JPH09135319A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09135319A
JPH09135319A JP7289616A JP28961695A JPH09135319A JP H09135319 A JPH09135319 A JP H09135319A JP 7289616 A JP7289616 A JP 7289616A JP 28961695 A JP28961695 A JP 28961695A JP H09135319 A JPH09135319 A JP H09135319A
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JP
Japan
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initial
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JP7289616A
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English (en)
Inventor
Atsunori Kato
篤典 加藤
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置における各種機能の初期設
定値と後設定値との区別を容易にする。 【構成】 完成したファクシミリ装置を工場内で起動さ
せ、ファンクションキー等の入力にて所定の設定項目を
呼び出して初期設定値を入力し、設定記憶部に記憶保持
させる(S1)。次に、このファクシミリ装置を購入し
たユーザーが好みに応じて変更した設定項目における後
設定値を入力した場合には(S2:yes)、設定記憶部
における所定の領域に記憶させる(S3)。次いで、前
記後設定値が初期設定値と異なるか同じかを判定し(S
4)、設定記憶部における所定の領域に所定の判別デー
タを記憶させる(S5,S6)。次に、リストの出力の
指令があれば(S7:yes )、CPUは、設定記憶部内
のデータを読み出して(S8)、プリンタを駆動させ
て、設定項目と、これらに対する初期設定値と後設定値
とを、その両者を峻別できる判別マークと共に、記録紙
にリストとして出力する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置には、相手
ファクシミリ装置のいわゆる相手先ダイヤル番号を入力
したり、相手先ダイヤル番号と相手ファクシミリ装置が
設置された会社や事務所等の名称である相手先名称と、
これに対応するワンタッチダイヤル番号や短縮番号を予
め記憶させて登録するためや、データ入力等のためのテ
ンキーやファンクションキーと、前記入力データや各種
指示等を文字、数字等にて表示する液晶等の表示装置と
を備えた操作パネルを有しており、当該ファクシミリ装
置の操作上必要不可欠な操作を指示させたり、ファクシ
ミリ装置の各種機能に関する設定項目についての設定値
を、内部の記憶装置に記憶保持させるために入力するこ
とができるようになっている。
【0003】前記、ファクシミリ装置の各種機能に関す
る設定項目のうち、いわゆるユーザーオプションの設定
項目といわれるものでは、それについての設定値を、予
め工場出荷時に、いわゆる初期設定として入力してお
き、後にユーザーの好みにより前記初期設定値を変更す
ることができるようにしている。例えば、前記表示装置
に表示される言語を日本語にするか英語にするかの設定
や、送信時の原稿の種類に応じて受信側の記録紙に確実
に送信した画像が記録されるように指示する線密度の指
定や、相手先の記録紙に送信側の名称やダイヤル番号を
印字するように指示する、いわゆるTT1や、送信時に
送信原稿を予め読み取ってメモリに記憶し、相手ファク
シミリファクシミリ装置と回線が接続されたときに、前
記メモリからデータを送信するという、いわゆるメモリ
送信指示等の設定項目等があり、これらの設定項目に対
しては、数字の入力や、ONまたはOFFの設定等の設
定値を入力することができるのであった。
【0004】そして、従来からファクシミリ装置では、
原稿に印刷された文字や画像を読取るスキャナと、他の
装置から入力または受信した画像データを復号化してハ
ードコピーとして記録紙に出力できる記録手段(プリン
タ部)とを備えているから、所定のファンクションキー
による指示にて、前記設定項目とそれに対する現在設定
されている設定値とを前記表示装置に表示させたり、そ
のリスト(一覧表)を記録紙に出力することができるよ
うになっていた(図8参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のファクシミリ装置によれば、前記ユーザーが後日に
任意の設定項目の設定値を変更した後において、ファク
