JP3455735B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の外部情報処理装置と接続することができるファク
シミリ装置に関し、より詳しくは、通常ファクシミリ装
置自体で入力すべき設定値の登録のデータを、前記外部
情報処理装置から採り入れることができるファクシミリ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置に、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンという)と信号(デー
タ)を入出力できるインターフェイス(I/Oポート)
を設けておき、パソコンとファクシミリ装置のインター
フェイスとをケーブルで接続し、パソコン側で入力した
画像データをファクシミリ装置に一旦伝送して、該ファ
クシミリ装置から電話回線等を介して他のファクシミリ
装置(以下、相手装置という)に送信したり、逆に相手
装置から受信した画像データをモードの選択によりファ
クシミリ装置を介してパソコン内のメモリ部に蓄積する
というものがあった。この場合は、ファクシミリ装置は
通信用のモデムとしての機能を果たすだけのものであ
る。
【0003】ところで、一般にファクシミリ装置には、
相手先名称と、相手装置(他のファクシミリ装置)の相
手先ダイヤル番号(相手先電話番号)と、これに対応す
るワンタッチダイヤル番号や短縮ダイヤル番号とを予め
記憶させて登録するという短縮ダイヤル登録操作を可能
とするためや、ユーザーの望み(所望)により、発呼側
のファクシミリ装置の名称登録の有無、管理レポート出
力の有無、送信結果レポート出力の有無、電話の呼び出
しベル音量の大小、ファクシミリ装置内のスピーカの音
量の大小などの各種設定値を変更するために、操作パネ
ルには、テンキーや複数個のファンクションキーを備え
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置に設けられた操作パネルにおけるキーの数は
一般に少ない。従って、この限られた数のキーにはそれ
ぞれ幾種類もの機能を付与させているのが一般的である
から、前記ダイヤル登録等の各種設定操作のため、例え
ば、相手先名称等の片仮名、平仮名、漢字、アルファベ
ット文字、数字等の入力のためには、数多くのキーを操
作して設定処理を実行しなければならず、操作方法が非
常に煩わしいという問題があった。
【0005】また、ファクシミリ装置に設けたディスプ
レイ装置も小さいから、一度に表示できる文字数も限ら
れ、確認作業も煩わしいという問題があった。
【0006】他方、パソコンにおける入力装置としての
キーボードは、前記の各種文字や各種ファンクションの
入力用のキーが多く、キー入力操作を行い易いし、且つ
その操作やI/Oポートも標準化されている。さらに、
パソコンにおけるディスプレイ装置も大きいから、文字
表示、確認作業も容易である。
【0007】しかしながら、従来では、パソコンには、
前記のようなダイヤル登録操作等のファクシミリ装置に
対する設定操作のアプリケーションソフトを備えていな
いのが一般的であったから、パソコン側から前記ファク
シミリ装置に対する前記各種の設定を変更することがで
きないという問題があった。
【0008】本発明は、前記問題点を解決すべくなされ
たものであり、パソコンにより、ファクシミリ装置に対
する各種の設定項目の設定値の入力や変更を簡単に行え
るようにしたファクシミリ装置を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置は、パーソナルコンピュ
ータ等の外部情報処理装置と接続することができるI/
Oポートを備えたファクシミリ装置であって、音量,着
信ベルなどの機能に関する設定値を記憶する設定値登録
メモリと、前記設定値登録メモリ内に記憶した前記機能
に関する設定値を前記外部情報処理装置に送信して表示
させるための送信手段と、前記外部情報処理装置にて設
定された前記機能に関する設定値を受信する受信手段
と、前記受信手段にて受信した前記機能に関する設定値
を前記設定値登録メモリに記憶する制御手段とを備えた
ものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1はファクシミリ装置1及びパソコン2の斜
視図、図2はファクシミリ装置の機能ブロック図であ
る。図1及び図2に示すように、本発明のファクシミリ
装置(FAX装置)1(ここでは便宜上発呼側という)
