JP3218809B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3218809B2 JP14981793A JP14981793A JP3218809B2 JP 3218809 B2 JP3218809 B2 JP 3218809B2 JP 14981793 A JP14981793 A JP 14981793A JP 14981793 A JP14981793 A JP 14981793A JP 3218809 B2 JP3218809 B2 JP 3218809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に、受信側に設けられた複数の出力先
のうちの任意の出力先に対し、送信側の指定によって送
信文書を出力させることができる出力先指定機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信した文書を受信側の予定の出力先に
出力させることができる出力先指定送信機能を有するフ
ァクシミリ装置が知られている。例えば、機密を保持す
るために受信文書に封をする封緘(封かん)機能を有す
るファクシミリ装置として、送信文書の予定位置に書き
込まれた分類情報によって受信側で受信文書の排出先を
変えていくようにした装置が知られている(特開昭64
−60148号公報)。また、送信側から送信されてく
る拡張機能指示コードに基づいて、受信画像が記録され
た記録紙に複数箇所に分配して格納するようにした装置
も知られている(特開平1−176160号公報)。
【0003】しかしながら、上記の出力先指定送信で
は、送信文書に分類情報を書き込まなければならない不
便さがあった。また、拡張機能指示コードの通知のため
に非標準コマンドが使用されているので、この非標準コ
マンドを解読できる装置、つまり同一機種ないしは同一
メーカで製造された装置同士(以下、自社機という)で
しか出力先の指示を行うことができないという問題点が
あった。
【0004】これに対して、本発明者等は標準コマンド
としてのサブアドレスコマンド(以下、SUBコマンド
という)やパスワードコマンド(以下、PWDコマンド
という)に出力先分類番号や暗証番号を設定できるファ
クシミリ装置を提案し(特願平5−149815号)
自社機間以外でも受信側の出力先を指定して送信文書を
出力することができるようにした。
【0005】上記SUBコマンドやPWDコマンドを使
用した通信において、着呼側では、これらのコマンドの
判断能力があることを示すデジタル識別信号(DISコ
マンド)を通知する必要がある。図3はDISコマンド
のフレーム構成図であり、ファクシミリ情報フィールド
(FIF)にSUBコマンドおよびPWDコマンドのそ
れぞれの判断能力の有無を示すためのビットが設けられ
ている。同図において、7バイト目の最下位ビットには
SUBコマンドの判断能力が割り当てられ、7バイト目
の最下位から2番目のビットにはPWDコマンドの判断
能力が割り当てられている。以下、それぞれのビットを
SUB能力ビットおよびPWD能力ビットという。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の装置にお
いて、前記各コマンドの判断能力有無を示すDISコマ
ンドの各ビットを、ファクシミリ装置の状態や使用の態
様に応じて自在に設定変更できるのがよい。しかしなが
ら、従来の装置では、これら、ファクシミリ装置の状態
や使用の態様に合わせて自動的にビットの設定変更を行
えるようにはなっていなかったため、改善が望まれてい
た。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
互いが自社機であるか否かを問わず出力先指定通信を可
能とするファクシミリ装置において、自機の出力先の状
態に合わせてDISコマンドを作成することができるフ
ァクシミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決し、
目的を達成するための本発明は、指定された出力先に受
信文書を出力する機能を有するファクシミリ装置におい
て、自機の出力先が正常か否かによって出力先の状態を
判断する状態判断手段と、前記状態判断手段によって得
られた判断結果に基づいてサブアドレスコマンド判断能
力を示すビットを設定したDISコマンドを作成するコ
マンド作成手段と、作成されたコマンドを、着呼に応答
して送出する手段とを具備した点に特徴がある。また、