シミリ装置の故障の診断時や、ユーザーがさらに前記設
定値を変更したい場合に、初期設定値がどれであったか
を知る必要に迫られても、簡単に認識することができな
いという問題があった。
【0006】即ち、前記表示装置による表示では、表示
桁数が限られているため、一つの設定項目毎の設定値の
表示(ONまたはOFFの表示等)しかできず、複数の
設定項目を一度に確認しずらい。また、図8に示すよう
なリスト100による出力や前記表示装置による表示で
あっても、現在設定値しか表示できず、初期設定値が不
明であるから、別途の初期設定値を記入したマニュアル
リストと照合しなければならないという煩わしさがあっ
た。
【0007】本発明は、前記の問題を解決すべくなされ
たものであり、ファクシミリ装置の各種機能に関する設
定項目のうち、ユーザー等が後日変更可能な設定項目に
ついての初期設定値と現在設定値とを簡単に判別できる
ようにしたファクシミリ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のファクシミリ装置は、ファ
クシミリ装置における各種機能に関する設定項目に対す
る設定値を入力する設定入力手段と、初期設定時に入力
した初期設定値と、その後の入力による後設定値とを判
別する判別手段と、設定項目と入力された設定値とを記
憶する設定記憶手段と、設定記憶手段に記憶された設定
項目と設定値とを記録紙に記録する記録手段と、後設定
値が初期設定値と異なるときには、少なくとも当該異な
る後設定値の部分と初期設定値の部分とを峻別して記録
するように指定する特徴指定手段とを備えたものであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明のファクシミリ装置
は、請求項1記載のファクシミリ装置において、前記特
徴指定手段は、前記後設定値が初期設定値と異なるとき
には、少なくとも当該異なる後設定値の部分と初期設定
値の部分とを異なる字体にて記録するか、もしくは前記
いずれか一方に適宜の判別マークを付して記録すべく指
定するように構成したものである。
【0010】請求項3に記載の発明のファクシミリ装置
は、請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置に
おいて、前記特徴指定手段は、前記後設定値が初期設定
値と異なるときには、少なくとも当該異なる後設定値の
部分と初期設定値の部分とを異なる色彩にて記録すべく
指定するように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1はファクシミリ装置1の斜視
図、図2は操作パネル21の詳細図、図3はファクシミ
リ装置1の機能ブロック図をそれぞれ示す。本発明のフ
ァクシミリ装置(FAX装置)1(ここでは便宜上発呼
側という)は、回線制御を行うためのネットワーク・コ
ントローラユニット(NCU)5を介して、電話回線等
の外部回線6aに接続され、この外部回線6aは発呼側
の交換機7と電話回線等の外部回線6b、被呼側の交換
機8、電話回線等の外部回線6cを介して被呼側のファ
クシミリ装置9に接続されている。
【0012】ファクシミリ装置1の中核となるCPU1
0は信号バスラインを介して以下の装置各部と接続さ
れ、所定の通信制御手順に従って装置各部を制御してフ
ァクシミリ動作、つまりデータ通信を実行するものであ
る。モデム11は、デジタル信号としての画像情報をア
ナログ信号に変調し、NCU5を介して外部回線6aに
伝送し、または、外部回線6aを介してNCU5から送
られた画像情報としてのアナログ信号をデジタル信号に
復調すると共に伝送制御用の各種信号を送受信するもの
である。
【0013】なお、図1及び図2に示すように、ファク
シミリ装置1、9に設けた操作パネル21には、当該フ
ァクシミリ装置の動作状態を表示する液晶表示部22を
備えると共にオペレーターが各種の操作を実行するため
のテンキー23、ファンクションキー24、ワンタッチ
登録キー25等を備えている(図1参照)。ワンタッチ
登録操作は、前記テンキー23とファンクションキー2
4の所定の操作による相手先電話番号や相手名称等の入
力と、ワンタッチ登録キー25の所定の操作にて実行す
る。
【0014】バッファメモリ12は、被呼側のファクシ
ミリ装置9との間で送受信される符号化された画像情報
を含む各種データを一時的に格納したり、受信コマンド
及び被呼側の電話番号及び名称等のデータを一時的に格
納するための送信バッファメモリ12aや、受信バッフ
ァメモリ12b等の複数の領域を有している。ROM
(読み出し専用メモリ)13はファクシミリ装置1の各
種操作、機能に関する制御プログラムを格納している。
EEPROM(不揮発性メモリ)14には、後述する設
定項目とその設定値(ON、OFFや状態設定等のデー