は、入出力ポート(I/Oポート)3及びケーブル4を
介してパソコン2に接続されている。
【0011】この発呼側のファクシミリ装置1は、回線
制御を行うためのネットワーク・コントローラユニット
(NCU)5を介して、電話回線等の外部回線6aに接
続され、この外部回線6aは発呼側の交換機7と電話回
線等の外部回線6b、被呼側の交換機8、電話回線等の
外部回線6cを介して被呼側のファクシミリ装置9に接
続されている。
【0012】ファクシミリ装置1の中核となるCPU1
0は信号バスラインを介して以下の装置各部と接続さ
れ、所定の通信制御手順に従って装置各部を制御してフ
ァクシミリ動作、つまりデータ通信を実行するものであ
る。
【0013】モデム11は、デジタル信号としての画像
情報をアナログ信号に変調し、NCU5を介して外部回
線6aに伝送し、または、外部回線6aを介してNCU
5から送られた画像情報としてのアナログ信号をデジタ
ル信号に復調すると共に伝送制御用の各種信号を送受信
するものであり、バッファメモリ12は、被呼側のファ
クシミリ装置9との間で送受信される符号化された画像
情報を含む各種データを一時的に格納したり、後述する
ような被呼側の電話番号及び名称等のデータを一時的に
格納するための受信バッファメモリ12aや、発呼側の
ファクシミリ装置の名称登録の有無、管理レポート出力
の有無、送信結果レポート出力の有無、電話の呼び出し
ベル音量の大小、ファクシミリ装置内のスピーカの音量
の大小などの各種設定値等のデータを一時的に格納する
ための受信バッファメモリ12b等の複数の領域を有し
ている。
【0014】読み出し専用メモリ(ROM)13は制御
プログラムを格納している。EEPROM(不揮発性メ
モリ)14は、前述の被呼側(相手先)のダイヤル番号
(電話番号)及び相手先名称とワンタッチ番号とのデー
タ、発呼側のファクシミリ装置の名称登録の有無、管理
レポート出力の有無、送信結果レポート出力の有無、電
話の呼び出しベル音量の大小、ファクシミリ装置内のス
ピーカの音量の大小等の各種設定情報を記憶している。
このEEPROM(不揮発性メモリ)14は、ファクシ
ミリ装置1の電源をOFFしたとしても内容が消去しな
いものである。また、随時読み書き可能メモリ(RA
M)15は、動作実行時の各種データ一時的に記憶させ
るものである。スキャナ16は送信すべき原稿の画像を
読取るものであって、その読み取った画像データを送信
するために符号化部17にて符号化し、前記バッファ1
2にて一時蓄積したのち伝送する。この場合、ファクシ
ミリ信号の冗長度を圧縮(抑圧)する方式(冗長度抑圧
符号化方式)としては、ファクシミリ信号の白信号ある
いは黒信号の継続する長さ、すなわちランレングスの統
計的性質に着目して符号化する方法(Modified READ ,
MR方式) が採用される。
【0015】他方、受信した画像データは、プリンタ1
8にて記録紙にハードコピーとして記録するものであ
り、レーザ光により感光体ドラムに潜像を形成し、それ
をトナーを用いて現像し、記録紙に転写、定着する静電
電子写真記録方式や、サーマルヘッドにて感熱紙に画像
を印字するサーマルプリンタ方式等を採用する。なお、
受信された画像データ(アナログ信号)及び記録のため
のドットデータは画像メモリ19にて記憶するものであ
り、ダイナミックRAM(DRAM)を用いることが多
い。
【0016】ファクシミリ装置1における通常の受信動
作(リアルタイムで記録を実行する)では、ファクシミ
リ装置1,9間で所定の通信制御手順による信号の授受
を行ってから、送信画像情報を受信し、バッファメモリ
12にて画像データ(アナログ信号)として一旦記憶す
る。この画像データを復号化部20にて復号化(伸長)
し、それを画像メモリ19のビットイメージ記憶エリア
に1ページ単位での記録のためにドットイメージに展開
して書き込む。そして、所定の解像度によりビット展開
し、これをプリンタ18に送って1ページ単位で画像化
(印刷)するものである。
【0017】代行受信時には、受信した画像データを一
旦画像メモリ19に圧縮データとして格納しておき、記
録時(記録紙出力時)に、同画像メモリ19の残りの領
域に前記同様の解像度を選択してビット展開する。
【0018】また、直接送信時には、スキャナ16で送
信原稿を読み取り、符号化部17で符号化してから送信
する。メモリ送信時には、スキャナ16で送信原稿を読
み取って符号化したデータを画像メモリ19に一旦格納
し、その後順次自動的に送信するか、または指定時刻に
