JP2006164705A - ワイヤハーネスの組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業の効率の低下などを抑制でき、コストの高騰を抑制できるワイヤハーネスの組立方法を提供する。
【解決手段】第1ないし第3ワイヤハーネスは前部用サブハーネス14a,14b,14cのうちいずれかと後部用サブハーネス15を備えている。前部用サブハーネス14a,14b,14cは互いに長さLa1,La2,La3が等しい。後部用サブハーネス15はワイヤハーネスの異なる品番間で共通である。第1ワイヤハーネスでは前部用サブハーネス14aと後部用サブハーネス15とが直接接続している。第2ワイヤハーネスでは前部用サブハーネス14bと後部用サブハーネス15との間に中間ハーネス16aが設けられている。第3ワイヤハーネスでは前部用サブハーネス14cと後部用サブハーネス15との間に中間ハーネス16bが設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動車などに搭載される各電子機器に電力を供給するためなどに用いられるワイヤハーネスの組立方法に関する。
自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。このため、自動車は、前記電子機器に電力を供給するために、ワイヤハーネスを配索している。
ワイヤハーネスは、複数の電線とコネクタなどからなる。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆した絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタは、電線の端末などに取り付けられかつ芯線と接続する端子金具と、該端子金具を収容する箱状のコネクタハウジングとを備えている。前記ワイヤハーネスのコネクタは、電気接続箱のコネクタや各電子機器のコネクタ、電源などと接続する。
前述した自動車としてのトラックに配索されるワイヤハーネスは、該トラックの全長が異なると、当然長さが異なる。この場合、従来のワイヤハーネスでは、トラックの全長毎に品番を設けてきた。即ち、前記トラックの全長毎に配索されるワイヤハーネスが異なっていた。
前述した従来のワイヤハーネスは、自動車としてのトラックの全長毎にワイヤハーネスの品番を設けていたため、ワイヤハーネスの品番が多くなっていた。このため、ワイヤハーネスの組立ラインにおける組立作業が繁雑となって、ワイヤハーネスの組立作業の効率が低下する傾向であった。
また、組み立てるワイヤハーネスの品番が多くなるため、ワイヤハーネスの各構成部品自体のコストが高騰する傾向であった。このように、前述した従来のワイヤハーネスは、コストが高騰する傾向であった。
したがって、本発明の目的は、組立作業の効率の低下などを抑制でき、コストの高騰を抑制できるワイヤハーネスの組立方法を提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスの組立方法は、自動車の前部に配索される前部用サブハーネスと、この前部用サブハーネスと接続しかつ自動車の後部に配索されて該後部に設けられる電子機器と接続する後部用サブハーネスと、を備えたワイヤハーネスの組立方法であって、互いに全長の異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で、前記後部用サブハーネスを共通にし、前記前部用サブハーネスと前記後部用サブハーネスとを直接接続する又はこれらの間に前記自動車の全長毎に異なる長さの中間ハーネスを設けることで、前記ワイヤハーネスを組み立てることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のワイヤハーネスの組立方法は、請求項1に記載のワイヤハーネスの組立方法において、互いに全長の異なる自動車のうちの最も全長の短い自動車に配索されるワイヤハーネスでは、前記後部用サブハーネスが前記前部用サブハーネスと直接接続する長さに形成され、前記最も全長の短い自動車より全長の長い自動車に配索されるワイヤハーネスでは、前記後部用サブハーネスと前記前部用サブハーネスとの間に前記中間ハーネスが設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のワイヤハーネスの組立方法は、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスの組立方法において、互いに全長の異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で、前記前部用サブハーネスの長さを等しくしたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のワイヤハーネスの組立方法によれば、前部用サブハーネスと後部用サブハーネスとを直接接続する又はこれらのサブハーネス間に全長毎に異なる長さの中間ハーネスを設けるので、互いに全長の異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で、後部用サブハーネスを確実に共通化できる。このため、全長の異なる自動車に配索される異なる品番のワイヤハーネス間で部品の共通化を図ることができる。
