JP2002204521A - ワイヤハーネスの組付け方法及び組付け部の構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの組付け方法及び組付け部の構造

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JP2002204521A JP2001110345A JP2001110345A JP2002204521A JP 2002204521 A JP2002204521 A JP 2002204521A JP 2001110345 A JP2001110345 A JP 2001110345A JP 2001110345 A JP2001110345 A JP 2001110345A JP 2002204521 A JP2002204521 A JP 2002204521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの組立工程、組立スペースを
削減する。 【解決手段】 車両搭載部品例えば空調ダクト10に設け
られたワイヤハーネス保持部14にワイヤハーネスを組み
付ける場合に、ワイヤハーネスを2つ以上のサブワイヤ
ハーネス24A〜24Cに分けて製造し、これらのサブワイ
ヤハーネス24A〜24Cを前記ワイヤハーネス保持部14に
配索し、一括して前記ワイヤハーネス保持部14に保持さ
せることにより、ワイヤハーネスの組付けを完了させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車用ワイヤ
ハーネスの組付け方法と、それを実施するのに好適なワ
イヤハーネス組付け部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、ワイヤハーネスの製造効率向
上、品質向上等を目的に、ワイヤハーネスを幾つかのサ
ブワイヤハーネスに分割して製造する、サブ分割生産方
式が取り入れられている。この方式では、分割設定され
たサブワイヤハーネスを、サブワイヤハーネス製造工程
でサブワイヤハーネス毎に製造し、製造した各サブワイ
ヤハーネスを、ハーネス組立工程で組み立てて、最終的
に一つのワイヤハーネスを完成させる。
【0003】 サブワイヤハーネス製造工程では近年、
サブワイヤハーネス自動製造機を用いることが多い。こ
のサブワイヤハーネス自動製造機で、各サブワイヤハー
ネスの各回路の、電線切断、電線端末の絶縁被覆除去、
端子圧着、コネクタ挿入までを自動的に行うことによ
り、各サブワイヤハーネスを自動生産している。
【0004】 このサブワイヤハーネス自動製造機は、
通常、その設備の大きさによって、対応できるコネク
タ、端子、電線の種類に限りがあるため、自動製造機で
製造できる一つのサブワイヤハーネスの回路数は制限さ
れる。
【0005】 また各サブワイヤハーネスを組み立てて
一つのワイヤハーネスを完成させる、ハーネス組立工程
での作業性を考慮した場合、サブワイヤハーネスが大き
いと、これらを組み合わせるときの作業性が悪くなるこ
とから、現在では一つのサブワイヤハーネスは20〜30回
路程度にすることが望ましいとされている。
【0006】 一方、各サブワイヤハーネスを組み立て
るハーネス組立工程では、通常、ハーネス組立用布線盤
が使用される。このハーネス組立用布線盤上には、サブ
ワイヤハーネスを布線するためのコネクタ仮固定治具や
分岐部仮固定治具等の布線治具、あるいは各サブワイヤ
ハーネスを布線して組み立てた後、電線結束テープ、ワ
イヤハーネス固定用クリップ、電線保護チューブ等の外
装部品を取り付けるための外装部品取付け治具などが、
完成させるワイヤハーネスの大きさ、形状に合わせて配
置されている。各サブワイヤハーネスを上記の布線治具
に合わせて布線し、組み立てた後、外装部品取付け治具
に合わせて外装部品を取り付けることにより、最終的に
一つのワイヤハーネスを完成させる。
【0007】 また、異なるサブワイヤハーネスの回路
同士を、圧接コネクタを用いて接続する場合には、圧接
コネクタをハーネス組立用布線盤上に保持し、各サブワ
イヤハーネスを組み合わせる時に、又は組み合わせた後
に、各サブワイヤハーネス内の接続対象回路電線を、そ
れぞれ圧接コネクタにセットし、ハーネス組立用布線盤
側に設けた圧接嵌合機により圧接接続する。
【0008】 また、異なるサブワイヤハーネスの回路
同士を溶接により接続する場合には、各サブワイヤハー
ネスを組み合わせた後に、各サブワイヤハーネスの接続
対象回路の圧着端子及びコネクタに挿入されていない電
線導体端末部を集め、ハーネス組立用布線盤側に設けた
溶接機にて、各導体端末を一括して溶接接続する。
【0009】 以上のようにして完成したワイヤハーネ
スは、通常、自動車の組立ラインで、車両又は車両搭載
部品に組み付けられる。
【0010】 ところが最近では、例えばインストルメ
ントパネルの、空調ユニット、オーディオユニット等の
コントロールユニットや、メーター等の表示装置、セン
タークラスタパネル等の操作パネル、各種スイッチやセ
ンサー類、リインフォースバーやインパネ(インストル
メントパネル)本体等の構造体、そしてワイヤハーネス
といった、インパネ構成部品を車両に組み付ける際に、
前述の各インパネ構成部品を、車両組立ラインとは別に
設けたインパネ組立サブラインにて予め組み立て、完成
したインパネモジュールを車両組立ラインで車両に一括
して組み付ける、いわゆるモジュール生産方式が検討さ
れている。
【0011】 また上記のモジュール生産方式を採用す
る場合、ワイヤハーネスの製造工程を例えばインパネ組
立サブラインの側に設置し、そこで製造したワイヤハー
ネスを、そのままインパネ組立サブラインに供給してイ
ンパネモジュールに組み付けることで、ワイヤハーネス
の物流や在庫等を削減し、車両生産の効率化を図ること
も検討されている。
【0012】 一方、自動車のワイヤハーネスは、自動
車ユーザーのニーズの多様化にともない、各種装備の有
無、バリエーションの組合せから、必要とされるワイヤ
ハーネスの種類は数百種にも及ぶ。
