JP2002216234A - カップ式自動販売機の原料供給装置 - Google Patents

カップ式自動販売機の原料供給装置

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JP2002216234A
JP2002216234A JP2001015559A JP2001015559A JP2002216234A JP 2002216234 A JP2002216234 A JP 2002216234A JP 2001015559 A JP2001015559 A JP 2001015559A JP 2001015559 A JP2001015559 A JP 2001015559A JP 2002216234 A JP2002216234 A JP 2002216234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末原料が送り出される複数の原料通路間
で、シャッタを開閉する駆動源を共用することができ、
その結果、製造コストを削減することができるカップ式
自動販売機の原料供給装置を提供する。 【解決手段】カップ搬送装置と、複数の原料通路26の
各々に開閉自在に設けられ、各原料通路26に粉末原料
を保持するシャッタ27と、駆動源と、これによって回
転駆動されるカム34と、カム34に係合不能な非係合
位置、カム34に係合可能な係合位置、およびシャッタ
27を開放する押圧位置に回動自在のシャッタ駆動レバ
ー32とを備え、シャッタ駆動レバー32は、これに対
応する原料通路26の供給位置にカップCが停止したと
きに、カップ把持機構16が係合することにより、非係
合位置から係合位置に回動するとともに、回転するカム
34により、係合位置から押圧位置に回動することによ
って、シャッタ27を開放し、保持された粉末原料をカ
ップCに供給させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式自動販売
機の原料供給装置に関し、特に、販売時に、カップを搬
送しながら、例えば、コーヒー、砂糖およびクリームな
どの各種の粉末原料をそのカップに順次供給する原料供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、この種の原料供給装置を適
用したカップ式自動販売機を、例えば特開平6−251
236号において既に提案している。このカップ式自動
販売機は、カップディスペンサからカップを受け取り、
搬送するカップ搬送装置と、互いに異なる種類の粉末原
料をカップに供給する複数の原料供給装置とを備えてい
る。カップ搬送装置は、選択された飲料商品に応じて、
カップに供給すべき粉末原料を収容する原料供給装置の
位置に、カップを一時停止させながら、販売口に向かっ
て搬送するようになっている。
【0003】一方、各原料供給装置は、カップ搬送装置
の上方に配置されており、カップの搬送方向に並んだ状
態で配置されるとともに、粉末原料を収容するキャニス
タと、このキャニスタの下部に設けられ、キャニスタ内
の粉末原料を所定量ずつ外部に送り出す供給機構とを備
えている。供給機構は、前方に突出した送出し通路に、
所定量の粉末原料を送り出す送出し部と、送出し通路の
前端部から下方に延びるとともに、所定の範囲内で昇降
可能な筒状のシュートと、カップへの粉末原料の供給時
に、シュートを昇降させるシュート駆動モータとを有し
ている。シュートには、その内部に形成された原料通路
を開閉する回動自在のシャッタが設けられている。この
シャッタは、常時は、原料通路を閉鎖しており、販売時
に、シュート駆動モータにより、シュートが下降駆動さ
れるのに伴って、原料通路を開放するように構成されて
いる。なお、このようなシャッタが設けられたシュート
を有する原料供給装置では、カップが到達する前に、供
給すべき所定量の粉末原料をあらかじめシュート内で一
時的に保留し、カップがシュートの下方の供給位置に到
達したときに、シャッタを開放するだけで、粉末原料を
落下させてカップに供給することにより、販売時におけ
るカップへの粉末原料の供給時間を短縮している。
【0004】上記のような原料供給装置を備えた自動販
売機では、販売時には次のようにして、各種の粉末原料
がカップに供給される。まず、購入者によって、所望の
飲料商品が選択されると、カップ搬送装置によるカップ
の搬送開始に前後して、選択された飲料商品を調理する