請求項2に記載した本発明のワイヤハーネスの組立方法によれば、最も全長の短い自動車に配索されるワイヤハーネスでは、前部用サブハーネスと後部用サブハーネスとが直接接続する。このため、中間ハーネスの品番を最小にすることができる。
請求項3に記載した本発明のワイヤハーネスの組立方法によれば、異なる品番のワイヤハーネス間で前部用サブハーネスの長さを等しくしているので、中間ハーネスの長さが、全長の長い自動車に配索される程、長くなる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、異なる品番のワイヤハーネス間で部品の共通化を図ることができるので、品番が異なるワイヤハーネス間で、組み立て工程を共通化することができ、組立作業が繁雑となることを防止でき、ワイヤハーネスの組立作業の効率を向上させることができる。
また、異なる品番のワイヤハーネス間で部品の共通化を図ることができるので、量産効果により、ワイヤハーネスの各部品のコストを低減できる。したがって、ワイヤハーネスのコストの高騰を抑制できる。
請求項2に記載の本発明は、中間ハーネスの品番を最小にすることができるので、ワイヤハーネスの組立作業が繁雑になることを確実に防止でき、ワイヤハーネスの組立作業の効率を向上でき、ワイヤハーネスのコストの高騰をより抑制できる。
請求項3に記載の本発明は、中間ハーネスの長さが、全長の長い自動車に配索される程、長くなる。このため、中間ハーネスの組み付けられるワイヤハーネスの品番を容易に識別することができる。したがって、ワイヤハーネスを組み立てる際に、用いる中間ハーネスを容易に判別でき、ワイヤハーネスの組立作業の効率を向上でき、ワイヤハーネスのコストの高騰をより抑制できる。
本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネスの組立方法を、図1ないし図7を参照して説明する。本発明のワイヤハーネスの組立方法は、図1及び図2に示す第1ワイヤハーネス1と、図3及び図4に示す第2ワイヤハーネス2と、図5及び図6に示す第3ワイヤハーネス3とを組み立てる方法である。
前記第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3は、自動車としてのトラック4,5,6のボディ7,8,9に、該ボディ7,8,9の長手方向(前後方向)に沿って、ボディ7,8,9の前部と後部とに亘って配索される。前述したトラック4,5,6のボディ7,8,9は、例えば小型トラック、中型トラック、大型トラックなどと車種が異なると、その全長L1,L2,L3(図1、図3及び図5に示す)が互いに異なる。
図1に示すトラック4のボディ7は、小型トラックのボディであり、図3に示すトラック5のボディ8は、中型トラックのボディであり、図5に示すトラック6のボディ9は、大型トラックのボディである。また、勿論、図1に示すボディ7の全長L1(自動車としてのトラック4の全長に相当する)より図3に示すボディ8の全長L2(自動車としてのトラック5の全長に相当する)が長く、図3に示すボディ8の全長L2より図5に示すボディ9の全長L3(自動車としてのトラック6の全長に相当する)が長くなっている。
また、前述したボディ7,8,9の前部には、エンジン用ECU(Electronic Control Unit)10とトランスミッション用ECU(Electronic Control Unit)11などの電子機器が取り付けられる。エンジン用ECU10は、自動車としてのトラック4,5,6のエンジンの制御をつかさどる。トランスミッション用ECU11は、自動車としてのトラック4,5,6のトランスミッションの制御をつかさどる。前述したECU10,11は、ボディ7,8,9即ち自動車としてのトラック4,5,6の前部に設けられる電子機器をなしている。なお、自動車としてのトラック4,5,6の前部とは、自動車としてのトラック4,5,6の長手(前後)方向の中央より前方を示している。
さらに、前述したボディ7,8,9の後部には、ABS(Antilock Brake System)用センサ12とリアコンビネーションランプ(以下、リアコンビランプと記す)13などの電子機器が取り付けられる。ABS用センサ12は、前述したトラック4,5,6の車輪の速度を検出する。リアコンビランプ13は、信号用及び標識用の灯火機能を有している。前述したセンサ12及びランプ13は、ボディ7,8,9即ち自動車としてのトラック4,5,6の後部に設けられる電子機器をなしている。なお、自動車としてのトラック4,5,6の後部とは、自動車としてのトラック4,5,6の長手(前後)方向の中央より後方を示している。
前述したボディ7,8,9が異なっても即ち前述した自動車としてのトラック4,5,6の車種が異なっても、前述したセンサ12及びランプ13が同じである。即ち、異なる車種間で、前述したセンサ12及びランプ13などの電子機器が同じである。さらに、ボディ7,8,9が異なっても即ち前述した車種が異なっても、ボディ7,8,9に取り付けられる前述したセンサ12及びランプ13間の相対的な位置関係が同じである。即ち、異なる車種間で、ボディ7,8,9に取り付けられるセンサ12及びランプ13間の相対的な位置関係が同じである。前述した第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3は、ECU10,11、センサ12及びランプ13などの電子機器同士を予め定められたパターンにしたがって、互いに接続する。
