JP2003338896A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003338896A
JP2003338896A JP2002144747A JP2002144747A JP2003338896A JP 2003338896 A JP2003338896 A JP 2003338896A JP 2002144747 A JP2002144747 A JP 2002144747A JP 2002144747 A JP2002144747 A JP 2002144747A JP 2003338896 A JP2003338896 A JP 2003338896A
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JP2002144747A
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English (en)
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Masahiro Iwadate
政宏 岩舘
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ受信した文書をネットワーク上
のホストに転送できなかった場合、受信した文書をプリ
ントアウトするとともに、後でプリントアウトされた用
紙を用いて簡単な操作で受信文書を前記ホストに再転送
可能とする。 【解決手段】 ファクシミリ受信した文書をネットワー
ク上のホストに転送可能な画像処理装置であって、受信
文書をホストに転送できなかった場合に、受信文書に所
定の情報を付加して印刷する印刷手段と、後で前記印刷
手段により印刷された用紙を読み取って、所定の情報が
記録されていた場合には、予め設定された転送先、もし
くは前記読み取った画像に記録されている転送先に基づ
いて、読み取った画像をホストに転送する転送手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
その装置に関し、特に、ファクシミリ受信した画像デー
タを、ネットワークに接続する外部装置に送出する画像
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ受信した文書を印刷
するだけでなく、ネットワークに接続したホストコンピ
ュータに転送する機能を備えた装置が知られている。
【0003】これは、ファクシミリ受信した文書を保管
しておくような場合に、紙で保管するのに比べ画像デー
タとしてホストコンピュータに保管しておく方が、場所
もコストもかからない。
【0004】また、受信した文書を後で再び印刷した
り、受信した複数の文書をホストコンピュータ上で一つ
にまとめたりといったように再利用する場合に、扱いや
すいといった利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置にお
いて、受信した文書をホストに転送するモードに設定さ
れている場合に、転送先のホスト側の問題や、装置とホ
スト間のネットワークの接続の問題等により、暫くの間
受信した文書をホストに正常に転送できなかった場合、
装置側のメモリ容量には限りがあるため、受信した文書
をいつまでも装置側で保管しておくことはできない。そ
こで、例えばプリンタを備えた装置であれば、やむを得
ず受信した文書をプリントアウトして処理を終えてい
た。
【0006】しかしながらこの場合、受信した文書をプ
リントアウトすることにより、受信した文書自体は消失
せずに紙で手元に残るが、ホストには格納されていない
ため、この間受信した文書はホスト上で管理したり再利
用したりできなくなってしまう。
【0007】これらホストに転送されなかった文書を、
後でホストコンピュータに格納するためには、例えばプ
リントアウトされた用紙を別途スキャナで読み取り、読
み取った画像データを何らか別の方法でホストに転送し
なければならないが、必ずしもこのような代替手段が用
意されているとは限らない。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ファクシミリ受信し
た文書をネットワークに接続する所定のホストに転送で
きなかった場合、受信した文書をプリントアウトすると
ともに、後でプリントアウトされた用紙を用いて受信し
た文書を簡単な方法で前記ホストに再転送可能な画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は下記の構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0010】(1)ファクシミリ受信した画像データを
ネットワークに接続する任意のホストに転送可能な画像
処理装置であって、転送先のホスト情報を設定する転送
先設定手段と、ファクシミリ受信した画像データを蓄積
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶している画像デー
タを前記転送先設定手段により設定されたホスト情報に
基づいて転送する転送手段と、前記転送手段により前記
画像データをホストに転送できなかった場合に、前記画
像データに所定の情報を付加して印刷する印刷手段と、
前記印刷手段により印刷された用紙を読み取る画像読み
取り手段とを備え、前記画像読み取り手段により読み取
った画像データに所定の情報が含まれていた場合、前記
画像読み取り手段により読み取った画像データを、前記
転送先設定手段により設定されたホスト情報に基づいて
転送することを特徴とする画像処理装置。
【0011】(2)前記印刷手段において付加する所定
の情報は、前記転送先設定手段により設定されたホスト
情報を含み、前記画像読み取り手段により読み取った画
像データに転送先のホスト情報が含まれていた場合、前
記読み取った画像データを、前記ホスト情報に基づいて
転送することを特徴とする前記(1)記載の画像処理装
置。
【0012】(3)ファクシミリ受信した画像データを
ネットワークに接続する任意のホストに転送可能な画像
処理装置であって、転送先のホスト情報を設定する転送
先設定手段と、ファクシミリ受信した画像データを蓄積
