JPH09326910A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09326910A
JPH09326910A JP8165171A JP16517196A JPH09326910A JP H09326910 A JPH09326910 A JP H09326910A JP 8165171 A JP8165171 A JP 8165171A JP 16517196 A JP16517196 A JP 16517196A JP H09326910 A JPH09326910 A JP H09326910A
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JP8165171A
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English (en)
Inventor
Yuko Ikeda
祐子 池田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファクシミリ送信の際に送信先を間違える場合
があった。そこで、自動発呼により送信先の間違いをな
くす。 【解決手段】マーク検出部83は送信先ファクシミリ番
号を示すマークを付加した画像を送信する際に、スキャ
ナ1が読み取った画像の予め定めた位置からマークを検
出する。マーク判別部84は検出したマークを基に送信
先ファクシミリ番号を判別する。ファクシミリ装置は判
別した送信先ファクシミリ番号を用いて自動発呼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスキャナにより読
み取った画像の中から送信先ファクシミリ番号を示すマ
ークを検出して自動発呼を行うファクシミリ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の中には頻繁にファク
シミリ送信する送信先のファクシミリ番号をワンタッチ
ダイヤルまたは短縮ダイヤルに登録する機能を有し、フ
ァクシミリ送信を行う際に、送信先のファクシミリ番号
を調べなくとも良いようにしている装置がある。
【0003】これらの装置においては、送信先のファク
シミリ番号が変わると、ワンタッチダイヤルまたは短縮
ダイヤルの登録を変更するまでは誤った送信先にファク
シミリ送信する場合もある。
【0004】また、送信先のファクシミリ番号登録の機
能がいくつかあると送信先の指定間違いをする場合があ
る。また、ファクシミリ番号の登録枠が一杯になった場
合には、ユーザが直接送信先ファクシミリ番号を入力し
なければならない場合もあり、送信先ファクシミリ番号
の入力間違いをする場合もある。
【0005】これに対して、例えば特開昭2-87768号公
報に掲載されたファクシミリ装置では送信先のファクシ
ミリ番号を含むOMR画情報を原稿と供に送信し、誤っ
て原稿を送信した場合に送信先で確認できるようにして
いる。また、特開平7-66958号公報に掲載されたファク
シミリ通信方法では中継先のファクシミリ装置に対して
自装置のファクシミリ番号を含むOMR画情報と原稿を
送信し、中継先のファクシミリ装置ではOMR画情報を
基に発信元のファクシミリ装置に発信原稿を返送して、
ファクシミリ送信が確実に行われたかを確認できるよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
2-87768号公報に掲載されたファクシミリ装置及び特開
平7-66958号公報に掲載されたファクシミリ通信方法で
はファクシミリ送信が正しく行われたかを確認すること
はできても、自動発呼することはできないので、送信間
違いをなくすことはできない。
【0007】また、例えばファクシミリ原稿を返送して
欲しい場合であっても、返送先を通知することはでき
ず、返送漏れを防止することはできなかった。
【0008】このため、例えばファクシミリ原稿を返送
して欲しい場合であっても、送信先で返送先が分からな
くなる場合があり、かかる場合には電話等で返送先を確
認するしかなかった。
【0009】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、送信先のファクシミリ番号を示すマ
ークを読み込み自動発呼することにより、送信先の入力
間違いの防止を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、送信先ファクシミリ番号を示すマークを付
加した画像を送信する際に、スキャナが読み取った画像
の予め定めた位置からマークを検出し、検出したマーク
を基に送信先ファクシミリ番号を判別し、判別した送信
先ファクシミリ番号を用いて自動発呼して、送信先のフ
ァクシミリ番号の入力間違い等を防止する。
【0011】また、ファクシミリ装置は、自装置のファ
クシミリ番号を示すマークを送信画像の予め定めた位置
に付加してファクシミリ送信して、送信先の装置で自装
置のファクシミリ番号を示すマークを基に自動発呼でき
るようにする。
【0012】さらに、送信先に通知するファクシミリ番
号をユーザが入力すると、入力したファクシミリ番号を
示すマークを送信画像の予め定めた位置に付加してファ
クシミリ送信して、送信先のファクシミリ装置における
自動発呼先を自由に設定できるようにする。
【0013】さらに、送信先に通知するファクシミリ番
号を示すマークをスキャナから読み取り、読み取ったマ
ークを送信画像の予め定めた位置に付加してファクシミ
リ送信して、送信先のファクシミリ装置における自動発
呼先をマークシート上で確認しながら自由に設定できる
ようにする。
【0014】さらに、送信先に通知するファクシミリ番
号を示すマークを送信画像に付加してファクシミリ送信
するか、別画像としてファクシミリ送信するかの選択を
入力して、ファクシミリ番号を示すマークを付加したく
ないファクシミリ原稿及びファクシミリ番号を示すマー
クを付加できないファクシミリ原稿に対してもファクシ
ミリ番号を示すマークを別途ファクシミリ送信すること
により送信先の装置で自動発呼できるようにする。
【0015】また、ファクシミリ番号を示すマークが予
め定めた位置に付加されていない画像をファクシミリ受
信した場合に、送信元装置から受信したTSI信号を基
に送信元装置のファクシミリ番号を示すマークを予め定
めた位置に設けた画像を作成し、作成した画像をスキャ
ナから読み取ることにより自動発呼を行い、送信元の装
置がファクシミリ番号を示すマークをファクシミリ原稿
に付加する機能を有しない装置であってもファクシミリ
番号の入力間違いを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置は、
ファクシミリ送信する画像に付加した送信先ファクシミ
リ番号を示すマークを用いて自動発呼する自動発呼モー
ドを備え、送信先のファクシミリ番号の入力間違い等を
防止するものである。
【0017】また、ファクシミリ装置は、送信先のファ
クシミリ装置で上記自動発呼をできるように、自ファク
シミリ装置のファクシミリ番号を示すマーク、操作入力
したファクシミリ番号を示すマーク又はスキャナ等読み
取ったファクシミリ番号を示すマークを送信画像に付加
して、又は別画像としてファクシミリ送信するモードを
備える。
【0018】ファクシミリ装置は、例えばスキャナ、プ
ロッタ、画情報記憶部、通信制御部、網制御部、システ
ム制御部及び操作表示部を有する。スキャナは原稿から
ファクシミリ送信する画像を読み取るものである。ま
た、スキャナは光学的マーク読取装置(OMR:Optica
l Mark Reader)の読取部としての働きを備え、マーク
シート上又はファクシミリ送信原稿上の送信先ファクシ
ミリ番号を示すマークを読み取る。プロッタはファクシ
ミリ受信した画像等を印刷する。画情報記憶部はファク
シミリ送信する画像、または、ファクシミリ受信した画
像等を記憶する。通信制御部は画像データの伝送制御を
行う。網制御部は着信及び発呼等の通信網に対する制御
を行う。システム制御部はファクシミリ装置全体の制御
をする部分である。また、システム制御部は、例えばマ
ーク作成部、マーク付加部、マーク検出部、マーク判別
部及びファクシミリ番号設定部を備える。マーク作成部
は、例えば自装置のファクシミリ番号又は操作表示部か
ら入力したファクシミリ番号を示すマークを予め定めた
位置に設けた画像を作成する。マーク付加部はマーク作
成部が作成した画像を送信するファクシミリ原稿の、例
えば先頭部に付加する。マーク検出部は通信制御部を介
して受信した画像の予め定めた位置にマークがあるか否
かを検出する。マーク判別部はマーク検出部がマークを
検出すると、検出したマークの位置からファクシミリ番
号を判別する。ファクシミリ番号設定部はマーク判別部
が判別したファクシミリ番号を送信先ファクシミリ番号
として設定して自動発呼する。
【0019】ユーザが、例えば返送して欲しいファクシ
ミリ原稿を送信する場合、ファクシミリ装置のマーク作
成部は、操作表示部から入力したファクシミリ番号又は
予め設定した自装置のファクシミリ番号等を示すマーク
を予め定めた位置に設けた画像を作成する。マーク付加
部はマーク作成部が作成した画像をファクシミリ送信す
る画像の、例えば先頭部に付加し、通信制御部を介して
