JP2002203258A - 広告提供装置及び広告提供方法 - Google Patents

広告提供装置及び広告提供方法

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JP2002203258A
JP2002203258A JP2000400046A JP2000400046A JP2002203258A JP 2002203258 A JP2002203258 A JP 2002203258A JP 2000400046 A JP2000400046 A JP 2000400046A JP 2000400046 A JP2000400046 A JP 2000400046A JP 2002203258 A JP2002203258 A JP 2002203258A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定多数の受け手に、その受け手に対応する
広告だけを提供する。 【解決手段】 駅の自動改札機2に、定期乗車券100
の乗車情報(乗車区間等)と使用者情報(年齢、性別、
用途等)を読み取るリーダー/ライター21と、公知の
リライトカードと同様に繰り返し印刷可能な印刷部分を
有する定期乗車券100に対する印刷を行うプリンタ2
2を設ける。自動改札機2に、各種の広告を記憶する広
告サーバー3を接続する。自動改札機2に定期乗車券1
00が投入されると、リーダー/ライター21が読み取
った乗車情報や使用者情報を広告サーバー3へ送り、広
告サーバー3が、送られた乗車情報や使用者情報の内容
が、事前に決められた広告実施条件に合致する広告を抽
出しプリンタ22へ送り、プリンタ22が定期乗車券1
00に特定の広告を印刷する。特定多数の使用者の定期
乗車券100に特定の広告だけを印刷することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期定期乗車券等
の定期乗車券を介して広告を提供する広告提供装置及び
広告提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地域に密接した広告、例えば新規
にオープンする店舗の案内や、バーゲンセールの案内な
どを行う場合には、放送等の不特定多数の者を対象とす
る広告メディアを用いることなく、人が多く集まる街頭
にポスターを設けたり、広告ビラを配布する方法が採用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た広告形態であっては、その広告活動を特定の場所で実
施することにより対象者をある程度は特定できるもの
の、依然として不特定多数の者を対象とすることに違い
がなかった。このため、広告の受け手側においては、自
分と全く関係のない広告を受け取る(見る)場合が多
く、したがって広告主にとっては、期待できる広告効果
に自ずと限度があった。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、特定多数の受け手に、その受け手に対
応する広告だけを提供することができる広告提供装置及
び広告提供方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1の広告提供装置にあっては、広告情報を記憶す
る記憶手段と、定期乗車券に記録されている記録情報を
読み取る読み取り手段と、この読み取り手段により読み
取られた記録情報に対応する広告情報を前記記憶手段か
ら読み出す読み出し手段と、この読み出し手段により読
み出された広告情報に基づく広告を、前記定期乗車券が
有する表示内容の書き換えが可能な表示部に表示させる
広告付加手段とを備えたものとした。
【0006】かかる構成においては、読み取り手段が、
定期乗車券に記録されている記録情報を読み取ると、読
み出し手段が、読み取った記録情報に対応する広告情報
を記憶手段から読み出し、広告付加手段がその広告情報
に基づく広告を定期乗車券の表示部に表示させる。した
がって、特定多数の使用者の定期乗車券に特定の広告だ
けを表示させることができる。
【0007】また、請求項2の発明にあっては、前記読
み出し手段は、前記定期乗車券に記録されている複数の
