JP4169077B2 - 端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音源を有して情報通信が可能な携帯端末装置に係り、接続処理中及び情報通信中における利用者の手持ちぶさた解消に好適な携帯端末装置に関する。
携帯電話機を始めとする携帯端末装置においては、小形、軽量化が進む一方で、インターネット機能の搭載など高機能化の努力がなされてきた。また、キースイッチ操作の確認音や誤操作時の警告音の発生、あるいはメッセージ着信時の振動と音による告知など環境にも配慮して使い易さを増進するための努力が積み重ねられてきた。上記従来技術は主として通信機能に密着した誤操作の防止、あるいは社会環境への対応などの機能面に重点があり、操作時における遊び心を提供することについては、あまり考慮されてこなかった。しかし、最近になって、高機能化が一応の水準に達し、操作時における遊び心が求められている。例えば、特許文献1には、携帯電話を楽しく使用できるように、事前に準備した音楽や音声を通話音に重畳することが記載されている。
特開平11−55379号公報
特許文献1に記載されたものは、通話音に事前に準備した音楽や音声等の音を重畳するものであり、もともと多チャンネル化のために情報量を節約している電話音声の明瞭さを損なうものである。そのため、通信の面から言えば望ましいとは言えない。このような手段は良い音を望んでいる使用者からすれば不満の残るものといわざるを得ない。
本発明の目的は、ホームページにアクセスする際にユーザの好みのデータを再生し、ユーザを楽しませることが可能な端末装置を提供することにある。
本発明にかかる端末装置は、複数種類のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶されたデータを再生するする再生手段と、ホームページに接続可能な通信手段と、ユーザが指示を入力する際に用いられる操作手段と、前記操作手段により入力された登録指示に応じて、ホームページに接続するために用いられるURL情報と前記データ記憶手段に記憶された複数種類のデータの中の1つとを関連付けた設定データを登録する登録手段と、前記操作手段によりホームページへの接続指示が入力された場合に、前記設定データに基づいて、前記データ記憶手段から前記ホームページのURL情報に対応するデータを読出し、前記再生手段により前記データを再生するように制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ホームページにアクセスする際にユーザの好みのデータを再生し、ユーザを楽しませることが可能な端末装置を提供することができる。
本発明の実施の形態を図1から図13により説明する。本実施の形態は、本発明を携帯端末装置としての携帯電話機に適用したものである。最近の携帯電話機は単に移動電話機としてだけではなく、インターネット端末機能、高音質の着信メロディ再生やゲーム機としてのエンタテインメント機能を搭載した多機能端末装置となっている。本実施例の携帯電話機の外観を図1に示す。前面には上から順に受話器1、カラー液晶を用いたディスプレイ(表示器)2、キースイッチ3A、送話器4が配置され、右前面上部には着信表示用の発光ダイオード5が配置される。図示されていない後面にはディスプレイ2の反対面に高音質スピーカ、キースイッチ3Aの反対面にバッテリーが配置され、後面右側にアンテナ6が配置されている。下側側面には外部接続端子、中央右側面には機能をユーザが決めることのできるキースイッチ21、22、左上部側面には図示されていないモード切り替えスイッチが配置されている。
本実施例が保持する機能は大きく分けると電話機の基本機能、インターネットを使用するホームページブラウザ機能、電子メール機能、音楽再生機能、ゲーム機機能などである。インターネット機能や音楽再生機能をより効果的にするために、液晶表示器はより広い表示面をを有してカラー化され、スピーカは電話用の受話器1よりも寸法が大きく再生周波数の範囲が広い高音質なスピーカが用いられる。
これらの機能を選択するのは、キースイッチ3Aで行う。電源キー11、電話機フックのON、OFF切り替えを行う発信キー12、プッシュフォン電話機のものと同じ数字キーおよび*、#からなるダイヤルキー13が電話機としての基本機能スイッチである。上記の多くの機能を使用するために、ディスプレイ2に表示されたアイコンを選択するためのキーとして、カーソルを上下左右に移動するためのキー、14、15、16、17と確定キー18が設けられている。ディスプレイ2に表示された文字をクリヤキー23で消去できる。また、使用頻度の高い機能をセットしておき、これを直接起動できるキーとしてソフトキーL19、ソフトキーR20、ダイレクトキーA21およびダイレクトキーB22が設けられている。
