JPH09205541A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09205541A
JPH09205541A JP8031152A JP3115296A JPH09205541A JP H09205541 A JPH09205541 A JP H09205541A JP 8031152 A JP8031152 A JP 8031152A JP 3115296 A JP3115296 A JP 3115296A JP H09205541 A JPH09205541 A JP H09205541A
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Masayuki Honma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコピージョブに係る原稿のコピーを行
う際に、メモリの空き容量が後のコピージョブに係る原
稿の画像データ全てを記憶するのに十分ではない場合で
あっても、コピージョブ全体に費やされる時間の短縮化
を図ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 コピージョブ1のプリントアウト中に
(ステップS1〜S4、S6)コピージョブ2が開始さ
れ(ステップS5)、ハードディスク304bの記憶容
量に空きがない状態になったことが判別されると(ステ
ップS7)、現在プリンタ部204において行われてい
るプリントアウトが、そのページの最終部(設定ソート
部数が2部である場合は2部目)のプリントアウトであ
るか否かが判別される(ステップS8)。その答がYE
Sの場合は、ハードディスク304b内の、当該ページ
の画像データが記憶されていた領域が空き領域とされ
(ステップS9)、その領域に、コピージョブ2に係
る、まだ画像データが記憶されていない原稿の画像デー
タが記憶される(ステップS10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ソート機能を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピージョブに係る原稿の画像デ
ータを読み取り、その画像データをハードディスク等の
メモリに一旦記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像
データを所望の部数分だけ繰り返し読み出してプリント
アウトする電子ソート機能を備えたデジタル複写装置が
知られている。電子ソート機能を備えるデジタル画像形
成装置によれば、複数のビンを有するソータ装置を備え
なくても、コピー紙をソートした状態で排紙することが
可能である。
【0003】また、一のコピージョブ(先のコピージョ
ブ)に係る原稿の画像データをメモリから繰り返し読み
出してプリントアウトしている間、これに並行して、他
のコピージョブ(後のコピージョブ)に係る原稿の画像
データを、先のコピージョブに係る原稿の画像データを
記憶している領域以外の空き領域に記憶しておき、先の
コピージョブに係る原稿の画像データの処理が終了して
から、後のコピージョブに係る原稿の画像データのプリ
ントアウトを行うようにしたデジタル画像形成装置も既
に知られている。このような制御を行うデジタル画像形
成装置によれば、後のコピージョブに係る原稿の画像デ
ータを読み込んで記憶する処理が、先のコピージョブに
係る原稿の画像データのプリントアウト中に行われるの
で、コピージョブ全体に費やされる時間の短縮を図るこ
とができる。
【0004】また、外部のコンピュータから入力された
画像データをプリントアウトする、コンピュータのプリ
ンタとして使用されるデジタル画像形成装置も知られて
いる。この画像形成装置は、自動原稿送り装置(DF)
により送られた原稿の画像データを読み取って一旦メモ
リに記憶した後、その画像データを所望の部数分繰り返
し読み出してプリントアウトし、これに並行して、外部
のコンピュータから入力された画像データを、先に処理
が開始されている画像データを記憶している領域以外の
空き領域に記憶する。そして、先にメモリに記憶された
画像データのプリントアウトが終了してから、後にメモ
リに記憶された画像データのプリントアウトを行うよう
に構成されている。このような画像形成装置によれば、
後に入力された画像データをメモリに記憶する処理が、
先に処理されている画像データのプリントアウト中に行
われるので、プリントアウトに関する処理全体に費やさ
れる時間の短縮を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータを記憶するハードディスク等のメモリには、記憶容
量に限りがあるので、記憶できる原稿の枚数も予め制限
される。例えば、メモリの記憶容量がA4サイズの原稿
