JP2006159565A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006159565A
JP2006159565A JP2004352862A JP2004352862A JP2006159565A JP 2006159565 A JP2006159565 A JP 2006159565A JP 2004352862 A JP2004352862 A JP 2004352862A JP 2004352862 A JP2004352862 A JP 2004352862A JP 2006159565 A JP2006159565 A JP 2006159565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
function
unit
user
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004352862A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Kitahata
宏信 北畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004352862A priority Critical patent/JP2006159565A/ja
Publication of JP2006159565A publication Critical patent/JP2006159565A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 本発明は、機器で各種コマンド可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することによって、より幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすること。
【解決手段】 機能制限を設定することが可能な印刷システムにおいて、機能制限を行う機器で解釈可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することが可能な機能制限設定手段と、前記機能制限で設定されたコマンドを管理するコマンド管理手段と、外部からの受信データの各種コマンドを解析する際に前記設定されているコマンドを検索するコマンド検索手段と前記検索の結果コマンドが存在した場合に機能制限を行う機能制限実行手段を有することを特徴とする印刷システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置などの印刷システムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ等のOA機器が普及し、オフィスでの文書もパーソナルコンピュータ上の各アプリケーションによって作成されることが多くなって来ている。また、印刷装置においては、カラー印刷が可能なレーザビームプリンタも普及し、ネットワークに複数の印刷装置をつなぎ、用途に応じて共有して利用される環境も一般的となって来ている。
しかしながら、このような環境の整備と共に、誰もが簡単に印刷装置を利用できるように便利になった一方、印刷装置が安易に利用されてしまい、カラー印刷装置における、カラートナーや紙などの消耗品の浪費や、無駄な印刷の増加による印刷装置の劣化を早めるなど問題が起きている。
このような問題に対処するための発明として、ユーザ毎、グループ毎、あるいはパソコン毎などで印刷装置の利用に制限をかけるような提案がなされている(特許文献1)。また、ネットワークに複数のプリンタを接続した場合に、印刷データをネットワークに創出する前に、それ自体で、印刷制限を受けているか否かを判断できるようにし、印刷できない場合に、印刷データの無駄な送信を行わずに済むようしたり、印刷制限に関する情報を木目細かく行えるようにしたり、印刷制限に関する情報をユーザに知らせることができるようにしたり、ユーザ毎あるいはそれが使用するパソコンごとに、印刷制限を自動的に設定したり、解除したりできるようにするという提案がなされている(特許文献2)。
特開平10−207661号公報 特開2001−188663号公報
しかしながら、特許文献1においては、ユーザ毎に単一、あるいは、複数の最初から決められた制限をかけることは可能であるが、自由度が少なく、例えば、あるユーザは、カラー印刷、A3印字、両面は禁止というような細かい設定を行うことが出来ない。
また、特許文献2においても、予め装置で制限したい項目をいくつか用意されたものからしか制限をかけることができず、より多くの設定をユーザが使用条件に応じて設定することができないという問題点があった。
このような問題点を解決するため、本発明は、機器で各種コマンド可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することによって、より幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすることを目的とする。
また、幅広い機能を様々なグループ形態で設定可能となるようにし、ユーザのグループ管理の様々な形態に対応して設定を行えることを目的とする。
また、機能制限が行われたことによって、ユーザがいらない印刷を行わないようにすることを目的とする。
また、機能制限が行われていてもユーザが印刷を行うことが可能な印刷手段を提供することを目的とする。
また、予め制限されている動作を規定するコマンドを外部からの入力データに付加することによって、コマンドに設定されていない内容についても機能制限をかけることを目的とする。
また、機能制限が行われた場合に、代替手段を選択するか、印刷しようとしている文書をキャンセルするかをユーザに選択してもらうことによってユーザの選択幅を広げることを目的とする。
また、機器制御コマンドによって機能制限が設定できることによって、機器の動作仕様に対しても機能制限をかけることが可能となり機器の動作に関してより細かく機能制限を行えること目的とする。
また、PDLコマンドによって機能制限が設定できることによって、印刷の際のコマンドのレベルまでも機能制限をかけることが可能となりPDLの仕様に関してより細かく機能制限を行えることを目的とする。
また、機能制限設定時にコマンドの間違えを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の印刷装置は、以下のような構成を備える。
即ち、機能制限を設定することが可能な印刷システムにおいて、機能制限を行う機器で解釈可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することが可能な機能制限設定手段と、前記機能制限で設定されたコマンドを管理するコマンド管理手段と、外部からの受信データの各種コマンドを解析する際に前記設定されているコマンドを検索するコマンド検索手段と前記検索の結果コマンドが存在した場合に機能制限を行う機能制限実行手段を有することを特徴とする印刷システムである。
また、前記機能制限設定手段は、ユーザ単位、グループ単位、ホストコンピュータ単位、ネットワークエリア単位で設定可能な設定手段であり、各単位毎にコマンドを検索可能であることを特徴とする印刷システムである。
また、前記機能制限実行手段は、前記機能制限が行われることをユーザに知らせる通知手段を持つことを特徴とする印刷システムである。
また、前記機能制限実行手段は、前記機能制限で設定されたコマンドを実行可能な他のコマンドに置き換えて設定された機能制限を行うコマンド置き換え手段を有することを特徴とする印刷システムである。
また、前記機能制限実行手段は、前記機能制限が行われることをユーザに知らせる際に対象となるデータの破棄を実行するデータ制御手段とを有することを特徴とする印刷システムである。
また、前記各種コマンドは、機器の動作を規定する機器制御コマンドであることを特徴とする印刷システムである。
また、前記各種コマンドは、機器で動作可能なPDLコマンドであることを特徴とする印刷システムである。
また、前記機能制限設定手段は、入力されたコマンドが誤っている場合にエラー処理を行うコマンドエラー処理手段を持つことを特徴とする印刷システムである。
(作用)
以上の構成に於て、本発明は、機器で各種コマンド可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することによって、より幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすることが可能となる。
また、幅広い機能を様々なグループ形態で設定可能となるようにし、ユーザのグループ管理の様々な形態に対応して設定を行うことが可能となる。
また、機能制限が行われたことによって、ユーザがいらない印刷を行わないようにすることが可能となる。
また、機能制限が行われていてもユーザが印刷を行うことが可能な印刷手段を提供することが可能となる。
また、予め制限されている動作を規定するコマンドを外部からの入力データに付加することによって、コマンドに設定されていない内容についても機能制限をかけることが可能となる。
また、機能制限が行われた場合に、代替手段を選択するか、印刷しようとしている文書をキャンセルするかをユーザに選択してもらうことによってユーザの選択幅を広げることが可能となる。
また、機器制御コマンドによって機能制限が設定できることによって、機器の動作仕様に対しても機能制限をかけることが可能となり機器の動作に関してより細かく機能制限を行うことが可能となる。
また、PDLコマンドによって機能制限が設定できることによって、印刷の際のコマンドのレベルまでも機能制限をかけることが可能となりPDLの仕様に関してより細かく機能制限を行うことが可能となる。
