JP2002208643A - 半導体装置の構造およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置の構造およびその製造方法

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JP2002208643A
JP2002208643A JP2001002918A JP2001002918A JP2002208643A JP 2002208643 A JP2002208643 A JP 2002208643A JP 2001002918 A JP2001002918 A JP 2001002918A JP 2001002918 A JP2001002918 A JP 2001002918A JP 2002208643 A JP2002208643 A JP 2002208643A
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gate
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Katsuya Okada
克也 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート配線パターンの疎密間差による仕上が
りゲートの寸法差がトランジスタの動作特性に影響し、
微細化が困難であるといった課題があった。 【解決手段】 半導体基板の活性領域上を通過し素子分
離領域まで伸長するようリソグラフィを経て作成・配置
されたゲート配線パターンと、この両側の活性領域に不
純物注入により形成された拡散層と、ゲート配線パター
ンの両側に所定の距離をおいて拡散層上またはその端部
の一部を覆うようにリソグラフィを経て作成・配置した
ダミーゲートパターンと、このパターン構成を全面に被
覆して形成される層間絶縁膜と、ゲート配線パターンと
コンタクトするように層間絶縁膜に開口した第1のコン
タクトホールと、拡散層と直接またはダミーゲートパタ
ーン上の一部に被りつつコンタクトするように層間絶縁
膜に開口した第2のコンタクトホールと、第1および第
2のコンタクトホール内に形成されたコンタクトとを備
えた半導体装置の構造を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は微細なゲート配線
を備えた半導体装置の構造およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年LSIが微細化されるに従い、MO
Sトランジスタのゲート寸法の制御がますます困難にな
ってきており、特に、ゲート配線パターンの疎密の状況
により、写真製版時における光近接効果の影響あるいは
異方性エッチング時の特性の違いからパターン周囲の環
境の違いによるゲート長の仕上がり寸法差が問題となっ
てきている。
【0003】図8は例えば特開2000−112114
号公報に示される従来の半導体装置の構造を示す平面図
であり、(a)はパターンが疎な場合、(b)はパター
ンが密な場合を示す。図において、1はトランジスタが
形成される活性領域、2はポリシリコン、タングステン
シリサイド等からなるゲート配線パターン、5はコンタ
クトホール、11はシリコン酸化膜からなる素子分離用
の分離酸化膜、L1,L2はゲート長である。
【0004】このような従来の半導体装置の構造の製造
方法の一例としては、P型シリコンなどの半導体基板に
素子分離により活性領域1と分離酸化膜11を形成し、
活性領域1から分離酸化膜11にかけてゲート配線パタ
ーン2を配置し、このパターン構成上にCVD法により
層間絶縁膜を全面に堆積して成膜し、このゲート配線パ
ターン2の両側に活性領域1内に形成されている拡散層
とコンタクトするように層間絶縁膜にコンタクトホール
5を開口し、この中にタングステン等の高融点金属から
なるコンタクトを形成することが挙げられる。
【0005】次に動作について説明する。図8(a)
は、ゲート配線パターン2が疎な場合の一例を示すもの
だが、ゲート長L1は写真製版時すなわちレジストパタ
ーンの作成時にステッパなどの露光装置によりレジスト
に照射する際発生する光近接効果と、レジストパターン
の疎密差に基づく異方性エッチング時の特性すなわちロ
ーディング効果により、仕上がりゲート長L1が設計見
積もりよりも太めになる傾向があり、一方、図8(b)
は、ゲート配線パターン3が密な場合の一例を示すもの
だが、同様に、光近接効果と異方性エッチングの特性に
より今度は、仕上がりゲート長L2が見積もりよりも細
くなる傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の構
造およびその製造方法は以上のように構成されているの
で、ゲート配線パターンが密な環境の場合にはゲート長
の寸法は細くなり、一方、疎な環境の場合にはゲート長
の寸法は太くなる傾向があり、仕上がりゲート長の寸法
値がパターンの疎密により異なってしまい不安定であ
る。このようなゲート長にばらつきがある電界効果トラ
ンジスタは動作速度などのパフォーマンスに差が生じて