ための所定量の粉末原料が、キャニスタからシュートに
送り出され、原料通路を閉鎖するシャッタで保留され
る。搬送中のカップは、粉末原料を保留したシュートの
直下の供給位置に到達したときに停止される。そして、
この停止したカップに向かってシュートが下降し、これ
に伴い、シャッタが開放することにより、保留されてい
た粉末原料が落下し、カップ内に供給される。その後、
シュートが上昇し元の位置に戻ることで、シャッタが閉
鎖するとともに、カップが再度搬送される。このような
カップの搬送および停止を繰り返しながら、供給すべき
粉末原料がカップに順次供給される。なお、カップへの
粉末原料の供給が終了すると、そのカップに湯が注ぎ入
れられるとともに撹拌され、その後、調理済み飲料の入
ったカップが販売口に搬送されることによって、販売が
完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各原
料供給装置は、粉末原料ごとに設けられているため、粉
末原料の種類の分、シュート駆動モータが必要となる。
また、近年、販売飲料の品目が増加するのに応じて、粉
末原料の種類が増加する傾向にあるため、これに合わせ
てシュート駆動モータも増加し、その結果、原料供給装
置の製造コストが上昇してしまう。このような点におい
て、上記原料供給装置には改善の余地がある。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、粉末原料が送り出される複数
の原料通路間で、シャッタを開閉する駆動源を共用する
ことができ、その結果、製造コストを削減することがで
きるカップ式自動販売機の原料供給装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカップ式自
動販売機の原料供給装置は、互いに異なる種類の粉末原
料を下方に送り出すための複数の原料通路を、カップの
搬送経路上の上方に、これに沿って配置し、販売時に、
カップを搬送経路に沿って搬送するとともに、選択され
た商品に応じて供給すべき粉末原料を送り出す複数の原
料通路の各々の下側の位置にカップを停止させながら、
各原料通路から供給すべき粉末原料をカップに順次供給
するカップ式自動販売機の原料供給装置であって、カッ
プを搬送するとともに、この搬送に伴って移動するアク
チュエータを有するカップ搬送装置と、複数の原料通路
の各々に開閉自在に設けられ、各原料通路に粉末原料を
保持する回動自在のシャッタと、駆動源と、この駆動源
によって回転駆動されるカムと、各シャッタの付近に配
置され、カムに係合不能な非係合位置と、カムに係合可
能な係合位置と、シャッタを押圧することで、シャッタ
を開放する押圧位置とに、回動自在のシャッタ駆動部材
とを備え、シャッタ駆動部材は、これに対応する原料通
路の下側の位置にカップが停止したときに、アクチュエ
ータが係合することにより、非係合位置から係合位置に
回動するとともに、回転するカムにより、係合位置から
押圧位置に回動することによって、シャッタを開放し、
シャッタで保持された粉末原料を、停止したカップに供
給させるように構成されていることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、販売時に、カップ搬送
装置により、カップを搬送経路に沿って搬送するととも
に、選択された商品に応じて供給すべき粉末原料を下方
に送り出すための複数の原料通路の各々の下側の位置
(以下、「供給位置」という)にカップを停止させなが
ら、各原料通路から供給すべき粉末原料をカップに順次
供給する。この場合、カップへの粉末原料の供給は次の
ようにして行われる。カップが供給位置に停止すると、
カップの搬送に伴って移動するアクチュエータが、供給
すべき粉末原料を原料通路に保持するシャッタの付近に
配置されたシャッタ駆動部材に係合することにより、こ
のシャッタ駆動部材は、上記非係合位置から係合位置に
回動する。さらにシャッタ駆動部材は、回転するカムに
より、係合位置から押圧位置に回動する。これにより、
シャッタが開放し、このシャッタで保持されていた粉末
原料が、供給位置のカップに供給される。
【0009】このように、供給位置に停止したカップに
粉末原料を送り出す原料通路に対応するシャッタ駆動部
材のみが、非係合位置から係合位置に回動することによ
り、このシャッタ駆動部材が、回転するカムによって、
係合位置から押圧位置に回動する。これにより、そのシ
