JP2002247246A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002247246A
JP2002247246A JP2001036911A JP2001036911A JP2002247246A JP 2002247246 A JP2002247246 A JP 2002247246A JP 2001036911 A JP2001036911 A JP 2001036911A JP 2001036911 A JP2001036911 A JP 2001036911A JP 2002247246 A JP2002247246 A JP 2002247246A
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JP2001036911A
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English (en)
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Naoto Kataoka
直人 片岡
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な構成で受信者を容易に特定することが可
能な画像記録装置を提供すること。 【解決手段】送信側からのSUB信号に格納されてきた
サブアドレスに基づいて、「メモリボックスNo」を指
定している。そして、設定キー66の設定に基づいて、
メモリボックスNo毎に異なる形状のスタンプを押印す
るか、メモリボックスNo毎に異なるマーキングの文字
を記録するか、又は発信元情報をメモリボックスNo毎
に異なる色で記録している。その結果、記録紙上のスタ
ンプの形状、マーキングの文字、又は発信元情報の色の
違いに基づいて、メモリボックス81の受信者を特定す
ることができる。つまり、サブアドレス毎に異なる記録
形態に基づいて、メモリボックス81の受信者を容易に
特定することができる。従って、安価な構成で受信者を
容易に特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能付きファ
クシミリ装置等の画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数段の排出トレーを有し、
各排出トレーに異なるサブアドレスを設けたファクシミ
リ装置が提案されている。このような複数段の排出トレ
ーを有するファクシミリ装置は、例えば受信者毎に各排
出トレーを使い分けるためにサブアドレスを用いること
にすれば、記録部で受信画データを記録した後、その記
録済みの記録紙を送信側から指定されたサブアドレスに
対応する排出トレーに排出する。つまり、複数段の排出
トレーを有するファクシミリ装置によれば、記録済みの
記録紙がサブアドレス毎に異なる排出トレーに排出され
るため、複数の受信者宛にFAX受信した場合でも、受
信者を容易に特定することができる。
【0003】一方、受信画データを受信者毎に管理する
ためのメモリボックスを画像メモリに有するファクシミ
リ装置が提案されている。このようなファクシミリ装置
のメモリボックスに画データを送信する場合には、送信
側から受信側のメモリボックスをサブアドレスとしてテ
ンキー等で指定した後、送信先のFAX番号を入力す
る。そして、スタートキーの操作に基づいて、読取部で
原稿の画データを読み取らせて、その画データを受信側
のメモリボックスに送信する。その結果、画データが受
信側のメモリボックスに一旦記憶された後、記録部でメ
モリボックスに受信画データを記憶している旨が記録紙
に記録される。そして、その記録に基づいて、受信側で
メモリボックスがテンキー等で指定されると、その指定
されたメモリボックスから受信画データが読み出され
て、記録部でその受信画データが記録紙に記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数段
の排出トレーを有するファクシミリ装置では、装置の大
型化、ひいては高価格化を伴う問題がある。
【0005】一方、メモリボックスを有するファクシミ
リ装置では、メモリボックスに受信画データを記憶して
からメモリボックスが指定されるまで、受信画データが
記録されない。そのため、即時性が要求される受信画デ
ータを直ちに得られないこともある。また、受信画デー
タが記録紙に記録されるまで、メモリボックスに記憶さ
れたままなので、記憶領域が無駄に消費されるという問
題もある。逆に、メモリボックスを有するファクシミリ
装置であって、排出トレーを1段しか有していない場合
に、受信後直ちに記録する構成とすれば、複数のサブア
ドレスにFAX受信すると、複数受信者宛の記録紙が排
出トレーに積層されるため、受信者を特定することが困
難なこともある。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、安価な構成で受信者
を容易に特定することが可能な画像記録装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、受信画データを記録
紙に記録する記録手段と、ファクシミリ通信制御手順信
号に格納されてきたサブアドレスに基づいて、記録手段
にて受信画データの少なくとも一部をサブアドレス毎に
異なる記録形態で記録紙に記録する制御手段とを備え
た。
【0008】請求項2に記載の発明では、受信画データ
