JP2000188672A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2000188672A
JP2000188672A JP10376183A JP37618398A JP2000188672A JP 2000188672 A JP2000188672 A JP 2000188672A JP 10376183 A JP10376183 A JP 10376183A JP 37618398 A JP37618398 A JP 37618398A JP 2000188672 A JP2000188672 A JP 2000188672A
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JP10376183A
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English (en)
Inventor
Yasuki Nakajima
康喜 中島
Yoshiharu Ikegawa
嘉治 池川
Yoshinori Abe
喜則 阿部
Michiharu Masuda
道晴 増田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一連の画像データのうち所望する画像データ
のみの差し替えを可能とするとともに、記憶媒体の容量
をより有効に活用することができる画像形成装置及びそ
の制御方法を提供する。 【解決手段】ファイル名及び差し替えページである旨が
指定されると、CPU206は、その指定に基づいて画
像記憶エリアを指定する。例えばファイル名「住所録」
の4ページ目及び8ページ目が指定されたときは、画像
記憶エリア601及び602が指定される。指定された
画像記憶エリアは、差し替えのために入力される画像デ
ータを記憶するエリアとして利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
その画像記憶方法に関し、特に、電子ソート機能を有す
る画像形成装置及びその画像記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿読取部において読み取った原
稿の画像データや、ネットワークを介してホストコンピ
ュータ等から送られてくる画像データを、ハードディス
ク等の記憶媒体に一旦記憶し、その記憶媒体から任意の
原稿の画像データを繰り返し読み出して印刷出力する電
子ソート機能を有する、デジタル複写機に代表される画
像形成装置が知られている。
【0003】かかる複合画像形成装置によれば、ハード
ディスク内で複数のユーザが掲示板のように画像データ
を共有したり、各ユーザが個人的に画像データを保管す
ることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置は、ハードディスクに記憶している画像デ
ータの一部のみの差し替えを行なうことができないとい
う問題点があった。すなわち、画像データに誤りが発見
されたり、変更箇所が生じた場合には、その画像データ
だけでなく、一連の画像データのすべてを差し替えるた
めに全ての原稿の画像データを読み取りまたは入力する
必要がある。例えば、10ページで1つの掲示物として
ハードディスクに記憶されている画像データのうちの4
ページ目のみに差し替えの必要性が生じた場合には、ユ
ーザは10ページに亘る画像データを入力しなければな
らず、非常に手間がかかるという不具合があった。ま
た、このような手法で画像の差し替えを行なった場合で
あっても、差し替え前の、不要となった画像データはそ
のままハードディスクに残るので、ハードディスクの容
量を有効に活用することができないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、一連の画像データのうち所望する画像デ
ータのみの差し替えを可能とするとともに、記憶媒体の
容量をより有効に活用することができる画像形成装置及
びその画像記憶方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、原稿上の画像データを
読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み
取られた画像データを記憶媒体に記憶する画像記憶手段
と、前記記憶媒体に記憶された画像データを読み出して
画像形成するプリント手段とを有する画像形成装置にお
いて、前記記憶媒体上の、前記画像記憶手段により前記
画像データが記憶される領域を指定する記憶領域指定手
段と、前記記憶領域指定手段により指定された領域に、
前記画像読取手段により読み取られた画像データを記憶
するように前記画像記憶手段を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0007】請求項2の画像形成装置は、外部装置から
画像データを入力する外部インターフェース手段と、前
記外部インターフェース手段から入力された画像データ
を記憶媒体に記憶する画像記憶手段と、前記記憶媒体に
記憶された画像データを読み出して画像形成するプリン
ト手段とを有する画像形成装置において、前記記憶媒体
上の、前記画像記憶手段により前記画像データが記憶さ
れる領域を指定する記憶領域指定手段と、前記記憶領域
指定手段により指定された領域に、前記外部インターフ
ェース手段から入力された画像データを記憶するように
前記画像記憶手段を制御する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】請求項3の画像形成装置は、上記請求項1
または2の画像形成装置において、前記記憶領域指定手
段により指定される領域は、差し替えが必要な画像デー
タが記憶されている領域であることを特徴とする。
【0009】請求項4の画像記憶方法は、読み取った原
稿上の画像データを記憶媒体に記憶し、前記記憶媒体に
記憶された画像データを読み出して画像形成を行う画像
形成装置の画像記憶方法において、前記記憶媒体上の、
前記画像データが記憶される領域を指定し、前記指定さ
