JP2002183839A - ポイント処理システム、これに用いるメモリカード、ポイント処理端末、個人情報登録端末、個人情報読出端末 - Google Patents

ポイント処理システム、これに用いるメモリカード、ポイント処理端末、個人情報登録端末、個人情報読出端末

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JP2002183839A
JP2002183839A JP2000378052A JP2000378052A JP2002183839A JP 2002183839 A JP2002183839 A JP 2002183839A JP 2000378052 A JP2000378052 A JP 2000378052A JP 2000378052 A JP2000378052 A JP 2000378052A JP 2002183839 A JP2002183839 A JP 2002183839A
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memory card
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Kenichi Suzuki
健一 鈴木
Hiroshi Yusa
洋 遊佐
Hiroyuki Hirose
広幸 広瀬
Tomohisa Suganuma
知久 菅沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業者による個人情報の入手負担、メモリカ
ードの発行う負担を低減するとともに、メモリカードに
格納された個人情報を保護する。 【解決手段】 カード発行者1は、事業者3に対して、
事業者3がポイントサービスの提供に際してメモリーカ
ード21を利用することについて契約を結び、その利用
料を徴収する。また、カード発行者1は、個人情報を利
用者2から入手し、この個人情報をユーザパスワードの
認証により読み出しされるようにメモリカード21に登
録するとともに事業者パスワードを登録して利用者2へ
発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業者により提供
されるポイントサービスを利用者が利用するときに用い
るメモリカード、ポイント処理端末、ポイント処理シス
テム、個人情報登録端末、個人情報読出端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サービスを提供する事業者が、サ
ービスの利用者に対してその利用の程度に応じてポイン
トを付与していき、そのポイントに応じた特典や新たな
サービスを提供するというポイントサービスを事業展開
することが増加してきている。
【0003】この際、各事業者は、まず、利用者から氏
名や住所等の個人情報を入手する。このように個人情報
を入手するのは、各利用者によるポイントサービスの利
用程度を知ることによってニーズを把握するとともに個
人的なサービスを可能とするためである。
【0004】そして、個人情報やポイント情報を記録す
るためのメモリカードを利用者に発行し、利用者がポイ
ントサービスの提供を受けるときにはこのメモリカード
を事業者に提示させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなポイントサービスの提供においては、各事業者とし
ては、本業であるポイントサービスを提供することの他
に、個人情報の入手やメモリカードの発行といったこと
を処理しなければならず、特にメモリカードの発行費用
が負担になっていた。
【0006】また、利用者としては、メモリカードを紛
失してしまった場合には、そのメモリカードに登録され
ている個人情報を誰かに参照されるおそれがあった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、事業者による個人情報の
入手負担、メモリカードの発行負担を低減し得るポイン
ト処理システム、およびこれに用いるメモリカード、ポ
イント処理端末を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、格納された個人情報
を保護し得るメモリカードを提供することにある。
【0009】本発明のさらに別の目的は、上記メモリカ
ードへの個人情報の登録に用いられる個人情報登録端
末、および個人情報の読み出しに用いられる個人情報読
