JPH06251236A - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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JPH06251236A
JPH06251236A JP5040088A JP4008893A JPH06251236A JP H06251236 A JPH06251236 A JP H06251236A JP 5040088 A JP5040088 A JP 5040088A JP 4008893 A JP4008893 A JP 4008893A JP H06251236 A JPH06251236 A JP H06251236A
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cups
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択された商品に不要な原料が混入すること
のないカップ式自動販売機を提供する。 【構成】 それぞれ異なる粉末原料を収納した複数の原
料搬出装置4と、カップ供給装置から排出されたカップ
1を移送するカップ移送装置と、原料搬出装置4及びカ
ップ移送装置を制御する制御装置とを設ける。カップ移
送装置によりカップ1を各原料搬出装置4に順次移送す
ると共に、カップ1が到着した段階で当該原料搬出装置
4よりカップ1内に原料をそれぞれ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー、砂糖、ミル
ク等の各種粉末原料をそれぞれ収納した複数の原料搬出
装置を備えた所謂カップ式の自動販売機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種自動販売機は、例えば実開昭
62−199855号公報(G07F13/06)に示
されるように、自動販売機内部にカップを供給するカッ
プ供給機構と、コーヒー、ミルク、砂糖等の各原料を収
納した複数の原料供給機構と、湯等の希釈液を供給する
希釈液供給機構等を具備している。そして、顧客による
硬貨や紙幣の投入、及び商品の選択操作に基づき販売動
作を開始し、前記カップ供給機構からカップを落下さ
せ、カップ移送機構にてシューター下方にカップを移送
し、このシューター内には前記各原料供給機構から原料
を落下させて集め、シューターの下端吐出口より各原料
を同時にカップ内に供給した後、次に前記希釈液が供給
される所定の供給位置までカップを移送し、希釈液を供
給する構造とされていた。
【0003】また、特開平3−179594号公報(G
07F13/06)では同様のシューター下端の吐出口
をカップ内に進入させ、更に、落下の勢いで飛散する微
粉末を微粉末回収ダクトにより吸引することによって、
原料粉末中の微粉末がカップ周囲に飛散しないように構
成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上記した各
従来構造では、いずれも各原料供給機構より送出された
原料を、一つのシューターに集めて当該シューターの吐
出口よりカップに供給するものであった。従って、例え
ば初回に砂糖、クリ−ム入りコ−ヒ−を販売したとする
と各原料供給機構から砂糖、クリ−ム、コーヒーがシュ
ーターに送出され、シューターの吐出口よりカップに投
下される。その際、特に前記クリームや砂糖がシュータ
ー内面等に付着して残存したものとすると、次回販売も
初回と同様に砂糖、クリ−ム入りコ−ヒ−であれば比較
的問題は少ないが、仮に初回と異なるブラックコーヒー
が選択された場合には、シューター内面に残存したクリ
ーム、或いは砂糖が混入してしまい、純粋なブラックコ
ーヒーではなく、砂糖、クリ−ムが小量混入したブラッ
クコーヒーとなってしまう問題が有った。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、選択された商品に不要な原
料が混入することのない自動販売機を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカップ式自動販
売機は、それぞれ異なる粉末原料を収納した複数の原料
搬出装置4、5、6と、カップ供給装置2と、このカッ
プ供給装置2から排出されたカップ1を移送するカップ
移送装置17と、原料搬出装置4、5、6及びカップ移