また、機能制限設定時にコマンドの間違えを防止することが可能となる。
上記のように、以上の構成に於て、本発明は、機器で各種コマンド可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することによって、より幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限を行うことを可能ならしめた。
また、幅広い機能を様々なグループ形態で設定可能となるようにし、ユーザのグループ管理の様々な形態に対応して設定を行うことを可能ならしめた。
また、機能制限が行われたことによって、ユーザがいらない印刷を行わないようにすることを可能ならしめた。
また、機能制限が行われていてもユーザが印刷を行うことが可能な印刷手段を提供することを可能ならしめた。
また、予め制限されている動作を規定するコマンドを外部からの入力データに付加することによって、コマンドに設定されていない内容についても機能制限をかけることを可能ならしめた。
また、機能制限が行われた場合に、代替手段を選択するか、印刷しようとしている文書をキャンセルするかをユーザに選択してもらうことによってユーザの選択幅を広げることを可能ならしめた。
また、機器制御コマンドによって機能制限が設定できることによって、機器の動作仕様に対しても機能制限をかけることが可能となり機器の動作に関してより細かく機能制限を行うことを可能ならしめた。
また、PDLコマンドによって機能制限が設定できることによって、印刷の際のコマンドのレベルまでも機能制限をかけることが可能となりPDLの仕様に関してより細かく機能制限を行うことを可能ならしめた。
また、機能制限設定時にコマンドの間違えを防止することを可能ならしめた。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
まず、本発明の実施の形態を適用可能な印刷システムにおける画像処理装置の一例としてレーザビーム方式を採用したデジタル複合機の構成例を説明する。
図2は本実施例を適用した印刷システムの図であり、ホストコンピュータ1(2001)、ホストコンピュータ2(2002)とデジタル複合機2003、それらの機器が繋がっているネットワーク2000から構成されるシステム構成を示した図である。
デジタル複合機(2003)内は、大きく分けて、装置全体の動作を司るデジタル複合機の制御ユニット1031、出力画像の記録紙への印刷を行うプリンタ装置1100、記録紙から入力画像を読み取り、データとして装置内部に取り込むリーダ装置1200からなる。制御ユニット1031は、ネットワーク2000と繋がる通信線1002を介して個々のクライアント端末やサーバ端末との入出力を司る入出力部1032を通じて、各端末装置との通信を行う。また、ネットワークより入力される印刷のための制御コードや各種PDL(Page Description Language)データを含む各種データや装置内の各種データの送受信を行う際に利用される入出力バッファ(1033)、制御ユニット全体の動作を制御するCPU1034、CPUの動作を記述するプログラムが内蔵されているプログラムROM1035、前記制御コード、データの解釈や印刷、画像の読み込みに等に必要な計算、入出力される画像データの処理のためのワークメモリに利用されるRAM1039、装置の電源が遮断されても保持しておく必要のあるデータを格納する不揮発性RAM(NVRAM)1048が存在する。プログラムROM1300には、ホストコンピュータ1(2001)、2(2002)から受信した印刷制御データを解釈する制御コマンド解釈部(1301)やPDLを解釈するPDLコマンド解釈部1302、各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部1303、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開するビットマップ画像展開部1304、それぞれの処理により得られたビットマップ画像を圧縮/解凍を行う画像圧縮/解凍部1305、画像データの印刷時の制御を司る画像データ印刷部1306、画像データの送信時の制御を司る画像データ送信部1307、画像データのスキャン時の制御を司る画像データ読み取り部1308、展開された画像や、PDLのデータを再利用して印字したり、定型のフォームとして利用するオーバレイのデータを外部メモリ1043に保持して管理する登録画像管理部1309、機器を利用できるユーザのユーザ名、パスワード等のユーザ情報を管理するユーザ管理部1310、データやパネルにより機器にアクセスされた場合にユーザの認証を行うユーザ認証部1311、ユーザ、グループ、ホストコンピュータのアドレス、IPアドレスのエリアに伴うコマンドの制限を管理する制限コマンド管理部1319。制限コマンドを管理部に登録するための制限コマンド登録部1320、制限コマンド管理部の管理する情報からユーザが制限されているコマンドを利用していないかどうかをチェックする制限コマンド判断部1321。制限コマンド判断部1321によってユーザに利用が許されていないコマンドが利用されていた場合に、解釈を中断し、印字を続行するかどうかをユーザに問い合わせる印字続行判断部1322、印字が続行された場合に、制限されているコマンドを他のコマンドに置き換える制限コマンド置換部1322が存在する。
そして、ビットマップ画像展開部によって展開されたビットマップ画像や、リーダ装置より読み込まれたビットマップ画像等をプリンタ装置に転送するビットマップ画像転送部1103、プリンタ装置1100の制御ユニットを繋ぐエンジンI/F部1102、リーダ装置1200と制御ユニットを繋ぐスキャナI/F部1202、スキャナ部から読み込まれたビットマップ画像を取り込むビットマップ画像受信部1203が存在する。また、ユーザ毎にコマンドの制限を行う情報の入力や、機器全体の操作、および、エラーや操作ガイドなどの表示を行う操作パネル1041、制御ユニットと操作パネル1041を繋ぐパネルI/F部1042および、印刷データや外部より入力された画像データ、印刷装置の各種情報等の保存に利用される外部メモリ1043と制御ユニットと外部メモリを繋ぐメモリI/F部1044、そして各ユニットをつなぐシステムバス1045からシステムは構成されている。
操作パネル1041は、図18のように、登録されている登録画像を表示したり、印刷状況等、本デジタル複写機の各種情報を表示する液晶パネル18001があり、この液晶パネルは、同時にタッチパネルとなっており、ユーザが触れた場合に、その入力を検知して、画面から、文字情報の入力等を行うことが可能となっている。また、コピー等のスタートを指示するスタートキー18002、機器のリセットを行うリセットキー18004、電源のON/OFFのスイッチ18003、コピー枚数等を指定するためのテンキー18005、液晶パネルに表示されているカーソルの移動や表示されている機能の選択を行うときに利用するカーソルキーと決定キー18006、デジタル複合機の機能をコピー(18007)、画像送信(18008)、文書管理(18009)のそれぞれのモードに切り替える機能キー、また、18020は、利用するユーザを識別し、認証するためのログインキーからなっている。
プリンタ装置1100には、紙の給紙から印刷、排出までの印刷の制御を行うエンジン制御部1101が存在し、リーダ装置1200には、画像を読み込むための記録紙の給紙、画像の読み込み、排出までの画像読み込みの制御を行うスキャナ制御部1201が存在している。
サーバ端末装置にプリンタに予め登録されている情報やプリンタの現在の状態を登録する管理情報登録部1060。カラー文書、モノクロ文書のページのカラー情報によって、カラー/モノクロ印刷の切り替えを指示するカラー/モノクロモード設定部1062が格納されている。
図3に示すデジタル複合機(2003)は、図3に示すように、大きくプリンタ装置1100の筐体3001と、リーダ装置1200の原稿用紙を給送するための原稿給紙ユニット3202と、原稿を読み取るためのスキャナユニット3201からなり、筐体3001には、プリンタ装置1100を構成するための各機構と、その各機構による各印刷プロセス処理に関する制御を行うエンジン制御部1101、及びプリンタコントローラ1031(図1に示す)を収納する制御ボード収納部3003とが内臓されている。また、スキャナユニットには、原稿給紙ユニットおよびスキャナユニットの各機構による各読み取りプロセス処理に関する制御を行うスキャナ制御部1201が内臓されている。
このデジタル複合機には、プリンタ装置に垂直方向に併設された4個の像担持体としての感光体ドラム3010(3010K,3010M,3010C,3010Y)を備えている。この感光体ドラム3010は、駆動手段(不図示)によって、図1の時計回りの方向に回転駆動される。感光体ドラム3010の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム3010の表面を均一に帯電する帯電装置3011(3011K,3011M,3011C,3011Y)、画像情報に基いてレーザビームを照射し、感光体ドラム3010上の静電潜像を形成する印刷スキャナ部3012(3012K,3012M,3012C,3012Y)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置3013(3013K,3013M,3013C,3013Y)、感光体ドラム3010上のトナー像を転写材に転写させる静電搬送転写装置3014、転写後の感光体ドラム3010表面に残った転写後トナーを除去するクリーニング装置3015 は(3015K,3015M,3015C,3015Y)、一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ3016(3016K,3016M,3016C,3016Y)を形成し、筐体3001に着脱可能なものとなっている。