及びサブアドレスに対応するマーキングを記録紙に記録
する記録手段と、ファクシミリ通信制御手順信号に格納
されてきたサブアドレスに基づいて、記録手段にて受信
画データ及びサブアドレス毎に異なるマーキングを記録
紙に記録する制御手段とを備えた。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の画像記録装置において、制御手段は、
記録手段にて受信画データの少なくとも一部又はマーキ
ングをサブアドレス毎に異なる色で記録紙に記録する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像記録装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態を図面を用いて説明する。
【0011】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100及びNC
U110から構成され、各部10〜110がバス120
を介してそれぞれ接続されている。
【0012】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。具体的には、R
AM30は、図2に示すように、「メモリボックスN
o」、「スタンプ」、「マーキング」及び「色」から構
成されるメモリボックス識別テーブルTを記憶してい
る。ここで、「メモリボックスNo」とは、受信者に対
して画像メモリ80の所定領域に設定されるメモリボッ
クスの番号を示す。「スタンプ」とは、「メモリボック
スNo」に対応するスタンプの形状を示す。「マーキン
グ」とは、「メモリボックスNo」に対応するマーキン
グの文字を示す。「色」とは、「メモリボックスNo」
に対応する色を示す。
【0013】図1に示す読取部40は、原稿上の画像を
1ライン分ずつ読み取って、その読み取った画像の画デ
ータを白黒2値化し、その2値化した1ライン分の画デ
ータをコーデック90に順次出力する。
【0014】記録部50は、電子写真方式のカラープリ
ンタよりなり、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クのトナーをそれぞれ収容するトナーケースを備えてい
る。そして、FAX動作において受信画データを、コピ
ー動作において読取部40で読み取った画データを、そ
れぞれ記録紙上に記録する。また、記録部50は、「メ
モリボックス1」、「メモリボックス2」及び「メモリ
ボックス3」のマーキングの文字を記録紙上に記録す
る。さらに、記録部50は、第1〜第3スタンプ部51
〜53を備えている。そして、第1〜第3スタンプ部5
1〜53は、それぞれ「○」、「△」又は「□」の形状
のスタンプを記録紙上に押印する。
【0015】尚、記録部50は、電子写真方式のカラー
プリンタに代えて、シアン、マゼンタ、イエロー及びブ
ラックのインクをそれぞれ収容するインクカセットを備
えたインクジェット方式のカラープリンタであってもよ
い。また、ブラックのトナー(インク)が無い場合に
は、シアン、マゼンタ及びイエローのトナー(インク)
を使用する構成でもよい。
【0016】操作部60は、FAX/コピーキー61、
短縮/電話帳キー62、ワンタッチキー63、テンキー
(*,#キーを含む)64、スタートキー65及び設定
キー66等の各種操作キーを備えている。FAX/コピ
ーキー61は、FAXモード又はコピーモードに設定す
るためのものである。短縮/電話帳キー62は、短縮ダ
イヤルに予め登録されている相手先の電話番号(FAX
番号を含む)を短縮番号(例えば、001)で指定する
ためのものであるとともに、電話帳に予め登録されてい
る相手先の電話番号を検索して登録番号(例えば、00
01)で指定するためのものである。ワンタッチキー6
3は、ワンタッチダイヤルに予め登録されている相手先
の電話番号をワンタッチ番号(例えば、01)で指定す
るためのものである。
【0017】テンキー64は、相手先の電話番号又はコ
ピー部数等を入力するためのものである。スタートキー
65は、FAXの送信原稿又はコピー原稿の読み取り動
作を開始させるためのものである。設定キー66は、メ
モリボックスNo毎に異なる形状のスタンプを押印する
か、メモリボックスNo毎に異なるマーキングの文字を
記録するか、又は発信元情報、つまり発信元名、FAX
番号、日付、時刻及びページ数をメモリボックスNo毎
に異なる色で記録するかを設定するためのものである。
LCD等よりなる表示部70は、複写機能付きファクシ
ミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0018】画像メモリ80は、受信画データや読取部
40で読み取られた画像の画データを一時的に記憶す
る。また、画像メモリ80は、受信者毎に受信画データ
を記憶する複数のメモリボックス81を備えている。コ
ーデック90は、受信画データや読取部40から入力さ
れた画データをMH,MR,MMR,JBIG方式等に
より帯域圧縮して符号化(エンコード)する。又、コー
デック90は、画像メモリ80から読み出された画デー
タを復号(デコード)する。
【0019】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lを
閉結及び開放するとともに、相手先の電話番号に対応し
たダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能を
備えている。
