JP2002185761A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002185761A
JP2002185761A JP2000375724A JP2000375724A JP2002185761A JP 2002185761 A JP2002185761 A JP 2002185761A JP 2000375724 A JP2000375724 A JP 2000375724A JP 2000375724 A JP2000375724 A JP 2000375724A JP 2002185761 A JP2002185761 A JP 2002185761A
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JP2000375724A
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English (en)
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Toshiyuki Soshi
敏行 惣司
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】柔軟な画像処理を行うことが可能な画像処理装
置を提供すること。 【解決手段】カスタマイズが設定された場合は、各画デ
ータのレイアウトに関するパラメータ、つまり各画デー
タの転送開始位置、オフセット(水平オフセットHO
S、垂直オフセットVOS)、マスク(左端マスクL
M、右端マスクRM、上端マスクUM、下端マスクD
M)、大きさ(頁幅PW、頁高さPH)、及び白黒反転
から構成されたパラメータの組み合わせに基づいて、各
画データのレイアウトが設定される。一方、デフォルト
が設定された場合は、従来からのNin1機能やリピート
機能に基づいて、各画データのレイアウトが設定され
る。このため、これらの設定に基づいて、各画データを
1枚の記録紙上に自由にレイアウトすることができる。
従って、柔軟な画像処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機や複写機
能付きファクシミリ装置等の画像処理装置に関し、より
詳しくはNin1機能やリピート機能の縮小レイアウトに
特徴を有する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機能付きファクシミリ装
置等の画像処理装置においては、縮小レイアウトとし
て、複数枚(2枚、4枚等)の原稿の画データをそれぞ
れ縮小して、1枚の記録紙にまとめて記録する、いわゆ
るNin1機能がある。加えて、1枚の記録紙に同一原稿
の画データを複数回(2回、4回等)記録する、いわゆ
るリピート機能がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Nin1
機能及びリピート機能においては、単に読み取った原稿
の画データを縮小して、1枚の記録紙に記録するのみで
あった。換言すれば、読み取った原稿の画データ毎に、
多彩な画像処理を施していなかった。
【0004】一方、読み取った原稿の画データ毎に、反
転処理、回転処理、ミラー処理等の異なる画像処理を施
して、1枚の記録紙に記録したいという要望もある。本
発明は、このような問題点に着目してなされたものであ
って、その目的は、柔軟な画像処理を行うことが可能な
画像処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、Nin1機能またはリ
ピート機能を備えた画像処理装置において、各画データ
のレイアウトを任意に設定する制御手段を備えた。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像処理装置において、制御手段は、各画データの
レイアウトに関するパラメータに基づいて、各画データ
のレイアウトを設定する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像処理装置において、制御手段
は、各画データの転送開始位置、オフセット、マスク、
大きさ、及び白黒反転から構成されたパラメータの組み
合わせに基づいて、各画データのレイアウトを設定す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像処理装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態を図面を用いて説明する。
【0009】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、プリンタコントローラ51、操作部60、
表示部70、画像メモリ80、コーデック100、モデ
ム110、及びNCU120を備え、各部がバス130
を介してそれぞれ接続されている。また、プリンタコン
トローラ51には、別のバス131及びデータ/制御線
132により、それぞれページメモリ90及び記録部5