本実施例の回路ブロック構成を図2により説明する。通信機能はアンテナANTと高周波回路RFで構成される。高周波回路RFにはアンテナANTで受けた電波からコード化されたディジタル情報を抽出する受信機能と、コード化された情報を送信用の信号に変換し、増幅する送信機能を持っている。高周波回路RFはインターフェースバスBUSとの間で信号の入力/出力を行う。使用者の声は送話器MICでアナログ電気信号となり、アナログディジタル変換器でディジタル信号に変換され、インターフェースバスBUSに伝達する。この情報は制御手段であるマイクロコンピュータ内のプログラムとして構成された音声音喚器VOCで必要最小限のディジタル情報に圧縮される。また、音声変換器VOCはインターフェースバスBUSを通して受けた音声を変換したディジタル信号をアナログ信号に変換し、増幅器AMSを通して受話器RECを駆動する。キースイッチのON/OFF状態はスイッチインタフェースIFでディジタル信号に変換されインターフェースバスBUSを通して制御手段であるマイクロコンピュータMPUに伝達される。表示手段としての液晶ディスプレイ2に表示する情報はMPUから液晶ドライバLDCDRVに出力され、液晶ドライバLDCDRVで液晶パネル用信号に変換されて液晶パネルLDCを駆動し、表示される。電話着信あるいは電子メール着信の場合に、発光ダイオードドライバDRLやモータドライバDRMに、マイクロコンピュータMPUからインターフェースバスBUSを通して駆動信号が入力され、発光ダイオードLEDを光らせたり、モータMOTを回転させてバイブレータを作動させる。これらの動作の組み合わせや個々の動作パターンは半固定保持メモリEPROMに制御用データとして記憶されている。着信を報知するために、従来のブザーのような単調な音でなく、聞いて心地良い音楽を鳴らすことが一般的になっており、本実施例においても、その目的で音の再生特性に優れたスピーカSPK(高音質スピーカ)を用いている。スピーカSPKを駆動するための回路として、ディジタルアナログ変換器DAS、増幅器AMSが設けられている。以上の各構成要素を作動させる制御プログラムおよび各種データが、非通電時でも記憶を保持できる半固定保持メモリEPROMに記憶されている。一方、一時的な処理のために必要な情報は一時記憶メモリRAMに記憶される。
次に、本実施例の機能について説明する。本実施例の基本機能は携帯電話機能および電子メールである。これらの機能を使い易くするための多くの設定やメモリ機能を簡単かつ分かり易くするために以下のような機能および手順を設定している。最初に、電源キーを押して、初期画面がディスプレイ2に表示される。初期画面を図3に示す。この状態では、ダイヤルキー13で相手先の電話番号を入力したのち、発信キー12を押すことにより、電話をかけることができる。また、相手から当該携帯電話機に電話が入った時に着信ランプ5の発光させる、バイブレータを作動させるあるいは、高音質スピーカから着信メロディーを鳴らすなどを実行し、使用者が発信キー12を押すことにより、受話器1が相手の音声を鳴音し、自分の声がマイク4から入力される。もう一つの基本機能である電子メール機能はダイレクトキーA21を押すことによってインターネットモードに切り替わって、ブラウザとして携帯電話機として機能する。または、ダイレクトキーB22を押すことによって電子メール端末として、携帯電話機が機能するようになる。上記それぞれのダイレクトキーの機能は、出荷時の設定であり、希望のキーの状態にしておいて、ソフトキーR20を押すことにより別の機能を登録できる。すると、当該ダイレクトキーを押すと直接その機能に変わって、ワンタッチでその機能を使うことができる。
本実施例においては、各種機能をメニュー方式で設定することができる。メニュー機能の構成は図4のように階層構造になっている。上記初期状態において、確定キー12を押すとディスプレイ2はメニュー画面に切り替わる。メニュー画面は図5のように、12のアイコンが並んでおり、同じ配置関係になっている12個のダイヤルキーの中から一つを押して希望の機能グループを選択する。
