JP2004104615A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信に失敗して再度同様の原稿を送りたい場合等に、原稿の内容を判別しやすく、通信が失敗した理由や失敗回避方法等を十分に知ることができるようにすることにより、容易に原稿を探すことができ、再度通信エラーになる可能性を少なくすることができるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置は、通信終了後に記録紙の表面に原稿、裏面に相手先、通信内容、日時、送信済みマークなどを印刷する。また、通信が失敗した場合には、記録紙の表面に原稿、裏面にその要因、回避方法などを印刷する。さらに、ユーザが送信済みの原稿を使って再度送信しようとした場合に、その原稿の通信が既に成功済みであれば警告を出す機能も有する。このようにして、従来どおりの一通信一枚のレポートに、原稿の内容、通信が失敗した理由、失敗回避方法等の情報を十分に出力する。
【選択図】 図3
【解決手段】ファクシミリ装置は、通信終了後に記録紙の表面に原稿、裏面に相手先、通信内容、日時、送信済みマークなどを印刷する。また、通信が失敗した場合には、記録紙の表面に原稿、裏面にその要因、回避方法などを印刷する。さらに、ユーザが送信済みの原稿を使って再度送信しようとした場合に、その原稿の通信が既に成功済みであれば警告を出す機能も有する。このようにして、従来どおりの一通信一枚のレポートに、原稿の内容、通信が失敗した理由、失敗回避方法等の情報を十分に出力する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、ファクシミリ装置における送信原稿及び、それに付随する情報の裏面への書き込み機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なファクシミリ装置には、通信終了後、通信の結果内容が記述されたレポート(以下、通信結果レポートと呼ぶ)を出力するような機能がある。また、設定によっては、通信結果レポートに、記録紙の一部分(一般的には半分程度の領域)を利用して、送信原稿を出力することもできる。すなわち、通信の結果情報が印字された通信結果レポートが出力され、ユーザーはこのレポートを保存しておき、いつ、どこに、どんな情報を送信したかなどの情報を必要なときに確認できる。たしかに、従来のファクシミリ装置によっても、通信の情報に関してはかなり詳細に出力されている。また、通信がエラーになった場合、そのエラー内容も書かれる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−336482号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、原稿の情報は、A41ページなどに出力されるため、一部分、もしくは縮小して出力されることが多い。そのため、原稿の種類によっては、レポートに出力されたものだけではどんな内容であったかが、判別すること難しく、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが困難になることも多い。
すなわち、従来のファクシミリ装置においては、上記原稿の情報等一部分にしか出力できないので、元の原稿そのものを出力することは当然不可能で、原稿の一部分のみ出力するか、原稿情報を間引いて(縮小して)、出力する。そのため、原稿内容によっては、どんな原稿を送ったか分かりづらいので、通信に失敗した場合などに再度同様の原稿を送りたい場合、その原稿自体を探すのが難しい。
【0005】
また、なぜ通信に失敗したか、結果欄の内容だけでは見当がつかないことが多く、たとえ見当がついたとしても、回避方法などは書かれていないため、ユーザーが再度送信してもまた失敗してしまうこともある。
【0006】
そこで、本発明は、従来どおりの一通信一枚のレポートに、原稿の内容、通信が失敗した理由、失敗回避方法等の情報を十分に出力することにより、通信に失敗して再度同様の原稿を送りたい場合等に、原稿の内容を判別しやすいために容易に原稿を探せ、かつ、通信が失敗した理由、失敗回避方法等に従って再送信すればよいために再度通信エラーになる可能性が少なくすることができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、記録紙の両面に書き込みが可能なプロッタ装置を有するファクシミリ装置であって、通信終了後に、通信に使用した原稿を記録紙の表面に、通信に関する情報を記録紙の裏面に印刷する機能を有することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信に関する情報は、相手先、通信内容、日時等である請求項1記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信に関する情報は、送信済みマークを含む請求項2記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信が失敗した場合に、記録紙の表面に原稿を、記録紙の裏面に失敗の要因及び/または回避方法等を印刷する機能をさらに有する請求項1から3のいずれか1項に記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、原稿の両面を読み取り可能なスキャナ装置をさらに有する請求項1から4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置であることを特徴とするするものである。