送信する。時刻指定送信は被呼側ファクシミリ装置との
間で時差があるときやグループ送信(同一原稿を複数の
相手先に送信)する場合に便利である。なお、パソコン
に入力された画像データは、符号化したデータであるの
で、このデータは前述の発呼側ファクシミリ装置1の画
像メモリ19に一旦格納した後、送信することができ
る。
【0019】なお、ファクシミリ装置1、9に設けた操
作部21は、当該ファクシミリ装置の動作状態を表示す
る液晶表示部等の表示部22を備えると共にオペレータ
ーが各種の操作を実行するためのテンキー23、ファン
クションキー24、ワンタッチ登録キー25等を備えて
いる(図1参照)。ワンタッチ登録操作は、前記テンキ
ー23とファンクションキー24の所定の操作による相
手先電話番号や相手名称等の入力と、ワンタッチ登録キ
ー25の所定の操作にて実行する。
【0020】図3はパソコン2の機能ブロック図を示
し、マイクロプロセッサ等を含むCPU30と、制御プ
ログラム等を格納させたROM31と、各種データを記
憶させるRAM32と、入出力ポート(インターフェイ
ス)33とからなり、入力部としてのキーボード34及
びマウス35と、出力部としてのディスプレイ36及び
プリンタ37と、入力出力装置としてのファクシミリ装
置1及びハードディスク装置等の外部記憶装置38等と
を接続する。
【0021】次に、ワンタッチダイヤル登録操作につい
て説明する。パソコン2をログオンし、ワンタッチダイ
ヤル登録操作のアプリケーションソフトを起動させる
と、図4に示すように、パソコン2におけるディスプレ
イ36には、ワンタッチダイヤル登録、または短縮ダイ
ヤル登録(Speed Dial) 操作用のウインドウの画面が表
示される。この図4の画面40では番号1〜24のワン
タッチ番号のウインドウ部分41と、その前面の最新の
ワンタッチ登録入力画面42(アクティブウインドウ)
が開いている。
【0022】ここで、ファクシミリ装置1に既に登録
(設定)されているワンタッチ番号やダイヤル番号、相
手先名称を、パソコン2から問い合わせる。現在、ワン
タッチ番号「1」は既に登録(設定)されているものと
すると、図4に示すようにワンタッチ番号「1」の箇所
は二重丸で表示される。この箇所のダイヤル番号、相手
先名称を問い合わせるには、マウス35にてワンタッチ
番号「1」を指定すると、これに対する相手先名称(Na
me) 部分43と、相手先(被呼側)のファクシミリ装置
9のダイヤル番号(電話番号)(Fax Number)部分44と
に、ファクシミリ装置1内のデータが伝送されて表示さ
れる。
【0023】まず、マウス35にてダイヤル番号(電話
番号)(Fax Number)部分44の箇所をクリックし、次い
でアイコン部分41bをクリックすると、図5に示すシ
ーケンス(既登録(既設定値)報告シーケンス)のよう
に、パソコン2側からCMD1=0,01 ? とい
うコマンドがファクシミリ装置(FAX)装置1に送ら
れる。すると、ファクシミリ装置1側から既登録(既設
定値)の内容、相手先ダイヤル番号、例えば"111
1”CR信号(キャリッジリターン信号)が送られ、前
記ダイヤル番号部分44に「1111」が表示される。
次に、マウス35にて相手先名称(Name)部分43をク
リックし、次いでアイコン部分41bをクリックする
と、CMD2=0,01 ?というコマンドがファク
シミリ装置(FAX)装置1に送られる。すると、ファ
クシミリ装置1側から既登録(既設定値)の内容、相手
先名称、例えば"NAGOYA”CRが送られ、前記
相手先名称部分43に「NAGOYA」が表示されるの
である。
【0024】次に、前記、ワンタッチ番号「1」の箇所
の設定内容のうち相手先電話番号(ダイヤル番号)のみ
を変更するには、パソコン2におけるディスプレイ36
の画面40のワンタッチ登録入力画面42のマウス35
にて(電話番号)(Fax Number)部分44をクリックし、
カーソルを移動させ、キーボード34により、1,2,
1,2を入力し、誤りがなければ、ワンタッチ登録入力
画面42のGroup Entrの「OK」の箇所にカーソルを移
動させてクリックすると、一旦そのデータがパソコン2
のRAM32に格納される。次いでアイコン部分41a
をクリックすると、そのデータがファクシミリ装置1側
に送信される。
【0025】即ち、パソコン2からファクシミリ装置1
に、図6に示すようなワンタッチダイヤル登録を実行す
るシーケンスを実行する。この実施例では、パソコン2
にて1件ごとに入力し、その内容をファクシミリ装置1