ファクシミリ送信する。これにより、送信元ファクシミ
リ装置は送信先で自動発呼する発呼先を自由に設定でき
る。
【0020】さらに、ファクシミリ装置が上記マークを
付加した画像をファクシミリ受信し、例えばユーザが何
らかの書き込みをして画像を返送する場合、マーク検出
部はスキャナが読み取った画像の予め定めた位置からマ
ークを検出し、マーク判別部はマーク検出部が検出した
マークを基に送信先ファクシミリ番号を判別し、ファク
シミリ番号設定部はマーク判別部が判別したファクシミ
リ番号を送信先ファクシミリ番号をして設定して自動発
呼する。これにより、返送先のファクシミリ番号等の入
力間違いを防止することができる。
【0021】さらに、マーク作成部はファクシミリ番号
を含むマークが付加されていない画像をファクシミリ受
信した場合に、送信元装置から受信したTSI信号を基
に送信元ファクシミリ番号を示すマークを予め定めた位
置に設けた画像を作成するようにしても良い。これによ
り、送信元の装置が返送先ファクシミリ番号を示すマー
クをファクシミリ送信する画像に付加する機能を有しな
い装置であっても、送信元のファクシミリ装置に画像を
返送する際のファクシミリ番号の入力間違い等を防止す
ることができる。
【0022】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置の構成図である。図に示すように、ファクシミリ装置
は、スキャナ1、プロッタ2、符号化復号化部3、画情
報記憶部4、通信制御部5、網制御部6、モデム7、シ
ステム制御部8、システム情報記憶部9、ラインバッフ
ァ10及び操作表示部11を有する。スキャナ1はファ
クシミリ送信する画像を読み取る。また、スキャナ1は
光学的マーク読取装置の読取部としての働きを備え、マ
ークシート上又はファクシミリ送信画像上の送信先ファ
クシミリ番号を示すマークを読み取る。プロッタ2はフ
ァクシミリ受信した画像等を印刷する。符号化復号化部
3はファクシミリ送信するファ画像を符号化したり、フ
ァクシミリ受信した画像を復号化したりする。画情報記
憶部4はファクシミリ送信する画像、又は、ファクシミ
リ受信した画像等を記憶する。通信制御部5は画像デー
タの伝送制御を行う。網制御部6は着信及び発呼等の通
信網に対する制御を行う。
【0023】システム制御部8はファクシミリ装置全体
の制御をする部分である。また、システム制御部8は、
例えばマーク作成部81、マーク付加部82、マーク検
出部83、マーク判別部84及びファクシミリ番号設定
部85を備える。マーク作成部81は、例えば自装置の
ファクシミリ番号又は操作表示部11から入力したファ
クシミリ番号を示すマークを予め定めた位置に設けた画
像を作成する。マーク付加部82はマーク作成部81が
作成した画像を送信するファクシミリ原稿の、例えば先
頭部に付加する。マーク検出部83は通信制御部5を介
して受信した画像の予め定めた位置にマークがあるか否
かを検出する。マーク判別部84はマーク検出部83が
マークを検出すると、検出したマークの位置からマーク
が示すファクシミリ番号を判別する。ファクシミリ番号
設定部85はマーク判別部84が判別したファクシミリ
番号を送信先ファクシミリ番号をして設定して自動発呼
する。システム情報記憶部9は送信先のファクシミリ番
号及び動作時刻等のファクシミリ装置が動作するのに必
要な各種パラメータを記憶する。
【0024】上記構成のファクシミリ装置でファクシミ
リ送信する場合の動作について、図2のフローチャート
を参照して説明する。
【0025】ファクシミリ送信する原稿が、例えば返送
を希望するものであり、ユーザがファクシミリ番号を示
すマークを付けてファクシミリ送信することを指定する
と(ステップS1)、ファクシミリ装置は操作表示部1
1を介してマークシートを印刷出力するか否かをユーザ
に問合せる。ユーザがマークシートを出力しないことを
選択すると(ステップS2)、ファクシミリ装置のマー
ク作成部81は自装置のファクシミリ番号を送信先ファ
クシミリ装置に通知するファクシミリ番号として設定す
る(ステップS3)。ファクシミリ装置のユーザが他の
ファクシミリ装置に返送することを希望する場合は(ス
テップS4)、ファクシミリ装置のユーザは操作表示部
11を介して希望するファクシミリ番号を入力し、設定
したファクシミリ番号を変更する(ステップS5)。マ
ーク作成部81このようにして設定したファクシミリ番
号を示すマークを予め定めた位置に設けた画像を作成
し、作成した画像を画情報記憶部4に一時的に記憶す
る。このように、送信先に通知するファクシミリ番号を
自由に設定することができるので、送信先に返送先のフ
ァクシミリ番号を通知することができると供に、返送先
