JP5089178B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、処理対象となるジョブのデータを記憶手段に保持させるホールド機能の利用を要するジョブの処理を印刷装置により実行可能にする技術に関するものである。
現在、POD(Print On Demand)市場等の印刷環境にも適用可能な印刷システムや印刷装置の製品実用化に向けて、当該システムや装置にジョブホールド機能を搭載する検討がなされている。この機能は、印刷対象となるジョブのデータをメモリに保持させておき、オペレータからの要求に応じて印刷可能にする機能である。
このように、現在、POD市場等の印刷環境にも適用可能な印刷システムや印刷装置の製品実用化に向けた取り組みが現在も進められつつある(特許文献1参照)。ここで、POD市場等の印刷環境にて想定されうるユースケースにも対処可能にすべく、以下のような検討もなされている。
たとえば、POD環境が如くの印刷環境にも適用可能な当該印刷システムや印刷装置の納品先の代表例でもある印刷業者では、当該ホールドジョブ機能は利用せずに印刷装置を利用させたいというニーズが要求されうる。この場合、当該機能を印刷装置にて無効化したいというニーズが今後要求されうる。このような、POD市場等の印刷環境にも適用可能な印刷システムや印刷装置の製品実用化に向けた取り組みとして、今後生じうるユーザニーズやユースケースに対処可能にする検討がなされている。
特開2005−165722公報
しかしながら、上述のような検討を進めてみると、以下のような問題が新に生じてくる。例えば、上述したホールドジョブ機能に対応する印刷装置の構成として、印刷装置とデータ通信可能な外部装置から該ホールドジョブ機能の利用を要するジョブのデータが印刷装置に投入可能に構成されうる。この場合、印刷装置側にて当該ホールドジョブ機能の利用を無効化しても、ホールドジョブ機能の利用を要するジョブが外部装置から印刷装置に投入され続けるといった状況には対処ができないといった問題が発生することになる。
仮に、このような問題に対処すべく、たとえば、当該機能の無効化がなされた場合に、該ホールドジョブの機能の利用を要するジョブのデータを印刷すること自体を制限できるように印刷装置を構成せしめたとしても、ホールドジョブ機能の利用を要するジョブのデータがメモリ内に残存したままの状態となるといった、新たに発生しうる問題には、やはり対処出来ないことが懸念される。
又、このような、ホールド機能において、すでに格納済みのジョブが存在した状態で前記ホールド機能を無効にした場合、永久に利用されることの無いデータが前記記憶手段に残ってしまう問題も発生するであろう。
又、例えば、上述のように、印刷装置側ではホールド機能を無効化しても、外部装置側の制限は出来ない状況が起こりうる。これにより、印刷装置側ではホールド機能の無効化により操作画面上からホールド機能に関連する表示が非表示となっている状況下であるにも係らず、コンピュータ等の外部装置から、この事実を知らずに、ホールド機能の利用を要するホールドジョブの印刷データが続々と、当該ホールドの機能にて利用対象となる例えば印刷装置のメモリにて保存されつづける状況が発生してしまうなどの問題も起こりうる。
このように、POD市場等の印刷環境にも適用可能な印刷システムや印刷装置の製品実用化に向けて、当該システムや装置にジョブホールド機能を搭載する検討がなされているものの、まだまだ検討の余地が残されている。また、前記記憶領域にも無駄が生じる懸念もある。
上記課題を解決するため、例えば本発明の印刷装置は以下の構成を備える。すなわち、
ジョブを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力されたジョブを記憶する記憶手段と、
ユーザの指示に従って、印刷対象となるジョブを前記記憶手段に保持しておき、ユーザの指示に応じて当該記憶手段に保持されたジョブを印刷可能とするホールド機能を有効または無効に指定する指定手段と、
前記指定手段が前記ホールド機能を有効に指定した場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応する複数のジョブを表示する表示手段と、
ユーザの指示に従って、前記表示手段により表示された複数のジョブの中からジョブを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたジョブを実行する実行手段と、
前記指定手段が前記ホールド機能を無効に指定た場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応するジョブを前記記憶手段から消去可能とする消去手段とを有する。
また、特定の外部装置が接続された場合にホールド機能を二重に持ってしまう課題を解決するために、特定の外部装置が接続されたときには前記画像形成装置の表示部からホールド機能のユーザインタフェースを消去しユーザに操作できなくさせる。さらにホールド機能のジョブを受け取った場合はジョブをキャンセルする。
また、ホールド機能は機能的にはボックス機能と共通する部分は多いが、前述の解決手段をよりユーザにとって便利に実現するため、ホールド機能の有効・無効の設定は、ボックス機能とは独立して行えるようにする。
本発明によれば、従来技術で想定したような問題など、今後発生しうるホールド機能に係る様々なユーザニーズやユースケースに対処可能となる。又、例えば、ホールド機能を無効化しても、該ホールド機能の利用を要するジョブが外部装置から印刷装置に投入され続けるといった状況が起こるといった課題にも対処可能となる。又、例えば、ホールド機能を無効化しても、ホールド機能の利用を要するジョブのデータがメモリ内に残存したままの状態となるといった、問題が発生することを抑えることが可能となる。又、例えば、ホールド機能を無効にした際に永久に利用されることの無いデータが記憶領域に残ってしまうことが防ぐことができる。
また、ユーザに同じホールド機能が複数存在するように見せてしまうことを抑止できる。このような、POD市場等の印刷環境にも適用可能な印刷システムや印刷装置の製品実用化に向けてのホールド機能に係る様々な取り組みが可能となる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本システム全体の基本構成の一例を示すブロック図である。
ここには、ネットワークに接続されたMFP(Multi Function Printer)、クライアントPC、プリントサーバがそれぞれ1つまたは複数個存在している。
MFPは、イメージスキャン、プリント、コピーなど様々な機能を有する画像形成装置である。クライアントPCは、入力されたアプリケーションファイルの編集、印刷指示、あるいは、プリントレディファイルの投入の役割と、プリントサーバ内で管理されているデバイスやジョブの監視や制御の補佐する役割を持っている。クライアントPCで生成した印刷データは直接MFPに転送する方法と、プリントサーバを介してMFPに転送する方法が存在する。
プリントサーバは、2つの役割を持っている。1つ目はディジタルプリント部の外部と情報の送受であり、入稿されるジョブの画像情報や設定情報などは、まずプリントサーバに入力され、そのジョブが終了するとステータスなどの情報を外部に知らせる役割を持っている。もう1つはディジタルプリント部内部の管理制御である。外部から入力されたジョブ及び、ディジタルプリント部の内部で発生したジョブは、プリントサーバにて一元管理されている。そして、ディジタルプリント部の内部にある全てのデバイスと全てのジョブの状況が監視できると共に、ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開あるいは、ジョブの複製、移動、削除などの制御が行えるようになっている。
次に、MFPの構成について、図2を参照して説明する。同図は、実施形態におけるMFPの断面構造図である。
本実施形態で示されるMFPは、カラー印刷が可能なMFPであり、スキャナ部、レーザ露光部、感光ドラム、作像部、定着部、給紙/搬送部及び、これらを制御する制御部から構成される。
スキャナ部は、制御部の制御下において、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する。
レーザ露光部は、制御部の制御下において、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラムに照射する。
作像部は、感光ドラムを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部によって感光ドラム上に形成された潜像をトナーによって現像化し、そのトナー像をシートに転写する。その際に転写されずに感光ドラム上に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスを実行して作像する。また、シートが転写ドラムの所定位置に巻きつき、4回転する間に、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナーを持つそれぞれの現像ユニット(現像ステーション)が入れ替わりで順次前述の電子写真プロセスを繰り返し実行する。4回転の後、4色のフルカラートナー像を転写されたシートは、転写ドラムを離れ、定着部へ搬送される。
