JP2001312378A - 印刷方法及び印刷システム並びに記憶媒体 - Google Patents

印刷方法及び印刷システム並びに記憶媒体

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JP2001312378A
JP2001312378A JP2000131329A JP2000131329A JP2001312378A JP 2001312378 A JP2001312378 A JP 2001312378A JP 2000131329 A JP2000131329 A JP 2000131329A JP 2000131329 A JP2000131329 A JP 2000131329A JP 2001312378 A JP2001312378 A JP 2001312378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷手段に搭載されている印刷剤に最適
な印刷データが印刷手段に遅れるという優れた印刷環境
を提供することができる印刷方法及び印刷システムを提
供する。 【解決手段】 プリンタ109に搭載されているインク
の種類に応じたコンテンツがプリンタ109に送信され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷方法及びシス
テム並びに印刷システムを制御するための制御プログラ
ムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールサービスとネットワークプリ
ントサービスとは全く別のサービスで、これらは連動し
ていなかった。特に、電子メール機能を持った携帯電話
やPDA(Personal Digital Ass
istants:個人向けペン入力小型情報機器)では
印刷機能を持っておらず、記録に残したい電子メールを
印刷しようとする場合、PC(Personal Co
mputer)をクライアントとしているメールアドレ
スに電子メールを転送し、前記PCに接続されたプリン
タによって印刷しなければならなかった。
【0003】従って、携帯電話やPDAしか持たない電
子メールユーザの場合、受け取った電子メールを印刷す
る手段がなかった。
【0004】また、電子メールにはファイルを添付する
ことができるが、このファイルを開くには、前記PC上
でアプリケーションプログラムを実行することが必要で
ある。
【0005】従って、アプリケーションプログラムを実
行する機能を持たない携帯電話やPDA等を利用してい
る電子メールユーザの場合、受け取った添付ファイルを
参照する手段がなかった。
【0006】また、電子メールには、ホームページアド
レス(URL:User Requirement L
anguage:ユーザ要求言語)を記述することがで
きるが、このアドレスを開くにはPC上でアプリケーシ
ョンプログラムを実行する必要がある。
【0007】従って、アプリケーションプログラムを実
行する機能を持たない携帯電話やPDA等を利用してい
る電子メールユーザの場合、受け取ったURLを参照す
る手段がなかった。
【0008】従って、印刷機能を持たない携帯電話やP
DA等を利用している電子メールユーザは、記録に残し
たい電子メールを受信しても印刷することができない。
また、アプリケーションプログラムを実行する機能を持
たない携帯電話やPDA等を利用している電子メールユ
ーザは、電子メールに添付されたファイルの内容や付加
情報やURLを参照することができないという問題点が
あった。
【0009】そこで、上記問題点を解消するものとし
て、印刷データに変換するアプリケーションサーバと、
前記アプリケーションサーバから通信網を介して印刷デ
ータを受信し、該受信した印刷データをプリンタのイン
ターフェースのデータ形式に変換するプリンタアダプタ
と、前記プリンタアダプタから送られた印刷データを印
刷するプリンタとから構成される印刷システムが、本出
願人によって提案されている。
【0010】この印刷システムでは、印刷機能を持たな
い携帯電話やPDA等を利用している電子メールユーザ
が、記録に残したい電子メールを、予めユーザ登録して
あるアプリケーションサーバにプリンタを指定して転送
する。この電子メールを受信したアプリケーションサー
バは、受信した印刷内容を指定されたプリンタに合う印
刷データに変換する。そして、アプリケーションサーバ
は、印刷データを指定されたプリンタのプリンタアダプ
タに通信網を使って送信する。プリンタアダプタは、送
られた印刷データに対してプロトコル変換を行い、指定
されたプリンタが印刷出力する。
【0011】また、アプリケーションサーバには、予め
添付ファイルを開くための複数のアプリケーションプロ
グラムをインストールしておく。そして、添付ファイル
を開く機能を持たない携帯電話やPDA等を利用してい
る電子メールユーザは、内容を知りたいファイルが添付
されている電子メールを、予め登録してあるアプリケー
ションサーバに対して添付ファイル印刷を指示すると共
に、プリンタを指定して転送する。この電子メールを受
信したアプリケーションサーバは、添付されたファイル
に対応するアプリケーションプログラムを起動して添付
ファイルを開く。更に、アプリケーションサーバは、開
いた添付ファイルの内容を指定されたプリンタに合う印
刷データに変換する。そして、アプリケーションサーバ
は、印刷データを指定されたプリンタのプリンタアダプ
タに通信網を使って送信する。プリンタアダプタは、送
られた印刷データに対してプロトコル変換を行ない、指
定されたプリンタが印刷出力する。
【0012】また、電子メールユーザがURL印刷を指
定した場合には、アプリケーションサーバは、WebB
rowser等のアプリケーションを起動して、所望の
URLを取得後、上記同様にプリンタに合う印刷データ
に変換後、プリンタアダプタに送信する。
【0013】ホームページは、PCから参照されること
を前提としているため、通常カラーで構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の印刷システムにあっては、カラーページを白黒
で疑似的に印刷しているため、ページによっては非常に
見ずらいという問題点があった。
【0015】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、ホームページを印刷する際に印刷
手段に搭載されているインク等の印刷剤に最適な印刷デ
ータが送信されるようにした印刷方法及び印刷システム
を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した本発明の印刷システムを制御するための制
御プログラムを格納した記憶媒体を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載の印刷方法は、受信した電子メ
ールを印刷データに変換する第1変換工程と、前記第1
変換工程から通信網を介して受信した印刷データを送信
する印刷手段のインターフェースのデータ形式に変換す
る第2変換工程と、前記第2変換工程により変換され且
つ送信された印刷データを前記印刷手段により印刷する
印刷工程と、前記印刷手段に搭載されている印刷剤がモ
ノクロであるかカラーであるかを判断する判断工程と、
前記判断工程がモノクロであると判断した場合は前記第
1変換工程がアクセス可能なモノクロ用コンテンツを且
つ前記判断工程がカラーであると判断した場合は前記第
1変換工程がアクセス可能なカラー用コンテンツを前記
印刷手段に送付する送付工程とを有することを特徴とす
る。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2に記載の印刷方法は、請求項1に記載の印刷方法
において、携帯端末から電子メールを使って前記第1変
換工程に前記コンテンツ印刷指示要求を送る送信工程を
有することを特徴とする。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3に記載の印刷方法は、請求項1または2に記載の
印刷方法において、電子メールのアドレスによって印刷
データを印刷出力する印刷手段を選択する選択工程を有
することを特徴とする。
【0020】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4に記載の印刷方法は、請求項1乃至3のいずれか
に記載の印刷方法において、前記印刷データは、電子メ
ール本文、添付ファイルまたはインターネット上のホー
ムページであることを特徴とする。
【0021】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5に記載の印刷方法は、請求項1乃至4のいずれか
に記載の印刷方法において、電子メールのアドレスによ
って印刷出力方法を指示する指示工程を有することを特
徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6に記載の印刷方法は、請求項5に記載の印刷方法
において、前記指示工程は、電子メール本文印刷、添付
ファイル印刷、電子メール本文+添付ファイル印刷及び
URL(User Requirement Lang
uage:ユーザ要求言語)印刷のいずれかを指示する
ことを特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7に記載の印刷方法は、請求項1または3に記載の
印刷方法において、前記印刷手段はプリンタであること
を特徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8に記載の印刷方法は、請求項1に記載の印刷方法
において、前記印刷剤はインクであることを特徴とす
る。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9に記載の印刷システムは、受信した電子メールを
印刷データに変換する第1変換手段と、前記第1変換手
段から通信網を介して受信した印刷データを送信する印
刷手段のインターフェースのデータ形式に変換する第2
変換手段と、前記第2変換手段により変換され且つ送信
された印刷データを印刷する印刷手段と、前記印刷手段
に搭載されている印刷剤がモノクロであるかカラーであ
るかを判断する判断手段と、前記判断手段がモノクロで
あると判断した場合は前記第1変換手段がアクセス可能
なモノクロ用コンテンツを且つ前記判断手段がカラーで
あると判断した場合は前記第1変換手段がアクセス可能
なカラー用コンテンツを前記印刷手段に送付する送付手
段とを有することを特徴とする。
【0026】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10に記載の印刷システムは、請求項9に記載の印
刷システムにおいて、前記第1変換手段はアプリケーシ
ョンサーバであることを特徴とする。
【0027】また、上記第1の目的を達成するために請
求項11に記載の印刷システムは、請求項9に記載の印
刷システムにおいて、前記第2変換手段はプリンタアダ
プタであることを特徴とする。
【0028】また、上記第1の目的を達成するために請