前述のように、各機能グループを表すアイコンがディスプレイ2の上記ダイヤルキーと対応した位置に表示されるので、機能グループとキーの対応を記憶していなくとも的確なキー選択が可能である。たとえばダイヤルキー“2”を押して効果音に関する機能グループを選択するとディスプレイ2は図6(a)の画面に切り替わる。ここで例えば確定キーを押すと初期設定の着信音量のメニューとなり、図6(b)の画面となる。ここでまた確定キー18を押すと着信音量が通常音量に設定される。ここで上キー14を押すと音量レベルが大きく設定され、下キー15を押すと音量レベルが小さく設定される。希望の状態のところで確定キー18を押して設定を確定する。仮に、図6(b)の状態が希望の状態で、ダイレクトキーを押すだけでその状態になるようにしたい時はソフトキーR20を押して、ダイレクトキー登録状態にする。ディスプレイ2にはポップアップメニューが出てその中に表示「ダイレクトキーA」が上に、「ダイレクトキーB」が下にならんで表示されるので、上キー14を押した後、確定キー18を押すことにより、ダイレクトキー1に現在の状態が登録される。上記ソフトキー19、20、上キー14、下キー15、確定キー18、ダイヤルキー13、クリアキー23は入力手段3Aとなる。なお、ダイレクトキー21、22に音の種類、条件等の入力に関する機能が割り当てられているときは、ダイレクトキー21、22も入力手段に含まれる。
操作手順は上記のようなものであるが、音関係の機能としては図11に示すようにキーのメニュー種別M21からM23までは着信音関係で、M24はキー押し操作時の操作音を出すか、否かの設定であり、M25は電源を入れた時の効果音の有無を設定、M26は通信中の通話品質の警報音を出すか、否かの設定、M27は時計アラームに設定された時刻にアラーム音を鳴らすか、否かの設定、M28は着信メロディーを自分で作曲することに関する設定である。M21というのは音関係のメニューM2*の中での並び順1を表し、図6(a)の状態の一番上に配置されたメニューである。図6(a)から更に次の選択画面に移ればM2**のような3桁の数字のメニューとなる。これらの音の大きさはモード切り替えスイッチでノーマル、セーフティ、サイレントの3つのモードに設定することにより、所定の内容に切り変わる。初期設定状態は次のような内容に設定されている。サイレントモードは着信音を鳴らさずに、バイブレータが振動し、相手には“ただ今、電話に出られません・・・・・”というメッセージが送られる。セーフティモードは着信音が5秒間鳴り、“ただ今、運転中です・・・・・”というメッセージが相手に送られる。ノーマルモードでは着信音が鳴りつづける。使用者が状況に応じて上記モードから適切なモードを選択する事により、周囲に対して迷惑になるような騒音を出さない、あるいは着信音に気を取られて危険な運転をしてしまうことを予防することができる。
効果音は、高音質スピーカを用いて鳴音させる。高音質スピーカの音源データは半固定保持メモリEPROMに格納されている。マイクロコンピュータMPUは所定の時間区間毎に、上記半固定保持メモリEPROMのデータを読み出し、これをディジタルアナログ変換器ADSでアナログ信号にして高音質スピーカSPKから音を出す。なお、通常の電話音声の処理はマイクロコンピュータMPU内のプログラムとして実現されている音声変換器で行われる。
効果音が有用な状況としては、第1に使用者が操作を正しく行うように補助することがある。この例としては、キースイッチが押されたことを確認する、誤ったキーを押していることを警告する、重要な動作モードの切り替わりを警告するなどがある。これらは、状態の変化に際し出す音であり、短時間である。一方、着信を示す音は、電話に出るまでの間鳴り続けるため、数秒間鳴りつづける場合が多い。従来はこれら効果音に関して配分されるデータ量が少なかったため、効果音としては単調な音色しか出せなかった。
これに対し、本実施例では、複数の音源データを大容量の半固定保持の保持メモリEPROMに格納しているため、使用者の好みや、使用している機能に応じて効果音の音色を変更することが可能である。個別の機能ごとに設定することもできるが、それでは設定する手間がかかるので、機能メニューの一つとして、全ての音を同時に予め設定してある効果音の組み合わせに変更することができる。図12に示した例では3つの効果音グループを作っている。図12のシーンというのは携帯電話機の分類された使用状態であり、サブシーンは更にそれを区分けしたものである。3つのグループ(一般、拡張、拡張A)の「先頭」は、各グループにおける各シーンあるいは各サブシーンに再生する効果音の音源データの先頭番地を表し、右の「量」の欄の値は、上記音源データの容量を示している。第1の一般グループは従来の効果音と同様なもので、音色と発音パターンは単純で、効果音を鳴音する機能も従来通りである。一方、拡張グループの効果音は、PCM変調された楽器音などを音源データとしており、聞いて心地よい音を選定したものである。キー操作音の0から*はプッシュホンの音であり、他の形式の電話と共通の音になるように設定されている。マイクロコンピュータが、効果音再生プログラムを起動し、図12に記載された位置を先頭とするデータを呼び出し、所定の時間間隔でディジタルアナログ変換器に対し出力すると、アナログ信号が出力され、これを増幅した信号が高音質スピーカを駆動し、音を出す。
