JPH053535A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH053535A
JPH053535A JP3114299A JP11429991A JPH053535A JP H053535 A JPH053535 A JP H053535A JP 3114299 A JP3114299 A JP 3114299A JP 11429991 A JP11429991 A JP 11429991A JP H053535 A JPH053535 A JP H053535A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信原稿のサイズと異なったサイズで受信側
が再生することによる画像の切れや紙の無駄を防止した
ファクシミリ装置を提供する。 【構成】 送信側の装置では、原稿の画像とともにその
大きさを入力パネル33から入力する。入力されたサイ
ズは検出回路28及び30から制御回路32に入力され
る。制御回路32は、この情報をNSS信号に載せ受信
側へ送信する。受信側は受信したNSS信号から原稿の
サイズを知り、これを画像を形成するドットのライン数
に換算する。その後、受信した画像を再生して記録する
際、記録済のライン数と、原稿サイズから得たら因数を
比較し、一致したなら記録回路24にカット信号を出力
して記録紙を原稿サイズでカットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば受信した画像を
定型紙サイズでカツトする機能を有するフアクシミリ装
置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、定型紙サイズでカツトする、ある
いは定型紙に記録するフアクシミリ装置として次のよう
な提案がされていた。ロール紙を定型紙サイズでカツト
する場合、受信したデータを一旦メモリに格納する装置
であれば、全データを受信し終えた後にカツトを行って
いた。すなわち、受信終了後、受信したライン数から副
走査方向の長さを計算し、副走査方向の長さが(定型紙
の長さ±所定の長さα)に納まっていれば、受信したデ
ータに削除・追加の操作をして定型紙サイズに納めてい
た。
【0003】受信したデータを格納するメモリを有して
いない場合には、受信データを順次記録していき、記録
した紙の長さが定型紙長に達した時にカツトし、続きの
情報は次ページに記録していた。この場合は、送信され
た原稿に無関係に定型紙長でカツトするので、1ページ
の情報が2ページとして出力され、本来連続しているべ
きデータが分割されてしまうことも有り得た。
【0004】このように本来1ページの情報が2ページ
となることを未然に防ぐために、受信したデータを順次
記録して、定型紙長に達したら一旦記録を中断して受信
だけを行う。この間に受信したデータはメモリに格納し
ておき、格納されたデータのライン数が所定の値αをこ
えたなら非定型サイズであると判断して記録を再開す
る。αを越えなかったなら受信したデータは(定型紙長
+所定の長さα)以内に納まっており、はみ出した長さ
α分のデータを除去して定型紙サイズのデータとし、そ
れを記録する。
【0005】ロール紙でない定型紙に記録する場合、受
信したデータを格納するメモリを持っていればロール紙
と同じく、メモリ中のデータを操作してサイズの調整を
した。メモリ持たなければ、1ページ分の記録が終われ
ば残りのデータは次のページにせざるを得ない。
【0006】また、記録のサイズを送信側空受け取るの
ではなく、受信側での記録サイズの情報を送信側に知ら
せるというやり方もあった。この場合に受信機は、送信
機に対し記録紙は定型紙であると宣言して、定型紙のサ
イズで記録する。受信機は受信したデータをいじらず、
そのまま記録すればよかった。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例に
おいては次のような問題があつた。受信したデータをメ
モリに格納せずにリアルタイムで記録する場合は、本来
1ページの送信原稿が2枚に分割されて出力され、原稿
の文字や図の途中の部分で切れてしまう事があった。ま
た、2ページ目のデータが少なく、従来例で言うところ
の所定の長さα以内であるとそのデータは捨てられてし
まい、Q(EOM・MPS・EOP等、原稿1ページが
終了したことを意味する信号)に対して応答できず、3
回再送エラーとなつてしまう欠点もあつた。
【0008】また、データ量を調べて定型サイズか非定
型サイズか決定する方法では、定型紙サイズに達した
後、受信するデータを仮想的にデコードしてサイズを調
