JP4589674B2 - カードシステムおよびリライトカード - Google Patents

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本発明は、カードシステムおよびリライトカードに関し、特に、ポイントデータ、クーポンデータ、プリペイドデータなどを総合的に提供することによって販売促進を行うカードシステムおよびリライトカードに関する。
従来、商品販売の促進や施設利用者の拡大を図る手段として、クーポン券やポイントカードを利用したサービスが行われている。クーポン券は、例えばチラシなどの紙媒体に印刷されて店頭や街頭、あるいは新聞に折り込んで配布され、これを受けとった利用者が店舗や施設にクーポン券を持参すると、商品やサービスの料金から所定額が差し引かれるようになっている。このようなクーポン券は安い経費で導入可能であり、しかも集客力が高くて売り上げ拡大に即効性があるが、反面、クーポン券のみが目当ての利用者も多く、単発では利用者を固定客化しにくいという問題がある。一方、ポイントカードは、商品やサービスの料金に対して所定の金額毎に付与されるポイントの累計等が記録されており、商品やサービスに対する料金を支払うときに、ポイントカードに記録されたポイントから所定の換算率にしたがって割引額を計算し、これを料金から割り引くことができるようになっている。クーポン券とポイントカードを比較した場合、ポイントカードは導入経費がかかるが、少ない経費での運用が可能であり、また、ポイントをためる楽しみがあって利用者を固定客化しやすいというメリットもある。店舗や施設では、このようなクーポン券とポイントカードの特徴を勘案し、状況に応じて適宜クーポン券とポイントカードを選択して利用者に提供しているが、最近では、両者を複合することによって両者の特性を生かすようにしたものもある。
例えば、客の購買金額や来店状況に応じて所定のポイントがクーポン券に順次加算記録され、その累計ポイントが基準ポイントに達した場合にクーポン券を自動発行するシステムが知られている(特許文献1参照)。
このように、クーポン券機能にポイントカード機能を付け加えることによって、幅広い利用者の関心に応えることが可能となり、単独でサービスを行うよりも固定客化の促進が期待できるが、クーポンやポイントは使用せずに放置される場合も多く、このようなサービスを行ったからといって固定客としてとどまるとは限らない。これに対して、プリペイドカードは、少なくともプリペイドカードの残高を使い切るまでは、利用者を固定客として確保できるというメリットがある。また、クーポン券やポイントカードと比べて経費負担が大きいが、商品やサービスの提供前に販売されるので、事業者にとってはキャッシュフローに余裕が生まれるというメリットがある。したがって、クーポン券やポイントカードにプリペイドカードの機能を付加して総合的に提供することができれば、施設や店舗利用者の拡大や販売の促進と利用者の固定化に大きな効果が期待できる。
特開2000−76552号公報
しかしながら、プリペイドカードは金券であり、クーポン券のようにチラシなどとして不特定多数の人に対して配布するのになじまないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、クーポン券、ポイントカード、およびプリペイドカードの特徴を生かし、各々の機能を関連づけて利用者が必要とするサービスを提供することによって、安価な費用で利用者の拡大と固定化を促進することができるカードシステムおよびリライトカードに関するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のカードシステムによれば、クーポン情報を有する第1のカードに設けられたバーコードまたは二次元コードなどのコード情報から固有のID番号を読み取る読み取り手段と、クーポン機能、ポイントカード機能、およびプリペイド機能を備える第2のカードに設けられた書き換え可能なリライト印字部に対してリライト印字を行う印字手段と、前記第2のカードに設けられた磁気記録部に対してデータの読み出しおよび書き込みを行うアクセス手段と、前記第2のカードによる利用金額に応じて定まるクーポン残高、ポイント残高、およびプリペイド残高を計算する計算手段と、前記データに含まれる使用履歴を更新する更新手段と、前記第2のカードに記録されるクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータのほか、少なくとも会員の年齢や嗜好、居住地、勤務地を記録する会員データベースと、会員の年齢や嗜好、地域ごとに異なるクーポンのサービス情報を記憶するサービス情報データベースと、を備え、前記第2のカードを発行する際には、あらかじめ利用者に配布されている前記第1のカードから前記ID番号を前記読み取り手段によって読み取り、前記ID番号に対応する前記クーポン情報を前記第2のカードの前記リライト印字部に前記印字手段によってリライト印字するとともに、前記磁気記録部に前記アクセス手段によって書き込みを行い、前記第2のカードを利用する際には、前記第2のカードによる利用金額に応じて前記計算手段で計算されたクーポン残高、ポイント残高、およびプリペイド残高と、前記更新手段で更新された前記使用履歴とを、前記リライト印字部に前記印字手段でリライト印字するとともに、前記磁気記録部に前記アクセス手段で書き込み、さらに、前記会員データベースの会員の年齢、嗜好、居住地または勤務地の地区情報に基づき、前記サービス情報データベースより年齢、嗜好、地域毎に異なるクーポンのサービス情報を前記第2のカードに記録することを特徴とする。
また、請求項2に記載のリライトカードは、書き込み可能な磁気記録部および書き換え可能なリライト印字部を備えたリライトカードであって、前記磁気記録部には、少なくともクーポン残高、プリペイド残高が記録され、かつ、前記リライト印字部には、少なくともクーポン残高、ポイント残高、プリペイド残高および、これらの使用履歴を示す情報と、固有のID番号と、年齢、嗜好、居住地または勤務地の地域毎に異なるクーポンのサービス情報と、を含む表示がサーマルヘッドを用いてリライト印字されることを特徴とする。
以上の如く、請求項1に記載のカードシステムによれば、第2のカードを発行する際に、あらかじめ利用者に配布されている第1のカードからID番号を読み取り、ID番号に対応するクーポン情報を第2のカードのリライト印字部にリライト印字するとともに、磁気記録部に書き込みを行い、第1のカードに付随するクーポン情報を第2のカードに引き継ぐようにしたので、少ない経費でクーポン機能、ポイント機能、およびプリペイド機能を提供することができるという効果がある。
また、請求項1に記載のカードシステムによれば、クーポン機能、ポイント機能、およびプリペイド機能を提供することができるので、集客力のある第1のカードによって少ない経費で利用者の拡大を図ることができるとともに、利用者の固定化に効果の高い第2のカードによって利用者の拡大と固定化が促進されるという効果がある。
また、請求項2に記載のリライトカードによれば、書き換え可能なリライト印字部を備えたリライトカードのリライト印字部に、少なくともクーポン残高、ポイント残高、プリペイド残高および、これらの使用履歴を示す情報と、固有のID番号と、を含む表示がリライト印字されるようにしたので、1枚のカードでクーポン機能、ポイント機能、およびプリペイド機能を備えたリライトカードの提供が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明が適用されるカードシステムの実施の形態の構成例を示す図である。同図に示すように、本実施の形態のカードシステムは、各店舗に設置された金銭の出し入れを記録するレジスター(以下レジと略記する)1が所定のネットワーク2を介してホストコンピュータ3に接続され、レジ1は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3とデータの送受信を行うことができるようになっている。また、レジ1には、サーマルヘッド(図示せず)を有し、後述するリライトカード(第2のカード)13に対してデータの読み出し及び書き込みを行うリーダ・ライタ4が接続され、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3に接続されている。さらに、店舗内のサービスカウンタ5には、後述するクーポンカード(第1のカード)11のバーコードを読み取るスキャナ6が、リーダ・ライタ4に接続されている。また、各店舗には、クーポンカード11を印字発行するのに用いられるプリンタ7と、プリンタ7を制御するパソコン8とが備わり、パソコン8はネットワーク2を介してホストコンピュータ3に接続されている。ホストコンピュータ3には、会員に対して発行されたリライトカード13に記録されるクーポンデータ、ポイントデータおよびプリペイドデータなどの会員データを記憶する会員データベース9と、現在実施されているクーポンのサービス情報を記憶するサービス情報データベース10とが接続されている。ホストコンピュータ3は、会員データベース9に対してクーポンデータ、ポイントデータおよびプリペイドデータの読み取り及び書き込みが行えるようになっている。また、ホストコンピュータ3は、サービス情報データベース10に対して、クーポンのサービス情報のデータの読み取り及び書き込みを行うことができるようになっている。