タ)を記憶するための設定記憶手段としての設定記憶部
14aを備えている。なお、EEPROM(不揮発性メ
モリ)14は、データが書き換え可能であって、ファク
シミリ装置1の電源をOFFしたとしても内容が消去し
ないものである。
【0015】設定項目及びその設定値としては、例え
ば、被呼側(相手先)のダイヤル番号(電話番号)及び
相手先名称とワンタッチ番号とのデータ、発呼側のファ
クシミリ装置の名称登録の有無、管理レポートの定期的
または所定通話回数毎の出力の有無、送信結果レポート
出力の有無、操作パネル21における液晶表示部22
(図1及び図2参照)に表示される言語を日本語にする
か英語にするかの使用言語の設定、送信原稿の文字や画
像の線密度を指定して、これに応じて受信側に鮮明に再
生すべく指定する線密度、相手先の記録紙に送信側の名
称やダイヤル番号を印字するように指示する、いわゆる
TT1の指定の有無、送信時に送信原稿を予め読み取っ
てメモリに記憶し、相手ファクシミリファクシミリ装置
と改選が接続されたときに、前記メモリからデータを送
信するという、いわゆるメモリ送信の指定の有無、電話
の呼び出しベル音量の大小、ファクシミリ装置内のスピ
ーカ(モニター)の音量の大小等の各種設定項目の情報
(設定値)がある。これら設定項目の設定値は、操作パ
ネル21におけるファンクションキー24等のキー操作
にて入力できるものである。
【0016】そして、設定記憶部14aには、工場出荷
時に所定の状態にセットするといういわゆる初期設定値
が消去されずに記憶される。また、後日ユーザー等が任
意の設定値(以下、後設定値という)にセットし直すこ
とが可能であり、この現在設定値(後設定値)も記憶さ
れている。即ち、図4に示すように設定記憶部14aで
は、アドレスA1,A2,A3‥‥ごとに、識別項目
と、その初期設定値と、後設定値と、異同の判別データ
との領域を確保し、それぞれのデータが記憶されるので
ある。
【0017】また、RAM(随時読み書き可能メモリ)
15は、動作実行時の各種データ一時的に記憶させるも
のである。スキャナ16は原稿の画像を読取るものであ
って、その読み取った画像データを送信するために符号
化部17にて符号化し、前記バッファメモリ12にて一
時蓄積したのち伝送する。この場合、ファクシミリ信号
の冗長度を圧縮(抑圧)する方式(冗長度抑圧符号化方
式)としては、ファクシミリ信号の白信号あるいは黒信
号の継続する長さ、すなわちランレングスの統計的性質
に着目して符号化する方法(Modified READ ,MR方式)
が採用される。
【0018】他方、記録手段としてのプリンタ18は、
受信した画像データを記録紙にハードコピーとして記録
するものであり、レーザ光により感光体ドラムに潜像を
形成し、それをトナーを用いて現像し、記録紙に転写、
定着する静電電子写真記録方式や、サーマルヘッドにて
感熱紙に画像を印字するサーマルプリンタ方式等を採用
する。なお、受信された画像データ(アナログ信号)及
び記録のためのドットデータは画像メモリ19にて記憶
するものであり、ダイナミックRAM(DRAM)を用
いることが多い。
【0019】ファクシミリ装置1における通常の受信動
作(リアルタイムで記録を実行する)では、ファクシミ
リ装置1,9間で所定の通信制御手順による信号の授受
を行ってから、送信画像情報を受信し、バッファメモリ
12にて画像データ(アナログ信号)として一旦記憶す
る。この画像データを復号化部20にて復号化(伸長)
し、それを画像メモリ19のビットイメージ記憶エリア
に1ページ単位での記録のためにドットイメージに展開
して書き込む。そして、所定の解像度によりビット展開
し、これを記録手段としてのプリンタ18に送って1ペ
ージ単位で画像化(印刷)するものである。
【0020】代行受信時には、受信した画像データを一
旦画像メモリ19に圧縮データとして格納しておき、記
録時(記録紙出力時)に、同画像メモリ19の残りの領
域に前記同様の解像度を選択してビット展開する。ま
た、前記代行受信時に画像メモリ19に一旦格納された
画像データを、後述するパソコン2の外部記憶装置38
等に伝送して、パソコン2内で前記受信した画像データ
を加工することもできる。
【0021】また、直接送信時には、スキャナ16で送
信原稿を読み取り、符号化部17で符号化してから送信
する。メモリ送信時には、スキャナ16で送信原稿を読
み取って符号化したデータを画像メモリ19に一旦格納
し、その後順次自動的に送信するか、または指定時刻に
送信する。時刻指定送信は、被呼側ファクシミリ装置と
の間で時差があるときやグループ送信(同一原稿を複数
の相手先に送信)する場合に便利である。
【0022】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、設定項目に対する設定値の入力及びリスト出力
