JP2003249983A - 情報端末機能付き腕時計及び携帯電話 - Google Patents
情報端末機能付き腕時計及び携帯電話Info
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Abstract
等を有していないため、ユーザは、携帯電話機の上の小
さなカーソルキー等を操作して、個々の画像を選択して
眺めるのみならず、画像を合わせて総合的に楽しむよう
な携帯電話機を提供する。 【解決手段】 振動を検知することによって、振動の回
数又は種類に応じてビデオ編集機能又は電話番号の選択
といった各種機能を実行させ、より操作の簡便な携帯電
話機を提供する。
Description
示する腕時計及び携帯電話機に関し、特に、インターネ
ット等の電気通信回線を介しての情報の送受信(フェイ
スデザイン、メロディ、電子メール)が可能な情報端末
機能を付加した腕時計及び振動を検知する携帯電話機に
関するものである。
みならず年配者までをも虜にしたi−mode(登録商
標)、sky−web等の機能が搭載された携帯電話機
をはじめ、携帯端末は、今もなお改進の一途を辿ってい
る。
の蓄積されたサーバに接続し、そこからテキストデータ
のみならず、画像データもダウンロードして表示を行う
ことができる。そして、携帯電話機が記憶可能なメモリ
の増加と画像圧縮技術の向上に伴い、画像データとして
は静止画データのみならず、動画データも記憶し、表示
することが可能となっている。
カメラを内蔵することによって、携帯電話ユーザの操作
により、その場で撮影された映像データを保存し、後で
再表示したり、電子メールに添付して他のユーザが所持
する携帯電話に表示させたりするものもあり、携帯電話
機ユーザのおかれた環境を、遠隔地にいる他のユーザ
に、映像によってよりリアルに伝えることに貢献してい
る。
電話同士でやり取りされており、個々の携帯電話機には
多数の画像データが記憶されている。
が広く普及することとなったのは、携帯電話本来の機能
である電話機能自体は変わらないまま、待ち受け画像、
着信メロディ、電子メール、ゲーム、メモ(スケジュー
ル)といったFUN的要素を盛り込むことによって、ユ
ーザの趣向性を高めていったためであり、多くのユーザ
は、高機能が付加されたモノを好むようになってきてい
る。
前からユーザに身に付けられ或いは携帯されていた腕時
計について、従来は、腕時計本来の機能である時計表示
に加えて、スケジュールや住所録、画像などのデータを
内蔵した腕時計が存在するが(例えば、特許文献1参
照)、腕時計にインターネット等の電気通信回線を介し
ての情報の送受信が可能な情報端末機能を付加したもの
は存在していない。
ユーザにとっては、携帯電話機を持っていれば、その携
帯電話機に付加された時刻表示機能によって時刻を知る
ことができるから、ユーザは腕時計よりも携帯電話機に
依存しがちであり、腕時計への関心が薄れてきている。
ず、アラーム機能が搭載されているのが一般的であり、
従来の腕時計が有する全ての機能が携帯電話機に搭載さ
れている。
その本来の機能が通話機能にあるため、メモリに記憶さ
れた個々の画像データを表示することは比較的容易であ
るが、複数の画像を連続的にまとめてダイジェストとし
て表示したり、シーンの現れる順番を変更させて表示さ
せることは困難である。これは、携帯電話機が、通話を
するためのマイク及びスピーカを、ユーザの口及び耳に
それぞれ対応させなければならないという物理的制約か
ら、携帯電話機の小型化という観点よりも、むしろ軽量
化、薄型化が重視されてきたためであり、従来の携帯電
話機の操作数は、限られたボタンによって行われるため
である。そして、その操作は極めて煩雑となる。
ような操作ボタンやダイヤル等を有していないため、ユ
ーザは、携帯電話機の上の小さなカーソルキー等を操作
して、個々の画像を選択して眺めているに過ぎず、画像
を合わせて総合的に楽しむようなことをしていなかっ
た。
が、その本来の機能が通話機能にあるため、通話機能を