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶している画像デー
タを前記転送先設定手段により設定されたホスト情報に
基づき転送する転送手段と、前記転送手段により前記画
像データをホストに転送できなかった場合に、その旨を
通知するエラーレポートと前記画像データとを印刷する
印刷手段と、前記印刷手段により印刷された用紙を読み
取る画像読み取り手段とを備え、前記画像読み取り手段
により読み取った画像データがエラーレポートであった
場合、次ページ以降読み取った画像データを前記転送先
設定手段により設定されたホスト情報に基づき転送する
ことを特徴とする画像処理装置。
【0013】(4)前記印刷手段で印刷するエラーレポ
ートは、前記転送先設定手段により設定されたホスト情
報を含み、前記画像読み取り手段により読み取った画像
データがエラーレポートであった場合、次ページ以降読
み取った画像データを前記エラーレポートに印字された
ホスト情報に基づき転送することを特徴とする前記
(3)記載の画像処理装置。
【0014】(5)ファクシミリ受信した画像データを
ネットワークに接続する任意のホストに転送可能な画像
処理装置であって、予め発信元情報と転送先のホスト情
報とを対応づけた対応表を供給する手段と、ファクシミ
リ受信した画像データを蓄積する記憶手段と、ファクシ
ミリ受信時に、発信元情報と前記対応表から転送先のホ
スト情報を特定する転送先特定手段と、前記記憶手段に
記憶している画像データを前記転送先特定手段により特
定したホスト情報に基づき転送する転送手段と、ファク
シミリ受信した画像データに発信元情報を付加して印刷
する印刷手段と、前記印刷手段により印刷された用紙を
読み取る画像読み取り手段とを備え、前記画像読み取り
手段により読み取った画像データに発信元情報が含まれ
ていた場合、前記画像読み取り手段により読み取った画
像データを、前記読み取った発信元情報と前記対応表か
ら特定したホスト情報に基づき転送することを特徴とす
る画像処理装置。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、図面
を参照して本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明が適用される画像処理装置
を含むシステムの一例を示す図である。
【0017】画像処理装置1の詳細は後述するが、電話
回線に接続し、任意のファクシミリ装置2から送られて
きたファクス文書を受信する。受信したファクス文書は
画像処理装置1に含まれるプリンタで印刷したり、ネッ
トワークに接続する任意のホストコンピュータ3、4、
5に転送したりすることが可能である。
【0018】また、画像処理装置1はスキャナを備え、
スキャナで読み取った画像をプリントしたり、電話回線
に接続するファクシミリ装置に送信したり、ネットワー
クに接続するホストコンピュータに転送したりすること
が可能である。
【0019】図2は、前記画像処理装置1のハード構成
の概要を示すブロック図である。
【0020】図示するように、画像処理装置1は、全体
の制御を司るコントローラ部10、ユーザからの指示を
受け付けたり表示を行うパネル20、原稿画像を読み取
るスキャナ部30、印刷を行うプリンタ部40からな
る。
【0021】コントローラ部10は、CPU109のC
PUバス112に、パネル・インターフェース(パネル
I/F)101、変調/復調器(モデム:MODEM)
102、符号/復号化器(CODEC)103、バッフ
ァメモリ104、画像蓄積用メモリ105、プリンタ・
インターフェース(プリンタI/F)106、スキャナ
・インターフェース(スキャナI/F)107、ネット
ワーク・インターフェース(ネットワークI/F)10
8、ROM110、RAM111が接続されている。
【0022】パネルI/F101は、パネル20に接続
し、パネル20より入力されたユーザの指示をCPU1
09に通知したり、ROM110、RAM111に格納
されている画面情報や設定情報をパネル20に表示す
る。
【0023】モデム102は、電話回線に接続し、電話
回線に接続する他の装置との間で所定の手順に従いデー
タの送受信を行う。
【0024】CODEC103は、電話回線より受信し
たデータを復号化したり、また電話回線に送信するデー
タを符号化する。
【0025】バッファメモリ104は、ファクシミリ受
信したデータやスキャナ部30で読み取った画像を一時
的に格納するためのメモリである。
【0026】画像蓄積用メモリ105は、CODEC1
03で復号化された画像やスキャナ部30で読み取った
画像を蓄積するためのメモリである。
【0027】プリンタI/F106は、プリンタ部40
に接続し、画像蓄積用メモリ105に格納している画像
をプリンタ部40に出力する。
【0028】スキャナI/F107は、スキャナ部30
に接続し、スキャナ部30で読み取った画像をバッファ
メモリ104や画像蓄積用メモリ105に転送する。
【0029】ネットワークI/F108は、ネットワー
クに接続し、ネットワークに接続する外部装置との間で
データの送受信を行う。
【0030】CPU109は、ROM110に格納され
た制御プログラムに従って、コントローラ部10の各部
を制御する。
【0031】ROM110は、制御プログラムやパネル
20に表示する画面情報が格納されたメモリである。
【0032】RAM111は、パネル20から入力され
る各種設定情報を格納したり、CPU307の作業領域
として使用されるメモリである。
【0033】以上のように、コントローラ部10を中心
に、原稿の読み取り、画像の印刷、画像の送受信、画像
の保存等の機能を複合させた処理を行うことが可能であ
る。
【0034】次に本実施形態におけるファクシミリ受信
時の動作について説明する。
【0035】図3は、ファクシミリ受信時の画像処理装
置1の機能を示すブロック図である。
【0036】転送先設定部301は、ファクシミリ受信
した文書を印刷するかネットワークに接続するホストに
転送するかという設定や、ホストに転送する場合に転送
先のホスト情報を設定する機能部で、パネル20から入
力されたユーザの指示に基づきRAM111に転送先情
報302を格納する。
