JPH11289439A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11289439A
JPH11289439A JP10107175A JP10717598A JPH11289439A JP H11289439 A JPH11289439 A JP H11289439A JP 10107175 A JP10107175 A JP 10107175A JP 10717598 A JP10717598 A JP 10717598A JP H11289439 A JPH11289439 A JP H11289439A
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JP10107175A
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Inventor
Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した白紙画情報をユーザの必要に応じて
記録紙に記録できまたは記録紙に記録しないようにする
ことができるファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 受信した各ページの画情報が実質的に白
紙に相当する白紙画情報であるか否かを検出する白紙検
出手段と、その白紙検出手段が白紙画情報の受信を検出
した場合は、それ以降に受信するページの画情報を代行
受信して記憶蓄積する白紙代行受信手段と、所定の指示
入力に応じて前記白紙代行受信手段に記憶蓄積された画
情報を記録出力する記録手段とを備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した画情報を
記録紙に記録出力するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術)送信側のファクシミリ装置
においてスキャナで原稿画像を読み取って得た画情報
を、受信側に対してファクシミリメッセージとして送信
するときに、両面白紙の用紙をスキャナに誤ってセット
してしまったり、片面白紙の原稿をスキャナに誤って裏
表逆にセットしてしまったりした場合には、受信側のフ
ァクシミリ装置のプロッタからは何も記録されていない
か、または、送信側のファクシミリ装置において送信画
情報の先頭部分に自動的に付加された、送信元名称や送
信日時等の付加情報だけが記録された、実質的には白紙
の無駄な記録紙が出力されることになり、受信側におい
て記録紙の無駄が生じる。 【0003】そこで、特開平5−270080号公報に
見られる技術のように、記録すべき画情報が白紙に相当
するものであるか否かを判断して、白紙に相当するもの
である場合には、記録紙に記録しないようにすること
で、記録紙が無駄にならないようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、実質的に白紙に相当する画情報(白紙画情
報)を受信した場合に、その受信した白紙画情報が、ユ
ーザにとって実は必要なものであっても、無条件に破棄
されてしまっていた。
【0005】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、受信した白紙画情報をユーザの必要に応じて記録
紙に記録できまたは記録紙に記録しないようにすること
ができるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、受信した画情
報を記録紙に記録出力するファクシミリ装置において、
受信した各ページの画情報が実質的に白紙に相当する白
紙画情報であるか否かを検出する白紙検出手段と、その
白紙検出手段が白紙画情報の受信を検出した場合は、そ
れ以降に受信するページの画情報を代行受信して記憶蓄
積する白紙代行受信手段と、所定の指示入力に応じて前
記白紙代行受信手段に記憶蓄積された画情報を記録出力
する記録手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記白紙代行受
信手段に代行受信した画情報が記憶蓄積された場合に、
その旨を通知するレポート画情報を作成するレポート作
成手段と、そのレポート作成手段が作成したレポート画
情報を記録紙に記録出力するレポート出力手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記白紙代行受
信手段に代行受信した画情報が記憶蓄積された場合に、
その旨を通知する表示を行う表示手段を更に備えたこと
を特徴とする。
【0009】請求項4記載のファクシミリ装置は、請求
項1、2または3のいずれかのファクシミリ装置におい
て、所定の指示入力に応じて前記白紙代行受信手段に記
憶蓄積された画情報を消去する消去手段を更に備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5記載のファクシミリ装置は、請求
項1、2、3または4のいずれかの記載のファクシミリ
装置において、前記記録手段は、所定の指示入力に応じ
て、前記白紙代行受信手段に記憶蓄積された複数ページ
の画情報の各先頭部分を連結して1ページ分の連結画情
報を順次作成して記録出力するものであることを特徴と
する。
【0011】請求項6記載のファクシミリ装置は、請求
項1、2、3、4または5のいずれかの記載のファクシ
ミリ装置において、前記記録手段は、通常時よりも記録
剤の消費量を低減した画情報記録が可能な記録剤節約モ
ードを備えたものであり、前記白紙代行受信手段に記憶
蓄積された画情報をその記録剤節約モードで記録出力す
ることを特徴とする。
【0012】請求項7記載のファクシミリ装置は、請求
項1、2、3、4、5または6のいずれかの記載のファ
クシミリ装置において、所定の指示入力に応じて白紙画
情報無条件消去モードに設定するモード設定手段と、前
記白紙検出手段が白紙画情報の受信を検出した場合にお
いて、前記モード設定手段により白紙画情報無条件消去
モードに設定されている場合は、それ以降に受信するペ
ージの画情報を前記白紙代行受信手段に代行受信させな
いで消去する、白紙画情報無条件消去手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項8記載のファクシミリ装置は、請求
項7記載のファクシミリ装置において、前記白紙画情報
無条件消去手段により、代行受信した画情報が前記白紙
代行受信手段に記憶蓄積されないで消去された場合に、
