送を指定する。この後、S132に進む。
【0055】また、S122で1ページ目を送らない設
定であると、S124に進み、DCS信号で両面伝送を
指定する残りの前手順を実行した後、S132に進む。
【0056】S132では、原稿面に表をセットし、S
134では、送信ページカウンタ、原稿面のページ情報
を送信する。
【0057】次に、S136では、原稿面が表であるか
否かを判断し、原稿面が表であると、S138に進み、
原稿面に裏をセットし、S139で中間手順を実行し、
S134に進む。また、原稿面が裏であると、S140
に進み、次ページがあるか否かを判断し、次ページがあ
ると、S144に進み、中間手順を実行し、S146で
送信ページカウンタの値を1つインクリメントし、S1
32に進む。また、次ページがないと、S142に進
み、後手順を実行し、S4に進む。
【0058】また、S148では、残りの前手順を実行
し、ここでDCS信号で、片面伝送を指定する。そし
て、S150では、上記S92からS118における制
御と同様の制御を実行する。ここで、S118の実行
後、次ステップ(S152)へ移行し、S106の実行
後は、S4に進む。
【0059】S152では、前手順を実行し、ここでD
CS信号で、片面伝送を指定する。そして、S154で
は、S122における制御と同一の制御によって1ペー
ジ目も送る設定であると、S156に進み、1ページ目
を送らない設定であると、S160に進む。
【0060】S156では、上記S128における処理
と同様の処理(1ページ目の表面の情報の送信)を行
い、S158では、中間手順を実行し、S160に進
む。
【0061】S160では、上記S134における処理
(送信ページカウンタ、原稿面のページ情報の送信)を
行い、S162では、上記S136における処理(原稿
面は表か否かの判断)を行う。ここで、否定応答(原稿
面は裏)であると、S166に進み、上記S140にお
ける判断を行い、肯定応答(原稿面は表)であると、S
164に進み、S138とS139との処理(原稿面に
裏をセットし、中間手順を実行する処理)を行い、S1
60に進む。
【0062】S166では、上記S140と同様の処理
(次ページがあるか否かの判断)を行い、否定応答(次
ページなし)であると、S168に進み、S142と同
一処理(後手順)を行い、S4に進む。また、肯定応答
(次ページあり)であると、S170に進み、S14
4、S146と同一処理(中間手順を実行し、送信ペー
ジカウンタの値を1つインクリメントする処理)を行
い、S172では、原稿面に表をセットし、S160に
進む。
【0063】なお、制御回路内のCPUが、制御回路内
のROMやRAM等に記憶しているプログラムに基づい
て、制御回路における上記動作が実行される。上記プロ
グラムは、フロッピディスク、ハードディスク、光ディ
スク、CD−ROM、メモリカード等の外部記憶媒体に
格納され、この格納されているプログラムを、専用の読
取装置によって、制御回路内に取り込み、この取り込ま
れたプログラムを、制御回路内のCPUで実行するよう
にしてもよい。
【0064】また、上記実施例では、スタンドアローン
タイプのファクシミリ装置を例にとって説明したが、こ
れに限らず、たとえばコピー機能や電子ファイル機能、
さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総合的
なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に、上記
実施例を適用することができる。 (第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例について
説明する。
【0065】第2の実施例において第1の実施例と異な
る部分についてのみ、以下では説明する。また、第2の
実施例に関する図面において、第1の実施例と同じ部分
については、第1の実施例に付した符号と同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0066】ここで、第2の実施例における両面伝送の
概略について説明する。
【0067】両面伝送の通信モードとしては、交互モー
ドと連続モードとの2つが存在する。「交互モード」
は、両面原稿をページ順に両面、裏面の順で送信するモ
ードである。また、「連続モード」は、両面原稿の全て
の表面をまず、ページ順に送信し、引き続いて、両面原
稿の全ての裏面をページ順に送信するモードである。
【0068】次に、DIS、DTC、DCS信号のFI
Fにおける両面伝送の定義について説明する。
