JP2002214973A - 画像形成装置及び後処理装置及び画像処理制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置及び後処理装置及び画像処理制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002214973A
JP2002214973A JP2001013374A JP2001013374A JP2002214973A JP 2002214973 A JP2002214973 A JP 2002214973A JP 2001013374 A JP2001013374 A JP 2001013374A JP 2001013374 A JP2001013374 A JP 2001013374A JP 2002214973 A JP2002214973 A JP 2002214973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、パンフレット機能を利用した際
に、ページ数の多いシート束に対しても折り処理および
綴じ処理を適切に処理しうる画像形成装置を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る画像形成装置の代表的な構成は、シートの両面に画像
を記録する画像形成手段と、複数のシートを重ねて中央
で折り返した際にページ順となるように該シートの両面
に画像情報を割り付ける制御手段とを有する画像形成装
置において、出力するシートの枚数が折り処理若しくは
綴じ処理可能な枚数か否かを判断する判定手段を有し、
処理可能な所定枚数を超える場合には、前記制御手段
は、前記出力するシートを前記所定枚数以下の複数の束
に分割し、各束に対して重ねて中央で折り返した際にペ
ージ順となるように画像情報を割り付けることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特にシートの両面に画像を記録して、該シートを複
数枚重ねて折り処理および綴じ処理を行う画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写するための全ての原稿を
読み取り、得られた原稿画像データをハードディスクな
どの外部記憶装置に一旦記憶し、画像形成時にその外部
記憶装置から原稿画像データを繰り返し読み出し、その
原稿画像データに基づき画像形成する電子ソート機能を
備えたデジタル複写機が知られている。
【0003】また、このような電子ソート機能を利用し
て、シートの表裏にそれぞれ原稿を2ページ分ずつ割り
付け、シート中央にて綴じ処理および折り処理を施すパ
ンフレット機能が提供されている。かかるパンフレット
機能においては、複数枚のシートを重ねて中央で折り返
した際に、作成されたシート束が全体としてページ順と
なるよう画像が割り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記パンフレ
ット機能において、出力するシートの枚数が綴じ処理の
可能な所定枚数より多くなると、綴じが不完全になると
いう場合があった。また出力するシートの枚数が折り処
理の可能な所定枚数より多くなってしまうと、シート束
の折り返しが甘くなって排出され、シート束が開いてし
まって積載性を損なったり、パンフレットの品位が損な
われるなどの不具合が生じる場合があるなど、適切に処
理を行うことができなかった。
【0005】そこで本発明は、パンフレット機能を利用
した際に、ページ数の多いシート束に対しても折り処理
および綴じ処理を適切に処理しうる画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、シー
トの両面に画像を記録する画像形成手段と、複数のシー
トを重ねて中央で折り返した際にページ順となるように
該シートの両面に画像情報を割り付ける制御手段とを有
する画像形成装置において、出力するシートの枚数が折
り処理若しくは綴じ処理可能な枚数か否かを判断する判
定手段を有し、処理可能な所定枚数を超える場合には、
前記制御手段は、前記出力するシートを前記所定枚数以
下の複数の束に分割し、各束に対して重ねて中央で折り
返した際にページ順となるように画像情報を割り付ける
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画
像形成装置及び後処理装置及び画像処理制御プログラム
を記録した記録媒体の第一実施形態について、図を用い
て説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の全
体構成図、図2は後処理装置の外観斜視図、図3は画像