次に各部の構成について順次説明する。感光体ドラム3010は、有機光伝導体層(OPC感光体)を流布して構成したものである。感光体ドラム3010は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、図中時計回りに回転駆動される。
各帯電装置3011は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム3010表面に当接させるとともに、このローラに電源(不図示)によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム3010表面を一様に帯電させるものである。
印刷スキャナ部3012は、感光体ドラム3010の水平方向に配置され、レーザダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光がスキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラー3028(3028K,3028M,3028C,3028Y)に照射される。ポリゴンミラーに反射した画像光は、結像レンズ3017(3017K,3017M,3017C,3017Y)を介して帯電済みの感光体ドラム3010表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置3013(3013K,3013M,3013C,3013Y)はそれぞれ転写材の搬送方向上流側(図中の下側)から順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納した現像器から構成される。感光体ドラム3010上の静電潜像の現像時には、対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ3013k1,3013m1,3013c1,3013y1に送りこみ、回転する現像ローラ3013k2,3013m2,3013c2,3013y2の外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像ローラと、静電潜像が形成された感光体ドラム3010との間に現像バイアスを印加することにより、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像するものである。
クリーニング装置3015は、現像装置3013によって感光体ドラム3010上に現像されたトナーが転写材に転写された後、転写されないで感光体ドラム3010表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去するものである。
全ての感光体ドラム3010K,3010M,3010C,3010Yに対向し、接するように循環移動するベルト部材としての静電搬送ベルト3008が配設されている。この静電搬送ベルト3008は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材を静電吸着して上記感光体ドラム3010に転写材を接触させるべく循環移動する。また、静電搬送ベルト3008の転写材搬送方向上流(図中下側)には吸着ローラ3009が当接している。転写材の搬送に際しては、前記吸着ローラ3009にバイアス電圧を印加することで、接地されたローラ3018aとの間に電界を形成し、静電搬送ベルト3008および転写材の間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせることができるようになっている。
これにより、転写材は静電搬送ベルト3008により転写位置まで搬送され、感光体ドラム3010上のトナー像が順次転写される。
前記静電搬送ベルト3008の内側(裏面側)に当接し、4個の感光体ドラム3010K,3010M,3010C,3010Yに対応して転写部材としての転写ローラ3019(3019k,3019m,3019c,3019y)が併設されている。これら転写ローラ3019には転写バイアス用電源(不図示)が接続されている。これら転写ローラ3019は、感光体ドラム3010と対向し、転写部を形成する。これら転写ローラ3019から正極性の電荷が静電搬送ベルト3008を介して転写材に印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム3010に接触中の転写材に、感光体ドラム3010上の負極性のトナー像が転写される。
静電搬送ベルトは、駆動ローラ3020、従動ローラ3018a,3018b、テンションローラ3021の4本のローラにより掛け渡され、図の時計回りの方向に回転する。これにより、上述した静電搬送ベルト3008が循環移動して転写材が従動ローラ3018a側から駆動ローラ3020側へ搬送される間に感光体ドラム上のトナー像を転写される。
給送部3022は、画像形成部に転写材を給送するものであり、複数枚の転写材が給送カセット3005に収納されている。画像形成時には、給送ローラ3006(半月ローラ)、レジストローラ対3007が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット3005内の転写材を1枚ずつ分離給送するとともに、転写材先端は、レジストローラ対3007に突き当たり、一旦停止し、ループを形成した後、静電搬送ベルト3008へと再給送されていく。
定着部3023は、転写材に転写された複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する加熱ローラ3024とこれに圧接して転写材に熱及び圧力を印加する加圧ローラ3025とからなる。
すなわち、感光体ドラム3010上のトナー像を転写した転写材は定着部3023を通過する際に定着ローラ対で搬送されると共に、定着ローラ対3024,3025によって熱及び圧力を印加される。これによって複数色のトナー像が転写材表面に定着される。
また、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ3016Y,3016M,3016Cは図示しない昇降機構によって感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cが静電搬送ベルト3008に当接した状態から左方へ移動し、静電搬送ベルト3008から離間した位置へ移動可能に構成されている。そして、選択された印刷モードに応じて前記昇降機構が動作するようになっている。すなわち、前述のエンジン制御部1101におけるカラー/モノクロ印刷制御において、カラー文書を印刷する場合には、カラーモードとして動作し、感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cが静電搬送ベルト3008に当接した状態となり、各転写ローラ3019Y,3019M,3019C,3019Kからの電圧印加により、感光体ドラム3010のトナー像がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で順次転写される。一方、モノクロ文書を印刷する場合には、モノクロモードとして動作し、前記昇降機構によって、感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cを静電搬送ベルト3008から離間させることによって、感光体ドラム3010Kのみが静電搬送ベルト3008に当接した状態となり、転写ローラ3019Kからの電圧の印加により、感光体ドラム3010Kのトナー像がブラックのみで転写されることになる。
このようにして、トナー像を転写された転写材3004は、駆動ローラ3020で宣伝搬送ベルト3008から分離され、定着器3023に至り、転写材3004は、上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対3026によって排出部Fに排出されることになる。
また、本デジタル複合機には、リーダ装置から原稿用紙を読み取り画像を取り込むことが可能であり、リーダ装置1200の原稿給紙ユニット(DFユニット)3202 は、原稿3203を先頭順に1枚ずつプラテンガラス3204上へ給送し、スキャナユニット3201による原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス3204上の原稿を排出トレイ3205に排出するものである。原稿給紙ユニット3202においては、原稿の有無を検知するためのセンサ3206が設けられている。スキャナユニット3201においては、原稿がプラテンガラス3204上に搬送されると、ランプ3207を点灯し、そして光学ユニット3208の移動を図中左から右方向に開始して原稿を露光走査する。このときの原稿からの反射光は、ミラー3209,3210,3211およびレンズ3212を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)3213へ導かれる。このように走査された原稿の画像は、CCD3213によって読み取られる。CCD3213から出力される画像データは、所定の処理が施された後、スキャナI/F部1202を通して、制御ユニット1031へ転送される。
原稿給紙ユニット3202上には、パネル部1037を構成するための操作パネル3002が取り付けられている。操作パネル3002には、各機能および各機能に必要な情報の指示入力操作のためのスイッチ群、情報表示のためのLED表示器、LCD表示器が設けられている。また、プリンタコントローラにより印刷データ等の記憶に利用される外部メモリ部1038を構成するための外部メモリユニット3027が取り付けられている。