【0020】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おける受信時の動作について、図3に示すフローチャー
トを用いて説明する。尚、この動作は、ROM20に記
憶されたプログラムに基づき、MPU10の制御により
実行される(以下、複写機能付きファクシミリ装置1の
動作について同じ)。
【0021】さて、図3に示すステップS1において、
NCU110で着信を検出すると、ステップS2では、
サブアドレス能力を有している旨をDIS信号に格納し
て相手先に送出する。
【0022】ステップS3では、モデム100でSUB
信号を検出したか否かを判断する。SUB信号を検出し
た場合は、ステップS4に移行する。一方、SUB信号
を検出しなかった場合、つまりメモリボックス81へ記
憶する画データの受信ではない場合は、ステップS8に
移行する。
【0023】ステップS4では、SUB信号に格納され
てきたサブアドレスに基づいて、「メモリボックスN
o」を指定する。ステップS5では、モデム100でP
WD信号を検出したか否かを判断する。PWD信号を検
出した場合、つまり親展受信の場合は、ステップS9に
移行する。一方、PWD信号を検出しなかった場合は、
ステップS6に移行する。
【0024】ステップS6では、前記ステップS4にお
いて指定した「メモリボックスNo」のメモリボックス
81に受信画データを記憶する。ステップS7では、メ
モリボックスNo毎の記録処理を行う。
【0025】前記ステップS3においてSUB信号を検
出しなかった場合、つまりメモリボックス81へ記憶す
る画データの受信ではない場合は、ステップS8で、通
常の受信処理を行う。即ち、画像メモリ80においてメ
モリボックス81以外の記憶領域に受信画データを記憶
する。そして、画像メモリ80からその受信画データを
読み出して、記録部50でその受信画データを記録紙上
に記録する。尚、色の指定がないモノクロFAXの場合
には、受信画データを「黒色」で記録する。一方、カラ
ーFAXの場合には、画データとして指定された色で記
録する。
【0026】前記ステップS5においてPWD信号を検
出した場合、つまり親展受信の場合は、ステップS9
で、親展受信処理を行う。即ち、PWD信号に格納され
てきたパスワードと、SUB信号のサブアドレスに対応
するメモリボックス81のパスワードとが一致する場合
には、SUB信号のサブアドレスに対応するメモリボッ
クス81に受信画データを記憶する。そして、親展者に
よって操作部60からSUB信号のサブアドレスに対応
するメモリボックス81のパスワードが入力された場合
には、SUB信号のサブアドレスに対応するメモリボッ
クス81から受信画データを読み出して、記録部50で
その受信画データを記録紙上に記録する。尚、色の指定
がないモノクロFAXの場合には、受信画データを「黒
色」で記録する。一方、カラーFAXの場合には、画デ
ータとして指定された色で記録する。
【0027】次に、図3に示すステップS7の処理、つ
まりメモリボックスNo毎の記録処理の動作について、
図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4に示
すステップS11及びステップS12では、設定キー6
6の設定に基づいて、メモリボックスNo毎に異なる形
状のスタンプを押印するか、メモリボックスNo毎に異
なるマーキングの文字を記録するか、又は発信元情報を
メモリボックスNo毎に異なる色で記録するかを判断す
る。そして、メモリボックスNo毎に異なる形状のスタ
ンプを押印する場合は、ステップS13に移行する。一
方、メモリボックスNo毎に異なるマーキングの文字を
記録する場合は、ステップS17に移行する。他方、発
信元情報をメモリボックスNo毎に異なる色で記録する
場合は、ステップS22に移行する。
【0028】ステップS13では、メモリボックス識別
テーブルTに基づいて、図3に示すステップS4におい
て指定した「メモリボックスNo」に対応する「スタン
プ」を選択する。具体的には、メモリボックスNoが
「メモリボックス1」の場合には、「○」の形状のスタ
ンプを選択する。
【0029】ステップS14では、図3に示すステップ
S4において指定した「メモリボックスNo」のメモリ
ボックス81から発信元情報を含む1頁分の受信画デー
タを読み出して、モノクロFAXの場合には、記録部5
0でその発信元情報を含む1頁分の受信画データを例え
ば「黒色」で記録紙上に記録する。具体的には、メモリ
ボックスNoが「メモリボックス1」の場合には、「メ
モリボックス1」から読み出した1頁分の受信画データ
を例えば「黒色」で記録紙上に記録する。ちなみに、カ
ラーFAXの場合には、画データとして指定された色で
記録する。
【0030】尚、モノクロFAXの場合において受信画
データを「黒色」で記録する構成に代えて、受信画デー
タをメモリボックスNo毎に異なる色で記録する構成で
もよい。例えば、メモリボックス識別テーブルTに基づ
いて、「メモリボックス1」の場合には受信画データを
「赤色」で、「メモリボックス2」の場合には受信画デ
ータを「青色」で、「メモリボックス3」の場合には受
信画データを「緑色」で、それぞれ記録する構成でもよ
い。このように構成すれば、記録紙上の受信画データの
色の違いに基づいて、メモリボックス81の受信者を特
定することができる。
【0031】ステップS15では、前記ステップS13
において選択した「スタンプ」を第1スタンプ部51で
記録紙上に押印する。即ち、メモリボックスNoが「メ
モリボックス1」の場合には、全白データの部分、つま
り記録紙上の余白部分に「○」の形状のスタンプを例え
ば「黒色」で押印する。具体的には、発信元情報の記録
部分とそれ以外の受信画データの記録を開始する部分と
の間には、通常多少の余白がある。そこで、図5(a)
に示すように、発信元情報とそれ以外の受信画データと
の間の余白部分において、その左端部、つまりスタンプ
と受信画データとが重ならない位置に「○」の形状のス
タンプを例えば「黒色」で押印する。尚、発信元情報と
それ以外の受信画データとの間の余白部分においてその
右端部、又は記録紙の左右下端部のように、スタンプと
受信画データとが重ならない位置にスタンプを押印する
構成でもよい。
【0032】また、スタンプを記録紙上の受信画データ
の色と同じ「黒色」で押印する構成に代えて、スタンプ
を記録紙上の受信画データの色とは異なる色で押印する
構成が好ましい。例えば、メモリボックス識別テーブル
Tに基づいて、「メモリボックス1」の場合には「○」
の形状のスタンプを「赤色」で、「メモリボックス2」
の場合には「△」の形状のスタンプを「青色」で、「メ
モリボックス3」の場合には「□」の形状のスタンプを
「緑色」で、それぞれ押印する構成が好ましい。このよ
うに構成すれば、記録紙上のスタンプの形状の違いに基
づいて、メモリボックス81の受信者を特定することが
できる。しかも、スタンプをメモリボックスNo毎に異
なる色で押印することにより、メモリボックスNo毎の
スタンプの違いがより一層明確になる。従って、1台の
複写機能付きファクシミリ装置1を複数人で共有してい
る場合でも、受信者を容易に特定することができる。
【0033】ステップS16では、受信画データの記録
が終了したか否かを判断する。受信画データの記録が終
了した場合は、この処理を終了する。一方、受信画デー
タの記録がまだ終了していない場合は、前記ステップS
14に戻る。そして、次の1頁分の受信画データについ
て前記ステップS14〜ステップS16の処理を実行す
る。
【0034】前記ステップS12においてメモリボック
スNo毎に異なるマーキングの文字を記録する場合は、
ステップS17で、メモリボックス識別テーブルTに基
づいて、図3に示すステップS4において指定した「メ
モリボックスNo」に対応する「マーキング」を選択す
る。具体的には、メモリボックスNoが「メモリボック
ス2」の場合には、「メモリボックス2」の文字を選択
する。
【0035】ステップS18では、図3に示すステップ
S4において指定した「メモリボックスNo」のメモリ
ボックス81から発信元情報を含む1頁分の受信画デー
タを読み出す。そして、モノクロFAXの場合には、記
録部50でその受信画データのうち、画データとして送
信されてきた発信元情報、つまり発信元名、FAX番
号、日付、時刻及びページ数を例えば「黒色」で記録紙
上に記録する。具体的には、メモリボックスNoが「メ
モリボックス2」の場合には、「メモリボックス2」か
ら読み出した受信画データのうち発信元情報を例えば
「黒色」で記録紙上に記録する。ちなみに、カラーFA
Xの場合には、画データとして指定された色で記録す
る。尚、モノクロFAXの場合において発信元情報を
「黒色」で記録する構成に代えて、発信元情報をメモリ
ボックスNo毎に異なる色で記録する構成でもよい。
【0036】ステップS19では、前記ステップS17
において選択した「マーキング」を記録部50で記録紙
上に記録する。即ち、メモリボックスNoが「メモリボ
ックス2」の場合には、全白データの部分、つまり記録
紙上の余白部分に「メモリボックス2」の文字を例えば
「黒色」で記録する。具体的には、図5(b)に示すよ
うに、発信元情報とそれ以外の受信画データとの間の余
白部分において、その左端部、つまりマーキングと受信
画データとが重ならない位置に「メモリボックス2」の
文字を例えば「黒色」で記録する。尚、発信元情報とそ
れ以外の受信画データとの間の余白部分においてその右
端部、又は記録紙の左右下端部のように、マーキングと
受信画データとが重ならない位置にマーキングを記録す
る構成でもよい。
【0037】また、マーキングを記録紙上の受信画デー
タの色と同じ「黒色」で記録する構成に代えて、マーキ
ングを記録紙上の受信画データの色とは異なる色で記録
する構成が好ましい。例えば、メモリボックス識別テー
ブルTに基づいて、「メモリボックス1」の場合には
「メモリボックス1」の文字を「赤色」で、「メモリボ
ックス2」の場合には「メモリボックス2」の文字を
「青色」で、「メモリボックス3」の場合には「メモリ
ボックス3」の文字を「緑色」で、それぞれ記録する構
成が好ましい。このように構成すれば、記録紙上のマー
キングの文字の違いに基づいて、メモリボックス81の
受信者を特定することができる。しかも、マーキングを
メモリボックスNo毎に異なる色で記録することによ
り、メモリボックスNo毎のマーキングの違いがより一
層明確になる。従って、1台の複写機能付きファクシミ
リ装置1を複数人で共有している場合でも、受信者を容
易に特定することができる。
【0038】さらに、マーキングとして「メモリボック
ス1」〜「メモリボックス3」の文字を記録する構成に
代えて、通信手順上で受け取った情報に基づいて、受信
側で作成した情報を記録する構成でもよい。具体的に
は、通信手順におけるTSI信号に格納されてきた発信
元番号やNSS信号に格納されてきた発信元名に基づい
て、自機電話帳を参照して発信元を特定する。そして、