ャッタ駆動部材によって駆動されるシャッタのみを開放
させることができる。したがって、カムを駆動する単一
の駆動源によって、開放すべきシャッタのみを開放させ
ることが可能であるので、粉末原料が送り出される複数
の原料通路間で、シャッタを開閉する駆動源を共用する
ことができ、その結果、製造コストを削減することがで
きる。特に、粉末原料の種類の増加に対応して、原料通
路およびそのシャッタを増やす場合であっても、そのシ
ャッタを駆動するための駆動源を増設する必要がないの
で、製造コストの上昇を抑制することができる。
【0010】この場合、アクチュエータは、カップを把
持した状態で搬送するためのカップ把持体であることが
好ましい。
【0011】この構成によれば、シャッタ駆動部材を非
係合位置から係合位置に回動駆動するためのアクチュエ
ータとして、既存のカップ把持体を利用するので、専用
のアクチュエータを別途設ける必要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態による原料供給装置を適用したカップ式
自動販売機の内部を示している。この自動販売機は、カ
ップを搬送経路に沿って搬送するとともに、その搬送経
路上の所定の供給位置にカップを停止させながら、粉末
原料をカップに順次供給し、調理済みの飲料の入ったカ
ップを販売口に搬送して購入者に提供する形式のもので
ある。同図に示すように、この自動販売機は、カップデ
ィスペンサ1と、このカップディスペンサ1から受け取
ったカップCを搬送するカップ搬送装置2を有する原料
供給装置3と、カップディスペンサ1および原料供給装
置3を含め、自動販売機の各種の制御を行うマイクロコ
ンピュータを有する制御装置(図示せず)などを備えて
いる。
【0013】カップディスペンサ1は、多数の紙製のカ
ップCを、上下方向に積み重ねた状態でストックしてお
くものであり、下部には、最下位のカップCをそれより
も上位のカップと切り離し、カップ搬送装置2に受け渡
す受渡し機構(図示せず)を有している。このカップデ
ィスペンサ1は、カップ搬送装置2の左端部の上方に設
けられており、カップディスペンサ1の直下の位置が、
カップ搬送装置2の後述するカップ把持機構16のホー
ムポジションになっている。
【0014】原料供給装置3は、上記カップ搬送装置2
と、複数種類の粉末原料を収容するキャニスタ21と、
このキャニスタ21の下部に設けられ、キャニスタ21
内の粉末原料を所定量ずつ外部に送り出す供給機構22
とを有している。
【0015】カップ搬送装置2は、左右方向に水平に延
びる支持フレーム11と、この支持フレーム11の左右
両端部にそれぞれ回転自在に設けられた駆動プーリ12
および従動プーリ13と、これらのプーリ12、13間
に巻き掛けられた無端の搬送ベルト14と、駆動プーリ
12を回転させるエンコーダ付きの搬送モータ15と、
搬送ベルト14に固定されたカップ把持機構16(アク
チュエータ、カップ把持体)とを有している。
【0016】カップ把持機構16は、カップディスペン
サ1から受け取ったカップCを左右両側からつかんだ状
態で、支持フレーム11に沿って駆動されるとともに、
所定の複数の位置で停止されるようになっている。カッ
プ把持機構16は、搬送ベルト14の所定部分に固定さ
れたボックス状のケース17と、このケース17の正面
から前方に突出した左右1対の把持アーム18、18
と、ケース17に内蔵され、把持アーム18、18を開
閉駆動するアーム駆動機構(図示せず)などにより構成
されている。このカップ把持機構16が、販売時に、左
から右に向かって移動することにより、把持されたカッ
プCが、支持フレーム11とほぼ平行な搬送経路に沿っ
て搬送される。そして、このカップCの搬送中に、カッ
プ把持機構16が所定の位置に一時停止され、これに伴
い、カップCも所定の供給位置に一時停止され、この停
止時に、所定量の粉末原料がカップCに供給される。
【0017】キャニスタ21は、例えば、クリームを収
容するクリーム用キャニスタ21a、コーヒー粉末を収
容するコーヒー粉末用キャニスタ21b、および砂糖を
収容する砂糖用キャニスタ21cの3つのキャニスタで
構成されており、左右方向に並設されている。
【0018】供給機構22は、3つのキャニスタ21
a、21b、21cの下部にそれぞれ設けられ、所定量
の粉末原料を前方に送り出す3つの送出し部23と、こ
れらの送出し部23の図示しない円筒状の前端部にそれ