【0069】図10は、両面伝送に関するDIS、DT
C、DCS信号のFIFを示す図である。
【0070】ここで、DIS/DTC信号において、F
IFのXビット目が、交互モードにおける両面記録機能
の有無を表し、FIFのX+1ビット目が、連続モード
における両面記録機能の有無を表わす。また、DCS信
号において、FIFのXビット目が、交互モードでの両
面記送信を指定し、FIFのX+1ビット目が、連続モ
ードでの両面記送信を指定する。
【0071】図11は、ノーマルG3伝送でのQ信号
(EOP、MPS、EOM)とECM伝送でのPPS−
Q信号(PPS−EOP、PPS−MPS、PPS−E
OM、PPS−NULL)とのフレーム構成を示す図で
ある。
【0072】図11において、Flag、Adres
s、Control、FCF,PC(ページカウン
タ)、BC(ブロックカウンタ)、FC(フレームカウ
ンタ)、Length(PageNumber(2オク
テット)とPageinformation(現在は1
オクテット)の合計オクテット数)、Pagenumb
er(両面原稿をページ順に表面、裏面と交互に送信す
るケースを考えれば、1ページ目からの表裏1ページず
つのページ数を加算した値)、Pageinforma
tion(bit0によって表面(0にセット)か裏面
(1にセット)、FCS、Flagからなるフレームを
示している。
【0073】ここで、ノーマルG3において使用するQ
信号には、PC、BC、FCは含まれず、PC、BC、
FCは、ECM通信において使用するPPS−Q信号で
のみ使用される。
【0074】図12は、ノーマルG3モードにおける交
互モードでの両面伝送を示す図である。
【0075】図13は、ECMモードにおける交互モー
ドでの両面伝送を示す図である。
【0076】図14は、ノーマルG3モードにおける連
続モードでの両面伝送を示す図である。
【0077】図15は、ECMモードにおける交互モー
ドでの両面伝送を示す図である。
【0078】図16〜図23は、第2の実施例における
制御回路20の処理動作を示すフローチャートである。
【0079】これらの図面において、第1の実施例にお
ける処理と同一の処理については、同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0080】第2の実施例では、主に、ITU−T勧告
に準拠した交互両面伝送可能なファクシミリ装置におい
て、両面原稿を伝送している途中で通信エラーになった
ときに、偶数ページがエラーしたとしても、奇数ページ
から再送信する。
【0081】具体的には、ページナンバー2×(n+
1)(裏面のページナンバー)を送信している途中でエ
ラーが発生しても、その1つ前のページナンバー2n+
1(表面のページナンバー)から再送信する。
【0082】さらに、エラー再送信として、1ページ目
の原稿の表面を送信するか否かを選択する手段を有し、
1ページ目の原稿の表面を再送信することが選択されて
いれば、エラー発生後に再送信するときに、1ページ目
の原稿の表面を送信し、続いて、全白情報を裏面の情報
として送信し、続いて、エラーが発生した原稿の表面か
ら再送信する。
【0083】なお、再送信の際に1ページ目の原稿を再
送信するときと、しないときとでは、同一ページに対し
て付加されるページナンバー(受信機へ通知されるペー
ジナンバー)が異なる。
【0084】また、第1の実施例では、原稿の枚数をペ
ージカウンタでカウントし、各ページの表と裏としてメ
モリに記憶したが、第2の実施例では、これに加えて、
各原稿の表面と裏面とに異なるページナンバー(連番)
を付加し、受信側に通知する制御を行う。
【0085】図17において、S226では、前手順を
行う。ここでDCS信号によって、片面伝送を指定す
る。具体的には、DCS信号のFIFのXビット、X+
1ビットをともに「0」にする。
【0086】図18において、S250では、前手順を
行う。ここでDCS信号によって、片面伝送を指定す
る。具体的には、DCS信号のFIFのXビット、X+
1ビットをともに「0」にする。
【0087】図19のステップS288では、交互モー
ドでの両面電送機能が相手機にあるか否かを判断し、交
互モードでの両面電送機能があれば、図20のS290
に進み、交互モードでの両面電送機能が無ければ、図2
3のS2148に進む。
【0088】図20のS290では、残りの前手順を行
い、ここで、DCS信号で、両面伝送を指定する。具体
的には、DCS信号のFIFのXビット目を「1」と
し、X+1ビット目を「0」とする。そして、S291
では、ページナンバーに「1」をセットする。