その旨を通知する消去レポート画情報を作成する消去レ
ポート作成手段と、その消去レポート作成手段が作成し
た消去レポート画情報を記録紙に記録出力する消去レポ
ート出力手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
【0016】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス
12により構成されている。
【0017】システム制御部2は、ROM3書き込まれ
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するものである。
【0018】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
【0019】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。なお、RAM4は、図示しないバックアップ
用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時
にも記憶内容は保持される。
【0020】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。また、プロッタ6は、電子写真方式の
もので、図示しない感光体上に静電潜像を形成するため
のレーザービームの制御により、トナーの消費量を通常
よりも低減できる、トナー節約モードでの記録を行うこ
とができる。
【0021】画像メモリ7は、スキャナ5で読み取った
画情報を、メモリ送信するために一時的にファイルとし
て蓄積したり、受信した画情報を、プロッタ6により記
録するまでファイルとして一時的に蓄積したりするため
のものである。
【0022】符号化復号化部8は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。
【0023】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
【0024】図2に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりする際の番号入力のために
用いられるものである。[Yes]キー9b及び[N
o]キー9cは、ユーザに決定または取消の各種選択を
させるためのキーである。[ストップ]キー9dは、各
種動作の強制的な停止を指示するためのものである。
[スタート]キー9eは、ファクシミリ送信動作の開始
や、コピー動作の開始を指示するためのものである。
[ファンクション]キー9fは、ワンタッチダイヤルの
登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユーザパラメータ
の設定機能や、ファクシミリ装置1の標準的なファクシ
ミリ装置としての機能以外の、時刻指定送信、部門コー
ド指定送信、親展送信等の拡張的な機能を呼び出すため
のもので、この[ファンクション]キー9fを押下し
て、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入力
することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
【0025】カーソルキー群9gは、[下矢印]キー9
gd、[左矢印]キー9gl、[右矢印]キー9gr、
及び、[上矢印]キー9guにより構成されている。
[下矢印]キー9gd及び[上矢印]キー9guは、各
キーの押下に応じて、表示器9hの表示内容を変更した
り、表示内容を上下にスクロールしたりするものであ
る。また、[左矢印]キー9gl及び[右矢印]キー9
grは、各キーの押下に応じて、表示器8hに表示され
た項目や機能等を選択するものである。表示器9hは、
ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセー
ジを表示するものである。
【0026】図1に戻って、モデム10は、G3ファク
シミリモデムであり、網制御部11を介して公衆網に送
信するデータを変調する一方、網制御部11を介して公
衆網から受信した信号を復調するものである。また、モ
デム10は、入力されたダイヤル番号に対応してDTM
F信号の送出も行う。網制御部11は、公衆網に接続さ
れて、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反
転の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートー
ン(話し中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等
の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うも
のである。システムバス12は、上記各部がデータをや
り取りするための信号ラインである。
【0027】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置1における各種処理手順について、順に説明す
る。
【0028】先ず、[ファンクション]キー押下対応処
理手順について、図3を参照して説明する。
【0029】同図において、システム制御部2は、[フ
ァンクション]キー9fが押下されるのを監視し(判断
101のNoループ)、[ファンクション]キー9fが
押下されると(判断101のYes)、番号「12」が
テンキー8aにより入力されるか、その他の番号が入力
されるかを監視する(判断102のNo、判断103の
Noループ)。
【0030】そして、その他の番号が入力された場合は
(判断103のYes)、入力された番号に対応する、
ワンタッチダイヤル登録処理等のその他の処理を行う
(処理104)。番号「12」が入力された場合は(判
断102のYes)、白紙代行受信モード設定処理を行
う(処理105)。
【0031】処理105の白紙代行受信モード設定処理
の具体的な処理手順について、図4ないし図17を参照
して説明する。
【0032】先ず、図4において、システム制御部2
は、操作表示部9の表示器9hに、図5に示す表示D1
aを表示しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Y
es]キー9bが押下されるのを監視する(処理20
1、判断202のNo、判断203のNoループ)。そ
して、[Yes]キー9bが押下された場合は(判断2
03のYes)、白紙代行受信モード「OFF」が選択