べ、所定長を越えたなら定型紙サイズ以降のデータを再
びデコード・記録をする必要がある。こうすると1ペー
ジ分記録するのに時間がかかることがあり、場合によつ
てはQに応答できず、Qの3回再送エラーとなつてしま
う欠点もあつた。
【0009】また、受信機から送信機に対して記録紙が
定型紙であると宣言し、定型紙サイズでカツトする場
合、非定型紙サイズの原稿も定型紙サイズでカツトして
しまうので、記録紙が無駄になつてしまうという欠点が
あつた。本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、
送信側から送った原稿を、送信側で指定した原稿のサイ
ズでもって受信側で記録するフアクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のフアクシミリ装置は次のような構成からな
る。画像データの送受信をするフアクシミリ装置であっ
て、送信する原稿の大きさを入力する入力手段と、該入
力手段によって入力された原稿の大きさを画像データに
先立って伝送する伝送手段と、該伝送手段により伝送さ
れた原稿の大きさを受信する受信手段と、該受信手段に
より受信した原稿の大きさに基づき受信する画像を再生
する記録紙のサイズを決定する決定手段と、該決定手段
で決定されたサイズで、受信する画像データを再生する
再現手段とを有する。
【0011】
【作用】上記構成により、送信される原稿の大きさを受
信側の装置で知り、その大きさに合わせた記録紙に画像
を再生する。
【0012】
【実施例】[実施例1]次に本発明の実施例として、送
信しようとする原稿サイズを予め通知するフアクシミリ
装置の説明をする。 <構成>図1は本実施例のフアクシミリ装置の構成図で
ある。
【0013】図1において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、電話回線に接続して通話とデータ通信
との切替えを行ったり、ループの保持を行う網制御装置
(NCU;Network Control Unit)である。2aは電話
回線である。NCU2には制御信号32aが入力され、
制御信号32aのレベルが「0」であれば電話回線を電
話機側、すなわち電話回線2aを信号線2bに接続す
る。逆に、制御信号32aの信号レベルが「1」であれ
ば、電話回線をフアクシミリ装置側、すなわち電話回線
2aを信号線2cに接続する。通常の状態では、電話回
線2aは電話機側に接続されている。
【0014】4は電話機である。6は送信系の信号と受
信系の信号とを分離するハイブリツド回路である。すな
わち、送信データ16aはハイブリッド回路6を通して
NCU2に入り、電話回線2aに送出される。また、送
信側から送られてきた信号は、NCU2からハイブリッ
ド回路6に入り、信号線2cを通って受信データ6aと
して出力される。
【0015】8はCCITT勧告V.21に準拠した変
調器である。変調器8は入力される手順信号32bを変
調し、変調データ8aを出力する。10は読取回路であ
り、送信原稿より主走査1ライン分の画像信号を順次読
み取り、白・黒の2値を表わす信号列を作成する。CC
D(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系とで構成され
る。白・黒の2値化された信号列は、2値データ10a
として出力される。
【0016】12は、2値データ10aをMH(モデイ
フアイド ハフマン)符号化あるいはMR(モデイフア
イド リード)符号化し、符号データ12aを出力す
る。14は、CCITT勧告V.27ter(差動位相
変調)あるいはV.29(直交変調)に準拠した変調器
である。変調器14は入力される符号データ12aを変
調して、変調データ14aを出力する。16は変調デー
タ8aと変調データ14aとを加算し、結果を送信デー
タ16aとして出力する加算回路である。
【0017】18は、CCITT勧告V.21に基づい
た復調を行う復調器である。復調器18は受信データ6
aを復調し、復調データ18aを出力する。20はCC
ITT勧告V.27ter(差動位相変調)あるいは
V.29(直交変調)に準拠した変調器である。復調器
20は受信データ6aを復調して、復調データ20aを
出力する。
【0018】22は復号化回路で、復調データ20aを
MH(モデイフアイドハフマン)復号化あるいはMR
(モデイフアイドリード)復号化によって復号し、2値
データ22aを出力する。24は2値データ22aを取
り込み、主走査1ライン分ずつ記録する記録回路であ
る。記録紙はロール紙でありそのカットも行う。
【0019】32は、伝送制御を含むフアクシミリ装置
の制御を行う制御回路である。記録回路24は、1ライ