【0089】S2103では、中間手順を実行し、図3
で説明したQやPPS−Qを使って、ページナンバーと
原稿面とを受信機に通知する。そして、S21031に
おいて、ページナンバーを1インクリメントし、S21
032において原稿面に裏をセットする。
【0090】S2108では、中間手順を実行し、図3
で説明したQやPPS−Qを使って、ページナンバーと
原稿面とを受信機に通知する。
【0091】S2106では、後手順を実行し、図3で
説明したQやPPS−Qを使ってページナンバーと原稿
面とを受信機に通知する。
【0092】図21のS2121では、ページナンバー
に「1」をセットする。
【0093】S2126、S2124では、両面伝送を
指定する。具体的には、DCS信号のFIFのXビット
を「1」とし、X+1ビットを「0」とする。
【0094】S2130では、中間手順を実行し、図3
で説明したQやPPS−Qを使ってページナンバーを通
知し、原稿面が表であることを受信機に通知する。S2
1301では、ページナンバーを1インクリメントし、
S21302では、全白ページの送信を行う。
【0095】つまり、再送信する場合、1ページ目の表
面だけ再送すれば、エラー再送信がどの通信であるか
を、受信側のユーザーが十分認識できるので、1ページ
目の裏面には、データを送信する代わりに、全白ページ
を送信する。
【0096】S21303では、中間手順を実行し、図
3で説明したQやPPS−Qを使ってページナンバーを
通知し、原稿面が裏であることを受信機に通知する。S
21304では、ページナンバーを1インクリメントす
る。
【0097】図22のS2139とS2144とでは、
中間手順を実行し、図3で説明したQやPPS−Qを使
ってページナンバーと原稿面とを受信機に通知する。S
2142では、後手順を実行し、図3で説明したQやP
PS−Qを使って、ページナンバーと原稿面とを受信機
に通知する。S2147、S21391では、ページナ
ンバーを1インクリメントする。S21392では、原
稿面に裏をセットする。
【0098】図23では、残りの前手順を実行し、DC
S信号で片面伝送を指定する。具体的には、DCS信号
のXビット、X+1ビットをともに「0」とする。
【0099】S2150では、図20のS291〜図2
1のS118における制御と同様の制御を実行する。た
だし、S2103、S2108の中間手順とS2106
の後手順とにおいて、ページナンバーと原稿面との通知
はしない。
【0100】S2152では、前手順を実行し、DCS
信号で片面伝送を指定する。具体的には、DCS信号の
Xビット、X+1ビットをともに「0」とする。
【0101】S2164では、S2139、S2139
1、S21392における処理と同一の処理(中間手順
後、ページナンバーをインクリメントし、原稿面に裏を
セットする処理)を実行する。ただし、S2139で
は、ページナンバー、原稿面の通知はしない。
【0102】S2168では、後手順を実行する。ただ
し、ページナンバーと原稿面との通知はしない。
【0103】S2170では、S2144、S146、
S2147における処理と同じ処理(中間手順を実行し
て、送信ページカウンタの値を1つインクリメントし
て、ページナンバーを1つインクリメントする)を実行
する。ただし、S2144では、ページナンバーと原稿
面との通知はしない。
【0104】
【発明の効果】請求項1、5記載の発明によれば、IT
U−T勧告に準拠した交互両面伝送可能なファクシミリ
通信において、両面原稿を伝送中に通信エラーとなった
とき、裏面でエラーしても、エラーした裏面に対応する
表面から再送信を行うので、両面原稿の裏面を伝送中に
通信エラーが発生した場合に、エラー再送信した原稿の
裏面情報は、記録紙の表面に記録され、受信機側でエラ
ーした受信原稿と、エラー再送信された受信原稿とをつ
なげようとした場合、途中で裏面が白紙または途中まで
の印字となるものに比べ、受信側では、表面と裏面が正
しく記録された見やすい原稿を得ることができるという
効果を奏する。
【0105】請求項9、10記載の発明によれば、受信
側から送信側に両面受信機能の有無を通知し、送信側か
ら受信側に両面原稿を指定する通知を行ない、上記両面
原稿の指定を行った通信の通信中にエラーが発生し、通
信がエラー終了した場合のエラー再送信を行う場合、上
記両面原稿の指定を行うとともに、裏面がエラーした原
稿の表面から再送信するので、両面原稿の裏面を伝送中
に通信エラーが発生した場合に、エラー再送信した原稿
の裏面情報は、記録紙の表面に記録され、受信機側でエ
ラーした受信原稿と、エラー再送信された受信原稿とを