【0012】
請求項6記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、送信済みの原稿により再度送信が行われようとした場合に、その原稿の通信が既に成功済みであれば警告を出す機能をさらに有する請求項5記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明によるファクシミリ装置の実施の形態を以下詳細に説明する。
【0014】
以下に、読み取った原稿が保存可能な画像メモリ及び、文字や図形を表示可能な小型の表示装置を具備したファクシミリ装置について説明する。
【0015】
図1は、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態における各処理部をブロックで示した構成図である。
【0016】
ファクシミリ装置は、スキャナ1と、プロッタ2と、操作表示部3と、画像メモリ4と、パラメータメモリ5と、時計回路6と、通信制御部7と、符号化複合化部8と、CPU9と、ROM10と、バッファメモリ11と、キャラクタジェネレータ12と、モデム13と、網制御装置14と、原稿センサ15と、用紙センサ16と、videoメモリ17と、バッテリ18と、を有して構成される。
【0017】
スキャナ1は、原稿を読み取り、画像情報を得る。プロッタ2は、画像情報を書き込む。操作表示3は、装置の状態や、操作ガイダンスを表示するとともに、ファクシミリ装置の各種操作を行う。画像メモリ4は、画像データを蓄積する。パラメータメモリ5は、電話番号などのパラメータを蓄積する。時計回路6は、原稿を送信する際などに時間を計る。
【0018】
通信制御部7は、網制御装置14とモデム13とを制御して所定の伝送制御手順により、ファクシミリ通信を行う。符号化複合化部8は、送信する情報の符号化、受信する文書の復号化を行う。CPU9は、各部を制御してファクシミリ装置の所定の動作を制御する。ROM10は、ファクシミリ装置の動作に必要なデータを格納する。なお、表示部で表示されるヘルプ機能はROMに格納される。バッファメモリ11は、各種情報を一時的に記憶する。キャラクタジェネレータ12は、英、数、カナ、記号、及び漢字などの各文字のフォントデータを記憶している。
【0019】
モデム13は、画像情報を変復調して伝送するとともに、伝送制御手順における各種手順信号を伝送する。網制御装置14は、回線の補足、発信先電話番号である選択信号の送出、着信の検出などにより、所定の発呼動作及び着信動作を行う。原稿センサ15は、原稿があるか否かを検知する。また、原稿JAMなどを調べる。用紙センサ16は、用紙がどの位置にあるか否かを検知する。また、用紙JAMなどを調べる。videoメモリ17は、操作表示部3に表示される画面を記憶している。バッテリ18は、電話番号、相手先の名前などを記憶するためパラメータメモリをバックアップする。
【0020】
ファクシミリ装置は図にあるような処理ブロックを持ち、それぞれで特有の処理を行ない、ブロック間でデータの送受信を行う。これにより、ファクス、コピー、プリンタ等として機能することができる。
【0021】
スキャナ1は両面読み取り、プロッタ2は両面書き込み機能を持っているので、それらに両面読み取り/書き込み指示を出せば、特に追加の操作(人の手による原稿や記録紙の反転操作など) をせずに、装置が自動で両面読み取り/書き込み行ってくれる。
【0022】
以上を前提にして、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態について以下説明する。
なお、以下の制御はROM10の内容をもとに(ファクシミリ装置の)CPU9が行なう。
【0023】
図2には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第1実施例の制御フローが示されている。
【0024】
第1実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に通信の結果内容を出力することを特徴とする。そして、以下説明するように、図2に示された通信結果レポート両面出力(裏面に通信結果)フローに従う。
【0025】
ステップS21において、通信が終了したかをチェックする。通信が終了すれば(Yes)、ステップS22において、記録紙の表面に通信に使用した原稿を、裏面に通信に関する情報を出力する。
【0026】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力する。複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを記録紙の表面に出力する。
【0027】
通信に関する情報として記録紙の裏面に出力する情報は、通常の送信結果レポートと同様の内容でもよいが、出力する場所が従来とは異なる。
【0028】