図4に示す機能メニューにおいてM9の項に、効果音を変更する機能がM94として配置され、グループで一括して音源データを変更するメニューや個別に変更するなどの図13に示すメニューが配置されている。効果音機能機能全体を図12の標準、拡張、拡張Aの縦方向に分けるグループ分け(M941)と、図12のシーン番号毎に標準、拡張、拡張Aに分けるグループ分け(M942)ができる。メニュー機能のなかの選択機能により、どれかの効果音グループを選択すると、各グループごとに各シーンの各機能あるいは各キー操作に割り当てられた音源データの音がそれぞれのタイミングで鳴音する。例えば全体を図12の「標準」から「拡張」に変更したい場合は、メニューをたどって行きM941の画面にし、上キー14あるいは下キー15を用いて拡張を選定し(図7の画面状態)、確定キー18を押すことにより変更することができる。シーン毎の変更は同様にM942を選定し、確定すると、M942の画面になり、そこでシーンあるいはシーン番号を選定し(図8a)、確定すると、サブメニューになり、そこで標準、拡張、拡張Aのいずれかを選定し(図8b)、確定する。これらの手順は基本的には同じである。
音源データの設定は、出荷時に設定されているが、使用者が自分で個々に設定することが可能である。設定方法の第1は上記と同様のもので、M943の画面にして、シーン(図9a)およびサブシーンの設定をし(図9b)、音源の選定を行う。音源の選定はメニュー画面の音源名称あるいは番号によって判別するか、カーソルの位置している効果音が鳴音するのでそれを聞いて選定する。音の呼び出しは上キー14あるいは下キー15でメニューに表示された効果音の名称にカーソルを移動し(図9c)、確定キーを押すことにより、再生をさせる。再生を開始すると、メニュー画面に登録するか、効果音の選定に戻るかの表示が出ている(図9d)ので、確定キー18を押すと登録する。
第2の方法は実際に使用しながら、その状態で、音源の設定を行うものである。この場合、音源設定モードに入ることが必要なため、その状態が持続するシーンである必要がある。そのようなシーンとしてはお気に入りホームページ設定などの設定処理やホームページのダウンロードなど時間がかかる処理が考えられる。これらのシーンの持続時間も数秒の場合があるので、音源設定に入った後、しばらくは本来の動作である通話やホームページの閲覧等を行い、それらの終了後に、音源設定を行なわなければならない場合がある。マイクロコンピュータはそれまでの処理でシーンおよびサブシーンの検出をしており、図9bと同等の状態になっている。音源設定そのものの方法は第1の方法の図9bより後の処理をすれば良い。第1およびインターネットでダウンロード待ちの時の効果音を想定した第2の方法の手順を図10に示す。選択された音源データの先頭位置およびデータ量を、シーンあるいはサブシーンに対応するテーブルの然るべき位置に格納する。なお、「標準」グループは音源データの変更はしない設定になっており、同一シーンでの設定が完了すると次のグループの設定を開始する。以上のようにして、プログラム上のステップ位置と呼び出すメモリの先頭位置および呼び出す量を対応させたテーブルを作成する。マイクロコンピュータがプログラム上の当該ステップにきた時にテーブルを参照して音源データを呼び出すことによって、所望の効果音を各シーンで鳴音させることができる。
また鳴音パターンデータを保持メモリEPROMに格納しておくことにより、前述の音源データの変更と同様の手順で鳴音パターンの変更を行うことができる。鳴音パターンは、機能によって配慮すべき内容が異なるので図12のシーン毎に設定を変更することが合理的である。ただ、前の全体説明で述べたように、ノーマル、セイフティ、サイレントのモードがもともと設定されているので、そちらの設定で最低限の配慮は可能である。
携帯電話でインターネットを利用するようになって、ホームページを閲覧したり、データをダウンロードしたりする時など、使用者が処理を待つ場合が出てきた。このような処理は通信回線の早さが十分でないために、時間がかかる訳であるが、携帯電話機としては、他の処理を行う余裕が残っている。そこで、ホームページが開くまでの間、使用者の好みの効果音を高音質スピーカで鳴らして、使用者を楽しませることが可能である。効果音を鳴らすこと自体は着信メロディーを鳴らすことと同じ処理でできる。この音を鳴らしはじめる時、あるいは終わる時の検出は、第1にインターネットサーバに電話をかけた時、第2にインターネットサーバに電話が接続された時、第3に希望のホームページのURLをインターネットサーバに送信した時、第4にインターネットサーバから携帯電話機に最初のデータが入って来た時、第5にインターネットサーバから最後のデータが入ってきた時などである。これらの時、使用者がキーを操作して鳴音させることは可能であるが、インタネットサーバの電話番号を記憶させておき、この番号に電話をかけたことを検出し、接続の状況を検出することにより、上記第1、第2の時の検出は可能である。
