JPH1116053A - 電子クーポンの利用方法及びシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品・サービスを購入する際に適用可能なク
ーポンを自動的に選択する。また次の商品・サービスの
購入に備えて適切なクーポンを抽出する。 【解決手段】 端末装置１１０は、購入する商品・サー
ビスが決定したとき、ＩＣカード１１６に格納されるク
ーポン情報を検索して適用可能なクーポンが存在するか
否かを判定する。サーバ装置１２０は、端末装置１１０
から購入する商品・サービスの通知を受けたとき、クー
ポンＤＢ１２２を参照してクーポンが適用可能であれば
クーポンを適用する支払金額の精算をする。またサーバ
装置１２０は、顧客情報ＤＢ１２５とクーポンＤＢ１２
２を参照して当該顧客について次に購買が予想される商
品・サービスのクーポン情報を抽出し、そのクーポン情
報を端末装置１１０へ送信する。端末装置１１０は、受
け取ったクーポン情報をＩＣカード１１６に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品やサービスを
購入する際に商品やサービスの提供者が発行するクーポ
ンを利用する電子クーポン利用システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から商取引には割引サービスがあっ
たが、これはある商品を買った時点で割り引く方法であ
った。これでは顧客の固定化が図れないため、割引クー
ポンの仕組みが考えられた。割引クーポンとしては、新
聞や雑誌の折り込み広告に付加されているクーポン券や
クーポン発行者が作成するクーポンブックのような冊子
に綴じ込まれているクーポン券がある。クーポン利用者
は、これらのクーポン券のうち自分が購入しようとする
商品を見つけ、商品ごとにそのクーポン券を店頭に持参
して割引を受けていた。なおこの種の技術として関連す
るものには、例えば特開平７−１２１７７２号公報に記
載されている技術が知られている。この技術は店頭のＰ
ＯＳシステムによって次回の商品購入に活用できるクー
ポン券を出力し、クーポン利用者は次回来店時にそのク
ーポン券を持参し割引を受けるものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、クーポン利用者に対して様々な商品やサービスのク
ーポン券が新聞、雑誌の折り込み、またはクーポン専用
の冊子として送付され、クーポン利用者はその中から自
分がこれから購入しようとする商品やサービスのクーポ
ン券を見つけ、それを切り抜いて店舗に持参し割引を受
けるようになっており、クーポンの取捨選択に手間がか
かるという問題があった。またクーポン提供者として
は、利用されるか否か不明確な種々のクーポン券を作成
し、クーポン利用者に配布するといった面で多大なコス
トがかかるという問題があった。

【０００４】また特開平７−１２１７７２号公報は、店
頭に来店し商品の購入者に対して紙などの媒体にクーポ
ン券を出力し、該当する商品の次回購入時にそのクーポ
ン券を持参しなければならず、このようなクーポン券は
商品ごとに存在し利用者側は複数商品に亘って複数のク
ーポン券を管理し、その都度取捨選択して利用しなけれ
ばならないという問題があった。またクーポン発行者側
としては、顧客の購買状況や顧客の属性などを考慮せず
にクーポン券を発行しているため、発行するクーポン券
が有効に利用されていないという問題があった。

【０００５】本発明の目的は、商品・サービスを購入す
る際に適用可能なクーポンを自動的に選択することにあ
る。

【０００６】本発明の他の目的は、次の商品・サービス
の購入に備えて適切なクーポンを抽出することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、購入する商品
・サービスが決定したとき記憶装置中に格納されるクー
ポン情報を検索し、決定した商品・サービスについて適
用可能なクーポンが存在するか否かを判定する電子クー
ポンの利用方法を特徴とする。

【０００８】また本発明は、顧客の商品・サービスの購
買履歴を記憶装置中に記録し、該購買履歴を参照して次
に購買が予想される商品・サービスのクーポンを抽出
し、そのクーポン情報を記憶装置中に格納する電子クー
ポンの利用方法を特徴とする。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面により詳細に説明する。

【００１０】図１は、本発明の実施形態を示すシステム
構成図である。図１において、１１０はクーポンサービ
ス利用者側の端末装置、１２０はクーポンサービス提供
者側のサーバ装置であり、これらの装置は通信回線１３
０によって接続されている。端末装置１１０は、パソコ
ン等の情報処理装置であり、送信されてくる商品・サー
ビス情報を表示するディスプレイなどの出力装置１１
２、テンキー、キーボード、マウスなどの入力装置１１
３、ＩＣカードに格納される情報を読み書きするための
ＩＣカード読取り書き込み装置１１４、端末装置１１０
のプログラムを一時的に格納するメモリ１１５と、出力
装置１１２、入力装置１１３、ＩＣカード読取り書き込
み装置１１４、メモリ１１５を接続しかつこれらを制御
する制御部１１１及びクーポンサービス利用者の個人的
情報を保管するＩＣカード１１６から成る。クーポンサ
ービス提供者側のサーバ装置１２０は、パソコン等の情
報処理装置であり、クーポンＤＢ（データベース）１２
２、商品・サービス情報ＤＢ１２３、受注情報ＤＢ１２
４、顧客情報ＤＢ１２５、サーバ装置１２０のプログラ
ムを一時的に格納するメモリ１２６とこれらのＤＢ及び
メモリ１２６を制御する制御部１２１から成る。本実施
形態では、クーポンサービス利用者側の端末装置１１０
は１台しか示されていないが、もちろん実際には複数の
端末装置１１０が通信回線１３０を介してクーポンサー
ビス提供者側のサーバ装置１２０に接続されている。

【００１１】図２は、図１に示すＩＣカード１１６の内
部構成図であり、暗証番号記憶部２１１、顧客属性情報
記憶部２１２、購買履歴情報記憶部２１３及びクーポン
情報記憶部２１４とこれらの記憶部への情報の読み書き
を制御するＣＰＵ２１０から成る。

【００１２】図３は、暗証番号記憶部２１１に格納され
る暗証番号情報テーブル３００の構成図である。暗証番
号情報テーブル３００は、ＩＣカードを利用する個人の
本人認証をするための暗証番号欄３０１で構成される。

【００１３】図４は、顧客属性情報記憶部２１２に格納
される顧客属性情報テーブル４００の構成図である。顧
客属性情報テーブル４００は、ＩＣカードを保有する利
用者の個人情報を格納し、顧客番号欄４０１、氏名欄４
０２、住所欄４０３、メールアドレス欄４０４、性別欄
４０５、生年月日欄４０６、血液型欄４０７、趣味欄４
０８、職業欄４０９等で構成される。

【００１４】図５は、購買履歴情報記憶部２１３に格納
される購買履歴情報テーブル５００の構成図である。購
買履歴情報テーブル５００は、ＩＣカードを保有する利
用者の購買履歴を格納し、購買日欄５０１、商品コード
欄５０２、商品名欄５０３、金額欄５０４及びクーポン
利用有無欄５０５から構成される。

【００１５】図６は、クーポン情報記憶部２１４に格納
されるクーポン情報記憶テーブル６００の構成図であ
る。クーポン情報記憶テーブル６００は、ＩＣカードを
保有する利用者がクーポンサービス提供者側のサーバ装
置１２０から送信されてきたクーポンを格納し、商品・
サービスを購入する際、割引などの特典を享受するため
に使用するクーポン情報を格納する。クーポン情報記憶
テーブル６００は、割引などの特典を享受する際に購入
する商品・サービスと利用可能なクーポンを特定するた
めのクーポンコード欄６０１、そのクーポンの利用でき
る商品名欄６０２、当該クーポンでの特典内容欄６０３
及び当該クーポンの有効期限欄６０４から構成される。

【００１６】図７は、サーバ装置１２０のクーポンＤＢ
１２２に格納されるクーポン情報記憶テーブル７００の
構成図である。クーポン情報記憶テーブル７００は、前
述のＩＣカード内のクーポン情報テーブル６００とほぼ
同じ構成であり、異なるのは有効期限欄７０４の内容が
例えば「発行してから３ヶ月」のようにクーポンの有効
期限を相対的な期間で表現していることである。