0が接続されている。さらに、プリンタコントローラ5
1は、コーデック100とも、バス133により接続さ
れている。
【0010】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。
【0011】読取部40は、原稿上の画像を1ライン分
ずつ読み取って、その読み取った画像の画データを白黒
2値化し、その2値化した1ライン分の画データをコー
デック100に順次出力する。
【0012】記録部50は、電子写真方式のプリンタよ
りなり、FAX動作において受信画データを、コピー動
作において読取部40で読み取った画データを、記録紙
上に記録する。
【0013】プリンタコントローラ51は、コーデック
100からバス133を介して出力される復号された画
データをバス131を介してページメモリ90に書き込
む。また、プリンタコントローラ51は、ページメモリ
90に格納された画データを後述の設定された機能に従
いバス131を介して読み出して、データ/制御線13
2により記録部50に出力する。
【0014】操作部60は、FAX/コピーキー61、
短縮/電話帳キー62、ワンタッチキー63、テンキー
(*,#キーを含む)64、スタートキー65、設定キ
ー66等の各種操作キーを備えている。FAX/コピー
キー61は、FAXモード又はコピーモードに設定する
ためのものである。短縮/電話帳キー62は、予め登録
した相手先の電話番号(FAX番号を含む)を短縮番号
で指定するためのものであるとともに、予め登録した相
手先を電話帳で検索して相手先の電話番号を指定するた
めのものである。ワンタッチキー63は、予め登録した
相手先をワンタッチで指定するためのものである。テン
キー64は、相手先の電話番号又はコピー部数等を入力
するためのものである。スタートキー65は、FAXの
送信原稿又はコピー原稿の読み取り動作を開始させるた
めのものである。設定キー66は、Nin1機能又はリピ
ート機能に設定するためのものである。
【0015】LCD等よりなる表示部70は、複写機能
付きファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示
を行う。画像メモリ80は、受信画データや読取部40
で読み取られ、コーデック100で符号化された画像の
画データを一時的に記憶する。
【0016】コーデック100は、画像メモリ80から
バス130を介して転送された受信画データを復号(デ
コード)し、プリンタコントローラ51にバス133を
介して出力する。
【0017】モデム110は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU120は、電話回線Lの
閉結及び開放を行うとともに、相手先の電話番号に対応
したダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能
を備えている。
【0018】次に、画像処理の機能について、図2〜図
4に示す説明図を用いて説明する。 [1]転送開始位置(ST)に基づく機能 〔1−0〕通常処理(ST0) 図2に示すように、通常処理の場合には、ページメモリ
90の通常処理開始位置ST0から右方向に画データが
読み出される。その結果、図3(a)に示すように、画
データがそのまま記録紙に記録される。なお、デフォル
トは、「通常処理」に設定されている。
【0019】〔1−1〕ミラー処理(ST1) 図2に示すように、ミラー処理の場合には、ページメモ
リ90のミラー処理開始位置ST1から左方向に画デー
タが読み出される。その結果、図3(b)に示すよう
に、画データが反転されて記録紙に記録される。
【0020】〔1−2〕180度回転処理+ミラー処理
(ST2) 図2に示すように、180度回転処理+ミラー処理の場
合には、ページメモリ90の180度回転処理+ミラー
処理開始位置ST2から右方向に画データを読み出され
る。その結果、図3(c)に示すように、画データが1
80度回転処理されるとともに、反転されて記録紙に記
録される。
【0021】〔1−3〕180度回転処理(ST3) 図2に示すように、180度回転処理の場合には、ペー
ジメモリ90の180度処理開始位置ST3から右方向
に画データを読み出される。その結果、図3(d)に示
すように、画データが180度回転処理されて記録紙に
記録される。
【0022】[2]オフセットに基づく機能 〔2−0〕設定なし 設定なしの場合には、オフセットの設定がないと判断し
て、デフォルトの水平オフセットと、垂直オフセットと
が設定される。その結果、デフォルトの水平オフセット
と、垂直オフセットとに基づいて、画データが記録紙に
記録される。なお、デフォルトは、「設定なし」に設定
されている。
【0023】〔2−1〕水平オフセット(HOS) 図4に示すように、各画データの配置領域における基準
点Kから水平オフセットHOSの位置に転送開始位置S
Tが設定された場合には、画データが水平方向にオフセ
ットされて、記録紙に記録される。
【0024】〔2−2〕垂直オフセット(VOS) 図4に示すように、各画データの配置領域における基準
