JP2002210820A - 芳香族ポリアミドフィルムおよびそれからなる磁気記録媒体 - Google Patents
芳香族ポリアミドフィルムおよびそれからなる磁気記録媒体Info
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Abstract
られ、記録磁気媒体とした時フィルム表面洗浄による洗
浄液中への溶出が抑制され、熱的安定性が向上し、優れ
た磁性層の塗布、または蒸着状態が安定的に得られる芳
香族ポリアミドフィルムを提供する。 【解決手段】 芳香族ポリアミドからなる二軸配向フィ
ルムであって、フィルム局所厚みの最大値と最小値の差
が0.05m2につき0.3μm以下であることを特徴とする芳香
族ポリアミドフィルム、およびそれからなる磁気記録媒
体。
Description
久性の優れた磁気記録媒体に好適な芳香族ポリアミドフ
ィルムに関する。
ュータ外部メモリーへの展開などにより、磁気記録媒体
の薄膜化・高密度記録化の要求があり、更にアウトドア
ユースなどに伴い、より過酷な条件下での耐久性が求め
られている。従来、記録磁気媒体としては、ポリエステ
ルフィルムに酸化物塗布型磁性層やメタル塗布型磁性層
を設けてなる磁気記録媒体が知られている(例えば、特
開昭61-26933号公報、特開昭60-66319号公報)。また芳
香族ポリアミドについては磁気記録媒体への応用例や、
製造方法について示されている(例えば、特開昭62-624
24号公報、特開平9-81737号公報)。
ミドフィルムでは、フィルムの表面状態によりフィルム
が有機溶剤に溶出することがあり、そのため磁性層形成
時のフィルム表面洗浄により洗浄液中への溶出が起こ
り、洗浄液が着色することがある。またそれによりフィ
ルムの熱的安定性が低下し、加工性が悪化することがあ
る。
る問題点を解決し、加工性が良好で安定した品質のフィ
ルムが得られ、記録磁気媒体とした時、優れた磁性層の
塗布、または蒸着状態が安定的に得られる芳香族ポリア
ミドフィルムを提供することにある。
に、本発明に係る芳香族ポリアミドフィルムは、芳香族
ポリアミドからなる二軸配向フィルムであって、フィル
ム局所厚みの最大値と最小値の差が0.05m2につき0.3μm
以下であることを特徴とするものからなる。
は、有機溶媒中へのフィルムの溶出量が対フィルムで50
0ppm以下であることが好ましい。また、空気雰囲気下で
450℃における熱減量が、保持時間120分で40%以下であ
ることが好ましい。
芳香族ポリアミドフィルムの少なくとも一面に磁性層を
形成したものからなる。
い実施の形態とともに詳細に説明する。本発明のフィル
ムを構成する芳香族ポリアミド組成物は、一般式 -CO-Ar1-CONH-Ar2-NH- で表される繰り返し単位を好ましくは50mol%以上含み、
さらに好ましくは70mol%以上含むものである。ここで、
Ar1、Ar2は、2価の芳香族基であり、芳香族に置換基が
あってもよく、またこれらは同一でも異なっていてもよ
い。
挙げられる。
らの芳香環上の水素原子の一部が、ハロゲン、ニトロ
基、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシ
ル基などの置換基で置換されているものでもよく、特に
塩素、メチル基が好ましい。これらの置換基で置換され
た芳香族が全体の30%以上であると耐湿性が向上し、吸
湿による寸法変形、剛性低下などの特性が改善されるた
め好ましい。また芳香環上の水素原子の30%以上がハロ
ゲン(特に塩素)置換されるとフィルムの耐湿性が向上
し、吸湿による寸法変形、剛低下などが改善されるので
好ましい。
は、一般式 -CO-Ar1-CONH-Ar2-NH- で表される繰り返し単位以外の芳香環ポリアミド単位な
どが共重合またはブレンドにより含まれていてもよく、
これらの含有量は好ましくは50mol%未満、さらに好まし
くは30mol%未満である。
成物では、一般式 -CO-Ar1-CONH-Ar2-NH- で表される繰り返し単位中のアミド基の水素の一部ない
し全部が他の置換基、例えばメチル基などに置換されて
いてもよい。
は、フィルム特性(フィルムの剛性、耐熱性)から、パ
ラ位で結合された芳香環が全芳香環の50%以上であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは50%以上98%以下、より