送装置17を制御する制御装置31とを具備しており、
この制御装置31は、カップ移送装置17によりカップ
1を各原料搬出装置4、5、6に順次移送すると共に、
カップ1が到着した段階で当該原料搬出装置4、5、6
よりカップ内に原料をそれぞれ送出することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明のカップ式自動販売機によれば、制御装
置31がカップ移送装置17を制御してカップ1を各原
料搬出装置4、5、6に順次移送すると共に、カップ1
が到着した段階で当該原料搬出装置4、5、6よりカッ
プ1内に原料をそれぞれ送出するので、選択した商品
(カップ飲料)に不要な原料はカップ1内に送出されな
くなる。
【0008】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。本発明の図示しない自動販売機内には、図2に示す
如く向かって左側に、カップ1を供給するカップ供給装
置2と、向かって右側に図示しないヒータ等の加熱手段
を具備した湯タンク3と、それらの間にクリーム、コー
ヒー及び砂糖の各原料粉末をそれぞれ収納した原料搬出
装置4、5、6が並設されている。
【0009】カップ供給装置2は所定の販売動作の開始
に伴い、最下端部のカップ1を図2中P1で示す所定の
カップ供給位置に排出するものである。また、前記湯タ
ンク3には湯弁8が取り付けられ、この湯弁8から図2
中P2で示す所定の湯供給攪拌位置の上方に給湯管11
が延在している。また、前記湯供給攪拌位置P2の上方
には上下動、及び回転自在の攪拌羽15と攪拌機16が
設けられている。
【0010】更に、前記原料搬出装置4、5、6前下端
部には、前方に突出した後下方にそれぞれ開口した原料
送出口4A、5A、6Aが形成されており、各原料送出
口4A、5A、6Aの下方には、図1の如くそれぞれに
対応して上下を開口し、原料粉末を一時保持するシャッ
ター12S、13S、14Sをそれぞれ内設すると共
に、上下動作をする原料シューター12、13、14が
それぞれ配置されている。
【0011】前記各原料シューター12、13、14の
下端開口はそれぞれ図2中P3、P4及びP5で示す所
定のクリーム原料供給位置、コーヒー原料供給位置及び
砂糖原料供給位置の上方において開放している。また、
前記カップ供給位置P1、と各原料供給位置P3、P
4、P5及び湯供給攪拌位置P2は、実施例では一直線
上に並んでおり、更に、この湯供給攪拌位置P2の先の
直線上に飲料を顧客に提供する飲料提供位置P6が構成
され、それは図示しない自動販売機の販売口内方に位置
している。
【0012】原料搬出装置4(原料搬出装置5及び6に
ついても同様のため説明を省略する)の前下部には、ギ
ヤモーター57が取り付けられており、このギヤモータ
ー57の回転軸にはクランク51の下端部が回動自在に
連結されている。このクランク51の上端部はギヤモー
ター57の回転によって上下往復動を行うと共に、係る
クランク51の上端部にはベース64を具備した上下に
延在するレール54が回動自在に取り付けられ、前記原
料シューター12はこのベース64に取付支持されてい
る。係る構成により、ギヤモーター57が回転すると、
原料シューター12は上死点と下死点の間で円滑に上下
往復動されることになる。
【0013】また、原料シューター12は硬質合成樹脂
により円筒状に成形されており、前記シャッター12S
(シャッター13S、14Sも同様)はこの円筒の内面
形状に合致した円板状を呈している。更に、シャッター
12Sはその直径を貫く横方向の回動軸により原料シュ
ーター12内で回動自在に設けされており、図1に実線
で示す如く原料シューター12の内面にその周面が当接
した状態では原料シューター12内を上下に仕切ってい
る。
【0014】更に、原料シューター12の外側面には、
前記シャッター12Sの回動軸に軸支され、原料シュー
ター12に対して回動自在に設けられた操作棒60が取
り付けられている。この操作棒60はコイルバネ74に
よって常時前端を上方に引き上げられており、原料シュ
ータ12が上死点にある状態では、シャッター12Sは
図2中実線の如く原料シュータ12内を仕切る。また、
係る状態では原料シュータ12の上端開口は原料送出口
4Aに設けたゴムパッキン4Pに圧接している。そし
て、原料シュータ12が降下して下死点に来ると、操作
棒60の後端が原料送出口4A下方に設けられたピン6
