JPH0696098A - 発注サービスシステム - Google Patents

発注サービスシステム

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Publication number
JPH0696098A
JPH0696098A JP24204792A JP24204792A JPH0696098A JP H0696098 A JPH0696098 A JP H0696098A JP 24204792 A JP24204792 A JP 24204792A JP 24204792 A JP24204792 A JP 24204792A JP H0696098 A JPH0696098 A JP H0696098A
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JP
Japan
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product
terminal
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unit
reading
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Application number
JP24204792A
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English (en)
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Mariko Hayakawa
麻里子 早川
Masayuki Ishizaki
正之 石崎
Kazuo Sato
和夫 佐藤
Yoshimasa Kadooka
良昌 門岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の発注サービスシステムに関し、商品を
注文する手間と時間を省くことを目的とする。 【構成】 商品情報をカタログ等から読み取るリーダ部
12と、その読み取り情報を格納しておくメモリ部11
とを含む購入端末10を商品消費者側で所持し、一方、
商品提供者側には、そのメモリ部11の情報を読み取る
データ読取り部21およびその読取りデータに応じた発
注処理を行う処理部22から主としてなる受注処理端末
20を設置し、商品の選定から提供までの過程を自動化
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品消費者と商品提供者
との間に構築される、商品の発注サービスシステムに関
する。一般にある商品の購入を求める者は店頭において
その商品を見つけて購入し、また、もしその商品がその
店頭になければ何らかの発注手続を採り、後日その商品
を購入する。
【0002】本発明はこのような商品購入過程における
新規な発注サービスシステムについて述べる。
【0003】
【従来の技術】商品発注の手続きの形態は一般に、店頭
における商品名(書籍の場合、書籍の題名・版数・著者
名・出版社名・発行年月・価格等)を店員に伝達し、そ
の内容を確認し、在庫状況を確認し、もし在庫がなけれ
ば発注者の連絡先(住所・氏名・電話番号等)を記入し
てもらう等の過程を経て行われる。
【0004】また最近は、特に書籍注文の場合、葉書や
パソコン通信により、出版者や書店に注文を行うという
新サービスが行われている。しかし、発注者が記入すべ
き上記の項目は、記入する場所が自宅か書店かという違
いを除けば、これまでの方法と何ら変わらない。書籍以
外の商品(雑貨・食品・衣料品等)については、上述し
た一般的な方法を用いるのが普通である。
【0005】また最近の発注サービスシステムとして、
大手信販・百貨店が発行している各種カードを利用する
ものが普及し始めている。しかし、具体的商品の注文に
際しては、該カードを使用しない場合と同様の手間と時
間がかかる。つまり、商品発注の度に多くの項目(商品
名・発売者名・自己の連絡先等)を各店頭にて所定用紙
に自ら記入する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的な商品
注文方法によれば、一般消費者は、商品の入手まで多く
の手間と時間を要している。しかしこの手間と時間は、
現代人の忙しい生活を阻害する。このため消費者は、商
品をその店でわざわざ注文することなしに、他の店で探
したり、購入を諦めたりする。このような事態は商品消
費者およびその店の側にとって大変な不利益である。な
ぜなら、前者については、購入したい商品を購入できな
いから、また後者については、単に商品注文に手間がか
かるというだけの理由で、折角の注文を失ってしまうか
らである。
【0007】上記問題点に鑑み、本発明は商品注文の手
間と時間を省き、商品消費者および商品提供者の双方に
利益をもたらすことのできる発注サービスシステムを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る発注
サービスシステムの原理構成図である。本図に示すとお
り、本発明に係る発注サービスシステムは、商品消費者
側と商品提供者側とによって構築されるものであり、前
者には購入端末10が所有され、後者には受注処理端末
20が設置される。
【0009】図示するとおり、購入端末10は主として
メモリ部11とリーダ部12とからなり、また、受注処
理端末20は主としてデータ読取り部21と処理部22
とからなる。なお、30は商品識別情報(ID)を提供
する商品情報源である。すなわち、本発明に係る発注サ
ービスシステムは、商品消費者によって所持され、商品
の購入に必要な情報を格納するメモリ部11と、該メモ
リ部11に格納すべき当該購入商品を表す商品識別情報
(ID)を読み取るリーダ部12とを有する購入端末1
0と、一方、商品提供者側に設置され、メモリ部11内
の前記情報を読み取るデータ読取り部21と、その読取
りデータに基づいて発注処理を行う処理部22とを有す
る受注処理端末20とから構成される。
【0010】
【作用】商品消費者は家庭等において、商品カタログ等
の商品情報源30より、購入希望の商品を見つけると、
そこに付された該当する商品識別情報(ID)を購入端
末10へ読み取る。IDの形態としては一般にバーコー
ドが広く採用されており、また、書籍についてはISB
N番号が広く採用されている。
【0011】上記のID(バーコードやISBN番号)
を購入端末10へ読み取るのはリーダ部12である。例
えばバーコードリーダやOCR(Optical Character Re
ader)である。かくして購入端末10へ読み取った商品
識別情報(ID)は一旦メモリ部11に格納される。こ
のメモリ部11にある程度の商品購入情報がIDの形で
蓄積されたとき又は、任意のときに、購入端末10を、
又は少なくともそのメモリ部11(購入端末10と一緒
でも可)を、当該商品提供者(店)に持参し、その提供
者において設置された受注処理端末20のデータ読取り
部21に、購入希望商品の商品識別情報(ID)を読み
取らせる(後述するように通信回線を利用することによ
っても可)。さらに処理部22はその読取りデータに基
づいた発注処理を行う。すなわち、在庫があればその場
で商品を提供し、在庫がなければ注文処理に入る。この
注文処理は、商品消費者の手のみならず商品提供者の手
をも煩わさずに自動的に進行する。
【0012】
【実施例】図2は図1の構成に基づく一実施例を示す図
である。本図において、まず前記のリーダ部12は、新
聞、雑誌、カタログ、パンフレット等からなる商品情報
源30に各商品対応で掲載されたバーコードやISBN
番号等の商品識別情報IDを検出する読取り手段13か
らなる。例えば前述のバーコードリーダやOCRであ
る。なお、OCRの能力如何によっては、手書き文字あ
るいは印刷文字からなる当該商品の名前を読み取ってI
Dとすることもできる。
【0013】このリーダ部12に協働するメモリ部11
は、読取り手段13から読み取られた商品識別情報ID
を格納する商品データ記憶領域15と、当該商品消費者
に関する個人情報を格納する個人データ記憶領域14と
から形成される。この個人データに関しては、一般消費
者は予め個人データ記憶領域14に、パソコン16等の
コンピュータ類を利用して、商品消費者自身のデータを
書き込む。
【0014】本実施例によれば、メモリ部11に所要の
データが格納されたとき、商品消費者は購入端末10を
所持して当該店舗へ赴く。受注処理端末20が設置され
ている当該店舗では、この端末20に設けられた受容口
にその購入端末10を装着する。そうすると、端末20
内の前記データ読取り部21は前記処理部22と共に発
注処理を開始する。処理部22は当該店舗内に既設のデ
ータベースにアクセスする等により、当該購入希望商品
の在庫(店頭陳列分を含む)に従い、該商品提供者
(店)がその商品をその時点で所有していることが判明
すれば、即座にその商品を提供することができる。
【0015】発注サービスの提供が完了したとき等にお
いて、個人データ記憶領域14および商品データ記憶領
域15内のデータをもとに前記処理部22を介し伝票C
Hの発行を行う。この伝票CHの発行のためにプリンタ
部23が、受注処理端末20に具備される。発注された
商品が手元にないとき、前記処理部22により検索し
た、発注済み、増刷中、調査中等の状況情報を、受注処
理端末20および購入端末10の少なくとも一方におい
て当該商品消費者に表示することにより知らせる。
【0016】図3は購入端末10の具体的構成例を示す
図である。本図中、参照番号11,13,14および1
5を付したブロックについては説明済みである。新たな
ブロックは100番台の参照番号で示されており、書込
み・クリア機能部101はメモリ部11に対するもので
あって、読取り手段13を介して得た商品識別情報ID
を商品データ記憶領域15に書き込んだり、発注完了後
(商品入手後)は当該IDを消去(クリア)したり、ま
た発注継続中(商品未入手)のとき(あるいは、商品消
費者が指示した時、等)は、前述した状況情報を書き込
んだりする。なお、この状況情報は受注処理端末20よ
り、店の店員によりキーボード(図2のKB)を介して
コード形式にて入力される。
【0017】商品番号種の識別機能部102は、読取り
手段13がバーコードリーダ、OCRあるいは他の光学
的あるいは磁気的読取り機構の複合体からなるとき、こ
れらのいずれかをIDに応じて自動選別するときに有益
である。例えばバーコードは一般にバーコードとして読
取り可能な大きさを有しており、また、ISBN番号は
一般に定められた大きさの枠内に描かれているから、こ
れらIDの占有するスペースの大小を判断するだけで
も、バーコードリーダを起動すべきか、OCRを起動す
べきか等が自動的に認識できる。
【0018】メモリ管理機能部103は、例えば個人デ
ータに変更があった場合、その修正を行うのに用いられ
る。入力受付機能部104は、前述した状況情報の書込
み時に用いられ、端末20から入力された該状況情報を
一旦ここで受け、入力可否のチェックを行った後、
“可”であれば書込み・クリア機能部101の助けを得
て、メモリ部11内に当該状況情報を書き込む。
【0019】後述するように購入端末10には表示画面
を設けることもできる。例えば、この表示画面を用い
て、IDの入力時に入力が正しく行われたときには商品
消費者に“OK”サインを出すのが好ましい。図3の表
示画面制御機能部105はそのために設けられる。購入
端末10は携帯端末として用いられることが多いので、
電源内蔵とするのが好ましい。このために電池106が
ある。
【0020】図3においてまた注目すべき点は、メモリ
部11が点線19によって囲まれた一単位として示され
ていることである。メモリ部11は常に購入端末10と
一体である必要はなく、メモリ部11単体で携帯可能と
するのも便利である。すなわち、既述の如く、購入端末
10を受注処理端末20に直接装着して、メモリ部11
の内容をデータ読取り部21に入力するようにしてもよ
いし、または、該メモリ部11の内容を一旦携帯形の外
部記憶媒体19に写し換え、該携帯形の外部記憶媒体1
9の内容を該データ読取り部21に入力するようにして
もよい。
【0021】図4は個人データ記憶領域14内のデータ
例を示す図である。本図中の最上段はパスワードであ
る。つまり購入端末10にパスワード情報を持たせ、受
注処理端末20は、正当なパスワードが一致する該購入
端末のみを受け入れ可能とする。パスワードを用いる目
的は、個人データおよび商品データに関するセキュリテ
ィー確保のためである。その他、商品消費者(本人)の
連絡先や関連データ(住所・郵便番号・電話番号・氏名
・家族氏名等)が指定書式にて格納される。商品消費者
家族全員で共通に使用してもよい。また、パスワードも
商品消費者家族全員で共通に使用してもよい。
【0022】個人データ項目番号の10以降は予備とな
っているが、例えば本人の銀行口座番号を格納するのに
利用してもよい。図5は商品データ記憶領域15内のデ
ータ例を示す図である。ただし、購入希望の商品のみを
例示しており、既述の状況情報は示していない。また、
本図中の左欄が実際のIDに対応しており、右欄は各左
欄の意味を明らかにしているだけである。左欄の第8番
目に示すIDは、文字認識能力が向上すれば十分に使用
可能なIDとなり得る。
【0023】この領域15には、読取り手段13による
読取り順に各IDが書き込まれて行く。そして商品が入
手済みとなったときは受注処理端末20内の処理部22
により消去(クリア)され、それ以降のID群が1つず
つ前へ順送りされる。もし、その商品が未入手ならば既
述の状況情報をその状況情報格納領域に書き込む。これ
らの操作は、図3のブロック101および103により
可能である。
【0024】図6はデータ読取り部21の具体的構成例
を示す図である。ブロック201は購入端末10が、受
注処理端末20の前述した装着口24に装着されたとき
に、その受付けならびにチェックを行う。ブロック20
2は、メモリ部11内の特に個人データを読み出す。ブ
ロック203は、メモリ部11内の特に商品データを読
み出す。
【0025】ブロック204は、読み取ったIDがバー
コードなのかISBNなのか文字なのか等を判別する。
ブロック205は、メモリ部11の内容を一旦端末20
側にも格納するために用いる。ブロック206は、ブロ
ック205の内容をクリアしたり部分的に消去したりす
る場合に用いる。
【0026】ブロック207は、図2に示すプリンタ部
23の制御に用いる。ところで、前記受注処理端末20
は、個人データ記憶領域14および前記商品データ記憶
領域15内の各データのうち該受注処理端末により有用
な情報のみを選択して読み取るための個人データおよび
商品データ読取り制御テーブル208,209を備える
ことが望ましい。なぜなら、図4に示した個人データお
よび図5に示した商品データの全てが各店にとって必要
なものとは限らないからである。例えば図4の個人デー
タについて見ると、店によっては個人データ項目番号の
“5”と“6”のみで十分なこともある。そこで、読取
るべき項目を制限的にテーブル209に予め登録する。
こうすれば、その他の項目番号は読取りが省略され、処
理が効率的になる。同様のことは図5の商品データにつ
いても言える。つまり読み取るべき商品種別を制限的に
予めテーブル208に登録する。こうすれば、書店に無
関係な商品データ項目番号“6”,“7”,“8”につ
いては手順が省略され、処理が効率的となる。
【0027】図7は商品データ読取り制限テーブルの一
例を示す図である。本テーブル208は各種商品を表す
コードが一覧表となっていて、その各々の商品対応に制
限フラグが付されている。例えば、この例は、書籍、雑
誌のみを扱う書店の場合である。そして、制限フラグ
“1”のもののみを読み取り、“0”のものは読み取り
をしない。
【0028】図8は個人データ読取り制限テーブルの一
例を示す図であり、図7のテーブルと同様制限フラグの
“1”または“0”が付される。各制限フラグは、図4
に示した個人データ記憶領域14のフォーマットに合せ
て構成し、各個人データ項目番号対応に制限フラグが設
けられる。図9は状況情報テーブルの一例を示す図であ
る。既に説明したように、商品消費者が購入を希望する
商品がその時点でその商店の手元にないとき、受注処理
端末20における処理部22により検索した、「発注済
み、増刷中、調査中」等の状況情報を、受注処理端末2
0および購入端末10の少なくとも一方において当該商
品消費者に表示する。このために準備されたのが本図の
状況情報テーブル210であり、予想される各状況の内
容毎に対応する状況コードが割り付けられている。商店
の店員が、その商品に関する状況判断をし、システムに
対し、いずれかの状況コードを端末20の表示画面DS
(図2)に表示させる。
【0029】以上、本発明のシステムにおける各部の概
要を示した。次に、本システム内における動作例につい
て説明する。図10は本発明に基づくシステム内におけ
る動作例を示すフローチャートである。ただし、5つの
ステップ〜のいずれのステップも既に説明したとお
りである。
【0030】ステップにおいて、商品IDを購入端末
10に読み取る場合に用いる読取り手段13の第1例を
図11に示し、第2例を図12に示す。第1例はいわば
ペン形であり、その先端に例えばバーコードリーダ13
1が設けられる。読取り完了時の前述した“OK”サイ
ンは、前述した表示画面(図中、132で示す)に表示
される。一方、第2例(図12)はいわばビューア形で
あり、大形の表示画面132が設けられている。商店側
の端末20から供給される各種情報をここに表示でき
る。その底面にはバーコードリーダ131等が設けられ
る。
【0031】図13は個人データ管理センターをシステ
ム内に有する一例を示す図である。端末10に対して1
対1に付与される個人番号は、個人データ管理センター
50にてシーケンシャルに付与される。商品消費者は、
予め、該管理センター50に、端末10に関わるパスワ
ードを登録しておく。商品消費者が端末10を用いて、
商店にて商品の注文を店に依頼し、店に設置してある端
末20に対してキーボードKBを用いてパスワードを入
力すると、端末20は、個人データ管理センター50に
対して、通信手段40を介して、自動的に通信を行い、
該センター50において端末10の個人番号を基にサー
チしたパスワードと、キーボードKBを用いて入力され
たパスワードが、一致するか否かの比較を行う。一致す
れば、発注作業の続きを行う。不一致なら中断する。通
信手段40は、電話回線あるいは衛星回線等の通信手段
を用いる。
【0032】図14は本発明に係るシステムの一応用例
を示す図である。この例は、「発注」を、より限定され
た意味で捉え、一般消費者が商店に対して情報を伝える
作業を簡単にし、店員の店内作業を減らす例である。消
費者(商品消費者)は、ビデオ新商品リスト(商品カタ
ログ等の情報源30)から、端末10に商品IDを読み
取る。そしてレンタルビデオ店に設置してある端末20
の装着用受容口24に、端末10を装着する。そうする