本実施例によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信の結果情報を出力することが可能となり、今まで同様にレポートを1通信1枚で管理することができ、送信した原稿の内容をほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【0029】
図3には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第2実施例の動作を説明するフローチャートが示されている。
【0030】
第2実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することを特徴とする。そして、以下説明するように、図3に示された通信結果レポート両面出力(裏面にエラー要因/回避方法)フローに従う。
【0031】
ステップS31において、通信が終了したかをチェックする。
通信が終了すれば(Yes)、ステップS32において、その通信が正常に終了したかをチェックする。通信が正常に終了したかをチェックする要は、相手先に原稿情報が最後まで送られたかどうかをチェックするということである。
【0032】
通信が異常終了した場合は(ステップS32でNo)、ステップS33において、その原因を解析する。これは既知技術であり、通信プロトコルのどこでエラーになったかなどで、判断可能である。例として、エラーの内容には、「相手先応答せず」、「相手先ビジー」、「相手先受信拒否」、「相手先機能なし」などがある。
【0033】
次いで、ステップS34において、記録紙の表面に通信に使用した原稿、裏面に上記で解析した情報及び、回避方法を出力する。
【0034】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力し、複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを記録紙の表面に出力する点で、第1実施例と同じである。
【0035】
裏面に出力される解析情報及び、回避方法の例として、以下のようなものがある(エラー原因: 回避方法) 。
「相手先応答せず: 番号が正しいか確認してください。」「相手先ビジー: しばらくしてから再度送信してください。」「相手先受信拒否: 相手先のFaxの設定内容を確認してもらってください。」「相手先機能なし: 拡張送信機能は設定せず、通常の直接/メモリー送信で送ってください。」
【0036】
本実施例によると、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することが可能となり、ユーザーがその内容に従って再送信することにより、再度通信エラーになる可能性が少なくなる。また、送信した原稿の内容をレポートからほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【0037】
以上のように、第1、第2の実施例によると、ユーザーは通信結果レポートの表面を使って再送信を行うことができるようになる。
【0038】
しかしながら、通信結果の内容を良く確認せずに、既に送信済みの相手先に対して同じ原稿を送ってしまう可能性がある。また、一部分にしか出力できないので、元の原稿そのものを出力することはできず、通常は、原稿の一部分のみ出力するか、原稿情報を間引いて(縮小して)、出力する。そのため、原稿内容によっては、どんな原稿を送ったか分かりづらいので、一度送った原稿を再度送ってしまうことなどがありうる。
【0039】
そこで、第3の実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に相手先、通信内容、日時、送信済みマークなどを出力することを特徴とする。
【0040】
図4には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第3実施例の動作を説明するフローチャートが示されている。すなわち、第3実施例は、以下説明するように、図4に示された通信結果レポート両面出力(裏面に通信情報、送信済みマーク)フローに従う。
【0041】
ステップS41において、通信が終了したかをチェックする。
通信が終了すれば(Yes)、ステップS42において、その通信が正常に終了したかをチェックする。通信が正常に終了したかをチェックする要は、相手先に原稿情報が最後まで送られたかどうかをチェックするということである点は、第2実施例におけるのと同様である。
【0042】
通信が正常終了した場合は(Yes)、ステップS43において、記録紙の表面に通信に使用した原稿、裏面に通信に関する情報及び、送信済みマーク(*f)を出力する。
【0043】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力し、複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを出力する点で、第1、第2実施例におけるのと同様である。
【0044】
通信に関する情報として記録紙の裏面に出力する情報は、通常の送信結果レポートと同様の内容でもよいが、出力する場所が従来とは異なるという点で、第1実施例におけるのと同様である。
【0045】
送信済みマークについては、原稿情報と区別できるようなものにする。例えば、バーコードのようなものであれば、読み取り時に容易に判別可能である。
【0046】