の処理について説明する。まず、完成したファクシミリ
装置1を工場内で起動させ、操作パネル21におけるフ
ァンクションキー24等の入力にて所定の設定項目を呼
び出して初期設定値を入力し、前記設定記憶部14に記
憶保持させる(S1)。次に、このファクシミリ装置1
を購入したユーザーが、当該ファクシミリ装置1を起動
させたのち、ユーザーの好みに応じて、変更したい設定
項目における設定値(後設定値)をファンクションキー
24等にて入力する。従って、CPU10では、後設定
値が入力されたか否かを判断し(S2)、後設定値の入
力のない場合には(S2:no)、リスト出力指令が入力
されるまで待機する(S7)。そして、後設定値の入力
があった場合には(S2:yes )、設定記憶部14aに
おける所定の領域に記憶させる(S3)。次いで、前記
後設定値が初期設定値と異なるか同じかを判定し(S
4)、この判定に基づいて前記設定記憶部14aにおけ
る所定の領域に所定の判別データを記憶させる。
【0023】後設定値と初期設定値とが異なる場合には
(S4:yes )、例えば「1」のデータを記憶させる
(S5)。また、後設定値が初期設定値と同じである場
合には(S4:no)、例えば「0」の判別データを記憶
させるのである(S6)。前記S4の判定はCPU10
における判別処理にて実行するものであり、前記S4の
処理が本発明における判別手段に相当する。
【0024】次に、リストの出力の指令があるか否かを
判断し(S7)、リスト出力指令があれば(S7:yes
)、CPU10は、前記設定記憶部14a内のデータ
を読み出して(S8)、プリンタ18を駆動させて、後
述する各実施例のように設定項目については所定の字体
で印字し、これらに対する初期設定値と後設定値とを、
前記判別データに基づいて、互いに異なる字体、もしく
は両者を峻別できる判別マークと共に、もしくは印字す
るインクの色を変えて記録紙30にリスト31を出力す
るのである(S9)。
【0025】図6に示す第1実施例のリスト31では、
記録紙30に印字するインクが1色の場合であって、初
期設定値の箇所には下線(アンダーライン)を付し、後
設定値(現在設定値)の箇所には網模様を付す。これに
より、例えば図6において、設定項目TTIの初期設定
値は下線を付したOFFであるが、後設定値は文字の箇
所に網掛けしたONであるので、両者を明確に峻別する
ことができ、ユーザーが後に入力(セット)した値が初
期設定値と異なるか同じかを、1つのリストを観察する
だけで一目瞭然となる。
【0026】図7に示す第2実施例のリスト31では、
記録紙30に印字するインクが1色の場合であって、初
期設定値の箇所には*印を付し、後設定値(現在設定
値)の箇所には網模様を付す。これによっても、ユーザ
ーが後に入力(セット)した値が初期設定値と異なるか
同じかを、1つのリストを観察するだけで一目瞭然とな
るのである。
【0027】他の実施形態として、後設定値が初期設定
値と異なるときには、少なくとも当該異なる後設定値の
部分と初期設定値の部分とを異なる色彩にて、リスト3
1を記録(出力)するのであり、黒色インクと赤色イン
クとの2色の出力が可能なプリンタ、または、シアン、
マゼンタ、イエローの3原色のインクジェット式プリン
タ等で、記録紙30に複数色乃至多色のカラー印刷でき
る記録手段を備えたファクシミリ装置にあっては、例え
ば、1枚の記録紙30によるリスト31において、初期
設定値の箇所は黒色インクによる文字で印字し、ユーザ
ーが後に変更して入力した後設定値の箇所の文字は赤色
等の別の色のインクにより印刷すれば、良い。
【0028】別の実施例としては、カラー印刷できる記
録手段を備え多値化ファクシミリ装置において、前記後
設定値が初期設定値と異なるときには、初期設定値に対
して所定の色(例えば、赤色)の判別マークを付す一
方、変更された後設定値の部分は別の色(例えば、青
色)で印字するようにしても良いのである。
【0029】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明のファクシミリ装置は、ファクシミリ装置
における各種機能に関する設定項目に対する設定値を入
力する設定入力手段と、初期設定時に入力した初期設定
値と、その後の入力による後設定値とを判別する判別手
段と、設定項目と入力された設定値とを記憶する設定記
憶手段と、設定記憶手段に記憶された設定項目と設定値
とを記録紙に記録する記録手段と、後設定値が初期設定
値と異なるときには、少なくとも当該異なる後設定値の
部分と初期設定値の部分とを峻別して記録するように指
定する特徴指定手段とを備えたものである。
【0030】従って、設定記憶手段では、初期設定値と
後設定値と、その両者の異同の別のデータとが記憶され
ている。そして、後に記録手段で設定記憶手段に記憶さ
れた設定項目と設定値とを記録紙に記録するに際して