通信機能にまで拡充させることで、かかる通信機能付き
携帯電話機を構成することが可能であるのに比べ、腕時
計は、その本来の機能が時刻表示機能にあり、通信とい
う機能を付加するには馴染みがないものである。
の腕時計から防水性・耐久性に優れた大型の腕時計とい
うように、軽量化、薄型化という観点よりは、ユーザの
好みに応じて選ばれるものである。そして、腕時計につ
いては、腕に装着するものであるから、装着した違和感
がないくらいの大きさであればよく、携帯電話のように
持ち運びの煩わしさという観点はなく、腕時計の大きさ
自体が問題となることもなかったのである。
腕時計によって、時刻の確認がすぐにできるのである。
することによって、時計本来の機能を損なわずに、FU
N的要素を盛り込んだ腕時計を提供することである。
操作、例えば、腕時計自体又は携帯電話機を強く振っ
て、その回数に応じて各種機能を実行させることであ
る。
の目的を達成するために、振動を検知することによっ
て、振動の回数又は種類に応じて各種機能を実行させ、
より操作の簡便な携帯電話機を提供する。
介する情報の送受信を可能とし、時刻情報を表示する表
示部のフェイスデザインの変更、アラーム音の変更等を
容易に為しうる情報端末機能付き腕時計を提供する。
する。
えられた振動に対応して、各種機能の実行をすることを
特徴とする携帯端末。
の操作は、ボタン式やジョグダイヤル式が主流であった
が、更なる高機能化を実現するためには、他の操作方法
が必要となってくる。本発明によれば、携帯端末を振る
だけで、その振動を検知して、各種機能が実行される。
回振るだけで、特定の相手に電話を掛けられるように、
発信番号を呼び出すなどの機能が実行される。
能、電話番号の選択機能、および着信時のオフフック設
定機能からなる群より選ばれる一以上の機能であること
を特徴とする(1)記載の携帯端末。
で、動画を自動的に再生、編集、録画等する機能が実行
される。
的に動画編集を行う機能を搭載することによって、とき
にはユーザの意に反した結果となることになるが、毎回
違う結果が表示されるという観点からはかえって面白み
が増し、ユーザの趣向性を高めることができる。更に、
編集の仕上がった画像シーケンスを友人らと見せ合った
りして楽しむような、コミュニケーションツールとして
の役割も果たす。
であって、外部より与えられた振動を検知する振動検知
手段と、前記振動検知手段が検知した結果に応じて、前
記携帯端末に記憶された複数の前記画像データを表示す
る順番を、決定および表示する画像選択表示手段と、を
備える携帯端末。
ることを特徴とする(1)から(3)いずれか記載の携
帯端末。
扱いの簡明さに対する要求が強く、特に、内蔵された画
像データを編集するための操作は容易ではない。このよ
うな携帯電話機に、外部からの振動による各種機能の実
行をさせることにより、簡単に携帯電話機を操作させる
ことができる。特に記憶された画像データを、携帯電話
機を振るという簡単な操作で編集できることにより、ユ
ーザは、時と場所を選ばず、編集された画像を楽しんだ
り、仲間と見せ合ったりできる。
サーバとの間で情報の送受信を行う通信手段と、前記通
信手段が受信する情報を表示する表示部と、を備える情
報端末機能付き腕時計。
う時計本来の機能を発揮する表示部を有し、さらに、無
線通信を介しての情報の送受信が可能な情報端末機能付
き腕時計であるから、通信機能を付加した新たな腕時計
を提供することができる。
れているものでもよく、情報端末機能を有する外部デバ
イスとの通信を行う機能であってもよい。後者の場合の
デバイスとしては、携帯電話機、PHS等がある。な
お、腕時計本体に通信機能を搭載するよりも、腕時計を
装着しているユーザが持ち歩いている携帯電話機やPH
Sなどの別端末を利用して通信を行う方が、腕時計の小
型化という観点からすれば優れている。
計によって、以下のFUN的要素を盛り込むことが可能
となる。
前記表示部のフェイスデザイン画像データ、メロディア
