JPH0946530A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents
カラーファクシミリ装置Info
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- JPH0946530A JPH0946530A JP7197558A JP19755895A JPH0946530A JP H0946530 A JPH0946530 A JP H0946530A JP 7197558 A JP7197558 A JP 7197558A JP 19755895 A JP19755895 A JP 19755895A JP H0946530 A JPH0946530 A JP H0946530A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 白黒原稿、単色以上のカラー原稿、フルカラ
ー原稿が混在した原稿を送信、受信する場合に効率的な
カラーファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 白黒原稿とカラー原稿等が混在した複数
ページの原稿を送信する場合に各ページが白黒原稿かカ
ラー原稿かなどを示す属性が操作/表示部6を介してR
AM3に設定される。CPU1は属性に応じてカラース
キャナ4による各ページの送信原稿の読み取り条件、蓄
積方法を変更する。
ー原稿が混在した原稿を送信、受信する場合に効率的な
カラーファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 白黒原稿とカラー原稿等が混在した複数
ページの原稿を送信する場合に各ページが白黒原稿かカ
ラー原稿かなどを示す属性が操作/表示部6を介してR
AM3に設定される。CPU1は属性に応じてカラース
キャナ4による各ページの送信原稿の読み取り条件、蓄
積方法を変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーファクシミ
リ装置に関する。
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーファクシミリ装置では、送信側で
カラー原稿を読み取ってカラーデータを受信側に送信
し、受信側でカラー画像を記録紙に記録することができ
る。なお、現在、カラーファクシミリ装置はメーカ毎に
試作品を発表している段階である。
カラー原稿を読み取ってカラーデータを受信側に送信
し、受信側でカラー画像を記録紙に記録することができ
る。なお、現在、カラーファクシミリ装置はメーカ毎に
試作品を発表している段階である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラーファ
クシミリ装置により白黒原稿、単色以上のカラー原稿、
フルカラー原稿を送信する場合、読み取り時間等の読み
取り条件や蓄積送信時の蓄積処理時間が異なる。したが
って、白黒原稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー原
稿が混在した原稿の全てのページをフルカラーモードで
読み取り、蓄積送信すると、通信時間や蓄積処理時間が
長くなるという問題点がある。また、相手先である受信
側がカラーファクシミリ装置ではなく、白黒機の場合も
あり、この場合には送信側でカラー処理を行うことは無
駄となる。
クシミリ装置により白黒原稿、単色以上のカラー原稿、
フルカラー原稿を送信する場合、読み取り時間等の読み
取り条件や蓄積送信時の蓄積処理時間が異なる。したが
って、白黒原稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー原
稿が混在した原稿の全てのページをフルカラーモードで
読み取り、蓄積送信すると、通信時間や蓄積処理時間が
長くなるという問題点がある。また、相手先である受信
側がカラーファクシミリ装置ではなく、白黒機の場合も
あり、この場合には送信側でカラー処理を行うことは無
駄となる。
【0004】また、白黒原稿、単色以上のカラー原稿、
フルカラー原稿が混在した原稿を受信した場合に全てフ
ルカラー印刷を行うと、カラーのインクやトナー、カラ
ー感熱紙等が無駄になり、印刷コストが高くなる。ま
た、特にいたずら送信に対して対処することができな
い。
フルカラー原稿が混在した原稿を受信した場合に全てフ
ルカラー印刷を行うと、カラーのインクやトナー、カラ
ー感熱紙等が無駄になり、印刷コストが高くなる。ま
た、特にいたずら送信に対して対処することができな
い。
【0005】また、例えば同報送信時の相手先は、カラ
ーファクシミリ装置の場合もあり、白黒ファクシミリ装
置の場合もある。ここで、RGBの3つのデータを得る
カラースキャナの方式として、1回の走査のものと3回