次に、上述したシステム構成でのデジタル複合機のコントローラでの機能、および、動作について、ホストコンピュータ1を取り上げて以下に説明する。ここでは、例としてホストコンピュータ1との動作を説明するが、ホストコンピュータ2、あるいは任意のネットワーク上のホストコンピュータにおいても同様である。
(ユーザ認証)
本デジタル複合機は、制御データの解釈中にユーザIDおよびパスワードが検出されると、該当のユーザが本デジタル複合機を利用していいかどうかのチェックがユーザ認証部1310において行わる。 ユーザからの指定により、ホストコンピュータ1で作成した文書の印刷の実行が指示されると、ホストコンピュータ1から通信線1002を介して送信されてきた制御コード、印刷データ(PDLで記述されたデータ等)が送られ、ホストI/F部1032を介して入力バッファ1033を経由してRAM1039に蓄えられる。
例えば、データは、図4の例に示すようなパケットデータが送信される。4001はヘッダで、パケットの種類を表すIDが格納されており、この場合は、印刷データなので、印刷データを示すIDが格納されている。4002は、機器制御データであり、機器の制御命令や、機器のデフォルト設定の変更、機器の管理状況等を設定するコマンド列となる。
また、機器制御データ中には、ホストコンピュータ1において、予め機器を利用するために発行されているユーザID4003と、IDに対応したパスワード4004がデータの一部として埋め込まれている。更に、機器制御データに続く、あるいは図21のように機器制御データ4006に挟まれる形で、印刷データ4005として、PDL(Page Description Language)のデータが含まれ、送信されることになる。入力されたデータは、機器制御データ解釈中に、ユーザIDを認識すると、ユーザ認証部1310により、現在登録してあるNVRAM1039上のユーザ情報を管理しているユーザ情報管理テーブル1400を参照してユーザIDおよびパスワードを確認する。認証が得られた場合には、制御データは、処理の終了まで、認証されたユーザ(以下、認証ユーザ)のモードで処理が行われる。また、ここでユーザIDが存在しない、パスワードが間違っているなどにより認証が得られない場合には、認証が得られないユーザ(以下、非認証ユーザ)に許される範囲での動作となる。
通常、ユーザ情報が決定するまで処理が待ち状態になってしまうことが多いため、本実施例で示すようにユーザによって処理が変わるような場合には、ユーザの認証処理はなるべく早く行われる方が他の処理を待たせることがない。本実施例においては、ユーザID4003、パスワード4004のデータは、他の制限コマンドよりも先に設定されていると仮定する。
また、操作パネル部1035においてもユーザ認証が行われ、前記ログインキー18020を押下すると、ユーザ名およびパスワードを入力するための画面が液晶パネル18001に現れ、カーソルにより、ユーザIDおよびパスワードを入力することにより、ユーザの認証が行われ、各認証ユーザに応じた処理を行うことが可能となり、ログインキーが押されずに操作された場合には、非認証ユーザとして許された範囲の操作が可能となる。
(画像生成機能)
本デジタル複合機は、ホストコンピュータで指定した文書を印刷、あるいは、登録するための画像生成機能を備えている。CPU1034は、プログラムROM1300に記述されたプログラムに従い、前記印刷データは、まず、制御データの部分が切り出され、制御コマンド解釈部1301によって機器の各種制御命令により実行される機能の指示や、機器のデフォルト情報の設定などが行われる。
ここで、前述のユーザ認証部での処理により、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が行われ、制御データ解釈部1301における処理が終ると、PDLコマンド解釈部1302においてPDLデータの解釈が行われ、画像情報生成部1302においてデータを処理し、 図形や文字、イメージデータ等1つ1つ(画像オブジェクト)についての画像情報を生成する。
そして、印刷を行う1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報を生成後、ビットマップ画像展開部1305において、ページ内の画像オブジェクトを実際に印刷できるビットマップ画像に展開し、RAM1039に格納され、画像圧縮/解凍部1304により、ビットマップ画像を圧縮して、圧縮画像として格納されることになる。
また、制御コードの指定によって、以下に説明する画像登録機能と共に動作させることを目的として、制御データ解釈部1301やPDLデータ解釈部1302からの処理が行われていないデータや、ビットマップ画像展開部1304によって展開されていない画像(中間オブジェクト画像)をRAM1039上に格納しておくことも可能である。
(スキャン画像読み取り機能)
本デジタル複合機は、リーダ部を通して、原稿からの読み取り画像を印刷、あるいは登録するためのスキャン画像読み取り機能を備えている。ユーザからの指定により、パネル、あるいは、ホストコンピュータ1上から、制御コマンドによりスキャンの指示が行われる、あるいは、パネルの場合には、操作パネル部1035からパネルI/F部1036を通して入力されたユーザの指示に従い、CPU1034は、プログラムROM1300に記述された画像データ読み取り部1308のプログラムに従い、スキャナI/F部1202を通してリーダ装置を動かし、リーダ装置から原稿文書のスキャン画像をスキャナI/F部1202を通して取り込む。
取り込まれた画像は、ビットマップ画像受信部1203を通してRAM1039に格納され、画像圧縮/解凍部1305によりビットマップ画像を圧縮し、圧縮画像としてRAM1039に保持することになる。
(画像登録機能)
本デジタル複合機は、前記画像生成機能、あるいは、前記スキャン画像読み取り機能によって得られた画像を外部メモリ部1037に登録して保存する画像登録機能を備えている。
前記画像生成機能、あるいは、前記スキャン画像読み取り機能によって得られえた画像の登録が指定されると、RAM1039に保持されていた圧縮画像は、メモリI/F部1038を通して外部メモリ部1037にそのままFile0001のファイル名で保存され、登録画像管理部1309によりRAM1039上の各種設定情報と共に登録される。本設定情報は、適宜に不揮発性のNVRAM1048に書き込まれ、電源が落とされた場合にも、情報は、保存されることになる。
また、本画像登録機能においては、前述のビットマップが圧縮された圧縮画像を登録する方式と共に、制御データ解釈部1301、PDLデータ解釈部1302によって解釈されていない、データや、ビットマップ画像展開部1304によって展開されていない中間オブジェクト画像をそのまま登録することも可能である。
(画像印刷機能)
本デジタル複合機は、前記画像生成機能、あるいは、前記スキャン画像読み取り機能によりRAM1039上に保持された圧縮画像を印刷する画像印刷機能を備えている。
前期画像生成機能、前記スキャン画像読み取り機能によって得られえた画像の印刷が指定されると、CPU1034は、プログラムROM1300に記述された画像データ印刷部1306のプログラムに従い、RAM1039に保持されている圧縮画像を、画像圧縮/解凍部1305によりビットマップ画像に展開し、そのまま印刷ことが可能であり、設定されている給紙口や、排紙口、印刷モード等の各種印刷設定をエンジンI/F部1102を通してエンジン制御部1101に設定すると共に、選択された画像は、ビットマップ画像転送部1103においてエンジンI/F部1102を通して、印刷装置エンジン部1039に送られ、印刷が行われて指定された排紙口より排紙されることになる。
また、前記画像登録機能によって、登録されていた画像を印刷することも可能であり、その場合には、RAM1039上に格納されている画像に応じて、制御データを含むデータであれば、制御データ解釈部1301、PDLデータであればPDLデータ解釈部1302において、データの解釈を行い、画像情報生成部1303においてデータを処理し、 中間オブジェクト画像を生成する。
そして、ビットマップ画像展開部1304において、ページ内の画像オブジェクトを実際印刷できるビットマップ画像に展開して、ビットマップ画像転送部1103においてエンジンI/F部1102を通して、印刷装置エンジン部1039に送られて印刷が行われる。
また、中間オブジェクト画像であれば、ビットマップ画像展開部1304において、ページ内の画像オブジェクトを実際印刷できるビットマップ画像にページ単位で展開して、ビットマップ画像転送部1103においてエンジンI/F部1102を通して、印刷装置エンジン部1039に送られて印刷が行われる。
(プリント機能)
本デジタル複合機では、前記画像生成機能および、前記画像印刷機能を連続して印刷する機能によりプリント機能を実現している。ユーザによるホストコンピュータ1からのプリント指示は、このプリント機能により実現されることになる。
プリント指示が行われると、CPU1034は、画像生成機能および画像印刷機能を実行し、ホストから送られた文書の画像が画像生成機能により、展開されてに蓄えられると共に、画像印刷機能による印刷が実行され、プリンタ装置よりホストコンピュータで生成された文書が印刷されることになる。
(コピー機能)
本デジタル複合機では、前記スキャン画像読み取り機能と前記画像印刷機能を連続して印刷する機能によりコピー機能を実現している。ユーザが、コピーしたい原稿をリーダ装置にセットし、パネルでコピーキー13007を選択し、スタートキー13002を押す、あるいは、ホストコンピュータ1から制御データのコマンドにより、コピー指示を行うと、CPU1034は、スキャン画像読み取り機能および画像印刷機能を実行し、スキャン画像読み取り機能により、原稿のスキャン画像がRAM1039に蓄えられると共に、画像印刷機能による印刷が実行され、プリンタ装置より読み取られた画像が印刷されることになる。