本実施例によると、送信済みマークを通信結果レポートの裏面に出力することが可能となる。そして、この情報を使い、再度送信しようとした際、その宛先に対し既に送信済みかどうかをチェックすることが可能となり、無駄な通信を行うことを避けることができる。
【0047】
図5には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第4実施例を説明するための送信済み原稿、再送信チェックフローが示されている。
【0048】
ステップS51において、通信時に、原稿を両面読み取りして、送信済みマークがあるかをチェックする。ここで送信済みマークは、表面、裏面、どちらにあるか分からないので、両面をチェックする。
【0049】
送信済みマークが読み取られた場合(ステップS51でYes)、ステップS52において、今回の通信宛先が、前回同様の原稿を使って通信した宛先と同じであるかをチェックする。
【0050】
ここで前回の宛先情報の取得方法は2つ考えられる。
1つ目は、裏面の通信に関する情報から読み取る方法。そのためには、宛先情報は読み取り時に容易に判別できるように印字しておく必要がある。普通のテキストタイプの文字だと読み取り時に判別できない可能性がある。
2つ目は、送信済みマークをユニークに識別できるようにしておき(送信済みマークは毎回多少違うものが印字される)、その送信済みマークに関する宛先情報をファクシミリ装置のパラメータメモリなどに保存しておく方法である。この方法ならば、送信済みマークさえ、ユニークに判別できるようにしておけば、容易に前回どの宛先に送ったかを判断可能である。
どちらの方法を使うかは、ファクシミリ装置の性能により選択すればよい。
【0051】
送信済みマークが同じ宛先である場合(ステップS52でYes)、ステップS53において、前回の通信でその宛先に対して通信が成功しているかをチェックする。前回の通信結果情報の取得方法も、前述した前回の宛先情報の取得方法と同様な2つ方法が考えられる。こちらについても、どちらの方法を使うかは、ファクシミリ装置の性能により選択すればよい。
【0052】
ステップS54において、既に通信が成功済みの場合は、警告画面を出して、その旨を知らせる。警告画面の例としては、以下のようなものがある。
「この原稿は、既に宛先:XXXには送信済みですが、再度送信しますか? 」(XXXには相手先の番号、名称などが入る)
この画面で、Yes/Noを選択させ、Yesであれば再度送信、Noであれば通信を中止するなどの制御を行えばよい。
【0053】
ステップS55において、今回の通信宛先、全てに対して、同様のチェックを行う。すなわち、全部の宛先のチェックが終わった否かを確認する。
【0054】
【発明の効果】
請求項1から6記載の発明によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信の結果情報を出力することが可能となり、今まで同様にレポートを1通信1枚で管理することができ、送信した原稿の内容をほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。すなわち、ユーザーは通信結果レポートの表面を使って再送信を行うことができる。
【0055】
請求項3から6記載の発明によれば、送信済みマークを通信結果レポートの裏面に出力することが可能となる。そして、この情報を使い、再度送信しようとした際、その宛先に対し既に送信済みかどうかをチェックすることが可能となり、無駄な通信を行うことを避けることができるようになる。すなわち、請求項1、2記載の発明によっても、ユーザは通信結果の内容を良く確認せずに、既に送信済みの相手先に対して同じ原稿を送ってしまう可能性があるが、これを防ぐことができる。
【0056】
請求項4から6記載の発明によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することが可能となり、ユーザーがその内容に従って再送信することにより、再度通信エラーになる可能性が少なくなる。また、送信した原稿の内容をレポートからほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態における各処理部のブロック図である。
【図2】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第1実施例のフローチャートである。
【図3】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第2実施例のフローチャートである。
【図4】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第3実施例のフローチャートである。
【図5】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第4実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 プロッタ
3 操作表示部
4 画像メモリ
5 パラメータメモリ
6 時計回路
7 通信制御部
8 符号化複合化部
9 CPU
10 ROM
11 バッファメモリ
12 キャラクタジェネレータ
13 モデム
14 網制御装置
15 原稿センサ
16 用紙センサ
17 videoメモリ