しまうといった課題があった。また、パターンの密部お
よび疎部で転写時の最適条件が異なるため、全パターン
で許容可能となる露光条件のマージンは小さくなり、半
導体装置の微細化の妨げになっているといった課題があ
った。さらに、ダミーゲートパターンは半導体装置の回
路構成には利用されていないといった課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ゲート配線パターンの疎密間差に
よるゲート長の寸法差を低減させた半導体装置の構造お
よびその製造方法を得ることを目的とする。さらに、こ
の発明はダミーゲートパターンを半導体装置の回路構成
に使用することにより集積度を向上した半導体装置の構
造およびその製造方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の構造は、半導体基板に形成された活性領域上を通過
し素子分離領域まで伸長するようリソグラフィを経て作
成・配置されたゲート配線パターンと、この両側の活性
領域に不純物注入により形成された拡散層と、ゲート配
線パターンの両側に所定の距離をおいて拡散層上または
その端部の一部を覆うようにリソグラフィを経て作成・
配置したダミーゲートパターンと、このパターン構成を
全面に被覆して形成される層間絶縁膜と、ゲート配線パ
ターンとコンタクトするように層間絶縁膜に開口した第
1のコンタクトホールと、拡散層と直接またはダミーゲ
ートパターン上の一部に被りつつコンタクトするように
層間絶縁膜に開口した第2のコンタクトホールと、第1
および第2のコンタクトホール内に形成されたコンタク
トとを備えたものである。
【0009】この発明に係る半導体装置の構造は、ダミ
ーゲートパターンは複数の活性領域同士にまたがるよう
に伸長し、第2のコンタクトホール内に形成されたコン
タクトを介して局所配線を構成するものである。
【0010】この発明に係る半導体装置の構造は、ダミ
ーゲートパターンは複数の活性領域に伸長せず、これが
層間絶縁膜上に形成された配線パターンと第2のコンタ
クトホール内に形成されたコンタクトを介して電気接続
するものである。
【0011】この発明に係る半導体装置の構造は、ゲー
ト配線パターンの上面には絶縁膜が形成され、かつ、そ
の側壁には絶縁性サイドウオールが形成され、第2のコ
ンタクトホールはゲート配線パターン上の一部に被りつ
つ開口するものである。
【0012】この発明に係る半導体装置の構造は、絶縁
膜および絶縁性サイドウオールは窒化膜から成り、か
つ、層間絶縁膜は酸化膜から成るものである。
【0013】この発明に係る半導体装置の構造の製造方
法は、半導体基板に活性領域および素子分離領域を形成
する第1の工程と、ゲート配線層を基板の全面に形成す
る第2の工程と、これにゲート配線用のレジストパター
ンおよびこの両側に所定の距離をおいてダミーゲート用
のレジストパターンを形成した後、これに沿ってゲート
配線層をエッチングしゲート配線パターンおよびダミー
ゲートパターンを作成する第3の工程と、ゲート配線パ
ターンの全部およびダミーゲートパターンの一部を覆う
レジストパターンを形成し、残りのダミーゲートパター
ンを除去する第4の工程と、このパターン構成の全面を
被覆するように層間絶縁膜を形成する第5の工程と、層
間絶縁膜に対してゲート配線パターンとコンタクトする
ように第1のコンタクトホールを開口するとともに、活
性領域に形成された拡散層と直接またはダミーゲートパ
ターン上の一部に被りつつコンタクトするように第2の
コンタクトホールを開口する第6の工程と、第1および
第2のコンタクトホール内にコンタクトを形成する第7
の工程とを備えたものである。
【0014】この発明に係る半導体装置の構造の製造方
法は、半導体基板に複数の活性領域および素子分離領域
を形成する第1の工程と、ゲート配線層およびハードマ
スク用の絶縁膜をこの順番で基板の全面に形成する第2
の工程と、これにゲート配線用のレジストパターンおよ
びこのパターンの両側に所定の距離をおいてダミーゲー
ト用のレジストパターンを形成し、これに沿って絶縁膜
をエッチングしゲート配線用のハードマスクおよびダミ
ーゲート用のハードマスクを作成する第3の工程と、ゲ
ート配線用のハードマスクの全部およびダミーゲート用
のハードマスクの一部を覆うレジストパターンを形成
し、残りのダミーゲート用のハードマスクを除去する第
4の工程と、これらのハードマスクに沿ってゲート配線
層をエッチングしゲート配線パターンおよびダミーゲー
トパターンを作成する第5の工程と、このパターン構成
の全面を被覆するように層間絶縁膜を形成する第6の工
程と、層間絶縁膜に対してゲート配線パターンとコンタ
クトするように第1のコンタクトホールを開口するとと
もに、活性領域に形成された拡散層と直接またはダミー
ゲートパターン上の一部に被りつつコンタクトするよう
に第2のコンタクトホールを開口する第7の工程と、第
1および第2のコンタクトホール内にコンタクトを形成
する第8の工程とを備えたものである。
【0015】この発明に係る半導体装置の構造の製造方
法は、第3の工程において、ダミーゲート用のレジスト