100枚分であり、先に開始されているコピージョブに
係る原稿がA4サイズで100枚である場合には、先の
コピージョブに係る原稿の画像データの全てのジョブが
終了するまでは後のコピージョブに係る原稿の画像デー
タを読み取って記憶することができないという問題点が
あった。
【0006】また、例えば先のコピージョブに係る原稿
がA4サイズの原稿80枚であり、且つ、後のコピージ
ョブに係る原稿がA4サイズの原稿25枚である場合
は、先のコピージョブに係る原稿全ての画像データのプ
リントアウトを終了するまでは、後のコピージョブに係
る残りの原稿5枚分の画像データを記憶することができ
ないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、複数のコピージョブに係る原稿のコピー
を行う際に、メモリの空き容量が後のコピージョブに係
る原稿の画像データ全てを記憶するのに十分ではない場
合であっても、コピージョブ全体に費やされる時間の短
縮化を図ることができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、画像データを取得する
画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された画
像データを記憶する複数の領域からなる記憶手段と、前
記画像取得手段により取得された画像データを前記記憶
手段により記憶された画像データを所定部数分繰り返し
取り出して出力する出力手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記記憶手段により記憶されている画像データ
が前記出力手段により出力されている間に前記画像取得
手段により他の画像データが取得された場合は、前記他
の画像データを前記記憶手段の空き領域に記憶させ、前
記他の画像データを記憶している途中で前記記憶手段の
空き領域がなくなった場合は、現在出力手段により出力
されている画像データが記憶されている領域のうち所定
部数の出力が終了した画像データが記憶されていた領域
を空き領域として、前記他の画像データの記憶を継続す
るように前記記憶手段を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2の画像形成装置は、上記請求項1
の画像形成装置において、画像取得手段は、原稿の画像
データを読み取る読取手段から構成されることを特徴と
する。
【0010】請求項3の画像形成装置は、上記請求項1
の画像形成装置において、画像取得手段は、外部から画
像データを入力する入力手段から構成されることを特徴
とする。
【0011】請求項4の画像形成装置は、上記請求項1
の画像形成装置において、画像取得手段は、原稿の画像
データを読み取る読取手段及び外部から画像データを入
力する入力手段から構成されることを特徴とする。
【0012】請求項5の画像形成装置は、上記請求項4
の画像形成装置において、記憶手段は、前記読取手段に
より読み取られた画像データ及び前記入力手段により入
力された画像データの少なくともいずれか一方を記憶す
ることを特徴とする。
【0013】請求項6の画像形成装置は、上記請求項5
の画像形成装置において、制御手段は、前記記憶手段に
より記憶されている画像データが前記出力手段により出
力されている間に他の画像データが前記読取手段により
読み取られた場合又は前記入力手段により入力された場
合は、前記他の画像データを前記記憶手段の空き領域に
記憶させ、前記他の画像データを記憶している途中で前
記記憶手段の空き領域がなくなった場合は、現在出力手
段により出力されている画像データが記憶されている領
域のうち所定部数の出力が終了した画像データが記憶さ
れていた領域を空き領域として、前記他の画像データの
記憶を継続するように前記記憶手段を制御することを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の一形態にかかる画
像形成装置の構成を示す縦断側面図である。同図におい
て、画像形成装置は、装置本体100と、循環式自動原
稿送り装置(RDF)180とから主に構成される。R
DF180は、原稿Sを積載セットする原稿積載トレイ
1を有している。この原稿積載トレイ1は、原稿送り出
し側が低くなるよう、原稿送り出し方向へ向かうに従っ
て、下方に傾いて配置されている。これによって、給紙
される原稿Sは、送り出し方向へ揃って積載される。
【0016】原稿積載トレイ1に積載された原稿Sは、
RDF180内の複数のローラによって1枚ずつ分離さ
れ、プラテンガラス101上へ送られる。
【0017】102はスキャナであり、スキャナ102
は原稿照明ランプ103と走査ミラー104等で構成さ
れている。スキャナ102は不図示のモータにより所定
方向に往復走査されて、原稿Sからの反射光を受ける。