つなげようとした場合、途中で裏面が白紙または途中ま
での印字となるものに比べ、受信側では、表面と裏面と
が正しく記録された見やすい原稿を得ることができると
いう効果を奏する。
【0106】請求項11、12記載の発明によれば、送
信側から受信側には両面原稿の指定と片面原稿の指定と
を行い、両面原稿を指定した送信の途中で片面原稿の送
信に移行する場合、片面原稿を指定した送信の途中で両
面原稿の送信に移行する場合、フェーズBに戻ってDC
S信号で両面原稿、または、片面原稿を指定し直して続
きの原稿を送信するので、両面原稿と片面とが混在して
いても、片面原稿を片面原稿として送信することがで
き、片面原稿を両面原稿として送信するものに比べ、擬
似的に裏面を全白データとして送信することが不要にな
り、通信時間が長くなることを防止することができると
いう効果を奏する。
【0107】請求項13、16記載の発明によれば、受
信機から送信機に両面受信機能の有無を通知し、送信機
から受信機にはDCS信号で両面原稿の指定し、DCS
信号で両面原稿を指定した場合には、順に表面、裏面と
送信し、ページの途中で片面原稿に移行する場合は、フ
ェーズBに戻ってDCS信号で片面原稿を指定し、一
方、DCS信号で片面原稿を指定して送信し、ページの
途中で両面原稿に移行する場合は、フェーズBに戻って
DCS信号で両面原稿を指定し、その後、表面、裏面と
順に送信していき、通信中にエラーが発生した場合のエ
ラー再送信は両面原稿の伝送時に常に表面から再送信す
るので、両面原稿の裏面を伝送中に通信エラーが発生し
た場合に、エラー再送信した原稿の裏面情報は、記録紙
の表面に記録され、受信機側でエラーした受信原稿と、
エラー再送信された受信原稿とをつなげようとした場
合、途中で裏面が白紙または途中までの印字となるもの
に比べ、受信側では、表面と裏面とが正しく記録された
原稿が得られるので、受信側では、表面と裏面が正しく
記録された見やすい原稿を得ることができるという効果
を奏する。
【0108】請求項15、18記載の発明によれば、両
面原稿の伝送において1ページ目の表面のみの送信と、
エラーした原稿の表面からの送信とが可能になり、受信
機側のユーザに不要である1ページ目の原稿の裏面の読
取りデータを送ることによる通信費のアップがなくな
り、しかも、エラー再送信の受信原稿と、それ以前に受
信した原稿を表面、裏面の順番が変わることなくつなげ
ることができ、ユーザには使い易いという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】両面伝送用にのDIS、DTC、DCSに割
り当てられるビットを示す図である。
【図11】両面伝送に使用されるQ、PPS−Qを示す
図である。
【図12】ノーマルG3モードにおける交互モードでの
両面伝送を示す図である。
【図13】ECMモードにおける交互モードでの両面伝
送を示す図である。
【図14】ノーマルG3モードにおける連続モードでの
両面伝送を示す図である。
【図15】ECMモードにおける交互モードでの両面伝
送を示す図である。
【図16】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図17】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図19】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図21】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図22】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図23】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…両面読取選択ボタン、 24…両面読取表示回路、 26…発呼回路、 28…設定回路。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告に準拠した交互両面伝送
    可能なファクシミリ通信方法において、 両面原稿を伝送中に通信エラーになり、しかも、裏面で
    エラーすると、このエラーした裏面に対応する表面から
    再送信を行うことを特徴とするファクシミリ通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 手順信号によって相手先へ通知するページナンバーが2
    ×(n+1)(nは正の整数)であるページで、通信エ
    ラーが発生した場合、ページナンバー2n+1のページ