記録情報に基づき、前記記憶手段から読み出す広告情報
を特定するものとした。
【0008】かかる構成においては、定期乗車券に表示
させる広告の細かな設定が可能となる。
【0009】また、請求項3の発明にあっては、前記読
み取り手段が定期乗車券から読み取る記録情報は、定期
乗車券の使用者に関する使用者情報であるものとした。
【0010】また、請求項4の発明にあっては、前記読
み出し手段は、前記定期乗車券に記録されている、当該
定期乗車券の発行時に使用内容に基づき設定されたグル
ープを示すグループ情報に対応する広告情報を前記記憶
手段から読み出すものとした。
【0011】かかる構成においては、グループ情報とい
った単一の情報に基づき定期乗車券に表示させる広告の
細かな設定が可能となる。
【0012】また、請求項5の広告提供方法にあって
は、改札時に、定期乗車券に記録されている記録情報を
読み取り、読み取った記録情報に対応する広告を、前記
定期乗車券が有する表示内容の書き換えが可能な表示部
に表示させるようにした。
【0013】かかる方法においては、したがって、特定
多数の使用者の定期乗車券に特定の広告だけを表示させ
ることができる。
【0014】また、請求項6の発明にあっては、前記広
告を前記定期乗車券から読み取った複数の記録情報に基
づき前記定期乗車券の表示部に選択的に表示させるよう
にした。
【0015】かかる方法においては、定期乗車券に表示
させる広告の細かな設定が可能となる。
【0016】また、請求項7の発明にあっては、定期乗
車券の発行時に、使用内容に基づき設定したグループを
示すグループ情報を前記定期乗車券に記録しておき、改
札時に、前記定期乗車券に記録されている前記グループ
情報を読み取り、読み取ったグループ情報に対応する広
告を前記定期乗車券が有する表示内容の書き換えが可能
な表示部に表示させるようにした。
【0017】かかる方法においては、グループ情報とい
った単一の情報に基づき定期乗車券に表示させる広告の
細かな設定が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の広告提供装置で
ある広告提供システム1の概略を示すブロック図であ
る。この広告提供システム1は、駅構内の改札に設置さ
れ、切符や、定期乗車券、回数券(プリペイドカード式
のものを含む)を各種乗車券を受け付け、改札処理を行
う周知の基本構造を有する自動改札機2と、自動改札機
2に接続され、自動改札機2との間で後述する各種デー
タを送受信する広告サーバー3とから構成されている。
【0019】自動改札機2は、リーダー/ライター21
と、プリンタ22とを有している。リーダー/ライター
21は、上記の各種乗車券に磁気記録されている各種の
記録情報、例えば定期乗車券の場合には、乗車区間(乗
車駅と降車駅)、有効期限、実際に乗下車した駅名とそ
の日時などの乗車情報と、使用者の氏名、年齢、性別、
用途(通学/通勤)などの使用者情報を読み取るととも
に、前記駅名とその日時を書き込む。プリンタ22は、
図示しないサーマルヘッドによって、広告サーバー3か
ら送られた情報を所定の定期乗車券に印刷する本発明の
広告付加手段である。なお、リーダー/ライター21
は、各種乗車券から、その表面に印刷されている必要な
情報を光学的に読み取るだけのリーダーであってもかま
わない。
【0020】前記プリンタ22はサーマルヘッドを備
え、以下の定期乗車券に対して印刷を行う。図5に、前
記プリンタ22の印刷対象となる定期乗車券100を示
す。この定期乗車券100は、発行時に、前述した乗車
情報の一部と使用者情報とが印刷された初期情報表示領
域100aと、公知のリライトカードと同様に、表面に
ロイコ化合物からなる表示層が形成された本発明の表示
部である広告表示領域100bとを有したものであり、
前記サーマルヘッドによって広告表示領域100bを加
熱するとともに、その加熱温度の制御により各種の情報
の印刷、消去、書き換えが可能となっている。なお、図
5(a)は、広告表示領域100bにおける印刷(表
示)以前や消去後の状態、図5(b)は、広告表示領域
100bにおける印刷(表示)以後の状態である。
【0021】図2、前記広告サーバー3の概略を示すブ
ロック図であって、広告サーバー3は、装置全体を制御