その反射光は、走査ミラー104〜106及びレンズ1
08を介して、例えばCCDセンサを用いたイメージセ
ンサ部109に結像される。
【0018】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部であり、イメージセンサ部109で
電気信号に変換されて所定の画像処理が行われた画像信
号に基づいて変調されたレーザ光129を、感光体ドラ
ム110に照射する。
【0019】感光体ドラム110の周りには、1次帯電
体112、現像器121、転写帯電器118、クリーニ
ング装置116及び前露光ランプ114が装備されてお
り、これらは画像形成部126を構成している。この画
像形成部126において、感光体ドラム110は、不図
示のモータにより図1に示す矢印の方向に回転されてお
り、1次帯電器112により所望の電位に帯電された
後、露光制御部120からレーザ光129を照射され、
これにより感光体ドラム110上に静電潜像が形成され
る。
【0020】感光体ドラム110上に形成された静電潜
像は、現像器121により現像されて、トナー像として
可視化される。
【0021】一方、上段カセット131からピックアッ
プローラ133により給紙された転写紙(コピー紙)
は、給紙ローラ135により装置本体100に送られ
る。また、下段カセット132からピックアップローラ
134により給紙された転写紙は、給紙ローラ136に
より装置本体100に送られる。装置本体に送られた転
写紙は、レジストローラ137により転写ベルト130
に給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118
により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラム11
0は、クリーナー装置116により残留トナーが清掃さ
れ、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。
【0022】転写後の転写紙は、転写ベルト130から
分離され、定着前帯電器139、140に送られ、転写
されたトナー像が再帯電される。転写紙は、更に定着器
141に送られ、加圧及び加熱によりトナー像を定着さ
れた後、排出ローラ142により装置本体100の外部
に排出される。
【0023】また、画像形成部126は、レジストロー
ラ137から送られた転写紙を転写ベルト130に吸着
させる吸着帯電器119と、転写ベルト130の回転に
用いられると同時に、吸着帯電器119と対になって転
写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトロ
ーラ(不図示)とを備えている。
【0024】上記装置本体100には、例えば4000
枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されてい
る。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152
に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇
する。また、例えば100枚の転写紙を収納し得るマル
チ手差し機構153が装備されている。
【0025】更に、図1において154は排紙フラッパ
であり、両面記録側及び多重記録側の経路と排紙側の経
路とのいずれか一方に、転写紙の経路を切り換える。排
紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フ
ラッパ154による経路の切り換えにより、両面記録側
及び多重記録側の経路、又は排紙側の経路に送られる。
また、158は下搬送パスであり、排紙ローラ142か
ら送り出された転写紙を、反転パス155を介し、転写
紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。また、157
は両面記録側の経路と多重記録側の経路とのいずれか一
方に経路を切り換える多重フラッパである。多重フラッ
パ157の切り換えにより、転写紙を反転パス155を
介さずに、直接下搬送パス158に導くことができる。
159は経路160を通じて転写紙を感光体ドラム11
0側に導く給紙ローラである。また、161は排紙フラ
ッパ154の近傍に配置されて、この排紙フラッパ15
4の切り換えにより排紙側の経路に送られた転写紙を装
置本体100の外部へ排出する排出ローラである。
【0026】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時は、排紙フラッパ154は上方に上げられる。こ
れにより、複写済みの転写紙は、搬送パス155、15
8を介して裏返した状態にされて再給紙トレイ156に
格納される。両面記録時は、多重フラッパ157の切り
換えにより、転写紙は反転パス155に送られる。ま