【００１７】商品・サービス情報ＤＢ１２３は、各商品
・サービスについてその名称、商品・サービスコード、
属性（色、サイズ、仕様、性能、機能など）、価格、商
品の画像情報などを格納する。受注情報ＤＢ１２４は、
受注した商品・サービスについて顧客番号欄４０１、氏
名欄４０２、住所欄４０３、メールアドレス欄４０４、
商品・サービスコード、数量、合計金額などを格納す
る。顧客情報ＤＢ１２５は、顧客属性情報テーブル４０
０の顧客番号欄４０１から職業欄４０９までの顧客属性
を格納する。

【００１８】次に本電子クーポンシステムの処理動作を
図８に示すフローチャートに従って説明する。端末装置
１１０は、ＩＣカード１１６がクーポンサービス利用者
によってＩＣカード読み取り書取装置１１４に挿入され
たことを検出すると（ステップ８０１）、受け付けたＩ
Ｃカードが利用者の本人のものかどうかを判定するため
に入力装置１１３を介して暗証番号を入力する（ステッ
プ８０２）。ステップ８０２において入力された暗証番
号と暗証番号記憶部２１１に格納されている暗証番号情
報テーブル３００の暗証番号３０１とを比較し、暗証番
号が一致していなければＩＣカードは利用できないもの
と判断し本処理を終了する。暗証番号が一致していれ
ば、ＩＣカード利用者の本人確認ができたものとしクー
ポンサービス提供者のサーバ装置１２０との情報の送受
信を開始する（ステップ８０３）。サーバ装置１２０
は、商品・サービス情報ＤＢ１２３に格納されている情
報を通信回線１３０を介して端末装置１１０に送信する
（ステップ８１４）。ステップ８１４の情報の送信は、
インターネットなどによるコンテンツの配信や、双方向
で情報の送受信ができるテレビ放送などでの情報配信等
いずれの方法でもよい。端末装置１１０は、サーバ装置
１２０から送信されてきた商品・サービス情報を受信し
て出力装置１１２上に表示する（ステップ８０４）。端
末装置１１０は、入力装置１１３を介して購入決定した
商品・サービスが入力されると（ステップ８０５）、Ｉ
Ｃカード１１６内のクーポン情報記憶テーブル６００を
商品名６０２によって検索し、購入が決定した商品・サ
ービスに該当するクーポンがあるか否かを判定する（ス
テップ８０６）。クーポン情報記憶テーブル６００に該
当するクーポンがなければステップ８０９に進む。クー
ポン情報記憶テーブル６００に該当するクーポンがある
場合は、クーポン情報記憶テーブル６００内の当該クー
ポンの有効期限６０４を参照し、購入商品・サービスの
入力を受け付けた年月日とを比較し（ステップ８０
７）、有効期限が切れていたらそのクーポンは利用でき
ないものと判断し、クーポン情報記憶テーブル６００か
ら当該クーポンの情報を消去する（ステップ８０８）。
ステップ８０６で当該クーポンがないかまたはステップ
８０７で当該クーポンの有効期限が切れていた場合は、
現時点でのクーポンの利用がないので、ステップ８０５
で受け付けた購買商品・サービス情報と、ＩＣカード１
１６に格納されている顧客属性情報テーブル４００内の
顧客番号４０１、氏名４０２、住所４０３、メールアド
レス４０４、性別４０５、生年月日４０６、血液型４０
７、趣味４０８、職業４０９と過去の購買履歴である購
買履歴情報テーブル５００内の購買日５０１、商品コー
ド５０２、商品名５０３、金額５０４、クーポン利用有
無５０５を通信回線１３０を介してサーバ装置１２０に
送信する（ステップ８０９）。ステップ８０６で当該ク
ーポンがありステップ８０７で当該クーポンの有効期限
を満たしていた場合はクーポンの利用ができると判断
し、前述ステップ８０９の送信情報に加え、ＩＣカード
１１６に格納されているクーポン情報テーブル６００内
の当該クーポンのクーポンコード６０１、商品名６０
２、特典内容６０３、有効期限６０４を合わせて、通信
回線１３０を介してサーバ装置１２０に送信し（ステッ
プ８１０）、当該クーポンはこの処理で利用されたもの
としクーポン情報記憶テーブル６００から当該クーポン
の情報を消去する（ステップ８１１）。サーバ装置１２
０は、端末装置１１０から通信回線１３０を介して送信
されてきた情報を受信する（ステップ８１５）。ステッ
プ８１５で受信した情報にクーポンに関する情報がある
かないか、またクーポンの有効期限は期限内かを判断し
（ステップ８１６）、クーポンの利用が不可能またはク
ーポンの利用がない場合は、後に説明するステップ８１
８に進む。ステップ８１６でクーポンの利用が可能な場
合は、クーポンの特典内容に応じて精算処理をする（ス
テップ８１７）。本発明の実施形態では特典内容６０３
として「１０％ｏｆｆ」とクーポンサービス提供者側の
提供価格から１０％を割り引く例を挙げたが、金額の割
引以外に、商品プレゼント、金券プレゼントなど特典内
容は様々なものがある。サーバ装置１２０は、端末装置
１１０から送信されてきた情報とこれまでに蓄積された
ノウハウにより次にクーポンサービス利用者が利用する
であろう商品のクーポンをクーポンＤＢ１２２から抽出
する（ステップ８１８）。ステップ８１８のクーポン抽
出処理の具体的一例を示す。端末装置１１０から送信さ
れる情報の中で顧客属性情報テーブル４００から２９
歳、男性、会社員であること、購買履歴情報テーブル５
００から紳士スーツ、Ｙシャツ、靴下の購買履歴がある
こと、また今回の購買商品が紳士靴であれば、サーバ装
置１２０は過去の類似する取引履歴を参照し、この利用
者が次回ネクタイを購入する可能性があると判断でき
る。そこでクーポンＤＢ１２２を参照してネクタイのク
ーポンを抽出する。複数の商品の間の相関から次に購入
する確率の高い商品を推定する技術は、データマイニン
グ技術として知られている。今回受けた注文の確認情報
（購買日、商品コード、商品名、金額、クーポン利用の
有無）とステップ８１８で抽出された適正クーポンの情
報（クーポンコード、商品名、特典内容、有効期限）を
通信回線１３０を介して端末装置１１０に送信し（ステ
ップ８１９）、サーバ装置１２０の一連の動作が終了す
る。端末装置１１０は、通信回線１３０を介して送信さ
れてきた注文確認情報、クーポン情報を受信する（ステ
ップ８１２）。ステップ８１２で受信した情報の内、購
入商品に関する情報はＩＣカード１１６の購買履歴情報
記憶部２１３内の購買履歴情報テーブル５００にＩＣカ
ード読み取り書き込み装置１１４を介して書き込み、ク
ーポンに関する情報は、クーポン情報記憶部２１４内の
クーポン情報記憶テーブル６００にＩＣカード読み取り
書き込み装置１１４を介して書き込み（ステップ８１
３）、端末装置１１０の一連の動作は終了する。