出端末を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1の発明は、事業者がポイントサービスを利
用者に提供するときに用いられるポイント処理システム
であって、利用者の個人情報が格納された状態でカード
発行者から利用者に発行されるメモリカードと、事業者
に配置されたポイント処理端末と、を有し、前記ポイン
ト処理端末は、前記メモリカードから個人情報を読み出
す読出手段と、前記ポイントサービスを利用者が利用し
たときのポイント処理を行う処理手段と、前記処理手段
による処理結果を含む事業者情報を所定の認証によって
読み出されるように前記メモリカードに登録する登録手
段と、を有することを特徴とする。
【0011】本発明にあっては、カード発行者により発
行され、利用者の個人情報が格納されたメモリカードに
ついて、事業者がその個人情報を読み出せるとともに、
ポイント処理の結果を登録できるようにしたことで、事
業者としては、自らメモリカードを発行する必要がな
く、メモリカードを発行するときの利用者の個人情報の
入手処理から開放され、また、自らメモリカードを発行
するよりも少ない費用でメモリカードを用いたポイント
サービスを提供することができる。なお、所定の認証と
は、例えばパスワード照合による認証のことをいう。
【0012】本願第2の発明は、カード発行者から利用
者に発行され、利用者が複数の事業者により提供される
ポイントサービスを利用するときに用いるメモリカード
であって、前記利用者の個人情報を格納する個人情報格
納手段と、複数の事業者情報を事業者毎に管理する管理
テーブルと、前記複数の事業者情報を所定の認証によっ
て読み出されるように格納する事業者情報格納手段と、
を有することを特徴とする。
【0013】本発明にあっては、利用者の個人情報を格
納するとともに、複数の事業者情報を所定の認証によっ
て読み出されるように格納したことで、複数の事業者が
一枚のメモリカードを共有して利用することができる。
【0014】ここで、前記個人情報格納手段は、所定の
認証によって読み出されるように個人情報を格納するこ
とを特徴とする。
【0015】本発明にあっては、メモリカードに登録さ
れた利用者の個人情報が所定の認証によって保護される
ようにしたことで、利用者としては、個人情報の参照の
可否を自ら決めることができる。
【0016】また、上記メモリカードは、個人情報につ
いての認証又は事業者情報についての認証の少なくとも
一方を行う認証手段を有することを特徴とする。
【0017】本願第3の発明は、利用者に対してポイン
トサービスを提供する事業者に配置されるポイント処理
端末であって、本願第2の発明に係るメモリカードから
個人情報を読み出す読出手段と、前記ポイントサービス
を利用者が利用したときのポイント処理を行う処理手段
と、前記処理手段による処理結果を含む事業者情報を所
定の認証によって読み出されるように前記メモリカード
に登録する登録手段と、を有することを特徴とする。
【0018】本発明にあっては、このポイント処理端末
を用いることによって、事業者はメモリカードから個人
情報を読み出し、また、メモリカードへポイント処理の
結果を登録することができる。
【0019】本願第4の発明は、カード発行者に配置さ
れる個人情報登録端末であって、本願第2の発明に係る
メモリカードに利用者の個人情報を所定の認証によって
読み出されるように登録する登録手段を有することを特
徴とする。
【0020】本発明にあっては、この個人情報登録端末
を用いることによって、カード発行者は個人情報の登録
されたメモリカードを発行することができる。
【0021】本願第5の発明は、利用者に配置される個
人情報読出端末であって、本願第2の発明に係るメモリ
カードから所定の認証により個人情報を読み出す読出手
段を有することを特徴とする個人情報読出端末。
【0022】本発明にあっては、この個人情報読出端末
を用いることによって、利用者は登録されている個人情
報の内容を確認することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0024】[第1の実施の形態]図1は、一実施の形
態におけるポイント処理システムの構成を示すブロック
図である。メモリカード21を発行するカード発行者1
には個人情報登録端末11と、これに接続されたデータ
ベース12とが配置され、メモリカード21を所有する
利用者2には個人情報読出端末22が配置され、ポイン
トサービスを提供する事業者3にはポイント処理端末3
1と、顧客情報データベース35とが配置された構成で