た、多重記録時は、再給紙トレイ156に格納されてい
る転写紙が、下から一枚ずつ給紙ローラ159により経
路160を介して装置本体100のレジストローラ13
7に導かれる。
【0027】装置本体100から転写紙を反転して排出
する場合、排紙フラッパ154は上方へ上げられ、多重
フラッパ157は複写済みの転写紙を搬送パス155へ
搬送するように切り換えられる。転写紙は、多重フラッ
パ157から搬送パス155へ送られ、転写紙の後端が
第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ1
63によって第2の送りローラ162a側へ搬送され、
排出ローラ161によって裏返されて装置本体100の
外部へ排出される。
【0028】図2は、図1に示した画像形成装置の主要
部の構成を示すブロック図である。同図において、読取
手段としての画像読取部201は、レンズ108、イメ
ージセンサ部109、アナログ信号処理部202等によ
り構成されている。レンズ108を介してイメージセン
サ部109に結像された原稿画像は、イメージセンサ部
109によりアナログ電気信号に変換される。変換され
た画像情報はアナログ信号処理部202に入力され、サ
ンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた
後、アナログ・デジタル変換(A/D変換)される。デ
ジタル化された信号は、シェーディング補正(原稿を読
み取るセンサのばらつき及び原稿照明用ランプの配光特
性の補正)及び変倍処理の後、画像データとして電子ソ
ータ部203に入力される。
【0029】また、入力手段としての外部インターフェ
ース(I/F)処理部209は、外部に接続されている
コンピュータ(不図示)から入力された画像情報を展開
して二値画像データを作成する。作成された二値画像デ
ータは、電子ソータ部203に入力される。
【0030】電子ソータ部203では、アナログ信号処
理部202又は外部インターフェース処理部209から
入力された画像データに対する、γ補正等の出力系で必
要な補正処理や、スムージング処理、エッジ強調処理、
その他の処理及び加工等が行われる。電子ソータ部20
3において処理された画像データは、出力手段としての
プリンタ部204に出力される。
【0031】プリンタ部204は、図1により説明した
レーザ等からなる露光制御部120、画像形成部12
6、転写紙の搬送制御部等により構成され、入力された
画像データに応じて転写紙上に画像を記録する。
【0032】CPU回路部205は、中央演算処理装置
(CPU)206、読み出し専用メモリ(ROM)20
7及び読み出し書き込みメモリ(RAM)208等によ
り構成され、画像読取部201、電子ソータ部203、
プリンタ部204等、本画像形成装置のシーケンスを統
括的に制御する制御手段としての機能を有する。
【0033】図3は、電子ソータ部203の詳細な構成
を示すブロック図である。同図において、電子ソータ部
203は、log変換部301と、二値化部302と、
制御部303と、画像記憶部304と、平滑部305
と、γ補正部306とを有し、構成要素301、30
2、303、305及び306は、この順序で直列に接
続されている。制御部303には、画像データを記憶す
る記憶手段としての画像記憶部304及び上述した外部
I/F処理部209が接続されている。
【0034】画像読取部201から送られた画像データ
は、黒(Black)の輝度データとして入力され、l
og変換部301に送られる。log変換部301に
は、入力された輝度データを濃度データに変換するため
の回線接続装置(LUT)が設けられており、入力され
たデータに対するテーブル値を出力することによって、
輝度データが濃度データに変換される。
【0035】その後、濃度データは二値化部302へ送
られる。二値化部302では多値の濃度データが二値化
され、例えば濃度値は「0」又は「255」とされる。
二値化された8ビットの画像データは、「0」又は
「1」の1ビットの画像データに変換される。これによ
り、メモリに記憶される画像データ量は少なくなる。
【0036】しかし、画像データを二値化すると、画像
の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像
のような中間調の多い画像データを二値化すると、一般
に画像の劣化が著しい。そこで、二値データによる疑似
的な中間調表現をする必要がある。
【0037】ここでは、二値データで疑似的に中間調表
現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法は、
ある画素の濃度が所定のしきい値より大きい場合は「2
55」の濃度データであるとし、所定のしきい値以下で
ある場合がは「0」の濃度データであるとして二値化し
た後、実際の濃度データと二値化されたデータの差分を
