JPH09191379A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09191379A
JPH09191379A JP8001471A JP147196A JPH09191379A JP H09191379 A JPH09191379 A JP H09191379A JP 8001471 A JP8001471 A JP 8001471A JP 147196 A JP147196 A JP 147196A JP H09191379 A JPH09191379 A JP H09191379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
output
forming apparatus
image forming
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8001471A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Kobayashi
紀幸 小林
Yoshiyuki Suzuki
良行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8001471A priority Critical patent/JPH09191379A/ja
Publication of JPH09191379A publication Critical patent/JPH09191379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要な時は画像形成出力後に、容易、確実に
画像を再出力できる画像形成装置。 【構成】 原稿画像を読み取る読み取り部201と、読
み取った画像信号をメモリに記憶する電子ソータ部20
3と、記憶された画像信号に基づいて記録媒体に画像形
成出力するプリンタ部204とを有する画像形成装置で
あって、前記プリンタ部204による画像形成出力が終
了してから画像を再出力するか、あるいは画像信号をメ
モリから消去するかの操作者の選択に対応してCPU回
路部205は各部を制御し選択通り実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り手段
と、読み取った画像信号をメモリに記憶する画像記憶手
段と、該記憶された画像信号に基づいて記録媒体に画像
形成出力するプリント手段とを有する画像形成装置の技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写装置、コピー装置等の画像形
成装置は、原稿画像を読み取り(スキャン)する読み取
り部と、読み取った画像信号を記憶するメモリと、該記
憶された画像信号に基づいて転写紙に画像形成出力する
プリント部とを有し、原稿を読み取って転写紙に画像形
成出力する構成となっている。
【0003】そして、従来の電子ソート機能を有する複
写機などにおいて、スキャンした画像をメモリに格納
し、出力する原稿の順番などを制御することでソートを
行う画像形成装置が提案されていた。
【0004】また、メモリに格納した画像をコピー終了
後も保持し、新たに読みとった画像と合成する画像形成
装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置はメモリに格納された画像の結果を見て、出力の
モードや部数などを変更したり、メモリ内の画像を再出
力あるいは消去するための具体的な手段が提案されてい
なかった。そのため、従来では出力された画像を見て出
力モードを改めたり、部数や読み取り画像のページを変
えて、手軽に画像の再出力をすることができなかった。
【0006】また、画像を再出力したい場合に再び同一
の原稿をスキャンする必要があるため、同一原稿の多い
原稿を編集する場合には非常に時間的に効率が悪く、ミ
スコピーをした場合のリスクも大きい。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、必要な時は画像形成出力後に、容
易、確実に画像を再出力できる画像形成装置の提供を目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、下記の構成によって前記目的を達成するものであ
る。
【0009】(1)原稿の画像を読み取る画像読み取り
手段と、読み取った画像信号をメモリに記憶する画像記
憶手段と、該記憶された画像信号に基づいて記録媒体に
画像形成出力するプリント手段とを有する画像形成装置
であって、前記プリント手段による画像形成出力が終了
してから画像を再出力するか、あるいは画像信号をメモ
リから消去するかを選択するシーケンス選択手段を有
し、画像の再出力が選択されたときは前記記憶された画
像信号に基づいて再出力させ、画像信号をメモリから消
去するが選択されたときは前記記憶された画像信号をメ
モリから消去させるシーケンス制御手段を有することを
特徴とする画像形成装置。
【0010】(2)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、原稿画像の形成出力の終了後に画像の所定の用紙
を出力するシート出力手段を有し、前記シーケンス制御
手段は前記シート出力手段より出力された所定の用紙を
読み込みして、画像を再出力するか、あるいは画像信号
をメモリから消去するかを選択することを特徴とする画
像形成装置。
【0011】(3)前記所定の用紙が前記シーケンス選
択手段によるマークシートであることを特徴とする前記
(2)記載の画像形成装置。
【0012】(4)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した
一定時間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持
し、この保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であ
ることを特徴とする画像形成装置。
【0013】(5)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、原稿画像の形成出力中にストップボタンが押され
ると、原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した
一定時間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持
し、この保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であ
ることを特徴とする画像形成装置。
【0014】(6)原稿の画像を読み取る画像読み取り
手段と、読み取った画像信号をメモリに記憶する画像記