定着部は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵する。そして、定着部は、作像部によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解させ、シート上に定着させる。
給紙/搬送部は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫を一つ以上持っており、制御部の指示に応じてシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部・定着部へ搬送する。シートは作像部の転写ドラムに巻きつけられ、4回転した後に定着部へ搬送される。4回転する間に前述のYMCK各色のトナー像がシートに転写される。また、シートの両面に画像形成する場合は、制御部は、定着部を通過したシートを再度作像部へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
制御部は、MFP全体を制御するMFP制御部と通信して、その指示に応じて制御を実行すると共に、前述のスキャナ、レーザ露光、作像、定着、給紙/搬送の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示を行う。
図3は、実施形態におけるMFPの制御部の構成を示すブロック図である。制御部は、MFP制御部を中心とする幾つもの処理部で構成される。
実施形態におけるMFPは、自装置内部に複数のジョブのデータを記憶可能なハードディスク等のメモリを具備し、コピー機能やプリント機能を具備した画像形成装置である。コピー機能とは、スキャナから出力されたジョブデータに対し、上記メモリを介してプリンタ部でプリント可能にする機能である。プリント機能とは、コンピュータ等の外部装置から出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリント部で印刷を可能にする機能である。
MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器があり、色処理や内部データなどを除いて、基本的な部分において、フルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多いため、ここではフルカラー機器を主に説明する。また、必要に応じて随時モノクロ機器の説明を加えることとする。
本システムの構成に関し、上記の如く、複数の機能を具備した複合機能型の画像形成装置を有すると共に、プリント機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置等のSFP(Single Function Printer)を具備する構成でも良い。また、いずれか一方のタイプの画像形成装置のみを具備する構成でも良いし、幾つかのタイプの画像形成装置を複数台具備する構成でも良い。いずれにしても、本実施形態の制御が実現可能な構成であればよい。
図3に示すように、制御部は、紙原稿などの画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する入力画像処理部と、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部を持つ。また、制御部は、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部と、外部装置と画像データなどの情報交換を行う専用インターフェース部を持つ。あるいは、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器と画像データなどを送受するUSBインターフェース部とを備えている。
そして、MFP制御部では、MFPの用途に応じて画像データを一時保存したり、経路を決定したりといった交通整理の役割を担っている。
文書管理部は、複数の画像データを格納可能なハードディスク等のメモリを具備する。例えば、画像形成装置が具備する制御部(例えばMFP制御部のCPUなど)が主体となって、様々な画像データ等の複数種類の画像データを、該ハードディスクに複数格納可能に制御する。そして、該ハードディスクに格納された画像データを適宜読み出して、プリンタ部等の出力部に転送して、該プリンタ部によるプリント処理等の出力処理を実行可能に制御する。そのような画像データには入力画像処理部からのデータや、FAX部を介して入力されたファクシミリジョブのデータ、NIC部を介して入力されたコンピュータ等の外部装置からのデータ、専用I/F部やUSB I/F部を介して入力されたデータなどがある。又、オペレータからの指示により、ハードディスクから読み出した画像データを、コンピュータや他の画像形成装置等の外部装置に転送可能に制御する。
画像データを文書管理部に記憶する際には、必要に応じて、画像データを圧縮して格納したり、逆に圧縮して格納された画像データを読み出す際に元の画像データに伸張して戻したりする。この圧縮符号化、復号処理を行なうのが圧縮伸張部である。また、データがネットワークを経由する際には、JPEG、JBIG、ZIPなど圧縮データを使用することも一般知られている。圧縮伸長部は、このようなデータがMFPに入った場合にも解凍(伸張)処理を行なう。
リソース管理部は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどをハードディスク等の記憶装置に格納し、管理している。そして、リソース管理部は、必要に応じて呼び出すことができると共に、新しいパラメータテーブルを格納したり、修正して更新したりすることができる。
MFP制御部は、本装置全体の制御を司るものである。例えば、ネットワークからPDLデータを入力された場合には、MFP制御部は、RIP部を制御しRIP(Raster Image Processor)処理を施したり、プリントする画像に対して、必要に応じて出力画像処理部でプリントのための画像処理を行ったりする。更に、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部を制御して再度格納することもできる。そして、画像形成を行うプリンタ部に送られる。プリンタ部でプリントアウトされたシートは後処理部へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
ここで、MFP制御部は円滑にジョブを流す役割を担っており、MFPの使い方に応じて、以下のようにパス切り替えが行われている。但し、中間データとして画像データを必要に応じて格納することは一般に知られているが、ここでは文書管理部が始点、終点になる以外のアクセスは表記しない。また、必要に応じて利用される圧縮伸張部と後処理部、あるいは、全体のコアとなるMFP制御部などの処理は省略して、おおよそのフローがわかるように記載する。
A) 複写機能 :入力画像処理部→出力画像処理部→プリンタ部
B) FAX送信機能 :入力画像処理部→FAX部
C) FAX受信機能 :FAX部→出力画像処理部→プリンタ部
D) ネットワークスキャン :入力画像処理部→NIC部
E) ネットワークプリント :NIC部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
F) 外部装置へのスキャン :入力画像処理部→専用I/F部
G) 外部装置からのプリント :専用I/F部→出力画像処理部→プリンタ部
H) 外部メモリへのスキャン :入力画像処理部→USB I/F部
I) 外部メモリからのプリント:USB I/F部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
J) ボックススキャン機能 :入力画像処理部→出力画像処理部→文書管理部
K) ボックスプリント機能 :文書管理部→プリンタ部
L) ボックス受信機能 :NIC部→RIP部→出力画像処理部→文書管理部
M) ボックス送信機能 :文書管理部→NIC部
N) プレビュー機能 :文書管理部→操作部
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能を初めとして、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
ボックススキャン、ボックスプリント、ボックス受信、あるいは、ボックス送信とは、文書管理部を利用したデータの書き込みや読み出しを伴うMFPの処理機能である。それらの機能は、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部内のメモリを分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う機能である。つまり、ボックス機能とは、本MFP装置が有するハードディスク等の大容量記憶装置を、ユーザの利用する文書(印刷データを含む)の書庫として機能するものであり、必要時に印刷出力したり、FAX送信するためのものと言える。