誤差信号として、当該画素の回りの画素に配分する方法
である。誤差の配分は、予め用意されているマトリクス
上の重み係数を二値化によって生じる誤差に対して掛け
合わせ、回りの画素に加算することによって行われる。
これによって、画像全体の濃度平均値が保存され、中間
調を疑似的に二値で表現することができる。
【0038】二値化された画像データは、制御部303
に送られる。また、外部I/F処理部209から入力さ
れる、外部のコンピュータからの画像データは、外部I
/F処理部209において二値画像データとして処理さ
れ、そのまま制御部303に入力される。
【0039】制御部303では、装置本体100からの
指令により、コピーを行う原稿の画像データを記憶手段
としての画像記憶部304に記憶する制御、及び、画像
記憶部304に記憶された画像データを読み出して出力
する制御が行われる。
【0040】画像記憶部304はスカジー(SCSI)
コントローラ304aと、メモリとしてのハードディス
ク(HD)304bとを有し、SCSIコントローラ3
04aの指示によりハードディスク304bに画像デー
タが記憶される。ハードディスク304bに記憶された
複数の画像データは、装置本体100の操作部(不図
示)で指定された編集モードに応じた順序で出力され
る。例えばソートの場合は、まずRDF180により送
られてくる原稿の最終頁から最初の頁に向かって順番
に、画像データが読み込まれ、読み込まれた画像データ
がハードディスク304bに記憶される。記憶された画
像データは、最終頁から最初の頁に向かって順番に読み
出され、これを所望回数繰り返した後に出力される。こ
れにより、ビンが複数あるソータと同じ役割を果たすこ
とができる。
【0041】画像記憶部304から呼び出された画像デ
ータ及び画像記憶部304に記憶しない画像データは平
滑部305に送られる。平滑化部305では、1ビット
のデータが8ビットのデータに変換され、画像データの
信号が「0」又は「255」の状態にされる。
【0042】8ビットに変換された画像データは、予め
決められたマトリクス上の係数と、近傍の画素の濃度値
とをそれぞれ乗算したものの総和から得られ、重みづけ
された平均値に置き換えられる。これにより、二値のデ
ータは近傍の画素における濃度値に応じて多値のデータ
に変換され、読み取られた画像により近い画質が再現で
きる。平滑化された画像データは、γ補正部306に入
力される。γ補正部306においては、画像データを出
力する際に、本複写装置に採用されているプリンタ部2
04の特性を考慮した所定のテーブルによる変換が行わ
れ、装置本体100の操作部でユーザにより設定された
濃度値に応じた出力の調整が行われる。出力の調整の
後、画像データはプリンタ部204に出力される。
【0043】図4は、上述した複写装置において行われ
る複写制御手順を説明するためのフローチャートであ
る。本フローチャートを実行するためのプログラムはC
PU回路部205内のROM207に記憶されており、
そのプログラムはCPU206によって実行される。
【0044】なお、ここでは、説明を簡略化するため、
ハードディスク304bの記憶容量を、A4サイズの原
稿100枚分とする。
【0045】まず、例えばA4サイズで80枚の原稿束
がRDF180にセットされ、操作部において2部のソ
ートコピーを行うことが設定された後、コピースタート
キーが押下されると、最初のコピージョブ(コピージョ
ブ1)が開始される(ステップS1)。
【0046】コピージョブ1が開始されると、RDF1
80から原稿が1枚づつプラテンガラス101上に搬送
され、その原稿の画像データが読み取られる。読み取ら
れた画像データは、電子ソータ部203内のハードディ
スク304bに記憶される(ステップS2)。そして、
コピージョブ1に係る原稿80枚分の画像データが全て
読み取られてハードディスク304bに記憶されたか否
かが判別され(ステップS3)、ステップS3の答えが
NO(否定)の場合は、原稿80枚分の画像データ全て
の読み取りが終了するまで、ステップS2及びステップ
S3の処理が繰り返される。
【0047】ステップS3において、原稿80枚分の画
像データが全て記憶されたと判別された場合は、ハード
ディスク304bに記憶された画像データが、制御部3
03の制御によって、最終ページから最初のページに向
かって一連の画像データが順次取り出され、プリンタ部
204により順次プリントアウトされる(ステップS
4)。これを2回繰り返すことにより、2部のソートプ
リントが行われる。
【0048】そして、次のコピージョブの開始が指示さ
れたか否かが判別される(ステップS5)。具体的に
は、例えばコピージョブ1とは異なる他のコピージョブ
(コピージョブ2)に係る、A4サイズで25枚の原稿
がRDF180にセットされ、3部のソートコピーを行