求項12に記載の印刷システムは、請求項9乃至11の
いずれかに記載の印刷システムにおいて、携帯端末から
電子メールを使って前記第1変換手段に前記コンテンツ
印刷指示要求を送る送信手段を有することを特徴とす
る。
【0029】また、上記第1の目的を達成するために請
求項13に記載の印刷システムは、請求項9乃至12の
いずれかに記載の印刷システムにおいて、電子メールの
アドレスによって印刷データを印刷出力する印刷手段を
選択する選択手段を有することを特徴とする。
【0030】また、上記第1の目的を達成するために請
求項14に記載の印刷システムは、請求項9または13
に記載の印刷システムにおいて、前記印刷データは、電
子メール本文、添付ファイルまたはインターネット上の
ホームページであることを特徴とする。
【0031】また、上記第1の目的を達成するために請
求項15に記載の印刷システムは、請求項9乃至14の
いずれかに記載の印刷システムにおいて、電子メールの
アドレスによって印刷出力方法を指示する指示手段を有
することを特徴とする。
【0032】また、上記第1の目的を達成するために請
求項16に記載の印刷システムは、請求項15に記載の
印刷システムにおいて、前記指示手段は、電子メール本
文印刷、添付ファイル印刷、電子メール本文+添付ファ
イル印刷及びURL(User Requiremen
t Language:ユーザ要求言語)印刷のいずれ
かを指示することを特徴とする。
【0033】また、上記第1の目的を達成するために請
求項17に記載の印刷システムは、請求項9または13
に記載の印刷システムにおいて、前記印刷手段はプリン
タであることを特徴とする。
【0034】また、上記第1の目的を達成するために請
求項18に記載の印刷システムは、請求項9に記載の印
刷システムにおいて、前記印刷剤はインクであることを
特徴とする。
【0035】また、上記第2の目的を達成するために請
求項19に記載の記憶媒体は、印刷システムを制御する
ための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前
記制御プログラムは、受信した電子メールを印刷データ
に変換する第1変換モジュールと、前記第1変換モジュ
ールから通信網を介して受信した印刷データを送信する
印刷手段のインターフェースのデータ形式に変換する第
2変換モジュールと、前記第2変換モジュールにより変
換され且つ送信された印刷データを印刷手段により印刷
する印刷モジュールと、前記印刷手段に搭載されている
印刷剤がモノクロであるかカラーであるかを判断する判
断モジュールと、前記判断モジュールがモノクロである
と判断した場合は前記第1変換モジュールがアクセス可
能なモノクロ用コンテンツを且つ前記判断モジュールが
カラーであると判断した場合は前記第1変換モジュール
がアクセス可能なカラー用コンテンツを前記印刷手段に
送付する送付モジュールとを有することを特徴とする。
【0036】また、上記第2の目的を達成するために請
求項20に記載の記憶媒体は、請求項19に記載の記憶
媒体において、前記制御プログラムは、携帯端末から電
子メールを使って前記第1変換モジュールに前記コンテ
ンツ印刷指示要求を送る送信モジュールを有することを
特徴とする。
【0037】また、上記第2の目的を達成するために請
求項21に記載の記憶媒体は、請求項19または20に
記載の記憶媒体において、前記制御プログラムは、電子
メールのアドレスによって印刷データを印刷出力する印
刷手段を選択する選択モジュールを有することを特徴と
する。
【0038】また、上記第2の目的を達成するために請
求項22に記載の記憶媒体は、請求項19または21に
記載の記憶媒体において、前記印刷データは、電子メー
ル本文、添付ファイルまたはインターネット上のホーム
ページであることを特徴とする。
【0039】また、上記第2の目的を達成するために請
求項23に記載の記憶媒体は、請求項19乃至22のい
ずれかに記載の記憶媒体において、前記制御プログラム
は、電子メールのアドレスによって印刷出力方法を指示
する指示モジュールを有することを特徴とする。
【0040】また、上記第2の目的を達成するために請
求項24に記載の記憶媒体は、請求項23に記載の記憶
媒体において、前記指示モジュールは、電子メール本文
印刷、添付ファイル印刷、電子メール本文+添付ファイ
ル印刷及びURL(UserRequirement
Language:ユーザ要求言語)印刷のいずれかを
指示することを特徴とする。
【0041】また、上記第2の目的を達成するために請
求項25に記載の記憶媒体は、請求項19または21に
記載の記憶媒体において、前記印刷手段はプリンタであ
ることを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0043】図1は、本実施の形態に係る印刷システム
の構成を示す図である。同図に示すように印刷システム
は、電子メールを送受信して、その内容を表示すること
ができる端末(以下、PDAと記述する)101と、公
衆電話回線、ISDN(統合サービスデジタル網)、衛
星通信網等の通信網(本実施の形態では無線回線網を含
んだ公衆回線網とする)103と、通信網103とPD
A101とを繋ぐ携帯通信端末102と、論理的な空間
であるインターネット106と通信網103との間を仲
介する外部プロバイダ104と、印刷手段(印字装置)
であるプリンタ109と、このプリンタ109に接続さ
れるプリンタアダプタ(以下、単にアダプタと記述す
る)108と、通信網103とアダプタ108とを繋ぐ
携帯通信端末107と、プリンタ109と予め決められ
たプロトコルで通信するアプリケーションサーバ105
とで構成されている。
【0044】外部プロバイダ104は、PDA101の
メールアカウントの管理運営を行う。また、外部プロバ
イダ104は、予め決められたプロトコルでPDA10
1と通信し、該PDA101の制御によってメールデー
タの送受信を行うことができる。アプリケーションサー
バ105は、複数のプリンタの各々に関連したメールア
カウント、電話番号、印刷するプリンタの種類等、様々
な固有情報を管理運営している。また、アプリケーショ
ンサーバ105は、通信網103若しくはインターネッ
ト106を介したPDA101等との間のメールの送受
信、受信したメールの内容の判定、その判定結果に応じ
た各種サービス(電子メール本文の印刷・添付ファイル
の展開とその印刷・添付URLで指定されたアドレスの
取得と印刷等)の選択、選択された印刷対象を指定され
たプリンタ(例えば、プリンタ109)に合う情報に交
換、アダプタ108との接続(状態によりインターネッ
ト接続、通信網103への電話の発呼、通信網103か
らの着信)や認証、印刷データの交換、アダプタ108
やプリンタ109のエラー処理等を行う。また、印刷デ
ータをアダプタ108に即時転送する要求を出すか、ア
ダプタ108からの発呼を待機するか等の制御も行う。
【0045】アダプタ108は、接続されるプリンタ1
09の判定、プリンタ109とのインターフェースによ
るプリンタ109のエラー状態の認識、プリンタ109
のステータスや通信状態等のステータスのアプリケーシ
ョンサーバ105への通知、携帯通信端末107の制
御、ユーザによる操作に従ったアプリケーションサーバ
105への発呼、アプリケーションサーバ105からの
着信とその指示に従った自動発呼、アプリケーションサ
ーバ105との認証、予め決められた所定のプロトコル
に従って受信した印刷データをプリンタ109へ送る送
信処理等を行う。
【0046】上記構成において、PDA101が取得し
た電子メールの内容をアプリケーションサーバ105に
転送する場合の手順について説明する。
【0047】ユーザは、実行したいアプリケーション
(ここでは電子メール本文印刷)に関連するアプリケー
ションサーバ105のメールアドレスを指定する。印刷
したい電子メール本文を、指定したアドレスに転送する
設定を行ない、送信命令を入力する。送信命令を受けた
PDA101は、携帯通信端末102を制御し、通信網
103を通じて外部プロバイダ194と接続する。そし
て、PDA101は、予め決められたプロトコルに従っ
てメールデータを転送し、必要なデータ交換を行なった
後、回線を切断して終了する。
【0048】一方、アプリケーションサーバ105は、
アカウントの受信BOXを走査(定期的にチェック)す
るようになっており、印刷用データを受け取ると、上述
した電子メール本文の印刷処理を所定の順序に従って行
なう。
【0049】以下に、図1に示す印刷システムの各構成
部分の内部構成について詳細に説明する。
【0050】図2は、図1に示すアプリケーションサー
バ105の内部構成を示す図である。
【0051】同図において、201はファイアウォール
サーバ(Fire Wall Server)で、外部
からの侵入やアタックの遮断等を行なう機能を持つもの
で、アプリケーションサーバ105内のイントラネット
上のサーバ群を安全に運用するために使用する。202
はスイッチ(Switch)で、アプリケーションサー
バ105内のイントラネットを構成するためのものであ
る。203はコミュニケーションサーバ(Commun
ication Server)で、PIAFS、アナ
ログモデム、ISDNによる接続をサポートし、ファイ
アウォール、RADIUSクライアント機能を持つ。2
04はネットワークプリントサーバ(Network
Print Server)で、ネットワークプリント
サービスに係わり、目的に応じた印刷データの作成、プ
リントジョブ生成、アダプタ108との通信等を行な
う。
【0052】205は業界標準のダイアルアップ接続ユ
ーザ認証システムであるRADIUSシステムに関する
RADIUSサーバ(RADIUS Server)で
ある。このRADIUSサーバ205は、RADIUS
クライアント機能を持つコミュニケーションサーバ20
3からの認証要求を受け、認証の可否をクライアントに
返す機能を有する。206はメールサーバ(Mail
Server)で、印刷要求メールを受け取るものであ
る。207はWWWサーバ(WWW Server)
で、ネットワークプリントサービスのホームページを持
つ。また、ユーザ毎にユーザホームページを提供し、各
ユーザがCGI(Computer Graphics
Interface)等を用いてプリントサービスを
利用できるようにする。208は公衆回線網(PSTN
またはPHS)、209はインターネット(Inter
net)である。
【0053】次に、図2のように構成されたアプリケー
ションサーバ105の電子メール印刷機能について説明
する。
【0054】ネットワークプリントサービスのユーザ
は、電子メール印刷のサービスを受ける前に、アプリケ
ーションサーバ105内のメールサーバ206の電子メ
ールアカウントを取得する。このアカウントに対して電
子メールを送ることにより、ユーザは電子メール印刷サ
ービスを受けることができる。
【0055】また、前記電子メールアカウントは、1ユ
ーザに対して、提供するサービス毎に異なったアカウン
トが複数用意される。本実施の形態では、提供するサー
ビスは、以下の4種類として、前記電子メールアカウン
トも各ユーザに対してそれぞれ4種類用意される。