【0037】受信処理部303は、電話回線に接続する
他の装置からの発呼に応答し、所定の手順で電話回線よ
り画像データを受信する。また、受信したデータを復号
化して画像蓄積用メモリ105に格納する。
【0038】転送処理部305は、受信処理部303か
らの指示に基づき画像蓄積用メモリ105に格納されて
いる受信画像304を取り出し、転送先情報302を参
照してネットワークに接続する所定のホストに転送す
る。
【0039】印刷処理部306は、受信処理部303ま
たは転送処理部305からの指示に基づき画像蓄積用メ
モリ105に格納されている画像を取り出し、プリンタ
部40に出力する。
【0040】図4は、パネル20におけるファクシミリ
受信モード設定時の操作画面の例を示す図である。
【0041】受信モード設定画面401では、ファクシ
ミリ受信した文書を印刷するかホストに転送するかを選
択する。
【0042】画面401でホスト転送が選択され、さら
に転送先設定が選択されると転送先のホスト情報を設定
するための画面402が表示される。
【0043】転送先設定画面402では、転送先のホス
トのIPアドレス、転送先のホストにログインするため
のユーザ名、パスワード、および、転送先のディレクト
リ名を設定する。
【0044】画面402で設定されたこれらの情報は、
RAM111上に転送先情報302として格納される。
【0045】図5は、画像処理装置1におけるファクシ
ミリ受信時の処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【0046】まず、受信処理部303において電話回線
に接続する他の装置からの着信を待機する(ステップS
501)。
【0047】着信があると受信処理部303は、受信し
た画像データをバッファメモリ104に格納した後、C
ODEC103でビットマップ画像に復号化して逐次画
像蓄積用メモリ105に格納する(ステップS50
2)。
【0048】全てのページを受信して画像データを格納
し終えると、続いて、転送先設定部301で設定された
転送先情報302を参照し、ファクシミリ受信モードが
「印刷」に設定されているか、「ホスト転送」に設定さ
れているかを判断する(ステップS503)。
【0049】ステップS503で、ファクシミリ受信モ
ードが「印刷」に設定されている場合には、印刷処理部
306部にその旨通知し、印刷処理部306において、
画像蓄積用メモリ105に格納している受信画像304
を取り出しプリンタ部40に出力して印刷を行う(ステ
ップS504)。
【0050】全てのページを印刷し終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納している受信画像304を消去し
て処理を終える(ステップS505)。
【0051】ステップS503で、ファクシミリ受信モ
ードが「ホスト転送」に設定されている場合には、転送
処理部305にその旨通知し、通知を受けた転送処理部
305は転送先情報302を参照して転送先のホスト情
報を取得する(ステップS506)。
【0052】転送処理部305は、取得したホスト情報
に基づいてネットワーク上の所定のホストに接続し、画
像蓄積用メモリ105に格納している受信画像304を
転送する(ステップS507)。
【0053】全ての画像データを正常にホストに転送し
終えた場合には、画像蓄積用メモリ105に格納してい
る受信画像304を消去して処理を終える(ステップS
508、ステップS509)。
【0054】ステップS507で、ホストに接続できな
かった場合や、受信画像を転送中にホストとの接続が切
断してしまい、ホストに全ての受信画像を転送できなか
った場合には、印刷処理部306にその旨通知して、印
刷処理部306で、画像蓄積用メモリ105に格納して
いる受信画像304を取り出しプリンタ部40に出力す
る(ステップS508、ステップS510)。
【0055】なおステップS510における印刷では、
ステップS504における印刷とは異なり、受信画像の
ヘッダ部にホストに転送できなかったことを示すマーク
を付加して印刷する。これについては後述する。
【0056】全てのページを印刷し終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納している受信画像304を消去し
て処理を終える(ステップS511)。
【0057】図6に、図5のステップS510におい
て、ホストに転送できなかった場合に印刷するファクシ
ミリ受信文書の印字例を示す。
【0058】用紙60に印字される内容は、ヘッダ部6
01と本文602からなる。
【0059】ヘッダ部601には、ファクシミリ受信し
た日時、送信元の電話番号、相手先の略称、ページ数が
印字される。これは、ファクシミリ受信モードが「印
刷」に設定されて印刷する場合(図5のステップS50
4)も同様に印字される。
【0060】ステップS510における印刷時は、上記
印字内容に加えて、ファクシミリ受信モードが「ホスト
転送」に設定されていたがホストに転送できなくて印刷
したことを示すマーク603を印字する。
【0061】このマークは、後でこの用紙をスキャンし
た際、マークが印字されている場合には、読み取った画
像をホストに転送するという識別のために用いられる。
【0062】次に前記ファクシミリ受信処理において、
「ホスト転送」に設定されていたがホストに転送できな
くて印刷された用紙をスキャンして、再度ホストに転送
するスキャン転送処理について説明する。
【0063】図7は、画像処理装置1におけるスキャン
転送処理時の機能を示すブロック図である。
【0064】スキャン操作処理部701は、スキャン転
送時の操作画面をパネル20に通知したり、パネル20
からのスキャン指示をスキャン処理部702に通知した
りする。
【0065】スキャン処理部702は、スキャン操作処
理部からのスキャン指示に基づきスキャナ部30にスキ
ャンを指示し、スキャナ部30で読み取った画像を画像
蓄積用メモリ105に格納する。
【0066】ヘッダ解析部704は、画像蓄積用メモリ
105に格納されているスキャン画像(ファクシミリ受
信文書)703のヘッダ部に前記所定のマークが記録さ
れているかどうかを解析する。
【0067】転送処理部705は、ヘッダ解析部704