うことが設定された後、コピースタートキーの押下によ
りコピージョブ2の開始が指示されたか否かが判別され
る。
【0049】ステップS5の答がNO(否定)である場
合は、ステップS4で開始されたコピージョブ1に係る
原稿80枚分の画像データのプリントアウトが全て終了
したか否かが判別され(ステップS6)、その答のNO
(否定)である場合は、ステップS4からステップS6
の処理が繰り返される。また、ステップS6の答がYE
S(肯定)である場合は、ただちに本処理手順が終了さ
れる。
【0050】一方、ステップS5の答がYES(肯定)
である場合は、コピージョブ2が開始され、コピージョ
ブ2に係る原稿の画像データの読み取り及びハードディ
スク304bへの記憶が行われる。このとき、ハードデ
ィスク304bの記憶容量に空き領域がない状態となっ
たか否かが判別され(ステップS7)、その答がYES
(肯定)である場合は、現在プリンタ部204において
行われている、コピージョブ1にかかるプリントアウト
が、そのページの最終部、上記例の場合は2部目のプリ
ントアウトであるか否かが判別される(ステップS
8)。この答がNO(否定)である場合は、コピージョ
ブ1にかかる原稿の最終部のプリントアウトが開始され
るまでステップS8が繰り返される。
【0051】ステップS8の答がYES(肯定)である
場合は、その最終部のプリントアウトが終了したとき
に、ハードディスク304b内の、当該ページの画像デ
ータが記憶されていた領域が空き領域として解放された
後(ステップS9)、コピージョブ2に係る原稿の内、
まだ画像データが読み取られていない原稿の画像データ
の読み取りが行われ、ステップS9において空き領域と
された領域に、読み取られ画像データが記憶される(ス
テップS10)。
【0052】また、上記ステップS7の答がNO(否
定)である場合は、ハードディスク304bの記憶領域
にまだ空き領域があるので、ステップS10において、
コピージョブ2に係る原稿の画像データが読み取られ、
読み取られた画像データはハードディスク304bの空
き領域に記憶される。
【0053】上記例の場合は、コピージョブ1に係る原
稿の画像データを全て読み込んだ時点で、ハードディス
クの空き容量はA4サイズの原稿20枚分である。従っ
て、コピージョブ2に係る20枚目の原稿の画像データ
を読み取ったときに、ハードディスク304bは空き領
域がない状態となるので、残り5枚の原稿の画像データ
を読み取る際に、上記ステップS8及びステップS9の
処理が実行されることになる。
【0054】そして、コピージョブ2に係る原稿の画像
データがハードディスク304bに全て記憶されたか否
かが判別され(ステップS11)、その答がNOである
場合は、上述したステップS7からステップS10の処
理手順が繰り返される。また、ステップS11の答がY
ESである場合は、コピージョブ1のプリントアウトが
終了するまで待機状態となり(ステップS12)、コピ
ージョブ1のプリントアウトが終了すると、コピージョ
ブ2に係る原稿の画像データがハードディスク304b
から取り出され、プリントアウトが行われる(ステップ
S13)。プリントアウトが終了すると、本処理手順は
直ちに終了される。
【0055】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ハードディスク304bの空き容量が、コピージョ
ブ2に係る原稿の画像データ全てを記憶するのに十分で
はない場合であっても、コピージョブ1に係る、現在プ
リントアウトされているページの最終部にあたるプリン
トアウトが終了した場合には、当該ページの画像データ
が記憶されていたハードディスク304b内の領域が空
き領域とされ、その領域にコピージョブ2に係る原稿の
画像データが記憶されるので、コピージョブ1に係る全
ての画像データのプリントアウトの終了前に、コピージ
ョブ2に係る原稿の画像データの読み取りを開始するこ
とができる。すなわち、複数のコピージョブを行う際に
費やされる時間の短縮化を図ることができる。
【0056】なお、上述した図4のフローチャートにお
いては、画像読取部201において読み取られた画像デ
ータをソートコピーする場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば外部I/F処理部2
09を介して外部に接続されているコンピュータから入
力される画像データを複数部数ソートコピーする場合に
も適用可能であることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、記憶手段により記憶されている画像デー
タが出力手段により出力されている間に画像取得手段に
より他の画像データが取得された場合であって、当該他
の画像データを記憶している途中で前記記憶手段の空き
領域がなくなった場合は、現在出力手段により出力され