【００１９】端末装置１１０の動作を示すステップ８０
１からステップ８１３までの処理プログラムは、フロッ
ピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体によって配布
されるか又は通信回線を介して端末装置１１０に伝送さ
れ、端末装置１１０内のメモリ１１５に格納されて実行
される。また同様にサーバ装置１２０の動作を示すステ
ップ８１４からステップ８１９までの処理プログラム
は、同様の手段によって配布または伝送され、サーバ装
置１２０内のメモリ１２６に格納されて実行される。

【００２０】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。例えば上記実施形態では、ＩＣカード１１６内に顧
客属性情報テーブル４００と購買履歴情報テーブル５０
０をもち、購入商品情報と共にこれらの情報をサーバ装
置１２０に送信したが、これらの情報をあらかじめサー
バ装置１２０側の記憶装置に格納し管理してもよい。そ
の場合は、端末装置１１０側のＩＣカード１１６内の顧
客属性情報テーブル４００は顧客番号４０１のみを格納
し、この顧客番号に対応してサーバ装置１２０が顧客情
報を管理するようにすれば他の処理は上記の通りであ
る。

【００２１】また上記実施形態では、商品やサービスの
購入時点に適正なクーポンを抽出していたがクーポンサ
ービス利用者が出力装置１１２に表示される情報を参照
して商品やサービスを取捨選択している最中にクーポン
情報を送信してもよい。この場合には、サーバ装置１２
０はステップ８１４に続いてステップ８１８とステップ
８１９の処理中の新クーポンの送信を実行し、端末装置
１１０は非同期にステップ８１３中の受信した新クーポ
ン情報をＩＣカード１１６に書き込む。