ンの記録が終了すると制御回路32に対してライン信号
24aを出力する。また、記録回路24は、制御回路3
2からカット信号32cが入力されると、ロール紙のカ
ツト動作を行う。また記録回路24は、制御回路32か
らブランク信号32dが入力される毎に、現在の記録モ
ード(標準・フアイン・スーパーフアイン)で白ライン
を1ライン記録する。記録回路24は記録紙としてダブ
ルロール使用でき、制御回路32からロール信号32f
として、信号レベル「0」が入力されている時にはA4
のロール紙を選択し、信号レベル「1」が入力されてい
る時にはB4のロール紙を選択する。
【0020】33はフアクシミリ装置を操作するための
操作パネルである。操作パネル33はスイッチ類と表示
用LCDとを有する。26はLCDである。制御回路3
2から表示データ32eを入力され、入力された情報を
表示する。28は、定型紙原稿を伝送する時に押下する
「定型紙サイズボタン」の押下を検出する回路である。
検出回路28は、定型紙サイズボタンが押下されると、
押下信号28aを制御回路32に入力する。
【0021】30は、定型紙サイズの指定をする時に押
下する「サーチキー」の押下を検出する回路である。検
出回路30は、サーチキーが押下されると、押下信号3
0aを出力する。34は、検出回路28・30で検出さ
れるスイッチ以外のスイッチの押下を検出する回路であ
る。記録モードの指定や発信の指示などがなされると、
検出回路34を経て指示データ34aが制御回路32に
入力される。
【0022】また、制御回路32内には制御を行うため
の記憶回路があり、次のように割り当てられているもの
もある。321は定型紙フラグである。定型紙原稿の指
定がされると定型紙フラグ321が1にセットされる。
322はサイズメモリである。定型紙と指定されている
場合にはそのサイズも識別できねばならず、サイズを格
納するためにこれを用いる。
【0023】323は原稿1ページ分に相当するライン
数を格納しておくメモリlinecountである。3
24は、画像データを受信してそれを記録する際、記録
中のページにあと何ライン分の余白があるか、という値
を記憶しておくメモリtempである。
【0024】<動作の説明>次に上記構成のフアクシミ
リ装置の動作を説明をする。使用する記録紙はロール紙
である。本フアクシミリ装置は、記録紙として主走査方
向(横方向)の長さがA4サイズ(210mm)とB4サ
イズ(256mm)のダブルロールを使用する。また、定
型紙サイズとして、A4・A5横・B4・B5横の4種
類のサイズが設定できる。
【0025】送信機のオペレータは、定型紙サイズの原
稿を送信する時、パネル33の定型紙サイズボタンを押
下する。すると定型紙サイズが選択されて、LCD26
の上段に「定型紙サイズの伝送」、LCD26の下段に
「A4」と表示される。再び定型紙サイズボタンを押下
すると非定型紙の選択となり、LCD26上段の「定型
紙サイズの伝送」表示及び下段のサイズ表示は消え、現
在の年月日・時刻が表示される。定型詩を選択した時に
は、サーチキーを押すことで4種類のサイズのうちから
ひとつを選ぶことができる。
【0026】受信側のフアクシミリ装置は、NSF信号
のFIFの48ビツト目を使用して、送信側からなされ
る定型紙サイズの指定を受け入れる機能があることを送
信側装置に通知する。1ならば用意あり、0ならば用意
なしであることを表わしている。
【0027】受信機から送られてきたNSFを見て、定
型サイズの指定ができる装置である定判断したならオペ
レータの紙サイズ指定を受信機に送る。すなわち、定型
紙サイズの伝送がオペレータにより選択されている時に
は、NSS信号のFIFの48ビツト目を1にセツトす
る。また、送信機は定型紙サイズの伝送がオペレータに
より選択されていない時には、NSS信号のFIFの4
8ビツト目の0をセツトする。NSS信号のFIFの4
8ビツト目を1にセツトした時、NSS信号のFIFの
49・50ビツト目の値により、原稿サイズを送信機に
通知する。(49ビツト,50ビツト)=(0,0)の
時は、A4サイズの原稿、(1,0)の時はA5横サイ
ズの原稿、(1,0)の時はB4サイズの原稿、(1,
1)の時はB5横サイズの原稿である。
【0028】一方、NSS信号を受信した受信機は、N
SS信号のFIFの48ビツト目が0であれば非定型の
記録紙に記録する。すなわち、記録紙の副走査方向の長
さとは無関係に、ページ終了信号を受信したタイミング
で記録紙のカツトを行う。NSS信号のFIFの48ビ
ツト目が1の時には、49・50ビツト目で指定された
サイズの原稿が送信されてくると判断する。
【0029】(49ビツト,50ビツト)=(0,0)