(画像送信機能)
本デジタル複合機では、前記画像登録機能により登録されている画像を送信する機能を有している。ユーザが送信したい原稿をパネルで送信キー13008を選択して、液晶パネル13001に表示される文書を選択した場合やホストコンピュータ1により選択して指示すると、CPU1034は、プログラムROM1300に記述された画像データ送信部1307のプログラムに従い、画像圧縮/解凍部1304により画像をビットマップ画像に変換して、RAM1039に保存する。
その後、RAM1039に保存された画像を、ユーザがパネルやホストコンピュータ1により指定されたメールアドレスに対して画像を添付し、入出力バッファを通して、入出力部より、送信することになる。
次に、制限コマンド管理部1319、制限コマンド登録部1320、制限コマンド判断部1321、印字続行判断部1322、制限コマンド置換部1323における動作を詳述する。
まず、制限コマンドの登録についての処理過程を図5に示す。デジタル複合機にユーザ(通常、機器の管理者)により制限コマンドの登録処理が開始されると、設定するユーザ名の入力を行い5001、制限コマンドを設定するユーザ名が登録されているかどうかをチェックし5002、登録されていない場合には(5002でNO)、エラー処理を行い、再入力や登録の中止などの処理へ移行する5003。登録されている場合には(5002でYES)、制限するコマンドの入力を行い5004、入力が終了かどうかをチェックし5005、入力が終了の場合には(5005でYES)、制限コマンドの登録を終了する5006。
入力が終了でない場合、すなわち、コマンドが入力された場合には(5005でNO)、入力された制限コマンドが機器制御コマンドのコマンドとして仕様として存在し、正しいかをチェックする(5007)。コマンドが存在し正しい場合には、制限コマンド管理テーブルにコマンドを追加し5009、引き続き5004より制限コマンドの入力を繰り返す。
また、コマンドが存在しない、書式等が間違っている場合には(5007でNO)、エラー処理を行い再入力や登録の中止などの処理へ移行する5008。例えば、図6のように制限コマンド管理テーブルがNVRAM1401に登録される。
図6では、登録ユーザ名に対して、制限されている機器制御コマンドが記録されており、Default のユーザ、すなわち非認証ユーザに対しては、画像送信機能を指示する機器制御コマンドSend, カラー印刷を指示するコマンドCol, 印刷データのステープルを指示するコマンドStapleの各制御コマンドが制限されていることを示している。
また、User1にはSend, Col、User2には制限無し。User3にはColの各コマンドの制限がされていることを示している。本実施例の図6のテーブルにおいては、3つのコマンドが制限されている例が示されているが、もちろん、管理テーブルでユーザとコマンドの関係がわかる形であれば、さらに多くのコマンドを登録管理することも可能であることは明白である。
次に、データを解釈する場合の制限コマンドの処理過程を図7に示す。制御データ解釈部1301によって、データの解釈が開始されると、まずNVRAM1400上の制限コマンド管理テーブルからは、非認証ユーザを初期設定として、デフォルト(Default)の設定が読み出され、RAM1039に格納される(7001)。次に、入出力バッファに蓄えられたパケットデータよりデータを解析してバッファより1命令を解釈する7002。そして、命令が存在するかどうかをチェックし(7003)、1文書分の解釈が終了し、命令が存在しない場合(7003でNO)には、データの解釈を終了して処理を終わる。
また、命令が存在する場合(7003でYES)には、機器制御コマンドかどうかをチェックし(7004)、機器制御コマンドではない場合(7004でNO)には、PDLへの解釈処理に移行する7005。機器制御コマンドである場合(7004でYES)には、まずユーザ情報設定命令をチェックし(7006)、ユーザ情報設定命令であれば(7006でYES)、ユーザ情報管理テーブル1401を参照し(例えば、図8のように、予めパネル、あるいは、ホストコンピュータ1から登録されているユーザ名と対応するパスワードがユーザ情報管理テーブルには保持されている。)、テーブル上に予め登録されているパスワードを照合して(7007)、認証がOKかをチェックする7008。そして認証がOKであれば(7008でYES)、データに設定されているユーザID、および対応制限コマンドをNVRAM1400上の制限コマンド管理テーブルからRAM1039に格納して(7009)、次のコマンドの処理へ戻り、7001からの処理を繰り返す。
また、認証がOKでなければ(7008でNO)、次のコマンドの処理へ戻り、7001からの処理を繰り返す。さて、7006の処理においてチェックしたコマンドがユーザ情報設定命令で無い場合(7006でNO)の場合には、読み出された機器制御コマンドがRAM1039に設定されている制限コマンドに一致するかどうかをチェックし(7010)、ユーザが制限されているコマンド、すなわち、RAM上に読み出されている前記機器制御コマンドに含まれていない場合(7010でNO)には、コマンドに対応する処理を続行して7011、次のコマンドの処理へ戻り、7001からの処理を繰り返す。
RAM1039に設定されている制限コマンドに一致する場合には、その処理が行えないため、ホストコンピュータ1のデータを送信したユーザに対して入出力部1031を通して通知される7012。ここで、制限コマンド置換部1323により予め用意された各コマンドの置換の対応表に基づき、置換される命令、あるいは、置換されたことによる処理が通知され、置換した処理を行うか、文書の処理を中断してキャンセルするかが問い合わされることになる。
これに対応し処理をユーザが選択し、再びホストコンピュータ1より指示され、対応したデータが受信される7013と、制限されたコマンドを置換して続行するかどうかをチェックし7014、続行する場合(7014でYES)には、コマンドを置換し7016、置換されたコマンドに対応する処理を続行して7017、次のコマンドの処理へ戻り、7001からの処理を繰り返す。また、続行しない場合(7014でNO)には、文書の処理をキャンセルして7015、データの解釈処理を終了する。例えば、図9のように制限コマンド置換部1323では、置き換え可能なコマンドの対比テーブルを予めプログラムROM内に図9のように対応されており、図中、ステープルによる文書の綴じを行う命令Stapleが制限されている場合には、文書を1部づつステープルする代わりに分離する命令Sepに変更されるように設定が行われている。
また、図中、画像送信機能を指示する機器制御コマンドSendのような場合には、代わりになる処理が存在しない設定であるので、7012では、画像送信機能が利用できないことを通知して、ユーザからの対応は、キャンセル処理のみとなるため、7013において、対応はキャンセルを受信し、7014においてコマンドを置換して続行かをチェックする7014と、置換して続行できないため、7016ではNOとなり、データの処理のキャンセル処理が行われ7015、データの解釈処理が終了する。
本実施例においては、先に示したようにユーザID4003、パスワード4004のデータは、他の制限コマンドよりも先に設定されていると仮定したが、ユーザID、パスワードのデータが解釈されるまで、あるいは、それらが来ないと確認されるまでの間、その他のコマンドの処理をRAMに保持し、処理を待たせるというような処理も容易であることは言うまでもない。また、本実施例においては、機器制御命令の1部の情報として、ユーザ情報としてユーザIDとパスワードを挿入したが、機器制御命令とはまったく独立していても同様の処理が可能となることは言うまでもない。
また、制限コマンドを置換する置換コマンドを予め制限コマンド置換部1323内部に情報として保持させたが、他の管理テーブルと同様NVRAM1400上に保持、あるいは制限コマンド管理テーブル内に置換するコマンドの図9に対応する情報を保持し、ユーザ、あるいは管理者が制限コマンドテーブルへの設定と同様に、置換するコマンドの設定を行うようにすることも可能である。また、置換されるコマンドの設定時に、制限コマンドの設定における図5の5007の処理と同様、機器制御コマンド内に存在するかどうかをチェックする機構を持つことも可能であることは明白である。
上記の実施例においては、簡単のため、登録されている2つの画像を合成する例を示したが、ことも同様に可能であることは言うまでも無い。
上記のように、機器制御コマンドによって機能制限が設定できることによって、機器の動作仕様に対しても機能制限をかけることが可能となり機器の動作に関してより細かく機能制限を行うことが可能となる。
また、ユーザ毎に機能制限を行うことによってより幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすることが可能となる。
また、機能制限が行われたことによって、ユーザがいらない印刷を行わないようにすることが可能となる。
また、制限されたコマンドを置換することによって機能制限が行われていてもユーザが印刷を行うことが可能な印刷手段を提供することが可能となる。
また、機能制限が行われた場合に、代替手段を選択するか、印刷しようとしている文書をキャンセルするかをユーザに選択してもらうことによってユーザの選択幅を広げることが可能となる。
また、機能制限設定時にコマンドが機器制御コマンドに存在しているかをチェックすることによってコマンドの間違えを防止することが可能となる。
上記の実施例1においては、制限コマンドとして、機器制御コマンドを解析し、制限コマンドテーブルに登録されている機器制御コマンドをチェックすることによって機器の制御を行ったが、例えば、機器制御コマンドの仕様上予めデフォルトの値が決まっており、データの中に入っていないコマンドに対しても制限をかけたい場合が存在する。例えば、デフォルトの処理がトナーを節約する省トナーモードのような設定命令の場合には、デフォルトが通常ではOFFになってしまい、トナーをより節約できないような設定を行えない。そこで、制限のかかっているユーザに対して省トナーモードに対応する命令を挿入する(本命令を以下挿入コマンドとする)ことによって通常は印字を強制的に省トナーモードで実行させることも可能である。
本実施例におけるシステム構成を図10に示す。システム構成は、実施例1と同じであるが、制限コマンドとして機器制御コマンドをユーザに応じて強制的に挿入する制限コマンド挿入部1324での処理が追加されている点が異なる。
次に、挿入コマンドの登録についての処理過程を図13に示す。デジタル複合機にユーザ(通常、機器の管理者)により制限コマンドの登録処理が開始されると、設定するユーザ名の入力を行い13001、挿入コマンドを設定するユーザ名が登録されているかどうかをチェックし13002、登録されていない場合には(13002でNO)、エラー処理を行い、再入力や登録の中止などの処理へ移行する13003。
登録されている場合には(13002でYES)、挿入する機器制御コマンドの入力を行い13004、入力が終了かどうかをチェックし13005、入力が終了の場合には(13005でYES)、挿入コマンドの登録を終了する13006。入力が終了でない場合、すなわち、機器制御コマンドが入力された場合には(13005でNO)、入力された挿入コマンドが機器制御コマンドの仕様として存在し、正しいかをチェックする(13007)。ここでパラメータを設定する必要がある機器制御コマンドが入力された場合にはパラメータのチェックも同時に行う。
コマンドが存在し正しい場合には、制限コマンド管理テーブルに機器制御コマンドを追加し13009、引き続き13004より挿入コマンドの入力を繰り返す。また、対応する機器制御コマンドが存在しない、書式等が間違っている場合には(13007でNO)、エラー処理を行い再入力や登録の中止などの処理へ移行する13008。
例えば、図12では、実施例1で示した図6の情報に加えて、挿入コマンドとしてが機器制限コマンドが登録された例を示す図であり、挿入コマンドが制限コマンド管理テーブルに追加されてNVRAM1401に登録される。図12では、登録ユーザ名に対して、機能が制限され、挿入された機器制御コマンドが記録されており、Default のユーザ、すなわち非認証ユーザ、およびUser1に対しては、省トナー印字を行うコマンドSTの実行が挿入されることが示されており、User2、User3には省トナーの印字制限が掛けられていないことが示している。本実施例の図12のテーブルにおいては、1つのコマンドが挿入コマンドとして登録され、機能が制限されている例が示されているが、もちろん、管理テーブルでユーザとコマンドの関係がわかる形であれば、さらに多くのコマンドを登録管理することも可能であることは明白である。
次に、データを解釈する場合の制限コマンドの処理過程を図11に示す。図11の処理過程は、実施例1における図7とほぼ同じであるが、7001、7009に対応する処理である11001、11009の処理時に、制限コマンドの情報と共に挿入コマンドの情報も読み出されることになる。また、制限コマンドユーザに応じて制限命令を挿入するコマンドを強制的に挿入する処理が加わり、PDL対応する処理を続行する7005の処理の前に11018の処理が加わる。図11の処理7004において、機器制御コマンドではないと判断された場合(7004でNO)、機器制御コマンドのデータ部の解釈は終了したとみなし、RAMに格納されている挿入コマンドの挿入とコマンドに対応する処理を全て行い11018、その後PDLへの解釈処理に移行する7005。
上記のように実施することによって、予め制限されている動作を規定するコマンドを外部からの入力データに付加することによって、コマンドに設定されていない内容についても機能制限をかけることが可能となり、より幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすることが可能となる。
上記の実施例1、2においては、印刷装置の処理データにおける機器の制御を行うコマンドである機器制御コマンドに対して、ユーザ毎に機能を制限するための制限コマンドの設定を行ったが、同様にPDLのコマンドを制限コマンドとして登録し、PDLの解釈時にチェックを行うことで、ユーザに使用を許可するサービスに対して制限を設けることが可能となる。
次に、制限コマンドの登録についての処理過程を図14に示す。デジタル複合機にユーザ(通常、機器の管理者)により制限コマンドの登録処理が開始されると、設定するユーザ名の入力を行い14001、制限コマンドを設定するユーザ名が登録されているかどうかをチェックし14002、登録されていない場合には(14002でNO)、エラー処理を行い、再入力や登録の中止などの処理へ移行する14003。登録されている場合には(14002でYES)、制限するPDLコマンドの入力を行い13004、入力が終了かどうかをチェックし14005、入力が終了の場合には(14005でYES)、挿入コマンドの登録を終了する14006。入力が終了でない場合、すなわち、PDLコマンドが入力された場合には(14005でNO)、入力された制限コマンドがPDLコマンドの仕様として存在し、正しいかをチェックする(14007)。
ここでパラメータを設定する必要がある機器制御コマンドが入力された場合にはパラメータのチェックも同時に行う。コマンドが存在し正しい場合には、制限コマンド管理テーブルにPDLコマンドを追加し14009、引き続き14004より挿入コマンドの入力を繰り返す。また、対応するPDLコマンドが存在しない、書式等が間違っている場合には(14007でNO)、エラー処理を行い再入力や登録の中止などの処理へ移行する14008。
例えば、図16では、実施例1で示した図6の情報に対応するPDLコマンドが制限コマンドとして登録された例を示す図であり、制限コマンド管理テーブルにPDLコマンドが制限コマンドとしてNVRAM1401に登録される。図16では、登録ユーザ名に対して、PDLのコマンドが制限され、記録されており、Defaultのユーザ、すなわち非認証ユーザ、User1に対しては、ページを複製するコピーを行うコマンドCopyに対しての枚数制限として1が制限されていることを示し、すなわちコピー指定ができないことを示している。このようにパラメータが伴う命令の場合には、制限されるコマンドと共に範囲がパラメータにより設定できるようにし(図16の:が区切りで1が許可される内容。範囲を指定する場合には、1−100などの記述を行う)、を含めたチェックが行われることになる。
また、Defaultユーザ、および、User1、User3に対しては、カラー印字を行うことを指示するコマンドColorの実行が制限されており、User2以外はカラーでの印字が許可されていないことが示されている。本実施例の図16のテーブルにおいては、最大3つのPDLコマンドが挿入コマンドとして登録され、機能が制限されている例が示されているが、もちろん、管理テーブルでユーザとコマンドの関係がわかる形であれば、さらに多くのコマンドを登録管理することも可能であることは明白である。
次に、PDLデータを解釈する際の制限コマンドの処理過程を図17に示す。実施例1、および実施例2の処理7005によりデータの解釈がPDLデータの解釈に移り、PDLデータ解釈部1302によって、PDLデータの解釈が開始されると、まずNVRAM1400上の制限コマンド管理テーブルからは、機器制御データの解釈時に得られたユーザ情報を元に、ユーザに対応して設定されているPDLコマンドの制限コマンドの設定が読み出され、RAM1039に格納される(17001)。次に、入出力バッファに蓄えられたパケットデータよりデータを解析してバッファより1命令を解釈する17002。そして、対応する命令が存在するかどうかをチェックし(17003)、1文書分の解釈が終了し、PDL命令のデータが終了した場合(17003でNO)には、読み出された1命令を元に戻してPDLデータの解釈を終了して処理を終わる。
また、命令が存在する場合(17003でYES)には、読み出された機器制御コマンドがRAM1039に設定されている制限コマンドに登録されていたPDLコマンドに一致するかどうかをチェックし(17004)、ユーザが制限されているコマンド、すなわち、RAM上に読み出されている前記PDLコマンドに含まれていない場合(17004でNO)には、読み出されたPDLコマンドに対応する処理を続行して17005、次のコマンドの処理へ戻り、17001からの処理を繰り返す。RAM1039に設定されている制限コマンドに一致する場合には、その処理が行えないため、ホストコンピュータ1のデータを送信したユーザに対して入出力部1031を通して通知される17006。
ここで、制限コマンド置換部1323により予め用意された各コマンドの置換の対応表に基づき、置換される命令、あるいは、置換されたことによる処理が通知され、置換した処理を行うか、文書の処理を中断してキャンセルするかが問い合わされることになる。これに対応し処理をユーザが選択し、再びホストコンピュータ1より指示され、対応したデータが受信される17007と、制限されたコマンドを置換して続行するかどうかをチェックし17008、続行する場合(17008でYES)には、コマンドを置換し17010、置換されたコマンドに対応する処理を続行して17011、次のコマンドの処理へ戻り、17001からの処理を繰り返す。