本発明は、状態判断手段で自機の出力先の状態として該
出力先に暗証番号が設定されているか否かを判断し、コ
マンド作成手段では、前記状態判断手段によって得られ
た判断結果に基づいてパスワードコマンド判断能力を示
すビットを設定したDISコマンドを作成する点に第2
の特徴がある。
【0009】
【作用】 上記の特徴を有する本発明によれば、出力先
の状態を判断し、出力先が正常か否かの判断や暗証番号
が設定されているか否かの判断結果に基づいて作成され
たDISコマンドを送信することができる。発呼側で
は、このDISコマンドの内容に基づいて、着呼側が出
力先指定通信能力を有しているか否かを判断することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明にかかるファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。同図において、CPU1
は、システム制御部8に格納されたプログラムに従って
ファクシミリ装置全体を制御し、ファクシミリ伝送制御
手順を実行する。RAM2は制御プログラムの実行に使
用するワークエリアである。操作表示装置3は、テンキ
ーを含むキーボードからなる操作部と液晶パネル(CR
T画面でもよい)の表示部とを有し、該ファクシミリ装
置の動作を指示したり、その指示や動作状態を表示す
る。読取装置4は、送信のための原稿や複写原稿を読取
り、これを電気信号すなわち画情報に変換する。該読取
装置4で読取られた画情報や受信した画情報は画像蓄積
装置7に蓄積される。
【0011】通信制御部9はG3やG4等の通信モード
で通信を制御する機能を有し、モデム10は低速モード
(伝送手順信号用V21インタフェース)と高速モード
(画情報送受信用V27ter 、V29、V33、V17
インタフェース)との機能を備えている。また、網制御
装置11は、網すなわちアナログ回線やデジタル回線な
どへファクシミリ装置を接続するためのもので、自動発
着信機能を備えている。前記画像蓄積装置7に蓄積され
た送信用画情報は前記通信制御部9やモデム10、なら
びに網制御装置11を介して回線に送出される。一方、
画像蓄積装置7に蓄積された受信画情報は印字装置5に
出力されて印字される。画像処理装置6は符号化部およ
び復号化部を備え、それぞれ画情報の符号化および復号
化を行う。システムバス12は、相互にデータを送受す
るためのバスであり、このシステムバス12を介して上
記各部1〜9間のデータの送受が行われる。
【0012】次に、受信文書の出力先の一例を説明す
る。図4は受信側であらかじめ出力先毎に分類番号と暗
証番号とを対応付けて設定した分類テーブルを示す図で
ある。このテーブルは受信側のファクシミリ装置の記憶
手段(RAM2)に格納されるとともに、送信側つまり
出力先指定側のオペレータがこの分類テーブルを把握で
きるようにしておく。同図において、例えばトレイAお
よびトレイBには互いにサイズの異なる記録用紙が格納
されており、出力先指定側のオペレータはトレイAに格
納された用紙で送信文書のプリントがされるようにした
い場合は、分類番号「01」を指示して通信を開始す
る。なお、封緘装置に出力したり親展ボックスに受信さ
せたりする場合には、機密保持のために設けられている
暗証番号を、分類番号とともに指示して通信を開始す
る。
【0013】上記構成によるファクシミリ装置の動作の
例を説明する。図5はこのファクシミリ装置で使用する
プロトコルコマンドであり、図5(a)にはサブアドレ
スコマンド(SUB)のフレーム構成を示し、図5
(b)にはパスワードコマンド(PWD)のフレーム構
成を示す。両コマンドは共に、CCITT T.30で
勧告されているものである。本実施例では、図示のよう
にサブアドレスコマンド(SUB)のファクシミリ情報
フィールド(FIF)には前記出力先の分類番号を設定
し、パスワードコマンド(PWD)のファクシミリ情報
フィールド(FIF)には暗証番号を設定することとし
た。以下、サブアドレスコマンド(SUB)はSUBコ
マンドと呼び、パスワードコマンド(PWD)はPWD
コマンドと呼ぶ。
【0014】まず、上記構成のファクシミリ装置による
送信側つまり出力先指定側としての動作を説明する。図
6および図7において、ステップS30では、SUBコ
マンドの情報すなわち送信文書の出力先分類番号の入力
を促す案内を表示部に出力する。ステップS31では、
入力の有無を判別する。入力があればステップS32に