    から送信することを特徴とするファクシミリ通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 エラー再送信として、1ページ目の原稿を再送信するか
    否かを選択し、1ページ目の原稿の再送信が選択されて
    いると、1ページ目の原稿の表面を再送信し、続いて裏
    面情報として全白情報を送信し、その後、エラーした原
    稿の表面から再送信することを特徴とするファクシミリ
    通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 エラー再送信として、1ページ目の原稿を再送信するか
    否かに応じて、同一ページに付加するページナンバーが
    変わることを特徴とするファクシミリ通信方法。
  5. 【請求項5】 ITU−T勧告に準拠した交互両面伝送
    可能なファクシミリ装置において、 両面原稿を伝送中に通信エラーになったときに、エラー
    が発生した面が表面であるか裏面であるかを検出する検
    出手段と;裏面でエラーしたことを上記検出手段が検出
    すると、エラーした裏面に対応する表面から再送信を行
    う処理手段と;を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記処理手段は、手順信号によって相手先へ通知するペ
    ージナンバーが2×(n+1)(nは正の整数)である
    ページで通信エラーが発生すると、ページナンバー2n
    +1のページから再送信する手段であることを特徴とす
    るファクシミリ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、 エラー再送信として、1ページ目の原稿を再送信するか
    否かを選択する選択手段を有し、 上記処理手段は、上記選択手段によって1ページ目の原
    稿の再送信が選択されていると、1ページ目の原稿の表
    面を再送信し、続いて裏面情報として全白情報を送信
    し、その後、エラーした原稿の表面から再送信する手段
    であることを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記処理手段は、エラー再送信として、1ページ目の原
    稿を再送信するか否かに応じて、同一ページに付加する
    ページナンバーを変える手段であることを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 原稿情報の両面読み取り、両面伝送が可
    能なファクシミリ装置において、 受信機から送信機に、両面受信機能の有無を通知し、送
    信機から受信機に、両面原稿の指定を通知する通知手段
    と;、上記通知手段によって両面原稿の指定を行った通
    信の通信中にエラーが発生し、通信がエラー終了した場
    合、上記通知手段によって両面原稿の指定が行われる
    と、裏面がエラーした原稿の表面から再送信する手段
    と;を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 原稿情報の両面の情報として両面伝送
    が可能なファクシミリ通信方法において、 受信側から送信側に、両面受信機能の有無を通知し、送
    信側から受信側に、両面原稿の指定を通知する通知段階
    と;上記両面原稿の指定を行った通信の通信中にエラー
    が発生し、通信がエラー終了した場合、上記両面原稿の
    指定を行うとともに、エラーした裏面の表面から再送信
    する再送信段階と;を有することを特徴とするファクシ
    ミリ通信方法。
  11. 【請求項11】 原稿情報の両面読み取り、両面伝送が
    可能なファクシミリ装置において、 送信機から受信機に、両面原稿の指定と片面原稿の指定
    とを行う指定手段と;両面原稿を指定した送信の途中で
    片面原稿の送信に移行する場合と、片面原稿を指定した
    送信の途中で両面原稿の送信に移行する場合とに、フェ
    ーズBに戻ってDCS信号で両面原稿、または、片面原
    稿を指定し直し、続きの原稿を送信する送信手段と;を
    有することを特徴とするファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 原稿情報の両面の情報として、両面伝
    送が可能なファクシミリ通信方法において、 送信側から受信側に、両面原稿の指定と片面原稿の指定
    とを行う指定段階と;両面原稿を指定した送信の途中で