形成装置の制御ブロック図、図4は電子ソータ部の構成
を示すブロック図、図5は画像処理の動作を説明するフ
ローチャート、図6はシート束の分割と画像の割り付け
を説明する図、図7は分割前後の画像の割り付けを比較
する模式図である。本実施形態においては、画像形成装
置として電子写真方式を採用した複写機を例に用いて説
明する。
【0008】(全体構成)まず、画像形成装置の全体構
成について説明する。図1に示すように、画像形成装置
である複写機本体100の上部には循環式自動原稿搬送装
置(以下RDF200という)を有し、また側方に後処理
装置(以下フィニッシャ300という)を配置している。
【0009】RDF200は複写機本体100のプラテンガラ
ス101上に原稿を搬送するものであり、積載した原稿を
下から給送する降順読取モードと、上から給送する昇順
読取モードを有している。
【0010】複写機本体100は上部に画像読取部を有
し、RDF200によってプラテンガラス101上に載置され
た原稿をスキャナ102を走査させて読み取る。スキャナ1
02は原稿照明ランプ103と走査ミラー104とを有し、原稿
に反射した光は走査ミラー104〜106を介してレンズ108
に導かれ、CCD(Charge Coupled Device)109に結像さ
れる。CCD109からの画像信号には、後述する所定の
画像処理が行われる。
【0011】複写機本体100の画像形成部126において、
露光制御部120はレーザ発振器とポリゴンスキャナとを
有し、変調されたレーザ光129を射出する。射出された
レーザ光は複数のミラーによって感光体ドラム110に導
かれる。感光体ドラム110の周囲には、一次帯電器112、
現像器121、転写帯電器118、分離帯電器119、クリーニ
ング装置116、前露光ランプ114が配置されている。
【0012】感光体ドラム110は図示しないモータによ
り図1に矢印にて示す方向に回転され、一次帯電器112
によって所定の電位に帯電された後に、露光制御部120
からのレーザ光129が照射され、感光体ドラム110に静電
潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成された静
電潜像は、現像器121によって現像され、トナー像とし
て可視化される。
【0013】画像を転写されるシートは、上段カセット
131、下段カセット132、デッキ150、又はマルチ手差し1
53から給送される。上段カセット131、下段カセット132
に積載収納されたシートは、それぞれピックアップロー
ラ133、134により分離給送され、給送ローラ135、136に
よって経路160を通ってレジストローラ137に送られる。
デッキ150は多量のシート、例えば4000枚のシートを収
納するためのものである。デッキ150内においてシート
はリフタ151に積載されており、給送ローラ152に常に当
接するようにシートの量に応じて昇降される。マルチ手
差し153は収納されていない種類のシートを一時的に給
送する目的で設けられており、例えば100枚程度のシー
トを積載することができる。
【0014】レジストローラ137から画像形成部126へと
搬送されたシートには、転写帯電器118によって感光体
ドラム110上のトナー像が転写され、分離帯電器119によ
って感光体ドラム110から分離され、転写ベルト130にへ
と送られる。感光体ドラム110上に残留したトナーはク
リーニング装置116によって除去され、更に残留電荷が
前露光ランプ114によって消去される。
【0015】転写ベルト130は転写ベルトローラ138によ
って回転駆動され、シートを定着器141へと搬送する。
シート上のトナー像は定着前帯電器139、140によって再
帯電され、定着器141によって加圧、加熱されて定着さ
れる。画像を定着されたシートは排出ローラ142を通過
した後に、排出フラッパ154によって再給送側と排出側
の経路を切り換えられる。
【0016】両面記録ないし多重記録を行う場合には、
シートは排出フラッパ154により再給送トレイ156へと送
られる。排出フラッパ154の下流側には搬送ローラ162及
び多重フラッパ157が設けられており、両面記録を行う
場合にはシートを反転パス155へと導き、多重記録を行
う場合にはシートを下搬送パス158へと導く。反転パス1
55には反転ローラ163が設けられており、シートの搬送
方向を反転することにより表裏を反転して下搬送パス15
8へと搬送する。下搬送パス158に搬送されたシートは再
給送トレイ156に一時的に積載され、給送ローラ159によ
って経路160へと再給送される。
【0017】また直接排出する場合には、シートは排出