ラーム音データおよび電子メールデータからなる群より
選ばれる一以上の機能であることを特徴とする(5)記
載の情報端末機能付き腕時計。
示部のフェイスデザインであるから、フェイスデザイン
をダウンロードすることによって、かかるフェイスデザ
インを容易に変更することが可能となる。
デザインが固定されているため、フェイスデザインを変
更するということは、時計を買い換えるということに他
ならないものであった。
機でいう待ち受け画面やPCでいう壁紙のように、ユー
ザの好みの画像をフェイスデザインとしてカスタマイズ
することができる。
て、時計を買い換えたのと同等のイメージを与えるもの
であり、グラフィカルな時計から、シックなもの等、フ
ェイスデザインのデザイナー次第で新鮮な感覚が楽しめ
ることとなる。
のはアラーム音としてのメロディであるから、メロディ
をダウンロードすることによって、かかるメロディを容
易に変更することが可能となる。
が固定されているため、メロディを変更するということ
は、時計を買い換えるということに他ならないものであ
った。
機でいう着信メロディのように、ユーザの好みの音楽を
アラーム音として変更することができる。
奏でる「音」に依存する生活は、もはや日常的といえる
のであり、ユーザの好みでいつでも音を変えられるよう
にすることで、新鮮な感覚が楽しめることとなる。
るのは電子メールである。現在は「メール型コミュニケ
ーション」が主流となり、かかるシステムを腕時計に搭
載することによって、腕時計に新たなFUN的要素を付
加し、腕時計の趣向性を高めることができる。
が腕時計の表示部に表示されることから、時刻を確認す
るような感覚で、簡単に電子メールのチェックを行うこ
とができる。
作成のための入力支援システムが必要となってくるが、
この場合には、腕時計と接続され、操作部の操作により
生じた軌跡を操作軌跡として入力する入力手段と、前記
操作軌跡を何らかの識別記号として認識する認識手段
と、を有し、前記操作部から入力された操作軌跡に基づ
いて、前記認識手段による識別記号の認識が行われるよ
うな機能を付加することによって、リストウオッチのよ
うに小型のデバイスからでも、難なくメールの作成が可
能となる。
用した場合、腕時計のスケジューラにテキスト入力を行
ったり、腕時計にメモ帳としての機能も持たせることが
できる。
て説明する。
明の実施の形態に係る携帯電話機の例を示す。携帯電話
機2は、ユーザが通話時に会話を行うためのマイク4及
びスピーカ6、また、通話のための電話番号や、電子メ
ール作成のための文字を入力する入力キーからなる操作
部8の他に、液晶表示器等により構成され、文字や静止
画、動画を表示するための表示部10を備える。また、
操作部8の入力キーの中には、特に表示部10に表示さ
れるメニューカーソルの表示位置を移動したり選択を行
うため、カーソルキー12及び選択キー14がある。
能が実行される。具体的には、ビデオ編集機能や電話番
号の選択機能がある。
に、携帯電話機自体を一度振るだけで通話状態にするこ
とができる。或いは、通話状態に携帯電話機自体を一度
振るだけで通話を切断することができる。さらに、別の
態様においては、携帯電話機自体を一度振るとA氏、二
度振るとB氏に電話を掛けるというような機能とするこ
ともできる。
持たせることで、録画したビデオ画像(例えば、3カッ
ト分とか)のデータを携帯電話機自体を振ることで、自
動的に編集したりできる。要するに、携帯電話機をシェ
ークする雰囲気を演出することで、動画を自動編集する
ことができる。携帯電話はユーザのシェーク動作によっ
て、意外性を持ったシーケンスを表示することになるの
である。
される画像の例を示す。(a)は猿16のシーンである
シーン1が表示され、(b)には富士山の景色18のシ
ーン2が表示され、(c)には花20のシーン3が、そ
して、(d)には招き猫22のシーン4が表示されてい
る。これらの画像は、ユーザが携帯電話機に内蔵された
ビデオカメラで撮った画像であったり、もしくは携帯電