パターンは少なくとも2つの活性領域に伸長し、エッチ
ング後に作成されたダミーゲートパターンはコンタクト
を介して局所配線を形成するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体装置の構造を工程順に示した平面図であり、(a)
はコンタクトホール形成前、(b)はコンタクトホール
形成後を表し、(c)は金属配線形成後を表す。また、
図2は図1(c)のA−A’線に沿った断面図である。
図において、1はトランジスタ領域となる活性領域、2
はゲート配線パターン、3はダミーゲートパターン、4
はゲート配線パターン2上に開口した第1のコンタクト
ホール、5a,5bは拡散層上に開口した第2のコンタ
クトホール、11はシリコン酸化膜からなる素子分離用
の分離酸化膜、14は層間絶縁膜、21a,21bは拡
散層、41a,41bはアルミ等からなる金属配線、1
01はp型シリコンなどの半導体基板である。以下、酸
化膜、窒化膜はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜の略称
とする。
【0017】上記実施の形態1による半導体装置の構造
の製造方法としては、例えば、半導体基板101に選択
酸化法を用いた素子分離により活性領域1と分離酸化膜
11を形成し、これにゲート酸化膜12とゲート配線用
の導電性膜を順に成膜し、所定のリソグラフィ工程を経
て活性領域1から分離酸化膜11に伸長したゲート配線
パターン2と孤立したダミーゲートパターン3を作成・
配置していく。ここで、ダミーゲートパターン3は、最
適には、最小ゲート間隔(Lmin/Smin)でゲー
ト配線パターン2に隣接してレイアウトされ、しかも露
光装置の露光条件は密パターンに合わせると有効である
が、必ずしもこれに限定はされない。なお、拡散層21
a,21bは活性領域1に所定の不純物P+,As+の
イオン注入を行い熱処理を経て形成されるのが通常で、
ゲート形成前には低濃度(P+)のイオン注入がなさ
れ、ゲート形成後には高濃度(As+)のイオン注入が
行われる(図1(a))。
【0018】このように形成されたパターン構成上にC
VD法により層間絶縁膜14を成膜し、この層間絶縁膜
14に対して所定のリソグラフィ工程を経て、ゲート配
線パターン2の表面層が露出するまでエッチングを行い
開口した第1のコンタクトホール4と、ダミーゲートパ
ターン3の表面層より下方の活性領域1が露出するまで
同様に開口した第2のコンタクトホール5a,5bを作
成する(図1(b))。
【0019】さらに、これらの第1、第2のコンタクト
ホール4,5a,5b内にタングステン等の高融点金属
を埋め込むことによりコンタクト(Wプラグ、ビアプラ
グともいわれる)を形成し、これにメタライゼーション
によりアルミなどの配線金属膜を全面に形成しリソグラ
フィ工程を経てこれらのコンタクトホール4,5a,5
bを通過した金属配線41a,41bが形成され、コン
タクトを介して上部の金属配線41a,41bと接続し
所望の回路構成を備えた半導体装置となっていく(図1
(c)、図2)。
【0020】なお、コンタクトは各種の高融点金属およ
びそのシリサイドから構成されてもよくタングステン以
外にもモリブデン、タンタル、チタニウムなどが考えら
れる。さらに、コンタクトは金属配線の被覆率、コンタ
クト抵抗など所定の条件を満たせば必ずしも必要ではな
く、アルミなどの金属配線層が直接ゲート配線パターン
2、ダミーゲートパターン3、活性層1等と直接コンタ
クトするように構成してもよい。
【0021】次に動作について説明する。本来の回路構
成上に必要なゲート配線パターン2は孤立パターンとな
るが、図1(a)のように、両側にダミーゲートパター
ン3を配置することで、ゲート配線パターン2は密なパ
ターンとなり、従来のように、トランジスタ特性を左右
するゲート長が設計見積もりよりも太めになる傾向が低
減され、寸法制御性が向上する。また、ダミーゲートパ
ターン3が存在することで、コンタクトホール5a,5
bは、図1(b)のように、このダミーゲートパターン
3の上層の一部および拡散層21a,21b上にかかる
ように配置されることになる。
【0022】この場合は、拡散層21a,21bはコン
タクトホール5a,5bに形成されたコンタクトにより
ダミーゲートパターン3とショートするが、ダミーゲー
トパターン3がその他のゲート配線パターン2と繋がら
ないように孤立化しておけば、回路上のショートを起こ
すことはない。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、孤立なゲート配線パターン2の両側に所定の距離を
おいてダミーゲートパターン3を隣接してレイアウト配
置し、ダミーゲートパターン3は他と繋がらない孤立し
た構成にすれば、回路上ショートせずにすみ、しかもゲ
ート配線パターン2と関連したゲート長の寸法制御性が
向上し、トランジスタ特性の変動が改善され、半導体装
置の性能が向上する効果が得られる。
【0024】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による半導体装置の構造を工程順に示した平面図で