は、特徴指定手段により、前記後設定値が初期設定値と
異なるときには、少なくとも当該異なる後設定値の部分
と初期設定値の部分とを峻別して記録するように指定す
ることができるから、1つのリストで、後設定値と初期
設定値との両者の値と共に、その区別もつくので、後日
のメイテナンス作業やユーザーによる設定の確認作業、
誤操作等をなくすることができるという効果を奏するの
である。
【0031】また、請求項2に記載の発明のファクシミ
リ装置は、請求項1記載のファクシミリ装置において、
前記特徴指定手段は、前記後設定値が初期設定値と異な
るときには、少なくとも当該異なる後設定値の部分と初
期設定値の部分とを異なる字体にて記録するか、もしく
は前記いずれか一方に適宜の判別マークを付して記録す
べく指定するように構成したものである。
【0032】このように構成すれば、設定項目等を記録
させた記録紙において、異なった字体の箇所もしくは判
別マークの付された箇所を確認すれば、後設定値が初期
設定値と異なっていると容易に認識できるという効果を
奏する。同様に、請求項3に記載の発明のファクシミリ
装置では、異なる色彩にて記録された箇所を確認するだ
けで、後設定値と初期設定値とが異なっていることが容
易に認識できるのである。
【0033】いずれの発明においても、ファクシミリ装
置における各種機能の設定誤りや、設定作業の二重手間
を無くし、また、設定作業も円滑に実行されるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】操作パネルの詳細図である。
【図3】ファクシミリ装置の機能ブロック図である。
【図4】設定記録部の構成を示す図である。
【図5】本発明の処理のフローチャートである。
【図6】リストの第1実施例を示す図である。
【図7】リストの第2実施例を示す図である。
【図8】従来例のリストを示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 5 NCU 10 CPU 11 モデム 12 バッファメモリ 13 ROM 14 EEPROM 14a 設定記憶部 15 RAM 16 スキャナ 18 プリンタ 21 操作パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置における各種機能に関
    する設定項目に対する設定値を入力する設定入力手段
    と、 初期設定時に入力した初期設定値と、その後の入力によ
    る後設定値とを判別する判別手段と、 前記設定項目と前記入力された設定値とを記憶する設定
    記憶手段と、 前記設定記憶手段に記憶された設定項目と設定値とを記
    録紙に記録する記録手段と、 前記後設定値が初期設定値と異なるときには、少なくと
    も当該異なる後設定値の部分と初期設定値の部分とを峻
    別して記録するように指定する特徴指定手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴指定手段は、前記後設定値が初
    期設定値と異なるときには、少なくとも当該異なる後設
    定値の部分と初期設定値の部分とを異なる字体にて記録
    するか、もしくは前記いずれか一方に適宜の判別マーク
    を付して記録すべく指定するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴指定手段は、前記後設定値が初
    期設定値と異なるときには、少なくとも当該異なる後設
    定値の部分と初期設定値の部分とを異なる色彩にて記録
    すべく指定するように構成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
JP7289616A 1995-11-08 1995-11-08 ファクシミリ装置 Pending JPH09135319A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179113A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US9367259B2 (en) 2012-07-27 2016-06-14 Kyocera Document Solutions Inc. Electronic device mirroring device setting
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US10270931B2 (en) 2016-09-29 2019-04-23 Seiko Epson Corporation Printer and printer control method

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