【0013】 また、このワイヤハーネスの種類を圧縮
するため、比較的類似した複数の車両仕様に対して、ま
とめて1つのワイヤハーネス品番を割り当てる方法をと
っているが、それでも製品としてのワイヤハーネス品番
数は百種類程度に及ぶことがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】 しかしワイヤハーネ
スの製造工程は前述のとおり、サブワイヤハーネス自動
製造機がサブワイヤハーネスの数に応じて複数台設置さ
れたサブワイヤハーネス製造工程のほかに、ハーネス組
立用布線盤や、圧接コネクタ圧接嵌合機、電線端末導体
溶接機などが設置されたハーネス組立工程が必要なた
め、広いスペースを必要とする。またハーネス組立工程
でのタクトタイム短縮のため、ハーネス組立用布線盤を
複数台設置してライン生産する場合には、さらに広大な
スペースが必要となり、このスペースを例えばインパネ
組立サブラインの側に確保することは非常に困難であ
る。
【0015】 またワイヤハーネスは、サブワイヤハー
ネス自動製造機で製造したサブワイヤハーネスを、ハー
ネス組立用布線盤上に布線して組み立てた後、一度ハー
ネス組立用布線盤から取り外して、再びインパネ等に組
み付けるといった、組立、組付け工程が必要であり、現
在のところ、これらの組立、組付け作業はほとんど人手
にたよっているため、加工費比率が非常に大きく、コス
トアップの要因となっている。
【0016】 またワイヤハーネスの製造工程内には、
ハーネス組立用布線盤や、これを固定する台、さらには
ハーネス組立用布線盤を複数台設置してライン生産をす
る場合にはハーネス組立用布線盤を移動するコンベア等
の設備が必要となり、これもコストアップの要因となっ
ている。
【0017】 このほか、ワイヤハーネスの品番が膨大
になるため、管理コストがかさむこと、どの仕様のワイ
ヤハーネスが組み付けられるか直前まで判らないため、
各仕様のワイヤハーネス毎に相当量の在庫を持つ必要が
あり、倉庫が必要になること、出し入れの管理に手間が
かかること等もコストアップの要因となっている。
【0018】 また従来のワイヤハーネス品番を減らす
技術においては、比較的類似した複数の車両仕様に対し
て、まとめて1つの品番すなわち、これらの車両仕様群
で最大仕様のワイヤハーネスを割り当てる方法をとって
いるため、それらの車両仕様群の最大仕様でないものに
ついては、本来必要としない回路が付加されることとな
り、コスト増、重量増の要因となっている。
【0019】 本発明の目的は、以上のような課題を解
決するワイヤハーネスの組付け方法と、それを実施する
のに好適なワイヤハーネス組付け部の構造を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
め本発明は、車両搭載部品又は車両本体に設けられたワ
イヤハーネス保持部にワイヤハーネスを組み付ける場合
に、前記ワイヤハーネスを2つ以上のサブワイヤハーネ
スに分けて製造し、これらのサブワイヤハーネスを前記
ワイヤハーネス保持部に配索し、一括して前記ワイヤハ
ーネス保持部に保持させることにより、ワイヤハーネス
の組付けを完了させることを特徴とするものである。
【0021】 この組付け方法の場合、前記2つ以上の
サブハーネスは、複数の車型又は単一の車型の複数の仕
様に対して共通に使われる回路を集合した共通ベースサ
ブハーネスと、特定の車型又は特定の仕様に対して使わ
れる少なくとも1つの回路を集合したオプションサブハ
ーネスとからなり、車型又は仕様に応じてこれらのサブ
ハーネスを適宜組み合わせてワイヤハーネス保持部に配
索するようにすることが好ましい。
【0022】 上記した本発明の組付け方法において、
2つ以上のサブハーネスのワイヤハーネス保持部への配
索は、車両組立ラインの車両仕様情報を入手して車両組
立と並行して行うことが好ましい。
【0023】 また本発明のもう1つの解決策は、車両
搭載部品に設けられたワイヤハーネス保持部にワイヤハ
ーネスを組み付ける場合に、前記ワイヤハーネスを2つ
以上のサブワイヤハーネスに分けて製造し、これらのサ
ブワイヤハーネスをワイヤハーネスに組み立てるための
布線盤上に前記車両搭載部品を配置し、前記2つ以上の
サブハーネスを前記車両搭載部品のワイヤハーネス保持
部及び布線盤上に布線し、布線された2つ以上のサブハ
ーネスを一括して前記ワイヤハーネス保持部に保持させ
ることにより、ワイヤハーネスの車両搭載部品への組付
けを完了させることを特徴とするものである。
【0024】 この組付け方法の場合も、前記2つ以上
のサブハーネスは、複数の車型又は単一の車型の複数の
仕様に対して共通に使われる回路を集合した共通ベース
サブハーネスと、特定の車型又は特定の仕様に対して使
われる少なくとも1つの回路を集合したオプションサブ
ハーネスとで構成し、車型又は仕様に応じてこれらのサ
ブハーネスを適宜組み合わせてワイヤハーネス保持部及
び布線盤に布線するようにするとよい。
【0025】 上記した本発明の組付け方法において、
2つ以上のサブハーネスのワイヤハーネス保持部及び布
線盤への布線は、車両組立ラインの車両仕様情報を入手
して車両組立と並行して行うことが好ましい。
【0026】 また本発明の組付け方法において、ワイ
ヤハーネス保持部が設けられる車両搭載部品は、インパ
ネモジュールの場合でいえば、インパネ内部の空調ダク
ト又はリインフォースバー、インパネ本体の裏面、ダッ
シュパネル等である。また車両搭載部品は、ドアトリム
(意匠パネル)、ドアボディパネル、ルーフパネル等で
ある場合もある。
【0027】 本発明の組付け方法を実施する場合、ワ
イヤハーネス組付け部の構造は、ワイヤハーネス保持部
がサブワイヤハーネスの枝線部を位置決めする切欠き部
を有していて、この切欠き部の縁に枝線部引出し方向に
延びるガイド部を設けた構成とすることが好ましい。
【0028】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、ワイヤハーネス
保持部がサブワイヤハーネスの枝線部を位置決めする切
欠き部を2つ以上有しており、各切欠き部の縁をそれぞ
