JP2007189510A - ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007189510A
JP2007189510A JP2006006009A JP2006006009A JP2007189510A JP 2007189510 A JP2007189510 A JP 2007189510A JP 2006006009 A JP2006006009 A JP 2006006009A JP 2006006009 A JP2006006009 A JP 2006006009A JP 2007189510 A JP2007189510 A JP 2007189510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmission source
read
correspondence
fax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006006009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4650276B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Ichikawa
一彦 市川
Satoshi Iinuma
敏 飯沼
Tatsuya Kiyono
龍也 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006006009A priority Critical patent/JP4650276B2/ja
Publication of JP2007189510A publication Critical patent/JP2007189510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4650276B2 publication Critical patent/JP4650276B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

【課題】受信した画像情報をネットワークを介して記憶装置に送信するファクシミリ装置において、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる。
【解決手段】複合機20は、LAN12が利用可能であるときには受信したFAX情報とFAX情報の送信元情報とをFAXサーバ60へ出力し、LAN12が利用できないときにはFAX情報と送信元情報とを対応づける受信IDをFAX情報に付与し、受信IDと送信元情報とをメモリ24に記憶させると共に受信IDとFAX情報とが記録紙Sに印刷されるよう印刷出力する。その後LAN12が利用可能なときに記録紙Sに印刷されたFAX情報と受信IDとを読み取り、受信IDを識別し、識別した受信IDに対応づけられた送信元情報をメモリ24から読み出しこの送信元情報と読み取ったFAX情報とをFAXサーバ60へ送信出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラムに関する。
従来、ファクシミリ装置としては、受信したFAX情報をネットワークを介してサーバに記憶させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたシステムは、ネットワークに転送可能なときには受信したFAX情報をサーバに転送し、ネットワークに転送できないときには受信したFAX情報を印刷出力する。このため、ネットワークが利用できないときにFAX情報を受信不能になるのを回避することができる。
特開平11−275293号公報
しかしながら、この特許文献1に記載されたファクシミリ装置では、ネットワークが利用できないときに受信したFAX情報を印刷出力することにより記録紙に記録して利用可能とするが、印刷出力したFAX情報はサーバには記憶されないため、受信したFAX情報すべてをサーバに記憶して管理することができなかった。ここで、例えば、記録紙に印刷されたFAX情報を手動でサーバに登録することが考えられるが、FAX情報には送信元の情報などが付帯するため、煩雑な入力が必要であった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができるファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のファクシミリ装置は、
画像情報と該画像情報の送信元情報とを受信可能な受信手段と、
情報をネットワークを介して記憶装置へ出力可能な情報出力手段と、
情報をネットワークを介さずに印刷装置へ出力可能な印刷出力手段と、
前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定する判定手段と、
所定の対応情報と画像情報の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、
印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段と、
前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されたときには前記受信手段によって受信された前記画像情報と前記送信元情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御し、前記判定手段によって前記ネットワークが利用できないと判定されたときには前記受信手段によって受信された前記画像情報と前記送信元情報とを対応づける対応情報を該画像情報に付与し該付与した対応情報と該送信元情報とを前記情報記憶手段に記憶させると共に前記読取手段によって読み取られた際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるように該画像情報と該対応情報とが前記印刷装置へ出力されるよう前記印刷出力手段を制御する制御手段と、
を備えたものである。
このファクシミリ装置では、ネットワークが利用可能であると判定されたときには受信した画像情報と送信元情報とを記憶装置へ出力させ、ネットワークが利用できないと判定されたときには、受信した画像情報と送信元情報とを対応づける対応情報をこの画像情報に付与し、該付与した対応情報と該送信元情報とを情報記憶手段に記憶させると共に、読取手段によって読み取った際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるよう画像情報と対応情報とを印刷装置へ出力する。このように、一旦印刷された画像情報と対応情報とをのちに読み取ったときに、情報記憶手段に記憶された対応情報をもとに送信元情報を利用して画像情報を管理可能である。したがって、受信した画像情報をネットワークを介して記憶装置に送信するファクシミリ装置において、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる。ここで、「送信元情報」には、例えば送信者電話番号などが含まれる。