点Kから垂直オフセットVOSの位置に転送開始位置S
Tが設定された場合には、画データが垂直方向にオフセ
ットされて、記録紙に記録される。
【0025】[3]マスクに基づく機能 〔3−0〕設定なし 設定なしの場合には、マスクの設定がないと判断され
る。その結果、画データがそのまま記録紙に記録され
る。なお、デフォルトは、「設定なし」に設定されてい
る。
【0026】〔3−1〕左端マスク(LM) 図4に示すように、ページメモリ90の左端から左端マ
スクLMが設定された場合には、左端からマスクされた
部分の画データは、記録紙に記録されない。
【0027】〔3−2〕右端マスク(RM) 図4に示すように、ページメモリ90の右端から右端マ
スクRMが設定された場合には、右端からマスクされた
部分の画データは、記録紙に記録されない。
【0028】〔3−3〕上端マスク(UM) 図4に示すように、ページメモリ90の上端から上端マ
スクUMが設定された場合には、上端からマスクされた
部分の画データは、記録紙に記録されない。
【0029】〔3−4〕下端マスク(DM) 図4に示すように、ページメモリ90の下端から下端マ
スクDMが設定された場合には、下端からマスクされた
部分の画データは、記録紙に記録されない。
【0030】〔3−5〕全マスク(AM) ページメモリ90の全マスクAMが設定された場合に
は、画データは、記録紙に記録されない。なお、全マス
クAMは、左端マスクLM、右端マスクRM、上端マス
クUM、又は下端マスクDMのいずれを用いても設定で
きることは言うまでもない。
【0031】[4]大きさに基づく機能 〔4−0〕設定なし 設定なしの場合には、頁幅と頁高さとの設定がないと判
断して、デフォルトの頁幅と頁高さとが設定される。そ
の結果、デフォルトの頁幅と頁高さとに基づいて、画デ
ータが記録紙に記録される。なお、デフォルトは、「設
定なし」に設定されている。
【0032】〔4−1〕頁幅(PW) 図4に示すように、頁幅PWが設定された場合には、設
定された頁幅に基づいて、画データが記録紙に記録され
る。すなわち、いわゆる独立変倍が、各画データの頁幅
方向に対して設定される。
【0033】〔4−2〕頁高さ(PH) 図4に示すように、頁高さPHが設定された場合には、
設定された頁高さに基づいて、画データが記録紙に記録
される。すなわち、いわゆる独立変倍が、各画データの
頁高さ方向に対して設定される。
【0034】[5]白黒反転に基づく機能 〔5−0〕白黒反転なし 白黒反転なしの場合には、画データの白画素及び黒画素
がそのまま記録紙に記録される。なお、デフォルトは、
「白黒反転なし」に設定されている。
【0035】〔5−1〕白黒反転あり 白黒反転ありの場合には、画データの白画素が黒画素
に、画データの黒画素が白画素にそれぞれ置き換えられ
る。その結果、白画素と黒画素とが反転した画データが
記録紙に記録される。
【0036】次に、RAM30に記憶される各種情報に
ついて、図5及び図6に示す説明図を用いて説明する。
RAM30は、デフォルトの設定内容、及び画像処理の
機能に基づいて設定された各画データの設定内容を記憶
する。
【0037】加えて、RAM30は、設定キー66の操
作によって、Nin1機能又はリピート機能の縮小レイア
ウトに設定されたときに表示するためのメッセージを記
憶するメッセージ記憶部31を備えている。具体的に
は、図5(a)に示すように、メッセージ記憶部31
は、縮小レイアウトに設定されたときのメッセージとし
て、「1…Nin1機能」、「リピート機能」を記憶して
いる。また、図5(b)に示すように、メッセージ記憶
部31は、Nin1機能に設定されたときのメッセージと
して、「1…2in1」、「2…4in1」、「3…8in
1」を記憶している。さらに、図5(c)に示すよう
に、メッセージ記憶部31は、リピート機能に設定され
たときのメッセージとして、リピート回数を入力させる
ためのメッセージを記憶している。
【0038】併せて、図5(d)に示すように、メッセ
ージ記憶部31は、Nin1機能又はリピート機能に設定
されたときのメッセージとして、「0…デフォルト」、
「1…カスタマイズ」を記憶している。加えて、図5
(e)に示すように、メッセージ記憶部31は、カスタ
マイズに設定されたときのメッセージとして、「1…転
送開始位置に基づく機能」、「2…オフセットに基づく
機能」、「3…マスクに基づく機能」、「4…大きさに
基づく機能」、「5…白黒反転に基づく機能」を記憶し
ている。
【0039】また、メッセージ記憶部31は、カスタマ
イズに設定された場合に、各画データ毎に異なる画像処
理を施すためのメッセージを記憶している。具体的に
は、図6(a)に示すように、画データの転送開始位置
を設定するためのメッセージとして、「0…通常処
理」、「1…ミラー処理」、「2…180度回転処理+
ミラー処理」、「3…180度回転処理」を記憶してい
る。さらに、図6(b)に示すように、メッセージ記憶
部31は、各画データ毎に配置する位置を設定するため
のメッセージとして、「0…設定なし」、「1…水平オ
フセット」、「2…垂直オフセット」を記憶している。