進み、操作部から入力されたSUBコマンドの情報すな
わち送信文書の出力先分類番号を、SUBコマンドのフ
ァクシミリ情報フィールド(FIF)に設定する。ステ
ップS33では、PWDコマンドの情報すなわち出力先
に対応する暗証番号の入力を促す案内を表示する。ステ
ップS34では、入力の有無を判別する。入力があれば
ステップS35に進み、操作部から入力されたPWDコ
マンドの情報すなわち暗証番号をファクシミリ情報フィ
ールド(FIF)に設定する。
【0015】ステップS36で通信開始指示が検出され
たならば、通信指示とともに入力される宛先識別情報つ
まりダイヤル数字もしくは短縮番号等を記憶する。ステ
ップS37では、SUBコマンドのファクシミリ情報に
データが設定されたか否か、つまり出力先分類番号が設
定されたか否かを判断する。この判断が否定の場合は、
ステップS38に進み、出力先指定通信以外の通常の通
信を行う。
【0016】出力先分類番号がSUBコマンドに設定さ
れたと判断された場合は、ステップS39に進み、前記
宛先情報に従って発呼する。ステップS40では、受信
機から送出されるデジタル識別信号(DIS)を解析
し、能力宣言を確認する。ステップS41では、前記能
力宣言に基づき、受信機がSUBコマンドの判断能力を
有しているか否かを判断する。SUBコマンドの判断能
力を備えていないと判断した場合は、ステップS42に
進んで通信エラーで終了する。ここで、通信エラーの発
生を表示部に表示してもよい。
【0017】受信機がSUBコマンドの判別能力を有し
ていると判断された場合は、ステップS43に進み、P
WDコマンドが入力されたか否かが判断される。PWD
コマンドが入力されていれば、ステップS44に進み、
受信機がPWDコマンドの判断能力を有しているか否か
を判断する。受信機がPWDコマンドの判断能力を有し
ている場合は、ステップS45に進み、前記出力先分類
番号が設定されているSUBコマンドおよびPWDコマ
ンドを送信する。PWDコマンドが入力されていない場
合、もしくは受信機にPWDコマンド判断能力がない場
合は、ステップS46に進んでSUBコマンドのみを送
出する。なお、PWDコマンドが入力されていない場
合、もしくは受信機にPWDコマンド判断能力がない場
合、通信エラ―で終了するようにしてもよい。
【0018】上述の各コマンドの設定手法では、入力さ
れた情報を各コマンドのファクシミリ情報フィールドに
直接展開した例であるが、入力された出力先分類番号や
暗証番号を一旦RAM2に記憶し、各コマンド送出の際
にファクシミリ情報フィールドに展開するようにしても
よい。また、出力先指定通信指示のための入力キーを操
作部に設け、このキーによる指示が入力された場合に、
入力された出力先分類番号や暗証番号をSUBコマンド
やPWDコマンド用の情報として取り込んで記憶するよ
うにしてもよい。
【0019】次に、図8を参照して受信機としての動作
の一例を説明する。同図において、ステップS70で
は、SUBコマンドおよびPWDコマンドを受信してR
AM2に格納する。ステップS71では、前記SUBコ
マンドのファクシミリ情報フィールドから出力先分類番
号を抽出する。ステップS72では、PWDコマンドの
ファクシミリ情報フィールドから暗証番号を抽出する。
ステップS73では、抽出した出力先分類番号によって
前記分類テーブルから出力先を検出し、RAM2に記憶
する。ステップS74では、検出された出力先に暗証番
号が設定されているか否かを判断する。暗証番号が設定
されていれば、ステップS75に進み、出力先に設定さ
れている暗証番号とPWDコマンドから抽出した暗証番
号とが一致しているか否かを判断する。2つの暗証番号
が互いに一致していない場合は、ステップS78に進ん
で通信エラーで終了する。この際に表示部に通信エラー
を表示してもよい。暗証番号が一致したならばステップ
S76に進んで画情報を受信し、さらにステップS77
では、その受信画情報を、指定された出力先に出力す
る。また、ステップS74において、出力先に暗証番号
が設定されていないと判断された場合は、ステップS7
5はスキップしてステップS76に進む。このように、
SUBコマンドから抽出された出力先分類番号に対応す
る出力先に暗証番号が設定されていない場合は、受信し
たPWDコマンドに暗証番号が指定されていても、この
暗証番号の指定は無視される。なお、最初から出力先に
暗証番号を設定しないような場合は、前記ステップS7
4の判断を行う必要はない。
【0020】上記の出力先指定通信のネゴシェーション