本発明のファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されたときに前記読取手段によって読み取られた情報の中に前記所定位置に配置された対応情報が含まれていた場合には、該対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた前記送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と共に前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置に出力されるよう前記情報出力手段を制御してもよい。こうすれば、印刷されてしまった画像情報をネットワークが利用可能になったときに、読み取った対応情報をもとに情報記憶手段に記憶された送信元情報を利用し、印刷されずに記憶装置に出力するものとあたかも同じように画像情報と送信元情報とを記憶装置へ出力するため、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる。このとき、本発明のファクシミリ装置は、前記印刷装置により印刷された印刷媒体を前記読取手段へ搬送可能な搬送手段、を備え、前記制御手段は、前記画像情報と前記対応情報とが前記印刷装置へ出力されるよう前記印刷出力手段を制御したあと、前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されたときには、前記搬送手段によって前記印刷媒体を前記読取手段へ搬送させ、前記印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを前記読取手段に読み取らせ、該読み取った対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応づけられた前記送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と共に前記読取手段によって読み取られた画像情報を記憶装置へ出力させるよう前記情報出力手段を制御してもよい。こうすれば、送信元情報と印刷されてしまった画像情報とが自動的に記憶装置へ出力されるため、ユーザの管理の手間を省くことができる。
本発明のファクシミリ装置において、前記制御手段は、受信日時、受信形態及び送信先名称のうち少なくとも一つを前記送信元情報に含ませてもよい。こうすれば、受信した画像情報と送信元情報に加えて受信日時、受信形態及び送信先名称なども記憶装置に記憶されるため、ユーザが画像情報を利用しやすい。
あるいは、本発明のファクシミリ装置は、
情報をネットワークを介して記憶装置へ出力可能な情報出力手段と、
前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定する判定手段と、
所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、
印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段と、
前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体が前記読取手段によって読み取られたときには、該読み取られた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御する制御手段と、
を備えたものとしてもよい。
このファクシミリ装置では、ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体を読み取ったときには、該読み取った対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と読み取った画像情報とを記憶装置へ出力する。このように、一旦印刷された画像情報と対応情報とを読み取ったときには、読み取った対応情報をもとに、情報記憶手段に記憶された送信元情報を利用して画像情報と送信元情報とを記憶装置へ出力するのである。したがって、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる
読み取った対応情報を識別する制御手段を備えた態様の本発明のファクシミリ装置は、ユーザから前記印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取る読取指示を取得する指示取得手段、を備え、前記制御手段は、前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されると共に前記指示取得手段によって読取指示が取得されたときには、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体を前記読取手段に読み取らせ、該読み取らせた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御してもよい。こうすれば、ユーザの読取指示により印刷媒体の読み取りを行うため、印刷媒体に印刷された画像情報と対応情報とを確実に読み取ることができる。
読み取った対応情報を識別する制御手段を備えた態様の本発明のファクシミリ装置において、前記制御手段は、受信日時、受信形態及び送信先名称のうち少なくとも一つを前記送信元情報に含ませてもよい。こうすれば、画像情報と送信元情報に加えて受信日時、受信形態及び送信先名称なども記憶装置に記憶されるため、ユーザが画像情報を利用しやすい。
本発明のファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記対応情報として受信IDを前記画像情報に付与してもよい。こうすれば、受信IDを利用して比較的容易に画像情報と送信元情報とを対応づけることができる。ここで、「受信ID」としては、文字や記号、図形などを用いることが好ましい。
本発明の情報管理方法は、
所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段とを利用し、ネットワークを介して記憶装置へ出力して画像情報を管理するコンピュータ・ソフトウェアによる情報管理方法であって、
(a)画像情報と該画像情報の送信元情報とを受信するステップと、
(b)前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定するステップと、
(c)前記ステップ(b)で前記ネットワークが利用可能であると判定されたときには前記ステップ(a)で受信した前記画像情報と前記送信元情報とを前記記憶装置へ出力し、前記ステップ(b)で前記ネットワークが利用できないと判定されたときには前記ステップ(a)で受信した前記画像情報と前記送信元情報とを対応づける対応情報を該画像情報に付与し該付与した対応情報と該送信元情報とを前記情報記憶手段に記憶させると共に前記読取手段によって読み取った際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるよう該画像情報と該対応情報とを前記印刷装置へ出力するステップと、
を含むものである。
この情報管理方法では、ネットワークが利用可能であると判定されたときには受信した画像情報と送信元情報とを記憶装置へ出力させ、ネットワークが利用できないと判定されたときには、受信した画像情報と送信元情報とを対応づける対応情報をこの画像情報に付与し、該付与した対応情報と該送信元情報とを情報記憶手段に記憶させると共に、読取手段によって読み取った際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるよう画像情報と対応情報とを印刷装置へ出力する。このように、一旦印刷された画像情報と対応情報とをのちに読み取ったときに、情報記憶手段に記憶された対応情報をもとに送信元情報を利用して画像情報を管理可能である。したがって、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる。なお、この情報管理方法において、上述したファクシミリ装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述したファクシミリ装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