【００２２】また上記実施形態では、ＩＣカード１１６
内の情報を通信回線を通じてサーバ装置１２０へ送信
し、クーポンサービスに活用しているが、このＩＣカー
ドを店舗に持参して同様のサービスを受けれるようにし
てもよい。その場合には店舗のサーバ装置１２０又はＰ
ＯＳ端末は、ステップ８１４、８１５及び８１９の処理
を行わず、ステップ８１６〜８１８の処理を行って新ク
ーポンの情報及び購入商品の情報をＩＣカード１１６に
書き込むだけである。またステップ８０６〜８０８の処
理は、ステップ８１６のチェック処理としてサーバ装置
１２０又はＰＯＳ端末で実行される。ＩＣカード１１６
の内容は上記実施形態と変わらない。

【００２３】また上記実施形態では、ＩＣカード内の情
報はクーポンの利用とそれに関する情報に限定されてい
るが、このＩＣカードに決済機能を持たせるようにして
もよい。なおＩＣカード１１６のデータ形式を統一して
複数の店舗を収容する電子モールなど複数の店舗に適用
することが可能である。

【００２４】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ーポン利用者は、クーポンを取捨選択したり購入商品に
適用可能なクーポン券を探すといった手間を省くことが
でき、クーポン提供者としても利用者に有効に活用され
るクーポンを発行することができる。このためクーポン
利用者にはクーポンを利用する際の利便性が向上し、ク
ーポン提供者は効果的なクーポンの発行を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態のシステム構成図である。

【図２】実施形態のＩＣカード１１６の内部構成図であ
る。

【図３】実施形態のＩＣカード内の暗証番号情報テーブ
ル３００の構成図である。

【図４】実施形態のＩＣカード内の顧客属性情報テーブ
ル４００の構成図である。

【図５】実施形態のＩＣカード内の購買履歴情報テーブ
ル５００の構成図である。

【図６】実施形態のＩＣカード内のクーポン情報記憶テ
ーブル６００の構成図である。

【図７】実施形態のクーポンＤＢ１２２のクーポン情報
テーブル７００のデータ構成図である。

【図８】実施形態のシステムの処理動作を示すフローチ
ャートである。

【符号の説明】

１１０：端末装置、１２０：サーバ装置、１１６：ＩＣ
カード、１２２：クーポンＤＢ、２１２：顧客属性情報
記憶部、２１３：購買履歴情報記憶部、２１４：クーポ
ン情報記憶部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】コンピュータを利用して商品・サービスを
   購入する方法において、購入する商品・サービスが決定
   したとき記憶装置中に格納されるクーポン情報を検索
   し、決定した商品・サービスについて適用可能なクーポ
   ンが存在するか否かを判定することを特徴とする電子ク
   ーポンの利用方法。
2. 【請求項２】顧客の商品・サービスの購買履歴を記憶装
   置中に記録し、該購買履歴を参照して次に購買が予想さ
   れる商品・サービスのクーポンを抽出し、そのクーポン
   情報を記憶装置中に格納することを特徴とする請求項１
   記載の電子クーポンの利用方法。
3. 【請求項３】コンピュータを利用して商品・サービスの
   購入を支援するシステムにおいて、クーポン情報を格納
   する記憶手段と、購入する商品・サービスが決定したと
   き該クーポン情報を検索し、決定した商品・サービスに
   ついて適用可能なクーポンが存在するか否かを判定する
   手段とを有することを特徴とする電子クーポンを利用す
   るシステム。
4. 【請求項４】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
   実体化されたコンピュータプログラムであって、該プロ
   グラムは下記ステップを含む： （ａ）購入する商品・サービスが決定したとき記憶装置
   中に格納されるクーポン情報を検索し、（ｂ）決定した
   商品・サービスについて適用可能なクーポンが存在する
   か否かを判定する。
5. 【請求項５】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
   実体化されたコンピュータプログラムであって、該プロ
   グラムは下記ステップを含む： （ａ）記憶装置中に格納される顧客の商品・サービスの
   購買履歴を参照し、（ｂ）複数のクーポン情報の中から
   次に購買が予想される商品・サービスのクーポンを抽出
   し、（ｃ）抽出したクーポン情報を端末装置に向けて送
   信する。