の時は、記録紙の副走査方向の長さとして297mmまで
記録したら、ページ終了信号を受信していなくともロー
ル紙をカツトする。このとき、A4サイズに納まらなか
ったデータは捨てる。A4のサイズに満たないときに
は、不足している分だけ空白データを追加する。なお、
本実施例のフアクシミリ装置では原稿を画素に分解する
際の密度が可変であり、3つのモード(標準・ファイン
・スーパーファイン)が設定できる。記録紙の副走査方
向の長さを主走査のライン数に換算すると、標準モード
で3.85ライン/mm、フアインモードで7.7ライン
/mm、スーパーフアインモードで15.4ライン/mmと
なる。記録紙をカットするまでの長さは、この数値に基
づいて測ればよい。A4サイズであれば、標準モードで
は297×3.85ライン、ファインモードでは297
×7.7ライン、スーパーファインモードでは297×
15.4ラインである。
【0030】(49ビツト,50ビツト)=(1,0)
の時は、副走査方向の長さとして148.5mmまで記録
(標準モードの時は148.5×3.85ライン、フア
インモードの時は148.5×7.7ライン、スーパー
フアインモードの時は148.5×15.4ライン)し
てカツトし、納まらなかった残りのデータは捨てる。1
48.5mmに満たない時は148.5mmになるように白
ラインデータを追加する。
【0031】(49ビツト,50ビツト)=(0,1)
の時は、副走査方向の長さとして364mm記録(標準モ
ードの時は364×3.85ライン、フアインモードの
時は364×7.7ライン、スーパーフアインモードの
時は364×15.4ライン)してカツトし、納まらな
かった残りのデータは捨てる。364mmに満たない時は
364mmになるように白ラインデータを追加する。
【0032】(49ビツト,50ビツト)=(1,1)
の時は、副走査方向の長さとして182mm記録(標準モ
ードの時は182×3.85ライン、フアインモードの
時は182×7.7ライン、スーパーフアインモードの
時は182×15.4ライン)してカツトし、納まらな
かった残りのデータは捨てる。182mmに満たない時は
182mmになるように白ラインデータを追加する。こう
して送信側の指定した記録サイズで、受信側は受信した
データを記録することができる。
【0033】<フローチャートの説明>図2は、前記動
作をしている時の図1のフアクシミリ装置の制御回路3
2による制御の流れ図である。伝送制御手順バイナリ制
御手順である。電源投入によって制御部32は制御手順
を実行する。図4は立ち上げ処理が終了して通常の操作
が可能となった段階から描かれている。
【0034】まずステツプS42においては、NCU2
に対し制御信号32aに信号レベル「0」を出力する。
これにより、電話回線2aを電話機4かハイブリッド回
路6かいずれに接続するかを制御する信号CMLをオフ
し、電話回線2aを電話機4に接続する。
【0035】ステツプS44においては、現在の年月日
・時刻を表示データ32eに出力し、LCD26に現在
の年月日・時刻を表示する。時刻の表示は、それ以外の
データ表示されるまで刻々と更新され、常に現在の年月
日・時刻を表示する。ステツプS46においては、定型
紙フラグ321に0をセツトする。このフラグは定型紙
が選ばれていれば1となり、非定型紙ならば0である。
定型紙サイズボタンが押下される毎に反転する。
【0036】ステツプS48においては押下信号28a
をテストし、定型紙サイズボタンが押されたか否かを判
断する。定型紙サイズボタンが押下されると、ステツプ
S50に進み、定型紙サイズボタンが押下されないとス
テツプS60に進む。ステツプS50においては、定型
紙フラグ321を反転する。すなわち定型紙選択ボタン
が押されると、定型紙フラグ321が0ならば1に、1
ならば0にセツトする。
【0037】ステツプS52においては、定型紙フラグ
321をテストし、0ならばステップS42に戻り、1
ならばステップS54に進む。すなわち、ステツプS4
8において定型紙サイズボタンが押下されたと判定され
たなら、LCD26の表示内容を変更する。定型紙フラ
グ321が0ならば時刻表示に戻し、そうでないならス
テップS54による表示とする。
【0038】ステツプS54においては、LCD26の
上段に「定型紙サイズの伝送」、LCD26の下段に
「A4」と表示するよう表示データ32eを出力する。
ステツプS56においては押下信号30aをテストし、
サーチキーが押下されたか否かを判定する。サーチキー
が押下されるとステツプS58に進み、サイズメモリ3
22の内容を変える。サーチキーが押下されないと、ス
テツプS62に進む。 ステップS58では、サイズメ