ぞれ装着された円筒状の3つのシュート24と、これら
のシュート24にそれぞれ設けられた後述するシャッタ
27を駆動するシャッタ駆動機構25とを有している。
【0019】3つのシュート24は、互いに適宜間隔を
あけて、搬送経路上の上方に、これに沿って配置されて
いる。各シュート24は、シュート24自体を送出し部
23の前端部に装着するための装着部24aと、この装
着部24aから鉛直下方に延びる鉛直部24bとによ
り、L字型に形成されており、送出し部23で前方に送
り出された所定量の粉末原料が、シュート24内の原料
通路26を介して落下し、鉛直部24bの直下の供給位
置に停止したカップCに供給される。また、各シュート
24の鉛直部24bには、原料通路26を開閉するシャ
ッタ27が設けられており、販売時にキャニスタ21か
ら送り出された所定量の粉末原料が、原料通路26に一
時的に保留されるようになっている。
【0020】このシャッタ27は、楕円形の平面形状を
有するシャッタ本体27aと、このシャッタ本体27a
に、短径方向(図2(a)の表裏方向)に延びるように
固定されるとともに、シュート24の外壁に回動可能に
支持された回動軸27bと、この回動軸27bのシュー
ト24の外壁から左方に突出した端部に固定され、後方
(図2(a)では右方)に延びるシャッタ開放レバー2
7cとを有している。シャッタ本体27aは、後ろ下が
りに傾斜した姿勢で原料通路26を閉鎖する閉鎖位置
(図2の実線および破線で示す位置)と、ほぼ鉛直な姿
勢で原料通路26を開放する開放位置(同図の2点鎖線
で示す位置)との間で、回動軸27bを中心に回動自在
に構成されている。また、このシャッタ本体27aが閉
鎖位置に位置するときには、シャッタ開放レバー27c
が後ろ上がりに傾斜した姿勢となる一方、シャッタ本体
27aが開放位置に位置するときには、シャッタ開放レ
バー27cが後ろ下がりに若干傾斜した姿勢となる。つ
まり、シャッタ27は、シャッタ開放レバー27cの後
端部の上げ下げに連動して、原料通路26を開閉するよ
うになっている。
【0021】また、上記シャッタ27には、シャッタ開
放レバー27cの後端部を上方に付勢する引っ張りばね
28が取り付けられている。これにより、シャッタ27
(シャッタ本体27a)は、常時は、閉鎖位置に保持さ
れる。したがって、販売時に、所定量の粉末原料がシュ
ート24に送り出されると、その粉末原料は、閉鎖位置
のシャッタ本体27a上に載った状態で、原料通路26
に保留される。
【0022】シャッタ駆動機構25は、販売時に、引っ
張りばね28に抗して、シャッタ27を閉鎖位置から開
放位置に駆動するものであり、そうすることにより、シ
ャッタ27を開放し、保留している粉末原料を落下さ
せ、供給位置のカップCに供給する。シャッタ駆動機構
25は、シュート24の後方で、かつ、カップ把持機構
16の通過経路の上側に配置されており、左右方向に延
びるケース31と、3つのシュート24にそれぞれ対応
し、それらのシャッタ27をそれぞれ駆動するための3
つのシャッタ駆動レバー32(シャッタ駆動部材、図2
(a)では1つのみ図示)と、これら3つのシャッタ駆
動レバー32にそれぞれ対応し、作動すべきシャッタ駆
動レバー32を選択するための3つの選択レバー33
(図2(a)では1つのみ図示)と、シャッタ駆動レバ
ー32に係合可能なカム34と、このカム34を回転駆
動する図示しないモータ(駆動源)とを備えている。
【0023】3つのシャッタ駆動レバー32は、3つの
シュート24の間隔に合わせて、互いに左右方向に間隔
をあけて配置され、左右方向に延びる回動軸35を中心
に、それぞれ回動自在に構成されている。各シャッタ駆
動レバー32は、左右方向にある程度の厚みを有すると
ともに、図2(a)に示すように、側面形状がほぼ鈍角
三角形に形成されている。また、各シャッタ駆動レバー
32は、下部の鈍角部分に位置する回動軸35を中心
に、カム34に係合不能な非係合位置(図2(a)およ
び図3(a)に示す位置)と、この非係合位置から反時
計方向に若干回動し、後端部がカム34に係合可能な位
置、すなわちシャッタ駆動レバー32の後端部がカム3
4の最大外径よりもカム34の回転軸43に接近した状
態の係合位置(図3(b)に示す位置)と、この係合位
置からさらに反時計方向に回動し、前端部がシャッタ2
7のシャッタ開放レバー27cを押し下げる押圧位置
(図3(d)に示す位置)とに、回動自在に構成されて