憶手段と、該記憶された画像信号に基づいて記録媒体に
画像形成出力するプリント手段とを有する画像形成装置
であって、前記プリント手段による画像形成出力が終了
してから操作者が画像入出力の形態変更を行うシーケン
ス設定手段と、該シーケンス設定手段による画像入出力
の形態の変更に対応して前記プリント手段から画像を再
出力させるシーケンス制御手段を有することを特徴とす
る画像形成装置。
【0015】(7)前記(6)記載の画像形成装置にお
いて、原稿画像の形成出力の終了後に画像の所定の用紙
を出力するシート出力手段を有し、前記シーケンス制御
手段は前記シート出力手段より出力された所定の用紙を
読み込みして、画像の再出力をおこなうことを特徴とす
る画像形成装置。
【0016】(8)前記所定の用紙が前記シーケンス設
定手段によるマークシートであることを特徴とする前記
(7)記載の画像形成装置。
【0017】(9)前記(6)記載の画像形成装置にお
いて、原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した
一定時間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持
し、この保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であ
ることを特徴とする画像形成装置。
【0018】(10)前記(6)記載の画像形成装置に
おいて、原稿画像の形成出力中にストップボタンが押さ
れると、原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定し
た一定時間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持
し、この保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であ
ることを特徴とする画像形成装置。
【0019】(11)前記(6)記載の画像形成装置に
おいて、画像入出力の形態変更は、濃度や、変倍率、レ
イアウトなどの画像出力のモードに関する変更であるこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0020】(12)前記(6)記載の画像形成装置に
おいて、画像入出力の形態変更は、画像形成出力する部
数の変更であることを特徴とする画像形成装置。
【0021】(13)前記(6)記載の画像形成装置に
おいて、画像入出力の形態変更は、前記画像読み取り手
段で読み取る原稿の部数の変更であることを特徴とする
画像形成装置。
【0022】(14)前記(13)記載の画像形成装置
において、読み取る原稿の部数の変更は、操作者が出力
すべき画像を任意に選択することによって実現可能なこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0023】(15)前記(13)記載の画像形成装置
において、読み取る原稿の部数の変更は、画像形成出力
後に新たに読み込む原稿を追加することによって実現可
能なことを特徴とする画像形成装置。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施ではメモリに格納し
た画像の出力結果を見て、出力のモードや部数などを変
更したり、メモリ内の画像を再出力あるいは消去するた
めの手段を有する画像形成装置の構成によって、出力結
果を参照した上で出力モードを改めたり、部数や読み取
り画像のページを変えて、画像の再出力を行うことを容
易にし、より正確で効率的なコピーを行う。
【0025】また、同一の原稿をスキャンする場合に新
たに原稿をスキャンし直す手間を省き、速やかに出力し
たい原稿を読み出すことができるため、よりスピーディ
に画像編集ができるようになる。
【0026】詳しい形態は、実施例によって説明する。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】(第1の実施例)本発明の第1の実施例を
構成する各部分、及び動作について図面を参照して説明
する。
【0029】(複写装置の構成)図1は本発明の実施例
である画像形成装置の一例の構成を示した断面図であ
る。
【0030】100は複写装置本体、180は原稿の自
動給紙を行う循環式自動原稿送り装置(以下、RDFと
記す)であり、複数枚の原稿を上向きに重ねておいた場
合、原稿は1番下にあるものから順番に読み込まれるよ
うになっている。
【0031】以下に本実施例の画像形成装置の動作につ
いて説明する。
【0032】図1において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラスである。102は、原稿照明ランプ10
3,走査ミラー104等で構成されるスキャナで、不図
示のモータによりスキャナ102が所定方向に往復走査
されて原稿の反射光を走査ミラー104〜106を介し
レンズ108を透過してCCDセンサ109に結像す
る。
【0033】120はレーザ,ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部であり、イメージセンサ部109で
電気信号に変換され後述する所定の画像処理が行われた
画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体
ドラム110に照射する。感光体ドラム110の回りに
は1次帯電器112,現像機121,転写帯電器11
8,クリーニング装置116,前露光ランプ114が装
備されている。
【0034】画像形成部126において、感光体ドラム
110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回
転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電
された後、露光制御部120からのレーザ光129が照
射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上
に形成された静電潜像は、現像器121により現像され
てトナー像として可視化される。
【0035】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133,134に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136に
より複写装置本体100に送られ、レジストローラ13
7により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像
が転写帯電器118により転写紙に転写される。転写後
の感光体ドラムは、クリーナー装置116により残留ト
ナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が
消去される。
【0036】転写後の転写紙は転写ベルト130から分
離され、定着前帯電器139,140によりトナー画像
が再帯電され定着器141に送られ加圧,加熱により定
着され、排出ローラ142により本体100の外に排出
される。
【0037】139はレジストローラ137から送られ
た転写紙を転写ベルト130に吸着させる吸着帯電器で
あり、140は転写ベルト130の回転に用いられると
同時に吸着帯電器139と対になって転写ベルト130
に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0038】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153
が装備されている。
【0039】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側の経
路を切り替える。排出ローラ142から送り出された転
写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ない
し多重記録側に切り替えられる。また、158は下搬送
パスであり、排出ローラ142から送り出された転写紙
を反転パス155を介し転写紙を裏返して再給紙トレイ
156に導く。
【0040】157は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より転写紙を反転パス155を介さず、直接下搬送パス
158に導く。
【0041】159は経路160を通じて転写紙を感光
体ドラム126側に給紙する給紙ローラである。161
は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排紙フ
ラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機
外に排出する排出ローラである。
【0042】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス155,158を介して裏返し
た状態で再給紙トレイ156に格納する。このとき、両
面記録時には多重フラッパ157を右方向へ倒し、また
多重記録時にはこの多重フラッパ157を左方向へ倒し
ておく。
【0043】次に行う裏面記録時や多重記録時には、再
給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1
枚づつ給紙ローラ159により経路160を介して本体
のレジストローラ137に導かれる。
【0044】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通
過した後に反転ローラ163によって第2の送りローラ
側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を裏返
して機外へ排出される。
【0045】(画像形成装置)図2は、本発明実施例の
要部構成を示した画像形成装置のブロック図である。
【0046】画像読み取り部201は、CCDセンサ1
09,アナログ信号処理部202等により構成され、レ
ンズ108を介しCCDセンサ109に結像された原稿
画像は、CCDセンサ109により、アナログ電気信号
に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処
理部202に入力され、サンプル&ホールド,ダークレ
ベルの補正等が行われた後にアナログ・デジタル変換
(A/D変換)される。デジタル化された信号はシェー
ディング補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び
原稿照明用ランプの配光特性の補正)し、変倍処理後、
電子ソータ部203に入力される。
【0047】電子ソータ部203では、γ補正等の出力
系で必要な補正処理や、スムージング処理,エッジ強
調,その他の処理,加工等が行われ、プリンタ部204
に出力される。
【0048】プリンタ部204は、図1の断面構成図に
より説明した、レーザ等からなる露光制御部120,画
像形成部126,転写紙の搬送制御部等により構成さ
れ、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録す
る。
【0049】また、CPU回路部205は、CPU20
6,ROM207,RAM208等により構成され、画
像読み取り部201,電子ソータ部203,プリンタ部
204等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御
する。
【0050】(電子ソータ部)次に、電子ソータ部20
3について説明する。
【0051】図3は、電子ソータ部203の詳細構成を
示すブロック図である。
【0052】画像読み取り部201から送られた画像は
Blackの輝度データとして入力され、log変換部
301に送られる。log変換部301では、入力され
た輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格
納されており、入力されたデータに対応するテーブル値
を出力することによって、輝度データを濃度データに変
換する。
【0053】その後、濃度データは2値化部302へ送
られる。2値化部302では多値の濃度データが2値化
され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。2値
化された8bitの画像データは「0」または「1」の
1bitの画像データに変換され、メモリに格納する画
像データ量は小さくなる。
【0054】しかし、画像を2値化すると、画像の諧調
数は256諧調から2諧調になるため、写真画像のよう
な中間調の多い画像データは2値化すると一般に画質の
劣化が著しい。そこで、2値データによる疑似的な中間
調表現をする必要がある。ここでは2値のデータで疑似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、ある画素の濃度が固定しきい値より大きい
場合は、「255」の濃度データであるとし、固定しき
い値以下である場合には「0」の濃度データであるとし
て2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデー
タの差分を誤差信号としてまわりの画素に配分する方法
である。誤差の配分は、あらかじめ用意されているマト
リクス状の重み係数を2値化によって生じる誤差に対し
て掛け合わせ、まわりの画素に加算することによって行
う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存さ