ある。このポイント処理端末31は、個人情報読出部3
2と、事業者情報登録部33と、ポイント処理部34と
を有する構成である。
【0025】次に、同図におけるそれぞれの役割を簡単
に説明する。カード発行者1は、メモリカード21を利
用者2に発行するとともに、事業者3がポイントサービ
スを利用者2に提供する際にこのメモリカード21を利
用することについて事業者3と契約を結ぶ。
【0026】利用者2は、メモリカード21を用いて事
業者3が提供するポイントサービスを利用する。
【0027】事業者3は、ポイントサービスを提供する
に際し、自らポイントカードを発行することはせずにメ
モリカード21を利用する。
【0028】メモリカード21には、利用者2の氏名、
住所、生年月日、電話番号、ユーザパスワード等を含む
個人情報が記録されるとともに、事業者3の店舗名、ポ
イント情報、事業者パスワード、会員情報(IDや有効
期限)等を含む事業者情報が記録される。この個人情報
はユーザパスワードの入力がなければ読み出し不可能に
記録され、また事業者情報は事業者パスワードの入力が
なければ読み出し不可能に記録される。
【0029】個人情報登録端末11は、所定のスロット
に挿入されたメモリカード21に対して個人情報をユー
ザパスワードの認証によって開示可能に登録する。
【0030】個人情報読出端末22は、キーボードから
ユーザパスワードの入力を受け付け、所定のスロットに
挿入されたメモリカード21に記録された個人情報を読
み出す。
【0031】ポイント処理端末31では、個人情報読出
部32は、ユーザパスワードの入力を受け付けてメモリ
カード21から個人情報を読み出す。事業者情報登録部
33は、事業者パスワードの入力を受け付けて事業者情
報をメモリカード21に登録する。ポイント処理部34
は、利用者2がポイントサービスを利用したときのポイ
ント処理を行い、その処理結果であるポイント情報をメ
モリカード21に記録する。
【0032】ポイント処理端末31、個人情報登録端末
11、個人情報読出端末21は、それぞれコンピュータ
システムにより構成され、各部の機能はプログラム言語
によるソフトウェアで実現される。もちろん、コンピュ
ータシステムに限られるものではなく、専用の装置によ
り構成するようにしてもよい。
【0033】図2は、メモリカード21の構成を示すブ
ロック図である。同図のメモリカード21は、個人情報
を格納する個人情報格納部23と、事業者と事業者情報
の格納場所とを関連付けて事業者情報を事業者毎に管理
する管理テーブル24と、事業者情報を格納する事業者
情報格納部25とを有する構成である。個人情報格納部
23、管理テーブル24、事業者情報格納部25は、磁
気メモリや半導体メモリ等の記録媒体によって構成され
る。
【0034】メモリカード21の特徴としては、第1
に、ユーザパスワードの認証により個人情報の読み出し
が可能である。第2に、事業者パスワードの認証により
事業者情報の登録、読み出しが可能である。第3に、管
理テーブル24により、複数の事業者情報を事業者毎に
管理可能であり、所望の事業者情報の高速な読み出しが
可能である。第4に、各事業者は、それぞれ複数のポイ
ント情報の登録ができ、そのポイントの種類は事業者情
報格納部25のメモリ容量に応じて変更が可能である。
第5に、事業者パスワードの認証により事業者情報の削
除が可能である。事業者情報の削除されたメモリ領域
は、他の事業者情報の格納に再利用される。第6に、メ
モリカード21に格納される事業者情報の割り当ては事
業者自身が行い、割り当て後は事業者パスワードを把握
している事業者3およびカード発行者1だけがその割り
当てを変更できる。
【0035】次に本実施の形態における処理の流れにつ
いて図3および図4を用いて説明する。図3は、利用者
2がポイントサービスの利用を開始する前における処理
の流れを示す図である。まず、同図(a)に示すように
してカード発行者1と事業者3との契約を行う。事業者
3は、カード発行者に対してカード利用の契約をすると
ともにその利用料を支払う。カード発行者1は、事業者
3に対してメモリカード21の取り扱い方法や事業者パ
スワード等を開示する。なお、事業者パスワードは、こ
のようにカード発行者1が定めて事業者3へ開示するよ
うにしてもよいし、事業者3が希望するものをカード発
行者1が受け入れるようにしてもよい。
【0036】続いて、同図(b)に示すようにしてカー
ド発行者1は利用者2に対してメモリカード21を発行
する。まず、利用者2は、カード発行者1に対して氏
名、住所、生年月日、電話番号等の個人情報を明示した