18 バッテリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、ファクシミリ装置における送信原稿及び、それに付随する情報の裏面への書き込み機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なファクシミリ装置には、通信終了後、通信の結果内容が記述されたレポート(以下、通信結果レポートと呼ぶ)を出力するような機能がある。また、設定によっては、通信結果レポートに、記録紙の一部分(一般的には半分程度の領域)を利用して、送信原稿を出力することもできる。すなわち、通信の結果情報が印字された通信結果レポートが出力され、ユーザーはこのレポートを保存しておき、いつ、どこに、どんな情報を送信したかなどの情報を必要なときに確認できる。たしかに、従来のファクシミリ装置によっても、通信の情報に関してはかなり詳細に出力されている。また、通信がエラーになった場合、そのエラー内容も書かれる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−336482号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、原稿の情報は、A41ページなどに出力されるため、一部分、もしくは縮小して出力されることが多い。そのため、原稿の種類によっては、レポートに出力されたものだけではどんな内容であったかが、判別すること難しく、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが困難になることも多い。
すなわち、従来のファクシミリ装置においては、上記原稿の情報等一部分にしか出力できないので、元の原稿そのものを出力することは当然不可能で、原稿の一部分のみ出力するか、原稿情報を間引いて(縮小して)、出力する。そのため、原稿内容によっては、どんな原稿を送ったか分かりづらいので、通信に失敗した場合などに再度同様の原稿を送りたい場合、その原稿自体を探すのが難しい。
【0005】
また、なぜ通信に失敗したか、結果欄の内容だけでは見当がつかないことが多く、たとえ見当がついたとしても、回避方法などは書かれていないため、ユーザーが再度送信してもまた失敗してしまうこともある。
【0006】
そこで、本発明は、従来どおりの一通信一枚のレポートに、原稿の内容、通信が失敗した理由、失敗回避方法等の情報を十分に出力することにより、通信に失敗して再度同様の原稿を送りたい場合等に、原稿の内容を判別しやすいために容易に原稿を探せ、かつ、通信が失敗した理由、失敗回避方法等に従って再送信すればよいために再度通信エラーになる可能性が少なくすることができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、記録紙の両面に書き込みが可能なプロッタ装置を有するファクシミリ装置であって、通信終了後に、通信に使用した原稿を記録紙の表面に、通信に関する情報を記録紙の裏面に印刷する機能を有することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信に関する情報は、相手先、通信内容、日時等である請求項1記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信に関する情報は、送信済みマークを含む請求項2記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、通信が失敗した場合に、記録紙の表面に原稿を、記録紙の裏面に失敗の要因及び/または回避方法等を印刷する機能をさらに有する請求項1から3のいずれか1項に記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、原稿の両面を読み取り可能なスキャナ装置をさらに有する請求項1から4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置であることを特徴とするするものである。
【0012】
請求項6記載の発明によれば、ファクシミリ装置は、送信済みの原稿により再度送信が行われようとした場合に、その原稿の通信が既に成功済みであれば警告を出す機能をさらに有する請求項5記載のファクシミリ装置であることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明によるファクシミリ装置の実施の形態を以下詳細に説明する。
【0014】
以下に、読み取った原稿が保存可能な画像メモリ及び、文字や図形を表示可能な小型の表示装置を具備したファクシミリ装置について説明する。
【0015】
図1は、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態における各処理部をブロックで示した構成図である。
【0016】
ファクシミリ装置は、スキャナ1と、プロッタ2と、操作表示部3と、画像メモリ4と、パラメータメモリ5と、時計回路6と、通信制御部7と、符号化複合化部8と、CPU9と、ROM10と、バッファメモリ11と、キャラクタジェネレータ12と、モデム13と、網制御装置14と、原稿センサ15と、用紙センサ16と、videoメモリ17と、バッテリ18と、を有して構成される。
【0017】