の走査が必要なものが存在する。そこで、例えば同報相
手先がカラーファクシミリ装置、白黒ファクシミリ装置
にかかわらず対処することができるように、送信原稿を
読み取る場合に2回の読み取りによりカラーデータと白
黒データの両方をメモリに蓄積し、相手先に応じてカラ
ーデータまたは白黒データを選択的に送信することが考
えられる。
ーファクシミリ装置の場合もあり、白黒ファクシミリ装
置の場合もある。ここで、RGBの3つのデータを得る
カラースキャナの方式として、1回の走査のものと3回
の走査が必要なものが存在する。そこで、例えば同報相
手先がカラーファクシミリ装置、白黒ファクシミリ装置
にかかわらず対処することができるように、送信原稿を
読み取る場合に2回の読み取りによりカラーデータと白
黒データの両方をメモリに蓄積し、相手先に応じてカラ
ーデータまたは白黒データを選択的に送信することが考
えられる。
【0006】しかしながら、2回の読み取りを行うと、
読み取り時間、更には蓄積時間が長くなり、また、メモ
リを余分に使用することになる。ここで、メモリを節約
するために例えばカラーファクシミリ装置を優先し、白
黒ファクシミリ装置を後回しにして2回の読み取りは行
うが、メモリには1種類のデータを蓄積することが考え
られる。しかし、このような場合には、重要な相手先が
白黒機の場合もあり、不都合が発生する。
読み取り時間、更には蓄積時間が長くなり、また、メモ
リを余分に使用することになる。ここで、メモリを節約
するために例えばカラーファクシミリ装置を優先し、白
黒ファクシミリ装置を後回しにして2回の読み取りは行
うが、メモリには1種類のデータを蓄積することが考え
られる。しかし、このような場合には、重要な相手先が
白黒機の場合もあり、不都合が発生する。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、白黒原
稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー原稿が混在した
原稿を送信、受信する場合に効率的なカラーファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー原稿が混在した
原稿を送信、受信する場合に効率的なカラーファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明はまた、同一の原稿をカラーファク
シミリ装置と白黒ファクシミリ装置に送信する場合に効
率的なカラーファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
シミリ装置と白黒ファクシミリ装置に送信する場合に効
率的なカラーファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、白黒原稿とカラー原稿等が混在した複
数ページの原稿を送信する場合に各ページの色付きの有
無、すなわち、白黒原稿かカラー原稿かを示す属性を設
定する属性設定手段と、前記属性設定手段により設定さ
れた属性に応じて各ページの送信原稿の読み取り条件を
変更する制御手段とを備えたことを特徴とする。
達成するために、白黒原稿とカラー原稿等が混在した複
数ページの原稿を送信する場合に各ページの色付きの有
無、すなわち、白黒原稿かカラー原稿かを示す属性を設
定する属性設定手段と、前記属性設定手段により設定さ
れた属性に応じて各ページの送信原稿の読み取り条件を
変更する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】第2の手段は、第1の手段において前記属
性設定手段が、送信原稿の各ページの色付きの有無(白
黒原稿かカラー原稿か)を示す属性がマークされたOM
Rシートを有することを特徴とする。
性設定手段が、送信原稿の各ページの色付きの有無(白
黒原稿かカラー原稿か)を示す属性がマークされたOM
Rシートを有することを特徴とする。
【0011】第3の手段は、受信したカラー画像をカラ
ー印刷する相手先を設定する相手先設定手段と、前記相
手先設定手段により設定された相手先から受信したカラ
ー画像をカラー印刷し、設定されていない相手先から受
信したカラー画像を白黒印刷する手段とを備えたことを
特徴とする。
ー印刷する相手先を設定する相手先設定手段と、前記相
手先設定手段により設定された相手先から受信したカラ
ー画像をカラー印刷し、設定されていない相手先から受
信したカラー画像を白黒印刷する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0012】第4の手段は、送信原稿のカラー画像デー
タを記憶する記憶手段と、受信側がカラー機の場合に前
記記憶手段に記憶されたカラー画像データをそのまま送
信し、白黒機の場合に前記記憶手段に記憶されたカラー