あるいは、本発明の情報管理方法は、
所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段とを利用し、ネットワークを介して記憶装置へ出力して画像情報を管理するコンピュータ・ソフトウェアによる情報管理方法であって、
(a)前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定するステップと、
(b)前記ステップ(a)で前記ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体が前記読取手段によって読み取られたときには、該読み取られた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とを前記記憶装置へ出力するステップと、
を含むものとしてもよい。
この情報管理方法では、ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体を読み取ったときには、該読み取った対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と読み取った画像情報とを記憶装置へ出力する。このように、一旦印刷された画像情報と対応情報とを読み取ったときには、読み取った対応情報をもとに、情報記憶手段に記憶された送信元情報を利用して画像情報と送信元情報とを記憶装置へ出力するのである。したがって、ネットワークが利用できない場合が生じても煩雑な入力を行うことなく受信した情報を記憶装置に保存して管理することができる。なお、この情報管理方法において、上述したファクシミリ装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述したファクシミリ装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した情報管理方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した情報管理方法の各ステップが実行されるため、該情報管理方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるFAX情報管理システム10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、複合機20の搬送機構の説明図であり、図3は、操作パネル50の説明図である。本実施例のFAX情報管理システム10は、本発明のファクシミリ装置及び印刷装置としての機能を備えた複合機20と、この複合機20とネットワークとしてのLAN12を介して接続され本発明の記憶装置としての機能を備えたFAXサーバ60と、複合機20やFAXサーバ60とLAN12を介して接続されたユーザパソコン(以下ユーザPCとする)70によって構成されている。なお、このFAX情報管理システム10では、図示しない複数のユーザPC70がLAN12に接続されている。
複合機20は、プリンタ機構31を制御するプリンタASIC(Application Specific Integrated Circuit)32を含んで構成されるプリンタ部30と、スキャナ機構41を制御するスキャナASIC42を含んで構成されるスキャナ部40と、電気通信回線としてのLAN12に接続された機器との間でネットワークケーブル25aを介して信号の送受信が可能なネットワークインタフェース(I/F)25と、電気通信回線としての電話回線に接続された機器との間で電話回線ケーブル26aを介して信号の送受信が可能なFAXインタフェース26と、プリンタ部30からスキャナ部40へ記録紙Sを搬送可能な搬送経路36と、ユーザが各種の指示を入力する操作パネル50と、装置全体の制御を司るコントローラ29とを備えている。
プリンタ機構31は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の印刷装置として構成され、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された各色ごとの画像の静電潜像をその表面に形成する感光体33と、装着された各色のトナーカートリッジから供給される各色のトナーを用いて感光体33上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器34と、現像したトナー像を重ね合わせるよう一次転写する中間転写体としての転写ベルト35と、図示しない用紙トレイから搬送された記録紙Sに転写ベルト35上に形成された4色のトナー像を2次転写する2次転写ユニット37と、記録紙S上に転写された4色のトナー像を記録紙Sに溶融し定着させる定着ユニット38と、を備え印刷を行うものである。現像器34は、装着された各トナーカートリッジがそれぞれ感光体33に対向するように回転可能に構成されている。なお、プリンタASIC32は、プリンタ機構31を制御する機能を備えたICチップであり、RAM23に設けられた印刷バッファ内に記憶されたデータを1ページごとにビットマップイメージに展開し該展開したデータが記録紙Sに印刷されるようにプリンタ機構31を制御するものである。
スキャナ部40は、スキャナ機構41とスキャナASIC42とを備えている。スキャナ機構41は、いわゆるフラットベッド型であり、画像を読み取る媒体Mを載せるガラス面43と、このガラス面43を介して媒体Mを光学的に読み取るラインイメージセンサ44と、媒体Mを読み取るためラインイメージセンサ44を走査させる移動部46とを備えている。スキャナASIC42はスキャナ機構41を制御する機能を備えたICチップであり、スキャナ機構41のラインイメージセンサ44で読み取られたスキャンデータを、コントローラ29のRAM23に設けられたスキャナバッファに格納する。本実施例のラインイメージセンサ44は、媒体Mに向かって発光した後の反射光をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色に分解してスキャンデータとする周知のカラーイメージセンサである。また、スキャナ部40は、図2に示すように、プリンタ部30で印刷された記録紙Sを載置可能且つ記録紙Sを給紙ローラ49の駆動により読取部48へ供給可能な用紙トレイ45と、用紙トレイ45上の記録紙Sの存在の有無を検出する接触式又は光学式の用紙センサ47とを備えている。
搬送経路36は、図2に示すように、定着ユニット38から排紙トレイ18へ記録紙Sを搬送可能な排紙経路19aと、定着ユニット38からスキャナ部40へ記録紙Sを搬送可能なスキャナ経路19bと、スキャナ部40の読取部48へ記録紙Sを搬送可能な読取経路19cとを備えている。排紙経路19aには、記録紙Sを排紙経路19aとスキャナ経路19bとのいずれかに搬送するよう切り替え可能な切替部材39aが設けられている。スキャナ経路19bには、記録紙Sをスキャナ経路19bと読取経路19cとのいずれかに搬送するよう切り替え可能な切替部材39bが設けられている。この切替部材39a,39bは、コントローラ29からの信号により駆動制御される図示しないモータにより回動可能に構成されている。