れ異なる色に着色し、かつ各サブワイヤハーネスの枝線
部に、対応する切欠き部の色と同系色の着色テープを貼
り付けた構成とすることが好ましい。
【0029】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、ワイヤハーネス
保持部がサブワイヤハーネスの枝線部を位置決めする切
欠き部を2つ以上有しており、各切欠き部の縁をそれぞ
れ異なる色に着色し、かつ各サブワイヤハーネスの枝線
部の先端に取付けられたコネクタを、対応する切欠き部
の色と同系色に着色した構成とすることが好ましい。
【0030】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、車両搭載部品若
しくはその組立台、又は車両本体若しくはその組立台
に、サブワイヤハーネスの枝線部の先端に取り付けられ
たコネクタを仮固定するコネクタ仮固定治具及び/又は
サブワイヤハーネスの枝線部の分岐部を仮固定する分岐
部仮固定治具を設けた構成とすることが好ましい。
【0031】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、車両搭載部品若
しくはその組立台、又は車両本体若しくはその組立台
に、ワイヤハーネスの外装部品を仮固定する外装部品仮
固定治具を設けた構成とすることが好ましい。
【0032】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、車両搭載部品若
しくはその組立台、又は車両本体若しくはその組立台
に、ワイヤハーネスへの外装部品の取付けを指示する外
装部品取付け指示盤を設けた構成とすることが好まし
い。
【0033】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、ワイヤハーネス
保持部、車両搭載部品若しくはその組立台、又は車両本
体若しくはその組立台に、ワイヤハーネスの電線を接続
する圧接コネクタを保持させて、ワイヤハーネスの電線
を圧接コネクタで接続できるようにすることが好まし
い。
【0034】 また本発明の組付け方法を実施する場
合、ワイヤハーネス組付け部の構造は、車両搭載部品の
組立台若しくはその近傍、又は車両本体の組立台若しく
はその近傍に、ワイヤハーネスの電線を溶接接続する溶
接機を設けた構成とすることが好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態を、図
面を参照して詳細に説明する。この実施形態はインパネ
内部の空調ダクトにワイヤハーネスを組み付ける場合で
ある。
【0036】 図1はインパネ内部に組み込まれる空調
ダクト10と、それに組み合わせたリインフォースバー12
を示す。空調ダクト10にはその長手方向に沿うようにワ
イヤハーネス保持部14が設けられる。このワイヤハーネ
ス保持部14は樋状であるが、ワイヤハーネスを容易に組
み付けられる形状であれば他の形状であってもよい。ま
たワイヤハーネス保持部14は、空調ダクト10と別部品と
して製作して空調ダクト10に取付けてもよいし、空調ダ
クト10と一体に形成してもよい。
【0037】 ワイヤハーネス保持部14には、ワイヤハ
ーネスの枝線部を位置決めするための切欠き部16と、ワ
イヤハーネスを固定するための固定部材18が、それぞれ
複数個所に設けられている。固定部材18はバンドタイプ
で、一端がワイヤハーネス保持部14の一方の側縁にヒン
ジ結合され、他端にワイヤハーネス保持部14の他方の側
縁に形成された係止突起20に引っ掛かる穴22を有するも
のである。固定部材18はワイヤハーネス保持部14と一体
に形成してもよいし、別部品として形成してもよい。
【0038】 ワイヤハーネス保持部14に組み付けられ
るワイヤハーネスは、図2に示すように、複数のサブワ
イヤハーネス24A、24B、24Cに分けて製造される。各
サブワイヤハーネス24A〜24Cにおいて、26は幹線部、
28は枝線部、30は枝線部28の先端に取付けられたコネク
タ、32は枝線部28の分岐部を結束する結束部材である。
これらのサブワイヤハーネス24A〜24Cはサブワイヤハ
ーネス自動製造機で自動的に製造することができる。サ
ブワイヤハーネス製造段階では、電線切断、電線端末の
絶縁被覆除去、端子圧着、コネクタ挿入までを行う。
【0039】 従来は、これらのサブワイヤハーネス24
A〜24Cを組み合わせてテープ巻きを施し、図3に示す
ようなワイヤハーネス34を完成させた上で、このワイヤ
ハーネス34を車両搭載部品又は車両に組み付けていたの
であるが、本発明はサブワイヤハーネスの状態で組付け
を行うものである。
【0040】 図4は、図2のように分割して製造され
たサブワイヤハーネス24A〜24Cを、図1の空調ダクト
10に設けたワイヤハーネス保持部14に配索する状態を示
す(空調ダクト10及びリインフォースバー12は図示を省
略)。各サブワイヤハーネス24A〜24Cの幹線部26はワ
イヤハーネス保持部14に沿って配索し、枝線部28は切欠
き部16に合わせて、切欠き部16を通すように配索する。
サブワイヤハーネス24A〜24Cは1組ずつ配索してもよ
いし、全部をまとめて配索してもよい。サブワイヤハー
ネスが多数組ある場合は2〜3組ずつまとめて配索する
とよい。
【0041】 また枝線部28を位置決めする切欠き部16
が図示のように複数ある場合には、各切欠き部16の縁を
それぞれ異なる色に着色し、かつ各サブワイヤハーネス
の枝線部28に、対応する切欠き部16の色と同系色の着色
テープを貼り付けておくとよい。このようにすれば、枝
線部28の色と切欠き部16の色を対応させながら配索する
ことができるので、枝線部の配索を間違いなく行うこと
ができる。また枝線部を間違った切欠き部に配索した場
合でも、その発見が容易である。なお、複数の切欠き部
16の縁をそれぞれ異なる色に着色する場合、枝線部に着
色テープを貼り付ける代わりに、各枝線部の先端に取付
けられたコネクタ30を、対応する切欠き部14の色と同系
色に着色しておいても同様な効果が得られる。
【0042】 ところで、ワイヤハーネス保持部14にサ