更に、操作部は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものであるが、操作部の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部にある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントするといったこともできる。
図4は、本実施形態におけるMFP制御部のファームウェアの構造を示す図である。
ネットワークインタフェース制御部はインタフェースケーブルを介してネットワークと接続されている。ネットワークインタフェース制御部はホストコンピュータとの通信を司る部分であり、通信プロトコルの解析を行い、ホストコンピュータから入力されたデータを受信し、受信したデータをジョブチケット解析部に転送する。ジョブチケット解析部はジョブチケットを解析してジョブの属性をジョブ管理部に伝達し、ジョブを不図示の管理テーブルに登録し、PDLデータを受信バッファに格納する。
受信バッファにPDLデータが格納されるとPDLデータ解析部が処理を開始する。PDLデータ解析部は受信バッファに格納されているPDLデータを読み込み、PDLデータを解析して各コマンドに対応するオブジェクト(中間コード)を生成し中間バッファに格納する。本実施形態ではプリンタがサポートしているコマンドはPDL(Page Description Language)とするが、PDLだけでなく、ページ毎に印刷を行うことが可能なデータはすべて同様である。中間データはページ毎に管理される。
中間バッファにデータが格納されると描画処理部が動作する。描画処理部は中間バッファから中間データをページ毎に読み出す。そして、通常の印刷の場合(BOX格納、HOLD格納が指示されていない場合)、1ページ分の印刷イメージデータを生成し、イメージバッファに格納する。1ページ分の印刷イメージデータが生成されると出力部制御部が動作する。
また、Hold格納指定がされているジョブの場合は、描画処理部は、生成したイメージデータをHoldキューに格納する。その場合、出力制御部はすぐに起動させず、UI制御部からHold解除(印刷)の指示があった場合、出力制御部が起動し、該ジョブの印刷を行う。
Holdとは該ジョブをすぐに印刷せず、一旦記憶手段内にジョブを格納し、ユーザからの指示によって印刷を開始する機能のことである。試し印刷を行い、印刷結果が問題なければ、本印刷(複数部数)を行う際等に使用される。本印刷の際にジョブデータをホストコンピュータから送信し直すことなく行うことができる。
Box格納指定がされているジョブの場合、描画処理部は、生成したイメージデータをBoxに格納する。Boxはフォルダと同等である。その場合、出力制御部はすぐに起動せず、UI制御部からBox内のジョブの印刷指示があった場合、出力制御部が起動し、該ジョブの印刷を行う。Boxはユーザ毎や、用途毎に使い分けられるフォルダであり、パスワード設定も可能である。
出力制御部はイメージバッファからイメージデータを読み出し、ビデオ信号に変換してエンジンに転送するビデオ信号をエンジンに転送することによって実際の印刷が行われる。
UI制御部はUI(User Interface)を制御する部分であり、表示部と操作部から構成される。表示部には液晶ディスプレイ等が使用される。操作部にはキーが配置されている。タッチパネル式のディスプレイの場合、表示が操作部を兼ねる場合がある。UI制御部はユーザの操作に応じた文字列の表示、画面の切り替え、設定値を他のモジュールに伝達するなどの制御を行っている。
ジョブ制御部は機器内のジョブを管理する部分であり、ジョブの生成と消滅、ジョブの状態、ジョブ処理順番などを制御する。
印刷アプリケーションからMFP等のプリントデバイスにプルーフ出力したり、最終成果物を出力したりするための一手段として、ホストコンピュータ上で実行されるプリンタドライバが使用される。
ここで、ホストコンピュータ上で実行されるプリンタドライバについて説明する。通常、プリンタドライバは、ホストコンピュータ上で操作中のアプリケーションプログラムから印刷指示を行なうと起動する。
図6は、プリンタドライバによってホストコンピュータの表示装置上に表示される設定画面を示している。
操作者は、ホストコンピュータに接続されているマウス等のポインティングデバイスやキーボードを操作し、以下の作業が行なえる。
操作者は、この設定画面の「プリンタ名」プルダウンリストボックスにより、使用するプリントデバイスを選択可能である(図示では、「MFP101」というデバイスが選択されている)。プリンタ名を指定すると、その下の「状態」にプリントデバイスの状態が、「種類」にプリンタドライバの種類が、「場所」にプリントデバイスの設置場所情報が、「コメント」にプリントデバイス管理者からのコメント情報が表示される。なお、この設定画面を表示させた際には、デフォルトとして選択されたプリントデバイスに関する情報が表示されることになる。また、印刷データをプリントデバイスに印刷せずにファイルに出力したい場合は、「ファイルへ出力」チェックボックスを選択状態にする。
「印刷範囲」では、「全て」「現在のページ」「選択したページ」「ページ指定」のいずれかをラジオボタンで選択することにより、印刷したいページを指定する。「ページ指定」を選択した場合は、エディットボックスに印刷したいページ番号を入力する。
さらに「印刷対象」プルダウンリストボックスにより、印刷対象となる文書の属性を選択し、「印刷指定」プルダウンリストボックスにより、全てのページを印刷するのか、奇数あるいは偶数ページだけを印刷するのかを指定できる。
「印刷部数」では、「部数」スピンボックスに印刷したい部数を入力するとともに、複数部数をページ単位ではなく部単位で印刷する場合は、「部単位で印刷」チェックボックスを選択状態にする。
「拡大/縮小」では、「1枚あたりのページ数」プルダウンリストボックスにより、N−up印刷(1つの印刷面にNページをレイアウトする印刷)を指定し、「用紙サイズの指定」プルダウンリストボックスにより、原稿サイズに対する用紙サイズを選択する。
「プロパティ」ボタンを押下することにより、さらに詳細な印刷属性を設定することができる。
操作者がプリンタドライバの設定画面の設定を終了したならば、「OK」ボタンを押下(クリック)する。この「OK」ボタンの押下を検出すると、プリンタドライバは、アプリケーションから渡された印刷すべきデータを、選択されたプリンタが解釈可能な印刷データを生成し、選択されているMFP等のプリントデバイスに印刷データを含むジョブデータを送出する。但し、「ファイルへ出力」がチェックされている場合、生成された印刷データをファイルとして、ホストコンピュータに接続されている記憶デバイスに格納する。印刷データの出力を止める場合は、「キャンセル」ボタンを押下すればよい。
図6は、操作者が、図5の画面上の「プロパティ」ボタンを指示(クリック)した際に表示される、現在選択されているプリントデバイスに関するプロパティ設定画面を示している。
図示の「お気に入り」プルダウンリストボックスでは、予め決められたページ設定モードの中から最適なページ設定を選択する。その右に位置する2つのボタンにより、お気に入りの選択項目を追加したり編集したりすることができる。
また、「設定確認」ボタンを押下することにより、プロパティ設定画面で設定した内容を一覧表示することができ、プロパティ設定画面で設定した内容は、その上に表示されているページイメージに反映される。
「出力方法」プルダウンリストボックスでは、MFP等のプリントデバイスに通常印刷をするのか、プリントデバイスのHoldキュー(ハードディスク)に保存するのか、BOX(ハードディスク)に保存するのかといったような出力方法を指定する(Boxはフォルダと同義である)。Holdキューを指定した場合、一旦プリントデバイス(実施形態ではMFP)のHoldキューにジョブデータが格納され、記録紙への印刷は行われない。ユーザがMFPに設けられた操作部を操作することで、記録紙への印刷処理を開始する。また、BOXを指定した場合、更にBOX番号を指定する。そして、プリントデバイス内のBOX番号で特定されるBOXに、ジョブデータが格納される。この時点では、記録紙への印刷は行われない。操作者がMFPに設けられた操作部の操作することで記録紙への印刷処理を開始する。
「原稿サイズ」「出力用紙サイズ」プルダウンリストボックスは、印刷対象となる原稿サイズとプリントデバイスの出力用紙サイズを選択するためのものである。
「部数」スピンボックスは、印刷したい部数を入力するためのものである。また、「印刷の向き」ラジオボタンは、「縦」「横」といったようなプリントデバイスの出力用紙の向きを選択するためのものである。
「ページレイアウト」プルダウンリストボックスは、N−up印刷(1つの印刷面に複数ページをレイアウトする印刷)を指定するためのものである。また、「倍率を指定する」チェックボックスを選択状態にした場合は、「倍率」スピンボックスに拡大/縮小の倍率を%単位で入力可能となる。
「スタンプ」チェックボックスを選択状態にした場合は、プルダウンリストボックスで予め決められたスタンプの種類を選択する。「スタンプ編集」ボタンを押下することにより、スタンプの種類を追加したり編集したりすることができる。