する制御部31、キーボードやマウス等からなるキー入
力部32、CRTやLCD等からなる表示部33、日付
及び曜日を取得するカレンダ機能を備えた時計部34、
前記自動改札機2との間で各種データを送受信するとと
もに、データの入出力を制御する通信制御部35を有し
ている。制御部31は、CPUや作業用のメモリ等から
構成されており、上記各部の制御、及び各種データの演
算、一時記憶等の処理を行うことによって本発明の読み
出し手段として機能する。また、広告サーバー3は、プ
ログラムデータ記憶部36、サービス情報記憶部37、
広告データ記憶部38を備えている。これらの各記憶部
36〜38は、より具体的にはハードディスク等の記憶
手段によって構成されており、必要に応じて記憶データ
の変更が可能となっている。
【0022】プログラムデータ記憶部36には、制御部
31に各部を制御させるための動作プログラムが記憶さ
れている。サービス情報記憶部37には、前記定期乗車
券100を使用する全ての使用者を対象とするサービス
情報(本実施の形態では運勢情報)が記憶されている。
広告データ記憶部38には、定期乗車券100への印刷
を目的として募集され、入力された広告に関する各種デ
ータが記憶されている。
【0023】図3は、広告データ記憶部38に記憶され
ているデータを示す模式図であって、広告データ記憶部
38には、広告管理ファイル38a(同図a)、実施条
件ファイル38b(同図b)、実施回数ファイル38c
(同図c)が記憶されている。これらのファイルは、各
々が募集された複数の広告、図示した例ではデパート、
酒屋、紳士服店、CDレンタル店の各広告に付された識
別データ301(A〜D)に対応するするデータにより
構成されている。
【0024】広告管理ファイル38aは、募集された広
告の基本的な契約内容を示すものであって、広告を掲載
する掲載期間及び時間帯と具体的な広告の内容をそれぞ
れ示す、期間データ302、時間帯データ303、内容
データ304によって構成されている。実施条件ファイ
ル38bは、広告を実施するか否かの条件内容を示す条
件データ305によって構成されている。この条件デー
タ305は、定期乗車券100に記録されている前述し
た複数の使用者情報に対応する実施の可否を示すデータ
である。例えば識別データ301が「A」であるデパー
トの広告に対応する条件データ305には、性別、用途
に関係なく年齢が40才未満である条件に合致すれば広
告の実施を可とする旨が示されている。実施回数ファイ
ル38cは、広告を実施した回数を示す広告毎の回数デ
ータ306により構成されている。
【0025】次に、以上の構成からなる本実施の形態に
おいて、自動改札機2に定期乗車券100が投入された
場合における、自動改札機2と広告サーバー3とにより
行われる情報印刷動作を、図4のフローチャートに従っ
て説明する。
【0026】すなわち、自動改札機2は、定期乗車券1
00が投入されたら(ステップSA1でYES)、定期
乗車券100から記録データ(乗車情報と使用者情報)
を読み取り、読み取った乗車情報に基づき定期乗車券1
00の有効性を確認する所定の改札処理を行う(ステッ
プSA2)。また、読み取った使用者情報(但し、氏名
は除く)を広告サーバー3へ転送する(ステップSA
3)。なお、ステップSA2の処理で期限切れ等が発見
された場合には、その時点で情報印刷動作を終了する。
【0027】一方、広告サーバー3にあっては、使用者
情報を受信すると(ステップSB1でYES)、制御部
31が、受信した使用者情報を構成する年齢、性別の各
データと、時計部34が有する日付データとに基づき所
定の演算を行い、その演算結果に基づき、その日の当該
定期乗車券100の使用者に該当する運勢データをサー
ビス情報記憶部37から読み出する(ステップSB
2)。次に、広告データ記憶部38の広告管理ファイル
38aから、時計部34が有する日付及び時刻が設定さ
れている掲載期間及び時間帯に合致する広告を検索する
(ステップSB3)。
【0028】さらに、検索された1又は複数の広告の内
から、自動改札機2から送られた使用者情報の各データ
(年齢、性別、用途)の内容が、実施条件ファイル38
bの条件データ305に示される条件に合致する広告を
検索し、その広告の内容データ304を読み出す(ステ