ブワイヤハーネス24A〜24Cを配索するときは、図5に
示すように空調ダクト10及びリインフォースバー12を、
インパネモジュール組立台36にセットした状態で配索す
ることが好ましい。組立台36には、他のインパネモジュ
ール構成部品である空調ユニット38やブロワーユニット
40等もセットされる。また組立台36には、コネクタ仮固
定治具42、枝線部の分岐部仮固定治具44、外装部品仮固
定治具46、外装部品取付け指示盤48などが、それぞれ支
柱50に支持された状態で、所定の位置に設置されてい
る。コネクタ仮固定治具42はインパネモジュール構成部
品である空調ユニット38等に取り付けられていてもよ
い。
【0043】 サブワイヤハーネス24A〜24Cを配索す
るときは、枝線部寸法(幹線部26から枝線部28先端のコ
ネクタ30までの長さ)を、最終的にワイヤハーネスとし
て完成したときに必要な所定の長さに合わせるため、コ
ネクタ30をコネクタ仮固定治具42にセットしながら配索
する。これによって所定の枝線部寸法が確保される。
【0044】 コネクタ仮固定治具42は、コネクタ30の
仮固定、取外しが容易に行えるものであればよく、例え
ば図6に示すように、金属製の丸棒をU字形に屈曲した
もの等を使用することが好ましい。コネクタ仮固定治具
42の大きさは、コネクタ30を引っ掛かけて枝線部28側か
ら引っ張ってもコネクタ30が外れない程度の大きさとす
る。枝線部の分岐部仮固定治具44も、これと同じ構造に
することができる。
【0045】 また2つ以上のコネクタ仮固定治具を近
い位置に設置する場合には、コネクタを仮固定する位置
を間違えないようにする必要がある。そのためには図7
に示すように、コネクタ仮固定治具42を、対応するコネ
クタ30がちょうど収まる大きさの凹部を設けた樹脂ケー
スの形態にするとよい。ただしこの場合は、隣り合うコ
ネクタが別形状である必要がある。
【0046】 外装部品仮固定治具46は例えば図8のよ
うな形態である。この場合の外装部品は、ワイヤハーネ
スの一部を固定体(インパネ本体など)に固定するクリ
ップ52である。この種のクリップ52はアンカー部を有し
ているので、そのアンカー部(破線部分)を外装部品仮
固定治具46の穴に差し込んで、クリップ52を仮固定し、
サブワイヤハーネス配索完了後に、クリップ52の線受け
部とワイヤハーネスの枝線部28を一括してテープ巻きす
ることで、枝線部28の所定位置にクリップ52を取り付け
ることができる。
【0047】 外装部品取付け指示盤48は、図9に示す
ように、ワイヤハーネスに取り付ける外装部品54の形
状、取付け方向、位置等を表示するものである。ワイヤ
ハーネスに取り付ける外装部品54は、電線結束テープ、
電線保護チューブ、プロテクタなどである。作業者は、
コネクタ30をコネクタ仮固定治具42にセットしながら全
てのサブワイヤハーネス24A〜24Cを配索し終わった段
階で、この指示盤48にしたがって枝線部28に外装部品54
を取り付けていく。
【0048】 なお、コネクタ仮固定治具42や外装部品
取付け指示盤48などを支持する支柱50は、その下端を回
転中心として一方向に倒せるようになっており、かつ組
立台36には、支柱50及びそれに支持された仮固定治具4
2、44、46や指示盤48を収納する溝56が形成されている
(図5参照)。これにより使用しない仮固定治具等は、
支柱50を倒すことにより溝56に収納できるようになって
いる。
【0049】 ところで、ワイヤハーネスを組み立てる
ときには、異なるサブワイヤハーネス間で電線を相互に
接続する必要が生じることがある。この接続に圧接コネ
クタを用いる場合には、図10及び図11に示すよう
に、ワイヤハーネス保持部14に圧接コネクタ58を一体的
に取り付け、この圧接コネクタ58に、接続すべき電線60
をセットして、ワイヤハーネス保持部14上で圧接接続で
きるようにするとよい。
【0050】 この場合、圧接コネクタ58は、図11に
示すように圧接歯の開口が上向きになるように設置し
て、圧接歯上に電線60が容易に布線できるようにする。
一方、インパネモジュール組立台36の上方には、図10
に示すように圧接コネクタ圧接嵌合機62を設置する。圧
接嵌合機62は公知のものであるが、図示の例は、圧接コ
ネクタ58に相手方の押込み部材(図示せず)を押し込む
圧接ヘッド64と、それを下降させるシリンダー68等から
構成されるものである。
【0051】 圧接コネクタ58による電線60の接続は、
全てのサブワイヤハーネス24A〜24Cを配索し、各サブ
ワイヤハーネス24A〜24C内の接続対象回路の電線60を
圧接コネクタ58の圧接歯上に布線した後に、圧接嵌合機
62で電線60を圧接歯に押込むことにより行う。
【0052】 なお、ワイヤハーネス保持部14の圧接コ
ネクタ58を固定した部分は、圧接嵌合時の外力に耐え得
るようにするため、図12に示すように、その裏面に金
属製補強プレート73を設けておくとよい。この補強プレ
ート73は例えばリインフォースバー12に固定されてい
る。またワイヤハーネス保持部14の圧接コネクタ58を固
定した部分は、図13に示すように、リインフォースバ
ー12上に位置させるようにしてもよい。
【0053】 また、異なるサブワイヤハーネス間で電
線を相互に接続するときに、溶接接続を採用するとき
は、例えば図14に示すように、インパネモジュール組
立台36の側に溶接機74を設置して、この溶接機74で接続
すべき電線端末を一括して溶接接続する。溶接機74は組
立台36上に設置してもよい。
【0054】 溶接による電線の接続は、図14のよう
に全てのサブワイヤハーネス24A〜24Cを配索した後、
各サブワイヤハーネス24A〜24Cから接続すべき電線の
端末部を集め、溶接機74にセットして一括溶接接続する
ことにより行う。溶接接続する電線の端末部は絶縁被覆
が除去され、導体が露出した状態となっている。溶接接
続する電線は、その端末部が、ワイヤハーネスの所定に
枝線部の、所定の端末部に集中するように各サブワイヤ
ハーネス内に布線されていることが好ましい。
【0055】 溶接後は、図15に示すように、電線60