【0056】1.電子メール本文印刷 2.添付ファイル印刷 3.電子メール本文+添付ファイル印刷 4.URL(User Requirement La
nguage:ユーザ要求言語)印刷 電子メール本文印刷用に用意された電子メールアカウン
トに電子メールを送信することで、ネットワークプリン
トサービスのユーザは、アプリケーションサーバ105
に対して電子メール本文のみの印刷データの生成を依頼
することになる。
【0057】また、添付ファイル印刷用に用意された電
子メールアカウントに電子メールを送信することで、ネ
ットワークプリントサービスのユーザは、アプリケーシ
ョンサーバ105に対して電子メールの添付ファイルの
印刷データの生成を依頼することになる。
【0058】また、電子メール本文+添付ファイル印刷
用に用意された電子メールアカウントに電子メールを送
信することで、ネットワークプリントサービスのユーザ
は、アプリケーションサーバ105に対して電子メール
本文と添付ファイルの印刷データの生成を依頼すること
になる。
【0059】更に、URL印刷用に用意された電子メー
ルアカウントに電子メールを送信することで、ネットワ
ークプリントサービスのユーザは、アプリケーションサ
ーバ105に対して電子メール本文中に記述されたUR
LにあるHTML、XML等で記述された情報の取得
と、その印刷データの生成を依頼することになる。
【0060】尚、添付ファイルが無いにも拘らず、これ
を印刷するための電子メールアカウントに電子メールを
送信した場合、または電子メール本文にURL記述が無
いにも拘らず、これに係わる印刷データを印刷するため
の電子メールアカウントに電子メールを送信した場合
は、電子メール本文のみの印刷データが生成される。
【0061】また、添付ファイルのみの電子メールを電
子メール本文印刷用に用意された電子メールアカウント
に送信した場合は、添付ファイルの印刷データが生成さ
れる。
【0062】また、電子メール本文にURL記述しかな
い電子メールを電子メール本文印刷用に用意された電子
メールアカウントに送信した場合は、電子メール本文の
代わりに、URLにあるHTML、XML等で記述され
た情報の印刷データが生成される。
【0063】更に、URL印刷用に用意された電子メー
ルアカウントに、URLが記述された電子メール本文を
送信したにも拘らず、HTML、XML等で記述された
情報の取得失敗、URL記述の間違い等があった場合
は、エラーがあった旨をアプリケーションサーバ105
からPDA101を介してユーザに電子メールで通知す
る。
【0064】本印刷システムでの電子メールアカウント
の付与方法は、電子メール本文印刷用にユーザアカウン
トのみ、添付ファイル印刷用にユーザアカウント+
“A”、電子メール本文+添付ファイル印刷用にユーザ
アカウント+“B”、URL印刷用にユーザアカウント
+“C”とする。これらを、アプリケーションサーバ1
05のデータベースに登録しておく。また、登録すると
きに、それらのアドレスに対して電子メールが送信され
た場合に、印刷に使用するプリンタ109に接続された
携帯通信端末107の電話番号もRADIUSサーバ2
05のデータベースに登録しておく。また、プリンタ1
09の機種情報をRADIUSサーバ205のデータベ
ースに登録しておいても良い。
【0065】例えば、メールサーバ206のドメイン名
をmnp.co.jpとし、ユーザがtamaというア
カウントを取得したものとする。そのとき、メールサー
バ206は、電子メールアカウントとして以下のものを
自動的に用意する。
【0066】1.tama@mnp.co.jp(電子
メール本文印刷用) 2.tamaA@mnp.co.jp(添付ファイル印
刷用) 3.tamaB@mnp.co.jp(電子メール本文
+添付ファイル印刷用) 4.tamaC@mnp.co.jp(URL印刷用) このように4つの印刷機能と電子メールアドレスとが対
応しているため、tamaというアカウントを持つユー
ザは、携帯通信端末102に予め登録してある4つの電
子メールアドレスのいずれかを選択するだけの簡単な操
作で、印刷コマンドをキー入力することなく、所望の印
刷機能を選択設定することができる。
【0067】図3は、アプリケーションサーバ105内
のソトウェアモジュールの構成を示す図である。
【0068】同図において、PDA301は、図1のP
DA101に相当し、最低限メール送信機能を持つ通信
端末であるが、HTMLのブラウジング機能を持ってい
ても良い。emailManagerオブジェクト30
2は、物理的にはメールサーバ206に存在する。em
ailManagerオブジェクト302は、IMAP
サーバ機能を有し、マルチパートMIMEの解釈や、メ
ール到着のIMAPクライアント(本実施の形態の場合
は後述するemailオブジェクト303)への通知を
行なう。
【0069】emailオブジェクト303は、印刷対
象となるデータ、ユーザID(この場合は電子メールア
ドレス)を持つ。また、IMAPクライアント機能を持
ち、マルチパートMIMEのようなメールでも、IMA
Pサーバ(本実施の形態の場合はemailManag
erオブジェクト302)からMIMEタイプに応じ
て、個々のパートを取り出すことができる。更に、Pr
interManagerオブジェクト305に印刷対
象データを渡す機能を持つ。
【0070】PrinterDB304は、各ユーザの
情報を格納し、PrinterManagerオブジェ
クト305、UserHTMLPageオブジェクト3
09、HTMLPageオブジェクト310等にデータ
ベースアクセス手段を提供する。
【0071】各ユーザの情報としては、以下のようなも
のがある。
【0072】1.UserID(ネットワーク印刷シス
テム登録時のユーザネーム) 2.UserPassword(ネットワーク印刷シス
テム登録時のユーザのパスワード) 3.UserTelNumber(ネットワーク印刷シ
ステム登録時のユーザの電話番号) 4.AdapterID(アダプタ108に固有のI
D) 5.AdapterTelNumber(アダプタ10
8に接続される電話番号) 6.PrinterID(IEEE1284経由で取得
されるプリンタ機種ID) これらは、ネットワーク印刷システム登録時に各ユーザ
毎に設定される。
【0073】PrinterManagerオブジェク
ト305は、PrinterDriverオブジェクト
306のIDを持ち、このPrinterDriver
オブジェクト306の管理機能(生成、消去、カウン
ト、停止等)、ユーザID(この場合は電子メールアド
レス)をキーにしてPrinterDB204を検索す
る機能、PrinterDB204から取得したPri
nterIDより必要に応じて適切なPrinterD
riverオブジェクト306を生成し、印刷対象デー
タを渡す機能等を有する。
【0074】尚、PrinterDriverオブジェ
クト306の生成とは、プリンタに対応するプリンタド
ライバを選択し、起動することである。
【0075】PrinterDriverオブジェクト
306は、PrinterIDに応じて各プリンタ用に
生成される。PrinterManagerオブジェク
ト305がPrinterDB204から取得した、ユ
ーザIDに応じたAdapterTelNumber、
AdapterID、PrinterIDを保持し、印
刷対象データを特定のプリンタが理解できる形式に変換
する。添付ファイル印刷の場合は、そのアプリケーショ
ンタイプをMIMEタイプから判断し、それに応じたア
プリケーションを起動して変換する。
【0076】PrintJobオブジェクト307は、
各PrinterDriverオブジェクト306毎に
生成される。その生成時に取得した、ユーザIDに応じ
たAdapterTelNumber、Adapter
ID、PrinterIDと、PrinterDriv
erオブジェクト306が生成した印刷データとを保持
し、印刷データをキューイングする機能と、Adapt
erTelNumberを基に、アダプタ108に対し
て出力する機能を持つ。
【0077】WebBrowserオブジェクト308
は、WWWのブラウジング機能を持つ。Printer
Driverオブジェクト306からのHTML取得メ
ッセージにより、指定URLからHTMLで作成された
情報を取得し、レンダリングする機能を有する。
【0078】UserHTMLPageオブジェクト3
09は、各ユーザ毎に生成されるWebPageで、デ
フォルトプリンタ等のユーザ情報を持つ。また、CGI
を用いたプリントステータスの反映、PrinterD
riverオブジェクト306にジョブ制御メッセージ
を送ることによるプリントジョブ制御、HTTPで受け
取ったデータをPrinterDB204に反映するこ
とによるユーザ設定の変更等の機能を持つ。更に、Pr
interManagerオブジェクト305からの依
頼により、プリントステータスを本印刷システムのユー
ザのホームページに反映させる機能を持つ。
【0079】HTMLPageオブジェクト310は、
本印刷システムを構成するドメインのホームページであ
り、ユーザ登録等の機能を持つ。RadiusServ
erオブジェクト311は、図2のRADIUS Se
rver205に相当する。PortMasterオブ
ジェクト312は、図2のCommunication
Server203に相当する。Adapter31
3は、図1のアダプタ108に相当する。Printe
r314は、図1のプリンタ109に相当する。
【0080】尚、PDA301とAdapter313
は、物理的にはPHS等の通信端末を経由して本印刷シ
ステムに接続されるが、通信端末の図示は省略してあ
る。
【0081】次に、アプリケーションサーバ105が電
子メールを受け取り、印刷ジョブを生成し、アダプタ1
08(図3のAdapter313)に送信するまでの
動作について、図3を参照して説明する。
【0082】ネットワークプリントサービスのユーザ
は、PDA301等のメール端末機器を用いて、印刷し
たい電子メールをアプリケーションサーバ105へ送信
する。電子メールの宛先は、前述したようにユーザが希
望するサービスに対応するアドレスが選択される。
【0083】アプリケーションサーバ105に送信され
た電子メールは、実際には、emailManager
オブジェクト302が受信する。本実施の形態のema
ilManagerオブジェクト302は、IMAPサ
ーバの機能を有し、そこでmailManagerオブ
ジェクト302は、IMAPクライアント機能を有す
る、各ユーザ毎のネットワークプリントサーバ204内
のemailオブジェクト303に対して、IMAPプ
ロトコルに従い電子メール受信を通知する。
【0084】ネットワークプリントサーバ204内のe
mailオブジェクト303は、IMAPプロトコルに
より、メールアドレスに応じた目的のMIMEパートを
取得する。取得したデータは、PrinterMana
gerオブジェクト305に転送される。
【0085】PrinterManagerオブジェク
ト305は、電子メールアカウントで示されるユーザI
Dを用いてPrinterDB304を検索し、ユーザ
の情報(デフォルトで使用するプリンタのID等)を取
得する。そして、取得したデフォルト使用のプリンタに