操作パネル50は、ユーザが複合機20に対して各種の指示を入力するためのデバイスであり、図1及び図3に示すように、各種の指示に応じた文字、図形又は記号が表示される表示部52や、各種操作を行う操作部54が設けられている。表示部52は、カラー画像を表示する液晶パネルにより構成されている。なお、図3に示した表示部52の受信ID確認画面81については後述する。操作部54には、ユーザが処理や文字等を選択するカーソルなどを移動させるときに押下されるカーソルキー54aや処理選択などを決定するときに押下される決定キー54b、記録紙Sに印刷された画像情報をFAXサーバ60に登録する際に押下される登録キー54cなどが配置されている。
コントローラ29は、CPU21を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶したROM22と、一時的にデータを記憶するRAM23と、データを書き込み消去可能なフラッシュメモリ24とを備えている。このコントローラ29は、バス28を介してプリンタASIC32やスキャナASIC42、ネットワークインタフェース25、FAXインタフェース26及び操作パネル50と接続されている。ROM22には、アプリケーションプログラムであるFAX情報管理プログラム22aやFAX情報登録プログラム22bなどが記憶されている。このFAX情報管理プログラム22aは、FAXインタフェース26で受信したFAX情報をFAXサーバ60に記憶して管理するプログラムである。FAX情報登録プログラム22bは、LAN12が利用できないときに印刷されたFAX情報をFAXサーバ60に記憶するプログラムである。RAM14には、プリンタ部30に印刷させる画像情報を一時的に記憶する印刷バッファやスキャナ部40により読み取られた画像情報を一時的に記憶するスキャナバッファなど複数の領域が設けられている。
FAXサーバ60は、各種制御を実行するCPU61と、各種制御プログラムを記憶するROM62と、データを一時記憶するRAM63と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD64と、外部機器との間で信号の送受信が可能なI/F65とを備え、これらは図示しないバスによって情報のやり取りが可能なように接続されている。このFAXサーバ60は、複合機20などが外部から受信したFAX情報とこのFAX情報に関する送信元情報とを含むFAX管理情報64aをHDD64に保存・管理するサーバである。このFAXサーバ60は、LAN12を介して複合機20やユーザPC70とデータを送受信する際には、RAM63の所定領域に設けられた受信バッファ及び送信バッファを利用してデータの送受信を行う。
ユーザPC70は、周知の汎用パソコンであり、インストールされたプログラムによりファイルの印刷指令をLAN12を介して複合機20に送信したり複合機20からの応答を受信したり、FAXサーバ60に情報を送信したりFAXサーバ60から送信されたFAX情報を受信したりする。このユーザPC70は、各種情報を画面表示するディスプレイ72や、ユーザが各種指令を入力するキーボード等の入力装置74などを備え、ディスプレイ72に表示されたカーソル等をユーザが入力装置74を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有している。
次に、こうして構成された本実施例のFAX情報管理システム10の動作について、まず、FAX情報を複合機20が受信してFAXサーバ60に出力する動作について説明する。図4は、複合機20のCPU21により実行されるFAX情報管理ルーチンの一例を表すフローチャートである。このルーチンは、複合機20が起動したあと送信者により送信された画像情報を含むFAX情報をFAXインタフェース26が受信したときに実行される。
このルーチンが実行されると、CPU21は、FAX情報の受信が終了したか否かを判定し(ステップS100)、FAX情報の受信が終了していないときにはそのまま待機し、FAX情報の受信が終了したときには、受信したFAX情報にファイル名を付与する(ステップS110)。ここでは、FAX情報に付与するファイル名は、受信した日時の数字(例えば200512241200など)に設定されている。また、FAX情報は、RAM23の所定領域に設けられたFAXバッファに記憶される。次に、CPU21は、受信したFAX情報の送信元情報を作成する(ステップS120)。この送信元情報は、FAX情報と共に受信した送信元の電話番号(FAX番号)と共に、この電話番号に対応して予めユーザにより設定されフラッシュメモリ24に記憶されている送信者名、受信した日時などを含めたものとして作成される。なお、このほか、送信元情報には受信形態(例えばG3などの受信方式やポーリング受信などの受信方法)などを含んでいてもよい。次に、CPU21は、ネットワークとしてのLAN12が利用可能か否かを判定する(ステップS130)。LAN12が利用可能か否かの判定は、例えばFAXサーバ60に情報を送信し、所定時間内(例えば1分など)にFAXサーバ60からの返答を受信したか否かに基づいて行う。LAN12が利用可能であるときには、受信したFAX情報とステップS120で作成した送信元情報とをネットワークインタフェース25からFAXサーバ60に送信出力し(ステップS140)、送信出力したFAX情報と送信元情報とをRAM23のFAXバッファから消去し(ステップS180)、このルーチンを終了する。このように、RAM23に設けられたFAXバッファに情報を記憶可能な状態とするのである。なお、このとき、送信出力した送信元情報もRAM23のバッファから消去する。
そして、ステップS140で送信出力されたFAX情報と送信元情報とをFAXサーバ60が受信すると、CPU61は、該受信したFAX情報と送信元情報とをFAX管理情報64aに保存する。ここで、FAX管理情報64aについて説明する。図5は、HDD64に記憶されるFAX管理情報64aの説明図である。このFAX管理情報64aには、ステップS110で付与されたFAX情報のファイル名とステップS120で作成された送信元情報とFAX情報に含まれる画像情報とが受信されたFAX情報ごとに保存されており、複合機20がFAX情報を受信するたびに更新される。そして、ユーザは、ユーザPC70の図示しないHDDにインストールされた連携ソフトを起動すると、このFAX管理情報64aに含まれる各FAX情報及び送信元情報が選択的にユーザPC70のディスプレイ72に表示される。ここでは、図示しないカーソルにより選択可能な状態で、図5に示したFAX管理情報64aがそのまま画像としてディスプレイ72に表示されるよう設定されている。このため、自分に必要なFAXの情報をデータとして取得することができる。なお、HDD64に記憶されたFAX管理情報64aに含まれるFAX情報は、例えば古い順に定期的に削除される。
一方、ステップS130でLAN12が利用可能でないときには、FAXサーバ60へFAX情報を送信できないため、以下の処理を実行する。なお、LAN12が利用可能でないときとは、例えば図示しないHUBの電源が切れるなどして一時的に通信状態が確保できない場合などが含まれる。具体的には、CPU21は、受信したFAX情報とこのFAX情報の送信元情報とを対応づける受信IDをFAX情報に付与する(ステップS150)。ここでは、受信IDとして例えば8桁の通し番号をFAX情報に付与するように設定されており、この受信IDは、フラッシュメモリ24にカウントされている値を読み出して付与するものとした。続いて、CPU21は、送信元情報と受信IDとを対応づけてフラッシュメモリ24に未登録FAX情報24aとして記憶させる(ステップS160)。図6は、フラッシュメモリ24に記憶される未登録FAX情報24aの説明図である。図6に示すように、この未登録FAX情報24aには、受信IDと送信元情報とファイル名とが対応づけられて保存される。なお、この未登録FAX情報24aはテキスト形式で各情報が保存されるため、フラッシュメモリ24の記憶領域のうち占有する領域が少なくて済む。