その特定した発信元名、受信日、受信時刻及びページ数
等の受信側で作成した情報を「黒色」又はメモリボック
スNo毎に異なる色で記録する構成でもよい。
【0039】ステップS20では、モノクロFAXの場
合には、記録部50で発信元情報以外の受信画データを
例えば「黒色」で記録紙上に記録する。ちなみに、カラ
ーFAXの場合には、画データとして指定された色で記
録する。尚、前記ステップS18において発信元情報を
記録した後、前記ステップS19においてマーキングを
記録し、さらに前記ステップS20において発信元情報
以外の受信画データを記録する構成に代えて、次のよう
な構成としてもよい。即ち、前記ステップS17の処理
を実行した後において、マーキングを記録し、その後、
発信元情報を含む受信画データを記録する構成としても
よい。
【0040】ステップS21では、受信画データの記録
が終了したか否かを判断する。受信画データの記録が終
了した場合は、この処理を終了する。一方、受信画デー
タの記録がまだ終了していない場合は、前記ステップS
18に戻る。そして、次の1頁分の受信画データについ
て前記ステップS18〜ステップS21の処理を実行す
る。
【0041】他方、発信元情報をメモリボックスNo毎
に異なる色で記録する場合は、ステップS22で、メモ
リボックス識別テーブルTに基づいて、図3に示すステ
ップS4において指定した「メモリボックスNo」に対
応する「色」を選択する。具体的には、メモリボックス
Noが「メモリボックス3」の場合には、「緑色」を選
択する。
【0042】ステップS23では、図3に示すステップ
S4において指定した「メモリボックスNo」のメモリ
ボックス81から発信元情報を含む1頁分の受信画デー
タを読み出して、モノクロFAXの場合には、前記ステ
ップS22において選択した「色」に基づいて、記録部
50で発信元情報を記録紙上に記録する。具体的には、
図5(c)に示すように、メモリボックスNoが「メモ
リボックス3」の場合には、「メモリボックス3」から
読み出した受信画データのうち発信元情報を「緑色」で
記録紙上に記録する。ちなみに、カラーFAXの場合に
は、画データとして指定された色で記録する。
【0043】ステップS24では、モノクロFAXの場
合には、記録部50で発信元情報以外の受信画データを
例えば「黒色」で記録紙上に記録する。ちなみに、カラ
ーFAXの場合には、画データとして指定された色で記
録する。
【0044】ステップS25では、受信画データの記録
が終了したか否かを判断する。受信画データの記録が終
了した場合は、この処理を終了する。一方、受信画デー
タの記録がまだ終了していない場合は、前記ステップS
23に戻る。そして、次の1頁分の受信画データについ
て前記ステップS23〜ステップS25の処理を実行す
る。
【0045】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)送信側からのSUB信号に格納されてきたサブア
ドレスに基づいて、「メモリボックスNo」を指定して
いる(S4)。そして、設定キー66の設定に基づい
て、メモリボックスNo毎に異なる形状のスタンプを押
印するか(S15)、メモリボックスNo毎に異なるマ
ーキングの文字を記録するか(S19)、又は発信元情
報をメモリボックスNo毎に異なる色で記録している
(S23)。その結果、記録紙上のスタンプの形状、マ
ーキングの文字、又は発信元情報の色の違いに基づい
て、メモリボックス81の受信者を特定することができ
る。つまり、排出トレーを1段しか有していない複写機
能付きファクシミリ装置1において、複数のサブアドレ
スにFAX受信して複数受信者宛の記録紙が排出トレー
に積層されても、サブアドレス毎に異なる記録形態に基
づいて、メモリボックス81の受信者を容易に特定する
ことができる。従って、複数段の排出トレーを有する構
成と比較して安価な構成で受信者を容易に特定すること
ができる。
【0046】(2)加えて、設定キー66の設定に基づ
いて、発信元情報をメモリボックスNo毎に異なる色で
記録する場合には、記録紙上の発信元情報の色の違いに
基づいて、メモリボックス81の受信者を特定すること
ができる。
【0047】(3)さらに、設定キー66の設定に基づ
いて、メモリボックスNo毎に異なる形状のスタンプを
押印するか、メモリボックスNo毎に異なるマーキング
の文字を記録するか、又は発信元情報をメモリボックス
No毎に異なる色で記録している。このため、受信画デ
ータの記録形態を受信者の所望に応じて設定することが
できる。従って、受信者のニーズに応じた複写機能付き
ファクシミリ装置1を提供することができる。
【0048】(4)しかも、受信画データをメモリボッ
クス81に記憶した場合には(S6)、操作部60から
「メモリボックスNo」が指定されなくても、受信画デ
ータを記録紙に記録している(S7)。そのため、即時
性が要求される受信画データを直ちに得ることができ
る。また、受信画データが長時間メモリボックス81に
記憶される訳ではないため、記憶領域が無駄に消費され
ることもない。
【0049】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。・前記実施形態では、
SUB信号に格納されてきたサブアドレスに基づいて、
「メモリボックスNo」を指定して(S4)、その指定
した「メモリボックスNo」のメモリボックス81に受
信画データを一時的に記憶する構成としたが(S6)、
次のような構成としてもよい。即ち、SUB信号に格納