いる。
【0024】また、各シャッタ駆動レバー32は、回動
軸35よりも前方に配置され、上端部がシャッタ駆動レ
バー32に内蔵された状態でこれに支持され、かつ、下
端部がケース31に支持された圧縮ばね36によって、
時計方向に回動するように付勢されている。さらに、各
シャッタ駆動レバー32の下面には、回動軸35よりも
後方に、突起32aが設けられている。この突起32a
は、常時は、選択レバー33の上面に当接しており、こ
れにより、圧縮ばね36で付勢されているシャッタ駆動
レバー32は、時計方向への回動が規制され、非係合位
置に保持されるようになっている。
【0025】選択レバー33は、図2に示すように、正
面形状がほぼ半円状にされ、上端部の前後方向に延びる
回動軸40を中心に回動自在の半円柱部41と、この半
円柱部41から下方に延びるレバー部42とにより構成
されている。半円柱部41の上面41aは、左右方向の
中央部が最も高く、その中央部から左方および右方に向
かって若干低くなるように形成されている。この上面4
1aの右寄りの位置に、シャッタ駆動レバー32の上記
突起32aが当接している。一方、レバー部42は、上
記カップ把持機構16(ケース17)の上面の高さより
も低い位置まで延びており(図3(a)参照)、カップ
把持機構16が選択レバー33の下側を通過する際に、
レバー部42を左方から押圧する。この押圧により、選
択レバー33は、図2(b)の2点鎖線で示すように、
反時計方向に回動し、半円柱部41の上面41aが高さ
H分、高くなることに伴い、シャッタ駆動レバー32の
突起32aを高さH分、持ち上げる。これにより、非係
合位置のシャッタ駆動レバー32は、圧縮ばね36に抗
して、図2(a)の反時計方向に回動駆動され、係合位
置に到達する。そして、カップ把持機構16が通過し、
選択レバー33のレバー部42への押圧が解除される
と、選択レバー33は、自身の重心のバランスにより、
回動前の元の位置に自動復帰する(図2(b)の実線参
照)。
【0026】カム34は、3つのシャッタ駆動レバー3
2にそれぞれ対応し、シャッタ駆動レバー32の後端部
付近に配置された3つのカム34(図2では1つのみ図
示)で構成されている。各カム34は、3つのシャッタ
駆動レバー32の間隔に合わせて、互いに左右方向に間
隔をあけて配置され、左右方向に延びかつ図示しないモ
ータで回転駆動される回転軸43に固定されている。こ
れにより、回転軸43が図2(a)の時計方向に回転す
ると、これに伴い、すべてのカム34も時計方向に回転
する。また、各カム34は、側面形状がほぼ「6」字状
に形成されており、販売待機時には、その凸部34aが
下側に位置するホームポジションに位置している。この
カム34が回転すると、凸部34aが、係合位置に位置
するシャッタ駆動レバー32の後端部に下側から当接
し、その後端部を持ち上げる。これにより、係合位置の
シャッタ駆動レバー32は、圧縮ばね36に抗して、反
時計方向に回動駆動され、押圧位置に到達する。そし
て、カム34が更に回転し、ホームポジションに戻るこ
とで、シャッタ駆動レバー32は、圧縮ばね36によ
り、非係合位置に自動復帰する。
【0027】なお、本実施形態では、上記カム34を、
3つのカム34で構成したが、上記カム34と同一の側
面形状を有し、かつ、左右方向に延びる単一のもので構
成してもよい。この場合には、カムが1個でよいので、
シャッタ駆動機構25の部品点数を低減することができ
る。
【0028】以上のように構成された原料供給装置3の
右方には、図1に示すように、湯タンク51および撹拌
装置52が配置されている。カップCへの粉末原料の供
給後、湯タンク51から供給ノズル53を介して、所定
量の湯がカップCに供給されるとともに、湯の供給と同
時、あるいは供給後に、撹拌装置52の昇降可能な羽根
車54がカップC内に挿入され、これが回転することに
よって、カップC内の飲料を撹拌する。これにより、販
売飲料の調理が完了する。
【0029】次に、上記のように構成された原料供給装
置3の販売時における動作について説明する。購入者に
より、例えば、クリーム・砂糖入りのコーヒーが選択さ
れると、まず、カップディスペンサ1が作動し、これに
収納された多数のカップから最下位のカップCが切り離
されて落下し、ホームポジションに位置するカップ把持
機構16に受け渡される。このカップCの受け渡しとほ
ぼ同時に、カップCに供給すべき所定量の粉末原料が、