側に伝送して登録するものであって、パソコン2から
ワンタッチ番号「1」に変更した相手先ダイヤル番号
「1212」を登録指示すると、ファクシミリ装置1
から登録OKの返答が返る。次に、パソコン2からワ
ンタッチ番号「1」に相手先名称「NAGOYA」を登
録指示すると、ファクシミリ装置1から登録OKの返
答が返る。
【0026】このシーケンス〜により、ファクシミ
リ装置1には、ワンタッチ番号「1」に対して、ダイヤ
ル番号「1212」と名称「NAGOYA」とが対のデ
ータで書換え登録完了する。
【0027】図5及び図6において、CMD1は相手先
のダイヤル番号登録コマンドであり、CMD2は相手先
名称登録コマンドであって、パソコン2側から発信する
ときには書換えコマンドということになる。また、前記
各コマンドにおける最初のデータ「0」はワンタッチ登
録であることを示し、次のデータ「01」は登録番号が
「01」であることを示している。
【0028】伝送制御文字としてのCR(キャリッジリ
ターン)が受信されると、受信バッファメモリ12aの
各メモリ領域RAM1,RAM2,RAM3に前記各デ
ータを各情報種類ごとに分割して格納されるものであ
る。ここで、RAM1ではコマンドの種類を格納し、R
AM2ではワンタッチ番号を格納し、RAM3ではダイ
ヤル番号を格納する。
【0029】なお、パソコン2ではアスキーコードにて
前記のデータをファクシミリ装置1に送信し、受信バッ
ファメモリ12aに同じくアスキーコードにて一旦格納
され(図7(a)参照)、次いで、前記各データを、フ
ァクシミリ装置1におけるEEPROM(不揮発性メモ
リ)14内の図7(b)に示すような所定の領域にダイ
ヤル番号を記憶(格納)させる。
【0030】このようにして、ワンタッチ番号と相手先
ダイヤル番号と相手先名称との対のデータを1件毎に書
換え登録できるのである。
【0031】図8は、ファクシミリ装置1におけるコマ
ンドの受理処理のフローチャートを示す。パソコン2か
ら前記データを1バイト受信すると、データ受信割り込
み処理が開始される。まず、受信データを読み込んで受
信バッファメモリ12aまたは12bに格納される(S
1)。伝送制御文字としてのCR信号(キャリッジリタ
ーン信号)の受信がないとき(S2:no)には、データ
受信割り込み処理を終了するので、ワンタッチ登録は実
行されない。
【0032】CR信号が受信されると、換言すれば1つ
のコマンド列の受信が終了すれば(S2:yes )、その
コマンドの種類を判別する(S3、S4)。コマンドの
種類がCMD1であるとき(S3:yes )、前述のよう
に受信バッファメモリ12aのメモリ領域RAM1には
コマンド種類「1」を、RAM2にはワンタッチ番号
を、RAM3にはダイヤル番号を、それぞれ一時格納す
る(S5)。同様に、コマンドの種類がCMD2である
とき(S4:yes )、メモリ領域RAM1にはコマンド
種類「2」を、RAM2にはワンタッチ番号を、RAM
3には相手先名称の文字列を、それぞれ一時格納する
(S6)。
【0033】ワンタッチダイヤル登録の指令であるコマ
ンドCMD1もCMD2も受信されなかったときには
(S4:no)、他の種類のコマンドを受信したか否かを
判断し(S7)、他の種類のコマンドを受信したときに
は(S7:yes )、それに対応する処理を実行する(S
8)。また、他の種類のコマンドも受信しなかったとき
には(S7:no)、受信不良等と判断してファクシミリ
装置1からパソコン2に「ERROR CR」を伝送し
て(S9)、応答するのである。この場合、パソコン2
のディスプレイ36には「ERROR」の表示が出るの
で、オペレーターは再度コマンド入力をすることにな
る。
【0034】図9は、前記第1実施例のファクシミリ装
置1におけるコマンド解釈処理のフローチャートを示
し、コマンド処理が開始されると、まず、受信したコマ
ンドの種類をチェックすべく、RAM1の内容(コマン
ドの種類)を判断する(S81)。ここで、RAM1=
0であれば、いかなるコマンドをも受信していないこと
になる。
【0035】RAM1=1であれば、CMD1なるコマ
ンド(ワンタッチ番号と相手先のダイヤル番号の対のデ
ータを送る指令)ということになるので、登録指示のワ
ンタッチ番号が格納されたRAM2より、格納すべきダ
イヤル番号格納エリアをEEPROM14の所定の領域
からサーチし(S82)、次いで、相手先ダイヤル番号
が格納されたRAM3より、当該ダイヤル番号をEEP
ROM14に記憶させる(S83)。このようにデータ