スキャナ1は、原稿を読み取り、画像情報を得る。プロッタ2は、画像情報を書き込む。操作表示3は、装置の状態や、操作ガイダンスを表示するとともに、ファクシミリ装置の各種操作を行う。画像メモリ4は、画像データを蓄積する。パラメータメモリ5は、電話番号などのパラメータを蓄積する。時計回路6は、原稿を送信する際などに時間を計る。
【0018】
通信制御部7は、網制御装置14とモデム13とを制御して所定の伝送制御手順により、ファクシミリ通信を行う。符号化複合化部8は、送信する情報の符号化、受信する文書の復号化を行う。CPU9は、各部を制御してファクシミリ装置の所定の動作を制御する。ROM10は、ファクシミリ装置の動作に必要なデータを格納する。なお、表示部で表示されるヘルプ機能はROMに格納される。バッファメモリ11は、各種情報を一時的に記憶する。キャラクタジェネレータ12は、英、数、カナ、記号、及び漢字などの各文字のフォントデータを記憶している。
【0019】
モデム13は、画像情報を変復調して伝送するとともに、伝送制御手順における各種手順信号を伝送する。網制御装置14は、回線の補足、発信先電話番号である選択信号の送出、着信の検出などにより、所定の発呼動作及び着信動作を行う。原稿センサ15は、原稿があるか否かを検知する。また、原稿JAMなどを調べる。用紙センサ16は、用紙がどの位置にあるか否かを検知する。また、用紙JAMなどを調べる。videoメモリ17は、操作表示部3に表示される画面を記憶している。バッテリ18は、電話番号、相手先の名前などを記憶するためパラメータメモリをバックアップする。
【0020】
ファクシミリ装置は図にあるような処理ブロックを持ち、それぞれで特有の処理を行ない、ブロック間でデータの送受信を行う。これにより、ファクス、コピー、プリンタ等として機能することができる。
【0021】
スキャナ1は両面読み取り、プロッタ2は両面書き込み機能を持っているので、それらに両面読み取り/書き込み指示を出せば、特に追加の操作(人の手による原稿や記録紙の反転操作など) をせずに、装置が自動で両面読み取り/書き込み行ってくれる。
【0022】
以上を前提にして、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態について以下説明する。
なお、以下の制御はROM10の内容をもとに(ファクシミリ装置の)CPU9が行なう。
【0023】
図2には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第1実施例の制御フローが示されている。
【0024】
第1実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に通信の結果内容を出力することを特徴とする。そして、以下説明するように、図2に示された通信結果レポート両面出力(裏面に通信結果)フローに従う。
【0025】
ステップS21において、通信が終了したかをチェックする。通信が終了すれば(Yes)、ステップS22において、記録紙の表面に通信に使用した原稿を、裏面に通信に関する情報を出力する。
【0026】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力する。複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを記録紙の表面に出力する。
【0027】
通信に関する情報として記録紙の裏面に出力する情報は、通常の送信結果レポートと同様の内容でもよいが、出力する場所が従来とは異なる。
【0028】
本実施例によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信の結果情報を出力することが可能となり、今まで同様にレポートを1通信1枚で管理することができ、送信した原稿の内容をほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【0029】
図3には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第2実施例の動作を説明するフローチャートが示されている。
【0030】
第2実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することを特徴とする。そして、以下説明するように、図3に示された通信結果レポート両面出力(裏面にエラー要因/回避方法)フローに従う。
【0031】
ステップS31において、通信が終了したかをチェックする。
通信が終了すれば(Yes)、ステップS32において、その通信が正常に終了したかをチェックする。通信が正常に終了したかをチェックする要は、相手先に原稿情報が最後まで送られたかどうかをチェックするということである。
【0032】
通信が異常終了した場合は(ステップS32でNo)、ステップS33において、その原因を解析する。これは既知技術であり、通信プロトコルのどこでエラーになったかなどで、判断可能である。例として、エラーの内容には、「相手先応答せず」、「相手先ビジー」、「相手先受信拒否」、「相手先機能なし」などがある。
【0033】
次いで、ステップS34において、記録紙の表面に通信に使用した原稿、裏面に上記で解析した情報及び、回避方法を出力する。