れた領域に、前記読み取られた画像データを記憶するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5の画像記憶方法は、外部装置から
外部インターフェース手段を介して入力された画像デー
タを記憶媒体に記憶し、前記記憶媒体に記憶された画像
データを読み出して画像形成を行う画像形成装置の画像
記憶方法において、前記記憶媒体上の、前記画像データ
が記憶される領域を指定し、前記指定された領域に、前
記外部インターフェース手段から入力された画像データ
を記憶することを特徴とする。
【0011】請求項6の画像記憶方法は、上記請求項4
または5の画像記憶方法において、前記指定される領域
は、差し替えが必要な画像データが記憶されている領域
であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態について説明する。
【0013】図1は、本実施形態に係る画像形成装置の
一例を示す断面図である。本実施形態では、電子ソート
機能を有する複写装置に本発明を適用する場合について
説明する。
【0014】同図において、100は複写装置本体であ
り、その上部には循環式自動原稿送り装置(RDF)1
80が配置されている。
【0015】101は原稿載置台としてのプラテンガラ
スであり、102は原稿照明ランプ103、走査ミラー
104等から構成されるスキャナユニットである。プラ
テンガラス101上に原稿が載置されると、不図示のモ
ータによりスキャナユニット102が所定方向に往復走
査され、これにより原稿による反射光が走査ミラー10
4〜106を介してレンズ108を透過して、CCDセ
ンサ109に結像される。
【0016】107はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部である。露光制御部107は、CC
Dセンサ109により電気信号に変換された後所定の画
像処理が行なわれた画像信号に基づいて変調されたレー
ザ光129を、感光体ドラム110に照射する。
【0017】感光体ドラム110の周りには、一次帯電
器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニ
ング装置116、前露光ランプ114が装備されてい
る。画像形成部126において、感光ドラム110は不
図示のモータにより図1に示す矢印の方向に回転してお
り、一次帯電器112により所望の電位に帯電された
後、露光制御部120からのレーザ光129が照射さ
れ、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形
成された静電潜像は、現像器121により現像されてト
ナー像として可視化される。
【0018】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133、134に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ135、136に
より本体に送られ、レジストローラ137により転写ベ
ルトに給送される。そして可視化されたトナー像が転写
帯電器118により転写紙に転写される。転写後の感光
体ドラムは、クリーニング装置116により残留トナー
が清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去
される。
【0019】転写後の転写紙は、転写ベルト130から
分離され、定着前帯電器139、140により転写紙上
のトナー像が再帯電される。そして、定着器141にお
ける加圧加熱により、トナー像が転写紙に定着され、排
出ローラ142により本体100の外に排出される。
【0020】138はレジストローラ137から送られ
てきた転写紙を転写ベルト130に吸着される吸着帯電
器であり、139は転写ベルト130の回転に用いられ
ると同時に吸着帯電器138と対になって転写ベルト1
30に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラであ
る。
【0021】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納しうるデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇するように
構成されている。また、100枚の転写紙を収容しうる
マルチ手差し153が、デッキ150の上側に設けられ
ている。
【0022】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経
路を切換える。排紙ローラ142から送り出された転写
紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし
多重記録側に送られる。また、158は下搬送パスであ
り、排紙ローラ142から送り出された転写紙を、反転
パス155を介して裏返し、再給紙トレイ156に導
く。また、157は両面記録と多重記録の経路を切換え
る多重フラッパであり、これを左方向に倒すことによ
り、転写紙を、反転パス155を介さずに直接下搬送パ
ス158に導く。159は経路160を通じて転写紙を
感光体ドラム126側に給紙する給紙ローラである。1
61は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排
紙フラッパ154により排紙側に切換えられた転写紙を
機外に排出する排出ローラである。両面記録(両面複
写)や多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ15
4を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス15
5、158を介して裏返した状態で再給紙トレイ156
に格納する。このとき、両面記録時には、多重フラッパ
157を右方向へ倒し、また多重記録時には、再給紙ト
レイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ
給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジ
ストローラ137に導かれる。
【0023】本体100から転写紙を反転して排出する
ときには、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ
157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス1
55側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ16
2を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送
りローラ側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写
紙を裏返して機外へ排出する。
【0024】図2は、図1に示した複写装置の概略構成
を示すブロック図である。
【0025】同図において、画像読取部201は、CC
Dセンサ109、アナログ信号処理部202により主に
構成されている。レンズ108を介してCCDセンサ1
09に結像された原稿の画像データは、CCDセンサ1
09によりアナログ電気信号に変換される。このアナロ
グ電気信号(画像情報)は、アナログ信号処理部202
において、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等
が行なわれた後に、アナログ・デジタル変換(A/D変
換)される。デジタル化された信号は、シェーディング
補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び原稿照明
用ランプの配光特性の補正)、変倍処理の後、画像デー
タとして電子ソータ部203に入力される。
【0026】電子ソータ部203では、入力された信号
に対して、γ補正等の出力系で必要な補正処理や、スム
ージング処理、エッジ処理、その他の処理、加工等が行
なわれる。各種処理・加工が施された信号は、プリンタ
部204へ送られる。
【0027】プリンタ部204は、図1に示したレーザ
等から構成される露光制御部120、画像形成部12
6、転写紙の搬送制御部等からなり、入力された画像信
号により転写紙上に画像を出力する。
【0028】また、CPU回路部205は、CPU20
6、ROM207、RAM208により主に構成されて
おり、画像読取部201、電子ソータ部203及びプリ
ンタ部204等の制御を行ない、また、本画像形成装置
のシーケンスを統括的に制御する。
【0029】図3は、電子ソータ部203の詳細な構成
を示すブロック図である。
【0030】同図において、画像読取部203から送ら
れてきた画像は、Blackの輝度のデータとして入力
され、log変換部301に入力される。log変換部
301では、入力された輝度データを濃度データに変換
するためのLUT(LookUp Table)が格納
されており、入力されたデータに対応するテーブル値を
読み出すことにより、輝度データを濃度データに変換す
る。
【0031】その後、濃度データは2値化部302へ送
られる。2値化部302では、多値の濃度データが2値
化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。2
値化された8bitの画像データは、「0」または
「1」の1bitの画像データに変換され、その結果メ
モリに格納する画像データ量は小さくなる。
【0032】しかし、画像を2値化すると画像の階調数
は256階調から2階調になるため、写真画像のような
中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣
化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調
表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合
は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下で
ある場合は「0」の濃度であるとして2値化した後、実
際の濃度データと2値化されたデータとの差分を誤差信
号として、回りの画素に配分する方法である。誤差の配
分は、予め用意されているマトリクス上の重み係数を2
値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画
素に加算することによって行なう。これによって、画像
全体で濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で
表現することができる。
【0033】2値化された画像データは、制御部303
に送られる。制御部303では、CPU回路部205か
らの指令に応じて、コピーを行う原稿の画像を画像記憶
部304に一旦すべて格納し、また画像記憶部304か
ら必要な画像データを順次読み出して出力する。
【0034】画像記憶部304は、SCSIコントロー
ラとハードディスク(メモリ)を有しており、SCSI
コントローラからの指令に従って、メモリに画像データ
を書き込む。メモリに格納された複数の画像データは、
複写機の操作部で指定された編集モードに応じた順序で
出力される。例えば、ソートを行うモードが指定されて
いる場合、ADF180に載置されている原稿束の最終
ページから最初のページにむかって順番に各ページの画
像データが読み込まれ、読み込まれた全ての画像データ
は一旦メモリに格納される。そして、最終ページから最
初のページにむかって順番にメモリに一旦格納された画
像データが読み出され、この読み出しが所定回数繰り返
されて出力される。これにより、ビンが複数あるソータ
と同様の役割(電子ソート機能)を果たすことができ
る。
【0035】画像記憶部304から取出された画像デー
タは、平滑部305に送られる。平滑部305は、まず
1bitのデータを8bitに変換し、画像データの信
号を「0」または「255」の状態にする。
【0036】変換された画像データは、予め決められた
マトリクス上の係数と近傍画素の濃度値をそれぞれ乗算
したものの総和で得られる、重み付けされた平均値に置
換えられる。これによって、2値のデータは近傍の画素