モリ322の内容を、サーチキーが一回押されるごと
に”A4”→”A5横”→”B4”→”B5横”と設定
し、これを1周期として繰り返す。同時に、表示データ
32eに、LCD26の表示内容を変更すべくデータを
出力する。表示はサイズメモリ322の内容に合わせ
て、LCDの下段に「A4」→「A5横」→「B4」→
「B5横」と表示し、これを繰り返す。
【0039】ステップS48において定型紙選択ボタン
が押されていないと、ステップS60に分岐する。ステ
ツプS60においては、定型紙フラグ321が0である
か否かが判断される。定型紙フラグ321が0、すなわ
ちLCDに現在の年月日・時刻を表示して原稿が非定型
であると指定されている時にはステツプS62に進み、
1であれば、すなわちLCDに定型紙サイズ等の表示し
て原稿が定型であると指定されている時には、ステツプ
S56に進む。
【0040】ステツプS62においては、送信が選択さ
れたか否かが判断される。送信が選択されるとステツプ
S68に進み、送信が選択されないとステツプS64に
進む。引き続き、ステツプS64においては、受信が選
択されたか否かが判断される。受信が選択されるとステ
ツプS86に進み、受信が選択されないと送受信以外の
処理(ステツプS66)を行う。
【0041】送信の場合ステップS68に分岐する。ス
テツプS68においては、制御信号32aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。CMLをオ
ンするとはすなわち、電話回線2aを電話機4につなが
る信号線2bからハイブリッド回路6につながる信号2
cに切り替えることである。回線を切り換えた後、前手
順を行う。ステツプS70は前手順を表わしている。ス
テップS70で前手順の一部が終えたところで、定型紙
指定のパラメタを設定する。
【0042】ステツプS72においては、送信機のオペ
レータが定型紙サイズの伝送を選択したか、すなわち定
型紙フラグ321が1であるか否かが判断される。送信
機のオペレータが定型紙サイズの伝送を選択した時、す
なわち定型紙フラグ321が1である時には、ステツプ
S74に進む。送信機のオペレータが定型紙サイズの伝
送を選択していない時、すなわち定型紙フラグ321が
0である時には、ステツプS76に進む。
【0043】ステツプS74においては、相手受信機は
本実施例の定型紙選択機能を有しているかどうかを判定
する。すなわち、受信機から機能の通知のため送られて
くる信号NSFの内容をテストする。まず、NSF信号
のFIFの48ビツト目が1であるか否かを判定する。
相手受信機が用紙サイズ指定の機能を有している、すな
わち、NSF信号のFIFの48ビツト目が1である時
には、ステツプS78に進み、有していなければ、すな
わちNSF信号のFIFの48ビツト目が0であれば、
ステツプS76に進む。
【0044】ステツプS76においては、NSS信号の
FIFの48ビツト目に0をセツトし、送信原稿は非定
型であると指定する。ステツプS78においては、NS
S信号のFIFの48ビツト目に1をセツトする。この
時には、サイズメモリ322の値に基づき、NSS信号
のFIFの(49,50)ビツト目に、定型紙サイズが
A4ならば(0,0)を、A5横ならば(1,0)を、
B4ならば(0,1)を、B5横ならば(1,1)をセ
ツトする。
【0045】ステツプS80では、ステップS70で処
理していない残りの前手順を行う。この中でNSS信号
の送出を行う。ステツプS82では読み取った原稿の画
伝送をする。そうしてステツプS84で原稿送信後の後
手順を行って送信処理は終了しステップS42へと戻
る。送信時の処理は以上のものとなる。
【0046】一方データ受信時には、ステップS86へ
分岐する。ステツプS86においては、信号線32aに
信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
この処理はステップS68と同じく電話回線の切り換え
をする。ステツプS88では前手順を処理する。前手順
の中でNSF信号のFIFの48ビツト目を1にセツト
し、送信側の装置に送出する。
【0047】ステツプS90においては、送信側から受
け取ったNSS信号のFIFの48ビツト目は1かどう
か、すなわち定型紙サイズの伝送が選択されているか否
かが判断される。NSS信号のFIFの48ビツト目が
1、すなわち定型紙サイズの伝送が選択されている時に
は、ステツプS98に進む。NSS信号のFIFの48
ビツト目が0、すなわち定型紙サイズの伝送が選択され
ていない時にはステツプS92に進む。
【0048】ステツプS92では残りの前手順を行う。