図2は、会員データベース9の内容例を示す図、図3は、サービス情報データベース10の内容例を示す図である。図2に示すように、会員データベース9には、ポイントデータとしては、入会会員の会員番号(ID番号)と、リライトカード13が発行された発行日と、今回利用した金額に対応するポイントである今回ポイントと、リライトカードを発行してから現在までに利用した金額に対応するポイントの合計である累計ポイントと、発行日から最終使用日までの間の来店回数と、が登録され、クーポンデータとしては、クーポン残高と、クーポン金額と、クーポン割引内容が登録され、プリペイドデータとしては、あらかじめ入金されている金額から今回使用した金額の差を示すプリペイド残高と、過去のプリペイド残高の履歴を使用年月日と共に示すプリペイド履歴などが登録されている。また、図3に示すように、サービス情報データベース10には、クーポンのサービス情報として、ID番号と、名称と、最初に付与されるクーポンの金額と、当該クーポンを実施する期間と、割引金額または割合を示す割引内容と、注意書きなどが登録される。
図4は、クーポンカード(第1のカード)11の表示例を示したものである。この例では、バーコードの他に、「クーポン券」、クーポンで割り引かれる金額の最大値「10,000円」、サービス提供元である「サトーカフェ」、クーポン内容を表す「珈琲1割引 04年11月20日迄」、クーポンカード11の使用に当たっての注意書きなどが印刷されている。ここで、バーコード12はクーポンカード11に固有のID番号をコード表現したものであり、全てのクーポンカード11に対して異なるID番号が割り当てられている。このID番号は後述のように、クーポンカード11を利用するにあたって会員登録する際の会員番号に用いられる。
このようなクーポンカード11は、利用者の拡大を図るためのものであり、店頭や街頭でのチラシや新聞の折り込み広告などの形で、不特定多数に大量配布されることによってその効果を高めることができるので、コストを下げるために、主に紙などの安価な素材のシートに印刷されたものが用いられるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
図5は、リライトカード(第2のカード)13表面に形成されたリライト記録部14の表示例を示したものである。この例では、「会員番号 1234567890128」(ID番号)、「発行日 2004年8月15日」、「今回ポイント 15P」、「累計ポイント 30P」、「来店回数 6回」、「クーポン残高 9950円」、「珈琲1割引 04.11.20まで」、「プリペイド残高 6000円」が表示され、その下には「04.8.15 9500円」などといったプリペイド履歴(プリペイド残高の履歴)が、最新のものを含め過去6回分表示されている。また、リライトカード13の背面には磁気記録部(図示せず)が形成され、会員番号、発行日、累計ポイント、来店回数、クーポン残高、プリペイド残高などが記録されている。
本発明のリライトカード13は、長期間の使用を前提としており、クーポンカード11よりも耐久性が求められるので、カード基材の材質は、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの耐水性を有する素材が好適であるが、これに限定されず、使用目的に応じて紙なども使用可能である。リライトカード13の表面に形成されたリライト記録部14は、熱可逆性記録材料によって形成されており、サーマルヘッドの発熱体の加熱条件を調整することによって文字、図形、絵、写真画像等のデータの書き換えが可能となっている。熱可逆性記録材料としては、相分離又は相変化に伴う光散乱性変化等を利用した物理変化型と、ロイコ染料のラクトン環開閉の発色変化を利用した化学変化型の材料が適宜用いられる。また、背面に形成された磁気記録部も特殊なものではなく、例えばウレタン樹脂やニトロセルロースなどをバインダーとして、γ−Fe23 、Co含有Fe23 、Fe34 、バリウムフエライト、ストロンチウムフエライトなどの磁性粉材料を微分散化して薄膜層とした、いわゆる塗布型磁性層が好ましく用いられるが、特に限定されるものではない。
次に、図6に示す、リライトカード13の発行手順に関するフローチャート、図7に示す、リライトカード13によるクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータの更新手順に関するフローチャートを参照して、本実施の形態の動作について説明する。