続いて、CPU21は、スキャナ部40によって読み取った際に識別可能な所定位置に受信IDが配置された状態でFAX情報と受信IDとが記録紙Sに印刷されるよう受信IDとFAX情報とをバス28を介してプリンタASIC32へ印刷出力し(ステップS170)、印刷出力したFAX情報をRAM23のFAXバッファから消去し(ステップS180)、このルーチンを終了する。
受信IDとFAX情報とを受信すると、プリンタASIC32は、受信IDを記録紙Sの所定位置に印刷すると共にFAX情報に含まれる画像を記録紙Sに印刷するよう、プリンタ機構31を制御する。図7は、受信IDを印刷する受信ID表示部82の説明図である。図7に示すように、本実施形態では、画像に対する影響が比較的少ない記録紙Sの右上部に受信ID表示部82が印刷されるよう設定されている。ここで、印刷処理について説明する。印刷が指令されると、プリンタASIC32は、図示しない帯電器により帯電させた感光体33上に受信IDを含む画像情報に基づいて図示しない露光器により静電潜像を形成し(露光)、印加して帯電したトナーを感光体33上の静電潜像に付着させて感光体33上にトナー像を形成する(現像)。続いて、感光体33上のトナー像を転写ベルト35上に転写し(1次転写)、各色のトナーについて同様の行程を経てトナー像を重ね合わせ、該重ね合わせたトナー像を記録紙S上に2次転写ユニット37により転写する(2次転写)。最後に、定着ユニット38によってトナー像が形成された記録紙Sを搬送させながら加熱,加圧させ、記録紙Sの表面に転写されたトナー像を記録紙S上に融解し定着させ、印刷された記録紙Sがスキャナ経路19bを介して用紙トレイ45に搬送されるよう切替部材39a,39bを回動させる。なお、印刷すべき次のページがあるときにはそのページについて上記処理を繰り返し行う。また、受信したFAXが複数枚あるときには、すべての記録紙Sに受信ID表示部82を印刷する。このように、LAN12が利用できず受信したFAX情報をFAXサーバ60に送信できないときには、受信IDを付与したFAX情報を記録紙Sに印刷することにより、複合機20のメモリオーバを防止しFAXの受信可能状態を維持するのである。そして、FAXサーバ60へ送信出力できずに印刷出力された記録紙Sが用紙トレイ45上に載置される。
次に、LAN12が利用できず、記録紙Sに印刷されてしまったFAX情報をFAXサーバ60のFAX管理情報64aに登録する動作を説明する。図8は、複合機20のCPU21により実行されるFAX情報自動登録ルーチンの一例を表すフローチャートである。このルーチンは、上述したFAX情報管理ルーチンのステップS170で受信IDとFAX情報とを印刷出力したあと、繰り返し実行される。このルーチンが開始されると、CPU21は、LAN12が利用可能か否かを、上述のFAX情報管理ルーチンのステップS130と同様の方法で判定し(ステップS200)、LAN12が利用可能であるときには、フラッシュメモリ24に受信IDが記憶されているか否かを未登録FAX情報24aの情報を調べることにより判定する(ステップS210)。フラッシュメモリ24に受信IDが記憶されているときには、CPU21は、FAX情報管理ルーチンでFAXサーバ60に送信できず記録紙Sに印刷したFAX情報があるものとみなし、用紙トレイ45に記録紙Sが載置されているか否かを用紙センサ47の出力信号に基づいて判定し(ステップS220)、用紙トレイ45に記録紙Sが載置されているときには、用紙トレイ45上の記録紙Sを読取経路19cへ搬送させる(ステップS230)。ここで、記録紙Sの搬送は、記録紙Sが読取経路19cを介して読取部48に搬送されるよう切替部材39bを回動させ、給紙ローラ49を駆動することにより行う。
次に、CPU21は、ラインイメージセンサ48により記録紙Sに印刷された画像の読み取りを実行する(ステップS240)。ここで、スキャナASIC42は、ラインイメージセンサ44により読取部48を通過する記録紙Sの印刷面を1ページ分読み取らせると共に、読み取ったスキャンデータを順次RAM23のスキャナバッファに記憶させる。続いて、CPU21は、読み取ったスキャンデータに含まれる受信IDを文字識別する(ステップS250)。ここで、文字識別は、予め定められている受信ID表示部82の位置に印刷されている文字に対して周知の文字認識方法(いわゆるOCR機能)を用いて行う。続いて、CPU21は、読み取ったスキャンデータに受信IDが含まれているか否かを判定し(ステップS260)、受信IDが含まれていないときにはスキャンデータを消去する(ステップS270)。
ステップS270のあと、または、ステップS260でスキャンデータに受信IDが含まれているときには、次ページがあるか否かを用紙センサ47の出力信号に基づいて判定し(ステップS280)、次ページがあると判定されたときには、上述したステップS230〜S270の処理を実行する。一方、ステップS280で、次ページがないと判定されたときには、CPU21は、識別した受信IDと未登録FAX情報24aに記憶された受信IDとを照らし合わせることにより識別した受信IDに対応付けられた送信元情報やファイル名を未登録FAX情報24aから読み出す(ステップS290)。ここで、受信IDが複数識別されたときには、識別された受信IDごとに送信元情報やファイル名を読み出すよう設定されている。続いて、CPU21は、スキャナ部40で読み取ったスキャンデータに読み出したファイル名を付与し、読み出した送信元情報と共にスキャンデータをFAX情報としてFAXサーバ60のHDD64に送信出力する(ステップS300)。ここで、受信IDが同一のFAX情報が複数ページ読み取られているときには、読み取られた複数ページをまとめて1つのファイルとし、このファイルにファイル名を付与する。また、受信IDが複数あるときには、受信IDごとのファイルにファイル名を付与するよう設定されている。続いて、CPU21は、今回の受信IDと、この受信IDに対応づけられたファイル名や送信元情報を未登録FAX情報24aから削除し(ステップS310)、このルーチンを終了する。
そして、ステップS310で送信出力されたFAX情報と送信元情報とをFAXサーバ60が受信すると、CPU61は、該受信したFAX情報と送信元情報とをFAX管理情報64aに保存する。このとき、FAXサーバ60が受信した送信元情報に含まれる受信日時に基づいてファイルの並べ替えを実行して受信したFAX情報と送信元情報とをFAX管理情報64aに記憶させる。そして、ユーザは、ユーザPC70の図示しないHDDにインストールされた連携ソフトを起動すると、このFAX管理情報64aに含まれる各FAXの情報(FAX情報や送信元情報など)が選択的にユーザPC70のディスプレイ72に表示される。このため、自分に必要なFAXの情報をデータとして取得することができる。