例を図9に示す。同図に示すように、SUBコマンドお
よびPWDコマンドはデジタル命令DCSとともに、デ
ジタル識別信号DISに応答して発呼側(送信側)から
着呼側(受信側)に送出される。
【0021】次に、図9および図10のフローチャート
を参照して前記DISコマンドの能力宣言情報の設定動
作について説明する。まず、図10を参照してSUB能
力ビットの設定動作を説明する。ここでは、複数の出力
先のすべてについて異常の有無を判別し、すべての出力
先になんらかの異常が検出された場合にはSUB能力ビ
ット(図3参照)に「0」を設定し、出力先のうちの1
つでも正常に機能するものがあればSUB能力ビットに
「1」を設定する。
【0022】出力先の異常の例としては、トレイに収容
された用紙の不足や紙詰まり(ジャム)、あるいは親展
ボックスのメモリフルなどがある。これらの異常の有無
は周知の検出手段によって検出され、その検出結果つま
り異常有無情報は各出力先毎に分類され、所定のメモリ
手段例えばRAM2にテーブルとして格納される。前記
異常有無情報は、独立の記憶領域に格納してもよいし、
前記分類テーブルに付加して記憶させるようにしてもよ
い。
【0023】図10において、ステップS50では、出
力先の異常有無を記憶しているテーブルから該異常有無
情報を読み出す。ステップS51では、前記異常有無情
報に基づいてAトレイの異常の有無を判断する。正常で
あればステップS56に進んでDISコマンドのSUB
能力ビットに、SUBコマンド判断能力があること、つ
まり出力先指定通信に対応できることを示すデータ
「1」を設定する。Aトレイが異常であればステップS
52に進む。以下、ステップS52〜S54では、ステ
ップS51と同様、Bトレイ、封緘装置、親展ボックス
についてそれぞれ異常の有無が判断される。
【0024】すべての出力先に異常が発生していれば、
ステップS52〜54の判断は肯定となってステップS
55に進み、SUBコマンド判断能力がないこと、つま
り出力先指定通信に対応できないことを示すデータ
「0」を設定する。出力先のうち1つでも正常であれば
ステップS56に進み、SUBコマンド判断能力がある
ことを示すデータ「1」を設定する。ステップS57で
は、SUB能力ビットが上述のように設定されたDIS
コマンドを発呼局へ送信する。
【0025】次に、図11のフローチャートを参照して
前記DISコマンドのPWD能力ビットの設定動作を説
明する。ここでは、複数の出力先のすべてについて暗証
番号設定の有無を判別し、すべての出力先に暗証番号が
設定されていない場合にはPWD能力ビット(図3参
照)に「0」を設定し、出力先のうちの1つにでも暗証
番号が設定されていればPWD能力ビットに「1」を設
定する。例えば前記分類テーブルに暗証番号が設定され
たか否かを示すフラグ手段を各出力先毎に設けておき、
このフラグに基づいて暗証番号の設定有無を判断する。
【0026】図11において、ステップS80では、各
出力手段に対応して設けられている暗証番号有無情報
(例えばフラグの状態)を読み出す。ステップS81で
は、前記暗証番号有無情報に基づいてAトレイに関して
暗証番号の有無を判断する。暗証番号が設定されていれ
ばステップS86に進んでDISコマンドのPWD能力
ビットに、PWDコマンド判断能力があること、つまり
暗証番号判別能力があることを示すデータ「1」を設定
する。Aトレイに暗証番号が設定されていなければステ
ップS82に進む。以下、ステップS82〜S84で
は、ステップS81と同様、Bトレイ、封緘装置、親展
ボックスについてそれぞれ暗証番号の有無が判断され
る。
【0027】すべての出力先に暗証番号が設定されてい
なければ、ステップS82〜84の判断は肯定となって
ステップS85に進み、PWDコマンド判断能力がない
こと、つまり暗証番号判断能力がないことを示すデータ
「0」を設定する。出力先のうち1つにでも暗証番号が
設定されていればステップS86に進み、PWDコマン
ド判断能力があることを示すデータ「1」を設定する。
ステップS87では、PWD能力ビットが上述のように
設定されたDISコマンドを発呼局へ送信する。
【0028】次に、本実施例のファクシミリ装置におけ
るDISコマンド作成に関する要部機能を説明する。図
1において、出力先としてのAトレイ14、Bトレイ1
5、封緘装置16、親展ボックス17には、それぞれ異
常検出部14a,15a、16a、17aが設けられて
いる。これらは用紙の残量を検出するセンサであった