の溶接接続部に絶縁キャップ76を被せ、絶縁テープ78で
固定することにより絶縁処理を施す。
【0056】 なお、溶接接続する電線は、サブワイヤ
ハーネス製造の段階で端末部の絶縁被覆が除去され、溶
接接続されるまでの間、端末部に導体が露出したままの
状態となる。この露出した導体を保護するためには、サ
ブワイヤハーネス製造の際に絶縁被覆を除去した段階
で、図16に示すように、電線60の端部に保護部材80を
取り付けておくとよい。溶接接続の際にはこの保護部材
80を取り除いて溶接を行う。
【0057】 以上の説明から明らかなように、この実
施形態では、各サブワイヤハーネス24A〜24Cの各コネ
クタ30をコネクタ仮固定治具42に仮固定しながら、各サ
ブワイヤハーネス24A〜24Cをワイヤハーネス保持部14
に全て配索し、固定部材18により固定した上で、外装部
品取付け指示盤48に従いワイヤハーネスの枝線部28に外
装部品54を取り付けると共に、外装部品仮固定治具46上
で枝線部28に外装部品52を取り付け、さらに必要に応
じ、圧接コネクタ58による電線60の圧接接続、溶接機74
による電線60の一括溶接接続を行い、最後にコネクタ仮
固定治具42から各コネクタ30を取り外し、外装部品仮固
定治具46から外装部品52を取り外すことにより、空調ダ
クト10に設けたワイヤハーネス保持部14にワイヤハーネ
スの組付けを完了させている。したがって従来のワイヤ
ハーネス組立工程を省略できる。
【0058】 以上のような、車両搭載部品のワイヤハ
ーネス保持部へのサブワイヤハーネスの配索は、図17
に示すように、車両組立ラインで生産される車両の車両
仕様情報を入手して車両組立と並行して行うことが好ま
しい。これは次のような理由による。一般に自動車の生
産は、種々のグレード、バリエーションに応じて行われ
る。すなわち塗装色、内装色などの他、電気配線に関係
する仕様としては、エンジン型式、トランスミッション
(マニュアルかオートか)、パワーウィンドウ装着の有
無など各種電気装備の装着の有無などがある。これらの
仕様は、車両の受注情報に応じて車両を生産する時点
で、車両組立ラインに流される。一般的な車両でもその
バリエーションは数千種類あり、ある部分のワイヤハー
ネスの種類も数十種類に及ぶ。このような多種の仕様の
車両を1つのラインで生産するため、組立ラインでは生
産開始時に生産する車両の仕様を示した指示書がボデー
等に貼付され、それに基づいて作業者が必要な装備品を
組み付けていく。したがって車両仕様に合致した仕様の
ワイヤハーネスを組み立てるには、サブワイヤハーネス
の組付けに必要な時間をより前に、次に生産される車両
の車両仕様情報を入手して、その仕様に合わせてサブワ
イヤハーネスを車両搭載部品に組み付けるようにすれば
よい。
【0059】 なお上記の実施形態では、空調ダクト10
に設けたワイヤハーネス保持部14が図1のような形態で
ある場合を説明したが、ワイヤハーネス保持部14はこれ
以外の形態であってもよい。例えば図18に示すよう
に、ワイヤハーネス保持部14は、空調ダクト10の長手方
向に分割して設けることもできる。分割されたワイヤハ
ーネス保持部14は、少なくともワイヤハーネスの幹線部
から枝線部が分岐する分岐部に設け、必要に応じ分岐部
と分岐部の間にも設ける。図18において図1と同一部
分には同一符号を付してある(以下の図も同様)。
【0060】 また図19に示すように、ワイヤハーネ
ス保持部14は、ワイヤハーネスの枝線部を位置決めする
切欠き部16の縁に、枝線部引き出し方向に延びるガイド
部82を設けておくとよい。このようなガイド部82を設け
ておくと、枝線部の引出し方向が安定する。また枝線部
をガイド部82にテープ巻き等により固定すれば、枝線部
の引出し方向がさらに安定する。
【0061】 また図20に示すように、ワイヤハーネ
ス保持部14の片側の係止突起20に引っ掛かる、固定部材
18側の係止部は、穴22でもよく、鉤形突起84でもよい。
特に固定部材18の端部側に穴22又は鉤形突起84を複数箇
所に形成すれば、ワイヤハーネス保持部14に組み付けら
れるワイヤハーネスの太さに応じて係止突起20に引っ掛
ける位置を変えることができ、締付け状態を適正に調整
することが可能となる。
【0062】 また図21に示すように、固定部材18
は、ワイヤハーネス保持部14に配索されたワイヤハーネ
スの枝線部分岐部を部分的に覆うように形成してもよ
い。また図22に示すように、固定部材18は、ワイヤハ
ーネス保持部14に配索されたワイヤハーネス全体を覆う
ように形成してもよい。
【0063】 また上記の実施形態では、ワイヤハーネ
ス保持部を空調ダクトに設ける場合を説明したが、ワイ
ヤハーネス保持部をリインフォースバーやインパネ本体
に設けて、サブワイヤハーネスをリインフォースバーや
インパネ本体側に配索するようにしてもよい。
【0064】 図23は本発明の他の実施形態を示す。
この実施形態も車両搭載部品である空調ダクト10(リイ
ンホースバーは図示省略)にワイヤハーネスを組み付け
る場合である。空調ダクト10には前記実施形態と同様に
ワイヤハーネス保持部14が設けられており、ワイヤハー
ネス保持部14にはワイヤハーネスの枝線部を位置決めす
る切欠き部16と、ワイヤハーネスを固定する固定部材18
が設けられている。
【0065】 ワイヤハーネス保持部14に組み付けられ
るワイヤハーネスは、1つの共通ベースサブハーネス24
Pと、4つのオプションサブハーネス24Q〜24Tとに分
けて製造される。各サブハーネス24P〜24Tにおいて、
26は幹線部、28は枝線部、30はコネクタである(結束部
材は図示省略)。
【0066】 共通ベースサブハーネス24Pは、複数の
車型又は単一の車型の、複数の仕様に対して共通に使わ
れる回路を集合したもので、例えばエンジン制御回路、
灯火系回路、メータ表示の共通部分の回路、エアバッグ
等の安全装備回路などがこれに入る。また、どの範囲で
共通化するかによっても変わってくるが、エアコン等が
標準で装備されるような車格で共通化する場合には、エ
アコン用回路も共通ベースサブハーネスに入ることにな
る。