ップSB4)。例えば定期乗車券100の投入時刻が1
1:35であり、かつその使用者が20代の会社員の女
性であったときには、広告A,Dの内容データ304を
読み出す。そして、読み出した内容データ304を、ス
テップSB2で読み出した運勢データと共に提供データ
として自動改札機2へ転送した後(ステップSB5)、
実施回数ファイル38cにおける、内容データ304を
転送した広告の実施回数を加算する(ステップSB
6)。
【0029】また、自動改札機2では、広告サーバー3
からの上記提供データを受信すると(ステップSA5で
YES)、プリンタ22によって定期乗車券100の広
告表示領域100bに、受信した各データに基づく情
報、すなわち前述した例では、今日の運勢と広告A,D
の内容とを印刷し、定期乗車券100を排出する(ステ
ップSA6)。つまり、図5(a)に示した状態の定期
乗車券100が投入されたときには、図5(b)に示し
た状態の定期乗車券100を排出し、1回の情報印刷動
作を完了する。
【0030】以上の動作を繰り返すことにより、定期乗
車券100を媒体として特定多数の者を対象として広告
が提供される。ここで、以上の動作では、定期乗車券1
00に記録されている使用者情報に基づき、前述した条
件データ305に示される所定の条件に合致する広告を
定期乗車券100に印刷して、使用者に提供するため、
使用者におていは、自分が希望する種類の広告が得られ
る確率が高い。同時に、広告主においては、より確実な
広告効果が期待できる。また、広告管理ファイル38a
の内容データ304を書き換えるだけで広告の変更がで
きるため、短期間、短時間のスポット広告を行うことも
容易である。
【0031】また、定期乗車券100という使用者の生
活に密着した、すなわち通勤や通学経路で使用されるも
のを広告媒体とするため、地域性の高い広告を行う場合
には、極めて効率的な広告活動が可能となる。また、広
告提供システム1の管理者すなわち鉄道会社にあって
は、前述した実施回数ファイル38cの回数データ30
6によって、どの広告を何回行ったのかを管理できるた
め、広告(印刷)の実施回数に応じた広告料の請求が可
能である。
【0032】なお、本実施の形態では、定期乗車券10
0に記録されている使用者情報の内容が所定の条件に合
致する広告を選択し、それを印刷するようにしたが、定
期乗車券100に記録されている乗車情報の内容が所定
の条件に合致する広告を選択し、それを印刷するように
してもよい。例えば、広告サーバー3が、異なる駅にそ
れぞれ設置された自動改札機2に所定の通信回線を介し
て接続されているような場合には、広告の実施条件とし
て乗車駅又は降車駅を設定しておけば、地域性が高く、
かつ定期乗車券100の使用者の生活に密着した広告だ
けを提供することができる。すなわち本実施の形態と同
様に、特定多数の受け手に、その受け手に対応する広告
だけを提供することができる。
【0033】また、当然の如く、前述した条件データ3
05として、使用者情報と乗車情報の双方の情報内容を
用いたデータを使用し、使用者情報と乗車情報との双方
の内容が所定の条件に合致する広告を選択し、それを印
刷する構成としてもよい。さらに、前記条件データ30
5に設定する実施条件に使用する情報は、使用者情報及
び/又は乗車情報の全てを使用する必要はない。
【0034】また、広告サーバー3の広告データ記憶部
38における広告管理ファイル38a、実施条件ファイ
ル38bのデータは、広告サーバー3から直接入力され
たものである必要はなく、例えば所定の通信回線を介し
て広告サーバー3と接続された広告代理店等が有する他
の装置を介して入力されたものであってもよい。
【0035】また、図示しないが、前記実施回数ファイ
ル38cとは別に、定期乗車券100の使用者毎に、ど
の広告を何回印刷したのかを記憶する使用者別の実施回
数ファイルを広告サーバー3に設けておき、広告サーバ
ー3を所定の通信回線を介して定期乗車券100の発行
機に接続した構成とし、広告サーバー3から発行機に使
用者別の実施回数ファイルの記憶内容を送るとともに、
次回の定期乗車券100の発行時には、使用者毎に広告
の印刷回数や印刷件数に応じて定期乗車券の金額を割り
引くシステムとしてもよい。その場合、利用者は定期乗