最初に、図6に基づいてリライトカード13の発行手順について説明する。
客は、店頭などで配布されたクーポンカード11(図4参照)に表示されているコーヒー1割引のサービスを受けるために、まず、店内のサービスカウンタ5でクーポンカード11を提示し、リライトカード13の発行手続き(初期登録)を行う。クーポンカード11の提示を受けた店の担当者は、ステップS1において、クーポンカード11の表面に印字されたバーコード12をスキャナ6でスキャンし、ID番号を読み取る。
ステップS2において、読み取られたID番号はレジ1に供給されて、会員番号としてレジ1の記憶装置(図示せず)に一旦記録される。次に、ステップS3において、レジ1は、ネットワーク2を介して、現在行われているクーポンのサービス情報の提供の要求をホストコンピュータ3に対して行い、この要求を受けたホストコンピュータ3は、レジ1より送信されてきた会員番号をキーとして、サービス情報データベース10から現在行われているクーポンのサービス情報を読み出して、ネットワーク2を介してレジ1に供給する。レジ1は、ステップS4において、現在行われているクーポンのサービス情報をレジ1の記憶装置に記憶する。
さらに、客がプリペイドサービスを希望する場合は、ステップS5において、レジ1の入力装置(図示せず)から所定の金額のプリペイド代金を入力すると、レジ1は、先に記憶した会員番号に関連づけて、このプリペイド代金をプリペイド残高としてレジ1の記憶装置に記憶する。なお、プリペイドサービスを希望しない場合は、プリペイド代金に「0」を入力する。
次に、ステップS6で、レジ1の制御部(図示せず)により、リライトカード13が、リーダ・ライタ4のカード挿入口(図示せず)に挿入されたか否かが判定される。リーダ・ライタ4のカード挿入口にリライトカード13が挿入されると、リーダ・ライタ4は、カード挿入口にリライトカード13が挿入されたことを検出してレジ1に通知するので、レジ1は、この通知の有無によって、リライトカード13がリーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されたか否かを判定する。リライトカード13がリーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されていないと判定された場合、ステップS6の処理が繰り返し実行される。一方、リライトカード13がリーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されたと判定された場合、ステップS7に進む。
ステップS7において、レジ1は、リーダ・ライタ4に対して、カード挿入口に挿入されたリライトカード13のリライト記録部14に、記憶装置に記憶している会員番号と、現在行われているクーポンのサービス情報(クーポン残高を含む)と、プリペイド残高と、発行日を書き込み、さらに磁気記録部に、記憶装置に記憶している会員番号と、クーポン残高と、プリペイド残高と、発行日を書き込むように指令する。この指令を受けたリーダ・ライタ4は、上記内容をリライトカード13のリライト記録部14と磁気記録部に書き込む。
次に、ステップS8において、レジ1は、記憶装置に記憶している会員番号と、プリペイド残高、および発行日を、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3に供給し、供給を受けたホストコンピュータ3は、会員データベース9に供給して登録するよう指令する。この指令を受けた会員データベース9は、レジ1より供給された会員番号と、発行日と、プリペイド残高とをあわせて登録する。その後、ステップS9でリライトカード13を取り出し、処理を終了する。
次に、図7に基づいて、リライトカード13によるクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータの更新手順について説明する。ステップS11において、リーダ・ライタ4のカード挿入口にリライトカード13が挿入されると、リーダ・ライタ4は、カード挿入口にリライトカード13が挿入されたことを検出し、レジ1に通知するので、レジ1は、この通知の有無によって、リライトカード13がリーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されたか否かを判定することができる。
リライトカード13が、リーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されていないと判定された場合、ステップS11の処理が繰り返し実行される。一方、リライトカード13が、リーダ・ライタ4のカード挿入口に挿入されたと判定された場合、ステップS12に進む。