あり、(a)はサイドウオール形成前、(b)はサイド
ウオール形成後、(c)は金属配線の配置後の構造を示
す。また、図4は図3(c)のB−B’線に沿った断面
構造図である。
【0025】図において、5a,5bは第2のコンタク
トホール、6は窒化膜マスクを上面に備えた絶縁キャッ
プ付きゲート配線パターン、7は同様に窒化膜マスクを
上面に備えた絶縁キャップ付きダミーゲートパターン、
8は額縁状の窒化膜からなるサイドウオール(絶縁性サ
イドウオール)、9は窒化膜マスク(絶縁膜)、10は
ポリシリコン、タングステンシリサイド等のゲート配線
層より作成されるゲート電極、11は分離酸化膜、12
はゲート酸化膜、101はp型シリコン等の半導体基板
またはpウエル、41a,41bはアルミ等の金属配線
であり、その他の構成は上記実施の形態1で説明したも
のと同様なのでその重複説明は省略する。
【0026】次にこの実施の形態2による半導体装置の
構造の製造方法としては、例えば、半導体基板101に
選択酸化法を用いた素子分離により活性領域1と分離酸
化膜11を形成し、これにゲート酸化膜12、ゲート電
極10を構成するゲート配線用の導電性膜、窒化膜マス
ク9を構成する窒化膜を順次形成していき、リソグラフ
ィ工程により所望のゲート幅に対応したレジストパター
ンを作成・配置し、これに沿って窒化膜および導電性膜
をエッチング除去し、窒化膜付きゲート配線パターン6
およびダミーゲートパターン7を形成する(図3
(a))。
【0027】この窒化膜付きダミーゲートパターン7
は、フィールドすなわち分離酸化膜11のエッジを覆う
ように配置するもので、結果的には、窒化膜マスク9お
よびサイドウオール8がセルフアラインコンタクトのス
トッパとして作用する。なお、上記実施の形態1でも述
べたように、このダミーゲートパターン7は最小ゲート
間隔(Lmin/Smin)でゲート配線パターン6に
隣接してレイアウトされ、しかも露光装置の露光条件は
密パターンに合わせる手法で作成されると上記のような
利点が得られ、一層好ましい。
【0028】次に、このパターン構成上に窒化膜を所定
の膜厚で成膜した後に全面異方性エッチングすること
で、絶縁キャップ付きゲート配線パターン6およびダミ
ーゲートパターン7の周りに額縁状の窒化膜のサイドウ
オール8が形成される(図3(b))。
【0029】また、この微細構成上に層間絶縁膜14を
全面に成膜した後、所定のリソグラフィ工程を経て第2
のコンタクトホール5a,5bを下地基板101の拡散
層表面が露出するまでエッチングにより開口し、この中
にタングステン等の高融点金属を埋め込みコンタクトを
形成し、さらに、メタライゼーションにより配線金属膜
を全面に形成しリソグラフィ工程を経てこれらのコンタ
クトホール4,5a,5bを通過した金属配線41a,
41bが形成され、コンタクトを介して上部の金属配線
41a,41bと接続し所望の回路構成を備えた半導体
装置となっていく(図3(c))。なお、途中サイドウ
オール8の形成前、形成後ではそれぞれ低濃度(n
−)、高濃度(n+)のP型不純物のイオン注入がなさ
れ、拡散層21a,21bが形成されている(図4)。
【0030】次に動作について説明する。第2のコンタ
クトホール5a,5bを開口するためエッチングを行う
際に、窒化膜に比べて酸化膜のエッチングレートが十分
に速いように、酸化膜の窒化膜に対するエッチング選択
比が高い条件でエッチングすることで第2のコンタクト
ホール5は絶縁キャップ付きゲート配線パターン6上に
被って多少のオーバエッチングがなされても窒化膜マス
ク9上で止まるためゲート電極10に接触することはな
く、第1、第2のコンタクトホールに形成されるコンタ
クトとゲート電極10はショートしない。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、分離酸化膜11のエッジを覆うように形成された絶
縁キャップ付きダミーゲートパターン7を利用して第2
のコンタクトホール5a,5bを開口し、これらのコン
タクトホール5a,5bが分離酸化膜11あるいは絶縁
キャップ付きゲート配線パターン6上に被りつつ配置す
るように構成したので、絶縁キャップ付きダミーゲート
パターン7がセルフアラインコンタクトのストッパとし
て使用することができ、コンタクトホール5a,5bの
配置に対する位置合わせマージンなどの設計上の自由度
も大きくなり、回路集積化を容易にできるという効果が
得られる。
【0032】さらに、この絶縁キャップ付きダミーゲー
トパターン7が窒化膜付きゲート配線パターン6に隣接
した形で配置できれば、パターンの密環境を安定して実
現することができるので、トランジスタのゲート長の寸
法制御を容易にできるという効果も合わせて得られる。
なお、上記では絶縁キャップとして窒化膜が用いられた
例を示したが、他の絶縁性を有する薄膜を使用してもコ
ンタクトホールのエッチング条件を整えることで同等な
効果が得られる。
【0033】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による半導体装置の構造を示す平面図であり、上記