の解析結果と、予めパネル20で設定されRAM111
上に記憶されている転送先情報302に基づき、画像蓄
積用メモリ105に格納されているスキャン画像(ファ
クシミリ受信文書)703を取り出し、ネットワークに
接続する所定のホストに転送する。
【0068】図8は、画像処理装置1におけるスキャン
転送時の処理の流れを示したフローチャートである。
【0069】まずパネル20からスキャン指示があるの
を待機する(ステップS801)。
【0070】スキャン指示がなされると、スキャン処理
部702はスキャナ部20に対してまず1ページ目の原
稿を読み取るように指示し、スキャナ部20で読み取ら
れた1ページ目の画像データを画像蓄積用メモリ105
に格納する(ステップS802)。
【0071】続いてスキャン処理部702は、ヘッダ解
析部704に読み取ったスキャン画像703の解析を指
示し、ヘッダ解析部704は、画像蓄積用メモリ105
に格納されているスキャン画像703のヘッダ部を解析
する(ステップS803)。
【0072】前記解析の結果、ヘッダ部にホストに転送
できなかったことを示す所定のマークが印字されていた
場合には、全ページをスキャンして逐次画像蓄積用メモ
リ105に格納する(ステップS804、ステップS8
05)。
【0073】なお、ヘッダ部に所定のマークが印字され
ていなかった場合には、ホストには転送しないため、画
像蓄積用メモリ105に格納されているスキャン画像7
03を消去して(ステップS808)、処理を終える。
【0074】ステップS805で全ページのスキャンを
終えると、転送処理部705は転送先情報302を参照
して転送先のホスト情報を取得する(ステップS80
6)。
【0075】続いて、取得したホスト情報に基づいてネ
ットワーク上の所定のホストに接続し、画像蓄積用メモ
リ105に格納しているスキャン画像703を転送する
(ステップS807)。
【0076】ホストへの転送処理を終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納しているスキャン画像703を消
去して処理を終える(ステップS808)。
【0077】なお、スキャン転送処理時は、ホストに接
続できなかった場合や、画像データを転送中にホストと
の接続が切断してしまい、ホストに全ての画像データを
転送できなかった場合でも、転送できなかった画像を印
刷することはしない。
【0078】これは既にユーザは、印刷されたファクシ
ミリ受信文書を保持しており、これを使えば何度でもス
キャン転送処理が行えるため、余分な印刷は控える。
【0079】以上のように本実施形態によれば、ファク
シミリ受信した文書を予め設定されたホストに転送でき
なかった場合に、受信文書のヘッダ部に所定のマークを
付加して印刷することにより、また、後で印刷された用
紙をスキャンして、ヘッダ部に所定のマークが印字され
ている場合には予め設定されたホストに転送することに
より、簡単な操作でファクシミリ受信文書のホストへの
再転送を行うことができる。
【0080】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
スキャン転送時に予めパネル20で設定された転送先情
報302を参照して転送先を決定するため、その装置に
設定された転送先に転送するためには、その装置からス
キャン転送を行うしかない。したがって、その装置が故
障等により転送できない場合、装置の復旧を待たなけれ
ばならない。
【0081】しかし、このような装置がネットワーク上
に複数配置されている環境においては、例えば装置Aで
ファクシミリ受信してホストに転送できずに印刷された
用紙を、装置Bで、装置Bに設定されている転送先を装
置Aと同じ転送先に変更してからスキャンすることによ
り、装置Aに設定された転送先にスキャン画像を転送す
ることが可能である。
【0082】しかしながら、この場合、装置Bの転送先
の設定を変更したり、元に戻したりするという煩雑な操
作が必要となる。また、装置Bの転送先の設定を装置A
の転送先の設定のまま元に戻し忘れた場合、以後装置B
で受信したファクシミリ受信文書が装置Aの転送先のホ
ストに転送されてしまう、といった誤動作も招きやす
い。
【0083】これに対して、第2の実施形態において
は、ファクシミリ受信文書をホストに転送できなくて印
刷する場合に、ヘッダ部に該装置に設定されている転送
先情報を含めて印刷することにより、また、スキャン転
送時、ヘッダ部に印字されている転送先情報を読み取っ
て転送先を決定することにより、他の装置からスキャン
転送を行った場合でも、必ず受信した装置に設定されて
いた転送先のホストに転送することを可能とするもので
ある。
【0084】図9は、第2の実施形態におけるファクシ
ミリ受信文書の印字例を示す。
【0085】用紙90に印字される内容は、第1の実施
形態と同様に、ヘッダ部901と本文902からなる。
【0086】ヘッダ部901の一行目には、ファクシミ
リ受信した日時、送信元の電話番号、相手先の略称、ペ
ージ数が印字される。
【0087】ヘッダ部902の二行目は、ファクシミリ
受信した装置に設定されている転送先情報が印字され
る。これは、受信した文書をホストに転送できなかった
場合にのみ印字される。
【0088】本実施形態におけるファクシミリ受信処理
は、第一の実施形態のファクシミリ受信処理におけるホ
スト未転送の受信文書の印刷処理(図5のステップ51
0)において、ホストに転送できなかった旨を示すマー
クを印字する代わりに、RAM111に記憶している転
送先情報302を印字するようにすれば良い。
【0089】続いて、本実施形態におけるスキャン転送
処理について説明する。
【0090】図10は、本実施形態の画像処理装置1に
おけるスキャン転送処理時の機能を示すブロック図であ
る。
【0091】スキャン操作処理部1001は、スキャン
転送時の操作画面をパネル20に通知したり、パネル2
0からのスキャン指示をスキャン処理部1002に通知
したりする。
【0092】スキャン処理部1002は、スキャン操作
処理部1001からのスキャン指示に基づきスキャナ部
30にスキャンを指示し、スキャナ部30で読み取った
画像を画像蓄積用メモリ105に格納する。
【0093】ヘッダ解析部1004は、画像蓄積用メモ