【0040】併せて、図6(c)に示すように、メッセ
ージ記憶部31は、各画データ毎にマスクを設定するた
めのメッセージとして、「0…マスクなし」、「1…左
端マスク」、「2…右端マスク」、「3…上端マス
ク」、「4…下端マスク」、「5…全マスク」を記憶し
ている。加えて、図6(d)に示すように、メッセージ
記憶部31は、各画データ毎の大きさを設定するための
メッセージとして、「0…設定なし」、「1…頁幅」、
「2…頁高さ」を記憶している。また、図6(e)に示
すように、メッセージ記憶部31は、各画データ毎の白
黒反転を設定するためのメッセージとして、「0…白黒
反転なし」、「1…白黒反転あり」を記憶している。
【0041】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おけるNin1機能及びリピート機能の動作について、図
7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この
動作は、ROM20に記憶されたプログラムに基づき、
MPU10の制御により実行される。
【0042】さて、原稿が読取部40に載置されるとと
もに、設定キー66の操作に基づいて、縮小レイアウト
が選択されると、ステップS1においては、Nin1機能
又はリピート機能に設定させるためのメッセージが表示
部70に表示される。具体的には、図5(a)に示すよ
うなメッセージが表示部70に表示される。
【0043】ステップS2においては、Nin1機能に設
定されたか否かが判断される。具体的には、テンキー6
4から「1」が入力されたか否かに基づいて判断され
る。そして、Nin1機能に設定された場合は、ステップ
S3に移行する。一方、Nin1機能に設定されなかった
場合、つまりリピート機能に設定された場合は、ステッ
プS5に移行する。
【0044】ステップS3においては、Nin1機能に設
定されたときのメッセージとして、何枚の原稿を1枚の
記録紙に縮小して記録するのかを設定させるためのメッ
セージが表示部70に表示される。具体的には、図5
(b)に示すようなメッセージが表示部70に表示され
る。
【0045】ステップS4においては、テンキー64か
ら「1〜3」が入力されると、「2in1」、「4in1」
又は「8in1」のいずれかのNin1機能に設定される。
ステップS5においては、リピート回数を入力させるた
めのメッセージが表示部70に表示される。具体的に
は、図5(c)に示すようなメッセージが表示部70に
表示される。
【0046】ステップS6においては、テンキー64か
らの入力値に基づいて、リピート回数がRAM30に記
憶される。ステップS7においては、画データのカスタ
マイズを行うか否かを設定させるためのメッセージが表
示部70に表示される。具体的には、図5(d)に示す
ようなメッセージが表示部70に表示される。
【0047】ステップS8においては、テンキー64か
らの入力に基づいて、画データのカスタマイズを行うか
否かが判断される。具体的には、テンキー64から
「1」が入力された場合は、カスタマイズを行うと判断
して、ステップS9に移行する。そして、画データのカ
スタマイズを行う場合は、ステップS9に移行する。一
方、テンキー64から「0」が入力された場合は、画デ
ータのカスタマイズを行わない場合、つまり画データを
デフォルトのまま記録紙に記録する場合であると判断し
て、ステップS12に移行する。
【0048】ステップS9においては、カスタマイズ機
能を設定させるためのメッセージが表示部70に表示さ
れる。具体的には、図5(e)に示すようなカスタマイ
ズ機能のメッセージが表示部70に表示される。
【0049】ステップS10においては、テンキー64
からの入力値に基づいて、カスタマイズ機能の詳細内容
が表示部70に表示される。具体的には、テンキー64
から「1」が入力された場合には、図6(a)に示す転
送開始位置に基づく機能のメッセージが表示される。ま
た、テンキー64から「2」が入力された場合には、図
6(b)に示すオフセットに基づく機能のメッセージが
表示される。さらに、テンキー64から「3」が入力さ
れた場合には、図6(c)に示すマスクに基づく機能の
メッセージが表示される。併せて、テンキー64から
「4」が入力された場合には、図6(d)に示す大きさ
に基づく機能のメッセージが表示される。加えて、テン
キー64から「5」が入力された場合には、図6(e)
に示す白黒反転に基づく機能のメッセージが表示され
る。そして、テンキー64からの入力値に基づいて、カ
スタマイズ機能が設定される。勿論、図6(a)〜
(e)に示すカスタマイズ機能を組み合わせた機能を設
定することも可能である。
【0050】ステップS11においては、前記ステップ
S10におけるカスタマイズ機能において設定された内
容がRAM30に記憶される。ステップS12において
は、スタートキー65が操作されるのが待たれる。
【0051】ステップS13においては、前記ステップ
S12におけるスタートキー65の操作に基づいて、読
取部40に載置された原稿が読み取られ、その読み取ら