画像データを白黒データに変換して送信する手段とを備
えたことを特徴とする。
タを記憶する記憶手段と、受信側がカラー機の場合に前
記記憶手段に記憶されたカラー画像データをそのまま送
信し、白黒機の場合に前記記憶手段に記憶されたカラー
画像データを白黒データに変換して送信する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明に係るカラーファクシミ
リ装置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の操作
/表示部の基本画面を示す説明図、図3は図1のRAM
に設定された属性を示す説明図、図4は送信時の動作を
説明するためのフローチャート、図5は原稿読み取り中
の属性表示画面を示す説明図、図6は図1の操作/表示
部の送信補助画面を示す説明図、図7は属性設定画面を
示す説明図、図8は属性設定用のOMRシートを示す説
明図である。
施例を説明する。図1は本発明に係るカラーファクシミ
リ装置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の操作
/表示部の基本画面を示す説明図、図3は図1のRAM
に設定された属性を示す説明図、図4は送信時の動作を
説明するためのフローチャート、図5は原稿読み取り中
の属性表示画面を示す説明図、図6は図1の操作/表示
部の送信補助画面を示す説明図、図7は属性設定画面を
示す説明図、図8は属性設定用のOMRシートを示す説
明図である。
【0014】図1において、CPU1はこのカラーファ
クシミリ装置全体の制御を行い、特に送受信時に後述す
るように白黒原稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー
原稿の属性に基づいてそれぞれ白黒処理、単色処理、フ
ルカラー処理を選択する制御を行う。CPU1のプログ
ラムはROM2に予め記憶され、RAM3はCPU1の
作業エリアとして用いられる。特にRAM3は図3に示
すように、送受信原稿の各ページが白黒原稿、単色以上
のカラー原稿、フルカラー原稿であるかを示す属性を記
憶するためのエリアを有する。
クシミリ装置全体の制御を行い、特に送受信時に後述す
るように白黒原稿、単色以上のカラー原稿、フルカラー
原稿の属性に基づいてそれぞれ白黒処理、単色処理、フ
ルカラー処理を選択する制御を行う。CPU1のプログ
ラムはROM2に予め記憶され、RAM3はCPU1の
作業エリアとして用いられる。特にRAM3は図3に示
すように、送受信原稿の各ページが白黒原稿、単色以上
のカラー原稿、フルカラー原稿であるかを示す属性を記
憶するためのエリアを有する。
【0015】カラースキャナ4は送信用の白黒原稿、単
色原稿、フルカラー原稿を読み取ってR、G、B信号に
変換し、また、カラープリンタ5は受信した白黒画像、
単色画像、フルカラー画像を記録紙にプリントする。操
作/表示部6はファクシミリ通信に必要な各種操作キー
を有すると共に各種の表示を行い、特に図2、図5に示
すような操作/表示画面を表示する。
色原稿、フルカラー原稿を読み取ってR、G、B信号に
変換し、また、カラープリンタ5は受信した白黒画像、
単色画像、フルカラー画像を記録紙にプリントする。操
作/表示部6はファクシミリ通信に必要な各種操作キー
を有すると共に各種の表示を行い、特に図2、図5に示
すような操作/表示画面を表示する。
【0016】白黒画像処理部7は白黒送信原稿画像と受
信画像の白黒画像処理を行い、カラー画像処理部8はカ
ラー送信原稿画像と受信画像のカラー画像処理を行う。
ここで、カラー画像をファクシミリ送信して受信側でカ
ラー印刷する方法として、送信側から受信側にRGBデ
ータを送信して受信側でYMCKデータに変換する方法
と、送信側でRGBデータをYMCKデータに変換して
送信する方法等が考えられるが、本実施例で前者の方法
として説明する。
信画像の白黒画像処理を行い、カラー画像処理部8はカ
ラー送信原稿画像と受信画像のカラー画像処理を行う。
ここで、カラー画像をファクシミリ送信して受信側でカ
ラー印刷する方法として、送信側から受信側にRGBデ
ータを送信して受信側でYMCKデータに変換する方法
と、送信側でRGBデータをYMCKデータに変換して
送信する方法等が考えられるが、本実施例で前者の方法
として説明する。
【0017】フレームメモリ9はカラースキャナ4によ
り読み取られた原稿画像と、カラープリンタ5によりプ
リントされる受信画像を展開するために用いられ、SA
Fメモリ10はメモリ送信時、メモリ受信時にそれぞれ
送信画像、受信画像を蓄積するために用いられる。圧縮
/伸長部11は送信画像の圧縮処理と、受信画像の伸長
処理を行い、通信制御部12は相手先ファクシミリ装置
との間でファクシミリ通信手順を実行する。NCU(網
制御装置)13は網14の制御を行う。