リ105に格納されているスキャン画像(ファクシミリ
受信文書)1003のヘッダ部に転送先情報が記録され
ているかどうかを解析する。また、転送先情報が記録さ
れている場合には、これをスキャン転送処理時の転送先
情報1005としてRAM111上に記憶する。これ
は、ファクシミリ受信処理時の転送先情報302とは区
別して記憶する。
【0094】転送処理部1006は、ヘッダ解析部10
04で解析されRAM111上に記憶されている転送先
情報1005に基づき、画像蓄積用メモリ105に格納
されているスキャン画像(ファクシミリ受信文書)10
03を取り出し、ネットワークに接続する所定のホスト
に転送する。
【0095】図11は、本実施形態の画像処理装置1に
おけるスキャン転送時の処理の流れを示したフローチャ
ートである。
【0096】まずパネル20からスキャン指示があるの
を待機する(ステップS1101)。
【0097】スキャン指示がなされると、スキャン処理
部1002はスキャナ部20に対してまず1ページ目の
原稿を読み取るように指示し、スキャナ部20で読み取
られた1ページ目の画像データを画像蓄積用メモリ10
5に格納する(ステップS1102)。
【0098】続いてスキャン処理部1002は、ヘッダ
解析部1004に読み取ったスキャン画像1003の解
析を指示し、ヘッダ解析部1004は、画像蓄積用メモ
リ105に格納されているスキャン画像1003のヘッ
ダ部を解析する(ステップS1103)。
【0099】前記解析の結果、ヘッダ部に転送先情報が
記録されていた場合には、これをスキャン転送処理時の
転送先情報1005としてRAM111上に記憶する
(ステップS1104、ステップS1105)。
【0100】続いて全ページをスキャンして逐次画像蓄
積用メモリ105に格納する(ステップS1106)。
【0101】なお、ステップS1104において、ヘッ
ダ部に転送先情報が印字されていなかった場合には、ホ
ストには転送しないため、画像蓄積用メモリ105に格
納されているスキャン画像1003を消去して(ステッ
プS1109)、処理を終える。
【0102】ステップS1106で全ページのスキャン
を終えると、転送処理部1006は、ヘッダ解析部10
04で解析されRAM上に記憶されている転送先情報1
005を参照して転送先のホスト情報を取得する(ステ
ップS1107)。
【0103】続いて、取得した転送先のホスト情報に基
づいてネットワーク上の所定のホストに接続し、画像蓄
積用メモリ105に格納しているスキャン画像1103
を転送する(ステップS1108)。
【0104】ホストへの転送処理を終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納しているスキャン画像1003を
消去して処理を終える(ステップS1109)。
【0105】なお、本実施形態においては、ヘッダ部に
印字する転送先情報を文字列で印字するようにしたが、
例えば転送先情報をバーコード等のコード情報に変換し
てから印字しても良い。
【0106】これにより、転送先情報の隠蔽や、ヘッダ
部に印字する領域を小さくできる、といった利点が得ら
れる。
【0107】以上のように本実施形態によれば、ファク
シミリ受信した文書を予め設定されたホストに転送でき
なかった場合に、受信文書のヘッダ部に転送先のホスト
情報を付加して印刷することにより、また、後で印刷さ
れた用紙をスキャンして、ヘッダ部に転送先のホスト情
報が印字されている場合には、該情報により特定される
ホストにスキャンした画像を転送することにより、簡単
な操作でファクシミリ受信文書のホストへの再転送を行
うことができる。また、受信した装置以外からスキャン
して転送する場合でも、該装置の転送先の設定を変える
ことなく、必ず受信した装置に設定されていた転送先の
ホストに転送することができる。
【0108】(第3の実施形態)第1、第2の実施形態
では、ファクシミリ受信した文書をホストに転送できず
に印刷する場合に、何れもヘッダ部に所定の情報を付加
して印刷する。
【0109】したがって、前記印刷された用紙をスキャ
ンしてホストに転送した場合、ヘッダ部に余分な情報が
付加されたまま転送されてしまう。
【0110】これに対して、本実施形態では、ファクシ
ミリ受信した文書をホストに転送できなかった場合、受
信文書を印刷するとともに、これとは別に転送先情報を
付加したエラーレポートを作成して印刷する。また、後
で印刷された受信文書に該エラーレポートを添えてスキ
ャンすることにより、エラーレポートに記録されている
転送先情報から転送先のホストを特定し、特定したホス
トに対して受信文書のみをホストに転送することを可能
にするものである。
【0111】図12は、本実施形態におけるファクシミ
リ受信時の画像処理装置1の機能を示すブロック図であ
る。
【0112】転送先設定部1201は、ファクシミリ受
信した文書を印刷するかネットワークに接続するホスト
に転送するかという設定や、ホストに転送する場合に転
送先のホスト情報を設定する機能部で、パネル20から
入力されたユーザの指示に基づきRAM111に転送先
情報1202を格納する。
【0113】受信処理部1203は、電話回線に接続す
る他の装置からの発呼に応答し、所定の手順で電話回線
より画像データを受信する。また、受信したデータを復
号化して画像蓄積用メモリ105に格納する。
【0114】転送処理部1205は、受信処理部120
3からの指示に基づき画像蓄積用メモリ105に格納さ
れている受信画像1204を取り出し、転送先情報12
02を参照してネットワークに接続する所定のホストに
転送する。
【0115】印刷処理部1206は、受信処理部120
3または転送処理部1205からの指示に基づき画像蓄
積用メモリ105に格納されている受信画像1204を
取り出し、プリンタ部40に出力する。また、転送処理
部1205から指示があった場合には、バッファメモリ
104上のエラーレポート1208をプリンタ部40に
出力する。
【0116】レポート作成部1207は、印刷処理部1
206からの指示にしたがい、転送先情報1202を参
照してエラーレポートを作成し、バッファメモリ104
上に格納する。
【0117】図13は、本実施形態におけるエラーレポ