好ましくは75%以上98%以下である。
記のような芳香族ポリアミドからなる二軸配向フィルム
であって、フィルム局所厚みの最大値と最小値の差が
0.05m2 につき0.3μm以下であることを特徴と
するものである。このように特定値以下のフィルム局所
厚みとすることにより良好なフィルム表面状態が確保さ
れ、とくに磁性層形成時のフィルム表面洗浄による洗浄
液中への溶出が抑制され、熱安定性が向上し、加工性を
向上することができる。
フィルムの溶出量を、対フィルムで500ppm以下に
抑えることが好ましい。このような少溶出量に抑えられ
ることにより、洗浄液の黄変等が抑制され、それによっ
て一層熱安定性が向上し、加工性を向上することができ
る。
程を出たフィルムは、テンター内等で延伸、乾燥、熱処
理、リラックス等の処理に供されるが、このとき200
〜450℃程度の温度にさらされる。このとき、フィル
ムの熱減量が極力小さく抑えられ、所定厚み、所定機械
特性のフィルムが得られることが好ましい。つまり、本
発明に係るフィルムは、空気雰囲気下で450℃における
熱減量が、保持時間120分で40%以下であることが好まし
い。
ムの厚みは、磁気記録媒体として優れた走行性、電磁変
換特性実現の観点から、好ましくは0.5〜30μm、
より好ましくは1〜20μm、更に好ましくは2〜10
μmの範囲である。
ムにおいては、少なくとも一方向に引張りヤング率が、
800kg/mm2以上あることが好ましく、より好ましくは900
kg/mm2以上、更に好ましくは1000kg/mm2以上である。こ
のような引張りヤング率にすることにより、塗布層もし
くは蒸着層形成、バックコート層形成工程などの磁気記
録媒体形成時にかかるテンションにも耐えることができ
るようになり、加工上も有利であるので望ましい。
基材フィルムの少なくとも一方向のヤング率が800kg/mm
2以上であれば、該基材フィルムの長手方向にテンシラ
イズまたは幅方向にテンシライズされても差し支えな
い。テンシライズの度合いは特に限定されないが、伸
度、引き裂き抵抗等の特性を考慮に入れると、長手方向
の引張りヤング率Emdと幅方向の引張りヤング率Etdが、
0.5≦Emd/Etd≦2の範囲にあるのが実用的である。
ムの少なくとも一方向の伸度は、10%以上、より好ま
しくは20%以上、更に好ましくは30%以上であるこ
とが望ましい。これにより、テープの適度な柔軟性を持
つことができる。
ムの吸湿率は、5%以下、より好ましくは3%以下、更
に好ましくは2%以下であるのが望ましい。これによ
り、湿度変化によるテープの寸法変化が小さく良好な電
磁変換特性を保てるようになる。
ムの1000mm幅、10m長さのフィルムの片伸び量
が±40mm以下であることが、蛇行防止、磁性層形成
工程での良好な加工性の観点から好ましく、より好まし
くは±30mm以下、更に好ましくは±20mm以下で
あることが望ましい。
ムにおいては、基材フィルムの幅方向についてフィルム
が5%伸長した際のフィルムの強度F−5値が、250kg/
mm2以上であることが好ましい。より好ましくは280kg/m
m2以上、さらに好ましくは320kg/mm2である。このよう
なF−5値を有することにより、磁性層形成、バックコ
ート層形成工程などの磁気記録媒体にかかるテンション
に耐えることができ、加工上有利である。
ルムおよびそれからなる磁気記録媒体の製造方法の例に
ついて説明する。上記のようにして製造された芳香族ポ
リアミド組成物と溶媒からなるポリマー溶液は製膜原液
として、いわゆる溶液製膜法によるフィルムに加工され
る。溶液製膜法には乾湿式法、乾式法、湿式法などがあ
り、いずれの方法で製膜してもよいが、ここでは乾湿式
法にとって説明する。
金からドラム、エンドレスベルトなどの支持体上に押し
出して薄膜とする。口金、支持体間隔の最接近距離L/B=
1.6mm以下であることが局所厚みむら向上の観点から好
ましく、より好ましくは1.5mm以下である。
薄膜が自己保持性を持つまで乾燥させる。乾燥条件は好
ましくは室温以上220℃以下、60分以内であり、より好
ましくは室温以上200℃以下である。
ら剥離され、湿式工程に導入される。ここでフィルム中
に含有されている溶媒や不純物が除去される。この浴は
一般に水系媒体からなるものであり、水の他に有機溶媒