【0034】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力し、複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを記録紙の表面に出力する点で、第1実施例と同じである。
【0035】
裏面に出力される解析情報及び、回避方法の例として、以下のようなものがある(エラー原因: 回避方法) 。
「相手先応答せず: 番号が正しいか確認してください。」「相手先ビジー: しばらくしてから再度送信してください。」「相手先受信拒否: 相手先のFaxの設定内容を確認してもらってください。」「相手先機能なし: 拡張送信機能は設定せず、通常の直接/メモリー送信で送ってください。」
【0036】
本実施例によると、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することが可能となり、ユーザーがその内容に従って再送信することにより、再度通信エラーになる可能性が少なくなる。また、送信した原稿の内容をレポートからほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【0037】
以上のように、第1、第2の実施例によると、ユーザーは通信結果レポートの表面を使って再送信を行うことができるようになる。
【0038】
しかしながら、通信結果の内容を良く確認せずに、既に送信済みの相手先に対して同じ原稿を送ってしまう可能性がある。また、一部分にしか出力できないので、元の原稿そのものを出力することはできず、通常は、原稿の一部分のみ出力するか、原稿情報を間引いて(縮小して)、出力する。そのため、原稿内容によっては、どんな原稿を送ったか分かりづらいので、一度送った原稿を再度送ってしまうことなどがありうる。
【0039】
そこで、第3の実施例は、記録紙に両面書き込み可能なプロッタを利用することによって、表面に送信原稿を、裏面に相手先、通信内容、日時、送信済みマークなどを出力することを特徴とする。
【0040】
図4には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第3実施例の動作を説明するフローチャートが示されている。すなわち、第3実施例は、以下説明するように、図4に示された通信結果レポート両面出力(裏面に通信情報、送信済みマーク)フローに従う。
【0041】
ステップS41において、通信が終了したかをチェックする。
通信が終了すれば(Yes)、ステップS42において、その通信が正常に終了したかをチェックする。通信が正常に終了したかをチェックする要は、相手先に原稿情報が最後まで送られたかどうかをチェックするということである点は、第2実施例におけるのと同様である。
【0042】
通信が正常終了した場合は(Yes)、ステップS43において、記録紙の表面に通信に使用した原稿、裏面に通信に関する情報及び、送信済みマーク(*f)を出力する。
【0043】
通信に使用した原稿については、通信時、原稿を一旦画像メモリに蓄積し、その情報を使って出力し、複数ページが読み取られた場合は、先頭のページを出力する点で、第1、第2実施例におけるのと同様である。
【0044】
通信に関する情報として記録紙の裏面に出力する情報は、通常の送信結果レポートと同様の内容でもよいが、出力する場所が従来とは異なるという点で、第1実施例におけるのと同様である。
【0045】
送信済みマークについては、原稿情報と区別できるようなものにする。例えば、バーコードのようなものであれば、読み取り時に容易に判別可能である。
【0046】
本実施例によると、送信済みマークを通信結果レポートの裏面に出力することが可能となる。そして、この情報を使い、再度送信しようとした際、その宛先に対し既に送信済みかどうかをチェックすることが可能となり、無駄な通信を行うことを避けることができる。
【0047】
図5には、本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第4実施例を説明するための送信済み原稿、再送信チェックフローが示されている。
【0048】
ステップS51において、通信時に、原稿を両面読み取りして、送信済みマークがあるかをチェックする。ここで送信済みマークは、表面、裏面、どちらにあるか分からないので、両面をチェックする。
【0049】
送信済みマークが読み取られた場合(ステップS51でYes)、ステップS52において、今回の通信宛先が、前回同様の原稿を使って通信した宛先と同じであるかをチェックする。
【0050】
ここで前回の宛先情報の取得方法は2つ考えられる。
1つ目は、裏面の通信に関する情報から読み取る方法。そのためには、宛先情報は読み取り時に容易に判別できるように印字しておく必要がある。普通のテキストタイプの文字だと読み取り時に判別できない可能性がある。
2つ目は、送信済みマークをユニークに識別できるようにしておき(送信済みマークは毎回多少違うものが印字される)、その送信済みマークに関する宛先情報をファクシミリ装置のパラメータメモリなどに保存しておく方法である。この方法ならば、送信済みマークさえ、ユニークに判別できるようにしておけば、容易に前回どの宛先に送ったかを判断可能である。
どちらの方法を使うかは、ファクシミリ装置の性能により選択すればよい。
【0051】