フラッパ154により排出ローラ161を介して機外に排出す
る。ここでシートを反転して排出する場合は、排出フラ
ッパ154によりシートを一旦反転パス155へと導き、搬送
ローラ162及び反転ローラ163によって搬送方向を反転す
ることにより表裏を反転してから排出ローラ161により
機外に排出する。
【0018】機外に排出されたシートは、後処理装置で
あるフィニッシャ300へと導かれる。図2に示すように
フィニッシャ300はサンプルトレイ301、ステイプルトレ
イ302〜305を有している。フィニッシャ300内において
は、ソート及び綴じ処理のみを行う場合には、中間トレ
イ306に単位枚数ごとにシートが溜められて、モードに
応じて第一ステイプラ307によって綴じ処理を行った後
に所定のトレイに排出される。ステイプルトレイ302〜3
04が何らかの原因で使用できない場合には、シートはサ
ンプルトレイ301に排出される。
【0019】また折り処理を伴うパンフレットモードの
場合には、第二ステイプラ308(綴じ手段)によってシ
ート束の中央線に沿って二ヶ所に綴じ処理を行うと共
に、下部トレイ309において折り装置310(折り手段)に
よって中心線に沿って折り曲げられ、ステイプルトレイ
305へと排出される。
【0020】(制御構成)図3を用いて、画像形成装置
の制御構成について説明する。原稿Sの画像を読み取る
画像読取部201は、上述のレンズ108、CCD109、及び
アナログ信号処理部202を有している。原稿画像はレン
ズ108によりCCD109に結像させ、CCD109からのア
ナログ電気信号をアナログ信号処理部202によりサンプ
ル、ホールドし、ダークレベルを補正し、デジタル信号
に変換し、デジタル化された信号をシェーディング補正
(CCDセンサのばらつき、および原稿照明用ランプの
配光特性の補正)し、変倍処理する。
【0021】電子ソータ部203は画像読取部201から送ら
れた画像がBlackの輝度データとして入力され、γ補正
などの出力系で必要な補正処理や、スムージング処理、
エッジ強調、画像の回転、その他の処理、加工などを行
う。プリンタ部204は上記露光制御部120、画像形成部12
6およびシートの搬送制御部を有し、入力された画像信
号に基づいてシート上に画像を記録する。上記各部はC
PU回路部205(制御手段)に接続されている。CPU
回路部205はCPU(Central Proccessing Unit)206と、
ROM(Read Only Memory)207、RAM(Random Access
Memory)208とを有し、画像読取部201と、電子ソータ部2
03と、プリンタ部204とを制御し、本装置のシーケンス
を統括的に制御する。
【0022】図4を用いて電子ソータ部203の構成を説
明する。図に示すlog変換部210は、画像読取部201から
の輝度データに対応するテーブル値を、輝度データを濃
度データに変化するためのLUT(Look Up Table)に従って
出力することによって、輝度データを多値の濃度データ
に変換する。二値化部211はlog変換部210からの多値の
濃度データを二値化し、濃度値を8bitの「0」または
「255」とする。制御部212は、二値化部211から二値
化された画像データが入力されるか、あるいはコンピュ
ータからの画像データであって外部インタフェース処理
部により処理されて得られた二値画像データが入力さ
れ、入力された原稿の全画像を画像記憶部213に一旦格
納したり、画像記憶部213から画像データを順次読み出
して出力する。
【0023】二値化によって、得られた8bitの画像デー
タは「0」または「1」の1bitの画像データに変換され
るので、画像記憶部213に格納される画像データ量は少
なくなる。ただし画像を二値化すると画像の階調数は25
6階調から2階調になるため、写真画像のような中間調
の多い画像データは、二値化した場合一般的に画質の劣
化が著しい。そこで、二値データによる擬似的な中間調
表現として、ここでは誤差拡散法を用いている。この方
法は、ある画像の濃度を閾値により二値化した後、実際
の濃度データと二値化されたデータの差分を誤差信号と
して、回りの画素に配分する方法である。誤差の配分
は、予め用意されているマトリクス上の重み計数を二値
化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画素
に加算することによって行う。これによって、画像全体
での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に二値で表
現することができる。
【0024】画像記憶部213はSCSIコントローラとハー
ドディスク(外部記憶装置)を有する複数の記憶部と制