上でカードの利用申し込みを行う。カード発行者1は、
メモリカード21を個人情報登録端末11の所定のスロ
ットに挿入し、ユーザパスワードを含めた個人情報をメ
モリカード21に記録する。また、カード発行者1は、
事業者パスワードについてもメモリカード21に記録す
る。カード発行者1は、このようにしてメモリカード2
1を発行し、利用者2へ送付する。なお、ユーザパスワ
ードは、カード発行者1が定めて利用者2へ開示するよ
うにしてもよいし、利用者2が希望するものをカード発
行者1が受け入れるようにしてもよい。
【0037】続いて、同図(c)に示すようにして利用
者2は個人情報の確認を行う。まず、メモリカード21
を個人情報読出端末22の所定のスロットに挿入し、ユ
ーザパスワードを入力する。個人情報読出端末22で
は、入力されたユーザパスワードとメモリカード21に
格納されたユーザパスワードとの照合を行い、両者が一
致している場合に認証し、メモリカード21から個人情
報の読み出しを許可する。ここで、利用者2は読み出さ
れた個人情報に誤りがないかを確認する。
【0038】図4は、利用者2がポイントサービスの利
用を開始した後における処理の流れを示す図である。ま
ず、同図(a)に示すようにしてメモリカード21に事
業者情報を登録する。利用者2は、事業者3が経営する
店舗に行き、その店舗の商品を購入等することによりポ
イントサービスを受けようとする場合には、メモリカー
ド21をポイント処理端末31の所定のスロットに挿入
し、ユーザパスワードを入力する。ポイント処理端末3
1の個人情報読出部32では、入力されたユーザパスワ
ードとメモリカード21に格納されたユーザパスワード
との照合を行い、両者が一致している場合に認証し、メ
モリカード21から個人情報の読み出しを許可する。こ
こで、ポイント処理端末31は、読み出された個人情報
を顧客情報データベースに記憶させる。また、ポイント
処理部34では、商品の購入金額などに基づいてポイン
ト処理を行い、ポイントを加算した結果を示すポイント
情報を生成する。事業者3は、事業者情報登録部33を
用いて事業者パスワードを入力し、店舗名や会員情報、
ポイント情報等を含む事業者情報をメモリカード21に
登録する。また、利用者が商品を購入等したことによる
支払処理が別途行われる。
【0039】続いて、同図(b)に示すようにしてポイ
ント情報の更新が行われる。まず、利用者2は、ポイン
トサービスを受ける場合に、メモリカード31を事業者
3へ提示する。この段階では個人情報は既に事業者3に
開示されているので、ユーザパスワードを入力する必要
はない。ここで、利用者2が商品を購入等したことによ
る支払処理が行われるとともに、ポイント処理が行われ
る。このポイント処理では、事業者3は、まず事業者パ
スワードを入力する。ポイント処理端末31の事業者情
報登録部33では、入力された事業者パスワードとメモ
リカード21に格納された事業者パスワードとの照合を
行い、両者が一致している場合に認証し、メモリカード
21から事業者情報の読み出しを許可し、メモリカード
21からポイント情報や会員情報を読み出す。ポイント
処理部34によりポイントを更新した新たなポイント情
報が生成されるので、事業者3は、この新たなポイント
情報をメモリカード21に登録する。また、利用者2に
よる購買履歴は顧客情報データベース35に記憶され
る。
【0040】続いて、同図(c)に示すようにして事業
者3によるポイントサービスの利用が終了される。利用
者2は、事業者3によるポイントサービスの利用を終了
しようとする場合には、メモリカード21を事業者3に
提示する。事業者3は、ポイント処理端末31の所定の
スロットにメモリカード21を挿入し、事業者パスワー
ドを入力してメモリカード21に記録されている事業者
登録情報を削除する。このようにして空いたメモリカー
ド21のメモリ領域は、他の事業者による事業者情報の
登録に再利用される。なお、この事業者情報の削除は、
事業者パスワードを把握しているカード発行者1が行う
ようにしてもよい。
【0041】したがって、本実施の形態によれば、カー
ド発行者1により発行され、利用者の個人情報が登録さ
れたメモリカード21をユーザパスワードや事業者パス
ワードの認証によって事業者3が利用できるようにした
ことで、事業者3としては、自らメモリカードを発行す
る必要がなく、よってメモリカードを発行するときの利
用者の個人情報の入手処理から開放され、また、自らメ
モリカード3を発行するよりも少ない費用でメモリカー