話機の通信機能を用いて、ネットワークを通じて接続し
たサーバからダウンロードした画像である。これらの中
には静止画像及び動画像の両方が混在していてかまわな
い。
メニューなどと共に表示される。通常は、表示部10に
表示される選択メニューにしたがってカーソルキー12
をユーザが操作したり、表示部に表示される映像メニュ
ーから映像が選ばれることによって、個々の映像が表示
される特定のシーンが表示されているときに選択ボタン
が操作されると、そのときに表示されているシーン映像
が、編集対象として選択される。このようにして、ユー
ザが編集して表示させたい画像データと、表示しない画
像データとが区別される。この区別は後に説明するイン
デクステーブル(図7)の編集選択のフィールドに示さ
れる。
作され、携帯電話機が編集モードになった状態で、図3
に示すように、携帯電話機が手に持たれ振られると画像
編集が行われる。この編集は、ビデオのそれぞれのシー
ンが、例えば数秒の短いシーンにカットされ、順不同に
並び変えられて一つの画像シーケンスになるものであ
る。
電話機は表示部10に、先に編集を行ったシーケンスを
例えば図4に示すように表示する。
記憶されたそれぞれの映像の短縮版により構成された画
像シーケンスを映画のように見ることができる。
ては、携帯電話機全体を振ったり揺すったりすることを
説明したが、この他にも、振動を与える手段としては、
携帯端末の一部を手や指で叩くといったことであっても
良く、このような一部の振動を検知するセンサの設置は
公知の手段で行えるものである。
施の形態に係る携帯電話機のシステムブロック図であ
る。携帯電話機2は、制御部24と、表示部10と、操
作部8と、送受信回路26と、アンテナ26aと、着信
音出力部28と、音声入力部30と、音声出力部32
と、メモリ34とを備えている。制御部24は、メモリ
34に記憶させたプログラムに基づいて携帯電話機2の
各種制御を行う。
や画像を表示する。操作部8は、ユーザが携帯電話機2
の操作を行うためのものであり、カーソルキー12をは
じめ、操作キー等を有している。送受信回路26は、音
声等の送受信を行うための回路であり、無線基地局と交
信するためのアンテナ26aが接続されている。着信音
出力部28は、携帯電話機2に着信があった場合に着信
音を出力する。音声入力部30は、通話時にユーザの音
声を入力するためのマイク4を備えている。音声出力部
32は、ユーザに発信元からの音声を出力させるスピー
カ6を備えている。メモリ34には、携帯電話機2の制
御プログラム、電話帳データ、電子メールアドレス帳デ
ータ、送信/受信メールデータ、画像データ及びそのイ
ンデクステーブルデータが記憶される。振動センサ38
は、ユーザが携帯電話機2を振ったことを検知するもの
である。振動センサ38は、図6に示すように携帯電話
機2の中に設置される。携帯電話機2がユーザによって
上下に振られると、その加速度の変化に応じて振動セン
サ38の電気的抵抗値が変化する。この変化が電気信号
として制御部24により検知されるのである。振動セン
サはこの他にも、例えば、特開平05−005628号
公報に示されるような公知の技術で構成することが可能
である。
タが記憶されるが、この画像データが記憶・格納されて
いる場所を管理するインデクステーブルデータの構成を
図7に示す。インデクステーブルデータは、それぞれメ
モリに記憶された画像の1テーク分のシーン番号39ご
とに、メモリ上のアドレス41、データサイズ42、編
集選択40(編集・表示を行うか否か)を示す。
及び再生動作等について図8に示すフローチャートを参
照して説明する。
帯電話機のモードを示す変数を読み出して、携帯電話機
2の状態の判断を行う(ステップS11)。本ステップ
において編集モードにあると判断した場合、制御部24
は処理をステップS20に移す。この一方編集モードに
ないと判断した場合には、処理をステップS12に移
す。なお、モード変数は、ステップS15の処理の中
で、ユーザによって特定メニューの選択がされることに