や無機塩等を含有してもよい。一般には水分量は30%以
上、好ましくは50%以上含有され、浴温度は通常、0〜10
0℃で使用される。この湿式工程では剥離されたフィル
ムはかかる浴中に緊張下で浸漬され、フィルム中の無機
化合物が、0.1%未満、好ましくは0.05%以下になるまで
抽出される。この湿式工程では、フィルムは浴入出口の
ニップロールと浴中のロールを介して搬送される。フィ
ルムの有機溶剤中への溶出抑制の観点から、浴出口とニ
ップロールの間でフィルムに水系媒体を吹き付けるノズ
ルを、フィルム幅TD[mm]に対して吹き出し部分のノズル
間隔L[mm]が、3≦TD/L≦50を満たすように設置されてい
ることが好ましく、より好ましくは10≦TD/L≦50を満た
していることである。また水系媒体の吹き付け流量Q[cm
3/min]は、ノズル1本当たりに100cc/min以上1000cc/min
以下であることが好ましく、より好ましくは200cc/min
以上500cc/min以下である。
内で延伸、乾燥、熱処理、リラックスが行われてフィル
ムとなる。そのときの温度は200〜450℃で20秒以上20分
以下である。このように形成されるフィルムはその製膜
工程中で、機械特性向上の目的で延伸が行なわれてもよ
い。延伸倍率は、巻き取り速度をキャスト速度で除した
値である縦延伸倍率が0.95〜2.0倍、テンター内のフィ
ルム最大幅と最小幅の比が1.0〜4.0、テンター内のフィ
ルム最大幅とテンター出口幅の比ηが0.9〜0.99の範囲
内であると局所厚みむら向上の観点から好ましく、より
好ましくは縦延伸倍率が1.05〜1.5倍、テンター内のフ
ィルム最大幅と最小幅の比が1.1〜3.0、テンター内のフ
ィルム最大幅とテンター出口幅の比ηが0.95〜0.98であ
る。
香族ポリアミドフィルムに公知の方法で磁性層を形成さ
せて、また磁性層形成前にコロナ処理を施した後に磁性
層を形成させて記録磁気媒体とする。フィルム表面状態
が良好であるため、磁性層形成時のフィルム表面洗浄に
よる洗浄液中への溶出が抑制され、熱的安定性が向上
し、加工性の良化が期待できる。
説明する。 (1)フィルム長手方向の局所厚むら:Rz-MD[μm] フィルムを長手方向に幅4cmに切断し、厚みを電子マイ
クロ厚さ計にて、チャート速度120cm/分、フィルム走行
速度150cm/分で10秒間測定し、20cmの厚みプロファイル
を作成した。チャート上に出力した20cmの厚みプロファ
イルの内、チャート起点から5cmポイントから15cmポイ
ントを1cm刻みで厚みの最大値と最小値の差[μm]を小数
第2位まで求め、計10点の平均[μm]を小数第2位まで求
めた。同様の作業を幅方向に5点実施し、5点うち最大の
ものを製品のRz-MDとした。
50g中に製品フィルムW=150gを室温で4800時間堆積さ
せ、抽出後の溶液を濃縮・不純物を除去し単離した後の
黄色物の質量ΔW[μg]を測定し、有機溶媒中への溶出量
ΔW/W[ppm]を、小数第1位まで求めた。
量:Δm/m[%] 製品フィルムm=10mgを、空気雰囲気下450℃で120分保持
した後の重量変化量Δm[mg]より、熱減量Δm/m[%]を小
数第1位まで求めた。
る。但し、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
て85モル%に相当する2-クロルパラフェニレンジアミン
と、15モル%に相当する4,4-ジアミノジフェニルエーテ
ルとを溶解させ、これに99モル%に相当する2-クロルテ
レフタル酸クロリドを添加し、重合前に45nm径のコロイ
ダルシリカを、ポリマ当たり0.2wt%になるように添加
して、2時間撹拌して重合を完了した。これを水酸化リ
チウムで中和して、ポリマ濃度10wt%、固有粘度2.6、
溶液粘度3500ポイズ(30℃)の芳香族ポリアミド溶液を得
た。
ーを通した後、口金からステンレス製のエンドレスベル
ト上にL/B=1.5mmでキャストした後、140℃の熱風で2分
間加熱して溶媒を蒸発させ、自己保持性を有するフィル
ムをベルトから連続的に剥離した。次に45℃の水槽内へ
フィルムを導入して残存溶媒と中和で生じた無機塩など
を抽出した。この湿式工程でのフィルム幅TD=1800mm、
吹き出し部分のノズル間隔L=100mmであり、ノズルから
水をQ=440cm3/minの流量で吹き出した。さらに250℃の