実施の形態1による半導体装置の構造の発展形態を示
す。図において、1a,1bはそれぞれNチャネルMO
S活性領域とPチャネルMOS活性領域、3aは孤立し
たダミーゲートパターン、3bは局所配線として利用さ
れるダミーゲートパターン、5a,5bは第2のコンタ
クトホール、21a,21bはNチャネル側の拡散層で
それぞれソース・ドレインを構成し、21c,21dも
Pチャネル側の拡散層で同様にソース・ドレインを構成
する。また、31a,31cはアルミ等の金属配線、3
1bは蓋状パターンを有する金属配線で、その他の構成
は上記図1(b)と同様なのでその重複説明は省略す
る。
【0034】図5の回路構成ではダミーゲートパターン
3bが局所配線として利用されている点が特徴部分で、
具体的には、上方のNMOSトランジスタと下方のPM
OSトランジスタから構成するインバータに応用した例
である。この図5によれば、NMOSトランジスタおよ
びPMOSトランジスタの双方のドレイン同士が第2の
コンタクトホール5bに作成されたコンタクトを介して
ダミーゲートパターン3bにより接続し、一方、そのソ
ースは第2のコンタクトホール5aに作成されたコンタ
クトを介して金属配線31a,31cと外部接続して成
る。
【0035】次に動作について説明する。先ず、第1の
コンタクトホール4を介してゲート配線2にHレベルが
入力すると、上方のNチャネルMOSトランジスタはオ
ン状態になるが、下方のPチャネルMOSトランジスタ
はオフ状態におかれ、ダミーゲートパターン3と接続す
る信号電位が上方のNMOSトランジスタを経由しコン
タクトおよび金属配線31aを経て外部回路に供給され
ていく。
【0036】また、第2のコンタクトホール4を介して
ゲート配線2にLレベルが入力すると、上方のNMOS
トランジスタはオフ状態となるが、下方のPチャネルM
OSトランジスタはオン状態になり、同様に、ダミーゲ
ートパターン3と接続する信号電位が下方のPMOSト
ランジスタを経由しコンタクトおよび金属配線31cを
経て外部回路に供給されていく。このように図5の回路
構成によりインバータとして動作可能である。
【0037】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ダミーゲートパターン3は隣接または離隔した拡散
層21a〜21d同士をコンタクトホール5a,5bに
形成したコンタクトを介して任意に接続することで局所
配線として利用でき、これにより半導体装置の集積度を
向上できる効果が得られる。
【0038】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による半導体装置の構造の製造方法を工程順に示し
た平面図であり、図において、上記と同様に、1a,1
bはそれぞれNチャネルMOS活性領域とPチャネルM
OS活性領域、2はゲート配線パターン、3aは孤立し
たダミーゲートパターン、3bは局所配線として利用さ
れるダミーゲートパターン、4は第1のコンタクトホー
ル、5は第2のコンタクトホール、15はフォトレジス
トマスクである。
【0039】上記実施の形態4による半導体装置の構造
の製造方法としては、例えば、半導体基板に選択酸化法
を用いた素子分離により、NチャネルMOS活性領域1
aおよびPチャネルMOS活性領域1b、分離酸化膜1
1を形成し、活性領域1a,1bから分離酸化膜11に
伸長したゲート配線パターン2と孤立したダミーゲート
パターン3aと局所配線用のダミーゲートパターン3b
をリソグラフィ工程を経て作成・配置するもので(図6
(a))、これらのダミーゲートパターン3a,3b
は、例えば、最小ゲート間隔(Lmin/Smin)で
ゲート配線パターン2の近傍にレイアウトされ、しかも
露光装置の露光条件は密パターンに合わせると有効であ
るが、これに限られない。
【0040】このようなゲートパターン構成に対して、
例えば、フォトレジストマスク15により回路構成上必
要となるゲート配線パターン2および局所配線用のダミ
ーゲートパターン3bを覆うように被せた後(図6
(b))、フォトレジストマスク15をマスクにしてダ
ミーゲートパターン3aをウエットエッチングなどによ
り除去すると回路構成に必要な配線のみが残された構造
となる(図6(c))。この後、上述のように、層間絶
縁膜を被せコンタクトホール4,5を所定の場所に開口
し(図6(d))、これに高融点金属のコンタクトを形
成すれば、ゲートパターン3bがコンタクトを介して局
所配線をなす。
【0041】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ゲート加工時にはダミーゲートパターン3a,3b
が存在するため、ゲート配線パターン2はパターンが密
な環境に置かれるため、トランジスタのゲート長の寸法
制御性が向上する効果が得られ、さらに選択的にダミー
ゲートパターン3bを局所配線として利用することがで
きるので、回路集積度を向上できる効果が得られる。
【0042】また、その後ダミーゲートパターン3aは
場所により除去できるため、コンタクトホール5の下に
はダミーゲートパターン3aが存在しないようにするこ