「ユーザ定義用紙」ボタンを押下することにより、ユーザ定義用紙を定義したり、「ページオプション」ボタンを押下することにより、さらに詳細なページオプションを設定したりすることができる。また、「標準に戻す」ボタンを押下することにより、これらの設定をデフォルトに戻すことができる。
操作者がプリンタドライバのプロパティ設定画面の設定を終了したならば、「OK」ボタンを押下することにより、これらの印刷属性を実際の印刷に反映することができる。プロパティ設定画面の設定を止める場合は、「キャンセル」ボタンを押下すればよい。「ヘルプ」ボタンは、プロパティ設定画面のヘルプ画面を表示するものである。
図7はプリンタドライバが生成するジョブデータの構造を示す図である。ジョブデータは属性情報(ジョブチケット)とPDLデータ(印刷データ)から構成されている。
属性情報(全体設定)には「ジョブ名」、「部数」、「出力用紙サイズ」、「用紙タイプ」、「印刷方法」、「用紙の向き」、「カラーモード」等の各種属性が設定されている。更に、出力方法の属性として「Hold」属性IDと設定値が格納されているので、このジョブは、MFPのHoldキューに格納されることになる。これら属性情報はXML等の形式で記述されているものとする。
図の例では属性情報(例外設定)には適用範囲として開始ページ、終了ページ情報と、ジョブ名、部数、出力用紙サイズ、用紙タイプ、印刷方法、用紙の向き、カラーモード、出力方法等の属性の属性IDと設定値が格納されている。各属性にはドライバの設定画面、プロパティ設定画面による設定に従った設定値が設定される。
図8(a)は、MFPの操作部に設けられた表示部の表示画面の一例を示している。この表示部の表示面上にはタッチパネルが設けられている。操作者はタッチパネルをタッチすることとで、そのタッチ位置に表示されたボタン等が押下されたものとして、該当する処理を行なうことが可能となっている。このタッチパネルのタッチとその位置の検出は操作部が行ない、該当する処理の実行はMFP制御部が行なうことになる。なお、以下の説明では、タッチパネルへのタッチを単に押下という。
図示の如く、この画面は、機能に応じたタブ形式になっている。実施形態でのタブの種類は、「コピー」、「送信」、「ボックス」、「ホールド」である。
また、図8(a)は、タブ「ボック」のメイン画面を示している。図示の如く、ボックスのリストが表示されている。各ボックスの情報として、ボックス番号、名称、使用量が表示される。各ボックスのボタンを押すことによって各ボックス内のジョブリスト画面に遷移する。ボックスにパスワードを設定することが可能であり、パスワードが設定されている場合は図8(b)の如く、パスワード入力画面がポップアップ表示される。正しいパスワードが入力されるとジョブリスト画面に遷移する。
図9は、図8(a)の画面にて、操作者がボックス番号「01」のボックスを押下した場合に表示される画面である。図示の如く、指定したボックス内に格納されているジョブリストが表示される。表示される項目には、ジョブの種類、ドキュメント名、用紙(サイズ)、ページ(トータルページ数)、日付/時刻(ジョブが格納された日付と時刻)がある。ここで、操作者が、所望とするジョブを選択し、画面下の各種ボタンのいずれかを押下することで、該当するジョブ処理を開始させることができる。ジョブは複数選択することが可能であり、複数選択した場合は、ジョブの左の番号で選択した順番が認識できる。複数のジョブを選択してプリント指示を行った場合、選択した順番に従って印刷処理される。ジョブ操作ボタンとして、「詳細情報」、「消去」、「プリント」、「移動/複製」、「送信」が存在する。「詳細情報」ボタンを押すと該当するジョブの詳細情報が表示される。ジョブリストには表示されている印刷設定が表示される。「消去」ボタンを押すと該当するジョブが消去される。「プリント」ボタンを押すと該当するジョブの印刷が実行される。「送信」ボタンを押すと該当ジョブを電子メールで送信するための画面に遷移する。選択解除ボタンは選択と取りやめる場合に押す。
図10はボックスタブの画面遷移を示す図である。同図(a)のメイン画面(ボックスのリスト表示)(図9で詳細を説明)でボックスを1つ選択した場合、そのボックスにパスワードが設定されている場合は、同図(b)のパスワード入力画面に遷移する。操作者はパスワードの入力を行うことになる。パスワードが正しい場合、または、ボックスにパスワードが設定されていない場合、同図(c)のボックス内のジョブリストの画面(図10で詳細を説明)を表示する。同図(c)の場合、指定したボックスには3つのジョブが格納されている事を示している。操作者は、この3つのジョブの所望とするジョブ(2つでも構わない)を選択して「プリント」ボタンを押下すると同図(d)のプリント画面を表示する。操作者は、同図(d)のプリント画面上の「プリント」ボタンを押すと、選択したジョブの印刷処理が開始すると共に表示画面を同図(a)の画面に戻す。
ボックスの場合、個人がパスワード設定して機密性の高い文書を格納する場合がある。もし、仮に印刷実行後、同図(c)の画面を再表示する制御方法である場合、操作者がその場を離れしまうと、他人がそのボックスの所有者になりすまして操作できてしまう。かかる点、上記のように、「プリント」ボタンの指示(印刷実行を指示)するだけで、画面は図10(a)の状態に戻るので、その操作者のためのボックス内のジョブが他人に操作されてしまうという問題がない。
図11はMFPの操作部に表示されるホールドタブのメイン画面である。この画面は図8(a)のタブ「ホールド」が押下された場合に、MFP制御部が表示処理を行なった結果の画面でもある。この画面では、ホールドキューに格納されているジョブのリストを表示する。ホールドキューはBOXと異なり、1つしか存在せず、パスワード設定も存在しない。ジョブを一時溜め置いておくために使用される。本画面ではホールドキューに格納されている各ジョブの情報として、受付番号、ドキュメント名、ユーザ名、状況、が表示されている。状況とはジョブの処理状況を意味し、Holdキューの場合、Hold状態を示す「Hold」、データの格納中であることを示す「格納中」などがある。
操作者は、ホールドキュー内のジョブを1つまたは複数を押下することで、選択することが可能である。ジョブを選択して画面下の各種ボタンを押下することにより該当するジョブ操作が行える。ボタンには、「プレビュー」、「試しプリント」、「プリント」、「消去」、「編集」ボタンが存在する。「プレビュー」は該当するジョブのプレビュー表示を行う。「試しプリント」は該当するジョブを1部のみ印刷する。「プリント」は該当するジョブの印刷を行う。「消去」は該当するジョブを消去する。「編集」は該当するジョブの設定を変更することができる。
図12(a)、(b)はホールドタブの画面遷移を示す図である。同図(a)の画面はホールドジョブのリスト画面(メイン画面)であり、操作者が受け付け番号“003”のジョブを押下し、選択している状態を示している。この状態で、「プリント」または「試しプリント」ボタンを押下すると、それを検出したMFP制御部は、印刷処理が開始されるとともに、画面を同図(b)に切り替え表示する。同図(b)は、MFPにおける現在印刷処理中のジョブのリストである。この印刷処理中のジョブは、Box、イメージバッファ、Holdの各キューから、出力制御部に渡されたジョブである(図4参照)。
各ジョブの情報として、受付番号、ドキュメント名、ユーザ名、状況、予測時間が表示されている。状況とはジョブの処理状況を意味し、用紙への印刷処理中であることを示す「プリント中」、印刷処理のキューに入った状態で印刷処理を待っている状態の「待ち」状態などがある。予測時間とは該ジョブが印刷完了するまでの予測時間であり、MFP制御部が、各ジョブのページ数と、MFPが有するプリンタ部の印刷速度から算出する。
操作者は、図12(b)の画面にて所望とするジョブを選択し、画面下の各種ボタンを押すことによって該当するジョブの操作が可能である。操作には、図示の如く、「優先プリント」、「消去」、「詳細情報表示」、「ポーズ」が存在する。
MFP制御部は「優先プリント」ボタンが押下されたことを検出すると、選択されたジョブの印刷する順番を可能なかぎり上位に移動する。すなわち、「優先プリント」ボタンが押下された時点で、既に他のジョブの印刷処理を実行している場合には、その次に選択ジョブを移動する。また、「優先プリント」ボタンが押下された時点で、印刷中の他のジョブが存在しない場合には、選択ジョブの印刷処理を開始する。
「消去」ボタンを押すと該当ジョブの印刷処理をキャンセルする。「詳細情報」ボタンを押すとジョブの設定が表示される。「ポーズ」ボタンを押すと該当ジョブの処理を一時停止する。「ポーズ」ボタンはトグルとなっていて、再度「ポーズ」ボタンを押下するとポーズ状態が解除される。「ホールドジョブリスト」ボタンを押すと図12(a)の画面が表示される。
ホールドキューの場合、ジョブを一時溜め置くためのキューであり、また、パスワードはなく共有フォルダ的な扱いであり、誰でもホールドキューに格納できる。場合によっては(職場のワークフローによっては)印刷を行う場合、必ずホールドキューに格納し、装置にセットされている用紙等の状態を確認してから印刷するケースもある。そのような場合、ホールドキューと印刷処理中のジョブの状態を両方確認したい要求が考えられる。実際に商業印刷分野のプリンタコントローラで大画面のディスプレイを持つものは両方を同時に表示しているものがある。しかしながら、画像形成装置の中にはディスプレイが小さいため両方の画面を同時に表示できない。あるいは、表示できても数行ずつしか表示できないため視認性が悪い場合が多い。