送信済みマークが同じ宛先である場合(ステップS52でYes)、ステップS53において、前回の通信でその宛先に対して通信が成功しているかをチェックする。前回の通信結果情報の取得方法も、前述した前回の宛先情報の取得方法と同様な2つ方法が考えられる。こちらについても、どちらの方法を使うかは、ファクシミリ装置の性能により選択すればよい。
【0052】
ステップS54において、既に通信が成功済みの場合は、警告画面を出して、その旨を知らせる。警告画面の例としては、以下のようなものがある。
「この原稿は、既に宛先:XXXには送信済みですが、再度送信しますか? 」(XXXには相手先の番号、名称などが入る)
この画面で、Yes/Noを選択させ、Yesであれば再度送信、Noであれば通信を中止するなどの制御を行えばよい。
【0053】
ステップS55において、今回の通信宛先、全てに対して、同様のチェックを行う。すなわち、全部の宛先のチェックが終わった否かを確認する。
【0054】
【発明の効果】
請求項1から6記載の発明によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信の結果情報を出力することが可能となり、今まで同様にレポートを1通信1枚で管理することができ、送信した原稿の内容をほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。すなわち、ユーザーは通信結果レポートの表面を使って再送信を行うことができる。
【0055】
請求項3から6記載の発明によれば、送信済みマークを通信結果レポートの裏面に出力することが可能となる。そして、この情報を使い、再度送信しようとした際、その宛先に対し既に送信済みかどうかをチェックすることが可能となり、無駄な通信を行うことを避けることができるようになる。すなわち、請求項1、2記載の発明によっても、ユーザは通信結果の内容を良く確認せずに、既に送信済みの相手先に対して同じ原稿を送ってしまう可能性があるが、これを防ぐことができる。
【0056】
請求項4から6記載の発明によれば、通信結果レポート出力の際、表面に原稿情報、裏面に通信が失敗した詳細な理由、回避方法などを出力することが可能となり、ユーザーがその内容に従って再送信することにより、再度通信エラーになる可能性が少なくなる。また、送信した原稿の内容をレポートからほぼそのまま確認することができるようになる。そのため、再度送信しようとした場合などに、原稿を探すことが容易となる。また、1 ページのみの原稿であれば、レポートの表面をそのまま原稿として利用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態における各処理部のブロック図である。
【図2】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第1実施例のフローチャートである。
【図3】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第2実施例のフローチャートである。
【図4】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第3実施例のフローチャートである。
【図5】本発明によるファクシミリ装置の一実施形態たる第4実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 プロッタ
3 操作表示部
4 画像メモリ
5 パラメータメモリ
6 時計回路
7 通信制御部
8 符号化複合化部
9 CPU
10 ROM
11 バッファメモリ
12 キャラクタジェネレータ
13 モデム
14 網制御装置
15 原稿センサ
16 用紙センサ
17 videoメモリ
18 バッテリ
Claims (6)
- 記録紙の両面に書き込みが可能なプロッタ装置を有するファクシミリ装置であって、
該ファクシミリ装置は、通信終了後に、前記通信に使用した原稿を前記記録紙の表面に、前記通信に関する情報を該記録紙の裏面に、印刷する機能を有することを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記通信に関する情報は、相手先、通信内容、日時等であることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
- 前記通信に関する情報は、送信済みマークを含むことを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
- 前記通信が失敗した場合に、前記記録紙の表面に原稿を、該記録紙の裏面に前記失敗の要因及び/または回避方法等を印刷する機能をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
- 原稿の両面を読み取り可能なスキャナ装置をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
- 送信済みの前記原稿により再度送信が行われようとした場合に、該原稿の通信が既に成功済みであれば警告を出す機能をさらに有することを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002266032A patent/JP2004104615A/ja not_active Withdrawn
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