御部により構成され、各記録部はそれぞれ独立して動作
することができる。ハードディスクに格納された複数の
画像データは、複写機の操作部で指定されたモードに応
じた順序で出力される。例えばソートの場合、DF(Doc
ument Feeder)から原稿束の最終ページから最初のペー
ジに向かって順に読み込み、一旦、画像記憶部213のハ
ードディスクに格納する。そして、最終ページから最初
のページに向かって順番に原稿の画像データを読み出
し、これを複数回繰り返して出力する。これにより、複
数のビンを有するソータと同じ役割を果たすことができ
る。
【0025】平滑化部214は、制御部212により画像記憶
部213から読み出された1bitのデータを8bitのデータに
変換し、画像データの信号を「0」または「255」に
する。変換された画像データは、予め決められたマトリ
クス上の計数と、近傍がその濃度値をそれぞれ乗算した
ものの総和で得られる、重み付けされた平均値に置き換
えられる。これによって二値のデータは近傍の画素にお
ける濃度値に応じて多値のデータに変換され、読み取ら
れた画像により近い画質が再現できる。
【0026】γ補正部215は、平滑化部214からの8bitデ
ータをγ補正するものであり、濃度データを出力する際
に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、
操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0027】(画像形成動作)次に、図5を用いてパン
フレットモードを選択した場合の画像形成の動作につい
て説明する。図に示すように、パンフレットモードが選
択されると、画像形成が開始される。まずRDF200及
び画像読取部201によって全ての原稿の画像情報を画像
記憶部213に記憶し、原稿の枚数を求め(S501)、原稿
の枚数から出力するシートの枚数を求める(S503)。
ついで、出力するシートの枚数が綴じ処理及び折り処理
で制御できる枚数より多いか否かを判定する(S50
4)。この場合、判定手段は制御部212が構成している。
【0028】肯定判定された場合、本来図7(a)に示す如
く1つのシート束に形成され出力されるものを、図7(b)
に示す如く1束が綴じ処理及び折り処理可能な所定枚数
より小さくなるように分割して画像情報を割り付ける。
このとき分割される数nは、図6に示す割付計算式によ
り算出される(S507)。また、否定判定の場合は分割
数nを1として次の処理へ進む(S509)。ここで分割
回数をカウントするためのカウンタk=1として、以降
の分割の管理を行っていく(S511)。
【0029】k番目の分割において、出力シートを順次
綴じ手段である第二ステイプラ308と送るようにフィニ
ッシャ300の内部制御をする(S513)。このとき制御手
段であるCPU回路部205は、出力シートを重ねて中央
で折り返したときにページ順になるように、出力シート
の表裏にそれぞれ2ページずつ原稿を割り付ける。そし
てk番目の分割が所定枚数に達すると(S515)、シー
ト束の中央線に沿って綴じ処理を行い(S517)、半分
に折り(S519)、ステイプルトレイ305に排出する(S
521)。
【0030】ここで、排出したシートの束が分割の最終
の束であるか否かを判定し(S523)、否定判定の場合
は分割回数カウンタkを1つインクリメントし、処理を
S513に戻す(S525)。また肯定判定の場合は、設定さ
れた部数の出力が終了したか判断し、否定判定なら処理
をS504に戻し、肯定判定なら画像形成を終了する(S5
27)。
【0031】上記説明した如く、出力するシートの枚数
が綴じ処理または折り処理可能な所定枚数以上である場
合には、所定枚数以内の複数の束に分割して画像の割り
付け、綴じ処理、及び折り処理を行うことにより、パン
フレット機能を適切に処理することができる。
【0032】[第二実施形態]次に、本発明に係る画像
形成装置及び後処理装置及び画像処理制御プログラムを
記録した記録媒体の第二実施形態について、図を用いて
説明する。図8は本実施形態に係る画像処理の動作を説
明するフローチャートであって、上記第一実施形態と説
明の重複する部分については、同一の符号を付して説明
を省略する。
【0033】上記第一実施形態においては、出力するシ
ートの枚数が所定枚数以内であることを判断する判定手
段を設けて説明したが、本実施形態においては使用者が
明示的にシートを所定枚数以下の複数の束に分割するか
否かを設定する分割モード設定手段を設けている。
【0034】上記構成における画像形成の動作につい
て、図8を用いて説明する。第一実施形態において図5