そこで、本実施形態では、MFP制御部は、図12(a)の画面でプリント操作を行ったことを検出すると、自動的に同図(b)の現在印刷処理中のジョブリストを表示するようにした。同図(b)の画面では、プリント実行されたジョブが自動的に選択された状態として表示される。ユーザは、該当ジョブの印刷が行われる時間を確認でき、且つ、即時にジョブ操作(「優先プリント」、「ポーズ」など)を行うことが可能である。
図13は実施形態におけるMFP内のジョブを管理するためのテーブルである。
ジョブ管理テーブルはジョブID、続映情報管理テーブルへのポインタ、イメージデータへのポインタから構成されている。
ジョブ管理テーブルは、アクティブジョブ用、ホールドジョブ用、ボックスジョブ用の各テーブルが存在する。
属性管理テーブルには、該ジョブの各属性が記憶されている。属性IDと属性値か構成されている。イメージデータは各ページ毎のイメージがジョブ毎に管理されている。
図14は本実施形態におけるMFP内のMFP制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理に該当するプログラムは、HDDに格納されており、実行時にMFP制御部内のRAMにロードし実行される。
電源投入後、MFP制御部はステップS100にてジョブデータ入力待ちループに入る。ジョブデータの入力、例えば、ネットワークで接続されたホストコンピュータから印刷データの入力を検出すると、処理はステップS101に進む。
ステップS101では、MFP制御部はジョブデータの入力処理を行い、ステップS102にて、その入力したジョブデータをジョブチケット解析部に渡し、ジョブチケットの解析処理を行う。ジョブチケットを解析すると、印刷データ(本実施例ではPDLデータとする)を受信バッファに記憶する。ジョブチケットに記述されている属性が「Hold」であれば、そのジョブデータをホールドジョブ用のジョブ管理テーブル(図13参照)に記憶(登録)する。他の属性の場合も同様である。
ステップS103では受信バッファに記憶されているPDLデータを解析する。このPDLデータ解析処理の詳細は後述するする。ステップS104では、PDLデータのコマンドがページクローズ命令である場合、または1ページ分の終了を示す命令である場合、ステップS105に進み、これまでに生成した中間コードを1ページ分のデータとして認識する処理を行う。中間コードは前述のようにページ毎に管理される。また。ステップS104にて、コマンドがページクローズ命令以外である場合には、ステップS106に進み、各コマンドに応じて内部処理に適した形式の中間コードを生成する。
ステップS107では、解析すべきデータが受信バッファに存在するかをチェックする。解析すべきデータが存在する場合、ステップS103へ戻り、PDLデータ解析処理を繰り返す。解析すべきデータが受信バッファに無い場合、ステップS108へ進む。
ステップS108では、1ページ分以上の中間コードが存在するかをチェックする。1ページ分以上の中間コードが存在する場合は、ステップS109へ進み、1ページ分の中間コードを中間バッファから読み出し、中間コードからイメージデータ(ビットマップ)を生成する。
ステップS110において、該ジョブがHold指定されたジョブであるか判断する。Hold指定されているジョブである場合、ステップS111に進み、生成したイメージデータをHoldキューに格納する。Hold指定されていないジョブであれば、ステップ112へ進む。このステップS112では、該ジョブがBox格納指定されたジョブであれか判断する。Box格納指定されているジョブである場合、ステップS113へ進み、指定のBoxにデータを格納する。Box格納指定されていないジョブである場合、注目ジョブは、Hold、Box機能を利用しない、通常の印刷データであると判断し、処理をステップS114に進める。このステップS114では、1ページ分のイメージデータをイメージバッファに格納する。
ステップS115では、前記1ページ分のイメージデータをイメージバッファより読み出し、ビデオ信号に変換しプリンタ部(エンジン)に転送する。ビデオ信号をプリンタ部に転送することによって実際に用紙に印刷が行われ、用紙が排紙されるようになっている。用紙を排紙完了したらステップS108へ戻る。ステップS108で1ページ分の中間コードが完成していない場合はステップ101へ戻り続きの入力データを待つ。
次に、図15のフローチャートに従い、実施形態におけるMFP制御部が実行するHoldリストの表示処理を説明する。
まず、MFP制御部は、ステップS201にて、Holdジョブ管理テーブルの情報に従って、ホールドキューに記憶されているホールドジョブのリストをタッチパネルを有する表示部に表示する(図11参照)。
次にステップS202にて、操作者によるジョブの選択を検出する。ユーザは表示されたリストの中から1個または複数のジョブの行を押下することで選択することが可能である。初期状態では、ホールドジョブのうち、先頭から表示可能な行数分のジョブが表示される。
ステップS203ではキー入力待ちを行う。キー入力があれば、ステップS204へ進む。
ステップS204では、MFP制御部は、「プリント」ボタンまたは「試しプリント」ボタンが押下されたかをチェックする。いずれかのボタンの押下を検出した場合、ステップS205において該ジョブの印刷処理を開始する。試しプリントの場合は本来の部数にかかわらず1部のみ印刷される。押下されたボタンが「プリント」ボタン、「試しプリント」ボタン以外である場合はステップS206へ進む。
ステップS207では、「プレビュー」ボタンが押下されたかチェックする。「プレビュー」ボタンが押下された場合、ステップS207に進み、プレビュー用の画面を表示する。
ステップS208では、「編集」ボタンが押下されたかチェックする。「編集」ボタンが押下された場合、ステップS209でジョブチケット編集画面を表示する。押下されたのが「編集」ボタンでない場合、ステップS210へ進む。
ステップS210では、「消去」ボタンが押下されたかチェックする。「消去」ボタンが押下された場合、ステップS211に進み、該ジョブを削除する(Holdジョブ管理テーブルから情報を削除すると供に、Holdキュー内のイメージデータを消去する)。押下されたのが「消去」ボタンでない場合、ステップS212へ進む。
ステップS212では「アクティブジョブリスト」ボタンが押されたかチェックする。「アクティブジョブリスト」ボタンが押下された場合、ステップS213へ進み、アクティブジョブリスト画面(図12(b)参照)に遷移する。
次に、図16のフローチャートに従い、実施形態におけるMFP制御部が実行するアクティブジョブリストの表示処理を説明する。アクティブジョブリスト表示は、図12(b)を参照されたい。
先ず、MFP制御部は、ステップS301ではアクティブジョブ(現在印刷処理中のジョブ)のリストを表示する(図12(b)参照)。
MFP制御部は、ステップS302にて、入力を待つ。操作者によるキー入力(本実施例の場合はタッチパネル)があった場合はループを抜けてステップS303へ進む。
ステップS303では、押下されたのが「ポーズ」ボタンであるかチェックする。「ポーズ」ボタンである場合、ステップS304へ進み、該ジョブの印刷処理を一時中断する。該ジョブの状態はポーズ状態になる。ポーズジョブを選択した場合は本ボタンは「ポーズ」ではなく「レジュ―ム」と表示される(トグル表示)。また、押下されたのが「ポーズ」ボタンでなければ、ステップS305へ進む。
ステップS305では、押下されたのが「優先プリント」ボタンであるかチェックする。「優先プリント」ボタンである場合、ステップS306へ進み、該ジョブの順番を上げる。既に用紙への印刷処理が開始されたジョブを追い越すことはできないので、用紙への印刷処理が開始されていないジョブの中の先頭に移動する。押下されたのが「優先プリント」ボタンでない場合、ステップS309へ進む。
ステップS309では「ホールドジョブリスト」ボタンが押下されたかチェックする。「ホールドジョブリスト」ボタンである場合、ステップS310へ進み、ホールドジョブリスト画面(図11で示される画面)に遷移する。ステップS309において、押下されたのが「ホールドジョブリスト」以外であると判定した場合、各キー入力処理を終えたとみなし、ステップS301へ戻る。
次に、MFP制御部によるBoxリスト表示処理(図8(a)の画面表示処理)を図17のフローチャートに従って説明する。
まず、MFP制御部は、ステップS401にて、Boxのリストを表示する。各ボックスの情報として、ボックス番号、名称、使用量が表示される。名称はユーザが設定することが可能である。
ステップS402では、操作者によるキー入力を待つ。操作者からのキー入力を検出すると、処理はステップS403に進む。
ステップS403では押下されたのが各ボックスのボタンであるか判断する。ボックスのボタンが押下された場合、ステップS404へ進む。