よって変化する。
動センサ38からの信号が検知されたか否か判断する。
ここで、信号が検出されない場合には制御部24はステ
ップS20の処理を繰り返す。この一方で、振動の信号
が検出された場合には、制御部24は処理をステップS
21に移す。
記憶された画像データをインデクスから選ぶための乱数
値を求める。乱数は、例えば、制御部の演算によって行
なうが、振動信号20を待ちながらステップS20の処
理を繰り返す回数に基づいて発生することとしても良
い。
めた乱数値によって、インデクステーブルから1テーク
分の画像を選択し、そのインデクスをメモリ上に配置さ
れた再生リストテーブルに登録する。
ルに登録された画像の全てがステップS22において選
択されたか否かを判断する(ステップS23)。本ステ
ップにおいて、登録された画像が全て選択されたと判断
した場合には、制御部24は処理をステップS11に移
す。一方で、登録された画像がまだ選択されていない場
合には、制御部24はステップS20からの処理を繰り
返す。
モリ34に記憶されたモード変数を読み出して、携帯電
話機2の状態がシーケンス再生モードにあるか否かの判
断を行う。本ステップにおいてシーケンス再生モードに
あると判断した場合、制御部24は処理をステップS3
0に移す。この一方で、再生モードにないと判断した場
合には、処理をステップS13に移す。
再生リストテーブルに登録された画像をリストの順に再
生する。画像の再生は、再生リストテーブルに登録され
た画像のインデクスから、該当するインデクステーブル
のメモリアドレス欄を参照して、メモリ上の画像データ
を読み出すことによって行う。制御部24は読み出した
画像データを表示部10に表示させる。
生リストテーブルに登録された全ての画像データが再生
され尽くしたか否かを判断する。本ステップにおいて、
全ての画像データの再生が終わったと判断した場合に
は、制御部24は処理をステップS11に移す。この一
方で、まだ再生されていない画像データがあると判断し
た場合には、制御部24は処理をステップS30に移
し、再生リストテーブルに登録された次の画像データの
再生を行う。
携帯電話機2が着信状態にあるか否かを判断する。本ス
テップにおいて、着信状態すなわち、誰かから電話がか
かってきており、着信音出力部28のスピーカから着信
音が鳴っている状態にあると判断した場合、制御部24
は、処理をステップS40に移す。この一方で着信状態
で無い場合には、制御部24は、処理をステップS14
に移す。
動センサ38からの信号が検知されたか否か判断する。
ここで、信号が検出されない場合には制御部24はステ
ップS11に処理を移す。この一方で、振動の信号が検
出された場合には、制御部24は処理をステップS41
に移す。ステップS41において制御部24は、携帯電
話機をオフフック状態にして通話可能にする。
がなった時に、ユーザが携帯電話機を振っただけで、ボ
タン等の操作なしに即通話可能となる。
は、携帯電話機2がアイドル状態にあるか否かを判断す
る。本ステップにおいて、アイドル状態すなわち、通話
中で無く、誰からも電話がかかってきていない状態にあ
ると判断した場合、制御部24は、処理をステップS5
0に移す。この一方でアイドル状態に無い場合には、制
御部24は、処理をステップS15に移す。
振動センサ38からの信号が検知されたか否か判断す
る。信号が検出されない場合には制御部24はステップ
S15に処理を移す。この一方で、振動の信号が検出さ
れた場合には、制御部24は処理をステップS51に移
す。ステップS51においては、制御部24は、何回分
の振動が検知されたのか、振動回数を測定する。次にス
テップS53において、制御部24はステップS51に
おいて測定した振動回数に対応する、メモリに配置され
た電話帳リストの電話番号を発信する。ここで、電話帳
リストとは、ユーザが特定の電話番号を登録するための
メモリ上に配置されたテーブルである。
が携帯電話機を振った回数に応じて、電話帳リストデー