り読み取られた原稿画像と、カラープリンタ5によりプ
リントされる受信画像を展開するために用いられ、SA
Fメモリ10はメモリ送信時、メモリ受信時にそれぞれ
送信画像、受信画像を蓄積するために用いられる。圧縮
/伸長部11は送信画像の圧縮処理と、受信画像の伸長
処理を行い、通信制御部12は相手先ファクシミリ装置
との間でファクシミリ通信手順を実行する。NCU(網
制御装置)13は網14の制御を行う。
【0018】図1における画像データの流れを簡単に説
明すると、送信時にカラースキャナ4により読み取られ
た画像データは、画像処理部7、8によりフレームメモ
リ9を用いて画像処理され、圧縮/伸長部11により圧
縮され、また、メモリ送信時には圧縮データがSAFメ
モリ10に蓄積される。そして、この圧縮データは通信
制御部12、NCU13、回線14を介して受信側に送
信される。
明すると、送信時にカラースキャナ4により読み取られ
た画像データは、画像処理部7、8によりフレームメモ
リ9を用いて画像処理され、圧縮/伸長部11により圧
縮され、また、メモリ送信時には圧縮データがSAFメ
モリ10に蓄積される。そして、この圧縮データは通信
制御部12、NCU13、回線14を介して受信側に送
信される。
【0019】また、受信時には、相手先からの圧縮画像
データは、回線14、NCU13、通信制御部12を介
して受信し、また、メモリ受信時にはSAFメモリ10
に蓄積される。この圧縮データは圧縮/伸長部11によ
り伸長され、画像処理部7、8によりフレームメモリ9
を用いて画像処理され、カラープリンタ5によりプリン
トアウトされる。
データは、回線14、NCU13、通信制御部12を介
して受信し、また、メモリ受信時にはSAFメモリ10
に蓄積される。この圧縮データは圧縮/伸長部11によ
り伸長され、画像処理部7、8によりフレームメモリ9
を用いて画像処理され、カラープリンタ5によりプリン
トアウトされる。
【0020】このような構成において、操作/表示部6
には図2に示すように、送信原稿の属性として白黒画像
(図のキー21)、単色画像(キー22)、フルカラー
画像(キー23)をページ毎に指定可能な基本画面20
が表示される。そして、ユーザが送信原稿の属性をキー
21〜23によりページ毎に指定すると、図3に示すよ
うにページ毎の属性がRAM3に記憶される。また、こ
のRAM3には、カラー画像を受信した場合にカラー印
刷を行う相手先(CSI等)が操作/表示部6を介して
記憶される。
には図2に示すように、送信原稿の属性として白黒画像
(図のキー21)、単色画像(キー22)、フルカラー
画像(キー23)をページ毎に指定可能な基本画面20
が表示される。そして、ユーザが送信原稿の属性をキー
21〜23によりページ毎に指定すると、図3に示すよ
うにページ毎の属性がRAM3に記憶される。また、こ
のRAM3には、カラー画像を受信した場合にカラー印
刷を行う相手先(CSI等)が操作/表示部6を介して
記憶される。
【0021】そして、この送信原稿の各ページの属性の
設定が行われた後、相手先が指定され、スタートボタン
が押下されると、図4に示すようにページカウンタを
「1」に設定し(ステップS1)、ページカウンタが示
すページの属性をRAM3においてチェックする(ステ
ップS2)。そして、その属性に応じて白黒画像処理
(ステップS3)、単色画像処理(ステップS4)、フ
ルカラー画像処理(ステップS5)を選択し、そのペー
ジの画像処理が完了するとページカウンタをインクリメ
ントする(ステップS6)。次いで送信原稿が未だある
場合にはステップS7からステップS2に戻り、他方、
送信原稿がない場合にはこの送信処理を終了する(ステ
ップS7)。また、読み取り中にはどの属性で読み取っ
ているかを図5に示すような画面21aにおいてキー2
1〜23で表示(図の例では白黒読み取り)することに
よりユーザに確認させる。
設定が行われた後、相手先が指定され、スタートボタン
が押下されると、図4に示すようにページカウンタを
「1」に設定し(ステップS1)、ページカウンタが示
すページの属性をRAM3においてチェックする(ステ
ップS2)。そして、その属性に応じて白黒画像処理
(ステップS3)、単色画像処理(ステップS4)、フ
ルカラー画像処理(ステップS5)を選択し、そのペー
ジの画像処理が完了するとページカウンタをインクリメ
ントする(ステップS6)。次いで送信原稿が未だある
場合にはステップS7からステップS2に戻り、他方、
送信原稿がない場合にはこの送信処理を終了する(ステ
ップS7)。また、読み取り中にはどの属性で読み取っ
ているかを図5に示すような画面21aにおいてキー2
1〜23で表示(図の例では白黒読み取り)することに
よりユーザに確認させる。
【0022】ここで、カラースキャナ4によるカラー原
稿の読み取り方法は、スキャナの構造に応じて1回の走