れ、中間調を疑似的に2値で表現することができる。
【0055】2値化された画像データは制御部303に
送られ、操作部で指定されたレイアウトモードに応じ
て、同時出力するか、読み取り終了後出力するか、のい
ずれかのモード選択が行われる。前者は画像データを画
像記憶部304に格納すると同時に、その画像の1枚目
の出力も平行して行うモードであり、後者は読み込んだ
画像をすべて画像記憶部304に格納してから、出力を
行うモードである。
【0056】上記のようなモードの選択が行われた後、
画像データは画像記憶部304に格納される。画像記憶
部304はSCSIコントローラとハードディスクを有
し、SCSIコントローラからの指令に従い、ハードデ
ィスクに画像データを書き込む。メモリに格納された複
数の画像データは操作部で指定した編集モードに応じた
順序で出力される。例えば、「電子ソート」のモードが
選択された場合、原稿が種分けされるような順に出力を
制御することで、いわゆる「ソータ」の役割を電気的に
行うことができる。
【0057】画像記憶部304から呼び出された画像デ
ータ、及び画像記憶部304に格納しない画像データは
平滑化部305に送られる。平滑化部305では、ま
ず、1bitのデータを8bitのデータに変換し、画
像データの信号を「0」または「255」の状態にす
る。
【0058】変換された画像データは、あらかじめ決め
られたマトリクス上の係数と、近傍画素の濃度値をそれ
ぞれ乗算したものの総和で得られ、重み付けされた平均
値に置き換えられる。これによって2値のデータは近傍
の画素における濃度値に応じて多値のデータに変換さ
れ、読み取られた画像により近い画質が再現できる。
【0059】平滑化された画像データはγ補正部306
に入力される。γ補正部306では濃度データを出力す
る際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を
行い、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を
行う。
【0060】(シーケンス)ここでは、本発明実施例の
内容の特徴であるコピー終了後のシーケンスについて説
明する。
【0061】本実施例では、請求項1〜3に関連するコ
ピー終了後のシーケンスについて説明する。
【0062】原稿台にセットされた原稿は読み取られた
後、順次メモリに格納される。メモリに格納された画像
データはユーザが操作部で設定したモードに合わせた出
力順でプリントアウトされる。通常の複写機ではここで
コピー動作が終了し、メモリ内の画像は自動的に消去さ
れる。そのため、1度出力した画像は再出力することが
できない。
【0063】図4は、本実施例の出力が終わってからの
シーケンスを示すフローチャートであり、図4を参照し
て以下説明する。
【0064】本実施例では出力が終わると、メモリに格
納されていた画像データはそのまま保存され、複写装置
はそのデータを呼び出すために必要なID情報をマーク
シートの形式で出力する。マークシートの例を図5に示
す。
【0065】マークシートには原稿をID管理するため
の番号と、その番号に対応したマークシートのパターン
が記されている。画像を再出力したい場合には、このシ
ートを読み込ませることにより、マークシート部分を複
写装置が認識して、出力したい画像をメモリから呼び出
せる。
【0066】また、図4のステップS49に進み再出力
をせずに画像データをメモリ上から消去したい場合に
は、シート上の“再出力なし”のマークシート部分を塗
りつぶして、シートを読み込むことにより、自動的にマ
ークシート上のIDに対応する画像データを消去でき
る。
【0067】また、図4のS47に進み、濃度,変倍
率,レイアウトなど出力モードの変更をしてから出力を
行いたい場合には、シート上の“出力モード変更”のマ
ークシート部分を塗りつぶして、操作部上でニーズに応
じたモードを設定してからマークシートを読み込ませる
ことによって、S48で好みの出力モードで画像を出力
できる。
【0068】また、“出力モード変更”のマークシート
部分を塗りつぶさない場合はコピー終了直前に読みとっ
た時と同一の設定で原稿が再出力される(S46→S4
8)。
【0069】上記の様に、実施例では原稿を管理するマ
ークシートを出力し、それを読み込ませて画像の再出力
をすることによって、再び同一の原稿をスキャンする手
間を省き、なおかつ、メモリ消去や出力モードの変更の
判断をユーザに委ねた上での出力を可能にすることで、
ミスコピーは防ぎやすくなっている。
【0070】(第2の実施例)第2の実施例の各部構成
は、前記第1の実施例に準じているので説明省略し、本
実施例の特徴あるシーケンス部分の説明を請求項6,
9,11,12に関連させて説明する。
【0071】原稿台にセットされた原稿は読み取られた
後、順次メモリに格納される。メモリに格納された画像
データはユーザが操作部で設定したモードに合わせた出
力順でプリントアウトされる。通常の複写機ではここで
コピー動作が終了し、メモリ内の画像は自動的に消去さ
れる。そのため、1度出力した画像は再出力することが
できない。
【0072】以下に、出力が終わってからのシーケンス
を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0073】本実施例では出力が終わると、メモリに格
納されていた画像データはそのまま保存され、再出力の
stand by状態となる(図6、ステップS6
2)。ユーザはあらかじめ、メモリ保持の時間を設定す
ることができ、その設定時間以上画像の出力終了後経過
すると、メモリの内容は自動的に消去される(S63→
S70)。
【0074】しかし、S63で設定時間を経過していな
い場合、複写機はメモリ内容が保持され、さらに濃度,
変倍率,レイアウトなど出力モードの変更や原稿の出力
部数の変更を受け付けている(S64,S65)。ユー
ザが好みに応じた出力モード,出力部数を設定し、原稿
台には何もセットしないでコピーボタンを押した場合は
新たに設定したモードに応じて前回のコピー時に読みと
った全ての原稿が再出力される(S66,S67,S6
8,S69)。
【0075】また、ユーザが出力モード,出力部数の変
更を行わなかった場合には、前回のコピー時に読みとっ
た時と同一の設定で同一部数の原稿が再出力される(S
66,S68,S69)。
【0076】本実施例の場合には、再出力のために特殊
な用紙などを読み込ませる操作は不要な反面、前回のコ
ピー時に読みとった画像しか再出力できない点が第1の
実施例とは異なる。
【0077】(第3の実施例)第3の実施例の各部構成
は、前記実施例に準じているので説明省略し、本実施例
の特徴あるシーケンス部分の説明を請求項6,10,1
3,15に関連させて説明する。
【0078】原稿台にセットされた原稿は読み取られた