第3の時は、インターネット処理用ブラウザが、インターネットサーバにURLを送信する処理を行うので、ブラウザがURLを確定し、電話の送信キーが押されたことの2つの条件が満たされたことによって検出できる。第4、第5の時はインターネットサーバから送られてくるデータのデータパケットに付けられた番号を検出することによって最初と最後が検出できる。上記5つのタイミングの何れかを鳴音開始の時に設定し、それより後のいずれかを鳴音終了の時に設定することにより、効果音を鳴音する期間を決めることができる。
鳴音開始の動作がなされると、マイクロコンピュータMPUは半固定保持メモリEPROMの所定のアドレスから音源データを読み出し高音質スピーカSPKから鳴音させる。当該音源データの最終データが読み出されると、当該データの最初に戻って繰り返し、鳴音をする。また、ホームページからのデータのダウンロードの際にも、時間がかかるので、上記、第4と第5の時を開始と終了の時と設定することにより、ダウンロードの時間の大部分を占めるデータ受信の間に鳴音させることができる。ブラウザからの情報を取り出すことによって、ダウンロードの命令を送信した時点を鳴音開始の時とすることも可能である。ダウンロードしている間はマイクロコンピュータMPUは制御処理を行っているため、効果音を鳴らすための処理に十分な時間を割けないことがある。そのため、特に高音質な音源データの場合は、再生できない可能性がある。そこで、前述の音源設定の際に、インターネットのシーンにおいて、再生できない可能性のある音源を設定しようとした時には警告音を出して、使用者に知らせ、音源データの再変更を促す。これと同時に、あるいは別に、ディスプレイ2に文字で、警告文と音源の再設定を促すことを表示することが有効である。
また、本実施例では、気に入ったホームページにアクセスした状態でブラウザの「お気に入り」というマークにカーソルを移動し、確定キーを押すことにより、そのホームページのURLをブラウザに登録する。目的のURLが「お気に入り」に登録されていれば、簡単な手順で目的のホームページにアクセスできる。すなわち、「お気に入り」のマークにカーソルを置いて確定キーを押すことにより、「お気に入り」に登録されている複数のURLの中から選択する画面に切り替わり、その画面でカーソルを希望のURLに移動し、確定キーを押すことによって当該URLのホームページにアクセスすることができる。「お気に入り」にURLを登録する時に、サブメニューで効果音の設定メニューに移動し、そこで複数の効果音の中から好みの効果音の種類を選定する。この時、選定された効果音の音源データの先頭番地がテーブルから読み出され保持される。そして、「お気に入り」設定のメニュー画面にもどり、当該URLを登録する時に、先に保持されていた音源データの先頭番地とデータ量の値が、URLと関連付けられて半固定保持メモリEPROMに記録される。マイクロコンピュータは、そのURLのホームページにアクセスする際に、鳴音開始のタイミングになった時に、効果音の先頭番地から音源データの読み出しを開始する。以後は他にときと同様の処理を行う。このようにして、「お気に入り」のホームページにアクセスする際に、それに合わせて選定した効果音が鳴るようにすることができる。
インターネットメールあるいは携帯電話固有の電子メールのいずれであっても、メールの中に特別の文字列があった場合、これに特有の効果音を割り当てて、この文字列のデータがディスプレイに出たときに、所定の時間の間、割り当てられた効果音を鳴音させることができる。例えば、顔文字「(^_^)」に対して昼の時間帯で、メールの始めの方にあったら「こんにちわ」、最後にあったら「おげんきで」というような言葉を割り当てることができる。顔文字が笑い顔であれば笑い声などでも良い。顔文字を用いるのは比較的親しい間柄と思われるので、適切な効果音を決めることが可能と思われる。文字であっても同様のことは可能であるが、文の内容の範囲が広くなるため、内容とそぐわない効果音が入ってしまう可能性がある。すると反って悪い影響が出る場合があるので、使用者自身で設定するにしても、慎重さが必要である。顔文字の検出は、文字を一つづつ当てはめて行く。上記の例でいえば、「(」を検出すると、顔文字の検出ルーチンが起動し、2番目の文字が「^」、3番目が「_」、4番目が「^」、5番目が「)」、6番目が顔文字に使われない文字であった場合、上記の顔文字と判定し、予め設定してある効果音のデータを鳴音させる。