ートの印字例を示す。
【0118】エラーレポート130は、ファクシミリ受
信した文書をホストに転送できなかったことをユーザに
通知するとともに、転送先のホスト情報1301が印字
される。
【0119】図14は、本実施形態の画像処理装置1に
おけるファクシミリ受信時の処理の流れを示したフロー
チャートである。
【0120】まず、受信処理部1203において電話回
線に接続する他の装置からの着信を待機する(ステップ
S1401)。
【0121】着信があると受信処理部1203は、受信
した画像データをバッファメモリ104に格納した後、
CODEC103でビットマップ画像に復号化して逐次
画像蓄積用メモリ105に格納する(ステップS140
2)。
【0122】全てのページを受信して画像データを格納
し終えると、続いて、転送先設定部1201で設定され
た転送先情報1202を参照し、ファクシミリ受信モー
ドが「印刷」に設定されているか、「ホスト転送」に設
定されているかを判断する(ステップS1403)。
【0123】ステップS1403で、ファクシミリ受信
モードが「印刷」に設定されている場合には、印刷処理
部1206にその旨通知し、印刷処理部1206におい
て、画像蓄積用メモリ105に格納している受信画像1
204を取り出しプリンタ部に出力して印刷を行う(ス
テップS1404)。
【0124】全てのページを印刷し終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納している受信画像1204を消去
して処理を終える(ステップS1405)。
【0125】ステップS1403で、ファクシミリ受信
モードが「ホスト転送」に設定されている場合には、転
送処理部1205にその旨通知し、通知を受けた転送処
理部1205は転送先情報1202を参照して転送先の
ホスト情報を取得する(ステップS1406)。
【0126】転送処理部1205は、取得したホスト情
報に基づいてネットワーク上の所定のホストに接続し、
画像蓄積用メモリ105に格納している受信画像120
4を転送する(ステップS1407)。
【0127】全ての画像データを正常にホストに転送し
終えた場合には、画像蓄積用メモリ105に格納してい
る受信画像1204を消去して処理を終える(ステップ
S1408、ステップS1409)。
【0128】ステップS1407で、ホストに接続でき
なかった場合や、受信画像を転送中にホストとの接続が
切断してしまい、ホストに全ての受信画像を転送できな
かった場合には、印刷処理部1206にその旨通知す
る。通知を受けた印刷処理部1206は、エラーレポー
ト作成部1207にエラーレポートの作成を指示し、作
成されたエラーレポート1208をプリンタ部40に出
力する(ステップS1408、ステップS1410)。
【0129】エラーレポートの印刷が終わると、続い
て、印刷処理部1206は、画像蓄積用メモリ105に
格納している受信画像1204を取り出しプリンタ部4
0に出力する(ステップS1411)。
【0130】全てのページを印刷し終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納している受信画像1204を消去
して処理を終える(ステップS1412)。
【0131】次に本実施形態におけるスキャン転送処理
について説明する。
【0132】図15は、本実施形態の画像処理装置1に
おけるスキャン転送処理時の機能を示すブロック図であ
る。
【0133】スキャン操作処理部1501は、スキャン
転送時の操作画面をパネル20に通知したり、パネル2
0からのスキャン指示をスキャン処理部1502に通知
したりする。
【0134】スキャン処理部1502は、スキャン操作
処理部からのスキャン指示に基づきスキャナ部30にス
キャンを指示し、スキャナ部30で読み取った画像をバ
ッファメモリ104や画像蓄積用メモリ105に格納す
る。
【0135】ヘッダ解析部704は、バッファメモリ1
04に格納されているスキャン画像を読み取りエラーレ
ポートであるか否か、またエラーレポートである場合に
は、印字されている転送先情報を読み取りRAM111
上に転送先情報1506を記憶する。
【0136】転送処理部1508は、レポート解析部1
505で解析されRAM111上に記憶されている転送
先情報1506に基づき、画像蓄積用メモリ105に格
納されているスキャン画像(ファクシミリ受信文書)1
507を取り出し、ネットワークに接続する所定のホス
トに転送する。
【0137】図16は、本実施形態の画像処理装置1に
おけるスキャン転送時の処理の流れを示したフローチャ
ートである。
【0138】まずパネル20からスキャン指示があるの
を待機する(ステップS1601)。
【0139】スキャン指示がなされると、スキャン処理
部1502はスキャナ部20に対してまず1ページ目の
原稿を読み取るように指示し、スキャナ部20で読み取
られた1ページ目の画像データをバッファメモリ104
に格納する(ステップS1602)。
【0140】続いてスキャン処理部1502は、レポー
ト解析部1505に読み取ったスキャン画像1507の
解析を指示し、レポート解析部1505は、読み取った
画像がホストに転送できなかった場合に印刷されるエラ
ーレポートであるか否かを解析する(ステップS160
3)。
【0141】前記解析の結果、読み取った画像がエラー
レポートであった場合には、続いて該エラーレポート1
503に記録されている転送先情報を解析してRAM1
11上に転送先情報1506として記憶する(ステップ
S1604)。
【0142】なお、読み取った画像がエラーレポートで
なかった場合には、ホストへの転送処理は行わないた
め、読み取った画像を消去して処理を終える(ステップ
S1608)。
【0143】ステップS1604で、解析した転送先情
報を記憶した後、続いて2ページ目以降の画像をスキャ
ンして逐次画像蓄積用メモリ105にスキャンした画像
を格納する(ステップS1605)。
【0144】全ページのスキャンを終えると、転送処理
部1508は、レポート解析部で解析されRAM111
上に記憶されている転送先情報1506を参照して転送
先のホスト情報を取得する(ステップS1606)。
【0145】続いて、取得したホスト情報に基づいてネ