のファクシミリ番号を任意に設定することができる。
【0026】ユーザがマークシートを出力することを選
択すると(ステップS2)、ファクシミリ装置のマーク
作成部81はプロッタ2を介して予め定めたフォーマッ
トのマークシートを印刷出力する(ステップS6)。こ
こで、予め定めたフォーマットのマークシートとは送信
先ファクシミリ番号等をマークする欄及びマークシート
であることを示すマークを備えるマークシートであり、
例えばプログラムROM35に記憶する。ユーザはプロ
ッタ2が印刷出力したマークシートにファクシミリ返送
先のファクシミリ番号を示すマークを記入する(ステッ
プS7)。ユーザが返送先のファクシミリ番号を示すマ
ークを記入したマークシートをスキャナ1にセットし、
操作表示部11を介して読込開始を指示すると、スキャ
ナ1はマークシート上の画像を読み込み、読み込んだ画
像を画情報記憶部4に一時的に記憶する(ステップS
8)。
【0027】その後、ユーザが送信する原稿をスキャナ
1にセットし、ファクシミリ送信の送信先を指定し(ス
テップS9)、操作表示部11上のスタートキー(不図
示)を押下すると(ステップS10)、スキャナ1は原
稿から画像を読み込む(ステップS11)。ユーザが原
稿から読み込んだ画像にファクシミリ番号を示すマーク
を付けてファクシミリ送信することを指定していると
(ステップS12)、マーク付加部82はマーク作成部
81が作成した画像をファクシミリ送信する画像の先頭
部分に付加し、(ステップS13)、ファクシミリ送信
する(ステップS14)。このように、指定したファク
シミリ番号を示すマーク付けてファクシミリ送信するの
で、送信先側のファクシミリ装置は返送先のファクシミ
リ番号を確実に知ることができる。ここで、送信元のフ
ァクシミリ装置では、返送を希望する画像を送信する際
に、その旨をDCS信号を用いて送信先の装置に通知す
るようにしても良い。ファクシミリ送信先のファクシミ
リ装置では、このDCS信号を基に受信した画像が返送
を希望するものであることをユーザに知らせることがで
きる。
【0028】次に、ファクシミリ画像が、例えば返送を
希望するものである旨を示すDCS信号を受信した場合
のファクシミリ受信動作を、図3のフローチャートを参
照して説明する。
【0029】ファクシミリ装置のマーク検出部83は、
例えばファクシミリ画像が返送を希望するものである旨
を示すDCS信号とファクシミリ画像を受信すると、受
信画像の予め定めた位置にマークがあるか否かを検出す
る(ステップS21)。マーク検出部83が受信画像の
予め定めた位置にマークが含まれていないことを検出
し、且つ、マーク自動作成モードが設定されている場合
は(ステップS22)、マーク作成部81はファクシミ
リ送信元からのTSI信号を基に、ファクシミリ送信元
のファクシミリ番号を調べ、調べたファクシミリ番号を
示すマークを予め定めた位置に設けた画像を作成する
(ステップS23)。
【0030】ファクシミリ装置は操作表示部11を介し
てマークシートを印刷出力するか否かをユーザに問合せ
(ステップS24)、ユーザがマークシートの印刷出力
を指定した場合は、上記マークを設けたマークシートを
プロッタ2から印刷出力する(ステップS25)。ユー
ザがマークシートの印刷出力を希望しない場合は、例え
ばマーク付加部82はマーク作成部81が作成した画像
を受信画像の先頭部に付加する(ステップS26)。そ
の後、プロッタ2は受信画像を印刷出力する(ステップ
S27)。このように、受信画像の中に返送先ファクシ
ミリ番号を示すマークが付加されていない場合に、自動
的に返送先ファクシミリ番号を示すマークを予め定めた
位置に設けた画像を作成するので、送信元ファクシミリ
装置が返送先ファクシミリ番号を示すマークを付加する
機能を持たない場合であっても、返送先を自動的に設定
することができる。また、ユーザはマークシートを印刷
するか否かを選択できるので、例えば受信画像にマーク
を付加したくない場合にファクシミリ番号を付加したマ
ークを付けたマークシートを印刷し、受信画像にマーク
を付加しても良い場合にファクシミリ番号を示すマーク
を受信画像に付加するようにすることができる。
【0031】次に、ファクシミリデータを返送する場合
に動作について、図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0032】画像をファクシミリ送信する場合であっ
て、且つ、ユーザが自動発呼モードを選択しない場合は
(ステップS31)、ユーザがファクシミリ番号を操作
表示部11から入力すると(ステップS32)、ファク
シミリ装置のスキャナ1は原稿から送信画像を読み込み