対するPrinterDriverオブジェクト306
を生成する。
【0086】PrinterDriverオブジェクト
306は、PrinterManagerオブジェクト
305から印刷すべきデータを取得し、印刷データに変
換してPrintJobオブジェクト307を生成す
る。
【0087】もし、印刷すべきデータがURLであれ
ば、PrinterDriverオブジェクト306
は、WebBrowserオブジェクト308にURL
を送信する。WebBrowserオブジェクト308
は、インターネットから指定されたURLの内容(HT
ML、XML等で記述されたホームページ)を取得し、
それをレンダリングした上でPrinterDrive
rオブジェクト306に返送する。PrinterDr
iverオブジェクト306は、レンダリングされた印
刷すべきデータを印刷データに変換して、PrintJ
obオブジェクト307を生成する。
【0088】通信状態の悪さによるタイムアウト、アド
レス間違い等、URL内容の取得に失敗した場合は、W
ebBrowserオブジェクト308は、Print
erDriverオブジェクト306にエラーであるこ
とを示す信号を返す。PrinterDriverオブ
ジェクト306は、更にPrinterManager
オブジェクト305にエラーであることを通知し、em
ailオブジェクト303がエラーである旨のメールを
作成してユーザに返送する。
【0089】この後、PrintJobオブジェクト3
07中に蓄えられた印刷データをアダプタ108に転送
する。
【0090】ところで、この転送を、アプリケーション
サーバ105が発呼して行なう場合と、アダプタ108
が発呼して行なう場合の2通りが可能である。
【0091】アダプタ108が発呼して行なう場合は、
アダプタ108(図3のAdapter313)がアプ
リケーションサーバ105にログインする。この場合、
Adapter313がPortMasterオブジェ
クト312に電話し、AdapterID、Adapt
erTelNumber、PrinterIDを認証の
キー情報としてログインする。認証のキー情報は、Po
rtMaster312からRadiusServer
オブジェクト311を経由して、PrinterDB3
04に送られ、このPrinterDB304でチェッ
クされる。本発明では、最初にAdapterIDをチ
ェックし、登録されていない場合には、登録フォーム印
刷データがこの時点でアダプタ108に送付される。ま
た、登録されている場合には、更に他のフィールドのチ
ェックを行なう。
【0092】このログイン接続は、TCP/IP接続で
あるが、PortMasterオブジェクト312によ
ってAdapter313に与えられるIPアドレス
は、本印刷システムのプライベートアドレスである。
【0093】上述したプロセスでログインが許可された
Adapter313は、PrinterManage
rオブジェクト305に印刷データの要求メッセージを
送る。このメッセージを受け取ったPrinterMa
nagerオブジェクト305は、Adapter31
3のAdapterID、AdapterTelNum
ber、PrinterIDに合致するPrintJo
bオブジェクト307を特定し、そのオブジェクトにデ
ータ送信のメッセージを送る。このメッセージには、A
dapter313のIPアドレスが含まれる。
【0094】PrintJobオブジェクト307は、
指定されたIPアドレス、つまりAdapter313
のアドレスに対して、LPRプロトコル等で印刷データ
を送出する。
【0095】一方、アプリケーションサーバ105が発
呼して行なう場合は、PrintJobオブジェクト3
07自身が持つPrinterTelNumberに対
して発呼するよう、PortMasterオブジェクト
312に依頼する。PortMasterオブジェクト
312は、PrintJobオブジェクト307からの
依頼により、前記PrinterTelNumberに
電話するが、このとき本印刷システムの電話番号を通知
し、一旦通信を切断する。これにより、Adapter
313は本印刷システムの電話番号を取得し、該取得し
た電話番号にかけ直す。これ以降は、上述したAdap
ter313からの発呼の場合と同じ動作である。
【0096】尚、前述した4つのメールアドレスと、プ
リンタ109にアダプタ108を介して接続されている
携帯通信端末の電話番号とは対応付けてデータベースに
登録されており、アプリケーションサーバ105は、受
信したメールのアドレスを基にして対応する電話番号を
認識し、印刷データを作成し、公衆回線網を介して携帯
通信端末経由でアダプタ108に送信することができ
る。
【0097】また、PrintJobオブジェクト30
7内のプリントジョブは、Printer314に紙が
1枚しかない場合(手差しにより1枚づつ給紙するタイ
プのプリンタの場合)も考慮すると、1ページ単位に生
成する場合がある。この場合、PrinterID(機
種情報)に基づきプリンタのタイプを判定し、プリント
ジョブの単位を決定する。例えば、カセット給紙タイプ
のプリンタに対しては、複数ページのデータを1JOB
として送り、また、手差しタイプのプリンタに対しては
複数ページのデータを複数のJOBとして送る。このよ
うに処理することで、エラーやジャムが起きたページの
データの再送信を簡単に行なうことができ、エラーやリ
カバリーに対する処理が行ないやすくなる。
【0098】また、PrintJobオブジェクト30
7とAdapter313との間での印刷データ送信中
に、Adapter313から紙無し等のエラーが通知
されることがある。この場合、Adapter313か
らのエラー通知をPrintManagerオブジェク
ト305が受け、PrinterDriverオブジェ
クト306に対して印刷データ送信停止メッセージを送
る。これにより、印刷データのPrintJobオブジ
ェクト307からAdapter313への転送を中止
することができる。更に、その際、PrinterDr
iverオブジェクト306は、emailオブジェク
ト303にエラーが発生した旨のメールをユーザに通知
するように依頼することができる。
【0099】UserHTMLPageオブジェクト3
09に依頼し、ユーザの本印刷システム内のホームペー
ジに、エラーを含むプリントステータスの反映を依頼す
ることもできる。
【0100】次に、本印刷システムにおけるアダプタ1
08について、図4を用いて説明する。
【0101】図4は、アダプタ108の電気的構成を示
すブロック図である。同図に示すように、アダプタ10
8は、携帯通信端末107に通信端末インターフェース
(I/F)401を介して接続し、この通信端末インタ
ーフェース401は、内部バス408に接続する。この
通信端末インターフェース401は、異なる通信端末を
接続する際に電気特性の相違を吸収して内部バス408
に接続する。
【0102】即ち、アダプタ108は、PHS等の通信
インターフェースのプロトコルをプリンタ109のセン
トロニクスインターフェース等のプロトコルに変換する
ためのものである。
【0103】プリンタ109は、プリンタインターフェ
ース(I/F;IEEE1284)404を介してアダ
プタ108の内部バス408に接続する。本実施の形態
では、アダプタ108とプリンタ109はIEEE12
84インターフェースで接続される。
【0104】内部バス408には、全体動作を制御する
マイコン(マイクロコンピュータ)402と、内部の動
作プログラムを記憶すると共に設定内容を記憶するRO
M(リードオンリーメモリ)405、プログラム実行領
域及び送受信データを一時記憶するRAM(ランダムア
クセスメモリ)406、ユーザのアダタ動作設定・登録
・表示を行なうユーザインターフェースであるU/I4
03が接続される。
【0105】ROM405は、書き換え可能なメモリで
あり、ソフトウェアの追加変更が可能である。また、そ
の際に新たなプロトコルの追加も可能である。
【0106】新しいデータの入手方法として、ROM4
05はインターフェース401やインターフェース40
4を介してデータをロードし、内部プログラムの書き換
えを行なう。また、接続に必要な電話番号、アダタID
等もROM405に格納される。
【0107】マイコン402は、ソフトウェアによって
モデムやプロトコルを実現するパフォーマンスを持って
いる。電源407は、アダプタ108を動作させるため
の電源である。
【0108】図5は、アプリケーションサーバ105及
びアダプタ108に実装されるソフトウェアの構成を示
す図である。同図において、左側のアプリケーションサ
ーバ105には、アプリケーション501、通信網プロ
トコル502、通信キャリアプロトコル503、H/W
(Hardware:ハードウェア)504が実装され
ている。また、右側のアダプタ108にも、アプリケー
ション505、通信網プロトコル506、通信キャリア
プロトコル507、H/W(Hardware:ハード
ウェア)508が実装されている。
【0109】アダプタ108では、携帯通信端末107
と物理的に接続されるH/W508の上位に、通信端末
との接続を確立する通信キャリアプロトコル507が実
装されている。実際には携帯通信端末107を介して通
信網103に接続されているので、通信キャリアプロト
コル507は、通信網103に接続する発呼・着信・切
断等の制御を主に行なう。通信キャリアプロトコル50
7の上位には、通信網プロトコル506が実装される。
この通信網プロトコル506は、本実施の形態では、T
CP/IPやキャリア独自のプロトコル等である。プロ
トコル506の上位にあるアプリケーション505は、
アダプタ108とアプリケーションサーバ105との間
のアプリケーションプロトコル、初期化、IEEE12
84制御等のアダプタ機能制御を担当し、プロトコル5
06を介して通信網103に対して通信を行なう。アダ
プタ108では、通信キャリアプロトコル507、プロ
トコル506、アプリケーション505をソフトウェア
にて実装しているため、アダプタ108の諸機能は、図
4のマイコン402、ROM405、RAM406等に
て実現される。
【0110】図6は、ROM405上のアダプタ情報領
域の構成を示す図であり、同図に示すように、アダプタ
情報領域には、アダプタ情報として、長さ、アダプタI
D、登録パスワード、登録センター番号、スタンバイタ
イムアウト時間(秒)、アップデートID、アップデー
トパスワード、チェックサム等が格納されている。
【0111】図7は、プリトアダプタ108のフラッシ
ュROM内に格納されるID、パスワード等を示す図で
あり、同図に示すように、ユーザ登録、サービス環境設
定、支払い方法等に関する情報が格納されている。
【0112】以下、本実施の形態に係る印刷システムに
おける通信制御動作について説明する。
【0113】アダプタ108にプリンタ109が接続さ
れると、インターフェースのIEEE1284のネゴシ
エーションによりプリンテ109からプリンタIDを取
得する。
【0114】このとき、プリンタ109に電源が投入さ
れずにプリンタ109が動作しない状況にあれば、任意
のプリンタID値に設定したり、プリンタ109が不明
であることからアダプタ108の使用を許可しない等の