7に当接するので操作棒60は図1中反時計回りに回動
し(図1に破線で示す)、それに連動してシャッター1
2Sは図1に破線で示す如く鉛直方向起立し、原料シュ
ーター12内を上下に連通させるように構成されてい
る。
【0015】一方、各原料シューター12、13、14
の下方には、少なくとも前記カップ供給位置P1から飲
料提供位置P6に渡ってカップ移送装置17が設けられ
ている。このカップ移送装置17は、長尺の枠体18
と、この枠体18の両端に回転自在に支持された駆動プ
ーリ19及び従動プーリ21と、両プーリ19及び21
間に渡って張架されたベルト22と、カップ保持腕23
Aを具備し、前記ベルト22に取り付けられたカップ保
持装置23と、前記駆動プーリ19を駆動するよう取り
付けられた移送用モーター24とから構成されている。
【0016】この移送用モーター24は実施例では整流
子付直流モーターにて構成されており、移送用モーター
24が起動されると、駆動プーリ19を介してベルト2
2が駆動され、それによってベルト22に取り付けられ
た保持装置23が移動する。前記カップ保持腕23A
は、前記カップ供給位置P1にてカップ供給装置2から
排出されたカップ1を保持するので、保持装置23の移
動に伴い、カップ1は前記カップ供給位置P1から飲料
提供位置P6の範囲内を移送される。
【0017】一方、移送用モーター24の出力軸にはエ
ンコーダ26が取り付けられている。このエンコーダ2
6は、移送用モーター24の回転子と共に回転してその
所定回転角度毎に所定の矩形パルスを発生するものであ
り、係る矩形パルスを計数することにより、上記カップ
1の移送距離を検出してカップ1を所定位置まで移送
し、停止させることができるようになる。そのために、
マイクロコンピュータ32には各位置P1乃至P6それ
ぞれの間の距離を前記矩形パルス数に換算した値が予め
記憶されているものとする。
【0018】尚、実施例では各位置P1乃至P6が一直
線上に並んでいるため、カップ移送装置17も一直線状
のものにて構成したが、自動販売機の構造によっては飲
料提供位置P6他の各位置P1〜P5が一直線状に並ば
ない場合もある。係る場合には、図2のカップ移送装置
17をx軸とし、この移送装置17に直交する方向に延
在するy軸方向のカップ移送装置を追加してそれに保持
装置23を取り付け、更に、係るy軸方向の移送装置を
前記ベルト22にて移動されるように構成すれば良い。
係る構成によれば、両移送装置にて構成されるx−y平
面上のいずれの位置にもカップ1を移送することが可能
となるので、カップ供給装置2等の各装置相互の位置関
係の自由度が増す。
【0019】次に、図3は本発明の自動販売機の制御装
置31のブロック図を示している。制御装置31は、汎
用のマイクロコンピュータ32にて構成されており、こ
のマイクロコンピュータ32にはエンコーダ26からの
矩形パルス及び所定の販売指令信号が入力される。マイ
クロコンピュータ32の出力には、前記湯弁8、攪拌機
16及びカップ供給装置2、前記各原料搬出装置4、
5、6の原料送出口4A、5A、6Aから所定量の粉末
原料を送出させるためのオーガーモーター4M、5M、
6M及びカップ保持腕23Aが接続されると共に、原料
シューター12を上下させるための前記ギヤモーター5
7と、該ギヤモーター57と同様に前記原料シューター
13、14をそれぞれ上下させるためのギヤモーター5
8、59が接続されている。また、図3の攪拌機16は
図2の攪拌羽15を回転させるためのモーター15Mと
攪拌羽根15を上下動させるためのモーター16Mとを
包含している。更に、前記保持腕23Aは保持装置23
に内蔵された図示しないモーターによって拡開、収縮駆
動されるもので、係るモーターがマイクロコンピュータ
32によって制御されることになる。
【0020】一方、前記カップ移送装置17の移送用モ
ーター24はサイリスタから成るスイッチング素子3
6、及び、正逆回転を切り換える切換スイッチ39を介
して直流電源DCに接続されており、更に、移送用モー
ター24の入力端子間にはトライアックから成るスイッ
チング素子37と抵抗38の直列回路が接続されてい
る。そして、前記各スイッチング素子36及び37、切
換スイッチ39は前記マイクロコンピュータ32によっ
てトリガ、或いは切換制御されるよう構成されている。
【0021】以上の構成で、図4及び図5のマイクロコ
ンピュータ32のプログラムを示すフローチャートを参