ステツプS94においては通常の画信号を受信する。こ
こで、RTC信号を検出したらカット信号32cにカツ
ト命令パルスを発生し、カツト動作を行う。受信し終え
たらステツプS96で後手順を処理する。その後、ステ
ップS42に戻る。
【0049】定型サイズが選択されていたなら、ステツ
プS98において、NSS信号のFIFの49・50ビ
ツト目を読み込み、この値によりlinecount3
23に、1ページ当たり記録できるライン数を格納して
おく。NSSの(49,50ビツト)=(0,0)の時
は297×3.85、(1,0)の時は148.5×
3.85、(0,1)の時は364×3.85、(1,
1)の時は182×3.85を格納する。
【0050】ステツプS100においては、現在の記録
モードに応じてlinecount323の値を調整す
る。ステップS98でセットした値は標準モードのもの
であり、フアインモードの時はlinecount32
3の値を2倍し、スーパーフアインモードの時はlin
ecount323の値を4倍する。ステツプS102
では残りの前手順を処理する。
【0051】ステツプS104においては伝送サイズは
B4であるか否か判定し、B4ならばロール信号32f
に信号レベル「1」の信号を出力し、B4ロール紙を選
択する(ステツプS106)。A4ならば信号線32f
に信号レベル「0」の信号を出力し、A4ロール紙を選
択する(ステツプS108)。ステツプS110におい
ては、linecount323の値をtemp324
にコピーする。temp324は、この後記録したライ
ン数を数えるための作業メモリとして使われる。こうし
て画像データを受信する準備が終わり、ステツププ11
2において画像データを1ライン分受信し、ロール紙に
記録する。
【0052】1ライン画像データを受信したなら、ステ
ツプS114においては、ライン信号24aの信号をテ
ストし、1ラインの記録が終了したか否かが判断され
る。1ラインの記録が終了すると、ステツプS116に
進みtemp324の値から1を減じ、1ラインの記録
が終了していないとステツプS132に進む。ステツプ
S118においては、temp324が0か、すなわち
定型紙長の記録が終了したか否かが判定される。tem
p324が0、すなわち定型紙サイズ分の記録が終了す
ると入り切れなかった情報は捨て、ステツプS120に
進む。temp324が0でない、すなわち、まだ定型
紙サイズに満たない時にはステツプS112に進む。
【0053】ステツプS120においては、カット信号
32cにカツト命令パルスを発生し、カツト動作を開始
する。ステツプS122においては、1ページ分の画像
データを送信し終えたというRTC信号を検出するまで
待ち続ける。RTC信号を検出するとステツプS124
に進む。
【0054】ステツプS124においては、カツト動作
の終了まで待つ。カツト動作が終了するとステツプS1
26に進む。ステツプS126においては、画像データ
の1ページを処理後、次のページを受信するまでの中間
手順の処理をする。ステップS126が終了したら、ス
テツプS128で画像データに次ページがあるか否か判
定する。次ページがある時にはステツプS104に進
み、次ページを受信して記録する。次ページがない時は
ステツプS130に進み、後手順をした後、ステップS
42に戻る。
【0055】一方、ステップS114で1ラインの記録
が終えていないと判定すると、ステップS132に分岐
する。ステツプS132においては、RTC信号を検出
したか否かを判断する。RTC信号を検出していると、
画像データの1ページ分終了したのであり、ステツプS
134に進む。RTC信号を検出していないとステツプ
S112にもどる。
【0056】ステツプS134においては、temp3
24の値のライン数、すなわち定型サイズの残りライン
数だけ現在の記録モード(標準・フアイン・スーパーフ
アインのいずれか)で白ラインを記録する。ステツプS
136においては、カット信号32cにカツト命令パル
スを発生し、ロール紙をカツトする。この後ステップS
124に進み、次ページの画像データ受信に備える。
【0057】以上の手順で送信側フアクシミリ装置で設
定した原稿のサイズに関する情報を受信側のフアクシミ
リ装置に送り出すことができ、受信側では設定されたサ
イズの記録紙に記録することができる。
【0058】
【他の実施例】[実施例2]第1の実施例では、定型紙
サイズのカツトが選択されている場合、RTC信号を検
出した時点で、それまでに受信した画像データが指定さ
れた定型紙サイズに満たないと、定型紙サイズに合うよ
うに現在の記録モードで白ラインを記録する。しかし、
白ラインの記録のかわりに、定型紙サイズまで記録紙の