れた原稿の画データがコーデック100で符号化された
後、一旦画像メモリ80に記憶される。その後、画像メ
モリ80から画データが読み出されて、コーデック10
0で復号された後、プリンタコントローラ51を介して
ページメモリ90に画データとして記憶される。
【0052】ステップS14においては、カスタマイズ
機能の設定内容、又はデフォルトの設定内容がプリンタ
コントローラ51に設定され、Nin1機能又はリピート
機能が実行される。すなわち、カスタマイズ機能の設定
内容、又はデフォルトの設定内容に基づいて、プリンタ
コントローラ51がページメモリ90から画データを読
み出し、1ライン毎の画データを記録部50に対してシ
リアルに出力する。その結果、その画データが記録部5
0で1枚の記録紙に記録される。
【0053】次に、Nin1機能において、カスタマイズ
機能を設定した場合の一例について、図8に示す説明図
を用いて説明する。図8に示す一例においては、第1原
稿〜第4原稿における画データのオフセット及び大きさ
が異なることより、第1原稿〜第4原稿に対して、オフ
セットに基づく機能を設定するとともに、大きさに基づ
く機能を設定していたことが分かる。また、第1原稿に
対して白黒反転を設定し(図8に示す斜線は、黒を示し
ている。)、第2原稿に対して180度回転処理を設定
し、第3原稿に対して通常処理を設定し、第4原稿に対
してミラー処理を設定していたことが分かる。
【0054】次に、リピート機能において、カスタマイ
ズ機能を設定した場合の一例について、図9に示す説明
図を用いて説明する。図9に示す一例においては、第7
原稿が記録紙上に記録されていないことより、第7原稿
に対して、全マスクを設定していたことが分かる。
【0055】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)カスタマイズが設定された場合は、各画データの
レイアウトに関するパラメータ、つまり各画データの転
送開始位置、オフセット、マスク、大きさ、及び白黒反
転から構成されたパラメータの組み合わせに基づいて、
各画データのレイアウトが設定される。一方、デフォル
トが設定された場合は、従来からのNin1機能やリピー
ト機能に基づいて、各画データのレイアウトが設定され
る。このため、これらの設定に基づいて、各画データを
1枚の記録紙上に自由にレイアウトすることができる。
従って、柔軟な画像処理を行うことができる。
【0056】(2)各画データのオフセット、すなわち
各画データの水平オフセット及び垂直オフセットを自由
に設定することができる。また、各画データの大きさ、
すなわち各画データの頁幅及び頁高さを自由に設定する
ことができる。その結果、各画データの一部又は全部を
重ね合わせてレイアウトすることもできる。
【0057】(3)各画データの頁幅及び頁高さを自由
に設定することができる。このため、いわゆる独立変倍
で各画データを縮小又は拡大することができる。従っ
て、柔軟な画像処理を行うことができる。
【0058】(4)各画データのオフセット及び大き
さ、つまり各画データのオフセットと、頁幅及び頁高さ
とを自由に設定することができるため、例えば、図10
に示すように、第1原稿〜第3原稿の画データを配置し
て1枚の記録紙に記録することもできる。
【0059】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ファクシミリ受信した各画データや、通信ネットワー
ク等から転送されてきた各画データを、Nin1機能やリ
ピート機能を用いて任意に配置する構成にしても良い。
このように構成すれば、読取部40で読み取った原稿の
画データ以外であっても、各画データを任意に配置する
ことができる。従って、柔軟な画像処理を行うことがで
きる。
【0060】さらに、前記実施形態等より把握される技
術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載す
る。 〔1〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像
処理装置において、画データを記録紙に記録する記録手
段を備え、制御手段は、1ライン毎の画データを記録手
段に対してシリアルに出力する画像処理装置。このよう
に構成すれば、柔軟な画像処理を行った後、記録手段で
記録紙に記録することができる。
【0061】〔2〕請求項1〜請求項3または前記
〔1〕のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
原稿上の画像を読み取る読取手段を備えた画像処理装
置。このように構成すれば、読取手段で読み取った原稿
の画データの柔軟な画像処理を行うことができる。
【0062】〔3〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕ま
たは〔2〕のいずれか1項に記載の画像処理装置におい
て、各画データのレイアウトを設定する設定手段を備
え、制御手段は、設定手段からの操作に基づいて、各画
データのレイアウトを設定する画像処理装置。このよう