を用いて説明した動作との比較において説明すると、第
一実施形態においては判定手段としての制御部212によ
り出力するシートの枚数が綴じ処理及び折り処理で制御
できる枚数より多いか否かを判定(S504)することに
より、分割を行うか否かを決定していた。しかし図8に
示すように、本実施形態においては使用者によって分割
モードが設定されているか否かを判定し(S505)、こ
れにより分割を行うか否かを決定している。
【0035】使用者が分割モードを設定するための設定
手段とは、具体的には装置本体の図示しない操作パネル
を用いたり、またシステムあるいは装置のコンピュータ
を用いることができる。
【0036】上記の如く使用者が明示的に分割モードを
設定するよう構成したことにより、出力するシートを分
割することにより第一実施形態と同様の効果を得ること
ができると共に、判定手段を設ける必要がない。また判
定手段によっては分割されてしまう枚数をわずかに超え
ている場合には、分割モードを設定しないことにより一
つの束として綴じ処理及び折り処理を行うことができ、
使用者の要望に柔軟に対応可能な装置とすることができ
る。
【0037】[他の実施形態]なお、上記各実施形態に
おいては、画像情報の割り付けや分割数の算出などの画
像処理制御を、画像形成装置に設けた制御手段によって
行うよう説明した。しかし上記画像処理制御を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を
供給し、システムあるいは装置のコンピュータのCPU
やMPUが記録媒体に格納されたプログラムコードを読
み出して実行することによっても、本発明の目的を達成
することができる。この場合、記録媒体から読み出され
たプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0038】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM
(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Compact Disk
Recordable)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM(Read Only Memory)等を用いることができる。
【0039】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(Operati
ng System)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した実施形態の機能が実現される
場合も、本発明の目的を達成することができる。
【0040】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した実施形態の機能が実現される
場合も、本発明の目的を達成することができる。
【0041】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る画像形
成装置及び後処理装置及び画像処理制御プログラムを記
録した記録媒体は、綴じ処理又は折り処理可能な所定枚
数を超える場合に、出力するシートを前記所定枚数以下
の複数の束に分割し、各束に対して重ねて中央で折り返
した際にページ順となるように画像情報を割り付けるよ
う構成したことにより、出力するシートの枚数が所定枚
数以上である場合であってもパンフレット機能を適切に
処理することができる。
【0042】また使用者が明示的に設定した分割モード
を設定するよう構成したことにより、判定手段を設ける
必要がない。また判定手段によっては分割されてしまう
枚数をわずかに超えている場合には、分割モードを設定
しないことにより一つの束として綴じ処理及び折り処理
を行うことができ、使用者の要望により柔軟に対応可能
な装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の全体構成図であ
る。
【図2】後処理装置の外観斜視図である。
【図3】画像形成装置の制御ブロック図である。
【図4】電子ソータ部の構成を示すブロック図である。
【図5】画像処理の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】シート束の分割と画像の割り付けを説明する図
である。
【図7】分割前後の画像の割り付けを比較する模式図で
ある。
【図8】第二実施形態に係る画像処理の動作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