されてきたサブアドレスに基づいて、「メモリボックス
No」を指定した後、メモリボックス81に受信画デー
タを記憶せずに、メモリボックス識別テーブルTに基づ
いて、その指定した「メモリボックスNo」に対応する
「スタンプ」、「マーキング」又は「色」を選択する構
成としてもよい。換言すれば、図3に示すステップS6
を省略して、ステップS5において「NO」と判断した
場合には、ステップS7に移行する構成としてもよい。
【0050】このように構成すれば、受信画データをメ
モリボックス81に記憶する処理及びメモリボックス8
1から受信画データを読み出す処理に関するMPU10
の負担を軽減することができる。従って、受信画データ
を素早く記録することができる。しかも、前記実施形態
と同様に、記録紙上のスタンプの形状、マーキングの文
字、又は発信元情報の色の違いに基づいて、メモリボッ
クス81の受信者を特定することができる。つまり、排
出トレーを1段しか有していない複写機能付きファクシ
ミリ装置1において、複数のサブアドレスにFAX受信
して複数受信者宛の記録紙が排出トレーに積層されて
も、サブアドレス毎に異なる記録形態に基づいて、メモ
リボックス81の受信者を容易に特定することができ
る。従って、複数段の排出トレーを有する構成と比較し
て安価な構成で受信者を容易に特定することができる。
【0051】・受信画データをメモリボックス81に記
憶した後、「メモリボックスNo」がテンキー64から
入力された場合には、そのテンキー64から入力された
「メモリボックスNo」のメモリボックス81から受信
画データを読み出す構成としてもよい。このように構成
すれば、テンキー64からの入力に基づいて、メモリボ
ックス81から読み出された受信画データが記録部50
で記録紙上に記録され、その記録済みの記録紙が排出ト
レーに排出される。ここで、排出トレーに排出された記
録紙には、メモリボックスNo毎に異なる形状のスタン
プが押印されているか、メモリボックスNo毎に異なる
マーキングの文字が記録されているか、又は発信元情報
がメモリボックスNo毎に異なる色で記録されている。
このため、メモリボックスNo毎の記録形態に基づい
て、メモリボックス81の受信者を特定することができ
る。従って、他の受信者の「メモリボックスNo」をテ
ンキー64から誤って入力した場合には、その誤操作を
素早く認識することができる。
【0052】・加えて、テンキー64からの入力に基づ
いて、メモリボックス81から受信画データを読み出す
構成において、画像メモリ80の空き記憶領域が少なく
なった場合には、「メモリボックスNo」がテンキー6
4から入力されなくても、自動的にメモリボックス81
から受信画データを読み出す構成としてもよい。このよ
うに構成すれば、メモリボックス81から読み出された
受信画データが記録部50で記録紙上に記録され、その
記録済みの記録紙が排出トレーに排出される。ここで、
排出トレーに排出された記録紙には、メモリボックスN
o毎に異なる形状のスタンプが押印されているか、メモ
リボックスNo毎に異なるマーキングの文字が記録され
ているか、又は発信元情報がメモリボックスNo毎に異
なる色で記録されている。従って、メモリボックスNo
毎の記録形態に基づいて、メモリボックス81の受信者
を特定することができる。
【0053】・前記実施形態では、受信画データの記録
が終了するまで全頁の記録紙上において、スタンプを押
印するか(S15)、マーキングを記録するか(S1
9)、又は発信元情報をカラーで記録する(S23)構
成としたが、次のような構成としてもよい。即ち、先頭
頁の記録紙上のみにスタンプを押印するか、マーキング
を記録するか、又は発信元情報をカラーで記録する構成
としてもよい。つまり、2頁目以降の記録紙上にはスタ
ンプを押印しない構成、マーキングを記録しない構成、
又は発信元情報をモノクロFAXの場合には例えば「黒
色」で、カラーFAXの場合には画データとして指定さ
れた色で記録する構成である。このように構成すれば、
複数の受信者宛にFAX受信した場合のように、記録紙
が重なって出力されているときでも、先頭頁の記録紙上
のスタンプ、マーキング又は発信元情報の色がモノクロ
FAXの場合には2頁目以降の記録紙とは異なる。従っ
て、先頭頁の記録紙上のスタンプ、マーキング又は発信
元情報の色を目印にして、記録紙を1通信毎に容易に分
けることができる。
【0054】・加えて、先頭頁及び最終頁の記録紙上に
スタンプを押印するか、マーキングを記録するか、又は
発信元情報をカラーで記録する構成としてもよい。この
ように構成すれば、先頭頁及び最終頁の記録紙上のスタ
ンプ、マーキング又は発信元情報の色を目印にして、1
通信分の記録紙を容易に特定することができる。従っ
て、記録紙を1通信毎に容易に分けることができる。
【0055】・前記実施形態では、図4に示すステップ
S15においてメモリボックスNo毎に異なる形状のス
タンプを押印する構成としたが、次のような構成として
もよい。即ち、図6(a)に示すように、同一形状のス
タンプをメモリボックスNo毎に異なる個数押印する構
成、図6(b)に示すように、同一形状のスタンプを記
録紙上においてメモリボックスNo毎に異なる位置に押
印する構成、又は図6(c)に示すように、同一形状且
つメモリボックスNo毎に異なる大きさのスタンプを押
印する構成としてもよい。
【0056】・加えて、図6(d)に示すように、同一
形状のスタンプをメモリボックスNo毎に異なる色で押
印する構成、又は図6(e)に示すように、メモリボッ