後、順次メモリに格納される。メモリに格納された画像
データはユーザが操作部で設定したモードに合わせた出
力順でプリントアウトされる。通常の複写機ではここで
コピー動作が終了し、メモリ内の画像は自動的に消去さ
れる。そのため、1度出力した画像は再出力することが
できない。
【0079】以下に、出力が終わってからの第3の実施
例のシーケンスを図7を参照して説明する。
【0080】本実施例において、図7のステップS71
で画像出力中にストップボタンが押されると、メモリに
格納されていた画像データはそのまま保存され、再出力
のstand by状態となる(S73)。ユーザはあ
らかじめ、メモリ保持の時間を設定することができ、そ
の設定時間以上画像の出力終了後経過すると、メモリの
内容は自動的に消去される(S74→S80)。
【0081】しかし、設定時間を経過していない場合、
複写機はメモリ内容が保持されて、さらに新たに読み込
み原稿の追加を受け付ける。原稿をセットし(S7
5)、操作部で“原稿追加モード”を選択し、コピーボ
タンをスタートさせると複写機は原稿のスキャンを開始
する(S76,S77,S78)。読み込みが終わると
前回のコピー時にメモリに格納された画像に新たなスキ
ャン画像が追加され、再出力が行われる(S79)。
“原稿追加モード”を選択しない場合は、前回のコピー
時にメモリに格納された画像は消去され(S80)。あ
とからスキャンした画像のみ出力される。
【0082】本実施例も第2の実施例と同様に再出力の
ために特殊な用紙などを読み込ませる操作は不要な反
面、前回のコピー時に読みとった画像しか再出力できな
い点が第1の実施例と異なる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、メモ
リに格納した画像を出力の結果を見て、出力のモードや
部数などを変更し、メモリ内の画像を再出力する、ある
いはメモリ内の画像を消去する手段を有する画像形成装
置を構成することで、出力結果を参照した上で出力モー
ドを改めたり、部数や読み取り画像のページを変えて、
画像の再出力を行うことを容易にし、より正確で効率的
なコピーを行うことができる。
【0084】また、同一の原稿をスキャンする場合に新
たに原稿をスキャンし直す手間を省き、速やかに出力し
たい原稿を読み出すことができるため、よりスピーディ
に画像編集ができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】 実施例の画像形成装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 電子ソータ部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 第1の実施例におけるシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図5】 第1の実施例におけるマークシートの例を示
す説明図である。
【図6】 第2の実施例におけるシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図7】 第3の実施例におけるシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100 複写装置本体 126 画像形成部 200 原稿 201 画像読み取り部 203 電子ソータ部 204 プリンタ部 205 CPU回路部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読み取り手段
    と、読み取った画像信号をメモリに記憶する画像記憶手
    段と、該記憶された画像信号に基づいて記録媒体に画像
    形成出力するプリント手段とを有する画像形成装置であ
    って、 前記プリント手段による画像形成出力が終了してから画
    像を再出力するか、あるいは画像信号をメモリから消去
    するかを選択するシーケンス選択手段を有し、画像の再
    出力が選択されたときは前記記憶された画像信号に基づ
    いて再出力させ、画像信号をメモリから消去するが選択
    されたときは前記記憶された画像信号をメモリから消去
    させるシーケンス制御手段を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    原稿画像の形成出力の終了後に画像の所定の用紙を出力
    するシート出力手段を有し、前記シーケンス制御手段は
    前記シート出力手段より出力された所定の用紙を読み込
    みして、画像を再出力するか、あるいは画像信号をメモ
    リから消去するかを選択することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の用紙が前記シーケンス選択手
    段によるマークシートであることを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した一定時
    間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持し、この
    保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であることを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、
    原稿画像の形成出力中にストップボタンが押されると、
    原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した一定時
    間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持し、この
    保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であることを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読み取る画像読み取り手段
    と、読み取った画像信号をメモリに記憶する画像記憶手
    段と、該記憶された画像信号に基づいて記録媒体に画像
    形成出力するプリント手段とを有する画像形成装置であ
    って、 前記プリント手段による画像形成出力が終了してから操
    作者が画像入出力の形態変更を行うシーケンス設定手段
    と、該シーケンス設定手段による画像入出力の形態の変
    更に対応して前記プリント手段から画像を再出力させる
    シーケンス制御手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像形成装置において、
    原稿画像の形成出力の終了後に画像の所定の用紙を出力
    するシート出力手段を有し、前記シーケンス制御手段は