ている画像データが記憶されている領域のうち所定部数
の出力が終了した画像データが記憶されていた領域に当
該他の画像データの記憶が継続される。すなわち、メモ
リの空き容量が後のコピージョブに係る画像データ全て
を記憶するのに十分ではない場合であっても、後のコピ
ージョブに係る画像データを記憶する処理を、先のコピ
ージョブに係る画像データの出力中に行うことができ
る。従って、コピージョブ全体に費やされる時間の短縮
化を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる画像形成装置の
構成を示す断面側面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の主要部の構成を示
すブロック図である。
【図3】図2に示した電子ソータ部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】複写制御手順を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
201 画像読取部 203 電子ソータ部 204 プリンタ部 206 CPU 209 外部I/F処理部 304 画像記憶部 S 原稿

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得された画像データを記憶す
    る複数の領域からなる記憶手段と、前記画像取得手段に
    より取得された画像データを前記記憶手段により記憶さ
    れた画像データを所定部数分繰り返し取り出して出力す
    る出力手段とを有する画像形成装置において、 前記記憶手段により記憶されている画像データが前記出
    力手段により出力されている間に前記画像取得手段によ
    り他の画像データが取得された場合は、前記他の画像デ
    ータを前記記憶手段の空き領域に記憶させ、前記他の画
    像データを記憶している途中で前記記憶手段の空き領域
    がなくなった場合は、現在出力手段により出力されてい
    る画像データが記憶されている領域のうち所定部数の出
    力が終了した画像データが記憶されていた領域を空き領
    域として、前記他の画像データの記憶を継続するように
    前記記憶手段を制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像取得手段は、原稿の画像データ
    を読み取る読取手段から構成されることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像取得手段は、外部から画像デー
    タを入力する入力手段から構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像取得手段は、原稿の画像データ
    を読み取る読取手段及び外部から画像データを入力する
    入力手段から構成されることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記読取手段により読
    み取られた画像データ及び前記入力手段により入力され
    た画像データの少なくともいずれか一方を記憶すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記憶手段により記
    憶されている画像データが前記出力手段により出力され
    ている間に他の画像データが前記読取手段により読み取
    られた場合又は前記入力手段により入力された場合は、
    前記他の画像データを前記記憶手段の空き領域に記憶さ
    せ、前記他の画像データを記憶している途中で前記記憶
    手段の空き領域がなくなった場合は、現在出力手段によ
    り出力されている画像データが記憶されている領域のう
    ち所定部数の出力が終了した画像データが記憶されてい
    た領域を空き領域として、前記他の画像データの記憶を
    継続するように前記記憶手段を制御することを特徴とす
    る請求項5に記載の画像形成装置。
JP8031152A 1996-01-26 1996-01-26 画像形成装置 Pending JPH09205541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339658B2 (en) 2009-03-11 2012-12-25 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8339658B2 (en) 2009-03-11 2012-12-25 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method

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