り、給紙経路の予定箇所に設けられる用紙検出センサで
あったりする。これらの異常検出部で検出された各出力
先14〜17の異常有無は異常状態記憶部18に供給さ
れ、異常有無情報として記憶される。また、分類テーブ
ル19には各出力先毎の分類番号や暗証番号が格納され
ている。この分類テーブル19から検出された暗証番号
の有無は暗証番号有無記憶部20に記憶される。なお、
暗証番号有無記憶部20は前記分類テーブルの一部に設
けてもよい。
【0029】状態判別部21は、前記異常状態記憶部1
8および暗証番号有無記憶部20の記憶情報に基づいて
各出力先の異常有無および暗証番号の有無を判別する。
判別結果はDIS作成部22に供給され、該DIS作成
部22では、各出力先の異常有無および暗証番号の有無
の判別結果に基づき、図10、図11に示した手順に従
ってDISコマンドを作成する。DIS作成部22で
は、着呼検出部23から供給される着呼検出信号に応答
してコマンドを作成し、図示しない通信制御部を介して
発呼機に送出する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、出力先の状態、つまり異常の有無や暗証番号
の設定の有無によって、能力宣言のためのDISコマン
ドを作成できる。したがって、他社機である発呼局に対
し、このDISコマンドによってSUBコマンドおよび
PWDコマンドを使用する出力指定送信指示を判断でき
る旨を通知できる。
【0031】出力先に異常が発生している場合や、暗証
番号が設定されていない場合に、DISコマンドによっ
てその旨を一早く発呼局に通知でき、無駄なプロトコル
を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファクシミリ装置の受信機とし
ての要部機能を示すブロック図である。
【図2】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 DISコマンドのフレーム構成図である。
【図4】 出力先分類テーブルの一例を示す図である。
【図5】 SUBコマンドおよびPWDコマンドのフレ
ーム構成図である。
【図6】 本発明の一実施例を示す送信動作(その1)
のフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施例を示す送信動作(その2)
のフローチャートである。
【図8】 本発明の一実施例を示す受信動作のフローチ
ャートである。
【図9】 ネゴシェーション例を示す図である。
【図10】 出力先異常有無判別結果によるDISコマ
ンドの作成動作を示すフローチャートである。
【図11】 暗証番号有無判別結果によるDISコマン
ドの作成動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
19…暗証番号記憶部、 20…暗証番号有無記憶部、
21…状態判別部、22…DIS作成部、 23…着
呼検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−278764(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された出力先に受信文書を出力する
    機能を有するファクシミリ装置において、 自機の出力先が正常か否かによって出力先の状態を判断
    する状態判断手段と、前記 状態判断手段によって得られた判断結果に基づいて
    サブアドレスコマンド判断能力を示すビットを設定した
    DISコマンドを作成するコマンド作成手段と、 作成されたコマンドを、着呼に応答して送出する手段と
    を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 指定された出力先に受信文書を出力する
    機能を有するファクシミリ装置において、 自機の出力先の状態として該出力先に暗証番号が設定さ
    れているか否かを判断する状態判断手段と、 前記状態判断手段によって得られた判断結果に基づいて
    パスワードコマンド判断能力を示すビットを設定したD
    ISコマンドを作成するコマンド作成手段と、 作成されたコマンドを、着呼に応答して送出する手段と
    を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
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