とができ、先述のようにコンタクトホールの一部がダミ
ーゲートパターン3aに乗り上げることで接触面積が低
下してしまいコンタクト抵抗の上昇を招来する不具合を
回路構成に応じて、選択的に制御できる効果が得られ
る。
【0043】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5による半導体装置の構造の製造方法を工程順に示し
た平面図であり、図において、1は活性領域、15はフ
ォトレジストマスク、16はゲート配線パターン用の窒
化膜マスク、17はダミーゲートパターン用の窒化膜マ
スク、18はポリシリコン、タングステンシリサイドな
どからなるゲート配線用の導電性膜であり、窒化膜マス
ク16,17はハードマスクとして作用するものであ
る。
【0044】上記実施の形態5による半導体装置の構造
の製造方法としては、例えば、半導体基板に選択酸化法
を用いた素子分離により、活性領域1および分離酸化膜
11を形成し、これに前述のようにゲート酸化膜12、
導電性膜18、窒化膜17を順に成膜していく。そし
て、ゲート形成に必要なリソグラフィ工程により、ゲー
ト配線レジストパターンおよびダミーゲートレジストパ
ターンを作成し、下地の導電性膜18が露出するまで所
定のエッチングを行いレジストを除去し窒化膜マスク1
6,17を作出する(図7(a))。次に、フォトレジ
ストマスク15によりゲート配線パターンとなる窒化膜
マスク16を覆い(図7(b))、ウエットエッチング
などにより他方の窒化膜マスク17を除去する(図7
(c))。そして、この窒化膜マスク17に沿って、導
電性膜18をエッチング除去することにより、上記実施
の形態1〜3で述べたようなゲート配線パターンが作出
される。
【0045】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ゲート配線レジストパターンを窒化膜マスク16,
17に転写する際に、隣接してダミーゲートレジストパ
ターンが存在するので、露光装置による光近接効果を低
減し、寸法制御性が向上する効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、リソ
グラフィを経てゲート配線パターンと、その両側に所定
の距離をおいて拡散層上またはその端部の一部を覆うよ
うにダミーゲートパターンとを作成・配置し、拡散層と
直接またはダミーゲートパターン上の一部に被りつつコ
ンタクトするように層間絶縁膜に開口した第2のコンタ
クトホールと、第1および第2のコンタクトホール内に
形成されたコンタクトとを備えて構成したので、レジス
トパターン作成段階ではゲート配線パターンに対応する
ゲート配線レジストパターンは隣接するダミーゲートレ
ジストパターンとともに、密パターンに露光装置の露光
条件を合わせることで写真製版時の光近接効果による疎
密間差をなくし、しかもゲート配線層のエッチング時の
疎密間差も排除できるので、仕上がりのゲート配線パタ
ーンのトランジスタに関与するゲート長が安定し当該ト
ランジスタの動作特性が安定する。したがって、半導体
装置の性能が向上し微細化にも寄与する効果がある。
【0047】この発明によれば、ダミーゲートパターン
は複数の活性領域同士にまたがるように伸長し、第2の
コンタクトホール内に形成されたコンタクトを介して局
所配線を構成したので、ダミーゲートパターンが局所配
線として回路構成に利用でき集積度が向上する効果があ
る。
【0048】この発明によれば、ダミーゲートパターン
は複数の活性領域に伸長せず、これが層間絶縁膜上に形
成された配線パターンと第2のコンタクトホール内に形
成されたコンタクトを介して電気接続するように構成し
たので、ダミーゲートパターンは拡散層とはショートす
るが、回路上ショートを起こすことはないという効果が
ある。
【0049】この発明によれば、ゲート配線パターンの
上面には絶縁膜が形成され、かつ、その側壁には絶縁性
サイドウオールが形成され、第2のコンタクトホールは
ゲート配線パターン上の一部に被りつつ開口して構成し
たので、ダミーゲートパターンをセルフアラインコンタ
クトのストッパとして利用でき、コンタクトホールの微
細化を容易にするという効果がある。
【0050】この発明によれば、絶縁膜および絶縁性サ
イドウオールは窒化膜から成り、かつ、層間絶縁膜は酸
化膜から成るように構成したので、酸化膜の窒化膜に対
する選択比が高いエッチング条件で第1、第2のコンタ
クトホールを開口すれば、これに形成されるコンタクト
とゲート電極のショートを防止する効果がある。
【0051】この発明によれば、ゲート配線用のレジス
トパターンおよびこのパターンの両側に所定の距離をお
いてダミーゲート用のレジストパターンを形成し、これ
に沿ってゲート配線層をエッチングしゲート配線パター
ンおよびダミーゲートパターンを作成し、ゲート配線パ
ターンの全部およびダミーゲートパターンの一部を覆う
レジストパターンを形成し、残りのダミーゲートパター
ンを除去し、層間絶縁膜に対してゲート配線パターンと
コンタクトするように第1のコンタクトホールを開口す
るとともに、活性領域に形成された拡散層と直接または