テンタ−で30秒間水分の乾燥と熱処理、ならびにリラッ
クスを行って厚さ3.6μmの芳香族ポリアミドフィルム
を得た。この間にフィルム長手方向と幅方向に各々1.15
倍、1.45倍延伸を行い、テンター内のフィルム最大幅と
テンター出口幅の比ηを0.98とした。尚フィルムの製膜
は非常に安定していた。各条件およびフィルム特性を表
1に示す。
ィルターを通した後、口金からステンレス製のエンドレ
スベルト上にL/B=1.5mmとなるようにキャストした。
で2分間加熱して溶媒を蒸発させ、自己保持性を有する
フィルムをベルトから連続的に剥離した。次に50℃の水
槽内へフィルムを導入して残存溶媒と中和で生じた無機
塩などを抽出した。この湿式工程でのフィルム幅TD=180
0mm、吹き出し部分のノズル間隔L=500mmであり、ノズル
から水をQ=50cm3/minの流量で吹き出した。さらに250℃
のテンタ−で30秒間水分の乾燥と熱処理、ならびにリラ
ックスを行って厚さ3.6μmの芳香族 ポリアミドフ
ィルムを得た。この間にフィルム長手方向と幅方向に各
々1.15倍、1.45倍延伸を行い、テンター内のフィルム最
大幅とテンター出口幅の比ηを0.98とした。尚フィルム
の製膜は非常に安定していた。
キャストした後、140℃の熱風で2分間加熱して溶媒を蒸
発させ、自己保持性を有するフィルムをベルトから連続
的に剥離した。以下、実施例1と同一条件である。
キャストした後、140℃の熱風で2分間加熱して溶媒を蒸
発させ、自己保持性を有するフィルムをベルトから連続
的に剥離した。次に45℃の水槽内へフィルムを導入して
残存溶媒と中和で生じた無機塩などを抽出した。以下、
テンター内のフィルム最大幅とテンター出口幅の比ηを
1.03とする以外、実施例1と同一条件である。
族ポリアミドフィルムによれば、フィルム表面状態が良
好であるため、磁性層形成時のフィルム表面洗浄による
洗浄液中への溶出が抑制され、熱的安定性が向上し、加
工性の良化が期待できる。したがって、磁性層の塗布状
態あるいは蒸着状態に優れ安定した磁気記録媒体が得ら
れる。
Claims (4)
- 【請求項1】 芳香族ポリアミドからなる二軸配向フィ
ルムであって、フィルム局所厚みの最大値と最小値の差
が0.05m2につき0.3μm以下であることを特徴とする芳香
族ポリアミドフィルム。 - 【請求項2】 有機溶媒中へのフィルムの溶出量が対フ
ィルムで500ppm以下であることを特徴とする、請求項1
に記載の芳香族ポリアミドフィルム。 - 【請求項3】 空気雰囲気下で450℃における熱減量
が、保持時間120分で40%以下であることを特徴とする、
請求項1または2に記載の芳香族ポリアミドフィルム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の芳香族
ポリアミドフィルムの少なくとも一面に磁性層を形成し
たことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001015474A JP2002210820A (ja) | 2001-01-24 | 2001-01-24 | 芳香族ポリアミドフィルムおよびそれからなる磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001015474A JP2002210820A (ja) | 2001-01-24 | 2001-01-24 | 芳香族ポリアミドフィルムおよびそれからなる磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002210820A true JP2002210820A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18882017
Family Applications (1)
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JP2001015474A Pending JP2002210820A (ja) | 2001-01-24 | 2001-01-24 | 芳香族ポリアミドフィルムおよびそれからなる磁気記録媒体 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |