JP2003085624A - 自動販売機による商品販売システム、自動販売機、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

自動販売機による商品販売システム、自動販売機、プログラムおよび記録媒体

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JP2003085624A
JP2003085624A JP2001278062A JP2001278062A JP2003085624A JP 2003085624 A JP2003085624 A JP 2003085624A JP 2001278062 A JP2001278062 A JP 2001278062A JP 2001278062 A JP2001278062 A JP 2001278062A JP 2003085624 A JP2003085624 A JP 2003085624A
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customer
vending machine
product
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sales
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Tsutomu Kon
勉 今
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュレスで商品を販売することができ
る自動販売機による商品販売システムを提供する。 【解決手段】 この自動販売機による商品販売システム
は、自動販売機と自販機管理サーバとを接続している。
顧客は、この自動販売機を使って自分の認証情報および
購入する商品を指定する。自動販売機は、これを自販機
管理サーバへ送って、その商品を購入できるかを検査し
た上、販売可能であれば商品を搬出する。また、自販機
管理サーバは、ネットワークを介して接続された複数の
自動販売機から送信された認証情報によって顧客である
と認証し、その顧客が所望する商品情報に対して販売可
能かどうかを決定し、その結果を自動販売機へ通知し、
販売可能であるときは、その顧客に対する販売履歴を販
売履歴データベースへ登録し、予め決められた期間内の
販売履歴に応じて顧客ごとに課金するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機による
商品販売システム、自動販売機、プログラムおよび記録
媒体、より詳細には、顧客の指紋や音声を用いてキャッ
シュレスで商品を販売することができる自動販売機によ
る商品販売システム、自動販売機、自動販売機による商
品販売システムの機能を実行するためのプログラムおよ
びそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば各種の清涼飲料水等の自動
販売機では、不特定多数の顧客が購入したい商品金額分
の硬貨または紙幣を自動販売機に投入することにより、
所望の商品を手に入れることが出来るため、硬貨や紙幣
さえあれば顧客は自由に商品を購入することができる点
で大変便利である。しかしながら、顧客が硬貨や紙幣を
持ち合わせていない場合、商品を購入することができな
かったり、紙幣で購入しようとした場合等に自動販売機
内に釣り銭が不足していることがあったりといった問題
点があった。また、上記釣り銭、顧客により投入された
硬貨や紙幣等が自動販売機を管理する業者が集金にくる
まで自動販売機内に蓄積された状態にあるために、その
お金を目当てとした自動販売機あらしの被害にあうとい
う問題もある。また、硬貨や紙幣を直接自動販売機に投
入して購入するために、例えば偽造硬貨等を使用して商
品やつり銭を搾取するような事件も発生している。更
に、未成年者がアルコールやタバコ等の購買を禁止する
手立てもない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、顧客の指紋、声紋
や眼底写真を認識情報として登録し、この登録した指
紋、音声や眼底写真により顧客を認識することによりキ
ャッシュレスで商品を販売することができる自動販売機
による商品販売システム、自動販売機、プログラムおよ
び記録媒体を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1の自動販売機による商品販売シス
テムは、ネットワークを介して複数の自動販売機と自販
機管理サーバとを接続した自動販売機による商品販売シ
ステムにおいて、前記自販機管理サーバは、少なくとも
顧客に関する認証情報を含む顧客情報を格納する顧客情
報データベース、少なくとも商品ごとに商品品目と販売
価格と年齢制限商品であるかを示す情報とを格納した商
品情報データベースおよび顧客ごとに予め設定した期間
における販売履歴を格納する販売履歴データベースにア
クセス可能であって、前記自動販売機から送信された顧
客に関する認証情報を前記顧客情報データベースに登録
した認証情報と照合し、一致した場合に顧客として認証
し、その結果をこの自動販売機へ通知する顧客認証手段
と、前記自動販売機から送信されたこの認証された顧客
が所望する商品情報に対して販売可能かどうかを決定
し、その結果をこの自動販売機へ通知する商品販売手段
と、前記商品販売手段で顧客に商品を販売した場合、そ
の顧客に対してその商品を販売したことを前記販売履歴
データベースへ登録する販売履歴登録手段とを有し、こ
の販売履歴データベースに記憶された商品の販売履歴に
応じて顧客ごとに課金できるようにしたことを特徴とす
る。
【0005】また、本発明の請求項2は、請求項1に記
載の自動販売機による商品販売システムにおいて、前記
顧客情報データベースの前記顧客に関する認証情報は、
顧客の指紋データであることを特徴とする。また、本発
明の請求項3は、請求項1または2に記載の自動販売機
による商品販売システムにおいて、前記顧客情報データ
ベースの前記顧客に関する認証情報は、顧客の声紋デー
タであることを特徴とする。また、本発明の請求項4
は、請求項1、2または3に記載の自動販売機による商
品販売システムにおいて、前記顧客情報データベースの
前記顧客に関する認証情報は、顧客の眼底写真データで
あることを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項5は、請求項1乃至
4のいずれか1に記載の自動販売機による商品販売シス
テムにおいて、前記顧客情報データベースの顧客情報と
して、顧客ごとに販売禁止品目を登録し、前記商品販売
手段は、前記自動販売機から送信された顧客が所望する
商品情報と前記顧客情報データベースに登録された顧客
の販売禁止品目とを比較して、販売可能かどうかを決定
することを特徴とする。また、本発明の請求項6は、請
求項1乃至5のいずれか1に記載の自動販売機による商
品販売システムにおいて、前記顧客情報データベースの
顧客情報として、顧客ごとに年齢を登録し、前記商品販
売手段は、前記自動販売機から送信された顧客が所望す
る商品情報が前記商品情報データベースに登録された年
齢制限商品であるかを判別し、年齢制限商品であった場
合には、前記顧客情報データベースに登録された顧客の
年齢とを比較して、販売可能かどうかを決定することを
特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項7は、請求項1乃至
6のいずれか1に記載の自動販売機による商品販売シス
テムにおいて、前記顧客情報データベースの顧客情報と
して、顧客ごとに一回の購入金額の上限を登録し、前記
商品販売手段は、前記商品情報データベースを参照し
て、前記自動販売機から送信された顧客が所望する商品
情報の販売価格と前記顧客情報データベースに登録され
た顧客の一回の購入金額の上限値とを比較して、販売可
能かどうかを決定することを特徴とする。また、本発明
の請求項8は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の自
動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
報データベースの顧客情報として、顧客ごとに累積購入
金額の上限を登録し、前記商品販売手段は、前記商品情
報データベースを参照して、前記自動販売機から送信さ
れた顧客が所望する商品情報の販売価格と前記販売履歴
データベースに記録されたその顧客の購入累積金額との
合計が前記顧客情報データベースに登録された顧客の累
積購入金額の上限値を超えているかを比較して、販売可
能かどうかを決定することを特徴とする。また、本発明
の請求項9は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の自
動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
報データベースの顧客情報として、顧客の家族ごとに累
積購入金額の上限を登録し、前記商品販売手段は、前記
商品情報データベースを参照して、前記自動販売機から
送信された顧客が所望する商品情報の販売価格と前記販
売履歴データベースに記録されたその顧客の家族の購入
累積金額との合計が前記顧客情報データベースに登録さ
れた顧客の家族の累積購入金額の上限値を超えているか
を比較して、販売可能かどうかを決定することを特徴と
する。また、本発明の請求項10は、請求項5、7、8
または9に記載の自動販売機による商品販売システムに
おいて、前記顧客情報データベースの顧客情報として登
録する前記顧客ごとの販売禁止品目、前記顧客ごとの一
回の購入金額の上限、前記顧客ごとの累積購入金額の上
限、前記顧客の家族ごとの累積購入金額の上限は、前記
ネットワークを介して接続された顧客が使用する端末装
置から設定可能としたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項11は、請求項1乃
至10のいずれか1に記載の自動販売機による商品販売
システムにおいて、前記顧客情報データベースの顧客情
報には、顧客のクレジットカード情報を登録し、前記自
販機管理サーバは、前記顧客情報データベースに登録さ
れた顧客のクレジットカード情報に基づいて課金するこ
とを特徴とする。また、本発明の請求項12は、請求項
1ないし10のいずれか1に記載の自動販売機による商
品販売システムにおいて、前記顧客情報データベースの
顧客情報には、顧客の銀行口座に関する情報を登録し、
前記自販機管理サーバは、前記顧客情報データベースに
登録された顧客の銀行口座に関する情報に基づいて課金
することを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項13は、請求項1乃
至12のいずれか1に記載の自動販売機による商品販売
システムにおいて、前記自販機管理サーバは、顧客に対
し課金を引き落とす前に、前記販売履歴データベースに
記憶された商品の販売履歴を電子メールによって各顧客
に通知する販売履歴通知手段を有することを特徴とす
る。また、本発明の請求項14は、請求項1乃至12の
いずれか1に記載の自動販売機による商品販売システム
において、前記自販機管理サーバは、前記ネットワーク
を介して接続された顧客が使用する端末装置からの販売
履歴の問い合わせに対し、前記販売履歴データベースに
記憶された商品の販売履歴を通知する販売履歴表示手段
を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項15のプログラム
は、コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1つ
に記載の自動販売機による商品販売システムとして機能
させるためのプログラムである。また、本発明の請求項
16の記録媒体は、請求項15に記載の自動販売機によ
る商品販売システムのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0011】また、本発明の請求項17の自動販売機
は、ネットワークを介して自販機管理サーバと接続した
自動販売機において、前記自動販売機は、顧客が入力し
た認証情報を前記自販機管理サーバへ送信して、この自
動販売機が利用可能かどうかを問い合わせる認証情報入
力手段と、前記自販機管理サーバからこの自動販売機を
利用可能であると通知があった場合、指定された商品の
商品情報を前記自販機管理サーバへ送信して、この商品
が販売可能かどうかを問い合わせる商品指定手段と、前
記自販機管理サーバからその商品が販売可能であると通
知があった場合、その商品を商品搬出口へ搬出する商品
搬出手段とを有し、顧客の所望する商品を販売するよう
にしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項18のプログラム
は、コンピュータを、請求項17に記載の自動販売機と
して機能させるためのプログラムである。また、本発明
の請求項19の記録媒体は、請求項18に記載の自動販
売機のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0013】したがって、顧客の指紋、声紋や眼底写真
を認識情報として登録し、この登録した指紋、音声や眼
底写真により顧客を認識するので、顧客はキャッシュレ
スで商品を購入することができる。また、未成年者が購
入を制限されている商品(例えば、酒やタバコ等)を自
動販売機で販売することを制限することができる。ま
た、自動販売機内に現金が保存されることがないので、
自動販売機あらしがなくなる。また、自動販売機に現金
を投入することがないので、偽造硬貨や偽造紙幣による
不正使用を防止できる。また、商品の購入に際して、プ
リペイドカード、ICカード等のキャッシュカード類や
携帯電話の道具を使用しないので、他人に悪用されるこ
とがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の商
品販売システムを詳細に説明する。図1は、本発明の商
品販売システムの全体構成を示すブロック図である。図
1において、商品販売システムは、複数台の自動販売機
100と自販機管理サーバ200とをネットワーク50
0を介して接続している。
【0015】自動販売機100は、各種の清涼飲料水、
雑誌・書籍、金券、チケット等を販売するための自動販
売機である。例えば、図2に示したような自動販売機
は、商品の表示部A、商品選択のためのボタンB、顧客
認証データの入力部C、各種のメッセージを音声で出力
するスピーカD、各種のメッセージを文字で表示するL
CD(液晶ディスプレイ)E、購入した商品の搬出口F
とを備えている。
【0016】自販機管理サーバ200は、自動販売機1
00からの問い合わせに応じて、情報管理DB400を
参照して、認証処理および販売可能性の決定処理を行っ
て、販売された場合には、その販売履歴を情報管理DB
400へ登録する。予め定められた期間が過ぎると、情
報管理DB400に登録されている顧客ごとの販売履歴
から課金情報を作成し、ネットワーク500に接続され
た顧客の端末装置300へ課金情報を通知するととも
に、指定された方法で課金金額を引き落とす。この情報
管理DB400には、顧客ごとの個人および家族に関す
る情報、顧客ごとの販売履歴情報、および自動販売機1
00で販売対象となっている商品に関する情報を保持し
ている(詳細は後述する)。また、この販売履歴は顧客
の要求により、任意の時点で現在の利用状況を問い合わ
せることも可能である。
【0017】また、端末装置300は、パーソナルコン
ピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等の
携帯端末または携帯電話機等のいずれであってもよく、
要は自販機管理サーバ200へネットワーク500を介
してアクセスし、情報管理DB(データベース)の登録
事項の修正や自分の課金情報の取り出し、または、自販
機管理サーバ200からの課金情報の通知を取得できる
ものであればよい。
【0018】ネットワーク500は、自動販売機10
0、自販機管理サーバ200、ユーザの端末装置300
とを結合するための伝送路であって、一般には、ケーブ
ルで実現され、通信プロトコルにはTCP/IPが使わ
れる。但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、そ
れらの間の通信プロトコルが一致するものであれば無線
および有線のいずれであってもよく、例えば、LAN
(Local Area Network)、WAN(W
ide Area Network)やインターネットな
どを用いることができる。
【0019】次に、本商品販売システムによって商品を
購入するときの概略説明を上記構成を使って説明する。
予め顧客は、購入対象となる商品を販売する販売会社と
契約し、商品を購入する顧客およびその家族の情報(氏
名、住所、課金の引き落とし先、年齢、家族関係、電子
メールのアドレス、認証のための指紋・声紋・眼底写真
等)および必要に応じて、年齢等の制限に応じて販売禁
止対象商品、一回および累積の購入金額上限値等を顧客
情報として自販機管理サーバ200の情報管理DB40
0へ登録しておく。このときに顧客は、課金情報や顧客
情報へのアクセスのために顧客IDおよびパスワードを
割り当てられる。ここで電子メールのアドレスは、顧客
が初めから所有するものであってもよいが、この契約し
たときに販売会社から与えるようにしてもよい。また、
情報管理DB400には、この自販機管理サーバ200
にネットワーク500を介して接続されたすべての自動
販売機100が取り扱っている商品に関する商品情報
(商品名、商品番号、販売価格、年齢制限のある商品か
どうかを示す情報)を登録しておく。
【0020】次に、顧客は自動販売機100(図2参
照)の商品表示Aを見て所望の商品があった場合には、
例えば、指紋照合器のような認証データ入力部Cに指紋
を押し当てる。自動販売機100は、ネットワーク50
0を介して接続された自販機管理サーバ200へこの指
紋データを送信する。この指紋データを受信した自販機
管理サーバ200は、情報管理DB400の顧客情報に
登録された認証情報(指紋データ)と照合し、契約され
た顧客かどうかを調べ、その結果をもとの自動販売機1
00へ通知する。
【0021】認証結果を受信した自動販売機100は、
その結果を音声でスピーカDへ出力するとともに、文字
として液晶ディスプレイEへ表示する。顧客は認証され
た場合、商品表示Aの下にある商品選択ボタンBを押
す。自動販売機100はこの選択された商品情報(商品
名および商品番号)を自販機管理サーバ200へ送信す
る。自販機管理サーバ200ではこの商品情報と先に認
証された顧客情報とから、情報管理DB400を参照し
て、商品の販売価格、販売禁止対象商品であるかどうか
を識別する情報、購入金額の上限値、年齢制限対象商品
の区別等とから販売してもよいかどうかを決定して、そ
れを自動販売機100へ通知する。販売可能であると決
定した場合は、自販機管理サーバ200は、顧客ごとに
販売履歴(販売商品名、販売価格(単価)、数量、販売
日、販売した自動販売機の設置場所等)を情報管理DB
400へ登録する。
【0022】この販売可能性の結果を受信した自動販売
機100は、販売できないときにはそのメッセージを上
記同様に、音声または文字として出力する。販売が可能
であれば、指定された商品を商品格納場所から商品の搬
出口Fへ搬出することによって、販売が完了する。
【0023】予め決めておいた期間が終了すると、顧客
ごとに情報管理DB400に登録された販売履歴を参照
して、課金情報を計算し、顧客の電子メールアドレスへ
それを送付して、顧客に通知する。または、課金情報を
郵便で通知してもよいし、先に割り当てられた顧客ID
とパスワードを使って端末装置300から任意の時期に
課金情報を閲覧請求するようにしてもよい。
【0024】図3は、本発明の商品販売システムの機能
構成を示すブロック図である。図3を使って自動販売機
100および自販機管理サーバ200の各機能について
詳細に説明する。図3において、自動販売機100は、
認証情報入力手段110、商品指定手段120と商品搬
出手段130とから構成されている。認証情報入力手段
110は、利用者に自動販売機100の認証データ入力
部(例えば、図2のC)から自分の認証情報を入力させ
る。この認証入力には、利用者の指紋データ、声紋デー
タまたは眼底写真データを入力させる機器を用いる。こ
れらのいずれかまたは組み合わせで入力された認証デー
タを自販機管理サーバ200へネットワーク500を介
して送信し、この利用者が本システムの登録者(顧客)
であるかどうかを確かめる。
【0025】商品指定手段120は、自販機管理サーバ
200から認証結果を得て、その結果を音声または文字
にて利用者へ通知する。例えば、利用者が顧客ではなか
った場合には、「お客様は、ご契約者として登録されて
おりませんので、ご契約の上ご利用ください。」と、音
声または文字列で通知する(図2のDまたはE参照)。
利用者が顧客であった場合には、「商品をお選びくださ
い。」と音声または文字にて通知し、顧客は商品表示
(図2のA参照)を参考にして商品を選び、その商品に
対応するボタン(図2のB参照)を押すと、この商品指
定手段120は顧客の選んだ商品に対する商品番号を自
販機管理サーバ200へ送信する。上記では、単品を選
定しているが、複数個の商品を選択したり、同じ商品を
複数個指定するように構成してもよい。
【0026】商品搬出手段130は、自販機管理サーバ
200から先に顧客の指定した商品の販売可否の決定通
知を受け取り、その結果を音声または文字にて顧客へ通
知する。例えば、顧客の指定した商品(例えば、タバ
コ)が年齢制限されており、顧客が20歳未満の場合に
は、「ご指定の商品は年齢制限がされております。」と
通知し、その商品の販売を行わない。また、顧客の指定
した商品が親等により販売禁止品として指定されている
場合には、「ご指定の商品は販売制限がされておりま
す。」と通知し、その商品の販売を行わない。また、指
定された商品の一回の購入金額が予め設定された上限値
を越えるような場合には、「ご利用金額が上限値を超え
てしまいます」と通知し、その商品の販売を行わない。
また、指定された商品を購入することによって、これま
での累計金額が予め設定された上限値(個人として、あ
るいは、家族全体として)を越えるような場合には、
「ご利用金額の累計が上限値を超えてしまいます」と通
知し、その商品の販売を行わない。販売許可がなされた
場合には、音声または文字にて「ご利用ありがとうござ
いました。」と通知するとともに、商品搬出口(図2の
F参照)から購入した商品を排出する。
【0027】また、図3において、自販機管理サーバ2
00は、認証手段210、商品販売手段220、販売履
歴管理手段230と情報管理DB400とから構成され
る。さらに、販売履歴管理手段230は販売履歴登録手
段231、販売履歴通知手段232と販売履歴表示手段
233とから、また、情報管理DB(データベース)4
00は顧客情報DB410、販売履歴DB420と商品
情報DB430とから構成される。
【0028】顧客情報DB410には、本システムを使
う前に、予め顧客ごとに少なくとも次の情報を登録して
おく。 ・氏名 ・住所 ・年齢 ・指紋、声紋または眼底写真データ (これらのデータを1つまたは組み合わせて認証す
る。) ・クレジットカードまたは銀行口座に関する情報 ・契約したときに与えられる顧客の識別子(顧客ID)
およびパスワード ・申告した、または、契約時に与えられる電子メールア
ドレス ・販売禁止品目 ・顧客個人の一回の購入金額の上限 ・顧客個人の累積購入金額の上限(日ごとまたは月ご
と) ・顧客の家族ごとに累積購入金額の上限(日ごとまたは
月ごと) ・顧客の家族関係 上記の顧客ごとの販売禁止品目、顧客ごとの一回の購入
金額の上限、顧客個人の累積購入金額の上限、顧客の家
族ごとの累積購入金額の上限は、ネットワーク500を
介して接続された顧客が使用する端末装置300から設
定または変更できる。
【0029】販売履歴DB420は、顧客ごとに予め設
定した期間における販売履歴を格納する。販売履歴とし
ては、購入商品名およびその商品番号、購入価格(単
価)、購入数量、購入日時、購入した自動販売機の設置
場所を商品ごとに記録しておく。
【0030】商品情報DB430は、少なくとも商品ご
とに商品品目、商品番号、販売価格(単価)、年齢制限
商品であるかを示す情報とを格納する。
【0031】認証手段210は、自動販売機100から
送信された利用者の認証情報を顧客情報DB410に登
録された認証情報と照合した結果として、認証された
か、または、認証されなかったかの区別を自動販売機1
00へ通知する。
【0032】商品販売手段220は、自動販売機100
から送信された顧客が所望する商品情報(商品番号)を
受信して、次のことを調べることによって販売できるか
どうかを決定し、その結果として、販売可または販売不
可の区別とその理由とをこの自動販売機100へ返信す
る。 (1)販売禁止品目であるか 顧客が所望する商品情報が顧客情報DB410に登録さ
れた顧客の販売禁止品目中にあるかどうかを調べ、販売
禁止品目にあれば販売不可とする。 (2)年齢制限商品であるか 顧客が所望する商品情報が商品情報DB430に年齢制
限商品として登録されており、顧客情報DB410に登
録された顧客の年齢が未成年であれば販売不可とする。 (3)一回の購入金額の上限値であるか 商品情報DB430を参照して、顧客が所望する商品情
報に対する販売価格を取り出す。また、顧客情報DB4
10に登録された顧客の一回の購入金額の上限値とを取
り出す。これらから、顧客の所望する商品の単価とその
購入個数とから購入金額を計算し、この金額が一回の購
入金額の上限値を超えていれば、販売不可とする。 (4)購入金額の累積値が上限値であるか 商品情報DB430を参照して、顧客が所望する商品情
報に対する販売価格を取り出す。また、販売履歴DB4
20に記録されたその顧客の購入した商品の累積金額と
今回購入予定の商品の単価とその購入個数とから計算し
た購入金額との合計が顧客情報DB410に登録された
顧客の累積購入金額の上限値を超えている場合には販売
不可とする。 (5)家族全体の購入金額の累積値が上限値であるか 商品情報DB430を参照して、顧客が所望する商品情
報に対する販売価格を取り出す。また、販売履歴DB4
20に記録されたその顧客の家族全員の購入した商品の
累積金額と今回購入予定の商品の単価とその購入個数と
から計算した購入金額との合計が顧客情報DB410に
登録された顧客の家族全体の累積購入金額の上限値を超
えている場合には販売不可とする。
【0033】上記のいずれの条件にも当てはまらないと
きには、販売可として自動販売機100へ通知する。
【0034】販売履歴登録手段231は、商品販売手段
220で販売可となったときには、顧客ごとに、購入商
品名およびその商品番号、購入価格(単価)、購入数
量、購入日時、購入した自動販売機の設置場所を販売履
歴DB420へ記録する。
【0035】販売履歴通知手段232は、予め決めてお
いた期間が過ぎると、課金を引き落とす前に、各顧客
に、販売履歴DB420に記憶された商品の販売履歴の
細目とその合計を顧客情報DB410に登録された顧客
の電子メールアドレスへ通知メールを出すとともに、顧
客情報DB410に登録された方法(クレジットカード
または銀行口座)によって上記計算された課金金額を引
き落とす。
【0036】また、販売履歴表示手段233は、ネット
ワーク500を介して接続された顧客が使用する端末装
置300から顧客IDおよびパスワードを入力させて認
証し、その顧客に関する販売履歴を販売履歴DB420
から取り出して、細目とその合計を通知する。これによ
り、顧客の現時点での購入金額を随時参照できるように
なる。
【0037】図4は、本発明の商品販売システムの処理
手順を説明するフローチャートである。まず、利用者は
自分の指紋データ、声紋データまたは眼底写真データを
自動販売機100の認証データ入力部(例えば、図2の
C)から入力する(ステップS10)。これらのいずれ
かまたは組み合わせで入力された認証データを自動販売
機100は、自販機管理サーバ200へネットワーク5
00を介して送信し(ステップS11)、結果が返信さ
れるまで待つ。
【0038】自販機管理サーバ200は、自動販売機1
00から送信された利用者の認証情報を受信する(ステ
ップS30)。どの自動販売機100から送信があった
かを調べ、この自動販売機100とのセッションを開始
する(ステップS31)。受信した認証情報と顧客情報
DB410に登録された認証情報と照合し(ステップS
32)、その結果として、認証されたか、または、認証
されなかったかの区別を自動販売機100へ返信する
(ステップS33)。この認証で認証されたかを調べ
(ステップS34)、認証されていないときにはステッ
プS40へ進んで、この自動販売機100とのセッショ
ンを終了し、他の自動販売機からの要求に答えるために
ステップS30へ戻る。また、顧客として認証された場
合には、自動販売機100からの商品情報を受信するま
で待つ。
【0039】自動販売機100は、自販機管理サーバ2
00から認証結果を受信する(ステップS12)。その
結果が顧客として認証されなかった場合、利用者が顧客
ではなかったので、「お客様は、ご契約者として登録さ
れておりませんので、ご契約の上ご利用ください。」
と、音声または文字列で通知し(図2のDまたはE参
照)(ステップS13、S14)、次の利用者が来るま
で待つ(ステップS10)。また、利用者が顧客であっ
た場合には、「商品をお選びください。」と音声または
文字で通知する(ステップS13、S15)。
【0040】顧客は、商品表示(図2のA参照)を参考
にして商品を選び、その商品に対応するボタン(図2の
B参照)を押す(ステップS16)。ここで、選定に単
品ではなく、複数の商品を選択するようにしたり、同じ
商品を複数個指定するようにしてもよい。この顧客の選
んだ商品に対する商品番号、個数等を商品情報として、
自販機管理サーバ200へ送信し(ステップS17)、
その商品の販売可否の判定結果を受信するまで待つ。
【0041】自販機管理サーバ200は、自動販売機1
00から送信された顧客の所望する商品に関する商品情
報(商品番号や数量)を受信する(ステップS35)。
この商品情報からこの顧客に販売できるかどうか、ま
た、販売不可となった理由を決定する(ステップS3
6)。この販売不可の理由は、次のうちのいずれかであ
る。 (1)顧客が所望する商品情報が販売禁止品目である場
合 顧客情報DB410に登録された顧客の販売禁止品目と
して登録されている。 (2)顧客が未成年で、所望する商品が年齢制限商品で
ある場合 商品情報DB430に年齢制限商品として登録されてい
る。 (3)一回の購入価格が購入金額の上限値を超えている
場合 顧客の所望する商品の単価とその購入個数とから購入金
額を計算し、この金額が一回の購入金額の上限値を超え
ている。 (4)購入金額の累積値が上限値を超えている場合 顧客の購入した商品の累積購入金額と今回購入予定の商
品の単価とその購入個数とから計算した購入金額との合
計が顧客情報DB410に登録された顧客の累積購入金
額の上限値を超えている。 (5)家族全体の購入金額の累積値が上限値を超えてい
る場合 顧客の家族全員の購入した商品の累積購入金額と今回購
入予定の商品の単価とその購入個数とから計算した購入
金額との合計が顧客情報DB410に登録された顧客の
家族全体の累積購入金額の上限値を超えている。
【0042】この結果を自動販売機100へ返信する
(ステップS37)。上記判断で、販売不可と判定され
た場合(ステップS38)、ステップS40でこの自動
販売機100とのセッションを終了し、他の自動販売機
100からの要求に答えるためにステップS30へ戻
る。また、上記判断で販売可と判定された場合、購入商
品名およびその商品番号、購入価格(単価)、購入数
量、購入日時、購入した自動販売機の設置場所を販売履
歴DB420へ記録し(ステップS39)、この自動販
売機100とのセッションを終了し、他の自動販売機1
00からの要求に答えるためにステップS30へ戻る。
【0043】自動販売機100は、自販機管理サーバ2
00から先に顧客の指定した商品の販売可否の決定通知
を受け取る(ステップS18)。その結果が販売不可で
あれば、その理由を音声または文字にて顧客へ通知し
(ステップS19、S20)、次の利用者が来るまで待
つ(ステップS10)。例えば、未成年の顧客の指定し
た商品が年齢制限されている場合には、「ご指定の商品
は年齢制限がされております。」と通知する。また、販
売禁止品として指定されている場合には、「ご指定の商
品は販売制限がされております。」と通知する。また、
指定された商品の一回の購入金額が予め設定された上限
値を越えるような場合には、「ご利用金額が上限値を超
えてしまいます。」と通知する。また、指定された商品
を買うことによって、これまでの累積金額が予め設定さ
れた上限値(個人として、あるいは、家族全体として)
を越えるような場合には、「ご利用金額の累計が上限値
を超えてしまいます。」と通知する。
【0044】販売許可がなされた場合には、音声または
文字にて「ご利用ありがとうございました。」と通知す
るとともに、商品の搬出口(図2のF参照)から購入し
た商品を排出し(ステップS21)、次の利用者が来る
まで待つ(ステップS10)。
【0045】さらに、本発明は上述した実施の形態のみ
に限定されたものではない。上述した実施の形態の商品
販売システムおよび自動販売機を構成する各機能をそれ
ぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録
媒体に書き込んでおき、このCD−ROMをCD−RO
Mドライブのような媒体駆動装置を搭載したコンピュー
タに装着して、これらのプログラムをそれぞれのコンピ
ュータのメモリあるいは記憶装置に格納し、それを実行
することによって、本発明の目的を達成することができ
る。
【0046】なお、記録媒体としては半導体媒体(例え
ば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例え
ば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例
えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれ
であってもよい。
【0047】また、ロードしたプログラムの指示に基づ
き、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって上述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0048】さらに、上述したプログラムが、機能拡張
ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリにロードさ
れ、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって、上述した
実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0049】また、上述したプログラムをサーバコンピ
ュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、ネ
ットワークで接続されたユーザのコンピュータからダウ
ンロードさせたり、またサーバコンピュータから配信等
の形式で頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶
装置も本発明の記録媒体に含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客の指紋、声紋や眼底写真を認識情報として登録し、こ
の登録した指紋、音声や眼底写真により顧客を認識する
ので、顧客はキャッシュレスで商品を購入することがで
きる。また、未成年者が購入を制限されている商品(例
えば、酒やタバコ等)を自動販売機で販売することを制
限することができる。また、自動販売機内に現金が保存
されることがないので、自動販売機あらしがなくなる。
また、自動販売機に現金を投入することがないので、偽
造硬貨や偽造紙幣による不正使用を防止できる。また、
商品の購入に際して、プリペイドカード、ICカード等
のキャッシュカード類や携帯電話の道具を使用しないの
で、他人に悪用されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の商品販売システムの全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の自動販売機の模式図である。
【図3】 本発明の商品販売システムの機能構成を示す
ブロック図である。
【図4】 本発明の商品販売システムの処理手順を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
100…自動販売機、110…認証情報入力手段、12
0…商品指定手段、130…商品搬出手段、200…自
販機管理サーバ、210…認証手段、220…商品販売
手段、230…販売履歴管理手段、231…販売履歴登
録手段、232…販売履歴通知手段、233…販売履歴
表示手段、300…端末装置、400…情報管理DB、
410…顧客情報DB、420…販売履歴DB、430
…商品情報DB、500…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G07F 5/22 M G07F 5/22 9/00 L 9/00 7/08 B

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の自動販売機
    と自販機管理サーバとを接続した自動販売機による商品
    販売システムにおいて、前記自販機管理サーバは、少な
    くとも顧客に関する認証情報を含む顧客情報を格納する
    顧客情報データベース、少なくとも商品ごとに商品品目
    と販売価格と年齢制限商品であるかを示す情報とを格納
    した商品情報データベースおよび顧客ごとに予め設定し
    た期間における販売履歴を格納する販売履歴データベー
    スにアクセス可能であって、前記自動販売機から送信さ
    れた顧客に関する認証情報を前記顧客情報データベース
    に登録した認証情報と照合し、一致した場合に顧客とし
    て認証し、その結果をこの自動販売機へ通知する顧客認
    証手段と、前記自動販売機から送信されたこの認証され
    た顧客が所望する商品情報に対して販売可能かどうかを
    決定し、その結果をこの自動販売機へ通知する商品販売
    手段と、前記商品販売手段で顧客に商品を販売した場
    合、その顧客に対してその商品を販売したことを前記販
    売履歴データベースへ登録する販売履歴登録手段とを有
    し、この販売履歴データベースに記憶された商品の販売
    履歴に応じて顧客ごとに課金できるようにしたことを特
    徴とする自動販売機による商品販売システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動販売機による商品
    販売システムにおいて、前記顧客情報データベースの前
    記顧客に関する認証情報は、顧客の指紋データであるこ
    とを特徴とする自動販売機による商品販売システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の自動販売機に
    よる商品販売システムにおいて、前記顧客情報データベ
    ースの前記顧客に関する認証情報は、顧客の声紋データ
    であることを特徴とする自動販売機による商品販売シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の自動販売
    機による商品販売システムにおいて、前記顧客情報デー
    タベースの前記顧客に関する認証情報は、顧客の眼底写
    真データであることを特徴とする自動販売機による商品
    販売システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として、顧客ごとに販売禁止
    品目を登録し、前記商品販売手段は、前記自動販売機か
    ら送信された顧客が所望する商品情報と前記顧客情報デ
    ータベースに登録された顧客の販売禁止品目とを比較し
    て、販売可能かどうかを決定することを特徴とする自動
    販売機による商品販売システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として、顧客ごとに年齢を登
    録し、前記商品販売手段は、前記自動販売機から送信さ
    れた顧客が所望する商品情報が前記商品情報データベー
    スに登録された年齢制限商品であるかを判別し、年齢制
    限商品であった場合には、前記顧客情報データベースに
    登録された顧客の年齢とを比較して、販売可能かどうか
    を決定することを特徴とする自動販売機による商品販売
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として、顧客ごとに一回の購
    入金額の上限を登録し、前記商品販売手段は、前記商品
    情報データベースを参照して、前記自動販売機から送信
    された顧客が所望する商品情報の販売価格と前記顧客情
    報データベースに登録された顧客の一回の購入金額の上
    限値と比較して、販売可能かどうかを決定することを特
    徴とする自動販売機による商品販売システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として、顧客ごとに累積購入
    金額の上限を登録し、前記商品販売手段は、前記商品情
    報データベースを参照して、前記自動販売機から送信さ
    れた顧客が所望する商品情報の販売価格と前記販売履歴
    データベースに記録されたその顧客の購入累積金額との
    合計が前記顧客情報データベースに登録された顧客の累
    積購入金額の上限値を超えているかを比較して、販売可
    能かどうかを決定することを特徴とする自動販売機によ
    る商品販売システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として、顧客の家族ごとに累
    積購入金額の上限を登録し、前記商品販売手段は、前記
    商品情報データベースを参照して、前記自動販売機から
    送信された顧客が所望する商品情報の販売価格と前記販
    売履歴データベースに記録されたその顧客の家族の購入
    累積金額との合計が前記顧客情報データベースに登録さ
    れた顧客の家族の累積購入金額の上限値を超えているか
    を比較して、販売可能かどうかを決定することを特徴と
    する自動販売機による商品販売システム。
  10. 【請求項10】 請求項5、7、8または9に記載の自
    動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧客情
    報データベースの顧客情報として登録する前記顧客ごと
    の販売禁止品目、前記顧客ごとの一回の購入金額の上
    限、前記顧客ごとの累積購入金額の上限、前記顧客の家
    族ごとの累積購入金額の上限は、前記ネットワークを介
    して接続された顧客が使用する端末装置から設定可能と
    したことを特徴とする自動販売機による商品販売システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1に記載
    の自動販売機による商品販売システムにおいて、前記顧
    客情報データベースの顧客情報には、顧客のクレジット
    カード情報を登録し、前記自販機管理サーバは、前記顧
    客情報データベースに登録された顧客のクレジットカー
    ド情報に基づいて課金することを特徴とする自動販売機
    による商品販売システム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし10のいずれか1に記
    載の自動販売機による商品販売システムにおいて、前記
    顧客情報データベースの顧客情報には、顧客の銀行口座
    に関する情報を登録し、前記自販機管理サーバは、前記
    顧客情報データベースに登録された顧客の銀行口座に関
    する情報に基づいて課金することを特徴とする自動販売
    機による商品販売システム。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1に記載
    の自動販売機による商品販売システムにおいて、前記自
    販機管理サーバは、顧客に対し課金を引き落とす前に、
    前記販売履歴データベースに記憶された商品の販売履歴
    を電子メールによって各顧客に通知する販売履歴通知手
    段を有することを特徴とする自動販売機による商品販売
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12のいずれか1に記載
    の自動販売機による商品販売システムにおいて、前記自
    販機管理サーバは、前記ネットワークを介して接続され
    た顧客が使用する端末装置からの販売履歴の問い合わせ
    に対し、前記販売履歴データベースに記憶された商品の
    販売履歴を通知する販売履歴表示手段を有することを特
    徴とする自動販売機による商品販売システム。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、請求項1乃至14の
    いずれか1つに記載の自動販売機による商品販売システ
    ムとして機能させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の自動販売機による
    商品販売システムのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して自販機管理サー
    バと接続した自動販売機において、前記自動販売機は、
    顧客が入力した認証情報を前記自販機管理サーバへ送信
    して、この自動販売機が利用可能かどうかを問い合わせ
    る認証情報入力手段と、前記自販機管理サーバからこの
    自動販売機を利用可能であると通知があった場合、指定
    された商品の商品情報を前記自販機管理サーバへ送信し
    て、この商品が販売可能かどうかを問い合わせる商品指
    定手段と、前記自販機管理サーバからその商品が販売可
    能であると通知があった場合、その商品を商品搬出口へ
    搬出する商品搬出手段とを有し、顧客の所望する商品を
    販売するようにしたことを特徴とする自動販売機。
  18. 【請求項18】 コンピュータを、請求項17に記載の
    自動販売機として機能させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の自動販売機のプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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