搬送してからカットしてもよい。
【0059】[実施例3]実施例1においては、送信機
側フアクシミリ装置の操作部よりオペレータが定型紙情
報の選択をし、その情報を送信機から受信機へ通知して
いる。しかし、メモリを有する送信機の場合は、前記の
様なオペレータによる指定は行わなくてもよい。すなわ
ち、原稿の読み取り部にセットされた原稿の大きさをフ
アクシミリ装置自身が読み取り、情報サイズを自動認識
して、この情報を受信機に通知してもよい。
【0060】このためには、検出回路28及び検出回路
30で検出するのは入力パネルのスイッチが押されたと
いうデータではなく、原稿のサイズを読み取るセンサか
らの出力される。検出回路28が出力するのは原稿が定
型か非定型かという信号であって、これは定型紙サイズ
ボタンをオペレータに押させる場合と同じ意味の信号と
なる。一方、検出回路30によって与えられるのはサイ
ズそのものを表したデータである。したがってスイッチ
押下の信号ではなく、たとえばサイズメモリに設定する
データそのものの形式でサイズを表現している方が良
い。
【0061】もし制御回路32を実施例1と同じにして
おくならば、検出回路30の出力するサイズデータは、
信号パルスとして与えられるようにしておく。実施例1
に習うなら、初期状態でA4、パルス1回でA5横、パ
ルス2回でB4、3回でB5横サイズとする。もちろ
ん、1回の送信が終了したならサイズメモリを初期状態
に戻しておくことが必要となる。
【0062】本実施例では、送信側のオペレータは原稿
を送信するだけで良く、原稿のサイズについての操作な
どしなくとも、送信原稿のサイズで受信側では再現され
る。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステム
に適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良
い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供
給することによつて達成される場合にも適用できること
は言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるフ
アクシミリ装置では、送信側から送った原稿を、送信側
で指定した原稿のサイズでもって受信側で記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフアクシミリ装置のブロツク図であ
る。
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】図1の制御回路32の制御の流れ図である。
【符号の説明】
2…NCU 4…電話機 6…ハイブリツド回路 8…V21変調器 10…読取回路 12…符号化回路 14…V27terあるいはV29変調器 16…加算回路 18…V21復調器 20…v27terあるいはv29復調器 22…復号化回路 24…記録回路 26…LCD 28…定型紙サイズボタン押下検出回路 30…サーチキー押下検出回路 32…制御回路 321…定型紙フラグ 322…サイズメモリ 323…linecount 324…temp

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの送受信をするフアクシミリ
    装置であって、送信する原稿の大きさの指定を入力する
    入力手段と、該入力手段によって入力された原稿の大き
    さを示す情報を画像データに先立って伝送する伝送手段
    と、該伝送手段により伝送された原稿の大きさを示す情
    報を受信する受信手段と、該受信手段により受信した情
    報に基づき、受信した画像を再生する記録紙のサイズを
    決定する決定手段と、該決定手段で決定されたサイズ
    で、受信する画像データを再現する再生手段と、を備え
    ることを特徴とするフアクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段で入力できるサイズデータ
    は、あらかじめ用意された定型サイズから選ばれること
    を特徴とする請求項1のフアクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段で入力される原稿の大きさ
    は、原稿の大きさを検知する検知手段で得ることを特徴
    とする請求項1のフアクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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