車券を安価に購入できるという経済的利益を提供するこ
とができる。
【0036】また、広告管理ファイル38aの内容デー
タ304は、図3(a)に例示した単なる広告の内容に
限定されることなく、定期乗車券100を広告主の店舗
等で使用できるクーポン券(割引券)とする文字や図柄
等のデータであってもよい。その場合にも、利用者に経
済的利益を提供することができる。
【0037】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、定期
乗車券100の発行時において、予め使用者情報(年
齢、性別、用途)や乗車情報(乗車駅と降車駅)の各内
容に基づき、定期乗車券100の使用者を複数のグルー
プ分けし、かつそのグループを示すグループ情報を使用
者情報及び乗車情報と共に定期乗車券100に記憶させ
ておくとともに、第1の実施の形態で示した広告サーバ
ー3の広告データ記憶部38に、前述した条件データ3
05に代えて、図6に示したような他の条件データ40
5が記憶された構成を有したものである。この条件デー
タ405は、前記グループに対応する実施の可否を示す
データであって、図示した例では、識別データ301が
「A」であるデパートの広告に対応する条件データ40
5には、前述した複数のグループのうち「1〜4」と
「6〜9」のグループの定期乗車券100に対する広告
の実施を可とする旨が示されている。
【0038】そして、係る実施の形態においては、自動
改札機2に定期乗車券100が投入された場合には、図
4に示したと同様の処理を自動改札機2及び広告サーバ
ー3に行わせる。その際、自動改札機2には、前述した
ステップSA2の処理で定期乗車券100から前記グル
ープ情報を読み取らせるとともに、それをステップSA
4で広告サーバー3に送らせる。また、広告サーバー3
には、前述したステップSB4の処理において、送られ
たグループ情報の内容が、前記他の条件データ405に
示される条件に合致する広告を検索し、その広告の内容
データ304を読み出させ、それをステップSB5で自
動改札機2に送らせる。
【0039】係る実施の形態においては、広告サーバー
3が定期乗車券100に印刷すべき広告を検索すると
き、定期乗車券100について確認するのはグループ情
報だけであるため、第1の実施の形態のように使用者情
報や、使用者情報と乗車情報とにおける複数の情報項目
(年齢、性別、用途、乗車駅、降車駅)を確認する場合
に比べ、広告サーバー3において印刷すべき広告を検索
するときの処理が簡素化される。したがって、広告の検
索速度、すなわち広告の印刷に要する時間を短縮させる
ことができ、また広告サーバー3のデータ処理に要する
負担を軽減させることができる。
【0040】なお、以上の説明においては、自動改札機
2に、前記プリンタ22の印刷対象となる定期乗車券1
00が投入された場合における情報印刷動作についての
み説明したが、実際には、自動改札機2にそれ以外の定
期乗車券や他の乗車券も投入される。したがって、本発
明の実施に際しては、自動改札機2に定期乗車券100
と他の乗車券(定期乗車券を含む)とを判別する処理を
事前に行わせ、定期乗車券100が投入されたと判断し
た場合にだけ前述した処理を行わせる必要がある。
【0041】また、本実施の形態においては、定期乗車
券100が公知のリライトカードと同様に、表面に広告
表示領域100bを有したものであるとともに、前記プ
リンタ22がサーマルヘッドによって広告表示領域10
0bに所定の広告を印刷するものである場合を示した
が、本発明における定期乗車券には、広告が表示でき、
かつそれを変更することができれば使用することができ
る。したがって、定期乗車券100及びプリンタ22に
は以下のようなものを使用してもよい。例えば定期乗車
券を、フィルム液晶などの表示装置を備えたICカード
とするとともに、プリンタ22を、ICカードが上記表
示装置に表示させるデータを書き換えるためのデータ書
き込み装置としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
特定多数の使用者の定期乗車券に特定の広告だけを表示
させることができるようにした。よって、広告対象を細
かく設定した広告活動が可能となり、定期乗車券の使用