タに登録された所定の携帯電話に通話させることが可能
となる。
は、操作部8のボタンの操作に応じた処理等を行う。
開閉部を回転可能な状態としておくことで、新たな付加
機能を持つ携帯電話機を提供することができる。
形態に係る情報端末機能付き腕時計を図9に示す。情報
端末機能付き腕時計45は、時刻47を表示するための
LCDパネル46、電源スイッチ48及び表示画面変更
スイッチ49を備える。LCDパネル46には、時刻4
7の他、フェイスデザインを全面に表示することができ
る。このフェイスデザインは、表示画面変更スイッチ4
9が操作されることによって、通信接続された外部サー
バから別のものがダウンロードされて更新表示すること
ができる。したがって、ユーザは、現在表示されている
フェイスデザインに飽きた場合には、表示画面変更スイ
ッチ49を操作して、新たなフェイスデザインをLCD
パネル46に表示させることができるようになる。
ロック図を図10に示す。
能付き腕時計45は、LCDパネル(表示部)46と、
この表示動作を制御するLCDドライバ53と、時刻情
報を計測するリアルタイムクロック(RTC)52と、
RTC52に所定の振動数のパルス信号を出力する水晶
振動子57と、電源スイッチ48及び表示画面変更スイ
ッチ49と、バッテリー55と、これらの各機器を制御
するマイクロプロセッシングユニット(MPU)51
と、が設けられている。MPU51はROM62に内蔵
されたプログラムに基づいて各種処理を行う。
情報がMPU51に出力され、このMPU51が、時刻
情報及びROM62に格納されている表示画面データに
基づき、LCDドライバ53を介してLCDパネル46
に表示を行う。
信部からなる通信手段61が接続されており、この通信
手段によって、インターネット等の電気通信回線を介し
ての情報の送受信が可能となる。具体的には、フェイス
デザイン、アラーム音としてのメロディ、電子メールの
送受信が可能である。
辺構成を示す。情報端末機能付き腕時計45は、内蔵す
る通信手段61により、携帯電話と同様、基地局71に
無線通信接続を行う。そしてそこから、インターネット
73を介して、サーバ75に接続を行う。サーバ75に
は、情報端末機能付き腕時計45がダウンロードして利
用するためのフェイスデザインのデータが蓄積されてい
る。
変更スイッチ49が操作されると、その操作内容に対応
して、ユーザのサーバ75から、フェイスデザインのデ
ータをダウンロードする。そして、ダウンロードしたデ
ータをLCDドライバ53を通じてLCDパネル46に
表示する。
情報端末機能付き腕時計45のMPU51のフェイスデ
ザイン変更動作等について図12に示すフローチャート
を参照して説明する。
が操作されたか否かの判断を行う(ステップS10
1)。本ステップにおいて表示画面変更スイッチ49が
操作されたと判断した場合、MPU51は処理をステッ
プS102に移す。この一方で、表示画面変更スイッチ
49が操作されていないと判断した場合には、処理をス
テップS105に移す。
無線通信装置を備える通信手段61を制御して、無線通
信により、基地局71を通じてサーバ75に通信接続を
行う。次に、MPU51は、ステップS103におい
て、サーバ75からフェイスデザインデータをダウンロ
ードする。次に、MPU51は、ステップS104にお
いて、サーバ75からダウンロードしたデータを、LC
Dドライバ53に書き込むことによって、LCDパネル
46に表示して、処理をステップS105に移す。
は、フェイスデザインデータのダウンロード処理以外の
通常の時計としての処理を行う。
ース56を介して外部接続端子60が接続されており、
外部接続端子60に、メール作成のための入力支援シス
テムを接続することによって、メールを作成し、送信す
ることが可能である。
時」をのせた標準電波を受信し、MPU51によってR
TC52の時刻を自動修正する電波時計として機能させ
ることもできる。この場合情報端末機能付き腕時計45