クスNo毎に異なる形状のスタンプを異なる色で押印す
る構成としてもよい。
【0057】・さらに、スタンプの形状、個数、位置、
大きさ及び色のいずれか2つ以上を組み合わせて、メモ
リボックスNo毎に異なるスタンプの押印形態をとる構
成としてもよい。
【0058】・前記実施形態では、図4に示すステップ
S19においてメモリボックスNo毎に異なるマーキン
グ、つまり「メモリボックス1」、「メモリボックス
2」又は「メモリボックス3」の文字を記録する構成と
したが、次のような構成としてもよい。即ち、図7
(a)に示すように、メモリボックスNo毎に異なる線
種の「─(ライン)」を記録する構成、図7(b)に示
すように、同一線種のラインをメモリボックスNo毎に
異なる本数記録する構成、図7(c)に示すように、同
一線種のラインを記録紙上においてメモリボックスNo
毎に異なる位置に記録する構成、又は図7(d)に示す
ように、同一線種のラインをメモリボックスNo毎に異
なる太さで記録する構成としてもよい。このように構成
すれば、線種、本数、位置又は太さの違いに基づいて、
メモリボックス81の受信者を特定することができる。
従って、記録部50にカラープリンタを用いなくても、
モノクロプリンタを用いた構成でよい。また、主走査方
向に沿ってラインを記録する構成、又は副走査方向に沿
ってラインを記録する構成のどちらとしてもよい。
【0059】・加えて、図7(e)に示すように、「メ
モリボックス1」、「メモリボックス2」又は「メモリ
ボックス3」の文字をメモリボックスNo毎に異なる色
で記録する構成、図7(f)に示すように、メモリボッ
クスNo毎に異なる線種のラインをメモリボックスNo
毎に異なる色で記録する構成、又は図7(g)に示すよ
うに、同一線種のラインをメモリボックスNo毎に異な
る色で記録する構成としてもよい。
【0060】・さらに、線種、本数、位置、太さ及び色
のいずれか2つ以上を組み合わせて、メモリボックスN
o毎に異なるマーキングの記録形態をとる構成としても
よい。
【0061】・また、メモリボックスNo毎に異なるマ
ーキングとして文字やライン以外に、上記したスタンプ
形状をマーキングとして記録する構成としてもよい。 ・前記実施形態では、図4に示すステップS23におい
て発信元情報、つまり発信元名、FAX番号、日付、時
刻及びページ数をメモリボックスNo毎に異なる色で記
録する構成としたが、次のような構成としてもよい。即
ち、発信元情報の一部、例えば発信元名のみをメモリボ
ックスNo毎に異なる色で記録する構成、発信元情報を
含む全ての受信画データをメモリボックスNo毎に異な
る色で記録する構成としてもよい。尚、送信側から発信
元情報が送出されない場合には、発信元情報をメモリボ
ックスNo毎に異なる色で記録する代わりに、スタンプ
を押印する構成、マーキングを記録する構成、又は受信
画データの少なくとも一部をメモリボックスNo毎に異
なる色で記録する構成としてもよい。
【0062】・受信画データ及びマーキングの文字を
「シアン」、「マゼンタ」又は「イエロー」で記録紙上
に記録する構成でもよい。このように構成すれば、1色
のトナー(インク)を使用して記録するため、1度の記
録で済む。従って、受信画データ及びマーキングの文字
を素早く記録することができる。
【0063】・メモリボックスNo毎に異なる色の色紙
をそれぞれ収容する複数の記録紙カセットを備えるとと
もに、図8(a)に示すように、メモリボックス識別テ
ーブルTにおいて「メモリボックスNo」に対応して
「記録紙カセット」を記憶させた構成としてもよい。そ
して、受信画データをメモリボックス81に記憶した場
合には、メモリボックスNo毎に異なる記録紙カセット
を選択するとともに、受信画データをその記録紙カセッ
ト内の記録紙に記録する構成としてもよい。つまり、メ
モリボックスNo毎に異なる色の色紙上に受信画データ
を記録する構成としてもよい。このように構成すれば、
色紙の色の違いに基づいて、メモリボックス81の受信
者を特定することができる。しかも、記録部50にカラ
ープリンタを用いなくても、モノクロプリンタを用いた
構成でよい。従って、安価な構成で受信者を容易に特定
することができる。
【0064】・加えて、メモリボックスNo毎に異なる
サイズの記録紙をそれぞれ収容する複数の記録紙カセッ
トを備えるとともに、図8(b)に示すように、メモリ
ボックス識別テーブルTにおいて「メモリボックスN
o」に対応して「記録紙カセット」を記憶させた構成と
してもよい。そして、受信画データをメモリボックス8
1に記憶した場合には、メモリボックスNo毎に異なる
記録紙カセットを選択するとともに、受信画データをそ
の記録紙カセット内の記録紙に記録する構成としてもよ
い。つまり、メモリボックスNo毎に異なるサイズの記
録紙上に受信画データを記録する構成としてもよい。但
し、受信画データのサイズをメモリボックスNo毎に異
なるサイズに拡大又は縮小する機能が必要である。この
ように構成すれば、記録紙サイズの違いに基づいて、メ
モリボックス81の受信者を特定することができる。従
って、安価な構成で受信者を容易に特定することができ
る。
【0065】・図8(c)に示すように、メモリボック
ス識別テーブルTにおいて「メモリボックスNo」に対
応して「受信者情報」、例えば「氏名1」、「氏名
2」、「氏名3」等のメモリボックス81の「受信者
名」又は「第1営業部」、「第2営業部」、「第3営業
部」等のメモリボックス81の「受信部署名」を記憶さ