100 …複写機本体 101 …プラテンガラス 102 …スキャナ 103 …原稿照明ランプ 104 …走査ミラー 105 …走査ミラー 106 …走査ミラー 108 …レンズ 109 …CCD 110 …感光体ドラム 112 …一次帯電器 114 …前露光ランプ 116 …クリーニング装置 118 …転写帯電器 119 …分離帯電器 120 …露光制御部 121 …現像器 126 …画像形成部 129 …レーザ光 130 …転写ベルト 131 …上段カセット 132 …下段カセット 133 …ピックアップローラ 134 …ピックアップローラ 135 …給送ローラ 136 …給送ローラ 137 …レジストローラ 138 …転写ベルトローラ 139 …定着前帯電器 140 …定着前帯電器 141 …定着器 142 …排出ローラ 150 …デッキ 151 …リフタ 152 …給送ローラ 153 …マルチ手差し 154 …排出フラッパ 155 …反転パス 156 …再給送トレイ 157 …多重フラッパ 158 …下搬送パス 159 …給送ローラ 160 …経路 161 …排出ローラ 162 …搬送ローラ 163 …反転ローラ 200 …RDF 201 …画像読取部 202 …アナログ信号処理部 203 …電子ソータ部 204 …プリンタ部 205 …回路部 206 …CPU 207 …ROM 208 …RAM 210 …log変換部 211 …二値化部 212 …制御部 213 …画像記憶部 214 …平滑化部 215 …γ補正部 300 …フィニッシャ 301 …サンプルトレイ 302 …ステイプルトレイ 303 …ステイプルトレイ 304 …ステイプルトレイ 305 …ステイプルトレイ 306 …中間トレイ 307 …第一ステイプラ 308 …第二ステイプラ 309 …下部トレイ 310 …折り装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの両面に画像を記録する画像形成
    手段と、 複数のシートを重ねて中央で折り返した際にページ順と
    なるように該シートの両面に画像情報を割り付ける制御
    手段とを有する画像形成装置において、 出力するシートの枚数が折り処理若しくは綴じ処理可能
    な枚数か否かを判断する判定手段を有し、 処理可能な所定枚数を超える場合には、前記制御手段
    は、前記出力するシートを前記所定枚数以下の複数の束
    に分割し、各束に対して重ねて中央で折り返した際にペ
    ージ順となるように画像情報を割り付けることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 シートの両面に画像を記録する画像形成
    手段と、 複数のシートを重ねて中央で折り返した際にページ順と
    なるように該シートの両面に画像情報を割り付ける制御
    手段とを有する画像形成装置において、 前記出力するシートを所定枚数以下の複数の束に分割す
    るか否かを決定する分割モード設定手段を有し、 分割モードが設定された場合には、前記制御手段は、前
    記出力するシートを前記所定枚数以下の複数の束に分割
    し、各束に対して重ねて中央で折り返した際にページ順
    となるように画像情報を割り付けることを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、分割した全ての束を通
    じてページ順となるように画像情報を割り付けることを
    特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 シートの略中央を折り返す折り手段とを
    有し、 前記シートの略中央にステイプルする綴じ手段と、 請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置から
    排出されたシート束に対して折り処理又は綴じ処理を行
    う後処理装置であって、 前記分割した各束ごとに折り処理又は綴じ処理を行うこ
    とを特徴とする後処理装置。
  5. 【請求項5】 複数のシートを重ねて中央で折り返した
    際にページ順となるように該シートの両面に画像情報を
    割り付ける画像処理制御プログラムであって、 出力するシートの枚数が折り処理若しくは綴じ処理可能
    な所定枚数を超える場合には、前記出力するシートを前
    記所定枚数以下の複数の束に分割し、各束に対して重ね
    て中央で折り返した際にページ順となるように画像情報
    を割り付けることを特徴とする画像処理制御プログラム
    を記録した記録媒体。
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