ダミーゲートパターン上の一部に被りつつコンタクトす
るように第2のコンタクトホールを開口するように構成
したので、ダミーゲートパターンは場所により選択的に
除去できるため、第2のコンタクトホール下にはダミー
ゲートパターンが存在しないようにコンタクトの接触面
積を確保することができ、このように接触抵抗と微細化
を場合に分けて選択できる効果がある。
【0052】この発明によれば、ゲート配線層およびハ
ードマスク用の絶縁膜をこの順番で基板の全面に形成
し、これにゲート配線用のレジストパターンおよびこの
パターンの両側に所定の距離をおいてダミーゲート用の
レジストパターンを形成した後、これに沿って絶縁膜を
エッチングしゲート配線用のハードマスクおよびダミー
ゲート用のハードマスクを作成し、ゲート配線用のハー
ドマスクの全部およびダミーゲート用のハードマスクの
一部を覆うレジストパターンを形成する一方、残りのダ
ミーゲート用のハードマスクを除去し、これらのハード
マスクに沿ってゲート配線層をエッチングすることによ
り、ゲート配線パターンおよびダミーゲートパターンを
作成し、層間絶縁膜に対してゲート配線パターンとコン
タクトするように第1のコンタクトホールを開口すると
ともに、活性領域に形成された拡散層と直接またはダミ
ーゲートパターン上の一部に被りつつコンタクトするよ
うに第2のコンタクトホールを開口するように構成した
ので、ゲート配線パターンに対応するレジストパターン
段階では、写真製版時の光近接効果による疎密間差を排
除でき、微細化に寄与する効果がある。
【0053】この発明によれば、ダミーゲート用のレジ
ストパターンは少なくとも2つの活性領域に伸長し、エ
ッチング後に作成されたダミーゲートパターンはコンタ
クトを介して局所配線を形成するように構成したので、
回路集積度を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
構造を示す平面図である。
【図2】 図1(c)のA−A’線に沿った断面図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
構造を示す平面図である。
【図4】 図3(c)のB−B’線に沿った断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3による半導体装置の
構造を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による半導体装置の
構造の製造方法を工程順にした平面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による半導体装置の
構造の製造方法を工程順に示した平面図である。
【図8】 従来の半導体装置の構造を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 活性領域、1a NチャネルMOS活性領域、1b
PチャネルMOS活性領域、2 ゲート配線パター
ン、3,3a,3b ダミーゲートパターン、4第1の
コンタクトホール、5,5a,5b 第2のコンタクト
ホール、6 絶縁キャップ付きゲート配線パターン、7
絶縁キャップ付きダミーゲートパターン、8 サイド
ウオール(絶縁性サイドウオール)、9,16,17
窒化膜マスク(絶縁膜)、10 ゲート配線、11 分
離酸化膜、12 ゲート酸化膜、14 層間絶縁膜、1
5 フォトレジストマスク、18 導電性膜、21a,
21b 拡散層、31a,31b,41a,41b 金
属配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH08 JJ01 JJ18 JJ19 JJ20 JJ21 JJ27 JJ28 JJ29 JJ30 KK01 KK04 KK28 NN12 QQ01 QQ23 QQ35 QQ37 QQ58 QQ59 QQ65 RR06 SS11 TT08 UU03 VV01 VV06 XX03 XX31 5F040 DA01 DA10 DB03 DC01 EC07 EC09 EC28 EF02 EH02 EH08 EJ03 EK01 EL02 FA07 FB02 FC21 5F048 AA01 AA07 AC01 AC03 BA01 BB05 BB08 BC06 BF02 BF06 BF07 BF15 BF16 DA27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された複数の活性領域
    と、これらの活性領域間に形成された素子分離領域と、
    上記活性領域上を通過し上記素子分離領域に伸長するよ
    うにリソグラフィを経て作成され配置したゲート配線パ
    ターンと、このゲート配線パターンの両側の上記活性領
    域に不純物注入により形成された拡散層と、上記ゲート
    配線パターンの両側に所定の距離をおいて上記拡散層上
    またはその端部の一部を覆うように上記リソグラフィに
    より作成され配置したダミーゲートパターンと、上記パ
    ターン構成の全面を被覆して形成される層間絶縁膜と、