また、インターネットメールあるいは電話会社が行っている電子メールサービスで、携帯電話に電子メールが入ってきた時に着信を報知する報知音を発生させる機能をもつことが一般的である。本実施例においては、特定の相手から電子メールが着信した場合に、着信音を一般の電子メール着信音と変えることが可能である。着信した情報が電話、電子メールあるいはインターネットメールのいずれであるかを区別する情報が付加されて、送られてくるので、その区分情報に従って対応した処理プログラムが起動する。インターネットメールであれば送信元のアドレス、電話あるいは電子メールであれば発信電話番号を入力し、アドレスあるいは電話番号が予め登録されたものであれば、一般のメールと異なった効果音を鳴音させ、遅れなく読み出すように報知することができる。
本発明の実施の形態における携帯端末装置の外観図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の処理回路構成図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置のディスプレイ初期画面を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の機能メニュー説明図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の機能メニューアイコンの配置を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の着信音音量選択画面(通話着信音量を選択)を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音音源の全体一括変更時の画面をしめす図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音音源の機能グループ別一括変更時の画面を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音音源の個別変更時の画面を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音音源の個別変更時の概略フローを示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音関連機能を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置のグループ別効果音音源データファイルの一覧表を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯端末装置の効果音音源データ変更機能を示す図である。
符号の説明
2 ・・・・ディスプレイ
14・・・・上キー
15・・・・下キー
18・・・・確定キー
MPU ・・・マイクロコンピュータ
EPROM ・・保持メモリ(書き換え可能な固定メモリ)
LDC ・・・液晶ディスプレイ
SPK ・・・スピーカ

Claims (3)

  1. 複数種類のデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されたデータを再生するする再生手段と、
    ホームページに接続可能な通信手段と、
    ユーザが指示を入力する際に用いられる操作手段と、
    前記操作手段により入力された登録指示に応じて、ホームページに接続するために用いられるURL情報と前記データ記憶手段に記憶された複数種類のデータの中の1つとを関連付けた設定データを登録する登録手段と、
    前記操作手段によりホームページへの接続指示が入力された場合に、前記設定データに基づいて、前記データ記憶手段から前記ホームページのURL情報に対応するデータを読出し、前記再生手段により前記データを再生するように制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする端末装置。
  2. 前記データ記憶手段に記憶されたデータは、音データであることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 請求項2に記載の端末装置において、前記ユーザが前記操作手段を用いて前記複数種類の音データの中から前記URLに関連づけて登録する音データを選択したとき、前記選択された音データが所定以上高音質の音データである場合に音データの再選択を促す通知を行うことを特徴とする端末装置。
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