また、続行しない場合(17008でNO)には、文書の処理をキャンセルして17009、PDLデータの解釈処理を終了する。例えば、実施例図9の例と同様に制限コマンド置換部1323では、置き換え可能なコマンドの対比テーブルをPDLのコマンドの対比テーブルを用意することで同様の制御ができるのは明白である。例えば、図15のようにカラー印字のコマンドはモノクロ印字のコマンドMonochromeに置換し、片面印字を示すSimplexは、両面印字のDuplexに置換される。更にコピー部数を示すCopyコマンドについては、制限コマンドに登録されている引数を参照することを示すマークとしての%がチェックされる。本Copyコマンドのように引数が伴うような場合には、コマンドの置換としては、引数部分を置換、例えば、Copyが5部が指定されているデータで、本実施例のUser1のように1部の指定しか許されていない場合には、引数部分を置き換え、Copyが1に設定されることをユーザに通知することになる。
上記実施例においては、各ユーザ毎に制限コマンドを登録する例を示したが、図19のようにグループの設定をユーザ情報管理テーブルで管理し、図20のような管理テーブルと共に制限コマンド管理テーブルとしてグループ毎に制限コマンドを登録し、ユーザとグループとの関連テーブルを持つことによって実現することも可能である。
上記のように、PDLコマンドによって機能制限が設定できることによって、印刷の際のコマンドのレベルまでも機能制限をかけることが可能となりPDLの仕様に関してより細かく機能制限を行うことが可能となる。
また、ユーザ毎に機能制限を行うことによってより幅広い機能においてユーザが個別に機能制限を設定できるようにし、ユーザの目的に応じた機能制限が設定可能とすることが可能となる。
また、機能制限が行われたことによって、ユーザがいらない印刷を行わないようにすることが可能となる。
また、制限されたコマンドを置換することによって機能制限が行われていてもユーザが印刷を行うことが可能な印刷手段を提供することが可能となる。
また、機能制限が行われた場合に、代替手段を選択するか、印刷しようとしている文書をキャンセルするかをユーザに選択してもらうことによってユーザの選択幅を広げることが可能となる。
また、機能制限設定時にコマンドがPDLコマンドに存在しているかをチェックすることによってコマンドの間違えを防止することが可能となる。
本発明を適用したデジタル複合機のシステム構成を示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の画像処理システムを示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機のエンジン部、および、リーダ部を説明する図である。 本発明を適用したデジタル複合機が受信するデータの構成を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンドの登録の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンド管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機のデータの解釈の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機のユーザ情報管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンド置換部の制限コマンドと置換コマンドの対応表を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機のシステム構成を示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機のデータの解釈の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機のユーザ情報管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の挿入コマンドの登録の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンドの登録の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンド置換部の制限コマンドと置換コマンドの対応表を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンド管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機のPDLデータの解釈の処理過程を示す図である。 本発明を適用したデジタル複合機におけるパネルを説明するための図である。 本発明を適用したデジタル複合機のユーザ情報管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機の制限コマンド管理テーブルの内容を模擬的に示した図である。 本発明を適用したデジタル複合機が受信するデータの構成を模擬
符号の説明
2000 ネットワーク
2001 ホストコンピュータ1
2002 ホストコンピュータ2
2003 デジタル複合機
1002 通信線
1031 制御ユニット
1032 入出力部
1033 入出力バッファ
1034 CPU
1035 操作パネル部
1036 パネルI/F部
1037 外部メモリ部
1038 メモリI/F部
1039 RAM
1040 システムバス
1100 プリンタ装置
1101 エンジン制御部
1102 エンジンI/F部
1103 ビットマップ画像転送部
1200 リーダ装置
1201 スキャナ制御部
1202 スキャナI/F部
1203 ビットマップ画像転送部
1300 プログラムROM
1301 制御データ解釈部
1302 PDLデータ解釈部
1303 画像情報生成部
1304 ビットマップ画像展開部
1305 画像圧縮/解凍部
1306 画像データ印刷部
1307 画像データ送信部
1308 画像データ読み取り部
1309 登録画像管理部
1310 ユーザ認証部
1319 制限コマンド管理部
1320 制限コマンド登録部
1321 制限コマンド判断部
1322 印字続行判断部
1323 制限コマンド置換部
1400 NVRAM
1401 ユーザ情報管理テーブル
1402 制限コマンド管理テーブル

Claims (9)

  1. 機能制限を設定することが可能な印刷システムにおいて、機能制限を行う機器で解釈可能な各種コマンドを用いて機能制限を設定することが可能な機能制限設定手段と、前記機能制限で設定されたコマンドを管理するコマンド管理手段と、外部からの受信データの各種コマンドを解析する際に前記設定されているコマンドを検索するコマンド検索手段と前記検索の結果コマンドが存在した場合に機能制限を行う機能制限実行手段を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記機能制限設定手段は、ユーザ単位、グループ単位、ホストコンピュータ単位、ネットワークエリア単位で設定可能な設定手段であり、各単位毎にコマンドを検索可能であることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記機能制限実行手段は、前記機能制限が行われることをユーザに知らせる通知手段を持つことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 前記機能制限実行手段は、前記機能制限で設定されたコマンドを実行可能な他のコマンドに置き換えて設定された機能制限を行うコマンド置き換え手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  5. 前記機能制限実行手段は、前記機能制限で設定されたコマンドを前記外部からの受信データに添付することによって、機能制限を行うコマンド挿入手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  6. 前記機能制限実行手段は、前記機能制限が行われることをユーザに知らせる際に対象となるデータの破棄を実行するデータ制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  7. 前記各種コマンドは、機器の動作を規定する機器制御コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  8. 前記各種コマンドは、機器で動作可能なPDL(Page Description Language)コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  9. 前記機能制限設定手段は、入力されたコマンドが誤っている場合にエラー処理を行うコマンドエラー処理手段を持つことを特著とする請求項1に記載の印刷システム。