    上記ゲート配線パターンとコンタクトするように上記層
    間絶縁膜に開口された第1のコンタクトホールと、上記
    拡散層と直接または上記ダミーゲートパターン上の一部
    に被りつつコンタクトするように上記層間絶縁膜に開口
    された第2のコンタクトホールと、上記第1および第2
    のコンタクトホール内に形成されたコンタクトとを備え
    た半導体装置の構造。
  2. 【請求項2】 ダミーゲートパターンは複数の活性領域
    同士にまたがるように伸長し、第2のコンタクトホール
    内に形成されたコンタクトを介して局所配線を構成する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の構造。
  3. 【請求項3】 ダミーゲートパターンは複数の活性領域
    には伸長せず、これが層間絶縁膜上に形成された配線パ
    ターンと第2のコンタクトホール内に形成されたコンタ
    クトを介して電気接続することを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の構造。
  4. 【請求項4】 ゲート配線パターンの上面には絶縁膜が
    形成され、かつ、その側壁には絶縁性サイドウオールが
    形成され、第2のコンタクトホールはゲート配線パター
    ン上の一部に被りつつ開口することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の構造。
  5. 【請求項5】 絶縁膜および絶縁性サイドウオールは窒
    化膜から成り、かつ、層間絶縁膜は酸化膜から成ること
    を特徴とする請求項4記載の半導体装置の構造。
  6. 【請求項6】 半導体基板に複数の活性領域および素子
    分離領域を形成する第1の工程と、ゲート配線層を上記
    基板の全面に形成する第2の工程と、これにゲート配線
    用のレジストパターンおよびこのパターンの両側に所定
    の距離をおいてダミーゲート用のレジストパターンを形
    成し、これに沿って上記ゲート配線層をエッチングしゲ
    ート配線パターンおよびダミーゲートパターンを作成す
    る第3の工程と、上記ゲート配線パターンの全部および
    上記ダミーゲートパターンの一部を覆うレジストパター
    ンを形成し、残りのダミーゲートパターンを除去する第
    4の工程と、このパターン構成の全面を被覆するように
    層間絶縁膜を形成する第5の工程と、上記層間絶縁膜に
    対して上記ゲート配線パターンとコンタクトするように
    第1のコンタクトホールを開口するとともに、上記活性
    領域に形成された拡散層と直接または上記ダミーゲート
    パターン上の一部に被りつつコンタクトするように第2
    のコンタクトホールを開口する第6の工程と、上記第1
    および第2のコンタクトホール内にコンタクトを形成す
    る第7の工程とを備えた半導体装置の構造の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板に複数の活性領域および素子
    分離領域を形成する第1の工程と、ゲート配線層および
    ハードマスク用の絶縁膜をこの順番で上記基板の全面に
    形成する第2の工程と、これにゲート配線用のレジスト
    パターンおよびこのパターンの両側に所定の距離をおい
    てダミーゲート用のレジストパターンを形成し、これに
    沿って上記絶縁膜をエッチングしゲート配線用のハード
    マスクおよびダミーゲート用のハードマスクを作成する
    第3の工程と、上記ゲート配線用のハードマスクの全部
    および上記ダミーゲート用のハードマスクの一部を覆う
    レジストパターンを形成し、残りのダミーゲート用のハ
    ードマスクを除去する第4の工程と、これらのハードマ
    スクに沿って上記ゲート配線層をエッチングしゲート配
    線パターンおよびダミーゲートパターンを作成する第5
    の工程と、このパターン構成の全面を被覆するように層
    間絶縁膜を形成する第6の工程と、上記層間絶縁膜に対
    して上記ゲート配線パターンとコンタクトするように第
    1のコンタクトホールを開口するとともに、上記活性領
    域に形成された拡散層と直接または上記ダミーゲートパ
    ターン上の一部に被りつつコンタクトするように第2の
    コンタクトホールを開口する第7の工程と、上記第1お
    よび第2のコンタクトホール内にコンタクトを形成する
    第8の工程とを備えた半導体装置の構造の製造方法。
  8. 【請求項8】 第3の工程において、ダミーゲート用の
    レジストパターンは少なくとも2つの活性領域に伸長
    し、エッチング後に作成されたダミーゲートパターンは
    コンタクトを介して局所配線を形成することを特徴とす
    る請求項6または請求項7記載の半導体装置の構造の製
    造方法。
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