ステップS404では選択されたボックスにパスワードが設定されているかを判定する。パスワードが設定されている場合はステップS405へ進み、パスワード入力画面を表示する(図8(b)参照)。パスワードが設定されていない場合はステップS407へ進む。
ステップS405では、パスワード入力画面を表示し、操作者によるパスワード入力を待つ。パスワードの入力があった場合、ステップS406で入力されたパスワードと設定されているパスワードを比較する。両者が一致した場合はステップS407へ進む。また、パスワードが一致しない場合はステップS405へ戻る。
ステップS407では、ボックス内のジョブを表示する(図9参照)。
ステップS408では、「アクティブジョブリスト」ボタンが押下されたか判断する。「アクティブジョブリスト」ボタンが押下された場合、ステップS409へ進み、アクティブジョブリストを表示する。押下されたのが「アクティブジョブリスト」ボタンでない場合、各入力に対応する処理を終えたとみなし、ステップS401へ戻る。
次に、MFP制御部によるBoxジョブリストを表示処理(図9参照)を図18のフローチャートに従って説明する。
先ず、MFP制御部は、ステップS501にて、選択されたBox内のジョブリストを表示する。
次いで、ステップS502にて、MFP制御部は操作者からのキー入力を待つ。キー入力があった場合はステップS503に進める。
ステップS503ではキー入力がジョブ選択であるかを判断する(ジョブを選択するには、ジョブリストの該当ジョブの行をタッチする)。ジョブが選択された場合はステップS504へ進み、ジョブ選択処理(該当行をハイライト表示)を行う。キー入力がジョブ選択でなければ、ステップS505へ進む。なお、ジョブが1つも選択されていなければ、「プリント」ボタンはグレーアウトされていて非有効状態となる。また、ジョブが選択されると「プリント」ボタンが有効となる。
ステップS505では、押下されたのが「プリント」ボタンであるか判定する。「プリント」ボタンである場合は、ステップS506へ進み、プリント画面(ポップアップ画面)を表示する。「プリント」ボタンでなければ、ステップS502へ戻る。
ステップS507では、押下されたのが「キャンセル」ボタンであるか判定する。「キャンセル」ボタンである場合、ステップS510へ進み、プリント画面(ポップアップ画面)を消去する。押下されたのが「キャンセル」ボタンでなければ、ステップS508へ進む。
ステップS508では、押下されたのが「プリント実行」ボタンであるか判定する。「プリント実行」ボタンである場合は、ステップS509へ進み、該当ジョブの印刷処理を開始し、ステップS502へ戻る。押下されたのが「プリント実行」ボタンでない場合、ステップS507へ戻る。
図19は、実施形態におけるMFPの操作部の外観図である。LCD表示部は、LCD表示画上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をMFP制御部に伝える。スタートキーは原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央部には、緑と赤の2色LEDが設けられており、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストップキーは稼働中の動作を止める働きをする。IDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは操作部からの設定を初期化する時に用いる。
図20は、前記操作部のユーザモードキーを押下したときにLCD表示部に表示されるユーザモード画面である。ここではシステム全体の各種設定を行うことができる。共通仕様設定ボタンは、システムの各種機能に関する共通の設定を行うためのボタンである。この共通使用設定ボタンが押下されると、各種設定の画面が表示されるが、その中の1つにデフォルト選択タブの設定がある。実施形態では、図8(a)に示すように、コピー、送信、ボックス、ホールドの4つの機能選択タブのうち、いずれかをデフォルト選択タブに設定する。設定された内容は、ハードディスク等の不揮発性記憶装置に格納される。MFP制御部は、予め設定された時間が経過した際、その直前でいずれのタブがアクティブになっていたとしても、デフォルト選択タブとして選択されたタブをアクティブにする。また、共通使用設定ボタンを押下することで、各タブの名称(タイトル)や表示順番を設定することも可能である。
タイマー設定ボタンはシステムが一定時間ごとに行う処理に関する設定を行うためのボタンである。コピー仕様設定ボタンはコピー機能の設定、送信/受信仕様設定ボタンは送受信の設定を行なうためのボタンである。ボックス仕様設定ボタンはボックス機能(パスワードの設定も含まれる)の設定、ホールド仕様設定ボタンはホールド機能の設定を行うためボタンである。宛先表仕様設定ボタンは送信ジョブを実行する際に使用する宛先表に関する設定を行なうためのボタンである。システム管理設定ボタンはMFPの管理者が設定を行うためのボタンである。閉じるボタンを押すことでユーザモード画面から抜けることができる。
図21は、図20のユーザモード画面においてシステム管理設定ボタンを押下したときに表示部に表れる画面である。画面下部には設定画面から抜けるための閉じるボタンと、現在のページ数(この図では3ページ中の3ページ目)、ページ移動ボタンがある。画面上部には全データ・設定の初期化を行うためのボタン、音声読み上げ機能の有効・無効を設定するためのボタン、ボックスやホールド機能の有効・無効を設定するためのボタンがある。
図22は、図21のシステム管理設定画面においてボックスのON/OFFボタンを押下したときの表示部の画面である。現在の設定が水色で強調表示されており、図22ではONが選択されている状態を表す。この画面でOFFボタンを押下し、OKボタンを押せばOFFが選択される。OFFが選択された場合、タッチパネル部のトップ画面からボックスタブおよびボックスタブが選択されたときの画面が消え、ユーザがボックス機能を使用できなくなる。また、OFFが選択された状態で、ボックスジョブを受信した場合、MFP制御部はそのジョブをキャンセル(破棄)する。
図23は、図21のシステム管理設定画面においてホールドのON/OFFボタンを押下したときの表示部の画面である。画面の説明についてはボックスのON/OFF設定と同様なので割愛する。OFFが選択された場合は、タッチパネル部のトップ画面からホールドタブおよびおよびホールドタブが選択されたときの画面が消え(図24)、ユーザがホールド機能を使用できなくなる。また、この状態で、ホールドジョブを受信した場合、MFP制御部はそのジョブをキャンセル(破棄)する。また、Holdキュー内にジョブが存在していた場合は、ジョブの消去を行うかをユーザに選択させる画面が表示される(図25)。
以上は、表示部を中心に述べてきたが、ここからは処理の流れを中心に述べる。
図26は図22や図23においてボックス機能やホールド機能のON/OFFを切り替えたときの処理の流れを示すフローチャートである。ステップS2601でまず、ON/OFFの設定変更がボックスなのかホールドなのかを判定する。
ボックス機能の場合はステップS2609に進み、ボックス機能をONにするのかOFFにするのかの選択画面を表示し、操作者からの指示入力を判定する。ここでONにする指示入力を検出した場合にはステップS2612に進み、表示部にボックス機能のためのタブを表示可能に設定する。OFFの場合にはボックスタブを非表示に設定する(ステップS2610)。こうすることでユーザはボックス機能を使用することができなくなるが、ボックス内のジョブは再利用されることが多いため記憶装置(実施形態ではハードディスク)に記憶保持しておく(ステップS2611)。
一方、ホールド機能の場合は、ステップS2602に進み、ホールド機能をONにするのかOFFにするのかの選択画面を表示し、操作者からの指示入力を判定する。ここでONにする指示入力を検出した場合はステップS2608に進み、図8のように表示部にホールド機能のためのタブを表示するよう設定する。また、OFFにする指示入力があった場合は、ステップ2603に進み前記ホールドタブを非表示にして図24に示すようなホールドタブが非画面にするよう設定する。こうすることでユーザがホールド機能を使用することができなくなる。ホールド機能は一時的に記憶装置にジョブを保存して使う用途が多いため、OFFにされた場合はHoldキューに溜まったジョブを消去するかをユーザに問合せる画面を表示する(ステップS2605)。そして、消去すると選択された場合はHoldキューのジョブを消去する(ステップS2606、2607)。
なお、操作者がホールド機能、及び、ボックス機能のON/OFFの設定情報は、ハードディスク等の不揮発性記憶装置に保存される。
図27はホールド機能のジョブを受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。ステップS2701でまずHoldキューへの格納要求かどうかを判定し、そうでないならばホールド機能以外のジョブなので通常の印刷処理(ステップS2702)へ移る。ホールド機能のジョブの場合は、図23において操作者設定がONなのかOFFなのかを判定し、ONならばホールドキューに格納し、OFFならばジョブをキャンセルする。なお、上記はホールド機能についてのものであったが、ボックス機能についても同様である。
本実施形態におけるMFPは、図3に示すように外部デバイスを接続するための専用I/Fを有する。このインタフェースには、様々な装置が接続可能である。以下では、ホールド機能を持ったPDL印刷を行うための専用コントローラ装置が専用I/Fに接続された場合について説明する。この場合、ネットワークと実施形態におけるMFPとの間に、専用コントローラが介在することになる。
前述した様なホールド機能を持った外部コントローラ装置が実施形態のMFPに接続された場合、実施形態におけるMFP制御部はホールド機能を自動的にOFFに設定する。この結果、MFPの操作部には、図24のようにホールドタブは表示されなくなる。このため、あらかじめMFPのハードディスク等の記憶装置に、ホールド機能を持つコントローラ装置の種類を示す情報を記憶保持しておく。そして、MFP制御部が専用I/Fに何らかの装置が接続された場合、その接続された装置の種類を問い合わせ、その回答を受信し、記憶された種類の中に一致するのものがあるか否かを判定する。もし、一致する情報が存在したら、その接続された装置が、ホールド機能を持る外部コントローラ装置であると判定する。
なお、管理者は、ホールド機能を持つ外部コントローラ装置の種類情報の追加操作を行なうことができる。これは、新たなホールド機能を持つ外部コントローラ装置が出現した場合に対処するためである。この外部コントローラ装置は、汎用のコンピュータといった情報処理装置が適用される。このように如何なる外部装置でも適用可能であるが、少なくとも、当該外部コントローラ装置に相当する装置として、本実施形態のホールド機能に相当する機能を具備し、且つ、本実施形態のMFPとのデータ通信可能に構成された装置が、好ましい。
前記外部コントローラ装置が接続された場合の処理の流れを図28に示す。図26との違いは、ホールド機能を持つ外部コントローラ装置の接続時にはステップS2803に処理が進み、ユーザが前記ユーザモード設定の前記システム管理設定(図23)でホールド機能をOFFにした場合と同じ処理を行う点である。また、システム管理設定でホールド機能を変更できないようになる点も異なる(ステップS2813)。従って、他のステップS2801乃至S2812の処理については説明するまでもないであろう。
図29は外部コントローラ装置が接続された場合における、ホールド機能のジョブを受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。ホールド機能のジョブを受信した場合、すぐ次の処理ステップで前記外部装置が接続されているかを見て、接続されている場合はジョブをすぐにキャンセルする(ステップS2903)。
<他の実施形態>
上記実施形態における基本画面にて、ホールドタブを押下すると、図11に示す画面を表示した。また、ホールドジョブリスト中の所望とするジョブを選択し、プリント指示を入力すると図12(b)のアクティブジョブリスト画面に遷移した。つまり、ホールドジョブリスト画面とアクティブジョブリスト画面は互いに独立させるものであった。このような各種表示制御を、本実施形態のMFPの制御部または外部コントローラ装置の制御部により実行可能にした構成を上述の実施形態にて開示した。
しかしながら、これに限定されるものではなく、図30に示す画面を表示するようにしても構わない。このような表示制御も、本実施形態のMFPの制御部または外部コントローラ装置の制御部により実行可能に構成しても良い。以下、具体例でもって説明する。
図30では、図12とは異なり、Holdキューに溜まっているジョブの表示部分と、プリント処理中のジョブの表示部分が一画面となっている。画面上部のリストボックスがHoldキューに溜まっているジョブリストで、プリント開始ボタンを押すことで画面下部のプリント処理中のジョブリストを表すためのリストボックスに表示される。
まず、Holdキューに溜まったジョブリストを操作するためのボタンについて説明する。タッチパネルを押すことでジョブを個別に選択でき、選択後に「選択ユーザのみ表示」ボタンを押下することで、そのユーザのジョブのみが表示される。再び前記「選択ユーザのみ表示」ボタンを押下することで全ユーザのジョブが表示される。「全選択」ボタンは、表示しているホールドジョブを全て選択するためのボタンである。「プリント後消去」ボタンは、プリント終了後にジョブを消去するかどうかを決めるためのボタンであり、押下するたびにON/OFFが切り替わる。ジョブが選択されている状態で「詳細/変更」ボタンが押されると、そのジョブに対する詳細情報が表示され、所定の変更操作を行える。次に、プリントジョブを操作するためのボタンについて説明する。「詳細/変更」についてはホールドジョブと同じなので説明を割愛する。「中止」ボタンは、プリント中または、プリント待ちのジョブの実行を中止するためのボタンである。
また、先に説明した実施形態では、ホールド機能、ボックス機能のON/OFFの設定を、それぞれ独立した設定画面(図22、図23)を表示することが行なった。また、コピー、送信のタブは常に表示状態とするものであった。例えば、本実施形態におけるMFPの活用の仕方としてFAX送信をほとんど使用しない、もしくは回線接続していない場合には、「送信」タブをOFFに設定すると、メニュー画面を簡略化できる。
そこで、図31に示すように、表示され得る全タブ(図示では、タブが合計8個存在し、そのうち4個が表示されていることを示している)について、表示/非表示のON/OFFを設定できるようにしても構わない。なお、図31の画面を表示するためには、例えば図20の画面に「タブ設定」ボタンを設け、そのボタンが押下された場合とする。ただし、「共通仕様設定」ボタンの下位レイヤーの画面に、図31の画面を表示するボタンを設けても構わない。
また、図31の画面にて、「コピー」、「ボックス」、「送信/ファクス」タブをON、「ホールド」タブをOFFに設定し、「閉じる」ボタンを押下すると、初期のタブ選択画面に戻る。このとき、デフォルト選択タブとして、「コピー」を設定していた場合、図31の画面から図32の画面に遷移する。図示の如く、「ホールド」タブが非表示となり、尚且つ、デフォルト選択タブとして設定した「コピー」タブがアクティブとなって表示される。
次に更なる実施形態について説明する。
上述のMFPとデータ通信可能なホストコンピュータが、本実施形態に開示の構成要件に対応した機能のプログラムデータをインターネットなどの所定の通信媒体を介して外部からダウンロードして、インストールする。そして、このホストコンピュータのCPUが、該プログラムを実行することで、上記実施形態に開示の各種機能を実行可能にする。このような構成でも本形態は適用可能である。尚、この場合に、各操作画面を含む本形態で述べた操作画面と同様の操作画面を表示させる為のデータを外部からインストールし、該ホストコンピュータの表示部に上記各種のユーザインターフェース画面を提供可能に構成する。このような構成の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。例えば、本形態では、MPF内部の制御部が上記各種制御の主体となっていたが、印刷装置と別筐体の上述のような外部コントローラ装置によって、上記各種制御の1部又は全部を実行可能に構成しても良い。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
実施形態におけるシステム構成図である。 実施形態におけるMFPの断面図である。 実施形態におけるMFPの詳細ブロック図である。 実施形態におけるMFP制御部のブロック図である。 実施形態におけるプリンタドライバの設定画面を示す図である。 実施形態におけるプリンタドライバのプロパティ設定画面を示す図である。 実施形態におけるジョブデータの構造図である。 実施形態におけるタッチパネル部の表示例を示す図である。 実施形態におけるタッチパネル部の表示例を示す図である。 実施形態におけるボックスタブ画面遷移図である。 実施形態におけるタッチパネル部の表示例を示す図である。 実施形態におけるホールドタブ画面遷移図である。 実施形態におけるジョブ管理テーブルの内容の一例を示す図である。 実施形態におけるMFP制御部が実行するメイン処理のフローチャートである。 実施形態におけるHoldリスト表示処理のフローチャートである。 実施形態におけるアクティブジョブリスト表示処理のフローチャートである。 実施形態におけるBOXリスト表示処理のフローチャートである。 実施形態におけるBOX内ジョブリスト表示処理のフローチャートである。 実施形態における操作部の模式図である。 実施形態におけるユーザモード画面を示す図である。 実施形態におけるシステム管理設定画面を示す図である。 実施形態におけるボックスのON/OFF設定画面を示す図である。 実施形態におけるホールドのON/OFF設定画面を示す図である。 実施形態におけるホールド機能OFF時の表示部の表示例を示す図である。 実施形態におけるHoldキュー消去選択画面を示す図である。 実施形態における表示切替処理のフローチャートである。 実施形態におけるホールドジョブ受信処理のフローチャートである。 実施形態における表示切替処理のフローチャートである。 実施形態におけるホールドジョブ受信処理のフローチャートである。 他の実施形態におけるタッチパネル部の表示例を示す図である。 他の実施形態におけるユーザモード画面を示す図である。 他の実施形態におけるホールド機能OFF時の表示部の画面を示す図である。