処理を行なう。
【0115】取得または設定されたプリンタIDは、内
部バス408を介してROM405またはRAM406
に記憶される。プリンタ109が自動検出に対応してい
ない場合は、正確にプリンタIDを取得することができ
ないため、設定された任意のプリンタIDをROM40
5またはRAM406に記憶する。これはユーザが設定
する、またはアプリケーションサーバ105が判断す
る。取得したプリンタIDは、後述の認証IDでも使用
される。
【0116】次に、アダプタ108とアプリケーション
サーバ105との間でデータ通信を行なう場合の動作に
ついて説明する。
【0117】携帯通信端末107に用意されている外部
インターフェース部は、通信端末の通信網103への発
信、着信、切断等を、外部からインターフェース401
を介して制御する。マイコン402は、インターフェー
ス401を介して携帯通信端末107に対して発信、着
信、切断等の制御を行なう。また、携帯通信端末107
は、自己の電話番号を外部からの要求により、外部イン
ターフェースを介して出力する。これにより、アダプタ
108は、接続された通信端末の電話番号を取得し、ま
た、これを利用して電話番号が異なる場合に接続を拒否
するといったことも可能である。発信を行なうのは、ア
プリケーションサーバ105またはアダプタ108のど
ちらからでも構わない。
【0118】また、コールバック用の電話番号をアプリ
ケーションサーバ105よりデータとして受信し、切断
後にアプリケーションサーバ105に対して前記電話番
号でコールバックを行なう。
【0119】アプリケーションサーバ105及び携帯通
信端末107は、通信網103に接続されている。携帯
通信端末107が無線方式の通信端末である場合は、無
線基地局経由にて通信網103へ接続される。
【0120】アダプタ108は、インターフェース40
1を介して携帯通信端末107に対して、アプリケーシ
ョンサーバ105に接続される電話番号に発呼する処理
を行なう。携帯通信端末107は、通信網103に対し
て前述の電話番号での接続を試みる。ここでの接続の確
立は通信網103の方式に従う。
【0121】アプリケーションサーバ105側の通信端
末が携帯通信端末107からの発呼を受理すると、通信
網103での接続が完了する。更に、通信網103より
上位のプロトコルで接続に対する認証を実施する。この
認証を実施するのは、例えば、発呼してきた携帯通信端
末107の電話番号が登録していない電話番号であった
場合等である。本実施の形態では、認証パケットを用い
て認証を行っている。
【0122】アプリケーションサーバ105への接続
は、「アダタ認証」を用いて認証を行う。これに使用す
る情報は、「認証パケット」として準備され、接続時に
アダプタ108からアプリケーションサーバ105に対
して送信される。
【0123】前記認証パケットには、次の情報が含まれ
る。
【0124】1.AdapterID 2.AdapterTelNumber 3.iPrinterID iPrinterIDは、先に説明した接続ネゴシエー
ションによって取得し、これを利用して認証の他にデー
タ作成用のドライバー等の選択にも利用される。
【0125】接続が確立し、プロトコル間での通信が確
立した状態では、後述する図5におけるように各層での
通信形態であることを示す。
【0126】通信が確立し、認証が成功してデータ通信
開始が可能になると、アダプタ108はアプリケーショ
ンサーバ105から送信されてくるデータに対して処理
を実行する。また、アダプタ108は、接続されている
プリンタ109のステータスや自身のステータスをアプ
リケーションサーバ105に送信する。アプリケーショ
ンサーバ105は、このステータスを利用して送信する
データの形式を変更したり、送信サイズの分割や圧縮等
の処理を施す。
【0127】また、プリンタ109の用紙切れやインク
切れ等のエラー情報もステータスとしてアプリケーショ
ンサーバ105に通知する。
【0128】プロトコルより上位のレイヤーでは、アプ
リケーションサーバ105から送られてきたデータその
ものを取得し、そのデータにはプリンタ109を制御す
るコマンドまたはアダプタ108を制御するコマンドが
包括されている。このコマンドにより制御するばかりで
なく、そのままプリンタ109にデータを渡し、このプ
リンタ109で処理を行なっても良い。
【0129】例えば、アプリケーションサーバ105に
おいてプリンタコマンドを包括したデータを、アダプタ
108がデータの変更無しにプリンタ109に出力する
ことにより印刷を行う。
【0130】尚、プリンタ109の用紙サイズに合わせ
た拡大縮小等の処理は、アプリケーションサーバ105
にて行うことにより、容易に出力を変更することができ
る。
【0131】また、プリンタ109に装着されている印
刷剤であるインクの種類をアプリケーションサーバ10
5に通知することにより、アプリケーションサーバ10
5にてカラーの場合にはカラー用URLの取得を、また
モノクロの場合にはモノクロ用URLの取得をそれぞれ
行なう。
【0132】データをスルーさせたり、一部コマンドと
して解釈する構造を採ることにより、アプリケーション
サーバ105からのデータを任意に変更するだけで、ア
ダプタ108、プリンタ109への処理内容を変更する
ばかりでなく、複雑な処理や持たない機能の処理をアプ
リケーションサーバ105側で行い、アダプタ108で
の負荷を最小限に抑えることができる。
【0133】次に、各デバイスでの処理内容を示すフロ
ーについて説明する。尚、各フローに係るプログラム
は、各デバイスのメモリに格納され、CPUによって実
行されるものである。
【0134】次に、図1の印刷システムを構成する各構
成デバイスで行われる処理内容を、図6乃至図17のフ
ローチャートを参照して説明する。尚、各フローチャー
トで示す処理プログラムは、各デバイスのメモリに格納
され、CPUによって実行されるものである。
【0135】図6は、PDA101でのクライアント処
理の動作の流れを示すフローチャートである。
【0136】図6において、まず、ステップS601
で、クライアントは印刷処理したい文書の電子メールを
作成する。次に、ステップS602で、電子メール本文
印刷、添付ファイル印刷等の印刷目的に応じて電子メー
ル送信先アドレスを選択する。
【0137】次に、ステップS603で、前記ステップ
S602において選択した電子メール送信先アドレスに
電子メールを送信した後、本処理動作を終了する。
【0138】図7は、アプリケーションサーバ105に
おいて一般的なメール印刷機能を実現する際のサーバ処
理の動作の流れを示すフローチャートである。
【0139】emailManagerオブジェクト3
02は、SMTPサーバ、IMAPサーバ機能を有し、
まず、ステップS701で、メール受信を待ち受け、メ
ールを受信した場合は、IMAPプロトコルでemai
lオブジェクト303に通知する。この詳細について
は、図9を用いて後述する。
【0140】emailオブジェクト303は、IMA
Pクライアント機能を有し、前記ステップS701にお
いてメール受信を通知されると、ステップS702で、
emailManagerオブジェクト302から必要
なパートを受信する。その後、PrinterMana
gerオブジェクト305に印刷指示を出す。この詳細
については、図10及び図11を用いて後述する。
【0141】次に、ステップS703で、Printe
rManagerオブジェクト305は、emailオ
ブジェクト303からの印刷指示を受け取ると、そのU
serIDを基にPrinterDB304を参照し、
UserID、UserTelNumber、User
Password、AdapterID、Adapte
rTelNumber、PrinterIDからなるプ
リントIDを取得する。そして、PrinterIDに
示されたPrinterDriverオブジェクト30
6を生成し、印刷すべきデータを渡す。この詳細につい
ては、図12及び図13を用いて後述する。
【0142】次に、ステップS704で、Printe
rDriverオブジェクト306は、受信メールの要
求が電子メール本文の印刷ならば、テキストをレンダリ
ングする。また、添付ファイルの印刷ならば、適したア
プリケーションを起動してレンダリングする。また、U
RL印刷ならば、WebBrowserオブジェクト3
08にHTML記述情報取得とそのレンダリングを依頼
する。その後、画像処理及び色処理を行って、Prin
tJobオブジェクト307を生成する。この詳細につ
いては、図14及び図15を用いて後述する。
【0143】次に、ステップS705で、PrintJ
obオブジェクト307は、プリントIDより出力先ア
ダプタ108に接続して印刷データの出力を試みる。こ
の詳細については、図16を用いて後述する。
【0144】前記ステップS705における処理終了後
は、本処理動作を終了する。
【0145】図8は、アダプタ108の処理の動作の流
れを示すフローチャートである。
【0146】同図において、まず、ステップS801
で、アダプタ108は、自ら、またはコールバックによ
り印刷システム(ネットワークプリントシステム)に接
続する。そして、RADIUSサーバ205等で認証処
理を行ない、接続が完了したならば、次のステップS8
02で、印刷システムのアプリケーションサーバ105
のPrinterManagerオブジェクト305に
プリントジョブの転送を依頼する。そして、アプリケー
ションサーバ105からのプリントジョブの転送を待
ち、次のステップS803でプリントジョブの受信を開
始する。
【0147】次に、ステップS804でIEEE128
4等を経由してプリンタ109に印刷データを送信す
る。その際、アダプタ108はプリンタ109からのエ
ラー等のステータスをハンドリングする。
【0148】図9は、アプリケーションサーバ105内
のメールサーバ206での処理動作の流れを示すフロー
チャートである。
【0149】メールサーバ206は、SMTPサーバ、
IMAPサーバ等の機能を持ち、電子メールの送受信サ
ービスを提供する。
【0150】図9において、まず、ステップS901
で、メールを受信した場合は、次のステップS902で
前記ステップS901において受信したメールのアドレ
スを解析し、次のステップS903でIMAPクライア
ント303にメール受信を通知した後、本処理動作を終
了する。
【0151】図10及び図11は、アプリケーションサ
ーバ105内のネットワークプリントサーバ204で行
なわれるemailオブジェクト303の処理動作の流
れを示すフローチャートである。
【0152】図10において、まず、ステップS100
1で、emailオブジェクト303は各ユーザ毎に生
成され、emailManagerオブジェクト302
より電子メール受信通知を待ち受ける。そして、電子メ
ール受信通知を受け取ると、次のステップS1002で
メールアドレスを解析し、次のステップS1003で電
子メール本文の印刷であるか否かを判断する。そして、
電子メール本文の印刷であると判断された場合は、次の
ステップS1004でemailオブジェクト303
は、MIMEタイプを指定することにより、email
Managerオブジェクト302から電子メール本文