(ステップS39)、操作表示部11から入力したファ
クシミリ番号を用いてファクシミリ送信する。
【0033】これに対して、例えば送信画像が一旦受信
して何らかの書き込み等をした後に返送するものである
場合は、ユーザは、例えば送信先ファクシミリ番号を示
すマークを用いて自動発呼する自動発呼モードを選択す
る。返送する原稿に返送先のファクシミリ番号を示すマ
ークが付加されている場合は(ステップS33)、ユー
ザは原稿をスキャナ1にセットし、スキャナ1は原稿か
ら画像を読み込む(ステップS34)。マーク検出部8
3はスキャナ1が読み込んだ画像の所定の位置からマー
クを検出し(ステップS35)、マーク判別部84はマ
ーク検出部83が検出したマークを基にファクシミリ番
号を判別する(ステップS37)。
【0034】返送する原稿にファクシミリ番号を示すマ
ークが付加されていない場合は(ステップS33)、ユ
ーザは送信先のファクシミリ番号を示すマークが記入さ
れたマークシートをスキャナ1にセットし、スキャナ1
はマークシートから画像を読み込む(ステップS3
6)。ここで、マークシートには、例えば既に説明した
ようにマークシートであることを示すマークが付いてい
るので、マークシートの画像をファクシミリ送信用の画
像と区別することができる。マーク検出部83はスキャ
ナ1が読み込んだ画像の予め定めた位置からマーク検出
する(ステップS37)。マーク判別部84はマーク検
出部83が検出したマークを基にファクシミリ番号を判
別する。ファクシミリ番号設定部85はマーク判別部8
4が判別したファクシミリ番号を発呼先のファクシミリ
番号として設定する(ステップS38)。その後、ファ
クシミリ装置はスキャナ1で原稿上の画像を読み込み
(ステップS39)、自動発呼する(ステップS4
0)。このように、ファクシミリ番号を原稿またはマー
クシートを用いて入力し自動発呼するので、ファクシミ
リ番号の入力間違い等が発生することを防止できる。
【0035】このように、ファクシミリ送信元で返送先
を自由に設定し、間違いなく返送するようにできるの
で、例えば学習塾で問題を生徒に対してファクシミリ送
信し、生徒が回答を記入し、担当者に返送し、担当者が
添削した後に生徒に返送する場合に、返送先の入力間違
いを防止することができる。
【0036】なお、上記実施例ではファクシミリ番号を
示すマークを送信画像に付加してファクシミリ送信する
ようにしたが、ファクシミリ番号を示すマークを予め定
めた位置に設けた画像を別の送信画像としてファクシミ
リ送信するように操作表示部11から指定できるように
しても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、スキャ
ナが読み取った画像の予め定めた位置からマークを検出
し、検出したマークを基に送信先ファクシミリ番号を判
別し、判別した送信先ファクシミリ番号を用いて自動発
呼するので、送信先のファクシミリ番号の入力間違い等
を防止することができる。
【0038】また、自装置のファクシミリ番号を示すマ
ークを送信画像の予め定めた位置に付加してファクシミ
リ送信するので、送信先の装置では画像に付加したマー
クを基に自動発呼できる。
【0039】さらに、ユーザが入力したファクシミリ番
号を示すマークを送信画像の予め定めた位置に付加して
ファクシミリ送信するので、送信先のファクシミリ装置
における自動発呼先を自由に設定できる。
【0040】さらに、ファクシミリ番号を示すマークを
スキャナから読み取り、読み取ったマークを送信画像の
予め定めた位置に付加してファクシミリ送信するので、
マークシート等を用いて確認しながら送信先のファクシ
ミリ装置における自動発呼先を自由に設定できる。
【0041】さらに、ファクシミリ番号を示すマークを
予め定めた位置に設けた画像を送信画像に付加してファ
クシミリ送信するか、別画像としてファクシミリ送信す
るかの選択を入力するので、ファクシミリ番号を示すマ
ークを付加したくないファクシミリ原稿及びファクシミ
リ番号を示すマークを付加できないファクシミリ原稿に
対してもファクシミリ番号を示すマークを別途ファクシ
ミリ送信することにより送信先の装置で自動発呼でき
る。
【0042】また、ファクシミリ番号を示すマークが予
め定めた位置に付加されていない画像をファクシミリ受
信した場合に、送信元装置から受信したTSI信号を基
に送信元装置のファクシミリ番号を示すマークを予め定
めた位置に設けた画像を作成し、作成した画像をスキャ
ナから読み取ることにより自動発呼を行うので、送信元
の装置がファクシミリ番号を示すマークをファクシミリ
原稿に付加する機能を有しない装置であっても返送先の