ドを用いたポイントサービスを提供することができる。
【0042】本実施の形態によれば、メモリカード21
に登録された利用者の個人情報がユーザパスワードの認
証によって保護されるようにしたことで、利用者として
は、個人情報の参照の可否を自ら決めることができる。
また、個人情報読取端末22を用いることによって、こ
の個人情報の内容を確認することができる。
【0043】本実施の形態によれば、メモリカード21
に管理テーブル24を設け、複数の事業者による事業者
登録情報を管理可能としたことで、複数の事業者が一枚
のメモリカード21に登録された個人情報を共同で利用
することができる。
【0044】本実施の形態によれば、カード発行者1が
メモリカード21を利用する事業者3から利用料を徴収
するようにしたことで、カード発行者1は収益を得るこ
とができる。
【0045】[第2の実施の形態]第1の実施の形態に
おいては、メモリカード21に格納された個人情報や事
業者情報を読み出すときの認証処理を個人情報読出端末
22やポイント処理端末31で行うようにしたが、本実
施の形態では、この認証処理をメモリカードで行うよう
にした場合について説明する。
【0046】図5は、本実施の形態におけるメモリカー
ド51の構成を示す図である。同図のメモリーカード5
1は、メモリーカード21に対してパスワード照合部5
2を設けた構成である。パスワード照合部52には、C
PU又はワイヤードロジックが用いられる。なお、その
他、図2と同一物には同一の符号を付すこととし、ここ
では詳しい説明は省略する。
【0047】個人情報読出端末22やポイント処理端末
31にユーザパスワードが入力された場合には、パスワ
ード照合部52は、入力されたユーザパスワードと個人
情報格納部23に格納されているユーザパスワードとの
照合を行い、両者が一致している場合に認証し、個人情
報の読み出しを許可する。
【0048】また、ポイント処理端末31に事業者パス
ワードが入力された場合にも、同様にしてパスワード照
合部52は、入力された事業者パスワードと事業者情報
格納部25に格納されている事業者パスワードとの照合
を行い、両者が一致している場合に認証し、事業者情報
の読み出しを許可する。
【0049】したがって、本実施の形態によれば、メモ
リーカードにパスワード照合部52を設けて認証処理を
行うようにしたことで、個人情報読出端末22やポイン
ト処理端末31で認証処理を行う必要をなくすことがで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
係るポイント処理システムによれば、カード発行者によ
り発行され、利用者の個人情報が登録されたメモリカー
ドについて、事業者が個人情報を読み出し、ポイント処
理の結果を登録できるようにしたことで、事業者として
は、自らメモリカードを発行する必要がなく、メモリカ
ードを発行するときの利用者の個人情報の入手処理から
開放され、また、自らメモリカードを発行するよりも少
ない費用でメモリカードを用いたポイントサービスを提
供することができる。
【0051】本願第2の発明に係るメモリカードによれ
ば、複数の事業者情報を所定の認証によって読み出され
るように格納したことで、複数の事業者が一枚のメモリ
カードを共有して利用することができる。
【0052】また、メモリカードに登録された利用者の
個人情報が所定の認証によって保護されるようにしたこ
とで、利用者としては、個人情報の参照の可否を自ら決
めることができる。
【0053】本願第3の発明に係るポイント処理端末に
よれば、このポイント処理端末を用いることによって、
事業者はメモリカードから個人情報を読み出し、また、
メモリカードへポイント処理の結果を登録することがで
きる。
【0054】本願第4の発明に係る個人情報登録端末に
よれば、この個人情報登録端末を用いることによって、
カード発行者は個人情報の登録されたメモリカードを発
行することができる。
【0055】本願第5の発明に係る個人情報読出端末に
よれば、この個人情報読出端末を用いることによって、
利用者は登録されている個人情報の内容を確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるポイント処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】メモリカード21の構成を示す図である。
【図3】利用者2がポイントサービスの利用を開始する
前における処理の流れを示す図である。
【図4】利用者2がポイントサービスの利用を開始した