【0067】 一方、オプションサブハーネス24Q〜24
Tは、それぞれ特定の車型又は特定の仕様に対して使わ
れる回路を集合したもので、それぞれのオプションサブ
ハーネス24Q〜24Sには次のような回路が含まれる。
【0068】 第一のオプションサブハーネス24Qは例
えばオートマチック車用の回路である。このサブハーネ
ス24Qはエンジンコンピュータ行きコネクタとメータ行
きコネクタを有することになるが、共通ベースサブハー
ネス24Pもエンジンコンピュータ行きコネクタとメータ
行きコネクタを有している。このため共通ベースサブハ
ーネス24P及び第一のオプションサブハーネス24Qのエ
ンジンコンピュータ行きコネクタをそれぞれエンジンコ
ンピュータに接続し、かつ両サブハーネスのメータ行き
コネクタをそれぞれメータに接続する必要があり、結合
コネクタ数が増える。この場合、一つのコネクタホルダ
に前記二つのサブハーネスの行き先が同じコネクタを差
し込むか、あるいは前記二つのサブハーネスの行き先が
同じコネクタを合体させれば、エンジンコンピュータ又
はメータへのコネクタ結合作業を従来同様一つのコネク
タとして行うことができる。第二のオプションサブハー
ネス24Rはリモコンミラー回路用である。第三のオプシ
ョンサブハーネス24Sはパワーウィンドウ回路用であ
る。第四のオプションサブハーネス24Tはフロントフォ
グランプ回路用である。
【0069】 このほか、図示してないが、リアフォグ
ランプ回路用のオプションサブハーネスや、ヘッドラン
プレベリング回路用のオプションサブハーネスなども存
在する。この実施形態の場合はワイヤハーネスへの要求
仕様が、オートマチック車、リモコンミラー付き、パワ
ーウィンドウ付き、フロントフォグランプ付きの仕様と
いうことで、共通ベースサブハーネス24Pのほかに4つ
のオプションサブハーネス24Q〜24Tが選択されて組み
付けられる。
【0070】 これらのオプションサブハーネス24Q〜
24Tは、少なくとも1つのコネクタがジョイントボック
ス又はジョイントコネクタに入ることによって、あるい
は溶接ジョイントなどの手段によって、共通ベースサブ
ハーネス24Pの必要な回路と接続されて、必要な電源、
アース、信号に接続される。
【0071】 空調ダクト10のワイヤハーネス保持部14
に、共通ベースサブハーネス24P及びオプションサブハ
ーネス24Q〜24Tの配索が終わると、図24に示すよう
に、1ユニットのワイヤハーネス86が完成する。このあ
と固定部材18でワイヤハーネス86をワイヤハーネス保持
部14に固定すれば、空調ダクト10とワイヤハーネス86が
一体となった複合部品88が出来あがる。
【0072】 このような複合部品88を組み立てる場合
には、図25に示すように、ワイヤハーネス組立用布線
盤90上に空調ダクト10(車両搭載部品)を配置した状態
で行うと、組立を効率的の行うことができる。図25
は、布線盤90の所定位置に空調ダクト10を配置した後、
空調ダクト10のワイヤハーネス保持部14を含む布線盤90
の布線経路に、まず共通ベースサブハーネス24Pを布線
した状態を示している。共通ベースサブハーネス24Pの
末端のコネクタ30は、布線盤90の所定位置に取り付けら
れたコネクタ受け治具92に保持される。コネクタ受け治
具92は導通検査治具を兼ねるものである。
【0073】 図25のように共通ベースサブハーネス
24Pを布線した後、同様にして、図23に示すオプショ
ンサブハーネス24Q〜24Tを順次布線していく。全ての
サブハーネス24P〜24Tの布線が終えたら、ワイヤハー
ネス保持部14上のワイヤハーネスの幹線部をソフトなシ
ートでくるみ、そのまま固定部材18で固定する。また共
通ベースサブハーネス24Pの枝線部とオプションサブハ
ーネス24Q〜24Tの枝線部は、それぞれ同一経路にあた
る部分をまとめて、テープ巻き又はコルゲートチューブ
装着などの外装を施す。
【0074】 この実施形態では、全てのコネクタ30
は、導通検査治具を兼ねたコネクタ受け治具92に保持さ
れるため、枝線部28の長さを正確に設定でき、かつ全サ
ブハーネス24P〜24Tを布線した後に導通検査を行うこ
とによって、ワイヤハーネスとしての検査も完了させる
ことができる。以上のようにして空調ダクト10に組み付
けられたワイヤハーネスを、空調ダクト10と共に布線盤
90から取り外せば、ワイヤハーネスと空調ダクトが一体
となった複合部品が完成する。
【0075】 以上のような、車両搭載部品のワイヤハ
ーネス保持部及び布線盤へのサブワイヤハーネスの布線
は、車両組立ラインの車両仕様情報を入手して車両組立
と並行して行うことが好ましい。理由は前記実施形態の
場合と同じである。
【0076】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
サブワイヤハーネス製造工程で製造したサブワイヤハー
ネスを、ハーネス組立用布線盤上でワイヤハーネスに組
み立てることなく、インパネ組立サブラインや車両組立
ライン等で、車両搭載部品又は車両本体に設けたワイヤ
ハーネス保持部に直接配索してワイヤハーネスに組み立
てるようにしたので、従来のワイヤハーネス組立工程を
省略することができ、ワイヤハーネス組立に必要なスペ
ースを大幅に削減することができる。
【0077】 また、従来のように、サブワイヤハーネ
ス自動製造機で製造した各サブワイヤハーネスを、ハー
ネス組立用布線盤上に布線して組み立てた後、ハーネス
組立用布線盤から取り外し、再び車両搭載部品等に組み
付けるといった、組立、組付け工程を大幅に削減できる
ため、ワイヤハーネスの加工費を削減でき、コストダウ
ンを図ることができる。
【0078】 さらに、従来ハーネス組立工程で必要で
あったハーネス組立用布線盤や、これを固定する台、ハ
ーネス組立用布線盤を移動するコンベア等が必要なくな
るため、設備費を大幅に削減することができる。
【0079】 また、2つ以上のサブハーネスを、複数
の車型又は単一の車型の複数の仕様に共通な共通ベース
サブハーネスと、特定の車型又は特定の仕様に用いられ
るオプションサブハーネスとに分け、車型又は仕様に応