パートを取り出す。次に、ステップS1005でテキス
ト印刷であることを示す印刷機能IDを付加して、Pr
interManagerオブジェクト305に処理を
依頼する旨通知した後、前記ステップS1001へ戻
る。
【0153】一方、前記ステップS1003において電
子メール本文の印刷ではないと判断された場合は、ステ
ップS1006へ進んで添付ファイルの印刷であるか否
かを判断する。そして、添付ファイルの印刷であると判
断された場合は、ステップS1007へ進んでemai
lオブジェクト303は、MIMEタイプを指定するこ
とにより、emailManagerオブジェクト30
2から添付ファイルパートを取り出した後、前記ステッ
プS1005へ進む。
【0154】一方、前記ステップS1006において添
付ファイルの印刷ではないと判断された場合は、図11
のステップS1008へ進んで電子メール本文+添付フ
ァイルの印刷であるか否かを判断する。そして、電子メ
ール本文+添付ファイルの印刷であると判断された場合
は、次のステップS1009へ進んで電子メール本文パ
ートを取り出し、次のステップS1010へ進んで添付
ファイルパートを取り出した後、前記図10のステップ
S1005へ進んで、添付ファイル印刷であることを示
す印刷機能IDを付加して、PrinterManag
erオブジェクト305に処理を依頼する旨通知した
後、前記図10のステップS1001へ戻る。
【0155】一方、前記図11のステップS1008に
おいて電子メール本文+添付ファイルの印刷ではないと
判断された場合は、図11のステップS1011へ進ん
でURLの印刷であるか否かを判断する。そして、UR
Lの印刷であると判断された場合は、次のステップS1
012へ進んでemailオブジェクト303は、MI
MEタイプを指定することにより、emailMana
gerオブジェクト302から電子メール本文パートを
取り出す。次に、ステップS1013でテキストからU
RL記述を取り出し後、前記図10のステップS100
5へ進んで、URL印刷であることを示す印刷機能ID
を付加して、PrinterManagerオブジェク
ト305に処理を依頼する旨通知した後、前記図10の
ステップS1001へ戻る。
【0156】一方、前記図11のステップS1011に
おいてURLの印刷ではないと判断された場合は、前記
図10のステップS1001へ戻る。
【0157】図12及び図13は、アプリケーションサ
ーバ105内のネットワークプリントサーバ204のP
rintManagerオブジェクト305での処理動
作の流れを示すフローチャートである。
【0158】図12において、まず、ステップS120
1でPrintManagerオブジェクト305は、
emailオブジェクト303やAdapter313
からのメッセージ受信を待つ。そして、メッセージを受
信すると、次のステップS1202で前記ステップS1
201において受信したメッセージがAdapter3
13からのメッセージであるか否かを判断する。そし
て、Adapter313からのメッセージであると判
断された場合は、次のステップS1203でAdapt
erID、PrinterIDを取得して確認する。次
に、ステップS1204で、そのメッセージタイプに応
じてPrinterDriverオブジェクト306に
メッセージを送って動作を制御し(停止、再開、削除
等)、を行ない、その後、前記ステップS1201へ戻
る。これにより、プリントジョブの制御(停止、再開、
削除等)が行なわれる。
【0159】一方、前記ステップS1202においてA
dapter313からのメッセージではなく、ema
ilオブジェクト303からのメッセージであると判断
された場合は、ステップS1205へ進んで、印刷指示
であるか否かを判断する。そして、印刷指示であると判
断された場合は、次のステップS1206へ進んで、U
serIDを解析し、次のステップS1207でPri
nterDB304を検索する。ここで参照するID
は、UserID、UserTelNumber、Us
erPassword、AdapterID、Adap
terTelNumber、PrinterIDからな
るプリントIDである。
【0160】次に、ステップS1208で、プリントI
D中のPrinterIDがAプリンタであるか否かを
判断する。そして、PrinterIDがAプリンタで
あると判断された場合は、次のステップS1209へ進
んで、Aプリンタ用のPrinterDriverオブ
ジェクト306を生成した後、前記ステップS1201
へ戻る。
【0161】一方、前記ステップS1208においてプ
リントID中のPrinterIDがAプリンタでない
と判断された場合は、図13のステップS1210へ進
んで、プリントID中のPrinterIDがBプリン
タであるか否かを判断する。そして、PrinterI
DがBプリンタであると判断された場合は、次のステッ
プS1211へ進んで、Bプリンタ用のPrinter
Driverオブジェクト306を生成した後、前記図
12のステップS1201へ戻る。
【0162】一方、前記図13のステップS1210に
おいてプリントID中のPrinterIDがBプリン
タでないと判断された場合は、図13のステップS12
12へ進んで、プリントID中のPrinterIDが
Cプリンタであるか否かを判断する。そして、Prin
terIDがCプリンタであると判断された場合は、次
のステップS1213へ進んで、Cプリンタ用のPri
nterDriverオブジェクト306を生成した
後、前記図12のステップS1201へ戻る。
【0163】ここで、Aプリンタ、Bプリンタ、Cプリ
ンタとは、例えば、A社インクジェットプリンタ、B社
レーザビームプリンタ、C社サーマルプリンタ等であ
り、それらのプリンタに応じたPrinterDriv
erオブジェクトを生成する(対応したドライバを選択
して起動する)。
【0164】一方、前記図13のステップS1212に
おいてプリントID中のPrinterIDがCプリン
タでないと判断された場合は、図13のステップS12
15へ進んで、UserIDに対してエラータイプに応
じたエラーメールを送信し、次のステップS1216
で、UserHTMLPageオブジェクト309にエ
ラーである旨を通知し、ユーザのホームページにそのス
テータスを反映した後、前記図12のステップS120
1へ戻る。
【0165】一方、前記図12のステップS1205に
おいて印刷指示でないと判断された場合は、図13のス
テップS1214へ進んで、PrintManager
オブジェクト305が受け取ったメッセージがエラーメ
ッセージであるか否かを判断する。そして、Print
Managerオブジェクト305が受け取ったメッセ
ージがエラーメッセージであると判断された場合は、次
のステップS1215へ進んで、UserIDに対して
エラータイプに応じたエラーメールを送信する。
【0166】一方、前記図13のステップS1214に
おいてPrintManagerオブジェクト305が
受け取ったメッセージはエラーメッセージでないと判断
された場合は、前記図12のステップS1201へ戻
る。
【0167】図14及び図15は、アプリケーションサ
ーバ105内のネットワークプリントサーバ204のP
rinterDriverオブジェクト306の処理動
作の流れを示すフローチャートである。
【0168】PrinterDriverオブジェクト
306は、PrintManagerオブジェクト30
5から印刷データ、そのMIMEタイプ、プリントI
D、印刷機能ID(電子メール本文/添付ファイル/U
RL)を渡されて起動する。
【0169】図14において、まず、ステップS140
1で印刷機能ID、印刷データがテキスト印刷を示すも
のであるか否かを判断する。そして、テキスト印刷を示
すものであると判断された場合は、次のステップS14
02へ進んで、テキストをレンダリング処理する。次
に、ステップS1403へ進んで、画像処理及び色処理
を行ない、次のステップS1404でPrintJob
オブジェクトを生成した後、前記ステップS1401へ
戻る。
【0170】一方、前記ステップS1401において印
刷機能ID、印刷データがテキスト印刷を示すものでな
いと判断された場合は、ステップS1405へ進んで、
印刷機能ID、印刷データが添付ファイル印刷を示すも
のであるか否かを判断する。そして、添付ファイル印刷
を示すものであると判断された場合は、次のステップS
1406へ進んで、MIMEタイプを基に、そのファイ
ルフォーマットがAであるか否かを判断する。そして、
ファイルフォーマットがAであると判断された場合は、
次のステップS1407へ進んで、Aに対するレンダリ
ングアプリケーションを起動して、Aフォーマットのレ
ンダリング処理を行なった後、前記ステップS1403
へ進んで、画像処理及び色処理を行なう。
【0171】一方、前記ステップS1406においてフ
ァイルフォーマットがAでないと判断された場合は、図
15のステップS1408へ進んで、ファイルフォーマ
ットがBであるか否かを判断する。そして、ファイルフ
ォーマットがBであると判断された場合は、次のステッ
プS1409へ進んで、Bに対するレンダリングアプリ
ケーションを起動して、Bフォーマットのレンダリング
処理を行なった後、前記図14のステップS1403へ
進んで、画像処理及び色処理を行なう。
【0172】一方、前記図15のステップS1408に
おいてファイルフォーマットがBでないと判断された場
合は、図15のステップS1410へ進んで、ファイル
フォーマットがCであるか否かを判断する。そして、フ
ァイルフォーマットがCであると判断された場合は、次
のステップS1411へ進んで、Cに対するレンダリン
グアプリケーションを起動して、Cフォーマットのレン
ダリング処理を行なった後、前記図14のステップS1
403へ進んで、画像処理及び色処理を行なう。
【0173】一方、前記図15のステップS1410に
おいてファイルフォーマットがCでないと判断された場
合は、図15のステップS1415へ進んで、エラーで
ある旨をPrinterManagerオブジェクト3
05に通知し、印刷を中止した後、本処理動作を終了す
る。
【0174】ここで、ファイルフォーマットA,B,C
とは、例えば、AdobeSystems社のPost
Script、Microsoft社のWORD、JP
EG、GIF等のフォーマットを指す。
【0175】一方、前記図14のステップS1405に
おいて印刷機能ID、印刷データが添付ファイル印刷を
示すものでないと判断された場合は、図15のステップ
S1412へ進んで印刷機能IDがURL印刷を示すも
のであるか否かを判断する。そして、印刷機能IDがU
RL印刷を示すものであると判断された場合は、次のス
テップS1413へ進んで、WebBroserオブジ
ェクト308にURL取得を依頼する。次に、ステップ
S1414へ進んで、URLで示されたWebPage
のHTMLデータをレンダリングしたものが得られた
(成功した)か否かを判断する。そして、成功したと判
断された場合は、前記図14のステップS1403へ進
んで、画像処理及び色処理を行なう。
【0176】一方、前記図15のステップS1412に
おいて印刷機能IDがURL印刷を示すものでないと判