ステップS12において、レジ1は、リーダ・ライタ4に対して、カード挿入口に挿入されたリライトカード13の磁気記録部に記録されている会員番号を読み取るよう指示する。この指示を受けたリーダ・ライタ4は、カード挿入口に挿入されたリライトカード13の磁気記録部に記録されている会員番号を読み取り、レジ1に供給する。レジ1は、リライトカード13より供給された情報を一旦記憶装置に記憶させる。
次に、ステップS13において、レジ1は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3にアクセスし、会員番号に対応するクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータの提供を要求する。この要求を受けたホストコンピュータ3は、会員データベース9から、会員番号に対応するクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータを検索し、得られたデータをネットワーク2を介してレジ1に送信する。さらに、レジ1は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3にアクセスし、現在利用可能なクーポンのサービス情報の提供を要求する。この要求を受けたホストコンピュータ3は、サービス情報データベース10から現在利用可能なクーポンのサービス情報を検索し、得られたクーポンのサービス情報を、ネットワーク2を介してレジ1に送信する。レジ1は、ホストコンピュータ3より供給された会員番号に対応するクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータと、クーポンのサービス情報を一旦記憶装置に記憶させる。
次に、ステップS14において、レジ1は、今回の利用金額に対応する今回ポイントを計算する。そして、先に会員データベース9から読み出した今回ポイント(前回使用時の今回ポイント)を、いま計算によって得られた今回ポイントに更新する。さらに、更新した今回ポイントと、先に会員データベース9から読み出した累計ポイント(前回使用時の累計ポイント)とを加算して得られるポイント数を新たな累計ポイントとし、記憶装置に記憶させる。
次に、ステップS15において、レジ1は、来店回数を1だけ増加させる。
次に、ステップS16において、レジ1は、今回使用クーポン金額を、先に会員データベース9から読み出した累計クーポン金額(前回使用時の累計クーポン金額)から減算して得られるクーポン金額を新たな累計クーポンとし、記憶装置に記憶させる。
同様にして、ステップS17において、レジ1は、プリペイド残高を計算し、今回使用プリペイド金額を、先に会員データベース9から読み出した累計プリペイド金額(前回使用時の累計プリペイド金額)から減算して得られる金額を新たな累計プリペイド残高とし、記憶装置に記憶させる。
ステップS18において、レジ1は、更新したデータ、即ち、今回ポイントと、累計ポイントと、来店回数と、クーポン残高と、現在利用可能なクーポンのサービス情報と、プリペイド残高と、今回を含め、過去6回分のプリペイド使用記録を示すデータ(プリペイド履歴)をリーダ・ライタ4に供給し、これらのデータをリライトカード13に書き込むよう指令する。この指令を受けたリーダ・ライタ4は、レジ1から供給されたデータをリライトカード13に書き込む(書き換えする)。上述したように、リライトカード13は、熱可逆性記録材料からなるリライト記録部14を有しているので、サーマルヘッドにより記録内容の書き換え(上書き)が可能となっている。
次に、ステップS19において、レジ1は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3にアクセスし、記憶装置に記憶している会員番号と、最新のポイントデータと、クーポンデータと、プリペイドデータをホストコンピュータ3に送信して、この会員番号に対応するデータの更新を要求する。この要求を受けたホストコンピュータ3は、レジ1より送信されてきた会員番号をキーとして会員データベース9からこの会員番号のデータを検索し、検索された古いデータを、レジ1より送信されてきた最新のデータで書き換え、更新する。
その後、ステップS20において、レジ1は、リーダ・ライタ4にリライトカード13を取り出すように指令を与え、指令を受けたリーダ・ライタ4は、カード挿入口からリライトカード13を取り出し、処理を終了する。