Claims (13)

  1. ジョブを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたジョブを記憶する記憶手段と、
    ユーザの指示に従って、印刷対象となるジョブを前記記憶手段に保持しておき、ユーザの指示に応じて当該記憶手段に保持されたジョブを印刷可能とするホールド機能を有効または無効に指定する指定手段と、
    前記指定手段が前記ホールド機能を有効に指定した場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応する複数のジョブを表示する表示手段と、
    ユーザの指示に従って、前記表示手段により表示された複数のジョブの中からジョブを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたジョブを実行する実行手段と、
    前記指定手段が前記ホールド機能を無効に指定た場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応するジョブを前記記憶手段から消去可能とする消去手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 刷装置の制御方法であって、
    ジョブを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力されたジョブを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    ユーザの指示に従って、印刷対象となるジョブを前記記憶手段に保持しておき、ユーザの指示に応じて当該記憶手段に保持されたジョブを印刷可能とするホールド機能を有効または無効に指定する指定工程と、
    前記指定工程が前記ホールド機能を有効に指定した場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応する複数のジョブを表示する表示工程と、
    ユーザの指示に従って、前記表示工程により表示された複数のジョブの中からジョブを選択する選択工程と、
    前記選択工程により選択されたジョブを実行する実行工程と、
    前記指定工程が前記ホールド機能を無効に指定た場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応するジョブを前記記憶手段から消去可能とする消去工程とを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  3. 印刷装置のコンピュータに、
    ジョブを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力されたジョブを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    ユーザの指示に従って、印刷対象となるジョブを前記記憶手段に保持しておき、ユーザの指示に応じて当該記憶手段に保持されたジョブを印刷可能とするホールド機能を有効または無効に指定する指定工程と、
    前記指定工程が前記ホールド機能を有効に指定した場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応する複数のジョブを表示する表示工程と、
    ユーザの指示に従って、前記表示工程により表示された複数のジョブの中からジョブを選択する選択工程と、
    前記選択工程により選択されたジョブを実行する実行工程と、
    前記指定工程が前記ホールド機能を無効に指定した場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち前記ホールド機能に対応するジョブを前記記憶手段から消去可能とする消去工程と、を実行させるためのプログラム。
  4. 入力されたジョブを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されるジョブに関する情報を表示する表示手段と、
    入力されたジョブを前記記憶手段に保持しておき当該記憶手段に保持されたジョブをユーザの指示に応じて印刷するホールド機能を、有効または無効にする第1設定手段と、
    前記第1設定手段により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 前記表示手段は、前記記憶手段に記憶された前記ホールド機能の利用を要するジョブの一覧を表示する、ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記表示手段は、前記第1設定手段により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除させるか否かをユーザに選択させるための画面を表示し、
    前記画面において、ユーザにより前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除する指示がなされた場合、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除する、ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1設定手段により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、前記表示手段が前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブの一覧を表示するのを制限する、ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1設定手段により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、入力されたジョブが前記ホールド機能の利用を要するジョブであれば、当該ジョブをキャンセルする、ことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 入力されたジョブを前記記憶手段に保持するボックス機能を、有効または無効にする第2設定手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記記憶手段に記憶された前記ボックス機能の利用を要するジョブの一覧を表示する、ことを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の印刷装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2設定手段により前記ボックス機能が無効に設定された場合に、前記表示手段が前記記憶手段に記憶される前記ボックス機能の利用を要するジョブの一覧を表示するのを制限する、ことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 前記制御手段は、前記第2設定手段により前記ボックス機能が無効に設定された場合に、入力されたジョブが前記ボックス機能の利用を要するジョブであれば、当該ジョブをキャンセルする、ことを特徴とする請求項9乃至請求項10のいずれか1項に記載の印刷装置。
  12. 印刷装置の制御方法であって、
    入力されたジョブを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段に記憶されるジョブに関する情報を表示する表示工程と、
    入力されたジョブを前記記憶手段に保持しておき当該記憶手段に保持されたジョブをユーザの指示に応じて印刷するホールド機能を、有効または無効にする第1設定工程と、
    前記第1設定工程により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除可能とする制御工程と、を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 印刷装置のコンピュータに、
    入力されたジョブを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段に記憶されるジョブに関する情報を表示する表示工程と、
    入力されたジョブを前記記憶手段に保持しておき当該記憶手段に保持されたジョブをユーザの指示に応じて印刷するホールド機能を、有効または無効にする第1設定工程と、
    前記第1設定工程により前記ホールド機能が無効に設定された場合に、前記記憶手段に記憶される前記ホールド機能の利用を要するジョブを削除可能とする制御工程と、を実行させるためのプログラム。
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