と、端末10内のメモリ14,15に格納された個人デ
ータ、商品IDデータが、商品データ読取り制限テーブ
ル208および個人データ読取り制限テーブル209に
従って、端末20内に読み込まれる。端末20は、商品
IDに対応する各商品(ビデオ)に対して、商品情報
(在庫・貸出状況・損傷状況・所要時間・貸出料金・棚
番号等)を、別に設けられた在庫システムによって認識
し、それを表示画面DSに表示する。消費者はその商品
情報を参考に、実際にビデオを借りるかどうかを決定す
る。この例では、消費者は、借りたいビデオ名を漏らさ
ず簡単に商店へ伝えることができ、又、店員は商店内を
歩きまわる量が少なくて済むので、効率的である。
【0033】図15は図1の構成に基づく他の実施例を
示す図である。基本的には購入端末10内のメモリ部1
1と、受注処理端末20内のデータ読取り部21とを通
信回線40を介して接続することを特徴とするものであ
る。商品消費者(商品消費者)は、商品カタログ等の情
報源30に掲載された各種商品IDを、端末10内に読
み取る。この例では、個人データ記憶領域(14)およ
び商品データ記憶領域(15)が、外部記憶媒体19内
にある。該外部記憶媒体19を、商品消費者のパソコン
16に装着すると、店の端末20に、通信手段40を介
して自動発注される。発注内容(個人データ・商品I
D)は、端末20内のストックメモリ205(図6)に
ストックされ、発注処理される。このとき商店は、状況
情報テーブル210(図9)に基づいて状況コードを、
消費者のパソコン16へ自動送信してもよい。外部記憶
媒体19としては、ICメモリカード、フロッピーディ
スク等が考えられる。
【0034】図16は図15に基づくシステムの一応用
例を示す図である。この例は、「発注」を、より広い意
味で捉えたものである。消費者(商品消費者)は、各種
のアンケートや問題集に対して、選択肢に対応するバー
コード(商品IDに対応)を端末10に読み取ることに
より回答する。そして、外部記憶媒体19を、消費者の
パソコン16に装着する。そして、通信手段40を介し
て、アンケート実施会社(A社)のアンケート集計用コ
ンピュータに、消費者の個人データ・アンケート回答内
容を自動送信する。
【0035】図17は図1の構成に基づくさらに他の実
施例を示す図である。商品消費者(商品消費者)は、端
末10に、購入したい商品の商品IDやアンケートの回
答を読み取る。これらが格納された外部記憶媒体19
を、消費者のパソコン16に装着する。この例では、メ
モリ部11(個人データ記憶領域14および商品データ
記憶領域15)が、外部記憶媒体19内にある。そし
て、該パソコン16を用いて、発注センター60へメモ
リ部11の内容を自動送信する。その後、発注センター
60は、各会社(出版社・電気店・スーパーマーケット
・アンケート実施/集計会社等)へ自動通信を行い、対
応するメモリ内容(個人データ・商品ID群)を自動送
信する。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る発注サービスシステムによ
れば、商品注文に関わる手間や時間の問題が一挙に解決
され、商品消費者(商品購入者)および商店の双方に少
なくとも下記の2点の効果をもたらす。第一の点は、商
品消費者(商品購入者)側の効果であり、商品注文に関
わる手間と時間が大幅に省かれることにより、いつでも
どこでも(商品カタログ・パンフレット・ダイレクトメ
ール・一般商店の商品見本などを利用し、家庭内・家庭
外において、時間を問わずに)購入したい商品IDを気
軽に記録(端末10内のメモリに格納)することがで
き、購入漏れがなくなる。
【0037】第二の点は、商店側の効果であり、商品注
文等に関わる手間と時間が大幅に省かれることにより、
消費者からの商品注文を受け易く、在庫確認等も容易に
でき、消費者の個人データも容易に知ることができるこ
とから、商品注文が増加し、したがって売上も増大す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発注サービスシステムの原理構成
図である。
【図2】図1の構成に基づく一実施例を示す図である。
【図3】購入端末10の具体的構成例を示す図である。
【図4】個人データ記憶領域14内のデータ例を示す図
である。
【図5】商品データ記憶領域15内のデータ例を示す図
である。
【図6】データ読取り部21の具体的構成例を示す図で
ある。
【図7】商品データ読取り制限テーブルの一例を示す図
である。
【図8】個人データ読取り制限テーブルの一例を示す図
である。
【図9】状況情報テーブルの一例を示す図である。
【図10】本発明に基づくシステム内における動作例を
示すフローチャートである。
【図11】読取り手段の第1例を示す図である。
【図12】読取り手段の第2例を示す図である。