ットワーク上の所定のホストに接続し、画像蓄積用メモ
リ105に格納しているスキャン画像1507を転送す
る(ステップS1607)。
【0146】ホストへの転送処理を終えると、画像蓄積
用メモリ105に格納しているスキャン画像1507を
消去して処理を終える(ステップS1608)。
【0147】なお、スキャン転送処理時は、ホストに接
続できなかった場合や、画像データを転送中にホストと
の接続が切断してしまい、ホストに全ての画像データを
転送できなかった場合でも、エラーレポートや転送でき
なかった画像を印刷することはしない。
【0148】なお、本実施形態においては、エラーレポ
ートに印字する転送先情報を文字列で印字するようにし
たが、例えば転送先情報をバーコード等のコード情報に
変換してから印字しても良い。
【0149】これにより、転送先情報の隠蔽や、エラー
レポートに印字する領域を小さくできる、といった利点
が得られる。
【0150】以上のように本実施形態によれば、ファク
シミリ受信した文書を予め設定されたホストに転送でき
なかった場合に、受信文書を印刷するとともに転送先情
報を付加したエラーレポートを印刷することにより、ま
た、後で印刷されたエラーレポートと受信文書をスキャ
ンして、エラーレポートに記録されている転送先情報に
基づいてスキャンした受信文書をホストに転送すること
により、簡単な操作でファクシミリ受信文書のホストへ
の再転送を行うことができる。また、再転送の場合で
も、受信時のオリジナルの画像のまま転送することがで
きる。
【0151】なお、第1から第3の実施形態において
は、転送先情報をパネルから設定する構成としたが、例
えば、ネットワークに接続する所定のホストから画像処
理装置1に転送先情報を供給する構成としても良い。
【0152】また、第1から第3の実施形態において
は、転送先情報は装置によって固定としたが、予め電話
番号ごとに対応する転送先情報を設定しておき、受信し
た相手先に応じて転送先を振り分ける構成としても良
い。
【0153】この場合、例えば第2の実施形態のスキャ
ン転送処理において、ヘッダ解析部1004でヘッダ部
901に記録されている転送先情報903を解析する代
わりに、相手先の電話番号を解析し、解析した電話番号
に対応する転送先情報を取得して、転送先情報1005
にセットすれば良い。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ファクシミリ受信した画像データを予め設定さ
れたホストに転送できなかった場合に、受信した画像デ
ータに所定の情報を付加して印刷し、後で印刷された用
紙を読み取って、所定の情報が記録されていた場合に
は、読み取った画像を予め設定されたホストに送信する
ので、特に煩雑な操作を行わずとも簡単な操作でホスト
に再転送することができ、ユーザの利便性を向上させる
効果がある。
【0155】また、請求項2の発明によれば、受信した
画像データに転送先のホスト情報を付加して印字し、後
で印刷された用紙を読み取って、該用紙に記録されてい
るホスト情報に基づいて読み取った画像をホストに転送
するので、受信した装置以外の装置から再転送する場合
にも、確実に受信した装置に設定されていた転送先のホ
ストに転送することができる。
【0156】また、請求項3の発明によれば、ファクシ
ミリ受信した画像データを予め設定されたホストに転送
できなかった場合に、受信した画像データを印刷すると
ともに、これとは別にエラーレポートを印刷し、後で印
刷されたエラーレポートと受信文書とを読み取ることに
より、読み取った受信文書をホストに転送するので、再
転送の場合であっても、受信したときのオリジナルの画
像のままホストに転送することができ、特にホストに転
送された画像を再利用する場合にユーザの利便性を向上
させる効果がある。
【0157】また、請求項4の発明によれば、エラーレ
ポートに転送先のホスト情報を付加して印刷し、後で印
刷されたエラーレポートと受信文書とを読み取り、エラ
ーレポートに記録されているホスト情報に基づいて読み
取った受信文書をホストに転送するので、受信した装置
以外の装置から再転送する場合や、ホストに転送された
画像を再利用する場合にユーザの利便性を向上させる効
果がある。
【0158】また、請求項5の発明によれば、予め発信
元情報と転送先のホスト情報とを対応づけた対応表を供
給し、ファクシミリ受信した画像データをホストに転送
できなかった場合に、画像データに発信元情報を付加し
て印刷し、後で印刷された受信文書を読み取って、受信
文書に印字された発信元情報と前記対応表とに基づいて
転送先のホストを決定するため、複数の転送先設定が行
える装置であっても、特に煩雑な操作を行わずとも簡単
な操作で所望のホストに再転送することができ、ユーザ
の利便性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システム全体の一例を示す図である。
【図2】 画像処理装置のハード構成を示すブロック図
である。
【図3】 第1の実施形態におけるファクシミリ受信時
の機能を示すブロック図である。
【図4】 ファクシミリ受信モード設定時の操作画面の
例を示す図である。
【図5】 第1の実施形態におけるファクシミリ受信時
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 第1の実施形態におけるファクシミリ受信文
書の印字例を示す図である。
【図7】 第1の実施形態におけるスキャン転送処理時
の機能を示すブロック図である。
【図8】 第1の実施形態におけるスキャン転送時の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施形態におけるファクシミリ受信文
書の印字例を示す図である。
【図10】 第2の実施形態におけるスキャン転送時の
機能を示すブロック図である。
【図11】 第2の実施形態におけるスキャン転送時の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】 第3の実施形態におけるファクシミリ受信
時の機能を示すブロック図である。
【図13】 第3の実施形態におけるエラーレポートの
印字例を示す図である。
【図14】 第3の実施形態におけるファクシミリ受信