    前記シート出力手段より出力された所定の用紙を読み込
    みして、画像の再出力をおこなうことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の用紙が前記シーケンス設定手
    段によるマークシートであることを特徴とする請求項7
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の画像形成装置において、
    原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した一定時
    間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持し、この
    保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であることを
    特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の画像形成装置におい
    て、原稿画像の形成出力中にストップボタンが押される
    と、原稿画像の形成出力の終了後に操作者が設定した一
    定時間だけ前記メモリに記憶された画像信号を保持し、
    この保持時間内のみ同原稿画像の再出力が可能であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の画像形成装置におい
    て、画像入出力の形態変更は、濃度や、変倍率、レイア
    ウトなどの画像出力のモードに関する変更であることを
    特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の画像形成装置におい
    て、画像入出力の形態変更は、画像形成出力する部数の
    変更であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項6記載の画像形成装置におい
    て、画像入出力の形態変更は、前記画像読み取り手段で
    読み取る原稿の部数の変更であることを特徴とする画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像形成装置におい
    て、読み取る原稿の部数の変更は、操作者が出力すべき
    画像を任意に選択することによって実現可能なことを特
    徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の画像形成装置におい
    て、読み取る原稿の部数の変更は、画像形成出力後に新
    たに読み込む原稿を追加することによって実現可能なこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP8001471A 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置 Pending JPH09191379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001471A JPH09191379A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001471A JPH09191379A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09191379A true JPH09191379A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11502383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8001471A Pending JPH09191379A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09191379A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3715711B2 (ja) 画像処理装置及びその画像処理方法
JPH09223061A (ja) 情報処理方法及び装置
US6034783A (en) Image forming apparatus and method and information processing system and method
JP3466853B2 (ja) 画像形成装置、画像処理装置および画像処理方法
JPH09191379A (ja) 画像形成装置
JP3618866B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3459780B2 (ja) 画像形成装置
JPH1146273A (ja) 画像形成方法及び装置
JPH09205541A (ja) 画像形成装置
JPH09294176A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2992167B2 (ja) 画像形成装置
JPH0923291A (ja) 画像形成装置
JPH0922222A (ja) 画像形成装置
JPH11341201A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体
JPH11168629A (ja) 画像形成装置及び方法
JPH09245157A (ja) 画像形成装置
JPH09261383A (ja) 画像形成装置
JPH114347A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH09191380A (ja) 画像形成装置
JP2000188672A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH11109796A (ja) 画像形成装置
JP2004336821A (ja) 画像処理装置、複写装置、及びそれらの制御方法
JPH11252288A (ja) 画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH09325530A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH09325529A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050804

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050908

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050930