【図13】個人データ管理センターをシステム内に有す
る一例を示す図である。
【図14】本発明に係るシステムの一応用例を示す図で
ある。
【図15】図1の構成に基づく他の実施例を示す図であ
る。
【図16】図15に基づくシステムの一応用例を示す図
である。
【図17】図1の構成に基づくさらに他の実施例を示す
図である。
【符号の説明】
10…購入端末 11…メモリ部 12…リーダ部 13…読取り手段 14…個人データ記憶領域 15…商品データ記憶領域 16…パソコン 19…外部記憶媒体 20…受注処理端末 21…データ読取り部 22…処理部 23…プリンタ部 24…受容口 30…商品情報源 40…通信手段 50…個人データ管理センター 60…発注センター ID…商品識別情報 CH…伝票 KB…キーボード DS…表示画面
フロントページの続き (72)発明者 門岡 良昌 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品消費者によって所持され、商品の購
    入に必要な情報を格納するメモリ部(11)と、該メモ
    リ部に格納すべき当該購入商品を表す商品識別情報を読
    み取るリーダ部(12)とを有する購入端末(10)
    と、 商品提供者側に設置され、前記メモリ部内の前記情報を
    読み取るデータ読取り部(21)と、その読取りデータ
    に基づいて発注処理を行う処理部(22)とを有する受
    注処理端末(20)とから構成されることを特徴とする
    発注サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記リーダ部(12)は、新聞、雑誌、
    カタログ、パンフレット等に各商品対応で掲載されたバ
    ーコードやISBN番号等の前記商品識別情報を検出す
    る読取り手段(13)からなる請求項1に記載のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記メモリ部(11)は、前記読取り手
    段(13)から読み取られた前記商品識別情報を格納す
    る商品データ記憶領域(15)と、当該商品消費者に関
    する個人情報を格納する個人データ記憶領域(14)と
    から形成される請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 発注サービスの提供が完了したとき等に
    おいて、前記個人データ記憶領域(14)および商品デ
    ータ記憶領域(15)内のデータをもとに前記処理部
    (22)を介し伝票の発行を行うプリンタ部(23)
    を、前記受注処理端末(20)に具備する請求項3に記
    載のシステム。
  5. 【請求項5】 商品消費者が購入を希望する商品がその
    時点で商店にないとき、前記処理部(22)により検索
    した、発注済み、増刷中、調査中等の状況情報を、前記
    受注処理端末(20)および前記購入端末(10)の少
    なくとも一方において当該商品消費者に表示する請求項
    3に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記受注処理端末(20)は、前記個人
    データ記憶領域(14)および前記商品データ記憶領域
    (15)内の各データのうち該受注処理端末により有用
    な情報のみを選択して読み取るために、個人データおよ
    び商品データ読取り制限テーブル(208,209)を
    備える請求項3に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記購入端末(10)を前記受注処理端
    末(20)に直接装着して、前記メモリ部(11)の内
    容を前記データ読取り部(21)に入力し、または、該
    メモリ部の内容を一旦携帯形の外部記憶媒体(19)に
    写し換え、該携帯形の外部記憶媒体の内容を該データ読
    取り部に入力する請求項3に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記購入端末(10)にパスワード情報
    を持たせ、前記受注処理端末(20)は、パスワードの
    一致が取れた該購入端末のみを受け入れ可能とする請求
    項3に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記購入端末(10)内の前記メモリ部
    (11)と、前記受注処理端末(20)内の前記データ
    読取り部(21)とを通信手段(40)を介して接続す
    る請求項3に記載のシステム。
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