者である特定多数の受け手に、その受け手に対応する広
告だけを提供することが可能となる。その結果、広告の
受け手側には、その者に関係がある広告だけを提供で
き、高い広告効果を生じさせることが可能となる。
【0043】また、定期乗車券に表示させる広告の細か
な設定が可能となるようにした。よって、広告対象をよ
り細かく設定した広告活動が可能となる。
【0044】また、単一の情報に基づき定期乗車券に表
示させる広告の細かな設定が可能となるようにした。よ
って、定期乗車券に表示させる広告の特定作業が容易に
なり、短時間で広告を表示させることができ、また、広
告の特定作業に要するシステムの負担を軽減させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】広告サーバの概略を示すブロック図である。
【図3】広告データ記憶部における第1の実施の形態に
係るデータを示す模式図である。
【図4】同実施の形態における動作を示すフローチャー
トである。
【図5】広告表示領域に情報が印刷される前と後とにお
ける定期乗車券を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る他の条件デー
タを示す模式図である。
【符号の説明】
1 広告提供システム 2 自動改札機 3 広告サーバー 22 プリンタ 31 制御部 38 広告データ記憶部 38a 広告管理ファイル 38b 実施条件ファイル 38c 実施回数ファイル 100 定期乗車券 100b 広告表示領域 405 他の条件データ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告情報を記憶する記憶手段と、 定期乗車券に記録されている記録情報を読み取る読み取
    り手段と、 この読み取り手段により読み取られた記録情報に対応す
    る広告情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、 この読み出し手段により読み出された広告情報に基づく
    広告を、前記定期乗車券が有する表示内容の書き換えが
    可能な表示部に表示させる広告付加手段とを備えたこと
    を特徴とする広告提供装置。
  2. 【請求項2】 前記読み出し手段は、前記定期乗車券に
    記録されている複数の記録情報に基づき、前記記憶手段
    から読み出す広告情報を特定することを特徴とする請求
    項2記載の広告提供装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取り手段が定期乗車券から読み
    取る記録情報は、定期乗車券の使用者に関する使用者情
    報であることを特徴とする請求項1又は2記載の広告提
    供装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し手段は、前記定期乗車券に
    記録されている、当該定期乗車券の発行時に使用内容に
    基づき設定されたグループを示すグループ情報に対応す
    る広告情報を前記記憶手段から読み出すことを特徴とす
    る請求項1,2又は3記載の広告提供装置。
  5. 【請求項5】 改札時に、定期乗車券に記録されている
    記録情報を読み取り、読み取った記録情報に対応する広
    告を、前記定期乗車券が有する表示内容の書き換えが可
    能な表示部に表示させることを特徴とする広告提供方
    法。
  6. 【請求項6】 前記広告を前記定期乗車券から読み取っ
    た複数の記録情報に基づき前記定期乗車券の表示部に選
    択的に表示させることを特徴とする請求項6記載の広告
    提供方法。
  7. 【請求項7】 定期乗車券の発行時に、使用内容に基づ
    き設定したグループを示すグループ情報を前記定期乗車
    券に記録しておき、改札時に、前記定期乗車券に記録さ
    れている前記グループ情報を読み取り、読み取ったグル
    ープ情報に対応する広告を前記定期乗車券が有する表示
    内容の書き換えが可能な表示部に表示させることを特徴
    とする広告提供方法。
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