照しながら、本発明の自動販売機の動作を説明する。
尚、カップ移送装置17の保持装置23は、最初原点で
あるカップ供給位置P1にあるものとし、また、各原料
シューター12、13、14は上死点にあり、各シャッ
ター12S、13S、14Sは各原料シューター12、
13、14内をそれぞれ上下に仕切っていてその上端開
口は各ゴムパッキン4P、5P、6Pに圧接しているも
のとする。顧客により硬貨或いは紙幣が投入され、例え
ば砂糖及びクリーム入りのホットコーヒーが選択された
ものとすると、それに基づいて発せられた販売指令によ
り、マイクロコンピュータ32は販売動作を開始する。
【0022】マイクロコンピュータ32は販売動作の開
始と同時にステップS1にてカップ供給装置2よりカッ
プ供給位置P1にカップ1を供給する。また、選択され
た粉末原料に対応する原料搬出装置(この場合は全原料
搬出装置4、5、6)のオーガーモーター4M、5M、
6Mを所定時間駆動し、各粉末原料を原料送出口4A、
5A、6Aから原料シューター12、13、14内に送
出してシャッター12S、13S、14S上に一時保持
する。
【0023】次に、ステップS2にてカップ保持腕23
Aを開閉して供給されたカップ1を保持する。このよう
にカップ1を保持したら、切換スイッチ39はa側に閉
じたまま、スイッチング素子36及び37をトリガ制御
し、移送用モーター24を正転方向に回転駆動してカッ
プ保持装置23を湯供給位置P2まで移動させる。マイ
クロコンピュータ32はステップS3にて湯弁8の図示
しないスイッチを短時間ONにすると同時に次のステッ
プS4にて湯弁8を短時間開き、少量の湯をカップ1内
に供給する。
【0024】そして、ステップS5にて切換スイッチ3
9をb側に切り換え、スイッチング素子36及び37を
トリガ制御し、移送用モーター24を逆転方向に回転駆
動してカップ保持装置23をクリーム原料供給位置P3
まで移動させる。カップ1がクリーム原料供給装置P3
に到着したら、次にステップS6にてギヤモーター57
を回転させ、原料シューター12を下死点まで降下させ
る。この降下により原料シューター12の下端開口は図
1中破線で示す如くカップ1内に進入すると共に、同時
に前述の如くシャッター12Sは鉛直状態に起立し、そ
れによってその上に保持されていたクリーム原料はカッ
プ1内に落下供給される。
【0025】次に、マイクロコンピュータ32はステッ
プS7にて切換スイッチ39を再びa側に切り換え、且
つ、同様にスイッチング素子36及び37をトリガ制御
し、移送用モーター24を正転方向に回転駆動してカッ
プ保持装置23をコーヒー原料供給位置P4まで移動さ
せる。カップ1がコーヒー原料供給位置P4に到着した
ら、次にステップS8にてギヤモーター58を回転さ
せ、原料シューター13を下死点まで降下させる。この
降下により原料シューター13の下端開口は同様にカッ
プ1内に進入すると共に、同時に前述の如くシャッター
13Sは鉛直状態に起立し、それによってその上に保持
されていたコーヒー原料はカップ1内に落下供給され
る。
【0026】次に、マイクロコンピュータ32はステッ
プS9にて切換スイッチ39をa側に閉じたまま、同様
にスイッチング素子36及び37をトリガ制御し、移送
用モーター24を正転方向に回転駆動してカップ保持装
置23を砂糖原料供給位置P5まで移動させる。カップ
1が砂糖原料供給位置P5に到着したら、次にステップ
S10にてギヤモーター59を回転させ、原料シュータ
ー14を下死点まで降下させる。この降下により原料シ
ューター14の下端開口は同様にカップ1内に進入する
と共に、同時に前述の如くシャッター14Sは鉛直状態
に起立し、それによってその上に保持されていた砂糖原
料はカップ1内に落下供給される。
【0027】このように、原料シューター12、13、
14内に保持された粉末原料をカップ1に投入する際、
原料シューター12、13、14の下端開口はカップ1
内に降下するため、原料の落下の勢いが弱まり原料の落
下による飛散を著しく低減することができるものであ
る。一方、各原料シューター12、13、14は下死点
に到着後、各ギヤモーター57、58、59により上死
点まで再び上昇されるが、この上死点の状態では前述の
如く上端開口が各原料送出口4A、5A、6Aのゴムパ
ッキン4P、5P、6P内面に圧接するため、空気中の
塵埃が侵入しなくなり、衛生的に維持できるようにな
る。