じて共通ベースサブハーネスとオプションサブハーネス
を適宜組み合わせて組み付けるようにすると、ワイヤハ
ーネスとしての品番数を大幅に削減することができると
共に、車両仕様に必要最小限の回路を組み合わせること
になるため、品番を意識することなく車両に最適な回路
を組み込むことができ、コスト低減、重量軽減に効果が
ある。
【0080】 また、ワイヤハーネス組立用布線盤上に
車両搭載部品を配置して、サブハーネスを車両搭載部品
に組み付けながら布線盤上に布線していくようにする
と、サブハーネスの布線と同時に車両搭載部品への組付
けを完了させることができると共に、サブハーネスを概
ね平面上で布線することが可能となり、作業を効率よく
行うことができる。また枝線部を平面上で伸ばして固定
できるため、枝線部の寸法精度の確保が容易になると共
に、導通検査も従来の設備をそのまま活用できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態で用いる、ワイヤハーネ
ス保持部を設けた空調ダクトを示す斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態で用いる、複数のサブワ
イヤハーネスを示す斜視図。
【図3】 図2のサブワイヤハーネスで組み立てられる
ワイヤハーネスを示す斜視図。
【図4】 図2のサブワイヤハーネスを図1のワイヤハ
ーネス保持部に配索する状態を示す斜視図。
【図5】 図1のワイヤハーネス保持部付き空調ダクト
を、インパネモジュール組立台にセットして、図2のサ
ブワイヤハーネスを配索する状態を示す斜視図。
【図6】 図5のインパネモジュール組立台に設置され
たコネクタ仮固定治具を示す斜視図。
【図7】 コネクタ仮固定治具の他の例を示す斜視図。
【図8】 図5のインパネモジュール組立台に設置され
た外装部品仮固定治具を示す斜視図。
【図9】 図5のインパネモジュール組立台に設置され
た外装部品取付け指示盤を示す斜視図。
【図10】 図5のインパネモジュール組立台上で、サ
ブワイヤハーネスの電線を圧接コネクタで接続する状態
を示す斜視図。
【図11】 図10の圧接コネクタ部分の拡大斜視図。
【図12】 圧接コネクタを取り付けたワイヤハーネス
保持部を補強プレートで補強した例を示す斜視図。
【図13】 圧接コネクタを取り付けたワイヤハーネス
保持部をリインフォースバーに取り付けた例を示す斜視
図。
【図14】 図5のインパネモジュール組立台の側に、
サブワイヤハーネスの電線を溶接接続する溶接機を設置
した状態を示す斜視図。
【図15】 図14の溶接機で溶接接続された電線に絶
縁処理を施した状態を示す斜視図。
【図16】 溶接までの電線端末部の保護方法の一例を
示す斜視図。
【図17】 車両組立ラインと車両搭載部品へのサブワ
イヤハーネスの組付けラインとの関係を示すブロック
図。
【図18】 空調ダクトに設けたワイヤハーネス保持部
の他の例を示す斜視図。
【図19】 同じくワイヤハーネス保持部のさらに他の
例を示す斜視図。
【図20】 同じくワイヤハーネス保持部のさらに他の
例を示す斜視図。
【図21】 同じくワイヤハーネス保持部のさらに他の
例を示す斜視図。
【図22】 同じくワイヤハーネス保持部のさらに他の
例を示す斜視図。
【図23】 本発明に係るワイヤハーネス組付け方法の
他の実施形態を示す斜視図。
【図24】 図23の方法で空調ダクトにワイヤハーネ
スを組み付けた状態を示す斜視図。
【図25】 本発明に係るワイヤハーネス組付け方法の
さらに他の実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
10:空調ダクト 12:リインフォースバー 14:ワイヤハーネス保持部 16:切欠き部 18:ワイヤハーネス固定部材 24A〜24C:サブワイヤハーネス 24P:共通ベースサブハーネス 24Q〜24T:オプションサブハーネス 26:幹線部 28:枝線部 30:コネクタ 36:インパネモジュール組立台 42:コネクタ仮固定治具 44:枝線部の分岐部仮固定治具 46:外装部品仮固定治具 48:外装部品取付け表示盤 50:支柱 52:外装部品(クリップ) 54:外装部品(電線保護チューブ等) 58:圧接コネクタ 60:電線 62:圧接コネクタ圧接嵌合機 74:溶接機 90:布線盤 92:コネクタ受け治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 1/14 H02G 3/04 J 3/04 H05K 7/00 H 3/38 H02G 3/26 E H05K 7/00 3/28 F Fターム(参考) 4E352 AA09 AA16 AA20 BB02 BB03 BB10 BB15 CC13 CC22 CC40 DD16 DR03 DR19 DR39 EE19 GG01 GG12 GG16 GG17 GG21 GG27 5G309 AA10 5G355 AA03 BA01 BA08 CA03 CA15 5G357 DA06 DB03 DC12 DD02 DD05 DD11 DD14 DE02 DE05 DG05 5G363 AA16 BA02 DA15 DC02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搭載部品又は車両本体に設けられた
    ワイヤハーネス保持部にワイヤハーネスを組み付ける方
    法であって、前記ワイヤハーネスを2つ以上のサブワイ
    ヤハーネスに分けて製造し、これらのサブワイヤハーネ
    スを前記ワイヤハーネス保持部に配索し、一括して前記
    ワイヤハーネス保持部に保持させることにより、ワイヤ
    ハーネスの組付けを完了させることを特徴とするワイヤ
    ハーネスの組付け方法。
  2. 【請求項2】 前記2つ以上のサブハーネスは、複数の
    車型又は単一の車型の複数の仕様に対して共通に使われ
    る回路を集合した共通ベースサブハーネスと、特定の車
    型又は特定の仕様に対して使われる少なくとも1つの回
    路を集合したオプションサブハーネスとからなり、車型
    又は仕様に応じてこれらのサブハーネスを適宜組み合わ
    せてワイヤハーネス保持部に配索することを特徴とする
    請求項1記載のワイヤハーネスの組付け方法。
  3. 【請求項3】 2つ以上のサブハーネスのワイヤハーネ
    ス保持部への配索は、車両組立ラインの車両仕様情報を
    入手して車両組立と並行して行うことを特徴とする請求
    項1又は2記載のワイヤハーネスの組付け方法。
  4. 【請求項4】 車両搭載部品に設けられたワイヤハーネ
    ス保持部にワイヤハーネスを組み付ける方法であって、
    前記ワイヤハーネスを2つ以上のサブワイヤハーネスに
    分けて製造し、これらのサブワイヤハーネスをワイヤハ
    ーネスに組み立てるための布線盤上に前記車両搭載部品
    を配置し、前記2つ以上のサブハーネスを前記車両搭載
    部品のワイヤハーネス保持部及び布線盤上に布線し、布
    線された2つ以上のサブハーネスを一括して前記ワイヤ
    ハーネス保持部に保持させることにより、ワイヤハーネ
    スの車両搭載部品への組付けを完了させることを特徴と
    するワイヤハーネスの組付け方法。
  5. 【請求項5】 前記2つ以上のサブハーネスは、複数の
    車型又は単一の車型の複数の仕様に対して共通に使われ
    る回路を集合した共通ベースサブハーネスと、特定の車
    型又は特定の仕様に対して使われる少なくとも1つの回
    路を集合したオプションサブハーネスとからなり、車型
    又は仕様に応じてこれらのサブハーネスを適宜組み合わ
    せてワイヤハーネス保持部及び布線盤に布線することを
    特徴とする請求項4記載のワイヤハーネスの組付け方
    法。
  6. 【請求項6】 2つ以上のサブハーネスのワイヤハーネ
    ス保持部及び布線盤への布線は、車両組立ラインの車両
    仕様情報を入手して車両組立と並行して行うことを特徴
    とする請求項4又は5記載のワイヤハーネスの組付け方
    法。
  7. 【請求項7】 車両搭載部品がインストルメントパネル
    内の空調ダクト又はリインフォースバーであることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のワイヤハ
    ーネスの組付け方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の組
    付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であっ
    て、ワイヤハーネス保持部がサブワイヤハーネスの枝線
    部を位置決めする切欠き部を有しており、この切欠き部
    の縁に枝線部引出し方向に延びるガイド部を設けたこと
    を特徴とするワイヤハーネス組付け部の構造。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のいずれかに記載の組
    付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であっ
    て、ワイヤハーネス保持部がサブワイヤハーネスの枝線
    部を位置決めする切欠き部を2つ以上有しており、各切
    欠き部の縁をそれぞれ異なる色に着色し、かつ各サブワ
    イヤハーネスの枝線部に、対応する切欠き部の色と同系
    色の着色テープを貼り付けたことを特徴とするワイヤハ
    ーネス組付け部の構造。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、ワイヤハーネス保持部がサブワイヤハーネスの枝
    線部を位置決めする切欠き部を2つ以上有しており、各
    切欠き部の縁をそれぞれ異なる色に着色し、かつ各サブ
    ワイヤハーネスの枝線部の先端に取付けられたコネクタ
    を、対応する切欠き部の色と同系色に着色したことを特
    徴とするワイヤハーネス組付け部の構造。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、車両搭載部品若しくはその組立台、又は車両本体
    若しくはその組立台に、サブワイヤハーネスの枝線部の
    先端に取り付けられたコネクタを仮固定するコネクタ仮
    固定治具及び/又はサブワイヤハーネスの枝線部の分岐
    部を仮固定する分岐部仮固定治具を設けたことを特徴と
    するワイヤハーネス組付け部の構造。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、車両搭載部品若しくはその組立台、又は車両本体
    若しくはその組立台に、ワイヤハーネスの外装部品を仮
    固定する外装部品仮固定治具を設けたことを特徴とする
    ワイヤハーネス組付け部の構造。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、車両搭載部品若しくはその組立台、又は車両本体
    若しくはその組立台に、ワイヤハーネスへの外装部品の
    取付けを指示する外装部品取付け指示盤を設けたことを
    特徴とするワイヤハーネス組付け部の構造。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、ワイヤハーネス保持部、車両搭載部品若しくはそ
    の組立台、又は車両本体若しくはその組立台に、ワイヤ
    ハーネスの電線を接続する圧接コネクタを保持させたこ
    とを特徴とするワイヤハーネス組付け部の構造。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    組付け方法に用いるワイヤハーネス組付け部の構造であ
    って、車両搭載部品の組立台若しくはその近傍、又は車
    両本体の組立台若しくはその近傍に、ワイヤハーネスの
    電線を溶接接続する溶接機を設けたことを特徴とするワ
    イヤハーネス組付け部の構造。
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