かくして、リライトカード13の所有者は、このリライトカード13をクーポンカード11として使用することができ、リライトカード13に記録された商品を通常より割安な価格で購入することができるとともに、一枚のカードで、ポイントカード、プリペイドカードとしても使用することができる。
上記各実施の形態では、リライトカード13に記録するクーポンデータは、全会員に対して同一であった。しかしながら、リライトカード13に記録するクーポンデータは、会員毎に異なるようにすることもできる。例えば、会員の住所、氏名の他、会員の年齢や嗜好等を会員データベース9に予め登録しておくことにより、会員の年齢や嗜好に合致するクーポンのサービス情報データベース10を検索して、その会員のリライトカード13に記録するようにすることができる。また、会員の居住地や勤務地を会員データベース9に登録しておけば、地域毎に異なるクーポンのサービス情報をリライトカード13に記録することができる。
上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明が適用されるカードシステムの実施の形態の構成例を示す図である。 会員データベースの構成例を示す図である。 サービス情報データベースの構成例を示す図である。 クーポンカード(第1のカード)の表示例を示す図である。 リライトカード(第2のカード)表面に形成されたリライト記録部の表示例を示す図である。 リライトカードの発行手順に関するフローチャートの一例である。 リライトカードによるクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータの更新手順に関するフローチャートの一例である。
符号の説明
1 レジスター(レジ)
2 ネットワーク
3 ホストコンピュータ
4 リーダ・ライタ
5 サービスカウンタ
6 スキャナ
7 プリンタ
8 パソコン
9 会員データベース
10 サービス情報データベース
11 クーポンカード
12 バーコード
13 リライトカード
14 リライト記録部

Claims (2)

  1. クーポン情報を有する第1のカードに設けられたバーコードまたは二次元コードなどのコード情報から固有のID番号を読み取る読み取り手段と、
    クーポン機能、ポイントカード機能、およびプリペイド機能を備える第2のカードに設けられた書き換え可能なリライト印字部に対してリライト印字を行う印字手段と、
    前記第2のカードに設けられた磁気記録部に対してデータの読み出しおよび書き込みを行うアクセス手段と、
    前記第2のカードによる利用金額に応じて定まるクーポン残高、ポイント残高、およびプリペイド残高を計算する計算手段と、
    前記データに含まれる使用履歴を更新する更新手段と、
    前記第2のカードに記録されるクーポンデータ、ポイントデータ、プリペイドデータのほか、少なくとも会員の年齢や嗜好、居住地、勤務地を記録する会員データベースと、
    会員の年齢や嗜好、地域ごとに異なるクーポンのサービス情報を記憶するサービス情報データベースと、を備え、
    前記第2のカードを発行する際には、あらかじめ利用者に配布されている前記第1のカードから前記ID番号を前記読み取り手段によって読み取り、
    前記ID番号に対応する前記クーポン情報を前記第2のカードの前記リライト印字部に前記印字手段によってリライト印字するとともに、
    前記磁気記録部に前記アクセス手段によって書き込みを行い、
    前記第2のカードを利用する際には、前記第2のカードによる利用金額に応じて前記計算手段で計算されたクーポン残高、ポイント残高、およびプリペイド残高と、前記更新手段で更新された前記使用履歴とを、前記リライト印字部に前記印字手段でリライト印字するとともに、
    前記磁気記録部に前記アクセス手段で書き込み、
    さらに、前記会員データベースの会員の年齢、嗜好、居住地または勤務地の地区情報に基づき、前記サービス情報データベースより年齢、嗜好、地域毎に異なるクーポンのサービス情報を前記第2のカードに記録することを特徴とするカードシステム。
  2. 書き込み可能な磁気記録部および書き換え可能なリライト印字部を備えたリライトカードであって、
    前記磁気記録部には、少なくともクーポン残高、プリペイド残高が記録され、かつ、
    前記リライト印字部には、少なくともクーポン残高、ポイント残高、プリペイド残高および、これらの使用履歴を示す情報と、固有のID番号と、年齢、嗜好、居住地または勤務地の地域毎に異なるクーポンのサービス情報と、を含む表示がサーマルヘッドを用いてリライト印字される
    ことを特徴とするリライトカード。
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