査でRGBの各色情報を得るものと、R、G、B用の3
回の走査でRGBの各色情報を得るものが有る。そし
て、この読み取り方法の違いと原稿の属性により、フレ
ームメモリ9(又はリングバッファ)の構成が異なる。
稿の読み取り方法は、スキャナの構造に応じて1回の走
査でRGBの各色情報を得るものと、R、G、B用の3
回の走査でRGBの各色情報を得るものが有る。そし
て、この読み取り方法の違いと原稿の属性により、フレ
ームメモリ9(又はリングバッファ)の構成が異なる。
【0023】そこで、ステップS3〜S5に示す各白黒
画像処理、単色画像処理、フルカラー画像処理では、ユ
ーザにより送信原稿のページ毎に指定された属性に応じ
てスキャナ4に対して読み取りモードを指定すると共
に、フレームメモリ9(又はリングバッファ)の構成を
変更することにより白黒原稿、単色以上のカラー原稿、
フルカラー原稿が混在した原稿を送信する場合に読み取
り時間と蓄積時間を短縮することができる。また、属性
をユーザが設定するので、カラー原稿や地肌のみがカラ
ーの原稿であってもユーザの選択により白黒で送信する
ことができ、したがって、メモリの節約、通信時間の短
縮を図ることができる。
画像処理、単色画像処理、フルカラー画像処理では、ユ
ーザにより送信原稿のページ毎に指定された属性に応じ
てスキャナ4に対して読み取りモードを指定すると共
に、フレームメモリ9(又はリングバッファ)の構成を
変更することにより白黒原稿、単色以上のカラー原稿、
フルカラー原稿が混在した原稿を送信する場合に読み取
り時間と蓄積時間を短縮することができる。また、属性
をユーザが設定するので、カラー原稿や地肌のみがカラ
ーの原稿であってもユーザの選択により白黒で送信する
ことができ、したがって、メモリの節約、通信時間の短
縮を図ることができる。
【0024】なお、上記実施例では、ページ毎にユーザ
が属性を設定するように構成したが、代わりに図2に示
す基本画面20の送信補助キー24が押下されると、図
6に示すようにカラー送信ボタン31を有する送信補助
画面30を表示し、このカラー送信ボタン31が押下さ
れると図7に示すような設定画面32により属性毎にペ
ージを指定可能にしてもよい。
が属性を設定するように構成したが、代わりに図2に示
す基本画面20の送信補助キー24が押下されると、図
6に示すようにカラー送信ボタン31を有する送信補助
画面30を表示し、このカラー送信ボタン31が押下さ
れると図7に示すような設定画面32により属性毎にペ
ージを指定可能にしてもよい。
【0025】この場合、属性毎にページを指定する方法
としてページ数をスラッシュやコンマで区切って1ペー
ジ毎に指定するようにしてもよく、また、図6に示すよ
うに同一属性が連続するように指定するようにしてもよ
い。更に、図6に示す方法では、カラー原稿以外に原稿
が存在する場合にはその原稿を白黒原稿と見なすことが
できるので、カラー原稿のページのみを指定するように
してもよい。
としてページ数をスラッシュやコンマで区切って1ペー
ジ毎に指定するようにしてもよく、また、図6に示すよ
うに同一属性が連続するように指定するようにしてもよ
い。更に、図6に示す方法では、カラー原稿以外に原稿
が存在する場合にはその原稿を白黒原稿と見なすことが
できるので、カラー原稿のページのみを指定するように
してもよい。
【0026】また、ユーザがページをテンキー等で指定
する代わりに、図8に示すようにその旨を示すマーク4
1が記入されたOMR(オプティカル・マーク・リー
ダ)シート40を用いることもできる。この場合、ユー
ザは原稿の属性毎に設けられたページ指定欄に「×」印
に記入し、OMRシート上マークを原稿の前に読み取ら
せることにより各ページ毎の属性を指定することができ
る。
する代わりに、図8に示すようにその旨を示すマーク4
1が記入されたOMR(オプティカル・マーク・リー
ダ)シート40を用いることもできる。この場合、ユー
ザは原稿の属性毎に設けられたページ指定欄に「×」印
に記入し、OMRシート上マークを原稿の前に読み取ら
せることにより各ページ毎の属性を指定することができ
る。
【0027】次に、蓄積受信時の動作を説明する。ここ
で、RAM3には、カラー画像を受信した場合にカラー
印刷を行う相手先(CSI等)が操作/表示部6を介し
て記憶されている。そして、受信時にG3通信プロトコ
ルに基づいて送信側からCSIが送られてくると、この
CSIがRAM3に登録されているか否かをチェック
し、次いでカラー画像データが送られてくるとSAFメ
モリ10に蓄積すると共にチェック結果を例えばRAM
3に記憶する。
で、RAM3には、カラー画像を受信した場合にカラー
印刷を行う相手先(CSI等)が操作/表示部6を介し
て記憶されている。そして、受信時にG3通信プロトコ
ルに基づいて送信側からCSIが送られてくると、この