それぞれの粉末原料を供給するためのシュート24に送
り出される。上記の商品選択では、3つのシュート24
のすべてに、具体的には、左側、中央および右側のシュ
ート24に、クリーム、コーヒー粉末および砂糖がそれ
ぞれ所定量ずつ送り出される。そして、シュート24に
送り出されたそれぞれの粉末原料は、シュート24内の
原料通路26を閉鎖するシャッタ27によって、原料通
路26に保留される。
【0030】次いで、カップ搬送装置2の搬送モータ1
5が作動し、カップCを把持したカップ把持機構16が
右方に移動する(図3(a)参照)。これにより、カッ
プCは、搬送経路に沿って右方に搬送される。そして、
カップCが左側の供給位置、すなわち左側のシュート2
4の直下に位置するように、搬送モータ15が停止制御
され、カップ把持機構16が所定の位置に停止する。こ
の場合、左側の選択レバー33が、カップ把持機構16
のケース17で左方から押圧されることによって、所定
角度、回動駆動され、これにより、非係合位置のシャッ
タ駆動レバー32が係合位置に回動する(図3(b)参
照)。
【0031】次いで、カム34が時計方向に回転するこ
とにより、カム34の凸部34aがシャッタ駆動レバー
32の後端部を持ち上げ、これにより、係合位置のシャ
ッタ駆動レバー32が反時計方向に回動する。そして、
シャッタ駆動レバー32の前端部が、シャッタ27のシ
ャッタ開放レバー27cの後端部に上から当接し(図3
(c)参照)、これを押し下げる(図3(d)参照)。
これにより、シャッタ27が閉鎖位置から開放位置に駆
動され、保留していた粉末原料であるクリームが落下
し、カップCに供給される。そして、カム34が更に回
転し、ホームポジションで停止する。これにより、押圧
位置のシャッタ駆動レバー32は、カム34の凸部34
aによる持ち上げが解除されることで、圧縮ばね36に
よって係合位置に復帰する一方、開放位置のシャッタ2
7は、シャッタ駆動レバー32による押し下げが解除さ
れることで、引っ張りばね28によって閉鎖位置に復帰
する(図3(b)参照)。
【0032】カップCへのクリームの供給終了後、搬送
モータ15が再度、作動することにより、カップ把持機
構16が右方へ再度移動するとともに、カップCも右方
に再度搬送される。これにより、カップ把持機構16の
ケース17による選択レバー33への押圧が解除され、
その選択レバー33が元の位置に自動復帰するととも
に、係合位置のシャッタ駆動レバー32が圧縮ばね36
によって非係合位置に復帰する。そして、搬送中のカッ
プCが、コーヒー粉末の供給位置に停止するように、搬
送モータ15が停止制御され、これにより、カップ把持
機構16が所定の位置に停止する。
【0033】以上のように、カップ把持機構16の移動
および停止が繰り返されることにより、カップCは、ク
リーム、コーヒ粉末および砂糖の供給位置に順次停止さ
れるとともに、粉末原料が順次供給される。そして、供
給すべき粉末原料がすべて供給されたカップCは、所定
の撹拌位置に停止され、湯タンク51からの湯が供給ノ
ズル53を介して注ぎ入れられるとともに、各粉末原料
と湯が撹拌装置52によって撹拌される。これにより、
販売飲料としてのクリーム・砂糖入りのコーヒーの調理
が完了する。なお、この調理済みのコーヒーは、図示し
ない搬送装置などによって、販売口に搬送され、購入者
に提供される。
【0034】以上詳述したように、本実施形態の原料供
給装置3によれば、供給位置に停止したカップCに粉末
原料を送り出すシュート24に対応するシャッタ駆動レ
バー32のみが、カップ把持機構16および選択レバー
33によって、非係合位置から係合位置に回動駆動され
るので、回転するカム34により、そのシャッタ駆動レ
バー32のみを係合位置から押圧位置にさらに回動駆動
することができ、これにより、開放すべきシャッタ27
のみを開放させることができる。一方、上記シャッタ駆
動レバー32以外の他のシャッタ駆動レバー32は、非
係合位置に維持されることで、カム34が回転しても、
これに係合することがなく、上記の開放すべきシャッタ
27以外の他のシャッタ27が開放されることはない。
したがって、単一のモータによって、カム34を回転駆
動することで、開放すべきシャッタ27のみを開放させ
ることができ、その単一のモータを、3つのシュート2
4(原料通路26)間で、シャッタ27を開閉する駆動
源として共用することができる。その結果、原料供給装