に構成すれば、設定手段からの操作で各画データのレイ
アウトを設定することができる。
【0063】〔4〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜
〔3〕のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
設定手段で設定された内容を記憶する記憶手段を備え、
制御手段は、記憶手段の設定内容に基づいて、各画デー
タのレイアウトを設定する画像処理装置。このように構
成すれば、記憶手段に記憶されたレイアウトの設定内容
によって、柔軟な画像処理を行うことができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
載の発明によれば、柔軟な画像処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】ページメモリにおいて、転送開始位置を説明す
るための説明図。
【図3】転送開始位置に基づく画データの記録結果を示
す説明図。
【図4】オフセット、マスク、大きさに基づく画データ
の記録結果を示す説明図。
【図5】各種のメッセージを示す説明図。
【図6】各種のメッセージを示す説明図。
【図7】Nin1機能及びリピート機能の動作を示すフロ
ーチャート。
【図8】Nin1機能において、カスタマイズ機能を設定
した場合の一例を示す説明図。
【図9】リピート機能において、カスタマイズ機能を設
定した場合の一例を示す説明図。
【図10】第1原稿〜第3原稿における画データの記録
結果を示す説明図。
【符号の説明】
1…画像処理装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…記憶手段及び制御手段を構成
するRAM、40…読取手段としての読取部、50…記
憶手段としての記録部、51…制御手段を構成するプリ
ンタコントローラ、60…設定手段としての操作部、S
T0〜ST3…転送開始位置に関するパラメータ、HO
S,VOS…オフセットに関するパラメータ、LM,R
M,UM,DM,AM…マスクに関するパラメータ、P
W,PH…大きさに関するパラメータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 300 G03G 21/00 382 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA18 BA03 BD06 CA02 CA04 CB10 2C187 AD03 CD06 2H027 FA30 FA35 FD00 FD01 FD02 FD03 FD04 FD08 GA32 GA45 GA47 GB14 5B057 AA11 BA02 CA02 CA06 CA12 CA16 CB02 CB06 CB12 CB16 CD01 CD02 CD04 CD05 CE08 CE09 5C076 AA02 AA17 AA19 AA22 AA25 CB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nin1機能またはリピート機能を備えた
    画像処理装置において、各画データのレイアウトを任意
    に設定する制御手段を備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、制御手段は、各画データのレイアウトに関するパラ
    メータに基づいて、各画データのレイアウトを設定する
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像処
    理装置において、制御手段は、各画データの転送開始位
    置、オフセット、マスク、大きさ、及び白黒反転から構
    成されたパラメータの組み合わせに基づいて、各画デー
    タのレイアウトを設定する画像処理装置。
JP2000375724A 2000-12-11 2000-12-11 画像処理装置 Pending JP2002185761A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7011228B2 (en) * 2002-11-27 2006-03-14 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Sealable container cover
WO2018096777A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の原稿印刷レイアウト作成方法

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US7011228B2 (en) * 2002-11-27 2006-03-14 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Sealable container cover
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