一方、ステップS200でLAN12が利用可能でないときやステップS220で用紙トレイ45上に記録紙Sが載置されていないときにはFAX情報をFAXサーバ60へ送信できないため、又は、ステップS210でフラッシュメモリ24に受信IDが記憶されていないときにはFAX情報をFAXサーバ60へ送信する必要がないため、そのままこのルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のFAXインタフェース26が本発明の受信手段に相当し、ネットワークインタフェース25が情報出力手段に相当し、バス28が印刷出力手段に相当し、フラッシュメモリ24が情報記憶手段に相当し、スキャナ部40が読取手段に相当し、CPU21が制御手段に相当する。また、LAN12がネットワークに相当し、FAXサーバ60のHDD64が記憶装置に相当し、プリンタ部30が印刷装置に相当し、FAX情報が画像情報に相当し、受信IDが対応情報に相当する。なお、本実施形態では、FAX情報管理システム10の動作を説明することにより本発明の情報管理方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のFAX情報管理システム10によれば、LAN12が利用可能であると判定されたときには受信したFAX情報と送信元情報とをFAXサーバ60のHDD64へ出力させ、LAN12が利用できないと判定されたときには、受信したFAX情報と送信元情報とを対応づける受信IDをこのFAX情報に付与し、該付与した受信IDと送信元情報とをフラッシュメモリ24に記憶させると共に、スキャナ部40によって読み取った際に識別可能な所定位置(受信ID表示部82)に受信IDが配置された状態でFAX情報と受信IDとが記録紙Sに印刷されるようFAX情報と受信IDとをプリンタ部30へ出力する。このように、一旦印刷されたFAX情報と受信IDとをのちにスキャナ部40で読み取ったときに、フラッシュメモリ24に記憶された受信IDをもとに送信元情報を利用してFAX情報を管理可能である。したがって、LAN12が利用できない場合が生じても、受信したFAX情報すべてをFAXサーバ60のHDD64に記憶させて管理することができる。このため、ユーザは、FAX情報が印刷されてしまっても、FAX情報をネットワークを介してデータとして利用することができる。また、数字による受信IDを利用するため、比較的容易にFAX情報と送信元情報とを対応づけることができる。
また、LAN12が利用できないときにFAX情報を記録紙Sに印刷したあと、LAN12が利用可能になったときには、この印刷した記録紙Sをスキャナ部40で読み取り、受信IDを識別して自動的にFAX情報と送信元情報とをFAXサーバ60へ送信出力するため、印刷されずにHDD64に出力するものとあたかも同じようにFAX情報と送信元情報とをHDD64へ自動的に送信出力することにより、ユーザのFAX情報の管理の手間を省くことができる。更に、送信元の電話番号と共に受信日時及び送信先名称を含む送信元情報をフラッシュメモリ24に記憶させ、FAX情報と送信元情報とをFAXサーバ60へ送信出力するため、受信したFAX情報と送信元の電話番号に加えて受信日時と送信先名称もFAXサーバ60のHDD64に記憶され、ユーザがFAX情報を利用しやすい。更にまた、記録紙Sの所定位置に設けた受信ID表示部82に受信IDが印刷されるよう受信IDとFAX情報とを印刷出力し、その後LAN12が利用可能なときにこの受信ID表示部82に記録された受信IDをスキャナ部40で読み取らせるため、受信IDの印刷位置が予め定められており、受信IDを読み取って識別する精度を高めることができる。
更に、送信元情報を含む未登録FAX情報24aをフラッシュメモリ24に記憶しておき、記録紙Sを読み取って受信IDが識別されると受信IDに対応付けられている送信元情報をフラッシュメモリ24から読み出すため、手動で受信IDを入力する手間がいらない。また、フラッシュメモリ24には送信元情報を含む未登録FAX情報24aをテキスト形式で記憶するのみであるため、フラッシュメモリ24の記憶容量を大きくする必要がない。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、FAX情報とこのFAX情報に関する送信元情報とを対応付ける対応情報として数字からなる受信IDを用いるものとして説明したが、特にこれに限られず、例えば、数字以外の文字や記号などとしてもよいし、バーコードや二次元バーコード、アイコンなどの図形としてもよい。
上述した実施形態では、FAX情報を記録紙Sに印刷したあと、コントローラ29によってLAN12が利用可能であると判定されたときに、印刷されたFAX情報をスキャナ部40で自動的に読み取るものとしたが、ユーザが受信IDの印刷された記録紙Sを用紙トレイ45上に載置したあと、操作パネル50の操作部54に設けられた登録キー54cが押下されたときに、上述したFAX情報自動登録ルーチンを実行するものとしてもよい。こうすれば、ユーザの読取指示により記録紙Sの読み取りを行うため、記録紙Sに印刷されたFAX情報と受信IDとを確実に読み取ることができる。
このとき、操作パネル50の表示部52に所定のメニュー画面を表示させた状態で、未登録FAX情報24aの確認のメニューを選択したときに、図2に示すように、受信ID確認画面81を表示させ、FAXサーバ60のHDD64にまだ登録していない受信IDを確認可能としてもよい。こうすれば、記録紙Sに印刷されたFAX情報の登録の必要性の有無を容易に確認することができる。
上述した実施形態では、図4に示すFAX情報管理ルーチンのステップS170で、受信したFAX情報が複数枚あるときにはすべてのFAX情報に受信ID表示部82を配置して印刷出力し、図8に示すFAX情報自動登録ルーチンのステップS250で、読み取った記録紙Sの1枚ごとに受信IDが含まれているか否かを判定するものとしたが、FAX情報管理ルーチンのステップS120で作成する送信元情報に受信したFAX情報の枚数を含ませると共に、ステップS170でFAX情報の1ページ目にのみ受信ID表示部82を配置して印刷出力し、FAX情報自動登録ルーチンで、読み取った記録紙Sに受信IDが含まれていると判定されたときには、読み取ったページを1ページ目とし、その受信IDに対応する枚数だけ読み取るようにしてもよい。こうすれば、1ページ目だけ受信IDを識別すればよいため、受信IDを識別する時間を短縮することができる。
上述した実施形態では、プリンタ部30とスキャナ部40とがバス28に接続され一体型になった複合機20として説明したが、例えば、プリンタ部30とコントローラ29と操作パネル50とが一体になった印刷装置に、スキャナ部40を備えたスキャナ装置を例えばUSBなどのローカル接続で接続したものとしてもよいし、スキャナ部40とコントローラ29と操作パネル50とが一体になったスキャナ装置に、プリンタ部30を備えた印刷装置を例えばUSBなどのローカル接続で接続したものとしてもよいし、プリンタ部30とスキャナ部40とコントローラ29とが別体として存在し例えばUSBなどのローカル接続でそれぞれが接続されたものとしてもよい。
上述した実施形態では、フルカラー式の電子写真方式のプリンタ機構31として説明したが、インクジェット方式のフルカラーのプリンタ機構や熱転写式のフルカラーのプリンタ機構、ドットインパクト方式のカラーのプリンタ機構としてもよいし、これらのモノクロプリンタとしてもよい。
FAX情報管理システム10の構成の概略を示す構成図である。 複合機20の構成の概略を示す構成図である。 操作パネル50の説明図である。 FAX情報管理ルーチンの一例を表すフローチャートである。 HDD64に記憶されるFAX管理情報64aの説明図である。 未登録FAX情報24aの説明図である。 受信IDを印刷する受信ID表示部82の説明図である。 FAX情報自動登録処理の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