断された場合及び前記ステップS1414において成功
しないと判断された場合は、いずれも次のステップS1
415へ進んで、エラーである旨をPrinterMa
nagerオブジェクト305に通知し、印刷を中止し
た後、本処理動作を終了する。
【0177】即ち、印刷機能が不明な場合或いはURL
に示されたWebPageのHTMLデータの取得失敗
のメッセージがWebBroserオブジェクト308
から返された場合は、その旨エラーとしてPrinte
rManagerオブジェクト305に通知し(ステッ
プS1415)、印刷を中止する。
【0178】図16は、アプリケーションサーバ105
内のネットワークプリントサーバ204のPrintJ
obオブジェクト307の処理動作の流れを示すフロー
チャートである。
【0179】図16において、まず、ステップS160
1でPrintJobオブジェクト307は、印刷(プ
リント)開始メッセージを待つ。そして、Printe
rDriverオブジェクト306による処理が終了
し、印刷開始メッセージがきたならば、ステップS16
02へ進んでCommunicationServer
203(PortMasterオブジェクト312)を
介してAdapter313に接続を試みる。次に、ス
テップS1603へ進んで、前記ステップS1602に
おける接続が成功したか否かを判断する。そして、接続
が成功したと判断された場合は、ステップS1604へ
進んで、Adapter313のPrinterIDを
確認する。次に、ステップS1605で、前記ステップ
S1604において確認したPrinterIDが一致
したか否かを判断する。そして、一致したと判断された
場合は、次のステップS1606へ進んで、印刷データ
をLPRのようなプロトコルを用いてAdapter3
13に対して送信した後、本処理動作を終了する。前記
ステップS1606において印刷データを送信する際、
PrinterIDから判断して、紙トレーの無いプリ
ンタの場合、プリントジョブを1ページ単位に区切るこ
とがある。
【0180】一方、前記ステップS1603において接
続が失敗したと判断された場合或いは前記ステップS1
605においてPrinterIDが一致しないと判断
された場合は、いずれもステップS1607へ進んで、
エラーとしてPrinterDriverオブジェクト
306に通知した後、本処理動作を終了する。
【0181】次に、Mono/Color URL取得
処理動作について、図17のフローチャートを用いて説
明する。
【0182】図17において、まず、ステップS170
1でアプリケーションサーバ105は、アダプタ108
を発呼する。次に、ステップS1702でアダプタ10
8に接続を試みる。次に、ステップS1703で前記ス
テップS1702における接続が成功したか否かを判断
する。そして、成功したと判断された場合は、次のステ
ップS1704へ進んで、印刷剤であるインクのIDを
取得する。次に、ステップS1705で、前記ステップ
S1704において取得されたインクの種類がカラーで
あるか否かを判断する。そして、カラーであると判断さ
れた場合は、次のステップS1706へ進んでカラー用
URLを取得した後ステップS1708へ、また、モノ
クロであると判断された場合はステップS1707へ進
んでモノクロ用URLを取得した後ステップS1708
へ進む。
【0183】本実施の形態では、URL自身はカラー用
のページを、また、その後に“/Mono”を付加した
URLにモノクロ用ページを格納している。
【0184】ステップS1708では、URLを印刷デ
ータに変換し、次のステップS1709で印刷データを
アダプタ108に送信した後、本処理動作を終了する。
【0185】一方、前記ステップS1703においてア
ダプタ108の接続に失敗したと判断された場合は、ス
テップS1710へ進んで、PrinterDrive
rオブジェクト306に通知した後、本処理動作を終了
する。
【0186】以上のように、アダプタ108に送信され
るデータは、プリンタ109に搭載されるインクの種類
に応じてカラー/モノクロ用データが送付されることに
なる。
【0187】また、本実施の形態に係る印刷システム
は、記憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュー
タが読み出して実行することにより、上述した本実施の
形態の機能が実現されるものであるが、本発明はこれに
限定されるものではなく、前記制御プログラムの指示に
基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーテ
ィングシステム)等の実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した本実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0188】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM(Compact Disk Read Onl
y Memory)、CD−R(Compact Di
sk Recordable)、磁気テープ、不揮発性
メモリカード、ROMチップ等を用いることができる。
【0189】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図18に基づき説明する。
【0190】図18は、本実施の形態に係る印刷システ
ムの構成を示す図であり、同図において、上述した第1
の実施の形態の図1と同一部分には同一符号が付してあ
る。
【0191】図18において図1と異なる点は、図1の
構成から携帯通信端末107、アダプタ108及びプリ
ンタ109を削除したことである。
【0192】尚、本実施の形態に係るその他の構成及び
動作は上述した第1の実施の形態と同一である。
【0193】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図19に基づき説明する。
【0194】図19は、本実施の形態に係る印刷システ
ムの構成を示す図であり、同図において、上述した第1
の実施の形態の図1と同一部分には同一符号が付してあ
る。
【0195】図19において図1と異なる点は、図1の
構成からPDA101及び携帯通信端末107を削除
し、携帯端末10にアダプタ108及びプリンタ109
を接続したことである。
【0196】尚、本実施の形態に係るその他の構成及び
動作は上述した第1の実施の形態と同一である。
【0197】(その他の実施の形態)尚、上述した各実
施の形態以外にも、携帯端末102は、PHSやPDC
で代表される無線で通信を行なう無線通信機器や有線で
行なう固定式電話に置き換えることも可能である。ま
た、通信網103と接続して電子メールを送受信する装
置としては、PDA101と携帯端末102とが一体化
した装置でも良い。
【0198】また、上述した各実施の形態の電子メール
を送受信できる印刷システムとして、PDA101と携
帯端末102とを例示して説明したが、本発明はこれに
限られるものではなく、いわゆるモデムとコンピュータ
システムで構築することも可能であることは言うまでも
ない。従って、通信網といってもLAN(構内通信網)
で構成するものでも同様な効果が得られる。
【0199】また、プリンタ等の出力デバイスの形態に
関しても、レーザビームプリンタ、インクジェットプリ
ンタ等でも良く、また、アダプタ108とプリンタ10
9との間のインターフェースの種類に関しても、IEE
E1284以外にも、RS232C、USB、IRD
A、1394等でも良い。
【0200】また、アダプタ108をプリンタ109に
内蔵(一体化)する構成も可能である。また、上述した
各実施の形態では、印刷データ変換工程をアプリケーシ
ョンサーバで行なった場合を例示して説明したが、印刷
データ変換工程を実施する場所については、アダプタ1
08内で行なっても良く、その場所は特に限られるもの
ではない。
【0201】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の印刷方法及
び印刷システムによれば、印刷手段に搭載された印刷剤
の種類に応じたコンテンツを印刷手段に送れるので、印
刷手段に搭載されている印刷剤に最適な印刷データが印
刷手段に遅れるという優れた印刷環境を提供することが
できるという効果を奏する。
【0202】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような本発明の印刷システムを円滑に制御することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアプリケーションサーバの内部構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアプリケーションサーバ内のソフトウェアモジ
ュールの構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアダプタの電気的構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアダプタに実装されるソフトウェアの構成を示
す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるPDAでのクライアント処理動作の流れを示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアプリケーションサーバにおいて、一般的なメ
ール印刷機能を実現する際のサーバ処理動作の流れを示
すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアダプタの処理動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
におけるアプリケーションサーバ内のメールサーバでの
処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのemailオブジェクト処理動作の流
れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのemailオブジェクト処理動作の流
れを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのPrinterManagerオブジ
ェクト処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのPrinterManagerオブジ
ェクト処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのPrinterDriverオブジェ
クト処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのPrinterDriverオブジェ
クト処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるアプリケーションサーバ内のネットワークプ
リントサーバでのPrintJobオブジェクト処理動