は、フェイスデザインのデータが蓄積されたサーバ75
ではなく、時刻情報を提供する別のサーバに接続するこ
ととなる。
動を検知して、各種機能が実行されるように構成され
る。このことによって、携帯電話機は、例えば、携帯電
話機を振るだけで、内部に記憶された画像データを自動
的に編集し、編集されたシーケンスを表示する。従来携
帯電話機の操作ボタン等の制約から困難であった画像の
編集が携帯電話機上で気軽に行えるようになる。編集さ
れたシーケンスは、ときにはユーザの意に反した結果と
なることになるが、毎回違う結果が表示されるという意
外性からは面白みがあり、ユーザの趣向性を高めること
ができる。
答や、特定のユーザに電話をかけることも、ボタン操作
なしに、携帯電話自体を数回振るだけで可能となり、ユ
ーザに対し簡易な操作手段を提供する。
からは切り離せない、操作の複雑さといった問題からユ
ーザを解放し、楽しく画像編集や、通話操作を行うこと
ができるようになる。
よって、時刻情報を表示する表示部のフェイスデザイン
の変更、アラーム音の変更等を容易に為しうる情報端末
機能付き腕時計を提供することができ、時計本来の機能
を損なわずに、FUN的要素を盛り込んだ腕時計を提供
することがきる。
である。
に表示される図の例である。
与えている場面を示す図である。
る画像シーケンスを示す図である。
ロックを示す図である。
れた振動センサを示す図である。
に配置されるインデクステーブルの例を示す図である。
置の処理フローを示す図である。
付き腕時計の外観を示す図である。
能付き腕時計のシステムブロック図である。
能付き腕時計を含む接続を示す構成図である。
能付き腕時計の処理フローを示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 外部よりその一部または全体に与えられ
た振動に対応して、各種機能の実行をすることを特徴と
する携帯端末。 - 【請求項2】 前記各種機能は、ビデオ編集機能、電話
番号の選択機能、および着信時のオフフック設定機能か
らなる群より選ばれる一以上の機能であることを特徴と
する請求項1記載の携帯端末。 - 【請求項3】 画像データを記憶可能な携帯端末であっ
て、外部より与えられた振動を検知する振動検知手段
と、前記振動検知手段が検知した結果に応じて、前記携
帯端末に記憶された複数の前記画像データを表示する順
番を、決定および表示する画像選択表示手段と、を備え
る携帯端末。 - 【請求項4】 前記携帯端末は、携帯電話機であること
を特徴とする請求項1から3いずれか記載の携帯端末。 - 【請求項5】 電気通信回線を通じて接続されたサーバ
との間で情報の送受信を行う通信手段と、前記通信手段
が受信する情報を表示する表示部と、を備える情報端末
機能付き腕時計。 - 【請求項6】 前記通信手段が受信する情報は、前記表
示部のフェイスデザイン画像データ、メロディアラーム
音データおよび電子メールデータからなる群より選ばれ
る一以上の機能であることを特徴とする請求項5記載の
情報端末機能付き腕時計。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002367356A JP2003249983A (ja) | 2001-12-18 | 2002-12-18 | 情報端末機能付き腕時計及び携帯電話 |
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JP2001-385217 | 2001-12-18 | ||
JP2002367356A JP2003249983A (ja) | 2001-12-18 | 2002-12-18 | 情報端末機能付き腕時計及び携帯電話 |
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Publications (2)
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