置の製造コストを削減でき、特に、粉末原料の種類の増
加に対応して、シュート24およびそのシャッタ27を
増やす場合であっても、そのシャッタ27を駆動するた
めの駆動源を増設する必要がないので、製造コストの上
昇を抑制することができる。
【0035】なお、本発明は、説明した上記実施形態に
限定されることなく、種々の態様で実施することができ
る。本実施形態では、シャッタ駆動レバー32を回動駆
動するための選択レバー33を、カップ把持機構16の
ケース17で回動駆動するようにしたが、カップCの搬
送に伴って移動し、選択レバー33を回動可能なもので
あれば、カップ把持機構16以外のものであってもよ
い。また、実施形態では、3種類の粉末原料を供給する
場合について説明したが、本発明は、それ以上の粉末原
料を供給可能な自動販売機にも、もちろん適用可能であ
る。さらに、実施形態で示した原料供給装置3の細部の
構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲
内で適宜、変更することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカップ式
自動販売機の原料供給装置は、粉末原料が送り出される
複数の原料通路間で、シャッタを開閉する駆動源を共用
することができ、その結果、製造コストを削減すること
ができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による原料供給装置を適用
したカップ式自動販売機の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)はシャッタ駆動機構の付近を示す側面図
であり、(b)はシャッタ駆動機構の選択レバーを示す
正面図である。
【図3】シャッタ駆動機構によるシャッタの開閉動作を
順に説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 カップ搬送装置 3 原料供給装置 16 カップ把持機構(アクチュエータ、カップ把持
体) 22 供給機構 24 シュート 25 シャッタ駆動機構 26 原料通路 27 シャッタ 32 シャッタ駆動レバー(シャッタ駆動部材) 34 カム C カップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる種類の粉末原料を下方に送
    り出すための複数の原料通路を、カップの搬送経路上の
    上方に、これに沿って配置し、販売時に、カップを前記
    搬送経路に沿って搬送するとともに、選択された商品に
    応じて供給すべき粉末原料を送り出す前記複数の原料通
    路の各々の下側の位置に前記カップを停止させながら、
    当該各原料通路から前記供給すべき粉末原料を前記カッ
    プに順次供給するカップ式自動販売機の原料供給装置で
    あって、 カップを搬送するとともに、この搬送に伴って移動する
    アクチュエータを有するカップ搬送装置と、 前記複数の原料通路の各々に開閉自在に設けられ、当該
    各原料通路に粉末原料を保持する回動自在のシャッタ
    と、 駆動源と、 この駆動源によって回転駆動されるカムと、 前記各シャッタの付近に配置され、前記カムに係合不能
    な非係合位置と、前記カムに係合可能な係合位置と、前
    記シャッタを押圧することで、当該シャッタを開放する
    押圧位置とに、回動自在のシャッタ駆動部材とを備え、 当該シャッタ駆動部材は、これに対応する原料通路の下
    側の位置にカップが停止したときに、前記アクチュエー
    タが係合することにより、前記非係合位置から前記係合
    位置に回動するとともに、前記回転するカムにより、前
    記係合位置から前記押圧位置に回動することによって、
    前記シャッタを開放し、当該シャッタで保持された粉末
    原料を、前記停止したカップに供給させるように構成さ
    れていることを特徴とするカップ式自動販売機の原料供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータは、カップを把持し
    た状態で搬送するためのカップ把持体であることを特徴
    とする請求項1に記載のカップ式自動販売機の原料供給
    装置。
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