    片面原稿の送信に移行する場合と、片面原稿を指定した
    送信の途中で両面原稿の送信に移行する場合とに、フェ
    ーズBに戻ってDCS信号で両面原稿、または、片面原
    稿の指定をし直し、続きの原稿を送信する送信段階と;
    を有することを特徴とするファクシミリ通信方法。
  13. 【請求項13】 原稿情報の両面読み取り、両面伝送、
    両面記録が可能なファクシミリ装置において、 受信機から送信機に、両面受信機能の有無を通知し、送
    信機から受信機に、DCS信号で両面原稿を指定する手
    段と;DCS信号で両面原稿を指定した場合に、順に表
    面、裏面と送信し、ページの途中で片面原稿に移行する
    場合に、フェーズBに戻ってDCS信号で片面原稿を指
    定する手段と;一方、DCS信号で片面原稿を指定して
    送信し、ページの途中で両面原稿に移行する場合は、フ
    ェーズBに戻ってDCS信号で両面原稿を指定し、その
    後、表面、裏面と順に送信する送信手段と;通信中にエ
    ラーが発生した場合、両面原稿の伝送時に常に表面から
    再送信する処理手段と;を有するとを特徴とするファク
    シミリ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 上記処理手段は、nページ目の原稿の表面を送信中に生
    じるエラー、またはnページ目の原稿の裏面を送信中に
    生じるエラーにおいて、ともにnページ目の原稿の表面
    から実行する手段であることを特徴とするファクシミリ
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14におい
    て、 上記エラー再送信の設定として、1ページ目の原稿と、
    エラーしたページ以降とを再送信する第1のモードと、
    エラーしたページ以降を再送信する第2のモードとのう
    ちで、一方のモードを選択する選択手段を有し、 上記第2のモードが選択されていると、上記表面、裏面
    の順に送信し、上記第1のモードが選択されていると、
    まず、DCS信号で片面原稿を指定し、1ページ目の原
    稿の表面の送信を実行し、続いてフェーズBに戻り、D
    CS信号で両面原稿を指定した後、上記表面、裏面の順
    に送信することを特徴とするファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 原稿情報の両面の情報を送信機から両
    面伝送し、受信機では両面記録を行うファクシミリ通信
    方法において、 受信機から送信機に、両面受信機能の有無を通知し、送
    信機から受信機に、DCS信号で両面原稿を指定する段
    階と;DCS信号で両面原稿を指定した場合には、順に
    表面、裏面と送信し、ページの途中で片面原稿に移行す
    る場合は、フェーズBに戻ってDCS信号で片面原稿を
    指定する段階と;一方、DCS信号で片面原稿を指定し
    て送信し、ページの途中で両面原稿に移行する場合は、
    フェーズBに戻ってDCS信号で両面原稿を指定し、そ
    の後、表面、裏面と順に送信する段階と;通信中にエラ
    ーが発生した場合、両面原稿の伝送時に常に表面から再
    送信する段階と;を有することを特徴とするファクシミ
    リ通信方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 nページ目の原稿の表面を送信中に生じたエラー、また
    はnページ目の原稿の裏面の送信中に生じたエラーにお
    いて、ともにnページ目の原稿の表面から実行すること
    を特徴とするファクシミリ通信方法。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17におい
    て、 1ページ目の原稿と、エラーしたページ以降とを再送信
    する第1のモードと、エラーしたページ以降を再送信す
    る第2のモードとを選択し、上記第2のモードが選択さ
    れている場合には、上記表面、裏面の順に送信し、上記
    第1のモードが選択されていると、まず、DCS信号で
    片面原稿を指定し、1ページ目の原稿の表面を送信し、
    続いてフェーズBに戻り、DCS信号で両面原稿を指定
    した後、上記表面、裏面の順に送信することを特徴とす
    るファクシミリ通信方法。
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