JP2004352862A 2004-12-06 2004-12-06 印刷システム Withdrawn JP2006159565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352862A JP2006159565A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352862A JP2006159565A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 印刷システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006159565A true JP2006159565A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36662095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004352862A Withdrawn JP2006159565A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 印刷システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006159565A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1967947A2 (en) 2007-03-02 2008-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and computer program
JP2008213304A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2008233947A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2011000850A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011216089A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Konica Minolta Laboratory Usa Inc プリンタ言語(コマンド)に基づくユーザごとのプリンタ制御
JP2012141880A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Seiko Epson Corp 制御装置、記録システム、制御装置の制御方法、及び、プログラム
JP2014112371A (ja) * 2013-11-27 2014-06-19 Canon Inc 画像処理システム、Webサーバ、画像処理方法、Webサーバの制御方法、及びプログラム
JP2014160909A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Konica Minolta Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および制御プログラム
JP2019055508A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 キヤノン株式会社 画像形成装置、情報処理装置、制御方法及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1967947A2 (en) 2007-03-02 2008-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and computer program
US8570551B2 (en) 2007-03-02 2013-10-29 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and computer program capable of providing useful information to a user based on logs stored in a printing system and improving the usability of each user who operates a printing system
JP2008213304A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2008233947A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2011000850A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011216089A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Konica Minolta Laboratory Usa Inc プリンタ言語(コマンド)に基づくユーザごとのプリンタ制御
JP2012141880A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Seiko Epson Corp 制御装置、記録システム、制御装置の制御方法、及び、プログラム
JP2014160909A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Konica Minolta Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および制御プログラム
JP2014112371A (ja) * 2013-11-27 2014-06-19 Canon Inc 画像処理システム、Webサーバ、画像処理方法、Webサーバの制御方法、及びプログラム
JP2019055508A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 キヤノン株式会社 画像形成装置、情報処理装置、制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9501726B2 (en) Printing apparatus, information processing device, and printing method
US7796282B2 (en) Image forming apparatus, printing apparatus and image processing method
US6782218B2 (en) Image forming apparatus having control section for enabling/disabling tabbed sheet print mode setting section, and corresponding method and storage medium thereof
JP4217696B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US20080151307A1 (en) Print processing device and print processing method
JP2001334735A (ja) 画像形成装置とその制御方法
US20070103714A1 (en) Information processing apparatus, printing apparatus, control method thereof, and printing system
US7643769B2 (en) Image forming system, an apparatus, and method for controlling the same
JP2006159565A (ja) 印刷システム
US8643855B2 (en) Image forming system and method of controlling the image forming system for performing image formation by combination of an information processing apparatus, an image supply apparatus, and an image forming apparatus
JP4049198B1 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム
JP2002055576A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、プリント管理方法及び記憶媒体
JP2008145453A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JP4677229B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2004226492A (ja) 画像形成装置および複写装置
JP2005104614A (ja) 画像形成装置および画像形成方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP4650276B2 (ja) ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム
JP2007036837A (ja) 画像生成装置、情報処理装置
JP2001113780A (ja) 画像形成装置
JP3862568B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム
JP2007118239A (ja) 画像処理装置システム
JP2004153680A (ja) 画像処理装置
JP2006185004A (ja) 書画処理装置
JP2023121194A (ja) 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2007034039A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304