における濃度値に応じて多値のデータに変換され、読み
取られた画像により近い画質を再現することができる。
【0037】平滑化されたデータは、γ補正部306に
入力される。γ補正部306では濃度データを出力する
際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行
ない、操作部(不図示)で設定された濃度値に応じた出
力の調整を行う。
【0038】なお、本実施形態では、説明のため、電子
ソータ部203のメモリの記憶容量は、A4原稿で10
0枚とする。
【0039】図4は、図3に示した画像記憶部304に
おける、画像データの記憶形式の一例を示す説明図であ
る。
【0040】画像記憶部304内のメモリには、掲示板
エリア401とメールBOXエリア402から構成され
る画像記憶エリアが設けられている。掲示板エリア40
1の画像記憶エリアに記憶されている画像データ40
7、408、409は、ユーザが自由に印刷出力するこ
とができる画像データである。メールBOXエリア40
2には、ユーザ毎のメールBOX403、404、40
5、406が設けられている。各メールBOX403〜
406は、ユーザを認識するための付加情報を有してい
るため、例えばメールBOX403内の画像データ41
0、411、412は他のユーザに対して機密性保持が
可能となっている。
【0041】上記構成において実現される、画像データ
の差し替え処理について、及び図6を参照して説明す
る。なお、ユーザは、画像形成装置本体100の上面に
設けられている操作パネル(不図示)から画像データ差
し替えの指示を入力することができ、その指示に応じた
画像差し替え処理は図2に示したCPU回路部205内
のCPU206によって制御される。
【0042】図5は、画像データ差し替え処理手順を示
すフローチャートである。
【0043】まず、ユーザにより、差し替えの必要な画
像記憶エリア、即ち掲示板エリア401またはメールB
OXエリア402のいずれか一方が指定される(ステッ
プS1)。ここで、例えば掲示板エリア401内の、1
0枚で1組となっている住所録の画像データ407にお
いて4ページ目及び8ページ目の画像データの差し替え
が必要となった場合には、掲示板エリア401が指定さ
れる。ユーザによる画像記憶エリアの指定が行なわれる
と、CPU206により、指定された画像記憶エリアが
掲示板エリアであるか否かが判別される(ステップS
2)。
【0044】ステップS2において、指定された画像記
憶エリアが掲示板エリア401であると判別された場合
は、CPU206の制御により掲示板エリア401に格
納されている画像データのファイル名等が操作パネルに
表示され、ユーザにより差し替えが必要なファイル名及
び差し替えページが指定される(ステップS3)。ここ
では、ファイル名「住所録」の4ページ目及び8ページ
目が差し替えページである旨が指定される。
【0045】差し替えファイル及び差し替えページの指
定がなされると、指定されたファイル名及び差し替えペ
ージに基づいて、CPU206により画像記憶エリアが
指定される(ステップS4)。図6は、画像データの画
像記憶部304における割り当て領域を詳細に示した図
である。ステップS4では、ファイル名「住所録」の4
ページ目及び8ページ目が格納されている画像記憶エリ
ア601及び602が指定される。指定された画像記憶
エリアは、差し替えのために入力される画像データを記
憶するエリアとして利用される。
【0046】ステップS4における画像記憶エリアの指
定の後、差し替え原稿上の画像データが原稿読取部20
1により読み取られ(ステップS5)、読みとられた画
像データを指定された画像記憶エリア601、602に
上書きされる(ステップS6)。ここで、全ての必要な
差し替えが終了したか否かが判別され(ステップS
7)、更なる差し替えが必要となった場合は再びステッ
プS3〜S7の処理が行なわれる。
【0047】一方、ステップS2の判別で、指定された
画像記憶エリアが掲示板エリア401ではない場合すな
わちメールBOXエリア402である場合は、操作パネ
ルに所定の表示がなされ、ユーザによるユーザID入力
が行われる(ステップS8)。入力されたユーザIDと
メールBOXエリア402に格納されているユーザID
とを比較することによって、操作を行なっているユーザ
が確認される。そして、ユーザが確認されたか否かが判
別され(ステップS9)、確認された場合は上記ステッ
プS3以下の処理を行い、画像データの差し替え処理を
実行する。また、ユーザIDが確認されなかった場合
は、そのユーザ用のメールBOXエリアが存在せず、差
し替え処理を行なうことができないので、そのまま本手
順を終了する。
【0048】このように、本実施形態によれば、画像記
憶部304に記憶されている画像データの一部に誤りが
発見されたり、変更箇所が生じて差し替えを行なわなけ
ればならなくなった場合に、差し替えの必要がある画像
データが記憶されているエリアを指定し、そのエリア
に、新たに読み取った画像データを上書きすることがで
きる。従って、一連の画像データのうち所望する画像デ
ータのみの差し替えを可能とするとともに、記憶媒体の
容量をより有効に活用することができる。
【0049】なお、本実施形態では、画像読取部におい
て差し替えるべき原稿の画像データを読み取って画像記
憶部に記憶するように構成したが、本複写装置に外部装
置を接続可能な外部インターフェース部を設け、その外
部インターフェースを介してパーソナルコンピュータを
接続し、該パーソナルコンピュータから送られてくる画
像データを画像記憶部に記憶するように構成することも
できる。この場合は、外部インターフェース部において
すでに2値の画像データとして処理されているため、入
力された画像データはそのまま電子ソータ部203に送
られて、上述した各種処理が実行される。また、このよ
うに構成した場合には、パーソナルコンピュータ側か
ら、差し替えるべき画像データを指定して、その画像デ
ータが記憶されているエリアに上書きする画像データを
送信するように構成することも可能である。
【0050】また、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体
を、画像形成装置または外部インターフェースを介して
接続されるパーソナルコンピュータ等に供給し、CPU
26またはパーソナルコンピュータが記録媒体に記録さ
れたプログラムコードを読み出して実行することによっ
ても、本発明の目的が達成されることはいうまでもな
い。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコ
ードを記録した記録媒体は本発明を構成する。
【0051】プログラムコードを供給するための記録媒
体としては、制御部8に内蔵されているROM3のほ
か、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることがで
きる。このような記録媒体を用いることにより、それま
で成就したような機能を有していなかった画像形成装置
にも本発明を適用することが可能となり、汎用性が拡張
されるとともに、装置のバージョンアップも容易に行な
うことができるようになる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
の画像形成装置または請求項4または5の画像記憶方法
によれば、前記記憶媒体上の、前記画像データが記憶さ
れる領域を指定し、前記指定された領域に、前記読み取
られた画像データを記憶するようにしたので、一連の画
像データのうち所望する画像データのみの差し替えをす
る場合であっても、記憶媒体の容量をより有効に活用す
ることができるという効果が得られる。
【0053】請求項3の画像形成装置または請求項6の
画像記憶方法によれば、前記指定される領域は、前記一
連の画像データのうち差し替えが必要な画像データが記
憶されている領域としたので、一連の画像データのうち
所望する画像データのみの差し替えを可能とするととも
に、記憶媒体の容量をより有効に活用することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例
を示す断面図である。
【図2】図1に示した複写装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示した電子ソータ部203の詳細な構成
を示すブロック図である。
【図4】図3に示した画像記憶部304における、画像
データの記憶形式の一例を示す説明図である。
【図5】画像データ差し替え処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】画像データの画像記憶部304における割り当
て領域を詳細に示した図である。
【符号の説明】
200 原稿 203 電子ソータ部 206 CPU 304 画像記憶部 601、602 画像記憶エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 喜則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 増田 道晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像データを読み取る画像読取
    手段と、前記画像読取手段により読み取られた画像デー
    タを記憶媒体に記憶する画像記憶手段と、前記記憶媒体
    に記憶された画像データを読み出して画像形成するプリ
    ント手段とを有する画像形成装置において、 前記記憶媒体上の、前記画像記憶手段により前記画像デ
    ータが記憶される領域を指定する記憶領域指定手段と、 前記記憶領域指定手段により指定された領域に、前記画
    像読取手段により読み取られた画像データを記憶するよ
    うに前記画像記憶手段を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から画像データを入力する外部
    インターフェース手段と、前記外部インターフェース手
    段から入力された画像データを記憶媒体に記憶する画像
    記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された画像データを読
    み出して画像形成するプリント手段とを有する画像形成
    装置において、 前記記憶媒体上の、前記画像記憶手段により前記画像デ
    ータが記憶される領域を指定する記憶領域指定手段と、 前記記憶領域指定手段により指定された領域に、前記外
    部インターフェース手段から入力された画像データを記
    憶するように前記画像記憶手段を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶領域指定手段により指定される
    領域は、差し替えが必要な画像データが記憶されている
    領域であることを特徴とする請求項1または2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 読み取った原稿上の画像データを記憶媒
    体に記憶し、前記記憶媒体に記憶された画像データを読
    み出して画像形成を行う画像形成装置の画像記憶方法に
    おいて、 前記記憶媒体上の、前記画像データが記憶される領域を
    指定し、 前記指定された領域に、前記読み取られた画像データを
    記憶することを特徴とする画像形成装置の画像記憶方
    法。
  5. 【請求項5】 外部装置から外部インターフェース手段
    を介して入力された画像データを記憶媒体に記憶し、前
    記記憶媒体に記憶された画像データを読み出して画像形
    成を行う画像形成装置の画像記憶方法において、 前記記憶媒体上の、前記画像データが記憶される領域を
    指定し、 前記指定された領域に、前記外部インターフェース手段
    から入力された画像データを記憶することを特徴とする
    画像形成装置の画像記憶方法。
  6. 【請求項6】 前記指定される領域は、差し替えが必要
    な画像データが記憶されている領域であることを特徴と
    する請求項4または5記載の画像形成装置の画像記憶方
    法。
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