時の処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】 第3の実施形態におけるスキャン転送処理
時の機能を示すブロック図である。
【図16】 第3の実施形態におけるスキャン転送時の
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 ファクシミリ装置 3、4、5 ホストコンピュータ 10 コントローラ部 20 パネル 30 スキャナ部 40 プリンタ部 101 パネルI/F部 102 モデム 103 CODEC 104 バッファメモリ 105 画像蓄積用メモリ 106 プリンタI/F部 107 スキャナI/F部 108 ネットワークI/F部 109 CPU 110 ROM 111 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 Z 5C075 1/387 1/387 5C076 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 HJ08 HQ06 HV05 HV32 HV48 2C187 AD03 AE07 BF50 CC08 HA06 HA16 HA24 HA33 5B021 AA05 BB00 DD00 5C062 AA02 AA14 AA35 AB17 AB20 AB22 AB38 AC24 AC43 AF00 AF02 BA04 5C073 CD25 CE05 5C075 AB90 CA14 CD25 FF09 5C076 AA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ受信した画像データをネッ
    トワークに接続する任意のホストに転送可能な画像処理
    装置であって、 転送先のホスト情報を設定する転送先設定手段と、 ファクシミリ受信した画像データを蓄積する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶している画像データを前記転送先設
    定手段により設定されたホスト情報に基づいて転送する
    転送手段と、 前記転送手段により前記画像データをホストに転送でき
    なかった場合に、前記画像データに所定の情報を付加し
    て印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により印刷された用紙を読み取る画像読み
    取り手段とを備え、前記画像読み取り手段により読み取
    った画像データに所定の情報が含まれていた場合、 前記画像読み取り手段により読み取った画像データを、
    前記転送先設定手段により設定されたホスト情報に基づ
    いて転送することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷手段において付加する所定の情
    報は、前記転送先設定手段により設定されたホスト情報
    を含み、 前記画像読み取り手段により読み取った画像データに転
    送先のホスト情報が含まれていた場合、前記読み取った
    画像データを、前記ホスト情報に基づいて転送すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ受信した画像データをネッ
    トワークに接続する任意のホストに転送可能な画像処理
    装置であって、 転送先のホスト情報を設定する転送先設定手段と、 ファクシミリ受信した画像データを蓄積する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶している画像データを前記転送先設
    定手段により設定されたホスト情報に基づき転送する転
    送手段と、 前記転送手段により前記画像データをホストに転送でき
    なかった場合に、その旨を通知するエラーレポートと前
    記画像データとを印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により印刷された用紙を読み取る画像読み
    取り手段とを備え、 前記画像読み取り手段により読み取った画像データがエ
    ラーレポートであった場合、次ページ以降読み取った画
    像データを前記転送先設定手段により設定されたホスト
    情報に基づき転送することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷手段で印刷するエラーレポート
    は、前記転送先設定手段により設定されたホスト情報を
    含み、 前記画像読み取り手段により読み取った画像データがエ
    ラーレポートであった場合、次ページ以降読み取った画
    像データを前記エラーレポートに印字されたホスト情報
    に基づき転送することを特徴とする請求項3記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ受信した画像データをネッ
    トワークに接続する任意のホストに転送可能な画像処理
    装置であって、 予め発信元情報と転送先のホスト情報とを対応づけた対
    応表を供給する手段と、ファクシミリ受信した画像デー
    タを蓄積する記憶手段と、 ファクシミリ受信時に、発信元情報と前記対応表から転
    送先のホスト情報を特定する転送先特定手段と、 前記記憶手段に記憶している画像データを前記転送先特
    定手段により特定したホスト情報に基づき転送する転送
    手段と、 ファクシミリ受信した画像データに発信元情報を付加し
    て印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により印刷された用紙を読み取る画像読み
    取り手段とを備え、前記画像読み取り手段により読み取
    った画像データに発信元情報が含まれていた場合、 前記画像読み取り手段により読み取った画像データを、
    前記読み取った発信元情報と前記対応表から特定したホ
    スト情報に基づき転送することを特徴とする画像処理装
    置。
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