を格納すると、「OK CR」をパソコン2側に返送す
る(S84)。
【0036】同様に、RAM1=2であれば、CMD2
なるコマンド(ワンタッチ番号と相手先名称(名前)の
文字列の対のデータを送る指令)ということになるの
で、登録指示のワンタッチ番号が格納されたRAM2よ
り、格納すべき相手先名称格納エリアをEEPROM1
4の所定の領域からサーチし(S85)、次いで、相手
先名称が格納されたRAM3より、当該相手先名称の文
字列のデータをEEPROM14の所定の領域に格納す
る(S86)。このようにデータを格納すると、「OK
CR」をパソコン2側に返送する(S87)。
【0037】このようにして、本実施例では、ワンタッ
チ番号と相手先ダイヤル番号と相手先名称との対のデー
タを1件毎に書換え登録できるのである。
【0038】なお、他の種類のコマンドについても所定
の処理を実行する。これらのコマンド処理は、ファクシ
ミリ装置1の定常状態で常に行われている。
【0039】図10〜図12には、ユーザーの所望によ
り種々設定できる他の設定値の書換えの実施例を示し、
図10は既設定(既登録)項目及びその既設定値(既設
定状態)を表示した画面45であって、Pulse Dialing
(プッシュ回線)46はOFF、Auto Redial (自動リ
ダイヤル)47はON、 Speaker Volume (スピーカ音
量)48は Low、Ring Volume (ベル音量)49はHig
h、Number of rings before answer(着信ベル鳴動回数)
50は2回、Fax/Tel Ring Time(着信ベル鳴動時間)
51は20秒と表示されている。これらの内容(デー
タ)は、EEPROM14内に記憶されている。
【0040】図11はファクシミリ装置1からパソコン
2に対して既設定(既登録)項目及びその既設定値の報
告を実行するシーケンスである。ここで、パソコン2側
から、ファクシミリ装置1に対して、既設定項目及びそ
の既設定値を問い合わせる。例えば、パソコン2か
ら、プッシュ回線46に関する既設定報告表示コマンド
CMD10=01 ?をファクシミリ装置1に送ると、
ファクシミリ装置1から“OFF”CRの返答が返
る。次に、パソコン2から自動リダイヤル47に関す
る既設定報告表示コマンドCMD10=02 ?をファ
クシミリ装置1に送ると、ファクシミリ装置1から
“ON”CRの返答が返る。以下同様にしてファクシミ
リ装置1における既設定項目及びその既設定値をパソコ
ン側に知らせることができる。
【0041】次に、プッシュ回線46及びベル音量49
に関する設定項目を変更する場合、図12に示すシーケ
ンスにて、設定項目毎に書換え登録する。即ち、 パ
ソコン2から、プッシュ回線46に関する既設定報告表
示コマンドCMD10=01,“ON”CRをファクシ
ミリ装置1に送ると、ファクシミリ装置1からデータ
受信OKの返答が返る。同様にして、ベル音量49に
関する既設定報告表示コマンドCMD10=04,“L
ow”CRをファクシミリ装置1に送ると、ファクシ
ミリ装置1からデータ受信OKの返答が返るのである。
これらのデータの流れ処理(割り込み処理)及びコマン
ド処理は、前記第1実施例(ワンタッチダイヤル登録)
の場合の図8及び図9と同様であるので説明は省略す
る。なお、書換え(設定変更)する前記設定項目及びそ
の設定値のデータは、受信バッファメモリ12bに一旦
格納されたのち、前記EEPROM14において、ワン
タッチ登録のデータ格納領域と別の領域に格納されるも
のである。
【0042】以上のように、設定値を変更する項目のみ
を指定して至極簡単に書換えすることができる。この場
合、既設定項目のうち変更を要しない部分については、
パソコン2側で指定する必要がない。
【0043】これに反して、パソコン2側で、複数の設
定項目をバッチ処理して、一括して設定値等のデータを
ファクシミリ装置1に伝送するとき、指定しなかった値
は初期値に自動的に設定される等の、いわゆるディフオ
ールト(default)であるときには、当該ファクシミリ装
置1側の既設定項目の設定値をも書換えてしまうことに
なり、却って設定値書換え作業が面倒になるが、本発明
では、設定値を変更する項目のみを指定して設定変更す
るので、誤操作も少なくなる。
【0044】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明の
ファクシミリ装置は、パーソナルコンピュータ等の外部
情報処理装置と接続することのできるI/Oポートを備