CSIがRAM3に登録されているか否かをチェック
し、次いでカラー画像データが送られてくるとSAFメ
モリ10に蓄積すると共にチェック結果を例えばRAM
3に記憶する。
【0028】そして、印刷出力が指令されると、チェッ
ク結果を参照してカラー印刷を行う相手先である場合に
はカラー印刷を行い、カラー印刷を行う相手先でない場
合にはRGBデータを合成して白黒データを生成し、白
黒印刷を行う。したがって、、ユーザにとってカラー印
刷を行う必要がない相手先からのカラー画像を白黒印刷
するので、印刷コストを減少することができ、特にいた
ずら送信に対して対処することができる。
ク結果を参照してカラー印刷を行う相手先である場合に
はカラー印刷を行い、カラー印刷を行う相手先でない場
合にはRGBデータを合成して白黒データを生成し、白
黒印刷を行う。したがって、、ユーザにとってカラー印
刷を行う必要がない相手先からのカラー画像を白黒印刷
するので、印刷コストを減少することができ、特にいた
ずら送信に対して対処することができる。
【0029】次に、同報先がカラーファクシミリ装置、
白黒ファクシミリ装置の場合について説明する。先ず、
カラースキャナ4は1回の読み取り処理で送信原稿を読
み取り、このRGBデータを圧縮伸長部11により圧縮
してSAFメモリ10に蓄積する。そして、相手先がカ
ラー機の場合にはSAFメモリ10に蓄積された圧縮デ
ータをそのまま送信し、他方、白黒機の場合にはSAF
メモリ10に蓄積された圧縮データを圧縮伸長部11に
より伸長し、白黒画像処理部7によりRGBデータを合
成して2値化することにより白黒データを生成し、この
白黒データを圧縮伸長部11により再度圧縮し、SAF
メモリ10に蓄積して送信することにより、1回の読み
取りでカラーファクシミリ装置と白黒ファクシミリ装置
に同報することができる。
白黒ファクシミリ装置の場合について説明する。先ず、
カラースキャナ4は1回の読み取り処理で送信原稿を読
み取り、このRGBデータを圧縮伸長部11により圧縮
してSAFメモリ10に蓄積する。そして、相手先がカ
ラー機の場合にはSAFメモリ10に蓄積された圧縮デ
ータをそのまま送信し、他方、白黒機の場合にはSAF
メモリ10に蓄積された圧縮データを圧縮伸長部11に
より伸長し、白黒画像処理部7によりRGBデータを合
成して2値化することにより白黒データを生成し、この
白黒データを圧縮伸長部11により再度圧縮し、SAF
メモリ10に蓄積して送信することにより、1回の読み
取りでカラーファクシミリ装置と白黒ファクシミリ装置
に同報することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、白黒原稿とカラー原稿等が混在した複数ペー
ジの原稿を送信する場合に各ページの色付きの有無を示
す属性を設定し、属性に応じて各ページの送信原稿の読
み取り条件を変更するので、読み取り時間と蓄積時間を
短縮することができる。
によれば、白黒原稿とカラー原稿等が混在した複数ペー
ジの原稿を送信する場合に各ページの色付きの有無を示
す属性を設定し、属性に応じて各ページの送信原稿の読
み取り条件を変更するので、読み取り時間と蓄積時間を
短縮することができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、送信原稿の
各ページの色付きの有無を示す属性がマークされたOM
Rシートにより設定するので、ユーザはOMRシートを
読み込ませた後原稿の読み込みを開始させれば、機械の
傍で確認作業を行う必要がなくなり、したがって、快適
な使用環境を実現することができる。
各ページの色付きの有無を示す属性がマークされたOM
Rシートにより設定するので、ユーザはOMRシートを
読み込ませた後原稿の読み込みを開始させれば、機械の
傍で確認作業を行う必要がなくなり、したがって、快適
な使用環境を実現することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、受信したカ
ラー画像をカラー印刷する相手先を設定し、設定されて
いない相手先から受信したカラー画像を白黒印刷するの
で、印刷コストを低減することができ、また、いたずら
送信に対処することができる。
ラー画像をカラー印刷する相手先を設定し、設定されて
いない相手先から受信したカラー画像を白黒印刷するの
で、印刷コストを低減することができ、また、いたずら
送信に対処することができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、送信原稿の
カラー画像データを記憶し、受信側が白黒機の場合にカ
ラー画像データを白黒データに変換して送信するので、
同一の原稿を1回の読み取りでカラーファクシミリ装置
と白黒ファクシミリ装置に送信することができる。
カラー画像データを記憶し、受信側が白黒機の場合にカ