第1ワイヤハーネス1は、図1及び図2に示すように、第1前部用サブハーネス14aと、後部用サブハーネス15と、を備えている。前述したハーネス14a,15は、それぞれ、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタなどを備えている。
第1前部用サブハーネス14aは、トラック4のボディ7の前部に配索される。第1前部用サブハーネス14aは、ECU10,11に接続して、これらに所望の信号などを供給する。
後部用サブハーネス15は、トラック4のボディ7の後部に配索され、前述したセンサ12及びランプ13に接続して、これらに所望の信号などを供給する。さらに、後部用サブハーネス15は、前述した第1前部用サブハーネス14aと接続する。
前述した第1前部用サブハーネス14aと後部用サブハーネス15とが接続してなる第1ワイヤハーネス1の長さは、前述したボディ7の全長L1に応じた長さに形成されている。このように、最も全長の短いトラック4のボディ7に配索される第1ワイヤハーネス1では、前述した第1前部用サブハーネス14aと後部用サブハーネス15とが直接接続する。
次に、第2ワイヤハーネス2の構成を説明する。尚、前述した第1ワイヤハーネス1と同一部分には、同一符号を付して説明する。第2ワイヤハーネス2は、図3及び図4に示すように、第2前部用サブハーネス14bと、後部用サブハーネス15と、第1中間ハーネス16aと、を備えている。前述したハーネス14b,15,16aは、それぞれ、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタなどを備えている。
第2前部用サブハーネス14bは、トラック5のボディ8の前部に配索される。第2前部用サブハーネス14bは、ECU10,11に接続して、これらに所望の信号などを供給する。また、第2前部用サブハーネス14bは、そのトラック5の前後方向に沿った長さLa2が、第1前部用サブハーネス14aのトラック4の前後方向に沿った長さLa1と等しい。
後部用サブハーネス15は、その構成が、全て前述した第1ワイヤハーネス1の後部用サブハーネス15と同一である。第2ワイヤハーネス2の後部用サブハーネス15は、第1ワイヤハーネス1と同様に、前述したボディ8の後部に配索され、前述したセンサ12及びランプ13に接続して、これらに所望の信号などを供給する。さらに、後部用サブハーネス15は、第1中間ハーネス16aを介して、前述した第2前部用サブハーネス14bと接続する。
第1中間ハーネス16aは、一端が第1前部用サブハーネス14aと接続し、他端が後部用サブハーネス15と接続して、前述したボディ8に配索される。
前述した第2前部用サブハーネス14bと後部用サブハーネス15と第1中間ハーネス16aとが接続してなる第2ワイヤハーネス2の長さは、前述したボディ8の全長L2に応じた長さに形成されている。このように、前述したトラック4より全長L2が長いトラック5のボディ8に配索される第2ワイヤハーネス2では、前述した第2前部用サブハーネス14bと後部用サブハーネス15との間に第1中間ハーネス16aが設けられている。
次に、第3ワイヤハーネス3の構成を説明する。尚、前述した第1及び第2ワイヤハーネス1,2と同一部分には、同一符号を付して説明する。第3ワイヤハーネス3は、図5及び図6に示すように、第3前部用サブハーネス14cと、後部用サブハーネス15と、第2中間ハーネス16bと、を備えている。前述したハーネス14c,15,16bは、それぞれ、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタなどを備えている。
第3前部用サブハーネス14cは、ボディ9の前部に配索される。第3前部用サブハーネス14cは、ECU10,11に接続して、これらに所望の信号などを供給する。また、第3前部用サブハーネス14cは、そのトラック6の前後方向に沿った長さLa3が、第1及び第2前部用サブハーネス14a,14bのトラック4,5の前後方向に沿った長さLa1,La2と等しい。このように、互いに全長L1,L2,L3の異なるトラック4,5,6に配索されるワイヤハーネス1,2,3間で、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cの長さLa1,La2,La3を等しくしている。
後部用サブハーネス15は、その構成が、全て前述した第1及び第2ワイヤハーネス1,2の後部用サブハーネス15と同一である。このように、互いに全長L1,L2,L3の異なるトラック4,5,6に配索されるワイヤハーネス1,2,3間で、後部用サブハーネス15を共通にしている。
第3ワイヤハーネス3の後部用サブハーネス15は、第1及び第2ワイヤハーネス1,2と同様に、前述したボディ9の後部に配索され、前述したセンサ12及びランプ13に接続して、これらに所望の信号などを供給する。さらに、後部用サブハーネス15は、第2中間ハーネス16bを介して、前述した第3前部用サブハーネス14cと接続する。
第2中間ハーネス16bは、一端が第3前部用サブハーネス14cと接続し、他端が後部用サブハーネス15と接続して、前述したボディ9に配索される。この第2中間ハーネス16bは、前述した第1中間ハーネス16aより長い。このように、第1及び第2中間ハーネス16a,16bは、第2及び第3ワイヤハーネス2,3が配索されるトラック5,6のボディ8,9の全長L2,L3が異なる毎に、長さが異なる。
前述した第3前部用サブハーネス14cと後部用サブハーネス15と第2中間ハーネス16bとが接続してなる第3ワイヤハーネス3の長さは、前述したボディ9の全長L2に応じた長さに形成されている。このように、前述したトラック4より全長L3が長いトラック6のボディ9に配索される第3ワイヤハーネス3では、前述した第3前部用サブハーネス14cと後部用サブハーネス15との間に第2中間ハーネス16bが設けられている。
前述した第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3を、以下のように組み立てる。まず、所望の品番の長尺の電線を所望の長さに切断し、該電線の両端などに端子金具を取り付け、該端子金具をコネクタハウジング内に挿入するなどして、図7に示すように、前述した第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14c、後部用サブハーネス15、第1及び第2中間ハーネス16a,16bを組み立てる。このとき、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cを同じ長さLa1,La2,La3にしておく。
そして、第1ワイヤハーネス1を組み立てる際には、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cから第1前部用サブハーネス14aを選択し、該第1前部用サブハーネス14aと後部用サブハーネス15とを互いに組み付ける。また、第2ワイヤハーネス2を組み立てる際には、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cから第2前部用サブハーネス14bを選択し、第1及び第2中間ハーネス16a,16bから第1中間ハーネス16aを選択して、これら第2前部用サブハーネス14b及び第1中間ハーネス16aと後部用サブハーネス15とを互いに組み付ける。
さらに、第3ワイヤハーネス3を組み立てる際には、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cから第3前部用サブハーネス14cを選択し、第1及び第2中間ハーネス16a,16bから第2中間ハーネス16bを選択して、これら第3前部用サブハーネス14c及び第2中間ハーネス16bと後部用サブハーネス15とを互いに組み付ける。こうして、第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3を組み立てて、これらの第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3をトラック4,5,6のボディ7,8,9に配索する。
このように、本実施形態では、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cから組み立てるワイヤハーネス1,2,3の第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cを選択し、該選択した第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cと後部用サブハーネス15とを直接接続する又はこれらの間にトラック5,6のボディ8,9の全長L2,L3毎に長さの異なる第1及び第2中間ハーネス16a,16bを設けることで、第1ないし第3ワイヤハーネス1,2,3を組み立てる。
本実施形態によれば、第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cと後部用サブハーネス15とを直接接続する又はこれらのサブハーネス14b,14c,15間に全長L2,L3毎に異なる長さの第1及び第2中間ハーネス16a,16bを設けるので、互いに全長L1,L2,L3の異なる自動車としてのトラック4,5,6に配索されるワイヤハーネス1,2,3間で、後部用サブハーネス15を確実に共通化できる。このため、全長L1,L2,L3の異なる車種間で異なる品番のワイヤハーネス1,2,3間で部品の共通化を図ることができる。
このため、品番が異なるワイヤハーネス1,2,3間で、組み立て工程を共通化することができ、組立作業が繁雑となることを防止でき、ワイヤハーネス1,2,3の組立作業の効率を向上させることができる。
また、異なる品番のワイヤハーネス1,2,3間で部品の共通化を図ることができるので、量産効果により、ワイヤハーネス1,2,3の各部品のコストを低減できる。したがって、ワイヤハーネス1,2,3のコストの高騰を抑制できる。
最も全長L1の短いトラック4に配索されるワイヤハーネス1では、第1前部用サブハーネス14aと後部用サブハーネス15とが直接接続する。このため、中間ハーネス16a,16bの品番を最小にすることができる。このため、ワイヤハーネス1,2,3の組立作業が繁雑になることを確実に防止でき、ワイヤハーネス1,2,3の組立作業の効率を向上でき、ワイヤハーネス1,2,3のコストの高騰をより抑制できる。
異なる品番のワイヤハーネス1,2,3間で第1ないし第3前部用サブハーネス14a,14b,14cの長さLa1,La2,La3を等しくしているので、第1及び第2中間ハーネス16a,16bの長さが、全長L2,L3の長いトラック5,6に配索される程、長くなる。このため、第1及び第2中間ハーネス16a,16bの組み付けられるワイヤハーネス2,3の品番を容易に識別することができる。したがって、ワイヤハーネス1,2,3を組み立てる際に、用いる中間ハーネス16a,16bを容易に判別でき、ワイヤハーネス1,2,3の組立作業の効率を向上でき、ワイヤハーネス1,2,3のコストの高騰をより抑制できる。
前述した実施形態では、自動車としてトラック4,5,6を示している。しかしながら、本発明は、トラック4,5,6に限らず乗用車などの種々の形態の自動車に適用することができる。さらに、前述した実施形態では、小型トラック4、中型トラック5及び大型トラック6などの車種が異なる場合を示している。しかしながら、本発明では、如何なる車種が異なる場合であっても、全長同士が異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で共通化される後部用サブハーネス15と、互いに長さが等しく非共通の前部用サブハーネス14a,14b,14cと、自動車の全長毎に長さに異なる中間ハーネス16a,16bを設ければ良い。
また、本発明では、ECU10,11以外の電子機器を自動車の前部に配置しても良い。更に、ABS用センサ12及びリアコンビランプ13以外の電子機器を自動車の後部に配置しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる組立方法で組み立てる第1ワイヤハーネスの概略の構成と小型トラックを示す説明図である。 図1に示された第1ワイヤハーネスの概略の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる組立方法で組み立てる第2ワイヤハーネスの概略の構成と中型トラックを示す説明図である。 図3に示された第2ワイヤハーネスの概略の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる組立方法で組み立てる第3ワイヤハーネスの概略の構成と大型トラックを示す説明図である。 図5に示された第3ワイヤハーネスの概略の構成を示す説明図である。 図1ないし図6に示されたワイヤハーネスを構成する各サブハーネスの概略の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 第1ワイヤハーネス
2 第2ワイヤハーネス
3 第2ワイヤハーネス
4,5,6 トラック(自動車)
10 エンジン用ECU(電子機器)
11 トランスミッション用ECU(電子機器)
12 ABS用センサ(電子機器)
13 リアコンビネーションランプ(電子機器)
14a 第1前部用サブハーネス
14b 第2前部用サブハーネス
14c 第3前部用サブハーネス
15 後部用サブハーネス
16a 第1中間ハーネス
16b 第2中間ハーネス
L1,L2,L3 ボディの全長(トラックの全長)
La1 第1前部用サブハーネスの長さ
La2 第2前部用サブハーネスの長さ
La3 第3前部用サブハーネスの長さ

Claims (3)

  1. 自動車の前部に配索される前部用サブハーネスと、この前部用サブハーネスと接続しかつ自動車の後部に配索されて該後部に設けられる電子機器と接続する後部用サブハーネスと、を備えたワイヤハーネスの組立方法であって、
    互いに全長の異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で、前記後部用サブハーネスを共通にし、
    前記前部用サブハーネスと前記後部用サブハーネスとを直接接続する又はこれらの間に前記自動車の全長毎に異なる長さの中間ハーネスを設けることで、前記ワイヤハーネスを組み立てることを特徴とするワイヤハーネスの組立方法。
  2. 互いに全長の異なる自動車のうちの最も全長の短い自動車に配索されるワイヤハーネスでは、前記後部用サブハーネスが前記前部用サブハーネスと直接接続する長さに形成され、
    前記最も全長の短い自動車より全長の長い自動車に配索されるワイヤハーネスでは、前記後部用サブハーネスと前記前部用サブハーネスとの間に前記中間ハーネスが設けられていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの組立方法。
  3. 互いに全長の異なる自動車に配索されるワイヤハーネス間で、前記前部用サブハーネスの長さを等しくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤハーネスの組立方法。
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