ファクシミリ番号の入力間違いを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】ファクシミリ送信動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】ファクシミリ受信動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】ファクシミリ返送動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 4 画情報記憶部 5 通信制御部 8 システム制御部 81 マーク作成部 82 マーク付加部 83 マーク検出部 84 マーク判別部 85 ファクシミリ番号設定部 11 操作表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先ファクシミリ番号を示すマークを
    付加した画像を送信する際に、スキャナが読み取った画
    像の予め定めた位置からマークを検出し、検出したマー
    クを基に送信先ファクシミリ番号を判別し、判別した送
    信先ファクシミリ番号を用いて自動発呼することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 自装置のファクシミリ番号を示すマーク
    を送信画像の予め定めた位置に付加してファクシミリ送
    信することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信先に通知するファクシミリ番号をユ
    ーザが入力すると、入力したファクシミリ番号を示すマ
    ークを送信画像の予め定めた位置に付加してファクシミ
    リ送信する請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 送信先に通知するファクシミリ番号を示
    すマークをスキャナから読み取り、読み取ったマークを
    送信画像の予め定めた位置に付加してファクシミリ送信
    する請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 送信先に通知するファクシミリ番号を示
    すマークを送信画像に付加してファクシミリ送信する
    か、別画像としてファクシミリ送信するかの選択を入力
    する請求項2乃至4のいずれかに記載のファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ番号を示すマークが付加さ
    れていない画像をファクシミリ受信した場合に、送信元
    装置から受信したTSI信号を基に送信元装置のファク
    シミリ番号を示すマークを予め定めた位置に設けた画像
    を作成し、作成した画像をスキャナから読み取ることに
    より自動発呼を行う請求項1記載のファクシミリ装置。
JP8165171A 1996-06-06 1996-06-06 ファクシミリ装置 Pending JPH09326910A (ja)

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JP8165171A JPH09326910A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ファクシミリ装置

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JP8165171A JPH09326910A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ファクシミリ装置

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JP8165171A Pending JPH09326910A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH09326910A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990055383A (ko) * 1997-12-27 1999-07-15 구자홍 팩시밀리의 자동다이얼링장치

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KR19990055383A (ko) * 1997-12-27 1999-07-15 구자홍 팩시밀리의 자동다이얼링장치

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