せた構成としてもよい。そして、受信画データをメモリ
ボックス81に記憶した場合には、メモリボックス識別
テーブルTから「メモリボックスNo」に対応する「受
信者情報」を読み出すとともに、受信画データ及び「受
信者情報」を記録紙に記録する構成としてもよい。この
ように構成すれば、安価な構成で「受信者」又は「受信
部署」を容易に特定することができる。
【0066】・送信側と受信側とで時差がある場合に
は、送信側は、送信側の日時を含む発信元情報を受信側
に送信し、受信側は、その発信元情報を含む受信画デー
タ及び受信側の日時を含む受信側情報を記録紙上に記録
する。この受信側の日時を含む受信側情報をメモリボッ
クスNo毎に異なる色で記録する構成としてもよい。
【0067】・前記実施形態では、モノクロのファクシ
ミリ伝送制御手順に基づく通信を行う複写機能付きファ
クシミリ装置1に具体化したが、カラーのファクシミリ
伝送制御手順に基づく通信を行う複写機能付きファクシ
ミリ装置1に具体化してもよい。
【0068】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔1〕受信画データを記録紙に記録するとともに、サブ
アドレスに対応するスタンプを記録紙に押印する記録手
段と、記録手段にて受信画データを記録紙に記録すると
ともに、ファクシミリ通信制御手順信号に格納されてき
たサブアドレスに基づいて、記録手段にてサブアドレス
毎に異なるスタンプを記録紙に押印する制御手段とを備
えた画像記録装置。このように構成すれば、安価な構成
で受信者を容易に特定することができる。
【0069】〔2〕サブアドレス毎に異なる記録紙をそ
れぞれ収容する複数の記録紙カセットと、受信画データ
を記録紙に記録する記録手段と、ファクシミリ通信制御
手順信号に格納されてきたサブアドレスに基づいて、サ
ブアドレス毎に異なる記録紙カセットを選択するととも
に、記録手段にて受信画データをその記録紙カセット内
の記録紙に記録する制御手段とを備えた画像記録装置。
このように構成すれば、安価な構成で受信者を容易に特
定することができる。
【0070】〔3〕サブアドレスに対応する受信者情報
を記憶する記憶手段と、受信画データ及びサブアドレス
に対応する受信者情報を記録紙に記録する記録手段と、
ファクシミリ通信制御手順信号に格納されてきたサブア
ドレスに基づいて、記憶手段からサブアドレスに対応す
る受信者情報を読み出すとともに、記録手段にて受信画
データ及び受信者情報を記録紙に記録する制御手段とを
備えた画像記録装置。このように構成すれば、安価な構
成で受信者を容易に特定することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の発明によれば、安価な構成で受信
者を容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】メモリボックス識別テーブルを示す説明図。
【図3】受信時の動作を示すフローチャート。
【図4】メモリボックスNo毎の記録処理の動作を示す
フローチャート。
【図5】記録済みの記録紙を示す説明図。
【図6】別の実施形態におけるメモリボックス識別テー
ブルを示す説明図。
【図7】別の実施形態におけるメモリボックス識別テー
ブルを示す説明図。
【図8】別の実施形態におけるメモリボックス識別テー
ブルを示す説明図。
【符号の説明】
1…画像記録装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成する記憶手段
としてのRAM、50…記録手段としての記録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB08 AB22 AB42 AC04 AC38 AE14 AF01 AF16 BA00 BA01 BC06 5C075 CA01 CA15 CD25 CF05 FF03 FF90 5C076 AA14 BA02 CA06 5K101 KK01 NN17 NN21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画データを記録紙に記録する記録手
    段と、ファクシミリ通信制御手順信号に格納されてきた
    サブアドレスに基づいて、記録手段にて受信画データの
    少なくとも一部をサブアドレス毎に異なる記録形態で記
    録紙に記録する制御手段とを備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 受信画データ及びサブアドレスに対応す
    るマーキングを記録紙に記録する記録手段と、ファクシ
    ミリ通信制御手順信号に格納されてきたサブアドレスに
    基づいて、記録手段にて受信画データ及びサブアドレス
    毎に異なるマーキングを記録紙に記録する制御手段とを
    備えた画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の画像記録
    装置において、制御手段は、記録手段にて受信画データ
    の少なくとも一部又はマーキングをサブアドレス毎に異
    なる色で記録紙に記録する画像記録装置。
JP2001036911A 2001-02-14 2001-02-14 画像記録装置 Pending JP2002247246A (ja)

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Effective date: 20040615