ラー画像データを白黒データに変換して送信するので、
同一の原稿を1回の読み取りでカラーファクシミリ装置
と白黒ファクシミリ装置に送信することができる。
【図1】本発明に係るカラーファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】図1の操作/表示部の基本画面を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】図1のRAMに設定された属性を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】送信時の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図5】原稿読み取り中の属性表示画面を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】図1の操作/表示部の送信補助画面を示す説明
図である。
図である。
【図7】属性設定画面を示す説明図である。
【図8】属性設定用のOMRシートを示す説明図であ
る。
る。
1 CPU 3 RAM 4 カラースキャナ 5 カラープリンタ 6 操作/表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 白黒原稿とカラー原稿等が混在した複数
ページの原稿を送信する場合に各ページの色付きの有無
を示す属性を設定する属性設定手段と、 前記属性設定手段により設定された属性に応じて各ペー
ジの送信原稿の読み取り条件を変更する制御手段と、を
備えたカラーファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記属性設定手段は、送信原稿の各ペー
ジの色付きの有無を示す属性がマークされたOMRシー
トを有することを特徴とする請求項1記載のカラーファ
クシミリ装置。 - 【請求項3】 受信したカラー画像をカラー印刷する相
手先を設定する相手先設定手段と、 前記相手先設定手段により設定された相手先から受信し
たカラー画像をカラー印刷し、設定されていない相手先
から受信したカラー画像を白黒印刷する手段と、を備え
たカラーファクシミリ装置。 - 【請求項4】 送信原稿のカラー画像データを記憶する
記憶手段と、 受信側がカラー機の場合に前記記憶手段に記憶されたカ
ラー画像データをそのまま送信し、白黒機の場合に前記
記憶手段に記憶されたカラー画像データを白黒データに
変換して送信する手段と、を備えたカラーファクシミリ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197558A JPH0946530A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | カラーファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197558A JPH0946530A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | カラーファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946530A true JPH0946530A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16376500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7197558A Pending JPH0946530A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | カラーファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946530A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159566A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP7197558A patent/JPH0946530A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159566A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
JP4551443B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2010-09-29 | 株式会社沖データ | 画像処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |