JP2002204288A - プログラム実行装置、着信通知方法、プログラム実行システム、着信通知プログラムが記録された記録媒体、着信通知プログラム - Google Patents

プログラム実行装置、着信通知方法、プログラム実行システム、着信通知プログラムが記録された記録媒体、着信通知プログラム

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JP2002204288A
JP2002204288A JP2001321358A JP2001321358A JP2002204288A JP 2002204288 A JP2002204288 A JP 2002204288A JP 2001321358 A JP2001321358 A JP 2001321358A JP 2001321358 A JP2001321358 A JP 2001321358A JP 2002204288 A JP2002204288 A JP 2002204288A
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Aki Takahashi
亜紀 高橋
Toru Hasumi
亨 羽角
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    • H04L51/224Monitoring or handling of messages providing notification on incoming messages, e.g. pushed notifications of received messages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオゲームを行っている最中であっても、
携帯電話機に着信があったことをユーザに対して確実に
知らせ、また、必要に応じてユーザがその着信に対して
応答することを可能にする。 【解決手段】 ビデオゲーム機1は、専用のケーブル1
7を用いて携帯電話機4と接続し、ビデオゲームプレイ
中やDVD再生中に携帯電話機4に着信があったときに
は、着信があったことを示す着信ダイアログをテレビジ
ョンモニタ装置2の画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、通信端末と接続可能なプログラ
ム実行装置、所定の通信端末への着信をユーザに通知す
る着信通知方法、それらプログラム実行装置と通信端末
等からなるプログラム実行システム、それらの動作をコ
ンピュータに実行させるための着信通知プログラム、及
びその着信通知プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年は、例えばいわゆるビデオゲーム機
などの各種のエンタテインメント装置が広く普及してい
る。特に、ビデオゲーム機の場合は、非常に多くのゲー
ムソフトが存在し、ユーザはそれらゲームソフトの中か
ら好みのものを選んでビデオゲームを楽しむことができ
るようになっている。さらに、ビデオゲーム機の中に
は、例えばDVD(ディジタルバーサーバタイルディス
ク)などの再生機能を持つものもあり、当該ビデオゲー
ム機によれば、上記DVDに記録された例えば映画等を
テレビジョン受像機上で鑑賞(以下、DVD鑑賞とい
う。)することが可能となっている。
【0003】また最近は、例えば携帯電話機やPHS
(簡易型携帯電話システム、PersonalHandyphone Syste
m:商標)端末、通信機能を備えたパーソナルコンピュ
ータ(据え置き型および可搬型の全てを含む)なども広
く普及しており、これらを用いることで、ユーザは気軽
に他者との間で電話或いは通信を行うことが可能になっ
ている。特に、携帯電話機やPHS端末(以下、これら
を纏めて携帯電話機と呼ぶことにする。)は、殆どの機
種が、電話機能の他に電子メール送受信を含むデータ通
信機能をも備えており、ユーザ間のコミュニケーション
になくてはならないものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ビデオ
ゲーム機によるゲームプレイやDVD鑑賞等は娯楽とし
て非常に優れたものである。しかし、それらゲームプレ
イやDVD鑑賞に集中すると、ユーザは、他のことに意
識を向けられなくなることが多い。また、ユーザは、一
度始めたゲームや映画鑑賞を途中で中断し難い場合が多
い。
【0005】一方、上記携帯電話機への着信(電話着信
および電子メール受信の両方を含む)は、受信側のユー
ザの都合に関わらずになされる。すなわち、携帯電話機
への着信は、当該携帯電話機のユーザが例えば上記ビデ
オゲーム機によるゲームプレイ中或いはDVD鑑賞中で
あっても起こり得るものであり、当該携帯電話機への着
信がユーザのゲームプレイやDVD鑑賞の妨げになる場
合がある。このような場合、上記携帯電話機の着信音が
でないように設定(いわゆるサイレント設定をON)し
ておいたり、携帯電話機自体を振動させる着信通知設定
(いわゆるバイブレータ設定をON)にしておけば、上
記ゲームを行っているプレイヤーはゲームプレイやDV
D鑑賞等に集中できることになる。
【0006】しかしながら、上記サイレント設定やバイ
ブレータ設定をON状態にしておくと、例えば上記ゲー
ムプレイやDVD鑑賞などに集中しているような場合
に、ユーザは、その携帯電話機への着信に気づかないこ
とが多い。また、その着信が例えば緊急の用件であるよ
うな場合、ユーザはその用件に対応できなくなるおそれ
がある。一方、携帯電話機の着信音をON設定しておい
たとしても、ユーザがゲーム等に極度に熱中しているよ
うなときには、その着信音に気づかないこともあり得
る。なお、このようなことは、例えばパーソナルコンピ
ュータにおける電子メールの受信の場合も同様であると
考えられる。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、例えばビデオゲームやDVD鑑賞等を行
っている最中であっても、着信(電話着信や電子メール
の受信など)があったことをユーザに対して確実に知ら
せることができ、さらに、必要に応じてユーザがその着
信に対して応答(電話着信への応答や電子メールの内容
確認)することをも可能にする、プログラム実行装置、
着信通知方法、プログラム実行システム、着信通知プロ
グラム、及び着信通知プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の通信端
末とのデータ接続を検出し、プログラムの実行中に上記
通信端末への着信の有無を検出し、上記着信を検出した
とき、当該着信を認識可能に通知する。
【0009】上記着信の通知は、プログラムの実行を中
断、若しくは実行を継続した状態で行う。またこのと
き、プログラムの実行の中断の可否を決定する。さらに
着信の通知時には、その着信の種類に応じて上記着信の
通知態様を変更しても良い。上記通知の方法としては、
モニタ画面上への表示、振動による通知、音声による通
知などが考えられる。
【0010】すなわち、本発明によれば、プログラムを
実行中であっても、ユーザに対して、通信端末への着信
を確実に認識させることができ、さらに必要に応じてそ
の着信の内容を確認できるようにしている。従って、本
発明では、例えばビデオゲームを行っている最中であっ
ても、携帯電話機等への着信(電話着信や電子メールの
受信など)があったことをユーザに対して確実に知らせ
ることができ、また、必要に応じてユーザがその着信に
対して応答(電話着信への応答や電子メールの内容確
認)することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】[本発明のプログラム実行システ
ムの全体構成]図1には、本発明の一実施の形態として
のプログラム実行システム(例えばビデオゲームシステ
ム)の概略構成を示す。
【0012】図1に示すプログラム実行システムは、プ
ログラム実行装置(本実施の形態では例えばビデオゲー
ム機1)と、ユーザ(ゲームプレイヤー)により操作さ
れる操作端末であるコントローラ3と、ゲーム内容を映
し出すとともにゲーム中の音を出力するテレビジョンモ
ニタ装置2とからなるビデオゲームシステムである。
【0013】[ビデオゲーム機の概要]上記ビデオゲー
ム機1は、メモリカード7が着脱自在とされるメモリカ
ードスロット10A,10Bと、上記コントローラ3の
ケーブル6のコネクタ33が着脱自在とされるコントロ
ーラポート11A,11Bと、DVD−ROMやCD−
ROM等の光ディスク9が装填されるディスクトレイ1
2と、ディスクトレイ12をオープンさせるオープンボ
タン14と、電源のオンやスタンバイ,リセットを行う
ためのオン/スタンバイ/リセットボタン13と、IE
EE(Instituteof Electrical and Electronics Engin
eers)1394接続端子16と、USB(Universal Se
rial Bus)接続端子15等の他、図示は省略するが電源
スイッチ、音声映像出力端子(AVマルチ出力端子)、
PCカードスロット、光ディジタル出力端子、AC電源
入力端子などが設けられている。
【0014】上記USB接続端子15には、例えば携帯
電話機(PHSを含む)4や据え置き型或いは可搬型の
パーソナルコンピュータ5が、それぞれ専用ケーブル1
7又は8を介して接続可能となされている。上記専用ケ
ーブル17は、一端にUSBコネクタ35を備え、他端
に携帯電話接続用コネクタ36を備えたものであり、携
帯電話機4とビデオゲーム機1との間の信号変換回路を
内蔵している。また、上記専用ケーブル8は、一端にU
SBコネクタ34を備え、他端に例えばPCカード37
を備えたものである。なお、上記ビデオゲーム機1にお
いて、携帯電話機4やパーソナルコンピュータ5が接続
される端子は、上記USB接続端子15に限らず、ビデ
オゲーム機1に設けられているIEEE1394接続端
子16やコントローラポート11A又は11B、図示し
ないPCカードスロット等であっても良い。
【0015】また、上記ビデオゲーム機1は、ビデオゲ
ームアプリケーションプログラムに基づいてビデオゲー
ムを実行したり、例えばいわゆるCDに記録されたオー
ディオデータやDVDビデオに記録されたビデオデー
タ,オーディオデータを再生(デコード)可能であると
ともに、その他の各種のアプリケーションプログラムに
基づいて動作すること、すなわち例えば、後述する本実
施の形態の着信通知アプリケーションプログラムに基づ
いて電話着信や電子メール受信をユーザに知らせること
をも可能となっている。
【0016】なお、上記ゲームアプリケーションプログ
ラムや本実施の形態にかかる着信通知アプリケーション
プログラムは、例えば、DVD−ROM,CD−ROM
等の光ディスク9やメモリカード7等の半導体メモリか
ら読み出されてロードされたり、例えばUSB接続端子
15,IEEE1394接続端子16,PCカードスロ
ットなどを介して外部よりダウンロードされるものであ
る。
【0017】本実施の形態にかかる着信通知アプリケー
ションプログラムによる電話着信通知、電子メール着信
通知の詳細については後述する。
【0018】[コントローラの概要]上記コントローラ
3は、当該コントローラ3の操作者(プレイヤー)の右
の手の平により内包するように把持される右把持部32
と、左の手により内包するように把持される左把持部3
1と、これら把持部31,32をプレイヤーが左右の手
により把持した状態で、それら左右の手の親指により操
作される左操作部23および右操作部24と、同じく左
右の親指によりアナログ操作(ジョイスティック操作)
が可能な左アナログ操作部21および右アナログ操作部
22と、左右の人差し指によりそれぞれ押下操作される
左第1押下ボタン25および右第1押下ボタン26と、
左右の中指によりそれぞれ押下操作される図示しない左
第2押下ボタンおよび右第2押下ボタンが設けられてい
る。上記左操作部23には、例えばゲームキャラクタを
画面上で上下左右等に移動させるなどの操作をプレイヤ
ーが行う場合に用いられる「上」,「下],「左」,
「右」ボタンが設けられ、一方、上記右操作部24に
は、例えばゲームキャラクタの機能の設定や実行など、
ゲームアプリケーションによりそれぞれ異なる機能が割
り付けられる4つの指示ボタン(「△」,「□」,
「×」,「○」ボタン)が設けられている。特に、本実
施の形態の場合、上記「△」ボタンは例えばメニュー選
択ボタン、「□」ボタンは例えばタイトル表示ボタン、
「×」ボタンは例えば取り消し又は停止ボタン、「○」
ボタンは例えば決定ボタンとしての機能が割り当てられ
ている。
【0019】さらにコントローラ3には、左右操作部2
3,24や左右アナログ操作部21,22の機能を動作
若しくは停止させたりする操作モードの選択を行うため
のモード選択スイッチ29と、選択された操作モードを
例えばLED発光ダイオード等の点灯表示によりプレイ
ヤーに認識させるための点灯表示部30と、再生や一時
停止を指示するためのスタートボタン28、モニタ画面
上にメニュー表示や操作パネルを表示させる指示等を行
うためのセレクトボタン27等を備えている。
【0020】これら各種のボタンや操作部が操作される
と、当該コントローラ3は、それら操作に応じた操作信
号を発生し、上記ケーブル6を介してビデオゲーム機1
へ送信する。
【0021】その他、当該コントローラ3は、左右の把
持部31,32内に、例えばモータの回転軸に対して偏
心した状態の重りを当該モータにて回転させることによ
って振動を発生させる振動発生機構が設けられ、ビデオ
ゲーム機1からの指示に応じて当該振動発生機構が動作
可能となされている。すなわち、当該コントローラ3
は、振動発生機構を動作させることにより、プレイヤー
の手に振動を伝える機能をも有している。
【0022】[着信通知アプリケーションプログラムの
動作] [動作の概要]次に、本実施の形態のビデオゲーム機1
が着信通知アプリケーションプログラムに基づいて行
う、電話着信通知、電子メール受信通知動作の詳細を説
明する。なお、以下に説明する電話着信通知や電子メー
ル受信通知動作は一具体例であり、本発明は当該具体例
に限定されるものでない。
【0023】本実施の形態にかかる着信通知アプリケー
ションプログラムは、上記ビデオゲーム機1において例
えばビデオゲームを実行或いはDVDを再生していると
きに、例えば前記専用ケーブル17,8を介して接続さ
れている携帯電話機4やパーソナルコンピュータ5に対
して着信(電話着信や電子メール受信)があった場合、
例えばテレビジョンモニタ装置2上の表示や、音声の放
音、上記コントローラ3の振動発生機構による振動発生
などによって、上記着信をユーザに対して通知し、さら
に必要に応じてその着信内容を確認可能とするためのア
プリケーションプログラムである。
【0024】ここで、本実施の形態の着信通知アプリケ
ーションプログラムは、ゲームプレイ中或いはDVD再
生中に上記着信があった場合、当該着信があったことを
通知するための着信ダイアログをテレビジョンモニタ画
面上に自動的に表示するダイアログ自動表示機能と、上
記着信があった場合に当該着信があったことだけをユー
ザに通知し、その後ユーザによる明示的な指示があった
ときにのみ上記着信ダイアログを表示するダイアログ手
動表示機能とを備え、それらダイアログ自動表示機能と
ダイアログ手動表示機能を選択可能となされている。な
お、上記ダイアログ自動表示設定をONにしておけば、
例えば着信があったことをユーザは確実に知ることがで
き、また、ゲームプレイ中やDVD鑑賞中に着信があっ
た場合に、ユーザ自らがその着信を確認するなどの操作
を行わなくても良くなる。一方、上記ダイアログ手動表
示設定をON(若しくはダイアログ自動表示設定をOF
F)にしておけば、ユーザは、例えばゲームプレイ中や
DVD鑑賞中に突然に着信ダイアログが表示されて、そ
れらゲームプレイやDVD鑑賞が妨げられることを防止
でき、さらに必要に応じて着信を確認することが可能と
なる。
【0025】また、本実施の形態の着信通知アプリケー
ションプログラムは、ゲームプレイ中或いはDVD再生
中に上記着信があった場合に、上記ゲームの進行やDV
D再生を自動的にポーズ(一時停止)させる中断可設定
機能と、上記着信があったとしてもゲームの進行やDV
D再生をポーズさせないようにする中断不可設定機能と
を備え、それら中断可設定機能と中断不可設定機能を選
択可能となされている。なお、上記中断可設定をONに
しておけば、例えばゲームプレイ中やDVD鑑賞中に着
信があった場合に、ユーザは、例えばそれらゲームプレ
イやDVD鑑賞をユーザ自らが一時停止させるような操
作を行わなくても良くなる。一方、上記中断不可設定O
N(若しくは中断可設定をOFF)にしておけば、ユー
ザが例えばゲームプレイ中に故意に着信を行わせること
で本来は一時中断すべきでないものを故意に中断させ、
ゲームの戦略を練る時間を作為的に作るような不正を防
止できることになる。
【0026】本実施の形態の着信通知アプリケーション
プログラムは、上記ダイアログ自動表示機能又は上記ダ
イアログ手動表示機能と、上記中断可設定機能又は中断
不可設定機能とをそれぞれ組み合わせて選択可能であ
り、例えば、ダイアログ自動表示設定ONの時に上記中
断可設定ON又は中断不可設定ON(或いは中断可設定
OFF)の何れかを選択することができる。また、本実
施の形態の着信通知アプリケーションプログラムは、ダ
イアログ手動表示設定ON(或いはダイアログ自動表示
設定OFF)の時に上記中断可設定ON又は中断不可設
定ONの何れかを選択することができる。
【0027】また、本実施の形態の着信通知アプリケー
ションプログラムは、実行中のゲームアプリケーション
プログラムやDVD再生プログラムが、ポーズ(一時停
止)機能に対応しているか否か、および、ポーズ機能に
対応していても現時点ではポーズできない状態であるか
などを判断し、それらポーズ機能や状態に応じて最適な
処理を行う機能も備えている。例えば、DVDの動画像
表示中(ムービー表示中)のように継続することが望ま
しい場面ではダイアログ表示やポーズ機能を停止するよ
うにし、一方、パズルゲームなどのように動きの少ない
ものでは、ゲーム中であってもポーズ機能を実行させる
等のパターンが考えられる。
【0028】さらに、本実施の形態の着信通知アプリケ
ーションプログラムは、上記着信が例えば電話着信であ
り、着信継続中でなければ当該電話に出ることができな
いような場合と、上記着信が例えば電子メール受信であ
り、着信終了後であってもその内容を確認することがで
きる場合とで処理を分けており、それら電話着信や電子
メール受信のような着信の種類に応じた最適な処理を行
う機能を備えている。
【0029】また、本実施の形態の着信通知アプリケー
ションプログラムは、上記着信の種類と上記中断可/不
可の設定とを組み合わせた機能をも実現可能である。当
該着信の種類と上記中断可/不可の設定の選択は、本実
施の形態の着信通知アプリケーションプログラムが自動
的に行うこともでき、例えば、電話着信である場合には
中断不可に設定し、電子メール受信である場合には中断
可に設定するようなことも可能である。これにより、本
実施の形態の着信通知アプリケーションプログラムは、
電話着信の場合にのみゲームプレイやDVD再生が中断
されないようにすることができる。
【0030】以下、上述したことを実現する、本実施の
形態の着信通知アプリケーションプログラムにおける処
理の流れを各図を参照しながら説明する。なお、以下に
説明する着信通知処理の流れは、本実施の形態の着信通
知アプリケーションプログラムが、図1のビデオゲーム
機1に内蔵されるCPU(中央処理ユニット)上で動作
することにより実現されるものである。
【0031】[ダイアログ自動表示/手動表示と電話着
信/電子メール受信の判定]先ず、図2において、本実
施の形態の着信通知アプリケーションプログラムは、例
えば、上記専用ケーブル17や8を介して当該ビデオゲ
ーム機1に上記携帯電話機4やパーソナルコンピュータ
5が接続されたとき、或いはユーザが例えばコントロー
ラ3等を用いて明示的に起動を指示した時に起動する。
なおここでは、説明を簡略化するために、専用ケーブル
17を介してビデオゲーム機1に携帯電話機4が接続さ
れた場合のみを例に挙げて説明することにする。
【0032】上記起動後、当該着信通知アプリケーショ
ンプログラムは、ステップS1の処理として、上記専用
ケーブル17を介して接続されている携帯電話機4内の
図示しないCPUとの間で交信を行うこと、若しくは、
当該携帯電話機4内の通信処理部との間で交信を行うこ
とにより、携帯電話機4の受信状態を監視し、さらに、
ステップS2の処理として、電話着信或いは電子メール
受信がなされたか否か着信の有無を検出する。当該ステ
ップS2において、着信を検出した場合、この着信通知
アプリケーションプログラムは、次のステップS3へ処
理を進める。
【0033】ステップS3の処理へ進むと、着信通知ア
プリケーションプログラムは、上記ダイアログ自動表示
設定がONか若しくは手動表示設定がON(或いはダイ
アログ自動表示設定がOFF)の何れに設定されている
かを判断する。着信通知アプリケーションプログラム
は、このステップS3において、ダイアログ自動表示設
定がONとなされている場合にはステップS4以降の処
理に進み、ダイアログ手動表示設定がONとなされてい
る場合にはステップS5以降の処理に進む。
【0034】ステップS4の処理に進むと、着信通知ア
プリケーションプログラムは、上記着信が電話着信であ
るのか或いは電子メール受信であるのか判断する。着信
通知アプリケーションプログラムは、このステップS4
において、電話着信であると判断した場合にはステップ
S6として後述の図3に示す電話着信時のダイアログ自
動表示処理ルーチンに進み、一方、電子メール受信であ
ると判断した場合にはステップS7として後述の図6に
示す電子メール受信時のダイアログ自動表示処理ルーチ
ンに進む。
【0035】また、ステップS5の処理に進むと、着信
通知アプリケーションプログラムは、上記着信が電話着
信であるのか或いは電子メール受信であるのか判断す
る。このステップS5において、電話着信であると判断
した場合は、ステップS8として後述の図12に示す電
話着信時のダイアログ手動表示処理ルーチンに進み、一
方、電子メール受信であると判断した場合は、ステップ
S9として後述の図13に示す電子メール受信時のダイ
アログ手動表示処理ルーチンに進む。
【0036】[電話着信時のダイアログ自動表示処理ル
ーチン]図3に示す電話着信時のダイアログ自動表示処
理ルーチンに進むと、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、先ず、ステップS10の処理として、中断可設
定がONか若しくは中断不可設定がON(或いは中断可
設定がOFF)の何れに設定されているかを判断する。
着信通知アプリケーションプログラムは、このステップ
S10において、中断可設定がONに設定されている場
合にはステップS11の処理へ進み、中断不可設定がO
Nに設定(中断可設定がOFF)に設定されている場合
にはステップS20の処理へ進む。
【0037】ステップS11の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームアプリケー
ションプログラム或いはDVD再生プログラムがポーズ
機能をサポートしているか否か判断する。なお、DVD
再生時には一般にポーズ可能であることが多いため、以
下の説明ではDVD再生プログラムについてはポーズ機
能をサポートしているとする。着信通知アプリケーショ
ンプログラムは、このステップS11において、ポーズ
機能がサポートされていると判断した場合にはステップ
S12の処理に進み、サポートされていないと判断した
場合にはステップS15の処理に進む。
【0038】ステップS12の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ或い
はDVD再生をポーズ(一時中断、DVDの場合はコン
トローラ3の「△」ボタンを押した時と同じ状態)させ
る。ただし、例えばゲームの進行状況等によって現時点
でポーズできない状態である場合、着信通知アプリケー
ションプログラムは、当該ポーズできない状態が解除さ
れてポーズ可能な状態になった時にポーズすることにす
る。このように、ポーズ可能な状態になった時にポーズ
を行う処理は、例えばゲームやDVD再生を中断できる
ステータスになるまでの間、ポーズ指示信号を発生させ
続けることで実現できる。当該ステップS12の後、着
信通知アプリケーションプログラムは、ステップS13
の処理へ進む。
【0039】ステップS13の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、ゲームプレイ或いはD
VD再生のポーズ状態(停止状態)で、着信ダイアログ
表示による電話着信通知を行う。すなわち、着信通知ア
プリケーションプログラムは、例えば図4に示すような
テレビジョンモニタ画面99上の所定の位置に、着信ダ
イアログ100として図5に示すような電話着信ダイア
ログ101を表示させる。例えばゲームプレイ中の携帯
電話着信である場合、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、当該図5の例の電話着信ダイアログ101内に
例えば「携帯電話着信中です。」の文字と「start
ボタンでゲームに戻ります。」の文字、さらにコントロ
ーラ3上のスタートボタン28の形状を表す所定のマー
ク102等を表示する。これにより、ユーザは、ゲーム
プレイに集中していたとしても、現在、携帯電話が着信
中であることを知ることができ、また、コントローラ3
のスタートボタン28を押せばゲームに戻ることを認識
できることになる。
【0040】図3のフローチャートに戻り、上記ステッ
プS13にて電話着信ダイアログ101による電話着信
通知を行った着信通知アプリケーションプログラムは、
ステップS14の処理として、ポーズ状態の解除指示が
ユーザによりなされたか否か、すなわちコントローラ3
のスタートボタン28が押されたか否か判定する。着信
通知アプリケーションプログラムは、スタートボタン2
8が押されておらず、ユーザからポーズ解除指示が無い
場合はステップS13とステップS14の処理を繰り返
し、スタートボタン28が押されてポーズ解除指示があ
ったと判断した場合には上記電話着信ダイアログ101
の表示をクローズした後、ポーズ状態を解除して図2の
ステップS1へリターンし、ゲームプレイ状態若しくは
DVD再生状態に戻す。
【0041】また、ステップS11においてポーズ機能
無しと判定し、ステップS15の処理へ進むと、着信通
知アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ等
を続行したままの状態で、上記電話着信ダイアログ10
1の表示による電話着信通知を行う。
【0042】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS16の処理へ進み、電話着信が終了
したか否か判定し、着信が終了したと判定した場合には
上記電話着信ダイアログ101の表示をクローズし、図
2のステップS1へリターンし、ゲームプレイ状態に戻
す。
【0043】一方、ステップS16において電話着信が
終了していないとき、着信通知アプリケーションは、ス
テップS17の処理として、例えばコントローラ3上の
セレクトボタン27が押されたか否か判定する。着信通
知アプリケーションプログラムは、当該ステップS17
にてセレクトボタン27が押されていないと判定した場
合はステップS15の処理に戻り、押されたと判定した
場合はステップS18の処理へ進む。
【0044】ステップS18の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、ポーズ機能以外で当該
ゲームアプリケーションプログラムを一時停止可能な機
能を探索し、その探索により得られた停止機能を用いて
ゲームプレイを停止させる。上記停止機能として、例え
ばゲームアプリケーションプログラムのメニュー表示機
能がある場合、着信通知アプリケーションプログラム
は、そのメニュー表示機能を用いてゲームプレイを停止
させるとともに当該メニュー画面を表示させる。すなわ
ち、本実施の形態の着信通知アプリケーションプログラ
ムは、ゲームアプリケーションプログラムがポーズ機能
をサポートしていないような場合であっても、当該ゲー
ムアプリケーションプログラムのメニュー表示機能等を
用いて当該ゲームプレイを停止させるようなことをも可
能としている。もちろん、メニュー表示機能を用いるこ
とは一例であり、ポーズ以外でゲームプレイを停止させ
る機能を有するものが他にあれば、本実施の形態の着信
通知アプリケーションプログラムは、その機能を用いる
ことも可能である。
【0045】上記ステップS18にて例えばメニュー表
示がなされた後、着信通知アプリケーションプログラム
は、ステップS19の処理として、その表示されている
メニュー項目の中から当該メニュー表示をクローズする
ための項目がユーザにより選択されるなどの指示がなさ
れたか否か判定し、クローズ指示がなされるまでステッ
プS18とステップS19の処理を繰り返し、クローズ
指示がなされた場合には、上記電話着信ダイアログ10
1とメニュー表示をクローズすると共に、上記停止状態
を解除して図2のステップS1へリターンし、ゲームプ
レイ状態に戻る。
【0046】また、上記ステップS10において、中断
不可設定がON(或いは中断可設定がOFF)に設定さ
れていると判定され、ステップS20の処理に進むと、
着信通知アプリケーションプログラムは、上記ゲームプ
レイを続行したままの状態で、上記電話着信ダイアログ
101の表示による電話着信通知を行う。
【0047】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS21の処理へ進み、電話着信が終了
したか否か判定し、着信が終了していない間はステップ
S20とステップS21の処理を繰り返し、着信が終了
したと判定した場合には上記電話着信ダイアログ101
の表示をクローズし、図2のステップS1へリターン
し、ゲームプレイ状態若しくはDVD再生状態に戻す。
【0048】なお、本実施の形態の着信通知アプリケー
ションプログラムは、この例のように携帯電話4に着信
があった場合、ユーザがその電話に出るために、上記U
SB接続端子15からUSBコネクタ35を外したり、
携帯電話機4から上記携帯電話接続用コネクタ36を外
したりした場合でも、その後の上記着信ダイアログに対
する操作等は可能となされている。
【0049】以上説明した図3のフローチャートのアル
ゴリズムによれば、中断可設定がONになっており、さ
らにポーズ機能がサポートされている場合には、電話着
信があったときにゲームプレイやDVD再生をポーズ状
態にして電話着信のダイアログを表示し、また、ポーズ
機能がサポートされていない場合には、ゲームプレイ等
を続行したままで着信ダイアログを表示すること、或い
はメニュー表示機能等によりゲームプレイ等を停止させ
た状態で着信ダイアログを表示することにより、ユーザ
に対して電話着信を確実に知らせることが可能となって
いる。
【0050】また、図3のフローチャートのアルゴリズ
ムによれば、中断可設定がOFFとなされている場合に
は、ゲームプレイやDVD再生を続行したままで着信ダ
イアログを表示することにより、ユーザに対して電話着
信を確実に知らせることを可能にしていると同時に、例
えばユーザがゲームプレイ中に故意に電話着信を行わせ
ることによって本来は一時中断すべきでないものを故意
に中断させ、例えばゲームの戦略を練るような時間を作
為的に作る不正などを防止可能となっている。
【0051】[電子メール受信時のダイアログ自動表示
処理ルーチン]次に、図2のステップS4にて電子メー
ル受信と判定された場合の電子メール受信時のダイアロ
グ自動表示処理ルーチン(ステップS7)について図6
を参照しながら説明する。
【0052】この図6に示す電子メール受信時のダイア
ログ自動表示処理ルーチンに進むと、着信通知アプリケ
ーションプログラムは、先ず、ステップS30の処理と
して、中断可設定がONか若しくは中断不可設定がON
(中断可設定がOFF)の何れに設定されているかを判
断し、例えば中断可設定がONに設定されている場合に
はステップS31の処理へ進み、中断不可設定がONに
設定(中断可設定がOFF)に設定されている場合には
ステップS44の処理へ進む。
【0053】ステップS31の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームアプリケー
ションプログラム或いはDVD再生プログラムがポーズ
機能をサポートしているか否か判断する。なお、この場
合も図3の例と同様に、DVD再生プログラムについて
はポーズ機能をサポートしているとする。着信通知アプ
リケーションプログラムは、このステップS31におい
て、ポーズ機能がサポートされていると判断した場合は
ステップS32の処理に進み、サポートされていないと
判断した場合はステップS39の処理に進む。
【0054】ステップS32の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ或い
はDVD再生をポーズさせる。なお、この場合も図3の
例と同様に、現時点でポーズできない状態である場合、
着信通知アプリケーションプログラムは、その状態が解
除されてポーズ可能な状態になった時にポーズする。当
該ステップS32の後、着信通知アプリケーションプロ
グラムは、ステップS33の処理へ進む。
【0055】ステップS33の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、ゲームプレイ或いはD
VD再生のポーズ状態で、着信ダイアログ表示(電子メ
ール受信ダイアログ)による電子メール受信通知を行
う。すなわち、着信通知アプリケーションプログラム
は、前記図4のテレビジョンモニタ画面99上に表示さ
れる着信ダイアログ100として、図7に示すような電
子メール受信ダイアログ103を表示させる。当該電子
メール受信ダイアログ103内には、例えば図7に示す
ように、「メールを受信しました。」の文字と「sta
rtボタンで確認」の文字、および、スタートボタン2
8の形状を表すマーク102等が表示される。これによ
り、ユーザは、ゲームプレイに集中していたとしても、
電子メールを受信したことを知ることができ、また、コ
ントローラ3のスタートボタン28を押せば、受信した
電子メールの内容を確認できることを知る。
【0056】図6のフローチャートに戻り、上記ステッ
プS33にて上記電子メール受信ダイアログによる電子
メール受信通知を行った着信通知アプリケーションプロ
グラムは、ステップS34の処理として、上記コントロ
ーラ3のスタートボタン28が押されて電子メールの内
容を確認する旨の指示が、ユーザによりなされたか否か
の判断を行う。着信通知アプリケーションプログラム
は、このステップS34にて電子メールの内容確認の指
示がなされていないと判断した場合はステップS33と
ステップS34の処理を繰り返し、スタートボタン28
が押されて電子メールの内容確認の指示がなされたと判
断した場合はステップS35の処理に進む。
【0057】ステップS35の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記図7に示した電子
メール受信ダイアログ103を図8に示すメール確認ダ
イアログ105へ変更する。当該メール確認ダイアログ
105には、例えば「このまま受信したメールを読みま
すか?」の文字と上記受信したメールを読むことを指示
するためのボタンがコントローラ3上の「○」ボタンで
あることを表す「○ボタン」の文字、および、「ゲーム
に戻りますか?」の文字と、ゲームに戻ることを指示す
るためのボタンがコントローラ3上の「×」ボタンであ
ることを表す「×ボタン」の文字が表示される。この図
8に示すメール確認ダイアログ105の表示を行った
後、着信通知アプリケーションプログラムは、ユーザに
より電子メールを読むことの指示がなされた(「○」ボ
タンが押された)か、或いはゲームに戻ることの指示が
なされた(「×」ボタンが押された)かの判断を行い、
「×」ボタンが押されたと判断したときには上記メール
確認ダイアログ105をクローズし、ポーズ状態を解除
して図2のステップS1へリターンし、ゲームプレイ状
態若しくはDVD再生状態に戻す。一方、ステップS3
5にて「○」ボタンが押され、電子メールを読むことの
指示がなされたと判断した場合、着信通知アプリケーシ
ョンプログラムは、ステップS36の処理に進む。
【0058】ステップS36の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、図1の携帯電話機4の
CPU等に対してアクセスを行い、上記受信した電子メ
ールをビデオゲーム機1へ転送するように指示し、当該
転送されてきた電子メールの内容を図9に示すようなメ
ール表示ダイアログ106を上記メール確認ダイアログ
105に代えて表示する。当該メール表示ダイアログ1
06には、例えば送信先アドレスを表す文字と、その送
信日時を表す文字と、タイトルを表す文字と、実際の電
子メールの内容を表す文字が配されるメール表示部10
9と、その電子メールの文章を上方向へスクロールする
上スクロールキー107と、下方向へスクロールする下
スクロールキー108と、メールの内容を確認したこと
をユーザが指示するためのボタンがコントローラ3上の
「△」ボタンであることを表す「メール確認OKは△ボ
タン」の文字とが表示される。なお、図9の例では、上
記送信先アドレスを表す文字として「From: abcdefg@hi
jk.ne.jp」が表示され、上記送信日時を表す文字として
「Data: 2000/10/7 20:56:43」が表示され、上記タイト
ルを表す文字として「お礼」が表示された例を表してい
る。また、図9の例では、上記受信した電子メールのみ
を表示する例を挙げているが、上記携帯電話機4内に記
憶されている過去の受信電子メールや送信電子メールを
呼び出して表示可能としてもよい。
【0059】図6のフローチャートに戻り、次に着信通
知アプリケーションプログラムは、ステップS37の処
理として、上記メール表示ダイアログ106によって電
子メールを確認したことの指示がユーザからなされたか
否かの判断を行う。着信通知アプリケーションプログラ
ムは、当該ステップS37において、上記コントローラ
3上の「△」ボタンが押されず、未だユーザが確認中で
あるときはステップS36とステップS37の処理を続
け、上記「△」ボタンが押されてユーザがメール内容を
確認したと判断した場合はステップS38の処理に進
む。
【0060】ステップS38の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記図9に示したメー
ル表示ダイアログ106を、図10に示すような指示待
機表示ダイアログ110に代えて表示する。当該指示待
機表示ダイアログ110は、例えば「ゲームに戻ります
か?」の文字とゲームに戻ることを指示するためのボタ
ンがコントローラ3上のスタートボタン28であること
を表す「startボタン」の文字とその形状を表す所
定のマーク102と、「1つ前の画面に戻りますか?」
の文字と1つ前にもどることを指示するためのボタンが
コントローラ3上の「×」ボタンであることを示す「×
ボタン」の文字を表示する。この図10に示す指示待機
表示ダイアログ110の表示を行った後、着信通知アプ
リケーションプログラムは、ユーザによりゲームに戻る
ことの指示がなされた(スタートボタン28が押されて
ポーズ状態解除が指示された)か、或いは1つ前の画面
に戻ることの指示がなされた(「×」ボタンが押され
た)かの判断を行い、「×」ボタンが押されたと判断し
たときには、上記図8に示したメール確認ダイアログ1
05の表示状態へ戻し、一方、スタートボタン28が押
されてゲームに戻ることの指示がなされたと判断した場
合には、上記指示待機表示ダイアログ110をクローズ
し、ポーズ状態を解除して図2のステップS1へリター
ンし、ゲームプレイ状態若しくはDVD再生状態に戻
す。
【0061】また、ステップS31においてポーズ機能
無しと判定し、ステップS39の処理へ進むと、着信通
知アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ等
を続行したままの状態で、上記図7に示したメール受信
ダイアログ103を表示することによって電子メールの
着信通知を行う。
【0062】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS40の処理へ進み、当該メール受信
ダイアログ103の表示開始から一定時間経過したか否
か判断し、一定時間経過したと判断したときには当該メ
ール受信ダイアログ103をクローズし、図2のステッ
プS1へリターンしてゲームプレイ状態に戻す。
【0063】一方、ステップS40において一定時間が
経過していないとき、着信通知アプリケーションは、ス
テップS41の処理として、例えばコントローラ3上の
セレクトボタン27が押されたか否か判定する。着信通
知アプリケーションプログラムは、当該ステップS41
にてセレクトボタン27が押されていないと判定した場
合はステップS39の処理に戻り、押されたと判定した
場合はステップS42の処理へ進む。
【0064】ステップS42の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、ゲームアプリケーショ
ンプログラムの例えばメニュー表示機能等を用いてゲー
ムプレイを停止させ、メニュー画面を表示させる。すな
わち、図3のフローチャートのステップS18の例と同
様に、本実施の形態の着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ゲームアプリケーションプログラムがポーズ機
能をサポートしていないような場合であっても、当該ゲ
ームアプリケーションプログラムのメニュー表示機能等
を用いて当該ゲームプレイを停止させるようなことをも
可能としている。
【0065】上記ステップS42にて例えばメニュー表
示がなされた後、着信通知アプリケーションプログラム
は、ステップS43の処理として、上記メニュー項目の
中からクローズ項目がユーザにより選択されるなどの指
示がなされたか否か判定し、クローズ指示がなされた場
合には、上記電子メール受信ダイアログ103とメニュ
ー表示をクローズすると共に、上記停止状態を解除して
図2のステップS1へリターンし、ゲームプレイ状態に
戻り、一方、クローズ指示がない時はステップS42に
戻る。
【0066】また、上記ステップS30において、中断
不可設定がON(中断可設定がOFF)に設定されてい
ると判定され、ステップS44の処理に進むと、着信通
知アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイを
続行したままの状態で、上記図7に示すメール受信ダイ
アログ103の表示による電子メール受信通知を行う。
【0067】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS45の処理へ進み、一定時間が経過
したか否か判定し、一定時間が経過していない間はステ
ップS44とステップS45の処理を繰り返し、一定時
間が経過したと判定した場合には上記メール受信ダイア
ログ103の表示をクローズし、図2のステップS1へ
リターンし、ゲームプレイ状態若しくはDVD再生状態
に戻す。
【0068】以上説明した図6のフローチャートのアル
ゴリズムによれば、前述の図3のフローチャートの例と
同様に、中断可設定がONになっており、さらにポーズ
機能がサポートされている場合には、電子メールの受信
があったときにゲームプレイやDVD再生をポーズ状態
にしてメール受信ダイアログ103を表示し、また、ポ
ーズ機能がサポートされていない場合には、ゲームプレ
イ等を続行したままでメール受信ダイアログ103を表
示すること、或いはメニュー表示機能等によりゲームプ
レイ等を停止させた状態でメール受信ダイアログ103
を表示することにより、ユーザに対して電子メールの受
信を確実に知らせることが可能となっている。また、本
実施の形態の着信通知アプリケーションプログラムは、
その受信した電子メールの内容確認をも可能としてい
る。
【0069】さらに、図6のフローチャートのアルゴリ
ズムによれば、中断可設定がOFFとなされている場合
には、ゲームプレイやDVD再生を続行したままでメー
ル受信ダイアログ103を表示することにより、ユーザ
に対して電子メールの受信を確実に知らせることを可能
にしていると同時に、例えばユーザがゲームプレイ中に
故意に電子メールの受信を行わせることで本来は一時中
断すべきでないものを故意に中断させて、例えばゲーム
の戦略を練るような時間を作為的に作る不正などを防止
可能となっている。なお、電子メールは、電子メールを
作成してから送信するという操作が必要になり、上記ゲ
ームプレイの作為的な一時中断を行わせるようなことは
困難である。このため、本実施の形態の着信通知アプリ
ケーションプログラムは、当該電子メール受信時のダイ
アログ自動表示処理ルーチンの場合に、上記ステップS
30,ステップS44,ステップS45の処理を行わな
いようにすることもできる。なお、上記説明において、
中断可設定のON/OFFやダイアログ自動表示設定の
ON/OFF等をユーザで設定できるようにする場合に
は、例えばゲーム開始前の画面上に、各設定画面を表示
し、コントローラ等の操作によりユーザが設定できるよ
うにすれば良い。図11には、中断可設定画面の一例を
示す。この図11に示す中断可設定画面111上にてユ
ーザは、カーソル102によってON又はOFFを指定
することにより、所望の状態を設定することができる。
この中断可設定画面111は、ゲーム等の最中でも、特
定のボタン操作を行うことによって画面表示し、その都
度設定を変えられるようにしても良い。
【0070】[電話着信時のダイアログ手動表示処理ル
ーチン]次に、図2のステップS5にて電話着信と判定
された場合の電話着信ダイアログ手動表示処理ルーチン
(ステップS8)について図12を参照しながら説明す
る。
【0071】この図12に示す電話着信時のダイアログ
手動表示処理ルーチンに進むと、着信通知アプリケーシ
ョンプログラムは、先ず、ステップS50の処理とし
て、上記ゲームプレイやDVD再生を続行したままの状
態で、電話着信の通知を行う。当該ダイアログ手動表示
処理ルーチンのステップS50の場合、上記電話着信通
知は、例えば図4に示したテレビジョンモニタ画面99
の例えば左上隅等に、「電話着信中」等の文字を表示す
ること、或いは、その文字を点滅させること、若しく
は、前記コントローラ3の振動発生機構を動作させるこ
とによる振動などにより実現できる。すなわち、当該ス
テップS50の際の電話着信通知は、前述の電話着信ダ
イアログ101のようにモニタ画面上の広い面積を占め
る表示により行うのではなく、ゲームの進行やDVD鑑
賞の妨げにならない手法を用いて行われる。なお、着信
通知アプリケーションプログラムは、上記電話着信通知
として、上記電話着信中の文字だけでなく、相手先の電
話番号、或いは、携帯電話機4内の電話帳等に記載され
た当該相手先の名前等を表示することも可能である。
【0072】次に、着信通知アプリケーションプログラ
ムは、ステップS51の処理へ進み、電話着信が終了し
たか否か判定し、着信が終了したと判定した場合には上
記電話着信通知の表示等を終了し、図2のステップS1
へリターンし、ゲームプレイ或いはDVD再生状態に戻
す。
【0073】一方、ステップS51において電話着信が
終了していないとき、着信通知アプリケーションは、ス
テップS52の処理として、例えばコントローラ3上の
セレクトボタン27が押されたか否か判定する。着信通
知アプリケーションプログラムは、当該ステップS52
にてセレクトボタン27が押されていないと判定した場
合はステップS50の処理に戻り、押されたと判定した
場合はステップS53の処理へ進む。
【0074】ステップS53の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、中断可設定がONか若
しくは中断不可設定がON(中断可設定がOFF)の何
れに設定されているかを判断する。着信通知アプリケー
ションプログラムは、このステップS53において、中
断可設定がONに設定されている場合にはステップS5
4の処理へ進み、中断不可設定がON(中断可設定がO
FF)に設定されている場合にはステップS57の処理
へ進む。
【0075】ステップS54の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ或い
はDVD再生をポーズ(一時中断)させる(現時点でポ
ーズできない状態である場合にはポーズ可能な状態にな
った時にポーズする)。当該ステップS54の後、着信
通知アプリケーションプログラムはステップS55の処
理へ進む。
【0076】ステップS55の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、ゲームプレイ或いはD
VD再生のポーズ状態(停止状態)で、前記図5に示し
た電話着信ダイアログ101の表示による電話着信通知
を行う。
【0077】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS56の処理として、ユーザによりコ
ントローラ3のスタートボタン28が押されることによ
るポーズ状態の解除指示がなされたか否かを判定し、ス
タートボタン28が押されてポーズ解除指示があったと
ときに、上記電話着信ダイアログ101の表示をクロー
ズした後、ポーズ状態を解除して図2のステップS1へ
リターンし、ゲームプレイ状態若しくはDVD再生状態
に戻す。
【0078】また、上記ステップS53において、中断
不可設定がON(中断可設定がOFF)に設定されてい
ると判定され、ステップS57の処理に進むと、着信通
知アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイを
続行したままの状態で、上記電話着信ダイアログ101
の表示による電話着信通知を行う。
【0079】その後、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、ステップS58の処理へ進み、コントローラ3
のスタートボタン28が押されて上記電話着信ダイアロ
グ101のクローズ指示がなされたか否か判定し、スタ
ートボタン28が押されたと判定した場合に、上記電話
着信ダイアログ101の表示をクローズし、図2のステ
ップS1へリターンし、ゲームプレイ状態若しくはDV
D再生状態に戻す。一方、クローズ指示がない時にはス
テップS57の処理に戻る。
【0080】以上説明した図12のフローチャートのア
ルゴリズムによれば、電話着信があったとしても、ユー
ザからの明示的な指示がない限り、着信ダイアログが表
示されることはなく、ゲーム進行やDVD鑑賞の妨げに
ならならない電話着信通知を可能としている。これによ
り、図12のフローチャートのアルゴリズムによれば、
例えば複数人でゲームを行っている場合において例えば
一人のゲームプレイヤーへの電話着信に対して着信ダイ
アログが自動的に表示されてしまい、全てのゲームプレ
イヤーに迷惑がかかるようなことを防止できる。
【0081】また、図12のフローチャートのアルゴリ
ズムによれば、ステップS50において、「電話着信
中」等の文字を例えば点滅させたり、コントローラ3の
振動発生機構を動作させることにより、上記電話着信を
ユーザに確実に通知することが可能となっている。特
に、本実施の形態において、着信通知アプリケーション
プログラムが例えばコントローラ3の振動発生機構を動
作させて着信通知を行うようにすれば、例えば弱視等の
視覚障害或いは聴覚障害をもった人であっても電話着信
中であることを認識できるバリアフリーな仕様が実現可
能となる。
【0082】なお、図12の例では、ゲームアプリケー
ションプログラムやDVD再生プログラムがポーズ機能
をサポートしているか否かに応じた処理は行っていない
が、前述の図3の例と同様にポーズ機能サポート状況に
応じた処理を行うようにしてもよい。上記ポーズ機能の
サポート状況に応じた処理を行うようにした場合、上記
図12のフローチャートのアルゴリズムでは、ステップ
S53以降の処理として、図3のステップS10以降の
処理を行うようにすればよい。ただし、この場合、図3
のステップS17のセレクトボタンと図12のステップ
S52のセレクトボタンが同じであるのは好ましくない
ため、ステップS17とステップS52の何れか一方を
別のボタンとすることが望ましい。
【0083】[電子メール受信時のダイアログ手動表示
処理ルーチン]次に、図2のステップS5にて電子メー
ル受信と判定された場合の電子メール受信ダイアログ手
動表示処理ルーチン(ステップS9)について図13を
参照しながら説明する。
【0084】この図13に示す電子メール受信時のダイ
アログ手動表示処理ルーチンに進むと、着信通知アプリ
ケーションプログラムは、先ず、ステップS60の処理
として、上記ゲームプレイやDVD再生を続行したまま
の状態で、電子メール受信の通知を行う。当該ダイアロ
グ手動表示処理ルーチンのステップS60の場合、上記
電子メール受信通知は、例えば図4に示したテレビジョ
ンモニタ画面99の例えば左上隅等に、「メール受信」
等の文字を表示すること、或いは、その文字を一定期間
点滅させること、若しくは、前記コントローラ3の振動
発生機構を一定期間動作させることによる振動などによ
り実現できる。なお、着信通知アプリケーションプログ
ラムは、電子メール受信の通知として、上記メール受信
中の文字だけでなく、相手先のメールアドレス、或い
は、携帯電話機4内のアドレス帳等に記載された当該相
手先の名前等を表示することも可能である。
【0085】次に、着信通知アプリケーションプログラ
ムは、ステップS61の処理へ進み、上記電子メール受
信通知開始後一定時間が経過したか否か判定し、一定時
間が経過したと判定した場合には上記電子メール受信通
知の表示等を終了し、図2のステップS1へリターン
し、ゲームプレイ或いはDVD再生状態に戻す。
【0086】一方、ステップS61において一定時間が
経過していないとき、着信通知アプリケーションは、ス
テップS62の処理として、例えばコントローラ3上の
セレクトボタン27が押されたか否か判定し、セレクト
ボタン27が押されていないと判定した場合はステップ
S60の処理に戻り、押されたと判定した場合はステッ
プS63の処理へ進む。
【0087】ステップS63の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、中断可設定がONか若
しくは中断不可設定がON(中断可設定がOFF)の何
れに設定されているかを判断し、中断可設定がONに設
定されている場合にはステップS64の処理へ進み、中
断不可設定がONに設定(中断可設定がOFF)に設定
されている場合にはステップS71の処理へ進む。
【0088】ステップS64の処理へ進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、上記ゲームプレイ或い
はDVD再生をポーズ(現時点でポーズできない状態で
ある場合にはポーズ可能な状態になった時にポーズす
る)させた後、ステップS65に進み、ゲームプレイ或
いはDVD再生のポーズ状態(停止状態)で、前記図7
に示した電子メール着信ダイアログ103を表示する。
【0089】次に、着信通知アプリケーションプログラ
ムは、ステップS66の処理として、上記コントローラ
3のスタートボタン28を押すことによる電子メールの
内容確認指示が、ユーザによりなされたか否かの判断を
行い、内容確認の指示がなされた場合はステップS67
の処理に進む。
【0090】ステップS67の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、前記図8に示したメー
ル確認ダイアログ105を表示し、ユーザにより電子メ
ールを読むことの指示がなされた(「○」ボタンが押さ
れた)か、或いはゲームに戻ることの指示がなされた
(「×」ボタンが押された)かの判断を行い、ゲームに
戻ることの指示がなされたときには上記メール確認ダイ
アログ105をクローズし、ポーズ状態を解除して図2
のステップS1へリターンし、ゲームプレイ状態若しく
はDVD再生状態に戻す。一方、ステップS67にて電
子メールを読むことの指示がなされた場合、着信通知ア
プリケーションプログラムは、ステップS68の処理に
進む。
【0091】ステップS68の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、図1の携帯電話機4か
ら上記受信した電子メールを転送するように指示し、当
該電子メールの内容を前記図9に示したようなメール表
示ダイアログ106上に表示する。
【0092】次に着信通知アプリケーションプログラム
は、ステップS69の処理として、上記メール表示ダイ
アログ106によって電子メールを確認したことの指示
がユーザからなされたか否かの判断を行い、ユーザがメ
ール内容を確認したと判断した場合にステップS70の
処理に進む。
【0093】ステップS70の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、図10に示したような
指示待機表示ダイアログ110を表示し、さらに、ユー
ザによりゲームに戻ることの指示がなされた(スタート
ボタン28が押された)か、或いは1つ前の画面に戻る
ことの指示がなされた(「×」ボタンが押された)かの
判断を行い、1つ前の画面に戻ることの指示がなされた
ときには上記図8に示した上記メール確認ダイアログ1
05の表示状態へ戻し、ゲームへ戻ることの指示がなさ
れた場合には、上記指示待機表示ダイアログ110をク
ローズし、ポーズ状態を解除して図2のステップS1へ
リターンし、ゲームプレイ状態若しくはDVD再生状態
に戻す。
【0094】また、ステップS63にて中断不可設定が
ON(中断可設定がOFF)であると判断されてステッ
プS71の処理へ進むと、着信通知アプリケーションプ
ログラムは、上記ゲームプレイ或いはDVD再生を続行
した状態で、前記図7に示した電子メール着信ダイアロ
グ103を表示する。
【0095】次のステップS72〜ステップS75まで
の処理は、ゲームプレイ或いはDVD再生が続行されて
いる状態であること以外は、ステップS66〜ステップ
S69の処理と同じであり、ステップS75においてユ
ーザがメール内容を確認したと判断した場合にステップ
S76の処理に進む。
【0096】ステップS76の処理に進むと、着信通知
アプリケーションプログラムは、図10の指示待機表示
ダイアログ110を表示し、さらに、ユーザによりゲー
ムに戻ることの指示がなされた(スタートボタン28が
押された)か、或いは1つ前の画面に戻ることの指示が
なされた(「×」ボタンが押された)かの判断を行い、
1つ前の画面に戻ることの指示がなされたときには上記
図8に示した上記メール確認ダイアログ105の表示状
態へ戻し、ゲームへ戻ることの指示がなされた場合に
は、上記指示待機表示ダイアログ110をクローズして
図2のステップS1へリターンし、ゲームプレイ状態若
しくはDVD再生状態に戻す。
【0097】以上説明した図13のフローチャートのア
ルゴリズムによれば、図12の電話着信時と同様に、電
子メール受信があったとしても、ユーザからの明示的な
指示がない限り、着信ダイアログが表示されることはな
く、ゲーム進行やDVD鑑賞の妨げにならならない電子
メール受信通知が可能となっている。
【0098】また、図12の例と同様、この図13の例
においても、着信通知アプリケーションプログラムは、
ステップS60において、「電子メール受信中」等の文
字を例えば点滅させたり、コントローラ3の振動発生機
構を動作させることにより、上記電子メール受信をユー
ザに確実に通知することが可能となっている。
【0099】さらに、図13に示すフローチャートのア
ルゴリズムでは、図12の例と同様に、ゲームアプリケ
ーションプログラムやDVD再生プログラムがポーズ機
能をサポートしているか否かに応じた処理は行っていな
いが、前述の図3の例と同様にポーズ機能のサポート状
況に応じた処理を行うようにしてもよい。このポーズ機
能サポート状況に応じた処理を行う場合、着信通知アプ
リケーションプログラムは、上記図13のステップS6
3以降の処理として、図6のステップS30以降の処理
を行うことになる。ただし、この場合、図6のステップ
S41のセレクトボタンと図13のステップS62のセ
レクトボタンが同じであるのは好ましくないため、ステ
ップS41とステップS62の何れか一方を別のボタン
とすることが望ましい。
【0100】その他、本実施の形態の着信通知アプリケ
ーションプログラムにおいては、上記図12のステップ
S50〜ステップS52や図13のステップS60〜ス
テップS62のように、電話着信や電子メール受信通知
をモニタ画面99の例えば左上隅等に表示或いは点滅さ
せたり、コントローラ3の振動発生機構を動作させ、そ
れに対するセレクトボタン27のON判定処理を、例え
ば前記図3の電話着信ダイアログ自動表示処理ルーチン
のステップS10の前段や図6の電子メール着信ダイア
ログ自動表示処理ルーチンのステップS30の前段で行
うことも可能である。これら図3や図6の着信ダイアロ
グ自動表示処理に、上記ステップS50〜ステップS5
2やステップS60〜ステップS62を適用した場合、
本実施の形態では、ゲーム進行中やDVD再生中に当該
着信通知を受け取ったユーザが、それらゲームプレイや
DVD鑑賞を中断せずにそのまま進行させてもよいと判
断した場合に、上記着信ダイアログを自動表示させるよ
うなことが可能となる。
【0101】また、本実施の形態では、上述したダイア
ログ表示や振動発生機構の動作等の着信通知の他に、例
えばゲームプレイ中の音やDVD再生中の音とは無関係
な音を発生させることにより、ユーザに対して着信通知
を行うことも可能である。この音による着信通知は、上
記ダイアログ表示や振動発生機構の動作とともに行うこ
とも、また、別に行うことも可能である。さらに、図1
2及び図13の処理において、中断可設定のON/OF
Fやダイアログ手動表示設定のON/OFF等をユーザ
で設定できるようにする場合には、図11で一例を示し
たように、ゲーム開始前の画面上に上記各設定画面を表
示し、コントローラ等の操作によりユーザが設定できる
ようにすれば良い。
【0102】なお、本実施の形態では、上記着信ダイア
ログ等の操作に使う操作ボタンとして、ゲームの進行中
に用いられるボタンを使用しないようにしており、これ
によって誤操作を回避可能としている。
【0103】また、上述した実施の形態では、主に携帯
電話機4を例に挙げて説明したが、パーソナルコンピュ
ータ5に対して電子メールの着信があった場合にも本発
明は当然適用可能である。
【0104】[ビデオゲーム機の内部回路構成]最後
に、上述した本実施の形態の着信通知アプリケーション
プログラムやゲームアプリケーションプログラム、DV
D再生プログラム等に応じて動作可能な図1のビデオゲ
ーム機1の内部回路構成について図14を用いて説明す
る。なお、当該ビデオゲーム機1は、前記メモリカード
スロット10A,10Bやコントローラポート11A,
11B、ディスクトレイ12、IEEE1394接続端
子16、USB接続端子15等を備え、内部CPUの動
作をアプリケーションプログラムにより変更可能な、本
件出願人が既に商品化しているビデオゲーム機と基本的
には同じものであるため、ここではその概略構成を簡単
に説明する。
【0105】本実施の形態のビデオゲーム機1は、上記
本実施の形態の着信通知アプリケーションプログラムや
ゲームアプリケーションプログラム等の各種のアプリケ
ーションプログラムに基づいて信号処理や内部構成要素
の制御を行うメインCPU40、画像処理を行うグラフ
ィックプロセッサ(GP)45、インターフェイス処理
を行うIOプロセッサ(IOP)47、前記DVDやC
D等の光ディスク9の読み出し制御や当該読み出された
データのデコードを行う光ディスク制御部53、上記メ
インCPU40に接続されるメインメモリ41(バッフ
ァ42を含む)、IOプロセッサ47が実行する命令や
データを保持するためのIOPメモリ46、主にオペレ
ーティングシステム用のプログラムが格納されたOS−
ROM55、音声信号処理を行うサウンドプロセッサユ
ニット(SPU)56を基本構成として備える。
【0106】メインCPU40とグラフィックプロセッ
サ45は、専用バス44で接続され、また、メインCP
U40とIOプロセッサ47はSBUS43により接続
されている。IOプロセッサ47と光ディスク制御部5
3,OS−ROM55,サウンドプロセッサユニット5
6は、SSBUS52により接続されている。
【0107】メインCPU40は、OS−ROM55に
格納されたプログラムや、光ディスク9から読み出され
てメインメモリ41にロードされたり、通信ネットワー
クを介してダウンロードされた、上述した本実施の形態
の着信通知アプリケーションプログラムや各種のゲーム
アプリケーションプログラム等を実行する。
【0108】グラフィックプロセッサ45は、例えばビ
デオゲームにおけるレンダリング処理等を行う。
【0109】IOプロセッサ47には、前述したコント
ローラ3が接続されるコントローラポート11、メモリ
カード7が装填されるメモリカードスロット10、US
B接続端子15、IEEE1394接続端子16が接続
され、上記コントローラポート11を介して接続された
コントローラ3、メモリカードスロット10を介して接
続されたメモリカード7、USB接続端子15を介して
接続された前述の携帯電話機4やパーソナルコンピュー
タ5との間でデータの送受や、プロトコル変換等を行
う。
【0110】サウンドプロセッサユニット56は、サウ
ンドバッファ57に格納されている圧縮波形データを、
メインCPU40からの命令に基づいて所定のサンプリ
ング周波数で再生することなどにより、様々なサウンド
を合成する。
【0111】なお、上述した実施の形態の説明は、本発
明の一例である。このため、本発明は上述の各実施の形
態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることはもちろんである。例えば、本発明のエン
タテイメント装置は、実施の形態で説明したビデオゲー
ム機に限定されるものではなく、DVDプレーヤなどで
あっても良い。さらに、プログラム実行装置に代えて、
パーソナルコンピュータにUSBケーブル等を介して携
帯電話機4を接続し、本実施の形態と同様に携帯電話機
4の着信通知やメール通知を行うようにしても良い。さ
らにまた、上記説明では携帯電話機4とビデオゲーム機
1とを専用ケーブル17で接続するようにしたが、無線
で接続しても良い。例えば、ビデオゲーム機1のUSB
接続端子15等に無線受信機を接続し、一方、携帯電話
機4側に無線送信機を取り付けることにより可能とな
る。ここでいう無線送信機及び無線受信機には、例えば
いわゆるブルートゥース(Bluetooth)等が用いられる。
また、本実施の形態の着信通知アプリケーションプログ
ラムは、メモリカード7やOS−ROM55等に格納さ
れた独立したプログラムであってもよく、或いは、例え
ばゲームアプリケーションプログラムの一部のプログラ
ムであっても良い。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムを実行中で
あっても、所定の端末への着信をユーザに対して確実に
認識させることができる。従って、例えばビデオゲーム
を行っている最中であっても、携帯電話機等への着信
(電話着信や電子メールの受信など)があったことをユ
ーザに対して確実に知らせることができ、また、必要に
応じてユーザがその着信に対して応答(電話着信への応
答や電子メールの内容確認)することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のプログラム実行システムの
全体構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の着信通知アプリケーションプロ
グラムにおけるダイアログ自動表示、手動表示と電話着
信、電子メール受信の判定処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図3】本実施の形態の着信通知アプリケーションプロ
グラムにおける電話着信時のダイアログ自動表示処理ル
ーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図4】テレビジョンモニタ画面と着信ダイアログの表
示例の説明に用いる図である。
【図5】電話着信ダイアログの一例を示す図である。
【図6】本実施の形態の着信通知アプリケーションプロ
グラムにおける電子メール受信時のダイアログ自動表示
処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図7】電子メール受信ダイアログの一例を示す図であ
る。
【図8】メール確認ダイアログの一例を示す図である。
【図9】メール表示ダイアログの一例を示す図である。
【図10】指示待機表示ダイアログの一例を示す図であ
る。
【図11】中断可設定画面の一例を示す図である。
【図12】本実施の形態の着信通知アプリケーションプ
ログラムにおける電話着信時のダイアログ手動表示処理
ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態の着信通知アプリケーションプ
ログラムにおける電子メール受信時のダイアログ手動表
示処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態のビデオゲーム機の内部回路の
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ビデオゲーム機、2…テレビジョンモニタ装置、3
…コントローラ、4…携帯電話機、5…パーソナルコン
ピュータ、6,8,17…ケーブル、9…光ディスク、
10A,10B…メモリカードスロット、11A,11
B…コントローラポート、12…ディスクトレイ、13
…オン/スタンバイ/リセットボタン、14…オープン
ボタン、15…USB接続端子、16…IEEE139
4接続端子、27…セレクトボタン、28…スタートボ
タン、34,35…USBコネクタ、40…メインCP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽角 亨 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 2C001 BA06 BA07 BB07 BB08 BD07 CA01 CA06 CB00 CB04 CB06 CB08 CC01 CC08 CC09 DA06 5K027 AA11 EE15 FF03 HH29 5K067 AA25 BB04 FF13 FF23 FF25 FF28 FF31

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信端末とデータ接続可能な接続
    部と、 プログラムの実行中に上記通信端末への着信の有無を検
    出する検出部と、 上記着信を検出したとき、当該着信を認識可能に通知す
    る通知信号を生成する通知部とを有することを特徴とす
    るプログラム実行装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム実行装置であ
    って、 上記着信を検出したとき、上記プログラムの実行を中断
    する中断部を有することを特徴とするプログラム実行装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプログラム実行装置であ
    って、 上記中断部は、上記プログラムの実行の中断を、自動若
    しくは明示的な指示により行うことを特徴とするプログ
    ラム実行装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載のプログラム
    実行装置であって、 上記中断部は、上記プログラムの実行が一時停止機能に
    対応するとき、当該一時停止機能を使用して上記プログ
    ラムの実行を中断することを特徴とするプログラム実行
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラム実行装置であ
    って、 上記中断部は、上記プログラムの実行が一時停止可能な
    状態にないとき、一時停止可能な状態になった時点で上
    記プログラムの実行を中断することを特徴とするプログ
    ラム実行装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3記載のプログラム
    実行装置であって、 上記中断部は、上記プログラムの実行が一時停止機能に
    対応しないとき、上記一時停止機能以外で当該プログラ
    ムの実行を停止可能な機能を探索し、当該探索された停
    止機能を用いて上記プログラムの実行を中断することを
    特徴とするプログラム実行装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のうち、いずれか
    一項に記載のプログラム実行装置であって、 上記通知部は、上記着信の種類に応じて、上記着信の通
    知態様を変更した通知信号を生成することを特徴とする
    プログラム実行装置。
  8. 【請求項8】 請求項2から請求項7のうち、いずれか
    一項に記載のプログラム実行装置であって、 上記中断部は、上記着信の種類に応じて、上記プログラ
    ムの実行の中断の可否を決定することを特徴とするプロ
    グラム実行装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のうち、いずれか
    一項に記載のプログラム実行装置であって、 上記通知部は、上記着信の通知信号としてモニタ画面上
    への表示信号を生成することを特徴とするプログラム実
    行装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプログラム実行装置で
    あって、 上記通知部は、明示的な指示に応じて、上記着信の内容
    をモニタ画面上へ表示するための内容表示信号を生成す
    ることを特徴とするプログラム実行装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のうち、いず
    れか一項に記載のプログラム実行装置であって、 上記通知部は、上記着信を振動により通知するための振
    動制御信号を発生し、上記振動制御信号により所定の振
    動手段を制御することを特徴とするプログラム実行装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のうち、いず
    れか一項に記載のプログラム実行装置であって、 上記通知部は、上記着信を音により通知するための音声
    信号を発生し、上記音声信号により所定の放音手段を駆
    動することを特徴とするプログラム実行装置。
  13. 【請求項13】 所定の通信端末とのデータ接続を検出
    し、 プログラムの実行中に上記通信端末への着信の有無を検
    出し、 上記着信を検出したとき、当該着信を認識可能に通知す
    ることを特徴とする着信通知方法。
  14. 【請求項14】 所定の通信端末と、 上記通信端末とデータ接続し、プログラムの実行中に上
    記通信端末への着信の有無を検出し、上記着信を検出し
    たときに当該着信を認識可能に通知するための通知信号
    を生成するプログラム実行装置と、 上記通知信号に応じて上記着信を通知する通知装置とを
    有することを特徴とするプログラム実行システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のプログラム実行シス
    テムであって、 上記通知装置は、モニタ画面を備えたモニタ装置からな
    り、上記プログラム実行装置から上記通知信号として供
    給された表示信号を当該モニタ画面上に表示することを
    特徴とする。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のプログラム実行シス
    テムであって、 上記通知装置は、所定の振動手段を備え、上記プログラ
    ム実行装置から上記通知信号として供給された振動制御
    信号に応じて上記振動手段を振動させることを特徴とす
    るプログラム実行システム。
  17. 【請求項17】 請求項14記載のプログラム実行シス
    テムであって、 上記通知装置は、所定の放音手段を備え、上記プログラ
    ム実行装置から上記通知信号として供給された音声信号
    に応じて上記放音手段を駆動することを特徴とするプロ
    グラム実行システム。
  18. 【請求項18】 所定の通信端末とのデータ接続を検出
    するステップと、 プログラムの実行中に上記通信端末への着信の有無を検
    出するステップと、 上記着信を検出したとき、当該着信を認識可能に通知す
    るステップとをコンピュータに実行させるための着信通
    知プログラムが記録された記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の記録媒体であって、 上記着信を検出したとき、上記プログラムの実行を中断
    するステップを含むことを特徴とする着信通知プログラ
    ムが記録された記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の記録媒体であって、 上記プログラムの実行の中断を、自動若しくは明示的な
    指示に応じて行うステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラムが記録された記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項19又は請求項20記載の記録
    媒体であって、 上記プログラムの実行が一時停止機能に対応するとき、
    当該一時停止機能を使用して当該プログラムの実行を中
    断するステップを含むことを特徴とする着信通知プログ
    ラムが記録された記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の記録媒体であって、 上記プログラムの実行が一時停止可能な状態にないと
    き、一時停止可能な状態になった時点で上記プログラム
    の実行を中断するステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラムが記録された記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項19又は請求項20記載の記録
    媒体であって、 上記プログラムの実行が一時停止機能に対応しないと
    き、上記一時停止機能以外で当該プログラムの実行を停
    止可能な機能を探索するステップと、当該探索された停
    止機能を用いて上記プログラムの実行を中断するステッ
    プとを含むことを特徴とする着信通知プログラムが記録
    された記録媒体。
  24. 【請求項24】 請求項18から請求項23のうち、い
    ずれか一項に記載の記録媒体であって、 上記着信の種類に応じて、上記着信の通知態様を変更す
    るステップを含むことを特徴とする着信通知プログラム
    が記録された記録媒体。
  25. 【請求項25】 請求項19から請求項24のうち、い
    ずれか一項に記載の記録媒体であって、 上記着信の種類に応じて、上記プログラムの実行の中断
    の可否を決定するステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラムが記録された記録媒体。
  26. 【請求項26】 所定の通信端末とのデータ接続を検出
    するステップと、 プログラムの実行中に上記通信端末への着信の有無を検
    出するステップと、 上記着信を検出したとき、当該着信を認識可能に通知す
    るステップとをコンピュータに実行させるための着信通
    知プログラム。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の着信通知プログラム
    であって、 上記着信を検出したとき、上記プログラムの実行を中断
    するステップを含むことを特徴とする着信通知プログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の着信通知プログラム
    であって、 上記プログラムの実行の中断を、自動若しくは明示的な
    指示に応じて行うステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラム。
  29. 【請求項29】 請求項27又は請求項28記載の着信
    通知プログラムであって、 上記プログラムの実行が一時停止機能に対応するとき、
    当該一時停止機能を使用して当該プログラムの実行を中
    断するステップを含むことを特徴とする着信通知プログ
    ラム。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の着信通知プログラム
    であって、 上記プログラムの実行が一時停止可能な状態にないと
    き、一時停止可能な状態になった時点で上記プログラム
    の実行を中断するステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラム。
  31. 【請求項31】 請求項27又は請求項28記載の着信
    通知プログラムであって、 上記プログラムの実行が一時停止機能に対応しないと
    き、上記一時停止機能以外で当該プログラムの実行を停
    止可能な機能を探索するステップと、当該探索された停
    止機能を用いて上記プログラムの実行を中断するステッ
    プとを含むことを特徴とする着信通知プログラム。
  32. 【請求項32】 請求項26から請求項31のうち、い
    ずれか一項に記載の着信通知プログラムであって、 上記着信の種類に応じて、上記着信の通知態様を変更す
    るステップを含むことを特徴とする着信通知プログラ
    ム。
  33. 【請求項33】 請求項27から請求項32のうち、い
    ずれか一項に記載の着信通知プログラムであって、 上記着信の種類に応じて、上記プログラムの実行の中断
    の可否を決定するステップを含むことを特徴とする着信
    通知プログラム。
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