後における処理の流れを示す図である。
【図5】メモリカード51の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カード発行者 2 利用者 3 事業者 11 個人情報登録端末 12 データベース 21 メモリカード 22 個人情報読出端末 31 ポイント処理端末 32 個人情報読出部 33 事業者情報登録部 34 ポイント処理部 35 顧客情報データベース 51 メモリカード 52 パスワード照合部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 U (72)発明者 遊佐 洋 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 広瀬 広幸 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 菅沼 知久 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 3E042 CC02 CC04 CC10 CD04 5B035 AA14 BB09 BC02 CA38 5B058 CA27 YA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事業者がポイントサービスを利用者に提
    供するときに用いられるポイント処理システムであっ
    て、 利用者の個人情報が格納された状態でカード発行者から
    利用者に発行されるメモリカードと、 事業者に配置されたポイント処理端末と、を有し、 前記ポイント処理端末は、前記メモリカードから個人情
    報を読み出す読出手段と、 前記ポイントサービスを利用者が利用したときのポイン
    ト処理を行う処理手段と、 前記処理手段による処理結果を含む事業者情報を所定の
    認証によって読み出されるように前記メモリカードに登
    録する登録手段と、 を有することを特徴とするポイント処理システム。
  2. 【請求項2】 カード発行者から利用者に発行され、利
    用者が複数の事業者により提供されるポイントサービス
    を利用するときに用いるメモリカードであって、 前記利用者の個人情報を格納する個人情報格納手段と、 複数の事業者情報を事業者毎に管理する管理テーブル
    と、 前記複数の事業者情報を所定の認証によって読み出され
    るように格納する事業者情報格納手段と、 を有することを特徴とするメモリカード。
  3. 【請求項3】 前記個人情報格納手段は、所定の認証に
    よって読み出されるように個人情報を格納することを特
    徴とする請求項2記載のメモリカード。
  4. 【請求項4】 個人情報についての認証又は事業者情報
    についての認証の少なくとも一方を行う認証手段を有す
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のメモリカー
    ド。
  5. 【請求項5】 利用者に対してポイントサービスを提供
    する事業者に配置されるポイント処理端末であって、 請求項2乃至4のいずれかに記載のメモリカードから個
    人情報を読み出す読出手段と、 前記ポイントサービスを利用者が利用したときのポイン
    ト処理を行う処理手段と、 前記処理手段による処理結果を含む事業者情報を所定の
    認証によって読み出されるように前記メモリカードに登
    録する登録手段と、 を有することを特徴とするポイント処理端末。
  6. 【請求項6】 カード発行者に配置される個人情報登録
    端末であって、請求項2乃至4のいずれかに記載のメモ
    リカードに利用者の個人情報を登録する登録手段を有す
    ることを特徴とする個人情報登録端末。
  7. 【請求項7】 利用者に配置される個人情報読出端末で
    あって、請求項2乃至4のいずれかに記載のメモリカー
    ドから個人情報を読み出す読出手段を有することを特徴
    とする個人情報読出端末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008132968A1 (ja) 2007-04-12 2008-11-06 Ntt Communications Corporation データ保管方法、クライアント装置、記憶装置及びプログラム

Citations (4)

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