10 FAX情報管理システム、12 LAN、18 排紙トレイ、19a 排紙経路、19b スキャナ経路、19c 読取経路、20 複合機、21 CPU、22 ROM、22a FAX情報管理プログラム、22b FAX情報自動登録プログラム、23 RAM、24 フラッシュメモリ、24a 未登録FAX情報、25 ネットワークインタフェース(I/F)、25a ネットワークケーブル、26 FAXインタフェース、26a 電話回線ケーブル、28 バス、29 コントローラ、30 プリンタ部、31 プリンタ機構、32 プリンタASIC、33 感光体、34 現像器、35 転写ベルト、36 搬送経路、37 二次転写ユニット、38 定着ユニット、39a,39b 切替部材、40 スキャナ部、41 スキャナ機構、42 スキャナASIC、43 ガラス面、44 ラインイメージセンサ、45 用紙トレイ、46 移動部、47 用紙センサ、48 読取部、49 給紙ローラ、50 操作パネル、52、表示部、54 操作部、54a カーソルキー、54b 決定キー、54c 登録キー、60 FAXサーバ、61 CPU、62 ROM、63 RAM、64 HDD、64a FAX管理情報、65 ネットワークインタフェース(I/F)、70 ユーザPC、72 ディスプレイ、74 入力装置、81 受信ID確認画面、82 受信ID表示部、S 記録紙。

Claims (10)

  1. 画像情報と該画像情報の送信元情報とを受信可能な受信手段と、
    情報をネットワークを介して記憶装置へ出力可能な情報出力手段と、
    情報をネットワークを介さずに印刷装置へ出力可能な印刷出力手段と、
    前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定する判定手段と、
    所定の対応情報と画像情報の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、
    印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段と、
    前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されたときには前記受信手段によって受信された前記画像情報と前記送信元情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御し、前記判定手段によって前記ネットワークが利用できないと判定されたときには前記受信手段によって受信された前記画像情報と前記送信元情報とを対応づける対応情報を該画像情報に付与し該付与した対応情報と該送信元情報とを前記情報記憶手段に記憶させると共に前記読取手段によって読み取られた際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるように該画像情報と該対応情報とが前記印刷装置へ出力されるよう前記印刷出力手段を制御する制御手段と、
    を備えたファクシミリ装置。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されたときに前記読取手段によって読み取られた情報の中に前記所定位置に配置された対応情報が含まれていた場合には、該対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた前記送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と共に前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置に出力されるよう前記情報出力手段を制御する、
    請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記制御手段は、受信日時、受信形態及び送信先名称のうち少なくとも一つを前記送信元情報に含ませる、
    請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  4. 情報をネットワークを介して記憶装置へ出力可能な情報出力手段と、
    前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定する判定手段と、
    所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、
    印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段と、
    前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体が前記読取手段によって読み取られたときには、該読み取られた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御する制御手段と、
    を備えたファクシミリ装置。
  5. 請求項4に記載のファクシミリ装置であって、
    ユーザから前記印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取る読取指示を取得する指示取得手段、を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段によって前記ネットワークが利用可能であると判定されると共に前記指示取得手段によって読取指示が取得されたときには、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体を前記読取手段に読み取らせ、該読み取らせた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とが前記記憶装置へ出力されるよう前記情報出力手段を制御する、
    ファクシミリ装置。
  6. 前記制御手段は、受信日時、受信形態及び送信先名称のうち少なくとも一つを前記送信元情報に含ませる、
    請求項4又は5に記載のファクシミリ装置。
  7. 前記制御手段は、前記対応情報として受信IDを前記画像情報に付与する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  8. 所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段とを利用し、ネットワークを介して記憶装置へ出力して画像情報を管理するコンピュータ・ソフトウェアによる情報管理方法であって、
    (a)画像情報と該画像情報の送信元情報とを受信するステップと、
    (b)前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定するステップと、
    (c)前記ステップ(b)で前記ネットワークが利用可能であると判定されたときには前記ステップ(a)で受信した前記画像情報と前記送信元情報とを前記記憶装置へ出力し、前記ステップ(b)で前記ネットワークが利用できないと判定されたときには前記ステップ(a)で受信した前記画像情報と前記送信元情報とを対応づける対応情報を該画像情報に付与し該付与した対応情報と該送信元情報とを前記情報記憶手段に記憶させると共に前記読取手段によって読み取った際に識別可能な所定位置に該対応情報が配置された状態で該画像情報と該対応情報とが印刷媒体に印刷されるよう該画像情報と該対応情報とを前記印刷装置へ出力するステップと、
    を含む情報管理方法。