作の流れを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムにおけるMono/ColorURL取得処理動作の
流れを示すフローチャートである。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係る印刷システ
ムの構成を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態に係る印刷システ
ムの構成を示す図である。
【符号の説明】
101 PDA 102 携帯通信端末 103 通信網 104 外部プロバイダ 105 アプリケーションサーバ 106 インターネット 107 携帯通信端末 108 アダプタ 109 プリンタ 201 ファイアウォールサーバ(Fire Wal
l Server) 202 スイッチ(Switch) 203 コミュニケーションサーバ(Communi
cation Server) 204 ネットワークプリントサーバ 205 RADIUSサーバ(RADIUS Sev
er) 206 メールサーバ(Mail Server) 207 WWWサーバ 208 PST&PHS 209 インターネット(Internet) 301 PDA 302 emailManagerオブジェクト 303 emailオブジェクト 304 プリンタDBオブジェクト(Printer
DB) 305 プリンタマネージャオブジェクト(Prin
terManager) 306 プリンタドライバ(PrinterDriv
er) 307 プリントジョブオブジェクト(PrintJ
ob) 308 ウェブブラウサーオブジェクト(WebBr
owser) 309 ユーザHTMLページオブジェクト(Use
rHTMLPage) 310 HTMLページオブジェクト(HTMLPa
ge) 311 RadiusSever 312 ポートマスターオブジェクト(PortMa
ster) 313 アダプタ(Adapter) 314 プリンタ(Printer) 401 インターフェース(I/F) 402 マイコン(マイクロコンピュータ) 403 U/I 404 インターフェース(I/F) 405 ROM 406 RAM 407 電源 408 バス 501 アプリケーション 502 プロトコル 503 通信キャリアプロトコル 504 H/W 505 アプリケーション 506 プロトコル 507 通信キャリアプロトコル 508 H/W(ハードウェア)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 605 G06F 13/00 605P

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した電子メールを印刷データに変換
    する第1変換工程と、 前記第1変換工程から通信網を介して受信した印刷デー
    タを送信する印刷手段のインターフェースのデータ形式
    に変換する第2変換工程と、 前記第2変換工程により変換され且つ送信された印刷デ
    ータを前記印刷手段により印刷する印刷工程と、 前記印刷手段に搭載されている印刷剤がモノクロである
    かカラーであるかを判断する判断工程と、 前記判断工程がモノクロであると判断した場合は前記第
    1変換工程がアクセス可能なモノクロ用コンテンツを且
    つ前記判断工程がカラーであると判断した場合は前記第
    1変換工程がアクセス可能なカラー用コンテンツを前記
    印刷手段に送付する送付工程とを有することを特徴とす
    る印刷方法。
  2. 【請求項2】 携帯端末から電子メールを使って前記第
    1変換工程に前記コンテンツ印刷指示要求を送る送信工
    程を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷方
    法。
  3. 【請求項3】 電子メールのアドレスによって印刷デー
    タを印刷出力する印刷手段を選択する選択工程を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記印刷データは、電子メール本文、添
    付ファイルまたはインターネット上のホームページであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    印刷方法。
  5. 【請求項5】 電子メールのアドレスによって印刷出力
    方法を指示する指示工程を有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の印刷方法。
  6. 【請求項6】 前記指示工程は、電子メール本文印刷、
    添付ファイル印刷、電子メール本文+添付ファイル印刷
    及びURL(User Requirement La
    nguage:ユーザ要求言語)印刷のいずれかを指示
    することを特徴とする請求項5に記載の印刷方法。
  7. 【請求項7】 前記印刷手段はプリンタであることを特
    徴とする請求項1または3に記載の印刷方法。
  8. 【請求項8】 前記印刷剤はインクであることを特徴と
    する請求項1に記載の印刷方法。
  9. 【請求項9】 受信した電子メールを印刷データに変換
    する第1変換手段と、 前記第1変換手段から通信網を介して受信した印刷デー
    タを送信する印刷手段のインターフェースのデータ形式
    に変換する第2変換手段と、 前記第2変換手段により変換され且つ送信された印刷デ
    ータを印刷する印刷手段と、 前記印刷手段に搭載されている印刷剤がモノクロである
    かカラーであるかを判断する判断手段と、 前記判断手段がモノクロであると判断した場合は前記第
    1変換手段がアクセス可能なモノクロ用コンテンツを且
    つ前記判断手段がカラーであると判断した場合は前記第
    1変換手段がアクセス可能なカラー用コンテンツを前記
    印刷手段に送付する送付手段とを有することを特徴とす
    る印刷システム。
  10. 【請求項10】 前記第1変換手段はアプリケーション
    サーバであることを特徴とする請求項9に記載の印刷シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記第2変換手段はプリンタアダプタ
    であることを特徴とする請求項9に記載の印刷システ
    ム。
  12. 【請求項12】 携帯端末から電子メールを使って前記
    第1変換手段に前記コンテンツ印刷指示要求を送る送信
    手段を有することを特徴とする請求項9乃至11のいず
    れかに記載の印刷システム。
  13. 【請求項13】 電子メールのアドレスによって印刷デ
    ータを印刷出力する印刷手段を選択する選択手段を有す
    ることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載
    の印刷システム。
  14. 【請求項14】 前記印刷データは、電子メール本文、
    添付ファイルまたはインターネット上のホームページで
    あることを特徴とする請求項9または13に記載の印刷
    システム。
  15. 【請求項15】 電子メールのアドレスによって印刷出
    力方法を指示する指示手段を有することを特徴とする請
    求項9乃至14のいずれかに記載の印刷システム。
  16. 【請求項16】 前記指示手段は、電子メール本文印
    刷、添付ファイル印刷、電子メール本文+添付ファイル
    印刷及びURL(User Requirement
    Language:ユーザ要求言語)印刷のいずれかを
    指示することを特徴とする請求項15に記載の印刷シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記印刷手段はプリンタであることを
    特徴とする請求項9または13に記載の印刷システム。
  18. 【請求項18】 前記印刷剤はインクであることを特徴
    とする請求項9に記載の印刷システム。
  19. 【請求項19】 印刷システムを制御するための制御プ
    ログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御プログ
    ラムは、受信した電子メールを印刷データに変換する第
    1変換モジュールと、前記第1変換モジュールから通信
    網を介して受信した印刷データを送信する印刷手段のイ
    ンターフェースのデータ形式に変換する第2変換モジュ
    ールと、 前記第2変換モジュールにより変換され且つ送信された
    印刷データを印刷手段により印刷する印刷モジュール
    と、 前記印刷手段に搭載されている印刷剤がモノクロである
    かカラーであるかを判断する判断モジュールと、 前記判断モジュールがモノクロであると判断した場合は
    前記第1変換モジュールがアクセス可能なモノクロ用コ
    ンテンツを且つ前記判断モジュールがカラーであると判
    断した場合は前記第1変換モジュールがアクセス可能な
    カラー用コンテンツを前記印刷手段に送付する送付モジ
    ュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記制御プログラムは、携帯端末から
    電子メールを使って前記第1変換モジュールに前記コン
    テンツ印刷指示要求を送る送信モジュールを有すること
    を特徴とする請求項19に記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御プログラムは、電子メールの
    アドレスによって印刷データを印刷出力する印刷手段を
    選択する選択モジュールを有することを特徴とする請求
    項19または20に記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記印刷データは、電子メール本文、
    添付ファイルまたはインターネット上のホームページで
    あることを特徴とする請求項19または21に記載の記
    憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御プログラムは、電子メールの
    アドレスによって印刷出力方法を指示する指示モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項19乃至22のいず
    れかに記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記指示モジュールは、電子メール本
    文印刷、添付ファイル印刷、電子メール本文+添付ファ
    イル印刷及びURL(User Requiremen
    t Language:ユーザ要求言語)印刷のいずれ
    かを指示することを特徴とする請求項23に記載の記憶
    媒体。
  25. 【請求項25】 前記印刷手段はプリンタであることを
    特徴とする請求項19または21に記載の記憶媒体。
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