されたことになるため、白紙代行受信モードを解除する
(処理204)。
【0033】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断202のYes)、図5に示す表示D1bを表示
しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]キ
ー9bが押下されるのを監視する(処理205、判断2
06のNo、判断207のNoループ)。そして、[右
矢印]キー9grが押下された場合は(判断206のY
es)、処理201に戻る。
【0034】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断207のYes)、白紙代行受信モード「ON」
が選択されたことになるため、白紙代行受信モードに設
定する(処理208)。なお、処理204で解除され、
処理208で設定される、白紙代行受信モードの設定状
態は、RAM4に記憶される、所定のフラグのON/O
FFにより記憶される。
【0035】処理208で白紙代行受信モードに設定さ
れた場合は、白紙代行受信モードにおける詳細な設定を
更に行うために、図6の処理301に移行する。
【0036】図6において、システム制御部2は、操作
表示部9の表示器9hに、図7に示す表示D2aを表示
しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Yes]キ
ー9bが押下されるのを監視する(処理301、判断3
02のNo、判断303のNoループ)。そして、[Y
es]キー9bが押下された場合は(判断303のYe
s)、白紙代行受信通知モード「OFF」が選択された
ことになるため、白紙代行受信モードを解除する(処理
304)。
【0037】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断302のYes)、図7に示す表示D2bを表示
しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]キ
ー9bが押下されるのを監視する(処理305、判断3
06のNo、判断307のNoループ)。そして、[右
矢印]キー9grが押下された場合は(判断306のY
es)、処理301に戻る。
【0038】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断307のYes)、白紙代行受信通知モード「O
N」が選択されたことになるため、白紙代行受信通知モ
ードに設定する(処理308)。なお、処理304で解
除され、処理308で設定される、白紙代行受信通知モ
ードの設定状態は、RAM4に記憶される、所定のフラ
グのON/OFFにより記憶される。
【0039】処理304または処理308で白紙代行受
信通知モードが設定または解除された後は、図8の処理
401に移行する。
【0040】図8において、システム制御部2は、操作
表示部9の表示器9hに、図9に示す表示D3aを表示
しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Yes]キ
ー9bが押下されるのを監視する(処理401、判断4
02のNo、判断403のNoループ)。そして、[Y
es]キー9bが押下された場合は(判断403のYe
s)、白紙代行受信通知形態が「ディスプレイに表示」
と選択されたことになるため、白紙代行受信通知表示モ
ードに設定する(処理404)。
【0041】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断402のYes)、図9に示す表示D3bを表示
しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]キ
ー9bが押下されるのを監視する(処理405、判断4
06のNo、判断407のNoループ)。そして、[右
矢印]キー9grが押下された場合は(判断406のY
es)、処理401に戻る。
【0042】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断407のYes)、白紙代行受信通知形態が「レ
ポート出力」と選択されたことになるため、白紙代行受
信通知レポート出力モードに設定する(処理408)。
なお、処理404で表示モードと設定され、処理408
で設定される、レポート出力モードと設定される白紙代
行受信通知形態の設定状態は、RAM4に記憶される、
所定のフラグのON/OFFにより記憶される。
【0043】処理404または処理408で白紙代行受
信通知形態が設定された後は、図10の処理501に移
行する。
【0044】図10において、システム制御部2は、操
作表示部9の表示器9hに、図11に示す表示D4aを
表示しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Ye
s]キー9bが押下されるのを監視する(処理501、
判断502のNo、判断503のNoループ)。そし
て、[Yes]キー9bが押下された場合は(判断50
3のYes)、白紙代行受信ファイル連結出力「OF
F」が選択されたことになるため、白紙代行受信ファイ
ル連結出力モードを解除する(処理504)。
【0045】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断502のYes)、図11に示す表示D4bを表
示しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]
キー9bが押下されるのを監視する(処理505、判断
506のNo、判断507のNoループ)。そして、
[右矢印]キー9grが押下された場合は(判断506
のYes)、処理501に戻る。
【0046】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断507のYes)、白紙代行受信ファイル連結出
力「ON」が選択されたことになるため、白紙代行受信
ファイル連結出力モードに設定する(処理508)。な
お、処理504で解除され、処理508で設定される、
白紙代行受信ファイル連結出力モードの設定状態は、R
AM4に記憶される、所定のフラグのON/OFFによ
り記憶される。
【0047】処理504または処理508で白紙代行受
信ファイル連結出力モードが設定された後は、図12の
処理601に移行する。
【0048】図12において、システム制御部2は、操
作表示部9の表示器9hに、図13に示す表示D5aを
表示しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Ye
s]キー9bが押下されるのを監視する(処理601、
判断602のNo、判断603のNoループ)。そし
て、[Yes]キー9bが押下された場合は(判断60
3のYes)、トナー節約白紙出力「OFF」が選択さ
れたことになるため、トナー節約白紙出力モードを解除
する(処理604)。
【0049】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断602のYes)、図13に示す表示D5bを表
示しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]
キー9bが押下されるのを監視する(処理605、判断
606のNo、判断607のNoループ)。そして、
[右矢印]キー9grが押下された場合は(判断606
のYes)、処理601に戻る。
【0050】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断607のYes)、トナー節約白紙出力「ON」
が選択されたことになるため、トナー節約白紙出力モー
ドに設定する(処理608)。なお、処理604で解除
され、処理608で設定される、トナー節約白紙出力モ
ードの設定状態は、RAM4に記憶される、所定のフラ
グのON/OFFにより記憶される。
【0051】処理604または処理608でトナー節約
白紙出力モードが設定された後は、図14の処理701
に移行する。
【0052】図14において、システム制御部2は、操
作表示部9の表示器9hに、図15に示す表示D6aを
表示しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Ye
s]キー9bが押下されるのを監視する(処理701、
判断702のNo、判断703のNoループ)。そし
て、[Yes]キー9bが押下された場合は(判断70
3のYes)、白紙無条件消去「OFF」が選択された
ことになるため、白紙無条件消去モードを解除する(処
理704)。
【0053】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断702のYes)、図15に示す表示D6bを表
示しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]
キー9bが押下されるのを監視する(処理705、判断
706のNo、判断707のNoループ)。そして、
[右矢印]キー9grが押下された場合は(判断706
のYes)、処理701に戻る。
【0054】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断707のYes)、白紙無条件消去「ON」が選
択されたことになるため、白紙無条件消去モードに設定
する(処理708)。なお、処理704で解除され、処
理708で設定される、白紙無条件消去モードの設定状
態は、RAM4に記憶される、所定のフラグのON/O
FFにより記憶される。
【0055】処理704または処理708で白紙無条件
消去モードが設定された後は、図16の処理801に移
行する。
【0056】図16において、システム制御部2は、操
作表示部9の表示器9hに、図17に示す表示D7aを
表示しつつ、[左矢印]キー9gl、または、[Ye
s]キー9bが押下されるのを監視する(処理801、
判断802のNo、判断803のNoループ)。そし
て、[Yes]キー9bが押下された場合は(判断80
3のYes)、白紙消去レポート出力「OFF」が選択
されたことになるため、白紙消去レポート出力モードを
解除する(処理804)。
【0057】[左矢印]キー9glが押下された場合は
(判断802のYes)、図17に示す表示D7bを表
示しつつ、[右矢印]キー9gr、または、[Yes]
キー9bが押下されるのを監視する(処理805、判断
806のNo、判断807のNoループ)。そして、
[右矢印]キー9grが押下された場合は(判断806
のYes)、処理801に戻る。
【0058】[Yes]キー9bが押下された場合は
(判断807のYes)、白紙消去レポート出力「O
N」が選択されたことになるため、白紙消去レポート出
力モードに設定する(処理808)。なお、処理804
で解除され、処理808で設定される、白紙消去レポー
ト出力モードの設定状態は、RAM4に記憶される、所
定のフラグのON/OFFにより記憶される。
【0059】このようにして、白紙代行受信モードの設
定/解除、及び、白紙代行受信モードの詳細な設定を行
う一方、ファクシミリ装置1は、図18及び図19に示
す着信処理手順を行う
【0060】それらの図において、システム制御部2
は、網制御部11の状態を監視することで、公衆網から
のファクシミリ通信の着信を監視している(判断901
のNoループ)。
【0061】そして、着信があると(判断901のYe
s)、先ず、白紙受信フラグFrを0にリセットする
(処理902)。そして、G3ファクシミリプロトコル
を送信側とやりとりしつつ画情報をファクシミリメッセ
ージとして受信し、画像メモリ7に記憶しつつ、画情報
を1ページ分受信したかを監視する(処理903、判断
904のNoループ)、そして、1ページ分受信すると
(判断904のYes)、現在、白紙代行受信モードに
設定されているか否かを判断する(判断905)。な
お、この白紙代行受信モードは、図4の処理204また
は処理208により解除/設定されたものである。
【0062】白紙代行受信モードに設定されていない場
合は(判断905のNo)、処理910に移行して、受
信したページに係る白紙フラグを0とする。
【0063】ここで、1通信分の受信画情報は、図20
に示すように、各通信ごとに異なるファイル番号により
区別されるファイルとして画像メモリ7に記憶蓄積され
る。そして、ファイルを構成する1通信分の受信画情報
の各ページには、白紙フラグが対応している。
【0064】さて、判断905で、白紙代行受信モード
に設定されている場合は(判断905のYes)、白紙
受信フラグFrが0であるかを判断し(判断906)、
0である場合は(判断906のYes)、受信した1ペ
ージ分の画情報について、白紙判定を行う(処理90
7)。
【0065】処理907における白紙判定は、画像メモ
リ7に記憶蓄積された、符号化されている1ページ分の
受信画情報を符号化復号化部8で復号伸展しつつ、黒画
素数を計数して、所定のしきい値よりも小さい場合に白
紙と判定したり、黒画素を含むライン数を計数して、所
定のしきい値より小さい場合に白紙と判定する等の、既
に知られた判定手順を適用できる。
【0066】また、本実施の形態では、送信側から白紙
の画情報が送信されてきた場合でも、送信側装置におい
て送信画情報の先頭に付加されることが多い、送信側装
置の所属部門名、送信日時、ページ番号等のヘッダ情報
が付加された白紙画情報を、白紙画情報として正確に判
定するために、受信画情報のページ先頭の1行について
は、黒画素数の計数や、黒画素を含むライン数の計数の
対象とはしない。
【0067】さて、処理907で白紙判定を行った結
果、受信した1ページの画情報が白紙でないと判定され
た場合は(判断908のNo)、処理910に移行し、
受信したページに係る白紙フラグを0とする。白紙であ
ると判定された場合は(判断908のYes)、白紙受
信フラグFrに1をセットする(処理909)。
【0068】判断906で白紙受信フラグFrが既に1
である場合(判断906のNo)、または、処理909
の後は、受信したページに係る白紙フラグを1とする
(処理911)。
【0069】処理910または処理911により、受信
したページに係る白紙フラグを0にリセット、または、
1にセットした後は、次の受信ページがあるかを判断し
(判断912)、次のページがある場合は(判断912
のYes)、処理903に戻る。次のページがない場合
は(判断912のNo)、図19の処理913に移行す
る。
【0070】判断912のNoの時点では、受信画情報
のファイルの各ページに係る白紙フラグは、白紙代行受
信モードでなければ、全て0となり、白紙受信モードで
あれば、白紙と判定されるページ以前のページについて
は、0となり、白紙と判定されるページ以降のページに
ついては、1となる。
【0071】そして、処理913では、受信画情報のフ
ァイル中の白紙フラグが0のページを、画像メモリ7か
ら読み出して符号化復号化部8で復号伸展してプロッタ
6により記録出力し、記録出力が完了したページの画情
報を画像メモリ7から消去する。
【0072】これにより、白紙代行受信モードではな
い、通常のモードで受信された画情報ファイルについて
は、全てのページについて、白紙フラグが0であるた
め、全ページが記録出力されると共に消去され、ファイ
ル自体も削除されることになる。一方、白紙代行受信モ
ードで受信された画情報ファイルについては、白紙フラ
グが0のページのみが記録出力されると共に消去され、
白紙フラグが1のページは、記録出力されないで残さ
れ、ファイル自体も、残されることになる。
【0073】なお、処理913では、1通信分の受信画
情報をいったん記憶蓄積してから、白紙フラグ0のペー
ジを記録出力して消去するようにしたが、判断912の
前において、白紙フラグ0のページについては、随時記
録出力して消去するようにしてもよい。
【0074】参照して、処理913の後は、現在、白紙
代行受信通知モードであるかを判断する(判断91
4)。なお、この白紙代行受信通知モードは、図6の処
理304または処理308により解除/設定されたもの
である。
【0075】白紙代行受信通知モードでない場合は(判
断914のNo)、判断919に移行するが、白紙代行
受信通知モードである場合は(判断914のYes)、
更に、レポート出力モードであるか否か(表示モードで
あるか)を判断する(判断915)。このレポート出力
モードであるか否か(表示モードであるか)は、図8の
処理404または処理408により設定されたものであ
る。
【0076】レポート出力モードではなく、表示モード
である場合には(判断915のNo)、図21に示すよ
うに、表示器9hに、「白紙検知の受信ファイル(00
5)があります」との、白紙代行受信したことを通知す
るメッセージを表示する(処理916)。なお、そのメ
ッセージ中の(005)は、白紙代行受信した画情報フ
ァイルのファイル番号を示している。
【0077】レポート出力モードである場合は(判断9
15のYes)、ROM3のフォントテーブル3aを参
照しつつ、白紙代行受信したことを通知するためのレポ
ート画情報を作成して(処理917)、プロッタ6で記
録紙に記録出力する(処理918)。
【0078】図22に、処理917で作成され処理91
8で出力されるレポートの一例を示す。同図において、
レポートは、「白紙検知の代行受信通知レポート」との
表題の文字列と、ファクシミリ装置1の所属部門名称と
しての「リコー」の文字列と、「受信中に白紙を検知し
ました。受信文書は、代行受信しております。」との、
白紙代行受信を行っている旨を示す文字列と、「ファン
クションにて出力操作をして下さい。」との、代行受信
した白紙画情報の出力を促す文字列と、通信管理情報と
しての、受信時刻、相手先及び受信枚数の各文字列と、
白紙代行受信したファイルのファイル番号(005)の
文字列とにより構成されている。
【0079】このように、白紙代行受信したことをレポ
ートまたは表示により通知することで、処理すべき白紙
代行受信ファイルの存在を遅滞なくユーザに通知でき
る。
【0080】処理916または処理918の後、あるい
は、判断914がNoの場合には、現在、白紙無条件消
去モードであるかを判断する(判断919)。なお、こ
の白紙無条件消去モードは、図14の処理704または
処理708により解除/設定されたものである。
【0081】白紙無条件消去モードでない場合は(判断
919のNo)、処理を終了するが、白紙無条件消去モ
ードである場合は(判断919のYes)、受信ファイ
ル中の白紙フラグが1のページを画像メモリ7から消去
する(処理920)。白紙フラグが0のページは、処理
913で既に消去されていて、処理920により、ファ
イル中の全ページが消去されたため、ファイル自体も削
除する(処理921)。
【0082】そして、更に、白紙消去レポート出力モー
ドであるか否かを判断する(判断922)。この白紙消
去レポート出力モードであるか否かは、図16の処理8
04または処理808により解除/設定されたものであ
る。
【0083】白紙消去レポート出力モードではない場合
には(判断922のNo)、処理を終了するが、白紙消
去レポート出力モードである場合は(判断922のYe
s)、ROM3のフォントテーブル3aを参照しつつ、
白紙画情報を消去したことを通知するためのレポート画
情報を作成して(処理923)、プロッタ6で記録紙に
記録出力する(処理924)。
【0084】図23に、処理923で作成され処理92
4で出力されるレポートの一例を示す。同図において、
レポートは、「白紙検知の代行受信通知レポート」との
表題の文字列と、ファクシミリ装置1の所属部門名称と
しての「リコー」の文字列と、「受信中に白紙を検知し
ました。受信文書は、消去しました。」との、白紙代行
受信を行い、受信した白紙画情報を指示通り消去した旨
を示す文字列と、通信管理情報としての、受信時刻、相
手先及び受信枚数の各文字列と、白紙代行受信したファ
イルのファイル番号(005)の文字列とにより構成さ
れている。
【0085】このように、代行受信した白紙画情報を消
去したことをレポートにより通知することで、代行受信
した白紙画情報を指示通り消去したことをユーザに通知
することができる。
【0086】以上の着信処理手順により、白紙代行受信
モードではない場合には、従来と同様のメモリ受信の動
作を行うことができる一方、白紙代行受信モードである
場合には、白紙画情報だけは、記録紙に記録出力しない
で、画像メモリ7に記憶蓄積したままとして、後のユー
ザの処理に委ねる。ただし、ユーザにより、白紙無条件
消去モードに設定されている場合には、白紙画情報を記
録紙に記録出力しないまま、画像メモリ7から消去す
る。
【0087】次に、ユーザが、白紙代行受信ファイルを
処理するために、任意のタイミングで、または、設定に
応じた処理916による表示や、処理918により記録
出力されたレポートを参照することで処理すべき白紙代
行受信ファイルの存在に気づいた場合に行われる、[フ
ァンクション]キー9fが押下されることにより起動さ
れる、ファンクション押下対応処理手順について、図2
4を参照して説明する。
【0088】同図において、システム制御部2は、[フ
ァンクション]キー9fが押下されるのを監視し(判断
1001のNoループ)、[ファンクション]キー9f
が押下されると(判断1001のYes)、番号「1
0」がテンキー8aにより入力されるか、番号「11」
がテンキー8aにより入力されるか、その他の番号が入
力されるかを監視する(判断1002のNo、判断10
03のNo、判断1004のNoループ)。
【0089】そして、その他の番号が入力された場合は
(判断1004のYes)、入力された番号に対応す
る、ワンタッチダイヤル登録処理等のその他の処理を行
う(処理1005)。番号「10」が入力された場合は
(判断1002のYes)、白紙代行ファイル消去処理
を行う(処理105)。番号「11」が入力された場合
は(判断1003のYes)、白紙代行ファイル出力処
理を行う(処理1007)。
【0090】処理1006の白紙代行受信ファイル消去
処理の具体的な処理手順について、図25を参照して説
明する。
【0091】同図において、システム制御部2は、操作
表示部9の表示器9hに、図26に示す表示D10を表
示しつつ、テンキー9aによる3桁のファイル番号の入
力があるか、または、[下矢印]キー9gdが押下され
るのを監視する(判断1102のNo、判断1103の
Noループ)。
【0092】そして、ファイル番号が直接入力された場
合は(判断1102のYes)、その入力されたファイ
ル番号により指定された、白紙代行受信のファイルを画
像メモリ7から消去する。
【0093】[下矢印]キー9gdが押下された場合は
(判断1103のYes)、図26に示す表示D11を
表示する(処理1104)。処理1104では、未処理
のまま画像メモリ7に残されている白紙代行受信のファ
イルのファイル番号のうちの1つを第1候補として表示
する(図においては、ファイル番号(005))。
【0094】そして、[上矢印]キー9guまたは[下
矢印]キー9gdが押下されるか、あるいは、[Ye
s]キー8bが押下されるかを監視し(判断1105の
No、判断1106のNoループ)、[上矢印]キー9
guまたは[下矢印]キー9gdが押下された場合は、
それらのキーが押下されるごとに、未処理のまま画像メ
モリ7に残されている白紙代行受信のファイルのファイ
ル番号の前候補、または、次候補を検索して表示し(処
理1107)、判断1105に戻る。
【0095】そして、[Yes]キー9bが押下される
と(判断1106)、その時点で表示されていたファイ
ル番号により指定された白紙代行受信のファイルを、処
理1108において、画像メモリ7から消去する。
【0096】これにより、代行受信して画像メモリ7に
記憶蓄積した白紙画情報であっても、ユーザが記録出力
する必要がないと判断したものについては、消去するこ
とができる。
【0097】次に、処理1007の白紙代行受信ファイ
ル出力処理の具体的な処理手順について、図27を参照
して説明する。
【0098】同図において、システム制御部2は、先
ず、トナー節約白紙出力モードに設定されているかを判
断する(判断201)。なお、そのトナー節約白紙出力
モードは、図12の処理604または処理608により
解除/設定されたものである。
【0099】トナー節約白紙出力モードに設定されてい
る場合には(判断1201のYes)、プロッタ6をト
ナー節約モードに設定して(処理1202)、判断12
03に移行する。トナー節約白紙出力モードに設定され
ていない場合には(判断1201のNo)、プロッタ6
をトナー節約モードに設定しないで通常のモードに設定
したまま、判断1203に移行する。
【0100】判断1203では、連結出力モードに設定
されているかを判断する。なお、その連結出力モード
は、図10の処理504または処理508により解除/
設定されたものである。
【0101】連結出力モードに設定されていない、通常
のモードの場合は(判断1203のNo)、画像メモリ
7に記憶蓄積されている、白紙代行受信ファイルの各ペ
ージをページ単位でプロッタ6によりそのまま記録紙に
記録出力する(処理1204)。なお、処理1204に
おいては、判断1201がYesで、トナー節約白紙出
力モードである場合には、プロッタ6は、トナー節約モ
ードで白紙画情報の記録出力を行い、白紙画情報出力時
のトナー消費量を低減する。
【0102】連結出力モードに設定されている場合は
(判断1203のYes)、画像メモリ7に記憶蓄積さ
れている、白紙代行受信ファイルの複数ページの白紙画
情報の先頭部分を連結して1ページ分の連結画情報を作
成し(処理1205)、プロッタ6により記録出力する
(処理1206)。そして、未連結のページがある場合
には(判断1207のYes)、処理1205及び処理
1206を繰り返し行う。未連結のページがない場合に
は(判断1207のNo)処理を終了する。なお、処理
1206においては、判断1201がYesで、トナー
節約白紙出力モードである場合には、プロッタ6は、ト
ナー節約モードで白紙画情報の記録出力を行い、白紙画
情報出力時のトナー消費量を低減する。
【0103】図28に処理1205により連結され、処
理1206により出力される連結画情報の一例を示す。
同図に示すように、複数の白紙画情報のそれぞれの先頭
部分に送信側装置において付加されたヘッダ情報が、1
ページの記録紙にまとめて記録されている。これによ
り、記録紙の無駄を抑えつつ、白紙画情報の送信元につ
いての情報をユーザに提示することが可能となる。
【0104】なお、以上説明した実施の形態において
は、プロッタ6が記録剤としてトナーを使用する電子写
真方式のものであるファクシミリ装置1に本発明を適用
したが、本発明はそれに限らず、プロッタ6が記録剤と
してインクを使用するインクジェット方式のもの等の、
通常の記録モードの他に記録剤を節約した記録モードを
もつプロッタを備えたものに対しても、同様に適用可能
なものである。
【0105】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、受信した
各ページの画情報のうちの白紙画情報を受信するまでに
受信した画情報については、記録紙に記録出力される
が、白紙画情報を受信して以降の画情報については、前
記白紙代行受信手段により、記憶蓄積され、無条件に
は、記録紙に記録出力されない。そして、所定の指示入
力があったときに初めて前記白紙代行受信手段に記憶蓄
積された画情報が前記記録手段により記録紙に記録出力
される。したがって、受信した白紙画情報をユーザの必
要に応じて記録紙に記録できまたは記録紙に記録しない
ようにして記録紙の無駄を防ぐことが可能となる効果が
得られる。
【0106】請求項2に係る発明によれば、前記白紙代
行受信手段に代行受信した画情報が記憶蓄積された場合
に、その旨を通知するレポート画情報が作成されて記録
紙に記録出力されるため、記録出力可能な画情報が前記
白紙代行受信手段に記憶蓄積されたことを、ユーザに対
してその都度通知でき、前記白紙代行受信手段に記録蓄
積された画情報が記録出力されないでそのまま残りって
しまってメモリの空き領域が減らない事態を回避するこ
とができる。
【0107】請求項3に係る発明によれば、前記白紙代
行受信手段に代行受信した画情報が記憶蓄積された場合
に、その旨を通知する表示が行われるため、記録出力可
能な画情報が前記白紙代行受信手段に記憶蓄積されたこ
とを、ユーザに対してその都度通知でき、前記白紙代行
受信手段に記録蓄積された画情報が記録出力されないで
そのまま残りってしまってメモリの空き領域が減らない
事態を回避することができる。
【0108】請求項4に係る発明によれば、受信した各
ページの画情報のうちの白紙画情報を受信するまでに受
信した画情報については、記録紙に記録出力されるが、
白紙画情報を受信して以降の画情報については、前記白
紙代行受信手段により、記憶蓄積され、記録紙に記録出
力されないまま無条件に消去されてしまうことはない。
そして、所定の指示入力があったときに初めて前記白紙
代行受信手段に記憶蓄積された画情報が前記消去手段に
より消去される。したがって、受信した白紙画情報をユ
ーザの必要に応じて記録紙に記録しないようにして記録
紙の無駄を防ぐことが可能となる効果が得られる。
【0109】請求項5に係る発明によれば、前記記録手
段は、所定の指示入力に応じて、前記白紙代行受信手段
に記憶蓄積された複数ページの画情報の各先頭部分を連
結して1ページ分の連結画情報を順次作成して記録出力
するため、受信した白紙画情報の先頭部分に付加されて
いることが多い、送信側において付加された情報を、記
録紙を無駄にすることなく、効率的に記録出力すること
ができる。したがって、白紙画情報を送信してきた送信
元を識別するための情報を記録紙の無駄を最小限にとど
めつつユーザに提示することが可能となる効果が得られ
る。
【0110】請求項6に係る発明によれば、前記記録手
段は、通常時よりも記録剤の消費量を低減した画情報記
録が可能な記録剤節約モードを備えたものであり、前記
白紙代行受信手段に記憶蓄積された画情報をその記録剤
節約モードで記録出力するため、代行受信した白紙画情
報が多量である場合でも、記録剤の消費量を抑えること
が可能となる効果が得られる。
【0111】請求項7に係る発明によれば、前記白紙検
出手段が白紙画情報の受信を検出した場合において、前
記モード設定手段により白紙画情報無条件消去モードに
設定されている場合は、それ以降に受信するページの画
情報を前記白紙代行受信手段に代行受信させないで消去
するため、前記白紙代行受信手段のための記憶領域を十
分に確保できない場合に対応することができ、メモリを
有効に使用することが可能となる効果が得られる。
【0112】請求項8に係る発明によれば、前記白紙画
情報無条件消去手段により、代行受信した画情報が前記
白紙代行受信手段に記憶蓄積されないで消去された場合
に、その旨を通知する消去レポート画情報が作成されて
記録紙に記録出力されるため、白紙画情報を受信したが
記憶蓄積はしなかったことを、ユーザに対してその都度
通知することが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける、ファンクションキー押下対応処理手順について
示すフローチャートである。
【図4】白紙代行受信モード設定処理の具体的な処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示す処理手順における表示例を示す図で
ある。
【図6】図4と共に、白紙代行受信モード設定処理の具
体的な処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図6に示す処理手順における表示例を示す図で
ある。
【図8】図4及び図6と共に、白紙代行受信モード設定
処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図8に示す処理手順における表示例を示す図で
ある。
【図10】図4、図6及び図8と共に、白紙代行受信モ
ード設定処理の具体的な処理手順を示すフローチャート
である。
【図11】図10に示す処理手順における表示例を示す
図である。
【図12】図4、図6、図8及び図10と共に、白紙代
行受信モード設定処理の具体的な処理手順を示すフロー
チャートである。
【図13】図12に示す処理手順における表示例を示す
図である。
【図14】図4、図6、図8、図10及び図12と共
に、白紙代行受信モード設定処理の具体的な処理手順を
示すフローチャートである。
【図15】図14に示す処理手順における表示例を示す
図である。
【図16】図4、図6、図8、図10、図12及び図1
4と共に、白紙代行受信モード設定処理の具体的な処理
手順を示すフローチャートである。
【図17】図16に示す処理手順における表示例を示す
図である。
【図18】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における、着信処理手順を示すフローチャートである。
【図19】図18と共に本発明の実施の形態に係るファ
クシミリ装置における、着信処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図20】受信画情報ファイルの構成について示す図で
ある。
【図21】白紙代行受信通知の表示例を示す図である。
【図22】白紙代行受信通知のレポート例を示す図であ
る。
【図23】白紙無条件消去通知のレポート例を示す図で
ある。
【図24】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における、図3とは別のファンクションキー押下対応処
理手順について示すフローチャートである。
【図25】白紙代行受信ファイル消去処理の具体的な処
理手順を示すフローチャートである。
【図26】図25に示す処理手順における表示例を示す
図である。
【図27】白紙代行受信ファイル消去処理の具体的な処
理手順を示すフローチャートである。
【図28】図27に示す処理手順により連結出力される
白紙画情報例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 画像メモリ 8 符号化復号化部 9 操作表示部 9a テンキー 9b [Yes]キー 9c [No]キー 9d [ストップ]キー 9e [スタート]キー 9f [ファンクション]キー 9g カーソルキー群 9gd [下矢印]キー 9gl [左矢印]キー 9gr [右矢印]キー 9gu [上矢印]キー 9h 表示器 10 モデム 11 網制御部 12 システムバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画情報を記録紙に記録出力する
    ファクシミリ装置において、 受信した各ページの画情報が実質的に白紙に相当する白
    紙画情報であるか否かを検出する白紙検出手段と、その
    白紙検出手段が白紙画情報の受信を検出した場合は、そ
    れ以降に受信するページの画情報を代行受信して記憶蓄
    積する白紙代行受信手段と、所定の指示入力に応じて前
    記白紙代行受信手段に記憶蓄積された画情報を記録出力
    する記録手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記白紙代行受信手段に代行受信した画
    情報が記憶蓄積された場合に、その旨を通知するレポー
    ト画情報を作成するレポート作成手段と、そのレポート
    作成手段が作成したレポート画情報を記録紙に記録出力
    するレポート出力手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記白紙代行受信手段に代行受信した画
    情報が記憶蓄積された場合に、その旨を通知する表示を
    行う表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 所定の指示入力に応じて前記白紙代行受
    信手段に記憶蓄積された画情報を消去する消去手段を更
    に備えたことを特徴とする請求項1、2または3のいず
    れかのファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、所定の指示入力に応じ
    て、前記白紙代行受信手段に記憶蓄積された複数ページ
    の画情報の各先頭部分を連結して1ページ分の連結画情
    報を順次作成して記録出力するものであることを特徴と
    する請求項1、2、3または4のいずれかの記載のファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、通常時よりも記録剤の
    消費量を低減した画情報記録が可能な記録剤節約モード
    を備えたものであり、前記白紙代行受信手段に記憶蓄積
    された画情報をその記録剤節約モードで記録出力するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4または5のいずれ
    かの記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 所定の指示入力に応じて白紙画情報無条
    件消去モードに設定するモード設定手段と、前記白紙検
    出手段が白紙画情報の受信を検出した場合において、前
    記モード設定手段により白紙画情報無条件消去モードに
    設定されている場合は、それ以降に受信するページの画
    情報を前記白紙代行受信手段に代行受信させないで消去
    する、白紙画情報無条件消去手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5または6のいずれかの
    記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記白紙画情報無条件消去手段により、
    代行受信した画情報が前記白紙代行受信手段に記憶蓄積
    されないで消去された場合に、その旨を通知する消去レ
    ポート画情報を作成する消去レポート作成手段と、その
    消去レポート作成手段が作成した消去レポート画情報を
    記録紙に記録出力する消去レポート出力手段とを更に備
    えたことを特徴とする請求項7記載のファクシミリ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176545A (ja) * 2000-09-27 2002-06-21 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置

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JP2002176545A (ja) * 2000-09-27 2002-06-21 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置

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