えたファクシミリ装置であって、音量,着信ベルなどの
機能に関する設定値を記憶する設定値登録メモリと、前
記設定値登録メモリ内に記憶した前記機能に関する設定
値を前記外部情報処理装置に送信して表示させるための
送信手段と、前記外部情報処理装置にて設定された前記
機能に関する設定値を受信する受信手段と、前記受信手
段にて受信した前記機能に関する設定値を前記設定値登
録メモリに記憶する制御手段とを備えたものである。
【0045】従って、ファクシミリ装置の各種機能の設
定値を記憶する設定値登録メモリから、送信手段を使っ
て、設定値登録メモリ内のデータを外部情報処理装置に
表示させると、文字、数字、記号等の確認が容易にな
る。そして、入力操作のし易い外部情報処理装置で設定
された前記設定値を、ファクシミリ装置内の受信手段で
受入れて、その受信を確認するだけで、当該ファクシミ
リ装置内の処理により、自動的に前記データをファクシ
ミリ装置の内部に保有するように登録処理できる。
【0046】従って、従来のファクシミリ装置による各
種の設定値の登録の困難な操作や確認作業を無くするこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置及びパソコンの斜視図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置の機能ブロック図である。
【図3】パソコンの機能ブロック図である。
【図4】パソコンにおけるディスプレイの第1実施例の
画面である。
【図5】第1実施例のファクシミリ装置内の既登録設定
値を確認するシーケンスである。
【図6】第1実施例のパソコンとファクシミリ装置との
書換え登録シーケンスを示す図である。
【図7】(a)は受信バッファ内のデータの図、(b)
はEEPROM内の記憶領域の図である。
【図8】ファクシミリ装置におけるコマンド受信処理の
フローチャートである。
【図9】コマンド解釈処理のフローチャートである。
【図10】パソコンにおけるディスプレイの第2実施例
の画面である。
【図11】第2実施例のファクシミリ装置内の既登録設
定値を確認するシーケンスである。
【図12】第2実施例のパソコンとファクシミリ装置と
の書換え登録シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 パソコン 5 NCU 10,30 CPU 11 モデム 12 バッファメモリ 12a,12b 受信バッファメモリ 13,31 ROM 14 EEPROM 15,32 RAM 34 キーボード 36 ディスプレイ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部情報処理装置と接続することができ
    るI/Oポートを備えたファクシミリ装置であって、 音量に関する設定値を記憶する設定値登録メモリと、 前記設定値登録メモリ内に記憶した前記音量に関する設
    定値を前記外部情報処理装置に送信して表示させるため
    の送信手段と、 前記外部情報処理装置にて設定された前記音量に関する
    設定値を受信する受信手段と、 前記受信手段にて受信した前記音量に関する設定値を前
    記設定値登録メモリに記憶する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記音量に関する設定値は、スピーカ音
    量またはベル音量であることを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 部情報処理装置と接続することができ
    るI/Oポートを備えたファクシミリ装置であって、 着信ベルに関する設定値を記憶する設定値登録メモリ
    と、 前記設定値登録メモリ内に記憶した前記着信ベルに関す
    る設定値を前記外部情報処理装置に送信して表示させる
    ための送信手段と、 前記外部情報処理装置にて設定された前記着信ベルに関
    する設定値を受信する受信手段と、 前記受信手段にて受信した前記着信ベルに関する設定値
    を前記設定値登録メモリに記憶する制御手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記着信ベルに関する設定値は、着信ベ
    ル鳴動回数または着信ベル鳴動時間であることを特徴と
    する請求項3記載のファクシミリ装置。
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