【0028】次に、マイクロコンピュータ32はステッ
プS11にて切換スイッチ39をa側に閉じたまま、同
様にスイッチング素子36及び37をトリガ制御し、移
送用モーター24を正転方向に回転駆動してカップ保持
装置23を湯供給攪拌位置P2まで移動させる。カップ
1が湯供給攪拌位置P2に到着したら、次にステップS
12で湯弁8を開き、所要量の湯をカップ1内に供給す
ると共に、攪拌機16のモーター16M及び15Mを駆
動して攪拌羽根15をカップ1内に降下させ、且つ、回
転させてカップ1内の湯と原料の攪拌調合を行う。
【0029】係る湯と原料粉末との攪拌が終了したら、
次にマイクロコンピュータ32はステップS13にて切
換スイッチ39をa側に閉じたまま、同様にスイッチン
グ素子36及び37をトリガ制御し、移送用モーター2
4を正転方向に回転駆動してカップ保持装置23を飲料
提供位置P6まで移動させ、ステップS14の如くカッ
プ入り飲料を顧客に提供する。顧客によりカップ1が取
り出されたら、マイクロコンピュータ32はステップS
15で切換スイッチ39をb側に切り換え、同様にスイ
ッチング素子36及び37をトリガ制御し、移送用モー
ター24を逆転方向に回転駆動してカップ保持装置23
を原点であるカップ供給位置P1まで戻し、販売動作を
終了する。
【0030】以上のように本発明では、販売動作の開始
に伴い、原料搬出装置4、5、6から原料シューター1
2、13、14内に予め粉末原料を保持して置き、カッ
プ1が到着した時点で保持していた粉末原料をカップ1
内に落下させて供給するので、販売動作開始から販売動
作を終了するまでの時間を極めて短縮することができ
る。それによって、顧客による待ち時間の短縮を図り、
販売効率を向上させることができる。
【0031】特に、原料シューター12、13、14は
各原料搬出装置4、5、6にそれぞれ設けられ、各粉末
原料をそれぞれ保持してカップ1内に供給するので、他
の原料シューター12、13、14内に残存する原料が
無用にカップ1内に混入する不都合が解消される。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、制御
装置がカップ移送装置を制御してカップを各原料搬出装
置に順次移送すると共に、カップが到着した段階で当該
原料搬出装置よりカップ内に原料をそれぞれ送出するの
で、顧客が選択したカップ飲料商品に不要な原料が混入
する不都合を確実に防止することができる。それによっ
て品質の高いカップ飲料商品の販売を実現することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の原料搬出装置に設けられ
た原料シューター部分の縦断側面図である。
【図2】本発明の自動販売機内に設けられた各装置の斜
視図である。
【図3】本発明の自動販売機の制御装置のブロック図で
ある。
【図4】マイクロコンピュータのプログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図5】図4に続いてマイクロコンピュータのプログラ
ムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カップ 2 カップ供給装置 3 湯タンク 4 原料搬出装置 5 原料搬出装置 6 原料搬出装置 4A 原料送出口 5A 原料送出口 6A 原料送出口 12 原料シューター 13 原料シューター 14 原料シューター 12S シャッター 13S シャッター 14S シャッター 17 カップ移送装置 24 モーター 31 制御装置 32 マイクロコンピュータ 57 ギヤモーター 60 操作棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる粉末原料を収納した複数
    の原料搬出装置と、カップ供給装置と、該カップ供給装
    置から排出されたカップを移送するカップ移送装置と、
    前記原料搬出装置及びカップ移送装置を制御する制御装
    置とを具備して成り、該制御装置は、前記カップ移送装
    置により前記カップを前記各原料搬出装置に順次移送す
    ると共に、カップが到着した段階で当該原料搬出装置よ
    り前記カップ内に原料をそれぞれ送出することを特徴と
    するカップ式自動販売機。
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