  9. 所定の対応情報と所定の送信元情報とを記憶する情報記憶手段と、印刷媒体に印刷された画像情報と前記対応情報とを読み取り可能な読取手段とを利用し、ネットワークを介して記憶装置へ出力して画像情報を管理するコンピュータ・ソフトウェアによる情報管理方法であって、
    (a)前記ネットワークが利用可能であるか否かを判定するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で前記ネットワークが利用可能であると判定され、識別可能な所定位置に所定の画像情報の送信元情報に対応づけられた前記対応情報が配置された状態で該画像情報が印刷された印刷媒体が前記読取手段によって読み取られたときには、該読み取られた対応情報を識別し、該識別した対応情報に対応付けられた送信元情報を前記情報記憶手段から読み出し、該読み出した送信元情報と前記読取手段によって読み取られた画像情報とを前記記憶装置へ出力するステップと、
    を含む情報管理方法。
  10. 請求項8又は9に記載の情報管理方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
JP2006006009A 2006-01-13 2006-01-13 ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム Expired - Fee Related JP4650276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006009A JP4650276B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006009A JP4650276B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007189510A true JP2007189510A (ja) 2007-07-26
JP4650276B2 JP4650276B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=38344375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006006009A Expired - Fee Related JP4650276B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4650276B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2017142A1 (en) 2007-07-20 2009-01-21 HONDA MOTOR CO., Ltd. Seatbelt device for vehicle and control method thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144033A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル複合機
JP2002015302A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Ricoh Co Ltd 画像判定システムおよびファイル装置
JP2003338896A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Canon Inc 画像処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144033A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル複合機
JP2002015302A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Ricoh Co Ltd 画像判定システムおよびファイル装置
JP2003338896A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Canon Inc 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2017142A1 (en) 2007-07-20 2009-01-21 HONDA MOTOR CO., Ltd. Seatbelt device for vehicle and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP4650276B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089178B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
US7796284B2 (en) Image processing system, image processing apparatus, and control method and program therefor
JP2006076215A (ja) 印刷装置、印刷方法、プログラム及び記憶媒体
JP4941463B2 (ja) 情報処理装置および印刷装置
US20090031231A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP4748785B2 (ja) 情報処理装置、データ処理方法、記憶媒体、コンピュータプログラム
JP4834571B2 (ja) 画像形成システム及びその制御方法、並びに情報処理装置
JP2004064715A (ja) 画像形成装置
JP4650276B2 (ja) ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム
JP2006159565A (ja) 印刷システム
US8184331B2 (en) Printing device and method therefor
US8054503B2 (en) System and a program product
JP2005135173A (ja) 情報処理方法、情報処理システム、プログラム及び記憶媒体
JP2010049405A (ja) 画像形成システム
JP2002199152A (ja) 複数の画像形成装置を有するネットワークシステム
JP5326260B2 (ja) 画像形成装置、処理実行制限方法および処理実行制限プログラム
JP5123726B2 (ja) 画像形成装置
JP4055289B2 (ja) 画像形成装置及びプリントシステム
CN108881658B (zh) 数据传送装置、图像形成装置以及图像读取装置
JP2006186415A (ja) 画像形成装置
JP5992751B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2005349657A (ja) 画像形成装置、使用環境制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP6981056B2 (ja) 画像形成装置、画像生成方法および画像生成プログラム
JP2005125687A (ja) 画像形成方法および画像形成装置、並びにユーザ端末
JP2008259066A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4650276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees